JPH0538614A - 金属帯のサイドトリミング方法及び装置 - Google Patents

金属帯のサイドトリミング方法及び装置

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JPH0538614A
JPH0538614A JP21038291A JP21038291A JPH0538614A JP H0538614 A JPH0538614 A JP H0538614A JP 21038291 A JP21038291 A JP 21038291A JP 21038291 A JP21038291 A JP 21038291A JP H0538614 A JPH0538614 A JP H0538614A
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JP
Japan
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metal strip
side trimming
roll
trimming device
deflector
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JP21038291A
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English (en)
Inventor
Nobukazu Tsukuda
宣和 佃
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面に掻き疵等の表面欠陥や板折れを発生さ
せることなく且つ板厚が0.5mm以下であって板幅が1000m
m以上であるような金属帯であっても安定した状態で精
度良く均一な板幅にサイドトリミングする。 【構成】 一方の面を第1デフレクタロール2に沿わせ
て曲げた後に他方の面を第2デフレクタロール3に沿わ
せて曲げた所定の張力を付与された状態にある金属帯9
をサイドトリミング装置1の丸刃1ba,1bbでサイドトリ
ミングした後に出側デフレクタロール5,6又はピンチ
ロール7を経て通板するサイドトリミングするに際し、
サイドトリマー1と第2デフレクタロール3との間のサ
イドトリマー1の近傍に金属帯9の第2デフレクタロー
ル3と接触した面と反対側の面に少なくとも接触するサ
ポートロール4を設けてサイドトリミングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯表面に掻き疵等
の表面欠陥,板折れやしわなどの欠陥を発生させること
なく、板厚が薄口化し板幅が広幅化するほど困難さを増
す金属帯(以下、広幅薄金属帯と言うことがある)にお
いても、安定した状態で精度良く均一な板幅にサイドト
リミングすることのできる金属帯のサイドトリミング方
法及びこの方法を実施するのに好適な装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】金属帯を目標板幅にしたりその両側端部
(両サイド)の不良部を除去したりするためにサイドト
リミング(耳切り)するには、通常金属帯の種々の通板
加工処理ラインに設置されているサイドトリミング装置
の上下の軸の両側の所定位置にそれぞれ一対の丸刃を上
下の丸刃間に適当なギャップ(水平方向の刃先間隔)を
持たせて固定し(このとき上下の丸刃間には適当な上下
方向のラップが形成される)、このように固定された上
下の丸刃間に金属帯を通板して金属帯の両側端部を連続
的に切除して目標とする板幅を有する金属帯としていた
のである。
【0003】このサイドトリミング装置における丸刃
は、金属帯の両側端部を連続的に除去しながら使用して
いくうちに、刃先が鈍化し場合によっては刃欠けが生じ
て切除異常や切除不良になるので、適宜研磨等により手
入れを施しては繰返し使用していくので、新品最大径か
ら装置仕様上で使用不能に至る最小径までの径変化を生
じ、その有効径分だけ使用し切ったら廃却していた。従
って、金属帯を通板しサイドトリミングする装置には、
通板する金属帯の板厚に応じ然も良好に金属帯の両側端
部を切除するために適切な一対の上下丸刃間のラップの
設定及び調整が必要であり、かかる丸刃の径変化が生じ
てもこのラップ設定が適切に行えるように、丸刃による
金属帯のサイドトリミングレベル(装置内を通板し切除
される金属帯の上下方向の通板位置,通板レベル)が常
