JPH0537790Y2 - - Google Patents

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JPH0537790Y2
JPH0537790Y2 JP1987071650U JP7165087U JPH0537790Y2 JP H0537790 Y2 JPH0537790 Y2 JP H0537790Y2 JP 1987071650 U JP1987071650 U JP 1987071650U JP 7165087 U JP7165087 U JP 7165087U JP H0537790 Y2 JPH0537790 Y2 JP H0537790Y2
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ばねの反発力により座席を前後に傾
動させるようにした椅子ににおいて、簡単な操作
で座席を傾動不能に固定しうるようにした装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
椅子の傾動座席を固定する簡単な手段は、座席
と一体をなす取付板と不動の基枠のそれぞれの側
面に、互に整合する通孔を穿設しておいて、ロツ
ク杆を差し込むことである。しかし、このように
したものでは、固定状態時にがたつきが生じるお
それがあり、また、ロツク棒の抜き差しは、案外
面倒であるとともに困難である。
この問題を改善した装置が、例えば実公昭59−
5397号公報(第1文献)実願昭58−18598号(実
開昭59−125261号)のマイクロフイルム(第2文
献)及び実公昭61−5161号公報(第3文献)に記
載されている。
第1文献に記載の装置は、基枠の側面の後部
に、側面視で前向きかつ下向きのL字形孔を穿設
するとともに、基枠の前部に枢設した後方を向く
座席取付枠の側面の後部に横長孔を穿設し、両孔
へ挿通したロツクレバーを前後に摺動させて、こ
れを下向L字形孔の水平部前端に位置させること
によつて、座席を固定し、また、ロツクレバーを
下向L字形孔の垂直部に位置させることにより、
座席を上下に傾動させうるようになつている。
第2,第3文献に記載の椅子においては、可動
ロツク板を、座席と基枠の間に出入させて、座弁
を固定したり、傾動自在としうるようになつてい
る。
より詳しく言うと、第2文献の椅子は、レバー
ハンドルの外方端部を上方に強く引き上げると、
背受枠のロツク状態が解放されて、背もたれ板が
傾動されるとともに、レバーハンドルを放して
も、そのままの状態に保持され、次に、レバーハ
ンドルの先端を押し下げると、背もたれ板の傾動
を阻止し、これを所定角度に固定するようになつ
ている。
また、第3文献の椅子における座板傾動装置で
は、レバーを、同公報の第7図に示す位置に回動
すると、当該レバーが圧縮バネにより保持される
一方、ストツパー片が係合孔から抜けて、固定ロ
ツクが解除されることにより、座板は傾斜可能と
なり、また、レバーを、公報の第6図に示す位置
へ回動すれば、ストツパー片が係合孔に嵌まつ
て、ロツク状態に保持されるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第1文献に記載の装置では、ロツクレバーが係
止されていないので、使用中にロツクレバーが摺
動して、知らぬ間に固定が解除されることがあ
り、確実性に欠ける。
また、ロツクレバー操作用のハンドルは座席の
下側の側方にあり、座席が固定状態の時は前方
に、傾動状態の時は後方に回動させられるので、
状態を変更する際には、ハンドルを手探りで捜し
て、前後いずれに移動させたらよいか判断する必
要があり、操作性に難点がある。
第2,第3文献に記載の椅子では、ともにレバ
ーの位置が、固定状態と傾動状態では相違してお
り、状態を変更する際には、椅子の座席の下面側
にあるレバーを手探りで捜して、引き上げまたは
押し下げるか、或いは前後いずれに回動させたら
よいかを判断する必要があるなど、操作性に難点
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、椅子の脚柱の上端に設けた基枠の前
端に、基枠の上方に位置する座席の前端を、左右
軸まわりに揺動自在に枢着するとともに、適宜の
ばねをもつて、座席の後部を上向き付勢してな
り、かつばねにより、水平方向に付勢されて、一
部が前記基枠と座席との間へ嵌入することによ
り、座席が後下方へ傾斜するのを阻止するように
なつている可動ロツク板を備える椅子において、
ハート形に屈曲する案内溝を有する基板と、前記
可動ロツク板と一体をなす係合ピンを、前記案内
溝に嵌合し、適宜の操作体をもつて、前記可動ロ
ツク板を、前記ばねに抗して、水平に移動させた
とき、順次一定方向にのみ移動しうるようになつ
ている確動ハートカム型のプツシユロツク・プツ
シユレリーズ機構を、座席の下面に設けたことに
より、上述の問題点の解決を図つたものである。
〔作用〕
本考案の装置は、は、座席に設けた操作体によ
り、プツシユロツク・プツシユレリーズ機構を、
一定方向に駆動するという至極単純な操作によ
り、座席と基板の間に可動ロツク板を出し入れし
て、座席の固定状態と傾動状態とに変更すること
ができる。
〔実施例〕
第1図〜第6図は、本考案の第1実施例を示す
もので、椅子の脚柱1の上端には、平面視前向U
字形に屈曲して、前上方(第1図左上方)へ向か
う、基枠としての支持アーム2の後端屈曲部が固
着されている。
支持アーム2の前端左右間は、ほぼ水平をなす
連結板3をもつて連結されている。
連結板3の前端上方において支持アーム2に
