JPH0538298Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0538298Y2 JPH0538298Y2 JP1987201157U JP20115787U JPH0538298Y2 JP H0538298 Y2 JPH0538298 Y2 JP H0538298Y2 JP 1987201157 U JP1987201157 U JP 1987201157U JP 20115787 U JP20115787 U JP 20115787U JP H0538298 Y2 JPH0538298 Y2 JP H0538298Y2
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- Japan
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- jacket
- sealing material
- elastic material
- metal
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、金属製のシール材に関するものであ
り、特に詳しくは、超高真空利用の装置に好適な
シール材に関するものである。
り、特に詳しくは、超高真空利用の装置に好適な
シール材に関するものである。
[従来の技術]
通常の流体圧におけるシール材としては、合成
樹脂、合成ゴム等の素材で形成したOリングが使
用されている。
樹脂、合成ゴム等の素材で形成したOリングが使
用されている。
しかしながら、超高真空を利用する装置におい
ては、質量分析器(ヘリウムリークデイテクタ)
によつても検出できない高度のシール性能が要求
されるが、周知のOリングではこの要求を満たす
ことができないために、金属製のシール材が使用
されている。
ては、質量分析器(ヘリウムリークデイテクタ)
によつても検出できない高度のシール性能が要求
されるが、周知のOリングではこの要求を満たす
ことができないために、金属製のシール材が使用
されている。
従来、上記金属製のシール材として、ヘリコフ
レツクスと呼ばれるものが知られており、このシ
ール材は、第3図に示すように、断面円形の金属
線材を螺旋状に巻回してエンドレスにした弾性材
1と、該弾性材1の外周を被覆した欠円状断面を
有する金属薄板製のジヤケツト2で構成されてい
る。
レツクスと呼ばれるものが知られており、このシ
ール材は、第3図に示すように、断面円形の金属
線材を螺旋状に巻回してエンドレスにした弾性材
1と、該弾性材1の外周を被覆した欠円状断面を
有する金属薄板製のジヤケツト2で構成されてい
る。
しかしながら、上記公知のメタルシール材は、
弾性材1の軸方向外周面が波形をなしているた
め、ジヤケツト2の肉厚が薄い場合には、ジヤケ
ツト2が圧縮力を受けるとその応力が軸において
不均一になり、甚だしいときは、弾性材1に沿つ
て波形になつてリークの原因になる。
弾性材1の軸方向外周面が波形をなしているた
め、ジヤケツト2の肉厚が薄い場合には、ジヤケ
ツト2が圧縮力を受けるとその応力が軸において
不均一になり、甚だしいときは、弾性材1に沿つ
て波形になつてリークの原因になる。
この問題を解決するために、ジヤケツトの肉厚
を厚くすると、ジヤケツトの弾性力が低下してシ
ールに大きな力が必要になるという、新たな問題
が生ずる。
を厚くすると、ジヤケツトの弾性力が低下してシ
ールに大きな力が必要になるという、新たな問題
が生ずる。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案の課題は、ジヤケツトに加わる応力を均
一にして、薄いジヤケツトでリークのない金属製
シール材を提供することにある。
一にして、薄いジヤケツトでリークのない金属製
シール材を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記課題を解決するため、本考案のメタルシー
ル材は、金属製の弾性材の外周を、欠円状断面を
有する金属板製ジヤケツトで被覆したメタルシー
ル材において、上記弾性材を、欠円状断面を有す
る筒体で構成したことを特徴とするものである。
ル材は、金属製の弾性材の外周を、欠円状断面を
有する金属板製ジヤケツトで被覆したメタルシー
ル材において、上記弾性材を、欠円状断面を有す
る筒体で構成したことを特徴とするものである。
[作用]
ジヤケツトに圧縮力が作用すると、欠円状の断
面を有する弾性材の弾性によつて、ジヤケツトが
シール部をシールする。
面を有する弾性材の弾性によつて、ジヤケツトが
シール部をシールする。
この場合、弾性材を欠円状断面を有する筒体と
したことにより、ジヤケツトに加わる応力が略均
一になるので、ジヤケツトの肉厚を薄くしても不
規則な応力に基づくリークを防止することができ
る。
したことにより、ジヤケツトに加わる応力が略均
一になるので、ジヤケツトの肉厚を薄くしても不
規則な応力に基づくリークを防止することができ
る。
また、小さい力でシールできることにより、ジ
ヤケツトが長時間弾性機能を保持してシール材の
寿命が長くなるので、着脱回数を増加させること
ができる。
ヤケツトが長時間弾性機能を保持してシール材の
寿命が長くなるので、着脱回数を増加させること
ができる。
[実施例]
第1図は本考案の実施例を示し、このメタルシ
ール材10は、弾性材11と、該弾性材11の外
周を被覆する金属薄板よりなるジヤケツト12を
備えている。
ール材10は、弾性材11と、該弾性材11の外
周を被覆する金属薄板よりなるジヤケツト12を
備えている。
上記弾性材11は、ステンレス鋼等の金属薄板
よりなり、欠円状の断面を有してエンドレスに形
成されており、欠円部の開口14によつて径方向
の圧縮に対する弾性が付与されている。
よりなり、欠円状の断面を有してエンドレスに形
成されており、欠円部の開口14によつて径方向
の圧縮に対する弾性が付与されている。
ジヤケツト12は、弾性材11と同様に欠円状
の断面を有し、開口15を上記開口14に略一致
させて弾性材11を被覆しており、アルミニウ
ム、ニツケル等の弾性材11よりも軟質の金属薄
板で構成されている。
の断面を有し、開口15を上記開口14に略一致