時不変に設計されているタイプのものと、下丸刃が装置
内の定位置に配置され上下丸刃の径変化に従って上丸刃
が昇降するように構成されていて金属帯のサイドトリミ
ングレベルが変化するように設計されているタイプのも
の(このタイプのものが比較的多く、この逆に昇降する
ように構成されているものもある)がある。前者は金属
帯のサイドトリミングレベルの常時不変タイプのもので
あるから、丸刃の径変化に従って上下の丸刃がそれぞれ
昇降して適切なラップ設定が行われる複雑な構造に構成
されている。
【0004】更にサイドトリミング装置としては、装置
内に通板され丸刃により両側端部の切除される金属帯に
対して、ライン通板中に金属帯自身の自重などにより発
生する張力或いはライン内に案内通板し巻き取るために
最低限必要な張力(例えば5N/mm2程度)が付与され
ているが、サイドトリミングする上では無張力と思しき
状態にある金属帯をサイドトリミングするように構成さ
れている場合と、切除される金属帯の材質,切除後の品
質上の理由とか、ライン内に組込まれた装置の前後の諸
事情から、予め所定張力(例えば5N/mm2以上〜200N
/mm2)の付与されている状態にある金属帯をサイドト
リミングするように構成されている場合とがある。
【0005】しかしながら、このようにしてかかるサイ
ドトリミング装置を用いて金属帯のサイドトリミングを
行う場合には、装置の入側近傍から両サイドに配置され
る一対の丸刃の間にある金属帯は、自重によりたわんだ
状態になり、その上金属帯にその通板方向に或る程度の
張力が付与さたりすると、その張力に起因して生じる歪
にポアソン比を乗じた歪を発生させる力が金属帯の板幅
方向にも作用するため、特にサイドトリミングされる金
属帯が広幅薄金属帯である場合には両サイドの丸刃間に
位置する金属帯が最後に接触したロールとの接触面側を
内側にした樋状に余計にたわんだ状態となって金属帯の
板幅精度が一層悪化することが多いので、従来より図4
に示す如き装置が利用されていた。
【0006】すなわち、各丸刃1ba,1bbがそれぞれ両側
からその表面にウレタンゴムなどの弾性体をライニング
されているリング1aで挟持されているサイドトリミング
装置1を金属帯9の通板位置に配置して各リング1aで金
属帯9の両側端部の所定のトリム位置に対応させた位置
の両側端部を挟持し、更に両側のリング1a間で金属帯9
の両面を表面が化学繊維等の素材を用いたフェルト状パ
ット8aで構成されている押え板8で挟持して、金属帯9
のたわみを防止しながらサイドトリミングすることによ
って金属帯9を拘束し安定した状態で通板させてサイド
トリミング後の金属帯9の板幅精度を向上させていたの
であった。
【0007】しかしながら前述の如き装置によりサイド
トリミングを行うと、金属帯9は押え板8で挟持されて
いる中央部でフェルト状パット8a上を摺動するように通
板されるため、押え板8のフェルト状パット8aに付着し
た金属粉や金属片などにより金属帯9の表面に掻き疵等
の表面欠陥が生じる欠点があり、更に金属帯9の板幅を
変更するときには変更された両側のリング1a間の間隔に
合致した幅を有する押え板8をその都度組み替えなけえ
ればならないので種々の幅の押え板8を準備しておかな
ければならないため不経済であるばかりでなくこの組替
え作業に手間と時間を要し作業性や安全性が悪いという
欠点があった。更にこのように両側のリング1a間で金属
帯9を押え板8で挟持していても、金属帯9が特に広幅
薄金属帯であって更に形状不良や板厚変動が大きい状態
にある場合とかこれに金属帯に付与される張力変動が大
きく加わった場合には、押え板8による金属帯9の挟持
の程度によっては金属帯9が蛇行通板し両側のリング1a
間で板逃げが発生してねじれて切断されたり、金属帯9
にシワや板折れが発生したり、絞り込んだりすることも
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の欠点を解消して、種々の材質,板厚及び板幅の金属
帯に対してもシワや板折れやたわみや板逃げを生じさせ
ることなく安定した状態でサイドトリミング装置に通板
させてサイドトリミングされた金属帯の板幅精度を向上
させることができ、特に広幅薄金属帯や形状等の悪い金
属帯でも精度良く且つ高速にサイドトリミングすること
ができると共に、金属帯の表面品質を低下させることな
く金属帯をサイドトリミングすることができる金属帯の
サイドトリミング方法及びこの方法を実施するに好適な