は、後方を向き、かつ下面開口する扁平箱状の座
席用取付板4の前端が、左右方向を向く枢軸5を
もつて枢設されている。なお取付板4は、座席自
体の一部であることもある。
上記連結板3の上面には、後方を向く板ばね6
の前端が、押え板7とボルト8により挾着されて
いる。板ばね6は、同形等寸の複数枚のばね片6
aを重合して形成されている。
取付板4の後側片4aと、その前方において取
付板4より垂下する垂下片9の中央には、前後方
向を向く螺杆10が、回動可能かつ前後移動不能
として挿通されている。後側片4aより後方へ突
出する螺杆10の後端には、ハンドル11が止着
されている。
螺杆10における上記後側片4aと垂下片9の
間には、たとえばポリアセタールのような合成樹
脂製の、下面が円弧状に凸曲する横長棒状の摺動
子12が螺合されている。
取付板4の後部は、摺動子12を介して、板ば
ね6の上向反発力により支持されている。この反
発力は、ハンドル11の操作により、摺動子12
を前後に移動させて、板ばね6の実質的な作用長
さを変えることにより、調節することができる。
枢軸5の後方において、取付板4の下面右側部
には取付枠13が止着され、取付枠13とその下
方において取付枠13と一体をなす受板14の間
には、可動ロツク板15が、側方移動自在として
挾持されている。
可動ロツク板15は、その内側前部と取付枠1
3の内側片13aとの間に設けた圧縮ばね16に
より、外側方に向けて押されており、その外側端
部が、支持アーム2の前端上面2aと取付板4と
の間に嵌入することにより、取付板4を上限に固
定し、その傾動を阻止するようになつている。
可動ロツク板15の内側端前部は、引張りワイ
ヤ17を介して、座席の側部下面適所に設けた操
作体であるハンドル(図示省略)に連係されてい
る。
可動ロツク板15の内側端後部には、係合ピン
18が垂設され、係合ピン18は、確動ハートカ
ム型のプツシユロツク・プツシユレリーズ機構の
基板19に係合している。
すなわち、第5図と第6図に示すように、基板
19の上面外側端部には、横向ハート形に屈曲す
る閉結案内溝20が切設され、かつ案内溝20の
底面には、第6図に示すような、一定方向を向い
て連続する第1〜第4段部21a,21b,21
c,21dが形成されている。
基板19の内端は、取付板13の下面に垂設し
たピン22に枢着されている。基板19は、ピン
22に巻装した圧縮ばね23により、上方に向け
て付勢され、上記係合ピン18の下端が、案内溝
20の左端の第1停止位置24に嵌入して係合し
ている。
基板19と係合ピン18により、確動ハートカ
ム型のプツシユロツク・プツシユレリーズ機構が
形成されている。
上述の状態において、ハンドル操作により引張
りワイヤ17を引つ張ると、係合ピン18は、可
動ロツク板15とともに案内溝20内を内方へ進
もうとする。
係合ピン18の後側面(第5図上側)の動き
は、第4段部21dの垂直面により規制されてい
るので、係合ピン18は、矢印で示すように、第
1段部21aの傾斜面を乗り越えて、第2段部2
1bまで進む。
ついで、引張りワイヤ17を自由とすれば、係
合ピン18は、ばね16の力により外側方へ動こ
うとする。しかし、第1段部21aの垂直面に遮
られて、矢印方向に斜めに進行し、第2段部21
bの傾斜面を乗り越え、第2段部21bと第3段
部21cとの間における凹入する第2停止位置2
5に停止する。
その結果、可動ロツク板15は、第1,第2両
停止位置24,25間の距離だけ内側方へ移動し
て、その外側端が、支持アーム2の上面2aと取
付板4の間より抜け出し、取付板4が傾動自在と
なる。
この状態で、再び引張りワイヤ17を引つ張れ
ば、係合ピン18は、第2段部21bの垂直面に
遮られて斜めに内向移動し、第3段部21cの傾
斜面を乗り越える この時、引張りワイヤ17を自由とすれば、係
合ピン18は、ばね16の力により外方へ移動
し、第4段部21dの傾斜面を乗り越えて、第1
停止位置24に戻つて停止し、可動ロツク板15
の外側端は、再び支持アーム2の上辺2aと取付
板4の間に嵌入して、取付板4を傾動不能に固定
する。
第7図は、本考案の第2実施例を示すもので、
51,52は、それぞれ上記2,4と同様の、支
持アームと座席用取付板である。
53と54は、それぞれ上記13,14に相当
する取付枠と受片、55は、上記15に相当する
可動ロツク板で、取付枠53と受片54の間に、
側方移動自在に挾持され、取付枠53の側片53
aとの間に設けた圧縮ばね56により、外側方に
向けて付勢されて、外側部が、支持アーム51の
上辺51aと取付板52の間に嵌入して、取付板
52を固定している。
可動ロツク板55の内側端は、取付枠53に側
方移動自在に設けた、操作体58の外端(第7図
右端)における立上片58aに、引張りワイヤ5
7を介して連結されている。操作体58の内端に
は、係合ピン59が立設され、また操作ノブ60
が垂設されている。
操作体58の外端部上方において取付枠53に
設けた支持板61には、上記19と同様の下方を
向く基板62が、ピン63により枢設されて、圧
縮ばね64により下方へ向けて付勢され、係合ピ
ン59の上端は、基板62に切設した、上記20
と同様の案内溝(図示省略)に係合している。
この装置においては、ノブ60を手指65で、
圧縮ばね56に抗して、外側方、すなわち矢印方
向へ反復移動させれば、前実施例と同様に、基板
62と係合ピン59が形成するプツシユロツク・
プツシユレリーズ機構により、可動ロツク板55
は、支持アーム51の上面51aと取付板52の
間に出入して、取付板52を固定したり、傾動自
在にしたりする。
〔考案の効果〕
