JPH0538352A - マツサージ機 - Google Patents

マツサージ機

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Publication number
JPH0538352A
JPH0538352A JP19793691A JP19793691A JPH0538352A JP H0538352 A JPH0538352 A JP H0538352A JP 19793691 A JP19793691 A JP 19793691A JP 19793691 A JP19793691 A JP 19793691A JP H0538352 A JPH0538352 A JP H0538352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
shaft
swing
worm gear
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19793691A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Teranishi
明彦 寺西
Katsumi Hayakawa
勝美 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teranishi Electric Works Ltd
Original Assignee
Teranishi Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teranishi Electric Works Ltd filed Critical Teranishi Electric Works Ltd
Priority to JP19793691A priority Critical patent/JPH0538352A/ja
Publication of JPH0538352A publication Critical patent/JPH0538352A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】スリップを生じることなく正常に揉み、叩き運
動を行なう。 【構成】主軸6に設けた第1偏芯カム10,12に、偏
芯かつ傾斜した第1カム部22,24を形成し、第1カ
ム部22,24に回転自在に挿着した支持部材34,3
6に施療子42,44を配置した。また、主軸6と平行
な揺動用軸64に、偏芯した第2偏芯カム76,78を
設け、支持部材34,36を第2偏芯カム76,78の
回転により揺動駆動可能に配置した。更に、主軸6に直
交し、駆動源1により回動駆動される駆動軸4の回動
を、主軸6に伝達する主軸用伝達機構140と、揺動用
軸64に伝達する揺動用伝達機構150とを備え、両伝
達機構が、ウォームギヤ5,144と、ホィールギヤ
8,148とを備えると共に、少なくとも両伝達機構の
一方が、一方向回転を伝達するクラッチ機構138,1
46を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揉みと叩きとを行うこ
とができる施療子を有するマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、揉みと叩きとを行うことがで
きるマッサージ機として、実公昭55−30488及び
特公平2−49741が知られている。これらのマッサ
ージ機は、揉みと叩きとの両方のマッサージを同時に行
うことができるように、施療子に、偏芯カムの回転によ
る揉み運動と、施療子が配置されたアームあるいは取付
杆を偏芯カムに回動可能に支承し、このアームあるいは
取付杆の揺動による叩き運動とを、同時に行わせるよう
に構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のマッサージ機では、モータの回転を偏芯カムに
ベルトを介して伝達したり、あるいはベルトを介して伝
達されたモータの回転を、アームあるいは取付杆の揺動
運動に変換していた。従って、施療子に比較的大きな負
荷が加わると、ベルトとプーリとの間でスリップが生じ
てしまい、施療子が正常に揉み運動あるいは叩き運動を
行わなくなってしまうという問題があった。
【0004】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、スリップを生じることなく正常に揉み運
動、叩き運動を行なうことができるマッサージ機を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、回動可能に支承された主軸に取り付け
られた2個の第1偏芯カムに、前記主軸に対して偏芯か
つ傾斜した第1カム部をそれぞれ形成すると共に、該第
1カム部にそれぞれ回転自在に挿着した支持部材に施療
子をそれぞれ配置し、また、前記主軸と平行に回動可能
に支承された揺動用軸に、該揺動用軸に対して偏芯した
