JPH0538037Y2 - - Google Patents

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JPH0538037Y2
JPH0538037Y2 JP1989141940U JP14194089U JPH0538037Y2 JP H0538037 Y2 JPH0538037 Y2 JP H0538037Y2 JP 1989141940 U JP1989141940 U JP 1989141940U JP 14194089 U JP14194089 U JP 14194089U JP H0538037 Y2 JPH0538037 Y2 JP H0538037Y2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本考案は、高周波焼入されるワーク(被焼入物
体)の矯正ローラ位置調整機構に関する。 <従来の技術> 以下、第4図を参照して従来の技術を説明す
る。従来、円柱状又は多軸状のワーク10の表面
に焼入を行う場合には、ワーク10を水平方向に
配設し、ワーク10の両端面の中心11,11を
同図で図示しない1対のセンターピンで支持す
る。この際、ワーク10が、曲がるので、この曲
がりを矯正するために、ワーク10を軸22に設
けた1対の矯正ローラ20,20と、軸32に設
けた矯正ローラ30とに載置してから、ワーク1
0を回転しながら、図示しない高周波加熱コイル
をワーク10に近接配置してワーク10の表面を
加熱後、焼入用冷却液をワーク10に噴射する。
なお、矯正ローラ20と30との直径は同じ寸法
であり、また、矯正ローラ20と30との中心距
離は矯正ローラ20の直径の寸法より短くしてあ
る。また、軸22,32はそれぞれ台板40に固
定された軸受23,33にて支持されている。 上記したセンターピンの高さは決まつており、
センターピン間にワーク10を支持後、予め降下
させていた矯正ローラ20,30をワーク10の
直径の大きさに応じて所定の位置まで上昇させ
て、矯正ローラ20,30がワーク10を曲がり
のない状態で支持するようにする。 このために、通常、ワーク10の両端面の中心
11,11と、例えば矯正ローラ20,30のそ
れぞれの中心21,31との間の垂直距離hを示
す目盛板45およびこの目盛板45用の指針46
が、それぞれ、図示しない高周波焼入装置本体お
よびラツク41に設けられている。そして、台板
40に取り付けたラツク41と噛み合うピニオン
42を、軸43を介して回転把手としてのノブ4
4によつて回転することによつて、台板40、従
つて、矯正ローラ20,30を昇降させる。 <考案が解決しようとする課題> しかしながら、上記した従来の矯正ローラ位置
調整機構には以下に述べる問題がある。即ち、ワ
ーク10の直径に対応した上記垂直距離hを計算
によつて算出しなければならないので手間がかか
る。特に、ワーク10の直径が度々変わる場合に
は、その都度垂直距離hを計算しなければならな
いという煩わしさがある。 本考案は上記事情に鑑みて創案されたものであ
つて、ワークの直径が分かれば、上記垂直距離h
をいちいち計算しなくても、矯正ローラを、セン
ターピン間に支持したワークに曲がりを生じるこ
となく支持できる所定位置に移動させることがで
きる矯正ローラ位置調整機構を提供することを目
的としている。 <課題を解決するための手段> 本考案は円柱状又は多段軸状に形成され高周波
焼入されるワークの曲がりを矯正する矯正ローラ
位置調整機構であつて、台板とこれに回転自在に
設けられ両端をセンターピンで支持されたワーク
を載置する2個以上の矯正ローラとを有する矯正
装置と、指針を有する回転把手と、回転把手の回
転運動を矯正装置の昇降方向の直線運動に変換す
る装置と、回転把手の周辺に設けられた目盛板と
を具備しており、かつ前記目盛板にはワークの直
径の寸法に対応した位置に或いは前記寸法の変化
に対応して矯正装置を昇降するための回転把手を
回すべき位置に、前記寸法或いは前記寸法の変化
でもつて目盛つた目盛を設けたことを特徴として
いる。 <作用> 矯正装置に載置されるワークの直径に対応する
目盛の位置まで回転把手を回転すると、矯正装置
は、センターピン間で支持されたワークに曲がり
を生じることなくワークを支持できる位置に来