装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる課題を
解決すべく鋭意検討した結果、取り分けサイドトリミン
グ困難な広幅薄金属帯においても種々の欠点を解消し問
題なくサイドトリミングできるようにするために、サイ
ドトリミング装置に通板する金属帯に予め所定の張力を
付与している状態でサイドトリミングを行う方法を採択
し、サイドトリミング装置の両側に配置される一対の丸
刃の間に位置で発生する金属帯のたわみを確実に防止す
るために金属帯の通板方向におけるサイドトリミング装
置の入側と出側にそれぞれデフレクタロールを配し、張
力の付与された金属帯をこれらデフレクタロールを経て
通板することによって金属帯の幅方向に拘束力を付与し
た状態にしておいて、更にこの金属帯の幅方向の拘束力
によって生じる金属帯のたわみをサイドトリミング装置
の入側の近傍位置に配設したサポートロールで拘束すれ
ば良いことを究明して本発明を完成したのである。
【0010】以下、図面により本発明に係る金属帯のサ
イドトリミング方法及びこの方法を実施するのに好適な
本発明に係る金属帯のサイドトリミング装置について詳
細に説明する。図1は本発明に係る金属帯のサイドトリ
ミング装置の1実施例により本発明方法を実施している
状態を示す正面説明図、図2は図1における金属帯のサ
イドトリミング装置の入側部分を示す斜視図、図3は本
発明に係る金属帯のサイドトリミング装置の他の実施例
により本発明方法を実施している状態を示す正面説明図
である。
【0011】本発明方法を実施するには、従来用いてい
た図4に示す押え板8を組込んだサイドトリミング装置
を使用せずに、その代わりに図1〜図3の説明図及び斜
視図に示すように構成される装置を用いて実施するので
あるが、そのうちのサイドトリミング装置自体として
は、基本的には押え板8が存在しない以外は図4に図示
し前記説明した装置と同一に構造の装置を用いて何ら不
都合はないし、前述の如き丸刃による金属帯のサイドト
リミングレベルが常時不変のタイプのもの及び変化する
タイプのものの何れのタイプのものを用いても良いので
ある。しかし、どちらのタイプのものを用いるかによっ
て、以下に説明するように発明方法及び装置の構成が変
わるのである。そして、従来においてサイドトリミング
困難な広幅薄金属帯(例えば板厚が0.5mm以下であって
板幅が1000mm以上であるような金属帯),形状不良等々
の広幅薄金属帯を従来の諸々の欠点を解消し何ら問題な
く通板しサイドトリミングするためには、金属帯に任意
の張力発生機構により発生させた張力、即ち実質的な所
定張力を付与しなければならない。またその所定張力を
通板する金属帯に応じて通板中に調整できることが好ま
しいのである。このように金属帯に付与する張力の発生
機構としては、一般に用いられているもので良く、例え
ばテンションブライドルロールやテンションリールやピ
ンチロールやこれらを組合せたもので良く、それぞれに
付随する調整可能な制御機構を備えたものを適宜用いれ
ばよいのである。
【0012】そこで、図1及び図2に示す如く、ライン
のサイドトリミング装置1の入側前方及び出側後方にお
いて任意の張力発生機構(図なし)によって発生された
所定張力の付与されている状態で連続的に通板する金属
帯9の両側端部をサイドトリミングするには、それぞれ
両側からその表面にウレタンゴムなどの弾性体をライニ
ングされているリング1aで挟持されているサイドトリミ
ング装置1の一対の各丸刃1ba,1bbをそれぞれサイドト
リミングすべき金属帯9の両側端部の所定のトリム位置
に対応して配置し、各丸刃1ba,1bbに備えられたリング
1aで金属帯9の両側端部の所定のトリム位置に対応させ
た位置の両側を挟持しながら各丸刃1ba,1bbにより金属
帯9の両側端部を切除するのである。
【0013】このサイドトリミング装置1の入側には、
所定の張力の付与された状態にある金属帯9の一方の面
をその外周面に沿って曲げる第1デフレクタロール2及
びこの第1デフレクタロール2に沿って曲げられる金属
帯9の他方の面を曲げるための第2デフレクタロール3
が配設されている。そしてこの第2デフレクタロール3
は、サイドトリミング装置1の近傍に配設されているこ
とが通板する金属帯9に幅方向への拘束力を効果的に付
与することができるので好ましいが、後述する理由によ
りサイドトリミング装置1の近傍に配設できない場合が
多い。これらのデフレクタロール2及び3は、金属帯9
を所定の方向に場合によって所定量だけ沿わせて曲げる