第2偏芯カムを設けると共に、前記両支持部材を前記第
2偏芯カムの回転により前記第1カム部を中心に揺動駆
動可能に配置し、更に、前記主軸に直交し、駆動源によ
り回動駆動される駆動軸の回動を、前記主軸に伝達する
主軸用伝達機構と、前記揺動用軸に伝達する揺動用伝達
機構とを備え、かつ、前記両伝達機構が、それぞれ前記
駆動軸に設けられたウォームギヤと、該ウォームギヤに
歯合したホィールギヤとを備えると共に、少なくとも前
記両伝達機構の一方が、前記駆動軸の一方向の回転のみ
を伝達するクラッチ機構を備えたことを特徴とするマッ
サージ機の構成がそれである。
【0006】
【作用】前記構成を有するマッサージ機は、駆動源によ
り駆動軸が回動駆動されると、クラッチ機構が、駆動源
の回転方向に応じて選択的に駆動軸の回動を主軸あるい
は揺動用軸に伝達する。そして、主軸が選択されると、
主軸用伝達機構が、駆動軸の回転をウォームギヤ、ホィ
ールギヤを介して主軸に伝達し、主軸と共に第1偏芯カ
ムが主軸の廻りに回転される。この回転する第1偏芯カ
ムの第1カム部により、支持部材が、主軸の廻りを偏芯
かつ傾斜した状態で回転し、施療子が、揉み運動を行
う。
【0007】また、揺動用軸が選択されると、揺動用伝
達機構が、駆動軸の回転をウォームギヤ、ホィールギヤ
を介して揺動用軸に伝達し、揺動用軸と共に第2偏芯カ
ムが回転し、支持部材を第1カム部の廻りに揺動し、施
療子が、叩き運動を行う。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例であるマッサージ機
の展開断面図である。1は電動モータを用いた駆動源
で、駆動源1の回転軸2には、カップリング3により駆
動軸4が連結されている。この駆動軸4には、ウォーム
ギヤ5が設けられており、駆動軸4と直交して、主軸6
が図示しない本体に回動可能に支承されている。この主
軸6のほぼ中央には、ウォームギヤ5に歯合したホィー
ルギヤ8が一体的に取り付けられている。
【0009】また、主軸6には、ホィールギヤ8の両側
に、それぞれ第1偏芯カム10,12が挿着されてい
る。これらの両第1偏芯カム10,12は、主軸6にそ
れぞれキー14,16により結合されて、両第1偏芯カ
ム10,12が、主軸6の軸方向には、摺動可能に、か
つ主軸6と共に回転するようにされている。尚、両キー
14,16は、止め輪18,20により抜け止めがなさ
れている。
【0010】両第1偏芯カム10,12(図3では、一
方の第1偏芯カム10のみを図示する。)には、主軸6
の中心Aから所定量L偏芯し、かつ中心Aに対して所定
角度θ傾斜したカム中心Bを中心とする円筒状の第1カ
ム部22,24が形成されている。また、両第1カム部
22,24の傾斜の方向は、互いに逆方向となるように
構成されている。この両第1カム部22,24には、ベ
アリング26,28がそれぞれ挿着され、止め輪30,
32により抜け止めがされている。
【0011】前記両ベアリング26,28の外周には、
それぞれ支持部材34,36が嵌合されて、第1カム部
22,24に回転自在に支持部材34,36が挿着され
ている。そして、両支持部材34,36には、弾性を有
する取付板38,40が、主軸6と直交する方向に延出
されて、それぞれ取り付けられている。尚、本実施例で
は、この取付板38,40により、ベアリング26,2
8の抜け止めを兼ねている。
【0012】そして、両取付板38,40には、それぞ
れ施療子42,44が取り付けられている。両施療子4
2,44は、同一構成であり、一方の施療子44につい
て、図2に基づいて説明する。この施療子44は、半球
状の2個の揉み玉46,48を備え、両揉み玉46,4
8は、ビス50により取付板40に取り付けられた一対
の係止部材52,54により、軸受け56,58を介し
て、回動自在に支承されている。
【0013】一方、支持部材34,36には、カム中心
Bに向かって延びた支点用溝60,62が形成されてい
る。この支点用溝60,62は、長円形状で、かつ、カ
ム中心B方向に、支持部材34,36を貫通して穿設さ
れている。また、主軸6と平行に、図示しない本体に揺
動用軸64が回動可能に支承されており、揺動用軸64
には、両第1偏芯カム10,12に対応して、それぞれ
第2偏芯カム76,78が設けられている。この両第2
偏芯カム76,78は、揺動用軸64にそれぞれキー8
0,82により結合されて、両第2偏芯カム76,78
が、揺動用軸64の軸方向には、摺動可能に、かつ揺動
用軸64と共に回転するようにされている。尚、本実施
例では、両キー80,82は、180度位相をずらして
揺動用軸64に取り付けられると共に、止め輪84,8
6により抜け止めがなされている。
【0014】両第2偏芯カム76,78には、揺動用軸
64の中心から所定量偏芯した第2カム部88,90が
形成されている。揺動用軸64の中心と、第2カム部8
8,90の中心とは、平行にされている。更に、前記両
第1偏芯カム10,12には、主軸6と同芯の円筒部9
2,94が形成されており、この両円筒部92,94に
は、移動部材96,98が回動可能に挿着されると共