させて弾性材11を被覆しており、アルミニウ
ム、ニツケル等の弾性材11よりも軟質の金属薄
板で構成されている。
なお、図示の例においては、開口14,15
が、エンドレスに形成された弾性材11及びジヤ
ケツト12の外側に設けられているが、シール材
10の使用状態により、任意の方向に設けること
ができる。
が、エンドレスに形成された弾性材11及びジヤ
ケツト12の外側に設けられているが、シール材
10の使用状態により、任意の方向に設けること
ができる。
第2図は、上記実施例の使用状態の一例を示
し、このメタルシール材10は、部材16,17
に作用する締付力によつて、部材16,17間を
シールしている。
し、このメタルシール材10は、部材16,17
に作用する締付力によつて、部材16,17間を
シールしている。
上記メタルシール材10は、弾性材11の外周
面が一様な線と曲率とを有しているために、ジヤ
ケツト12に加わる応力が略均一になつて不規則
な応力が作用しないので、ジヤケツト12の肉厚
を薄くしてもリークを防止することができる。
面が一様な線と曲率とを有しているために、ジヤ
ケツト12に加わる応力が略均一になつて不規則
な応力が作用しないので、ジヤケツト12の肉厚
を薄くしてもリークを防止することができる。
また、ジヤケツト12の肉厚を薄くできること
により、シール材10に大きな力を加える必要が
なく、ジヤケツト12が長期間弾性機能を保持し
てシール材10の寿命が長くなるために、シール
材の着脱回数を多くすることができる。
により、シール材10に大きな力を加える必要が
なく、ジヤケツト12が長期間弾性機能を保持し
てシール材10の寿命が長くなるために、シール
材の着脱回数を多くすることができる。
[考案の効果]
本考案のメタルシール材は、弾性材を欠円状断
面を有する筒体としたことにより、これを被覆し
たジヤケツトに略均一な応力が作用するので、ジ
ヤケツトを薄肉にしても不規則な応力に基づくリ
ークを防止することができる。
面を有する筒体としたことにより、これを被覆し
たジヤケツトに略均一な応力が作用するので、ジ
ヤケツトを薄肉にしても不規則な応力に基づくリ
ークを防止することができる。
また、シール材に大きな力を加える必要がない
ために、ジヤケツトが長時間弾性機能を保持して
シール材の寿命が長いので、その着脱回数を増加
させることができる。
ために、ジヤケツトが長時間弾性機能を保持して
シール材の寿命が長いので、その着脱回数を増加
させることができる。
第1図は本考案の実施例の要部縦断部分図、第
2図は使用状態の一例を示す縦断面図、第3図は
公知のメタルシール材の要部縦断部分図である。 10……メタルシール材、11……弾性材、1
2……ジヤケツト。
2図は使用状態の一例を示す縦断面図、第3図は
公知のメタルシール材の要部縦断部分図である。 10……メタルシール材、11……弾性材、1
2……ジヤケツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 金属製の弾性材の外周を、欠円状断面を有する
金属板製ジヤケツトで被覆したメタルシール材に
おいて、 上記弾性材を、欠円状断面を有する筒体で構成
した、 ことを特徴とするメタルシール材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987201157U JPH0538298Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987201157U JPH0538298Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01104472U JPH01104472U (ja) | 1989-07-14 |
JPH0538298Y2 true JPH0538298Y2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=31491532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987201157U Expired - Lifetime JPH0538298Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538298Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146220A (ja) * | 1974-10-15 | 1976-04-20 | Tokyo Shibaura Electric Co | Injisochi |
JPS5424185U (ja) * | 1977-07-20 | 1979-02-16 | ||
JPS5545789A (en) * | 1978-09-26 | 1980-03-31 | Dow Chemical Co | Halopolymers crossslinked with 1*33diaminopropane |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987201157U patent/JPH0538298Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146220A (ja) * | 1974-10-15 | 1976-04-20 | Tokyo Shibaura Electric Co | Injisochi |
JPS5424185U (ja) * | 1977-07-20 | 1979-02-16 | ||
JPS5545789A (en) * | 1978-09-26 | 1980-03-31 | Dow Chemical Co | Halopolymers crossslinked with 1*33diaminopropane |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01104472U (ja) | 1989-07-14 |
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