フリーロールであってもよいが、金属帯9の通板速度と
同調回転するように補助駆動装置を備えたロールであっ
てもかまわない。この第1及び第2デフレクタロール2
及び3がフリーロールである場合には、金属帯9の通板
速度と同調して回転して金属帯9の表面に掻き疵等の表
面欠陥を生じさせないようにその負荷の慣性モーメント
(GD2)が適切な値となるようにロール径及びロール
内部構造やその表面性状等を適宜設定する。
【0014】前記第2デフレクタロール3とサイドトリ
ミング装置1との間のサイドトリミング装置1の近傍位
置には、表面にウレタンゴム等のライニングされている
フラットなサポートロール4が金属帯9の第2デフレク
タロール3と接触した面と反対側の面に金属帯9の全幅
に亘って若干押圧気味に少なくとも接触するように配設
される。このサポートロール4はフリーロールでも金属
帯9の通板速度と同調して回転するように補助駆動装置
を備えたロールでも良く、更に金属帯9への接触状態を
調整できるように昇降手段が設けられていることが好ま
しい。この昇降手段としては様々な手段があるが、精度
良く制御且つ調整できるので手動又は電導によるウォー
ムジャッキ方式が好ましい。また、このサポートロール
4は第2デフレクタロール3に接触して幅方向へ拘束さ
れて曲げられたことによって第2デフレクタロール3と
接触した面を内側にして樋状に金属帯9がたわむことを
確実に防止する役目をなすものであるから、金属帯9の
板厚及び板幅,形状,材質(耐力,硬度等)等に対応し
て金属帯9との接触状態を設定且つ調節できることが好
ましく、例えば金属帯9が広幅薄金属帯であったり,形
状等が悪化していたり,高耐力で硬質であったりして不
安定な状態で通板される場合には金属帯9の表面をやや
押圧した状態に調節し、幅方向への拘束力を増加せしめ
ることが好ましい。
【0015】ここで注意しなければならないことは、サ
ポートロール4の金属帯9への接触を必要以上に大きく
して金属帯9を強く押圧すると金属帯9のサポートロー
ル4と接触した面を内側に樋状に金属帯9がたわむ現象
が発生してしまうので、金属帯9の寸法,形状,材質等
に対応させてサポートロール4の金属帯9への接触状態
を前記昇降手段によって適当に設定し且つ調節する。金
属帯9へのサポートロール4の接触状態は、例えば板厚
0.5mm以下であって板幅1000mm〜1600mmである金属帯9
のサポートロール4への接触巻付き角度が0度〜10度程
度の範囲であれば、所望の効果を奏することが本発明者
によって確認されている。またこのサポートロール4
は、第2デフレクタロール3とサイドトリミング装置1
との間のサイドトリミング装置1の近傍に設置されるの
であり、また金属帯9にスリップ疵を生じさせないよう
にするために金属帯9の表面にやや押圧した状態に少な
くとも接触した状態に耐え得る強度及び耐摩耗性やその
負荷の慣性モーメント(GD2)が適切な値となるよう
にロール径及びロール内部構造やその表面性状等を適宜
設定すれば良い。
【0016】サイドトリミング装置1の出側には、金属
帯9を拘束する出側デフレクタロール5,6又は一対の
ロール7a,7bから成るピンチロール7が配設されてお
り、出側デフレクタロール5,6又はピンチロール7は
サイドトリミング装置1に極力近い位置に配設すること
が通板する金属帯9に幅方向への拘束力を効果的に付与
することができるので好ましい。
【0017】このようなデフレクタロール2,3及び
5,6を経て通板することによって金属帯9の幅方向へ
の拘束力を付与する方法においては、デフレクタロール
3又は5からサイドトリミング装置1の距離が短いほど
サイドトリミング装置1を通板する金属帯9の幅方向へ
の拘束力を効果的に付与することができるのであるが、
金属帯9に付与する張力を調整するためにデフレクタロ
ール2,3及びデフレクタロール5,6に付帯装置が設
けられていたり,またサイドトリミング装置1自体に駆
動装置等が設けられていたり,何よりも丸刃の交換を行
える空間が設けられていたりするので、デフレクタロー
ル3又は5からサイドトリミング装置1迄の距離を短く
するのには限界があり、金属帯9の板幅が広くなればな
る程、板厚が薄くなればなる程金属帯9の幅方向の剛性
が低くなって図4に一点鎖線で示す如く金属帯9が樋状
にたわんだり振れたり蛇行したりして不安定な状態で通
板されてサイドトリミングされた金属帯9の板幅精度が
悪化し、また金属帯9の形状が悪い場合や張力が急激に