に、止め輪100,102により抜け止めが施されてい
る。この両移動部材96,98の一方の移動部材96に
は、左ねじが形成されたねじ穴104が、主軸6と平行
に設けられており、他方の移動部材98には、右ねじが
形成されたねじ穴106が、主軸6と平行に設けられて
いる。
【0015】一方、主軸6に平行に、図示しない本体
に、ねじ軸108が回動可能に支承されており、ねじ軸
108は、本実施例では、左雄ねじが形成された左ねじ
部110と、右雄ねじが形成された右ねじ部112とを
中央で接続して、形成されている。
【0016】そして、左ねじ部110には、一方の移動
部材96のねじ穴104が、右ねじ部112には、他方
の移動部材98のねじ穴106がそれぞれ螺合されてい
る。また、ねじ軸108の一端には、つまみ114が一
体的に取り付けられている。前記移動部材96,98に
は、円筒部92,94と同芯の円形突部116,118
が形成されており、この両円形突部116,118に
は、それぞれ揺動部材120,122が回動可能に挿着
されている。この両揺動部材120,122には、前記
第2カム部88,90の直径に対応した幅の揺動用溝1
24,126が、それぞれ主軸6に向かって延ばされて
形成されており、この両揺動用溝124,126に、そ
れぞれ前記第2カム部88,90が摺動可能に挿入され
ている。
【0017】更に、揺動部材120,122には、前記
支持部材34,36の支点用溝60,62に向かって、
それぞれ支点ピン128,130が主軸6と平行に立設
されており、この両支点ピン128,130の先端に
は、支点用溝60,62の幅に応じた球状部132,1
34が、それぞれ形成されている。そして、この両球状
部132,134が、支点用溝60,62内に、摺動可
能に挿入されている。
【0018】一方、本実施例では、図4に示すように、
前記ウォームギヤ5は、駆動軸4に、軸受け136を介
して、回動可能に支承されている。そして、駆動軸4
と、ウォームギヤ5との間には、正転方向の回転は伝達
するが逆転方向の回転はフリー状態となるワンウェイク
ラッチを用いた主軸用クラッチ機構138が介装されて
いる。前記、ウォームギヤ5、ホィールギヤ8、軸受け
136、主軸用クラッチ機構138により、主軸用伝達
機構140が構成されており、本実施例では、その減速
比は1/40程度にされている。
【0019】また、駆動軸4には、ウォームギヤ5に連
接してカラー142が挿着されており、このカラー14
2に連接してウォームギヤ144が設けられている。こ
のウォームギヤ144も、駆動軸4に軸受け145を介
して回動可能に支承されており、駆動軸4とウォームギ
ヤ144との間には、逆転方向の回転は伝達するが正転
方向の回転はフリー状態となるワンウェイクラッチを用
いた揺動用クラッチ機構146が介装されている。
【0020】しかも、ウォームギヤ144は、揺動用軸
64のほぼ中央に固着されたホィールギヤ148に歯合
されている。前記、ウォームギヤ144、ホィールギヤ
148、軸受け145、揺動用クラッチ機構146によ
り、揺動用伝達機構150が構成されており、本実施例
では、その減速比は1/10程度にされている。
【0021】尚、ウォームギヤ5、カラー142、ウォ
ームギヤ144は、駆動軸4に設けられた一組のワッシ
ャ152、止め輪154により抜け止めがなされてい
る。また、駆動軸4は、一組のベアリング156によ
り、図示しない本体に回動可能に支承されている。
【0022】次に、前述した本実施例のマッサージ機の
作動について説明する。まず、駆動源1が正転方向に回
転駆動されると、カップリング3、駆動軸4、主軸用ク
ラッチ機構138、ウォームギヤ5、ホィールギヤ8を
介して、主軸6が回転される。この主軸6の回転に伴っ
て、両第1偏芯カム10,12が回転し、両第1カム部
22,24のカム中心Bは、主軸6の中心Aの廻りに円
錐状の運動をする。この際、他方のウォームギヤ144
は、揺動用クラッチ機構146がフリー状態であるの
で、回転駆動されない。
【0023】また、支持部材34,36も、カム中心B
の運動と共に移動するが、支点用溝60,62に挿入さ
れている支点ピン128,130により回転は規制され
る。この際、支点ピン128,130の球状部132,
134は、支点用溝60,62内を相対的に摺動する。
【0024】支持部材34,36の移動により、施療子
42,44は、施療子42,44の中心点が、「ハ」の
字状に向かい合った平面上で、偏心量Lに応じた円運動
を行う。しかも、両施療子42,44が最も突き出たと
きには、両施療子42,44間の間隔が狭まり、かつ、
両施療子42,44は、逆「ハ」の字状になる。また、
最も引っ込んだときには、その間隔が広がり、かつ、両
施療子42,44は、「ハ」の字状になる。このような
両施療子42,44の運動により、揉み運動のみが行わ
れる。
【0025】この両施療子42,44を、首筋、肩、腰
等の患部に当てると、揉み運動により揉みマッサージが
行われる。この際、両施療子42,44には、負荷が加