本考案の装置によると、一定の場所にある操作
体を、単に一定方向に引張つたり、放したりする
だけで、座席を固定したり、傾動自在としうるの
で、操作が甚だ簡単かつ容易であり、便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例を適用した椅子
の要部縦断側面図、第2図は、第1図のA−A線
拡大断面図、第3図は、第1図のB−B線拡大断
面図、第4図は、第2図のC−C線断面図、第5
図は、第3図のD−D線拡大断面図、第6図は、
第5図に示す案内溝の展開縦断面図、第7図は、
本考案の第2実施例を示す、上記第3図に相当す
る縦断正面図である。 1……脚柱、2……支持アーム、2a……上
面、3……連結板、4……取付板、4a……後
片、5……枢軸、6……板ばね、6a……板ばね
片、7……押え板、8……ボルト、9……垂下
片、10……螺杆、11……ハンドル、12……
摺動子、13……取付枠、13a……内側片、1
4……受板、15……可動ロツク板、16……圧
縮ばね、17……ワイヤ、18……係合ピン、1
9……基板、20……案内溝、21a,21b,
21c,21d……段部、22……ピン、23…
…圧縮ばね、24……第1停止位置、25……第
2停止位置、51……支持アーム、51a……上
面、52……取付板、53……取付枠、53a…
…側片、54……受片、55……可動ロツク板、
56……圧縮ばね、57……引張りワイヤ、58
……操作金具、58a……立上片、59……係合
ピン、60……操作ノブ、61……支持板、62
……基板、63……ピン、64……圧縮ばね、6
5……手指。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 椅子の脚柱の上端に設けた基枠の前端に、基枠
    の上方に位置する座席の前端を、左右軸まわりに
    揺動自在に枢着するとともに、適宜のばねをもつ
    て、座席の後部を上向き付勢してなり、かつばね
    により、水平方向に付勢されて、一部が前記基枠
    と座席との間へ嵌入することにより、座席が後下
    方へ傾斜するのを阻止するようになつている可動
    ロツク板を備える椅子において、ハート形に屈曲
    する案内溝を有する基板と、前記可動ロツク板と
    一体をなす係合ピンを、前記案内溝に嵌合し、適
    宜の操作体をもつて、前記可動ロツク板を、前記
    ばねに抗して、水平に移動させたとき、順次一定
    方向にのみ移動しうるようになつている確動ハー
    トカム型のプツシユロツク・プツシユレリーズ機
    構を、座席の下面に設けてなる椅子における傾動
    座席の固定装置。
JP1987071650U 1987-01-19 1987-05-15 Expired - Lifetime JPH0537790Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987071650U JPH0537790Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15
DE19883800751 DE3800751A1 (de) 1987-01-19 1988-01-13 Sessel
CA000556402A CA1324313C (en) 1987-01-19 1988-01-13 Rocking chair
NL8800112A NL188735C (nl) 1987-01-19 1988-01-19 Schommelstoel.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987071650U JPH0537790Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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JPS63179848U JPS63179848U (ja) 1988-11-21
JPH0537790Y2 true JPH0537790Y2 (ja) 1993-09-24

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ID=30914395

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4989804B2 (ja) * 2005-05-23 2012-08-01 プラス株式会社 ロッキング機能付高さ調節椅子

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615161U (ja) * 1984-06-14 1986-01-13 株式会社 イワタ 布団

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125261U (ja) * 1983-02-10 1984-08-23 チトセ株式会社 いす

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JPS615161U (ja) * 1984-06-14 1986-01-13 株式会社 イワタ 布団

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JPS63179848U (ja) 1988-11-21

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