変動した場合等にはたわみや振れや蛇行が生じ易いので
所定の板幅にサイドトリミングできずに金属帯9の板幅
精度が悪化したり最悪の場合には曲って切除されたりサ
イドトリミングすることができない状態が生じるのであ
る。
【0018】従って、本発明方法を実施する上で、デフ
レクタロール3又は5からサイドトリミング装置1迄の
距離を極力短く設定することが重要であるが、前記限界
理由で短く設定することが困難なので、この距離の間に
前述のサポートロール4を配設し、このロール4による
金属帯9の幅方向への拘束力の増加作用によって不安定
な通板状態や不良な状態を解消するのである。
【0019】さて、以上に説明した本発明方法及びこれ
に関連する装置に関する説明内容は、サイドトリミング
装置1自体として前述の如き各丸刃1ba,1bbによる金属
帯9のサイドトリミングレベルが常時不変のタイプのも
の及び変化するタイプのものの両者に通用し適用できる
のであるが、以下に後者の変化するタイプのものを用い
て通用し適用できる場合に限って重複説明を省略しなが
ら説明して行く。同じ図1〜図2を用いて説明する。ラ
イン内の定位置に配置されたサイドトリミング装置1内
の定位置に下丸刃1bbが配設される。前述の如く、この
下丸刃1bbだけでなく上丸刃1baも手入れしては繰り返し
使用されるので、新品から廃却まで径が変化する。この
ような径変化のために、定位置にある下丸刃1bbに対し
て上丸刃1baを垂直に昇降させて適切なラップ設定を行
いながらサイドトリミングを行うのである。
【0020】従って、サイドトリミング装置1に通板す
る金属帯9は、この上丸刃1baの垂直昇降に追従して垂
直方向に昇降(移動)せねばならないのである。即ち、
サイドトリミング装置1内の金属帯9のサイドトリミン
グレベルを昇降(移動)せねばならないのである。更
に、張力の付与された状態にある金属帯9をサイドトリ
ミングする本発明方法にあっては、このように昇降させ
て変化する金属帯9のサイドトリミングレベルに常に合
致させながら、サイドトリミング装置1に通板する金属
帯9を水平又はほぼ水平に維持する必要がある。即ちこ
のサイドトリミング装置1の入側から出側まで金属帯9
が水平はほぼ水平な状態に通板することが必要である。
これは、このサイドトリミング装置1に対して上下斜め
方向に角度を持って特に張力の付与されている金属帯9
が入出し通板されると、金属帯9が丸刃1ba,1bb及びリ
ング1aに或る量だけ巻き付く状態になり、リング1aの損
耗が大きくなるだけでなく、両側端部の切除された金属
帯9の表面に丸刃1ba,1bbやその刃先による押圧模様や
折れ疵が発生するからである。
【0021】そこでこのようなサイドトリミング装置1
を用いた場合には、ライン内の定位置に配置されたサイ
ドトリミング装置1に対して連続的に通板する金属帯9
の入側と出側の所定位置にそれぞれ配設された第1デフ
レクタロール2と出側デフレクタロール6とが各所定位
置で回転し、一方この両デフレクタロール2,6よりそ
れぞれサイドトリミング装置1寄りに配設される第2デ
フレクタロール3と出側デフレクタロール5とがこのサ
イドトリミング装置1内の一対の丸刃1ba,1bbの径変化
に従って変化する金属帯9のサイドトリミングレベルに
追従可能に昇降し且つ回転して、更にこのサイドトリミ
ング装置1の入側近傍に配置したサポートロール4がそ
のロール表面で通板する金属帯9を若干押圧し少なくと
も接触できるように昇降し且つ回転するように構成し
て、各ロールを順次経て金属帯9を通板しながら、この
サイドトリミング装置1でサイドトリミングすることが
できる。
【0022】この場合、第2デフレクタロール3と出側
デフレクタロール5とが、丸刃1ba,1bbの径変化に従っ
て変化する金属帯9のサイドトリミングレベルに追従可
能に尚且つ通板する金属帯9に対応して両デフレクタロ
ール3,5に沿わせて曲げて巻き付ける量(金属帯9の
巻付け量又はその巻付け角度)をも合わせて微調整可能
なように昇降し且つ回転するようにしておくことが望ま
しい。また図3に示す如く、通板する金属帯9に対し
て、図1に図示されている各ロール2,3,4,5及び
6の配設位置を反対側に配設することも可能であり、サ
イドトリミング装置1でサイドトリミングし終えた金属
帯9を通板する出側デフレクタロール5,6の代わりに
金属帯9の幅方向への拘束力は若干弱まるけれどもピン
チロール7を用い、その一対のロール7a,7bを昇降し且
つ回転させることも望ましい。前記各デフレクタロール