る。 <実施例> 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。第1図と第2図は本考案の第1の実施例を
説明するための図面であつて、第1図eは正面説
明図、第1図bは平面説明図である。第2図a,
bは本考案の原理説明図でそえぞれワークの直径
がa,a+Δaの場合を示す。第3図は本考案の
第2の実施例の正面説明図である。なお、従来の
技術で説明したものと同等のものには同一の符号
を付して説明する。 第1の実施例においては、矯正装置100は、
軸受23によつて支持した軸22に取り付けられ
た1対の矯正ローラ20,20と、軸受33によ
つて支持した軸32に取り付けられた矯正ローラ
30と、これら軸受23,33が固定された台板
40とを備えている。矯正ローラ位置調整機構
は、矯正装置100と、台板40に設けたラツク
41と、ラツク41に噛み合つているピニオン4
2と、軸43を介してピニオン42を回転させる
ノブ44と、ノブ44に取り付けられた指針47
と、ワーク10の直径の寸法或いは直径の寸法の
変化に対応した目盛を有する目盛板48を備えて
いる。ワーク10の両端面の中心11,11は、
第1図bに示すように、1対のセンターピン1
2,12によつて支持されており、また、ワーク
10は矯正ローラ20,30によつて曲がりを生
じないよう支持されている。 次ぎに、本実施例の原理を説明する。 第2図aにおいて、a,dおよびlはそれぞれ
ワーク10の直径の寸法、矯正ローラ20,30
の直径の寸法および矯正ローラ20,30間の距
離である。但し、l<dであるように矯正ローラ
20,30が配置されている。ワーク10の両端
面の中心11,11と矯正ローラ20,30の中
心21,31との間の垂直距離hは、 h=[(a+d)2/22(l/2)21/2 であり、いま、d=30mm、a=30mm、l=26mmと
すると、h=27.04mmとなる。 次ぎに、ワーク10の直径の寸法aが20mmと40
mmの間で1mmずつ変化した場合のhを計算した結
果を下記の表1に示す。但し、Δaはaの30mmか
らの増減値(mm)であり、Δhはaが30mmの場合
のh(27.04mm)からの増減値(mm)である。
【表】
【表】 従つて、ノブ44を回しながら、第4図で説明
した目盛板45と指針46とを見て、指針46の
指示が表1のhを指したときの指針47の目盛板
48の位置にhに対応する表1のaの値を目盛れ
ばよい。例えば、指針46が21.35を指したとき、
目盛板48の指針47の位置の目盛を20とす
る。以下、このようなことを繰り返して指針47
の回転範囲にワーク10の直径の寸法aに対応す
る目盛を、第1図に示すように、書き込んでゆけ
ばよい。また、指針47に対する目盛を、ワーク
10の直径の30mmから増減値で書き込むこともで
きる。この場合は、表1で直径の寸法aに対応す
るΔaの値をaの目盛の代わりに書き込めば良い。 次ぎに、本実施例の矯正ローラ位置調整機構を
用いて、例えば直径が38mmの円柱状のワーク10
を焼入する場合を考える。 まず、ワーク10の両端面の中心11,11を
センターピン12,12間に支持する。次いでけ
予め降下させていた矯正装置100を上昇させる
ために、ノブ44を回して指針47を目盛板48
の38の目盛の位置に置く。すると、ノブ44の回
転が、軸43とピニオン42を介してラツク41
に伝わり、センターピン12,12と矯正ローラ
20,30のそれぞれの中心21,31との垂直
距離hが31.42mmとなる位置に台板40が垂直方
向に移動される。そして、矯正ローラ20,30
上がワーク10を曲がりを生じないように支持す
る。次いで、図示しない回転装置によつてワーク
10を回転しながら図示しない高周波加熱コイル
でワーク10の表面を加熱してから、ワーク10
に焼入用冷却液を噴射してワーク10の焼入を終
了する。 第2の実施例は、以下の点が第1の実施例と異
なつているので、異なる点のみを説明する。軸受
23,33が固定されている台板40は、高周波
焼入装置本体53に回転自在に取り付けられたボ
ルト51を、このボルト51の上部に設けたノブ
52を回転することによつて昇降する。ノブ52
には指針54が設けられており、また、第1の実
施例と同様にして目盛つた目盛板55がノブ52
の周囲に設けらえている。この実施例においても