わるが、ウォームギヤ5、ホィールギヤ8により確実に
回転が伝達される。一方、駆動源1の回転方向が前述し
た場合とは逆に、逆転方向に回転駆動されると、主軸用
クラッチ機構138はフリーの状態になり、駆動軸4の
回転は、揺動用クラッチ機構146、ウォームギヤ14
4、ホィールギヤ148を介して、揺動用軸64に伝達
される。
【0026】揺動用軸64が回転されると、これと共
に、両第2偏芯カム76,78が揺動用軸64を中心と
して回転される。これに伴って、第2カム部88,90
が、揺動用軸64の中心に対して偏芯した状態で回転
し、揺動部材120,122の揺動用溝124,126
内を相対的に摺動しながら、揺動部材120,122を
主軸6を中心にして揺動する。
【0027】この両揺動部材120,122の揺動によ
り、共に両支点ピン128,130も主軸6を中心に揺
動する。これにより、支点ピン128,130は支点用
溝60,62内を相対的に摺動しながら、支持部材3
4,36にカム中心B廻りの揺動運動をさせる。
【0028】この揺動運動により、施療子42,44
が、カム中心Bを中心とする揺動運動を行い、両施療子
42,44は、叩き運動のみを行う。しかも、両第2偏
芯カム76,78の位相は180度ずれているので、両
施療子42,44は、互い違いに叩き運動を行う。
【0029】この両施療子42,44を、首筋、肩、腰
等の患部に当てると、叩き運動により叩きマッサージが
行われる。この際、両施療子42,44には、負荷が加
わるが、ウォームギヤ144、ホィールギヤ148によ
り確実に回転が伝達される。尚、つまみ114を回転さ
せると、両移動部材96,98が互いに接近、または離
間する方向に移動し、両施療子42,44の間隔を変更
できる。
【0030】このように、本実施例のマッサージ機は、
主軸6と平行に設けた揺動用軸64に第2偏芯カム7
6,78を設け、支持部材34,36を第2偏芯カム7
6,78により揺動するように構成した。従って、1本
の駆動軸4にそれぞれ主軸用伝達機構140と揺動用伝
達機構150とを設けることができ、両伝達機構14
0,150は、それぞれウォームギヤ5,144、ホィ
ールギヤ8,148を備え、駆動源1の回転をスリップ
を生じることなく確実に主軸6、揺動用軸に64に伝達
できる。また、ウォームギヤ5,144とホィールギヤ
8,148との歯合で構成しているので、施療子42,
44に負荷が加わっても、施療子42,44側から駆動
軸4が回転駆動されることはなく、負荷が加わったま
ま、電源を止めても、負荷により施療子42,44が急
に逆方向に動くことはなく、安全に使用できる。
【0031】次に、前述した実施例とは異なる、第2実
施例について説明する。本第2実施例は、図5に示すよ
うに、前述した実施例の主軸用クラッチ機構138を設
けることなく、駆動軸4に、ホィールギヤ8に歯合した
ウォームギヤ160を、ビス162により一体的に挿着
している。そして、これ以外の、カラー142、揺動用
伝達機構150等の構成は、前述した実施例と同様であ
る。
【0032】これにより、駆動源1が正転方向に回転駆
動されたときは、前述したと同様に、ウォームギヤ16
0を介して、主軸6に回転が伝達され、施療子42,4
4が揉み運動のみを行う。一方、駆動源1が逆転方向に
回転駆動されたときは、ウォームギヤ160を介して、
主軸6に回転が伝達されると共に、揺動用伝達機構15
0を介して、揺動用軸64にも回転が伝達される。
【0033】よって、施療子42,44は、揉み運動を
行いながら、それに叩き運動が付加された運動を行う。
また、揺動用伝達機構150の減速比が小さいことか
ら、施療子42,44が1回の円運動を行う間に、複数
回の、本実施例では、約4回の叩き運動が付加されて、
揉み運動と共に、叩き運動が行われる。
【0034】この両施療子42,44を、首筋、肩、腰
等の患部に当てると、揉み運動により揉みマッサージ
と、叩き運動により叩きマッサージとが行われる。この
際、両施療子42,44には、負荷が加わるが、両ウォ
ームギヤ5,144、ホィールギヤ8,148により確
実に回転が伝達され、1回の円運動の間に、確実に4回
の叩き運動が行われる。
【0035】更に、前述した第2実施例とは異なる、第
3実施例について説明する。本第3実施例は、前述した
第2実施例とは逆に、揺動用クラッチ機構146を設け
ることなく、駆動軸4に、ホィールギヤ148に歯合し
たウォームギヤを、一体的に挿着している。そして、こ
れ以外の、主軸用伝達機構140は、前述した主軸用ク
ラッチ機構138を備えており、他の構成は、前述した
実施例と同様である。
【0036】これにより、駆動源1が正転方向に回転駆
動されたときは、主軸用クラッチ機構138、ウォーム
ギヤ5、ホィールギヤ8を介して、主軸6に回転が伝達
されると共に、揺動用軸64にも回転が伝達される。よ
って、施療子42,44は、揉み運動を行いながら、そ
れに叩き運動が付加された運動を行う。また、揺動用伝
達機構150の減速比が小さいことから、施療子42,
44が1回の円運動を行う間に、複数回の、本実施例で