5,6の昇降手段としては、前記サポートロール4の昇
降手段で説明したのと同様に、ウォームジャッキ方式が
望ましい。
【0023】
【作用】本発明方法は、前述の如く構成されている本発
明装置を利用して、一方の面を第1デフレクタロール2
に沿わせて曲げてから他方の面を第2デフレクタロール
3に沿わせて曲げた所定の張力を付与された状態にある
金属帯9を、第2デフレクタロール3とサイドトリミン
グ装置1との間のサイドトリミング装置1の近傍に第2
デフレクタロール3と接触した面と反対側の面にサポー
トロール4の全幅を少なくとも接触せしめた状態を経
て、サイドトリミング装置1に通板する。そして、サイ
ドトリミング装置1でサイドトリミングし終えた金属帯
9を出側デフレクタロール5,6に通板するのである。
この通板に先立って、手入れ済みで各径が既知の丸刃1b
a,1bbを組替えするので、サイドトリミング装置1内に
おける金属帯9のサイドトリミングレベルが決定し設定
される。この設定されたサイドトリミングレベルに合致
するように、第2デフレクタロール3と出側デフレクタ
ロール5又はこのロール5の代わりのピンチロール7を
それぞれの昇降手段で昇降させてセットする。またこれ
らのセットに付随し目的を達成するように、サポートロ
ール4を昇降手段で調整しセットして、金属帯9を連続
的に通板するのである。このサポートロール4の調整は
通常通板中には行われず、通板中の金属帯9に応じて金
属帯9に付与されている張力を調整することが行われる
のである。
【0024】また本発明方法は、サイドトリミング装置
1に通板する金属帯9に所定の張力が付与された状態で
サイドトリミングを行う場合であれば、どこでも実施す
ることができると共に、この金属帯9の通板方向Aが図
1〜図3に図示し以上に説明してきたような水平方向の
みに限らず、鉛直方向に通板しても何ら差支えないので
ある。いずれにしても、張力を付与された金属帯9がサ
イドトリミング装置1に通板されるときに、第2デフレ
クタロール3を経た金属帯9が張力を付与されているこ
とに起因して第2デフレクタロール3に沿わせた金属帯
9の面を内側にして樋状にたわむことを、金属帯9の第
2デフレクタロール3に沿わせる面と反対側の面にサポ
ートロール4を少なくとも接触させることにより金属帯
9の幅方向への拘束力をより増加する主作用によって防
止することができるのである。
【0025】
【実施例】305mmの直径を有する丸刃1baと1bbとが組込
まれたサイドトリミング装置1の入側にそれぞれ表面に
ウレタンゴムがライニングされている直径200mmの第1
及び第2デフレクタロール2,3を第2デフレクタロー
ル3がサイドトリミング装置1から700mmの位置に位置
するように、またサイドトリミング装置1の出側にそれ
ぞれ表面にウレタンゴムライニングされている直径200m
mの出側デフレクタロール5,6をサイドトリミング装
置1から900mmの位置に位置するようにそれぞれ配設
し、且つサイドトリミング装置1の入側でサイドトリミ
ング装置1から300mmの位置に表面にウレタンゴムがラ
イニングされている直径120mmのサポートロール4を設
置して、板厚が0.2mmで板幅が1555mmであるSUS30
4の広幅極薄ステンレス鋼帯を100N/mm2の張力を付与
しながら下面が第1デフレクタロール2にまた上面が第
2デフレクタロール3に沿って曲げられるようにしてほ
ぼ水平に通板すると共に下面にサポートロール4を巻付
き角が5度となる状態に押圧しながら(1524+5)〜(1524-
0)mmの幅にサイドトリミングを行った結果、上記サポー
トロール4を使用しない場合には第2デフレクタロール
3とサイドトリミング装置1との間においてステンレス
鋼帯が第2デフレクタロール3と接触した面を内側にす
る樋状にたわんで1530〜1542mmの幅にしかサイドトリミ
ングできなかったのが、サポートロール4を使用したこ
とによってステンレス鋼帯が振動したり蛇行することも
なく平板状の安定した状態でサイドトリミング装置1に
通板されて掻き疵等の表面欠陥を生じることなく均一な
所望の1525〜1527mmの幅にサイドトリミングをすること
ができた。
【0026】また前記した方法と同様にして金属帯9の
通板条件を、板厚が0.5mm〜0.1mm,板幅が1000mm〜1600
mmである種々のSUS304の広薄薄ステンレス鋼帯を
通板方向Aに付与する張力が20N/mm2〜100N/mm2
範囲(平均40N/mm2程度)、及びサポートロール4へ