第1の実施例と同様にワーク10の直径の寸法に
対応して、矯正装置100の昇降を行うことがで
きる。 <考案の効果> 以上説明したように本考案は、両端をセンター
ピンで支持した円柱状のワークを支持し回転自在
に取り付けられた、または強制駆動される2個以
上の矯正ローラを備えた矯正装置と、矯正装置の
昇降を操作する回転把手と、回転把手の回転運動
を矯正装置の昇降方向の直線運動に変換する装置
とを有し、且つ、回転把手の周辺には、ワークの
直径の寸法に対応して或いは前記寸法の変化に対
応して矯正装置を昇降するために回転把手を回す
べき位置に、前記寸法或いは前記寸法の変化でも
つて目盛つた目盛を設けている。 従つて、本考案の矯正ローラ位置調整機構によ
れば、円柱状のワークの直径の寸法或いは直径の
寸法の変化が判れば、その直径の寸法或いは直径
の寸法の変化に相当する目盛の位置まで回転把手
を回すことによつて、矯正装置を、両端面の中心
がセンターピン間に支持されたワークに曲がりを
生じることなく支持できる位置に移動させること
ができる。即ち、従来、矯正装置の昇降の際に必
要とした矯正装置の昇降距離の計算の手間を省く
ことができる。 まだ目盛板の目盛はワークの直径の寸法で示さ
れているが、ワークの直径の寸法は一般的に整数
であるため指針を整数値に合わせればよく目盛合
せ作業が迅速かつ容易となる。 さらに前記した目盛で示すことにより目盛の変
化範囲が従来よりも拡大されるとともに、指針の
回転範囲全域にわたつて目盛を設けることにより
従来の直線目盛に比し各目盛の距離間隔を大きく
することができるので目盛が読み易くなる。 そのうえ回転把手と指針が同体であるため視線
の移動を少なくする等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案の第1の実施例を説明
するための図面であつて、第1図aは正面説明
図、第1図bは平面説明図である。第2図a,b
は本考案の原理説明図でそれぞれワークの直径が
aおよびa+Δaの場合を示す。第3図は本考案
の第2の実施例の正面説明図である。第4図は従
来の矯正ローラ位置調整機構の正面説明図であ
る。 10……ワーク、12……センターピン、2
0,30……矯正ローラ、41……ラツク、42
……ピニオン、43……軸、44,52……回転
把手、47,54……指針、48,55……目盛
板、51……ねじ、100……矯正装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円柱状又は多段軸状に形成され高周波焼入され
    るワークの曲がりを矯正する矯正ローラ位置調整
    機構であつて、台板とこれに回転自在に設けられ
    両端をセンターピンで支持されたワークを載置す
    る2個以上の矯正ローラとを有する矯正装置と、
    指針を有する回転把手と、回転把手の回転運動を
    矯正装置の昇降方向の直線運動に変換する装置
    と、回転把手の周辺に設けられた目盛板とを具備
    しており、かつ前記目盛板にはワークの直径の寸
    法に対応した位置に或いは前記寸法の変化に対応
    して矯正装置を昇降するための回転把手を回すべ
    き位置に、前記寸法或いは前記寸法の変化でもつ
    て目盛つた目盛を設けたことを特徴とする矯正位
    置ローラ位置調整機構。
JP1989141940U 1989-12-07 1989-12-07 Expired - Lifetime JPH0538037Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52150712A (en) * 1976-06-11 1977-12-14 Mitsubishi Electric Corp Induction heat treating apparatus

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JPS52150712A (en) * 1976-06-11 1977-12-14 Mitsubishi Electric Corp Induction heat treating apparatus

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