は、約4回の叩き運動が付加されて、揉み運動と共に、
叩き運動が行われる。
【0037】一方、駆動源1が逆転方向に回転駆動され
たときは、主軸用クラッチ機構138はフリーの状態に
なり、駆動軸4の回転は、ウォームギヤ、ホィールギヤ
148を介して、揺動用軸64に伝達される。揺動用軸
64が回転されると、前述したと同様に、施療子42,
44に、カム中心Bを中心とする揺動運動が付加され
て、両施療子42,44は、叩き運動のみを行う。
【0038】尚、前述した実施例では、両クラッチ機構
138,146を駆動軸4とウォームギヤ5,144と
の間に設けたが、これに代えて、主軸6とホィールギヤ
8との間に主軸用クラッチ機構138を設け、揺動用軸
64とホィールギヤ148との間に揺動用クラッチ機構
146を設けても同様に実施可能である。
【0039】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のマッサージ
機は、駆動源の回動が、主軸及び揺動用軸に確実に伝達
されるので、良好な揉みマッサージ及び叩きマッサージ
が行われ、また、施療子に加わる負荷により逆に駆動さ
れることがなく、安全に使用できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのマッサージ機の展開
断面図である。
【図2】本実施例のマッサージ機の概略斜視図である。
【図3】本実施例の主軸と第1偏芯カムとの拡大断面図
である。
【図4】本実施例の両伝達機構の拡大断面図である。
【図5】第2実施例の両伝達機構の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…駆動源 4…駆動軸 5
…ウォームギヤ 6…主軸 8…ホィールギヤ 1
0,12…第1偏芯カム 22,24…第1カム部 34,36…支持部材 6
4…揺動用軸 76,78…第2偏芯カム 88,90…第2
カム部 96,98…移動部材 128,130…
支点ピン 138…主軸用クラッチ機構 140…主軸用伝
達機構 144…ウォームギヤ 146…揺動用ク
ラッチ機構 148…ホィールギヤ 150…揺動用伝
達機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能に支承された主軸に取り付けら
    れた2個の第1偏芯カムに、前記主軸に対して偏芯かつ
    傾斜した第1カム部をそれぞれ形成すると共に、該第1
    カム部にそれぞれ回転自在に挿着した支持部材に施療子
    をそれぞれ配置し、 また、前記主軸と平行に回動可能に支承された揺動用軸
    に、該揺動用軸に対して偏芯した第2偏芯カムを設ける
    と共に、前記両支持部材を前記第2偏芯カムの回転によ
    り前記第1カム部を中心に揺動駆動可能に配置し、 更に、前記主軸に直交し、駆動源により回動駆動される
    駆動軸の回動を、前記主軸に伝達する主軸用伝達機構
    と、前記揺動用軸に伝達する揺動用伝達機構とを備え、 かつ、前記両伝達機構が、それぞれ前記駆動軸に設けら
    れたウォームギヤと、該ウォームギヤに歯合したホィー
    ルギヤとを備えると共に、少なくとも前記両伝達機構の
    一方が、前記駆動軸の一方向の回転のみを伝達するクラ
    ッチ機構を備えたことを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記主軸用伝達機構のみが、前記クラッ
    チ機構を備えたことを特徴とする請求項1記載のマッサ
    ージ機。
  3. 【請求項3】 前記揺動用伝達機構のみが、前記クラッ
    チ機構を備えたことを特徴とする請求項1記載のマッサ
    ージ機。
  4. 【請求項4】 前記両伝達機構が、共に、前記クラッチ
    機構を備えたことを特徴とする請求項1記載のマッサー
    ジ機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4880986A (en) * 1988-02-18 1989-11-14 Toshiba Glass Co., Ltd. System for measuring radiation doses using fluorescent dosemeters
US6553953B1 (en) 1998-04-09 2003-04-29 Toyoda Gosei Co., Ltd. Suction duct
CN102488610A (zh) * 2011-12-01 2012-06-13 安徽久工科技实业有限责任公司 一种按摩椅的按摩机构

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US6553953B1 (en) 1998-04-09 2003-04-29 Toyoda Gosei Co., Ltd. Suction duct
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