の金属帯9の巻付き角が0度〜10度の範囲として前記し
たサイドトリミング装置に通板してサイドトリミングを
行った結果も前記と同様に掻き疵等の表面欠陥を生じる
ことなく均一な所望の板幅にサイドトリミングをするこ
とができた。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係るサイドト
リミング方法及びこの方法を実施するのに好適な装置
は、サイドトリミング装置の入側で第1及び第2デフレ
クタロールにより金属帯をそれぞれ逆方向に曲げると共
に金属帯の第2デフレクタロールと接触した面と反対側
の面にサポートロールを少なくとも当接させるだけで金
属帯のたわみを防止して振動も蛇行もなく安定した状態
でサイドトリミング装置に通板することができるので以
下に列挙する如く種々の効果を奏するものであり、その
工業的価値は非常に大きいものである。
【0028】 金属帯の表面を摺動するような部材が
ないのでサイドトリミングされた金属帯に掻き疵が生じ
ることが無く、表面品質の優れた製品を生産性良く製造
することができる。 押え板を使用しないので経済的であるばかりか、板
幅の変更時に組替える部材が無く、ラインの稼働率,作
業性や安全性が向上する。 張力の付与された状態にある金属帯のサイドトリミ
ングを行う場合はどこでも実施することができ、然も水
平方向のみならず鉛直方向に通板される金属帯であって
も対応することができ、またサイドトリミングすべき金
属帯が広幅薄金属帯であったり又は形状等が悪化してい
たりしても、たわみの防止された安定した状態で金属帯
をサイドトリミング装置に通板することができるので、
板幅精度に優れた製品を製造することができる。 従来の金属帯に張力を付与しながらサイドトリミン
グしていた装置に、デフレクタロールやサポートロール
を設置するだけで前記効果を奏することができるので、
簡単且つ経済的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金属帯のサイドトリミング装置の
1実施例により本発明方法を実施している状態を示す正
面説明図である。
【図2】図1における金属帯のサイドトリミング装置の
入側部分を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る金属帯のサイドトリミング装置の
他の実施例により本発明方法を実施している状態を示す
正面説明図である。
【図4】サイドトリミング装置の間に押え板を配してサ
イドトリミングしている従来方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 サイドトリミング装置 1a リング 1ba 上丸刃 1bb 下丸刃 2 第1デフレクタロール 3 第2デフレクタロール 4 サポートロール 5,6 出側デフレクタロール 7 ピンチロール 7a,7b ピンチロールのロール 8 押え板 8a フェルト状パッド 9 金属帯 A 金属帯の通板方向

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め所定張力の付与されている状態で連
    続的に通板する金属帯(8)の両側端部を、それぞれ一対
    の丸刃(1ba,1bb)を有するサイドトリミング装置(1)で
    サイドトリミングする方法であって、一方の面を第1デ
    フレクタロール(2)に沿わせて曲げた後に他方の面を第
    2デフレクタロール(3)に沿わせて曲げて張力の付与さ
    れた状態にある金属帯(9)をサイドトリミング装置(1)
    でサイドトリミングするに際し、当該金属帯(9)の第2
    デフレクタロール(3)と接触した面と反対側の面を、第
    2デフレクタロール(3)とサイドトリミング装置(1)と
    の間のサイドトリミング装置(1)の近傍に配置したサポ
    ートロール(4)の表面で若干押圧し少なくとも接触させ
    つつサイドトリミングし、次いでサイドトリミングし終
    えた金属帯(9)を出側デフレクタロール(5,6)又はピ
    ンチロール(7)を経て通板させることを特徴とする金属
    帯のサイドトリミング方法。
  2. 【請求項2】 定位置に配置されたサイドトリミング装
    置(1)に対して、連続的に通板する金属帯(9)の入側と
    出側との所定位置にそれぞれ配置された第1デフレクタ
    ロール(2)と出側デフレクタロール(6)とが各所定位置
    で回転し、一方両デフレクタロール(2,6)よりそれぞ
    れサイドトリミング装置(1)寄りに配置される第2デフ
    レクタロール(3)と出側デフレクタロール(5)とがサイ
    ドトリミング装置(1)内の一対の丸刃(1ba,1bb)の径変
    化に従って変化する金属帯(9)のサイドトリミングレベ
    ルに追従可能に昇降し且つ回転して、更にサイドトリミ
    ング装置(1)の入側近傍に配置したサポートロール(4)
    がそのロール表面で通板中の金属帯(9)の表面を若干押
    圧し少なくとも接触できるように昇降し且つ回転して、
    各ロールを経て金属帯(9)を通板しながらサイドトリミ
    ング装置(1)でサイドトリミングする請求項1に記載の
    金属帯のサイドトリミング方法。
  3. 【請求項3】 第2デフレクタロール(3)と出側デフレ
    クタロール(5)とが、定位置に配置されたサイドトリミ
    ング装置(1)における一対の丸刃(1ba,1bb)の径変化に
    従って変化する金属帯(9)のサイドトリミングレベルに
    追従可能に尚且つ通板する金属帯(9)に応じて両デフレ
    クタロール(3,5)に沿わせて曲げて巻き付ける量(金
    属帯の巻付け量又はその巻付け角度)をも合わせて微調
    整可能なように昇降し且つ回転し、更にサイドトリミン
    グ装置(1)の入側近傍に配置したサポートロール(4)が
    そのロール表面で通板中の金属帯(9)の表面を若干押圧
    し少なくとも接触できるように昇降し且つ回転して、各
    ロールを経て金属帯(9)を通板しながらサイドトリミン
    グ装置(1)でサイドトリミングする請求項1又は2に記
    載の金属帯のサイドトリミング方法。
  4. 【請求項4】 サイドトリミング装置(1)でサイドトリ
    ミングし終えた金属帯(9)を通板する出側デフレクタロ
    ール(5,6)の代わりにピンチロール(7)を使用する場
    合に、一対のピンチロール(7a,7b)が昇降し且つ回転す
    る請求項1から3の何れか1項に記載の金属帯のサイド
    トリミング方法。
  5. 【請求項5】 予め所定張力の付与されている状態で連
    続的に通板する金属帯(9)に応じて通板中にその付与張
    力を調整する請求項1から4の何れか1項に記載の金属
    帯のサイドトリミング方法。
  6. 【請求項6】 サイドトリミング装置(1)でサイドトリ
    ミングする金属帯(9)に予め所定張力の付与し尚且つそ
    の金属帯(9)に応じて通板中にその付与張力を調整でき
    る張力発生機構を装備していて、サイドトリミング装置
    (1)の入側に張力を付与されている状態で通板される金
    属帯(9)の一方の面をロール外周面に沿って曲げる第1
    デフレクタロール(2)と金属帯(9)の他方の面をロール
    外周面に沿って曲げる第2デフレクタロール(3)とが配
    設されていると共に、第2デフレクタロール(3)とサイ
    ドトリミング装置(1)との間のサイドトリミング装置
    (1)の近傍に第2デフレクタロール(3)と接触した面と
    反対側の面をロール表面で若干押圧し少なくとも接触す
    るサポートロール(4)が金属帯(9)への接触状態を調整
    できる昇降手段を備えて設けられており、またサイドト
    リミング装置(1)の出側にサイドトリミングし終えた金
    属帯(9)を通板する出側デフレクタロール(5,6)又は
    ピンチロール(7)が配設されていることを特徴とする金
    属帯のサイドトリミング装置。
  7. 【請求項7】 第2デフレクタロール(3)と出側デフレ
    クタロール(5)とが、定位置に配置されたサイドトリミ
    ング装置(1)における1対の丸刃(1ba,1bb)の径変化に
    従って変化する金属帯(9)のサイドトリミングレベルに
    追従可能に昇降手段を備えている請求項6に記載の金属
    帯のサイドトリミング装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108838458A (zh) * 2018-06-27 2018-11-20 吴江市通号线缆有限公司 一种钢带的侧边切除装置及铁路信号电缆的生产***
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