JPH0537777Y2 - - Google Patents

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JPH0537777Y2
JPH0537777Y2 JP2410888U JP2410888U JPH0537777Y2 JP H0537777 Y2 JPH0537777 Y2 JP H0537777Y2 JP 2410888 U JP2410888 U JP 2410888U JP 2410888 U JP2410888 U JP 2410888U JP H0537777 Y2 JPH0537777 Y2 JP H0537777Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、保管庫の内部にノツクダウン方式で
組立てるキヤビネツトに関する。
〔従来の技術〕
従来、完成された保管庫の内部に後工程でキヤ
ビネツトを構成するものとして、実公昭35−5654
号公報にて開示される如く、キヤビネツトも完成
された状態となし、保管庫の両内壁にはそれぞれ
二本の支柱を上下に並設し、該支柱に形成した係
止孔にキヤビネツトの側板に突設したフツクを落
とし込んで取付ける構造のものが提供されるが、
通常スチール製の保管庫の場合、その強度を保つ
ためと外観性を良くするために前框、側框を内方
に突出させてあり、そのため前記キヤビネツトを
保管庫内に挿入できるようにその横幅を該側框間
の間隔と略一致させて設定し、更に保管庫内にガ
タつきなく装着するには内壁に取付けた支柱の側
面を該側框と一致させなければならず、それによ
り保管庫の内壁とキヤビネツトの側板間に隙間が
生じて外観性を悪くしていた。また、キヤビネツ
トは保管庫内に収容するので、独立して使用する
キヤビネツトと比べて強度は要求されないにもか
かわらず、独立に完成させているので製造コスト
の低減化の妨げになつていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、保管庫の内部に後工程により嵌合作業
のみで容易に組立てでき、しかも各部材を連係さ
せて組立てた場合に強固に構成できる安価で外観
性に優れた保管庫内の組立式キヤビネツトを提供
する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前述の課題解決の為に、保管庫の内
部に設けるキヤビネツトに於いて、保管庫の両側
壁内面の上下に棚受を固定し、下方の棚受に地板
を抜止め嵌合して渡設し、後縁の少なくとも上下
一方に突片を設けるとともに、側面の上下方向に
多数の係止孔を並設した側板を前記地板上に下縁
を載置した状態で前記側壁に当接し、そして上方
の棚板に天板を抜止め嵌合して渡設し、前記側板
の突片を地板と保管庫の背板間又は天板と該背板
間に位置させ、更に両側板間に前記係止孔の取付
けた棚爪にて棚板を突き合わせて装着してなる保
管庫内の組立式キヤビネツトを構成した。
〔作用〕
以上の如き内容からなる本考案の保管庫内の組
立式キヤビネツトは、保管庫の側壁内面の下方の
棚受に地板を抜止め嵌合し、該地板上に側板の下
縁を載置した状態で前記側壁に当接させ、そして
上方の棚受に天板を抜止め嵌合し、側板の少なく
とも上下一方に設けた突片を前記地板と保管庫の
背板間又は前記天板と該背板間に位置させて、該
側板の前後方向の移動を規制し、更に両側板間に
係止孔に取付けた棚爪にて棚板を突き合わせ装着
することにより該両側板の内方移動を規制し、も
つて保管庫内にノツクダウン方式でキヤビネツト
を強固に構成するものである。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
第1図は本考案の組立て完成状態を示し、図中
Aは保管庫、Bは該保管庫Aの内部に組立て構成
するキヤビネツトをそれぞれ示している。
保管庫Aは、通常構造の前面開放した本体1の
前面に両開き扉2,2を設けたもので、後述のキ
ヤビネツトBを背板3に当接状態となして両側壁
4,4間に装着するものである。尚、本実施例の
保管庫Aは、開口部前縁に前記側壁4より内方に
突出させた側框5を形成している。また、前記両
側壁4,4には板体を段折した棚受6をその一片
の係合片7を上方に向けて他片を固着してそれぞ
れ上下に略水平に並設し、該係合片7と側壁4間
に狭間隙を形成するとともに、該係合片7には前
後に二ケ所の開口8,8を形成している。
本考案のキヤビネツトBは、第2図及び第3図
に示すように地板9、両側板10,10、天板1
1及び棚板12からなり、それに加えて適宜仕切
板13と引違い戸14を設けて構成した。更に詳
しくは、前記地板9は、第3図及び第5図に示す
ように下方へ折曲形成した両側面15に内方へダ
ボ16,16を突設するとともに、前縁上面に前
記引違い戸14を案内する凹溝17を形成し、更
に中央部の前後上面に孔18,18を設けて構成
した。また、前記側板10は、第6図に示すよう
に何れか一方で十分のその働きをするものである
が、本実施例では後縁の上下に突片19,19を
形成するとともに、側面の前後に多数の係止孔2
0,……を並設して構成した。そして、前記天板
11は、第3図及び第5図に示すように下方へ折
曲形成した両側面21に前記同様に内方へダボ2
2,22を突設するとともに、前縁下面に前記引
違い戸14を案内する凹溝23を形成し、更に第
7図に示すように前記地板9の孔18,18と略
対応する下面位置にスリツト24,24を設けて
構成した。尚、本実施例では前記棚受6の係合片
7に開口8を形成し、前記地板9の側面15にダ
ボ16及び前記天板11の側面21にダボ22を
形成したが、棚受6の係合片7にダボを突設し、
地板9の側面15及び天板11の側面21に開口
を設けることも勿論可能である。また、前記棚板
12は通常の板体で構成し、両側を前記側板10
の係止孔20に係止した棚爪25にて支持できる
ようになしたものである。それから、適宜設けら
れる前記仕切板13は、第3図及び第7図に示す
ように下端の前後に前記地板9の孔18,18に
係合し得る突起26,26を形成するとともに、
上端部の前後部に前記天板11のスリツト24,
24に係合し得る凹所27,27を形成するとと
もに、前記側板10の係止孔20,……と対応す
る位置に同様の係止孔28,……を形成した。そ
して、前記引違い戸14は、本実施例では二枚の
ガラス板29,29で構成したが、これに限らず
各種のものを採用し得る。
しかして、本考案のキヤビネツトBを保管庫A
内に組立構成する場合には、第4図及び第5図に
示すように前記地板9の両側面15,15を上方
から下方の棚受6の係合片7と側壁4間にそれぞ
れ嵌挿するとともに、ダボ16,……を開口8,
……に抜止め嵌合させて両側壁4,4間に横設し
た後、前記側板10の下縁を該地板9に載置する
とともに、下方の突片19を該地板9と保管庫A
の背板3間に嵌挿した状態で前記側壁4に当接さ
せて一時的に保持し、そして前記天板11の両側
面21,21を上方から上方の棚受6の係合片7
と側壁4間に前記同様にそれぞれ嵌挿するととも
に、ダボ22,……を開口8,……に抜止め嵌合
させ且つ側板10の上方の突片19を該天板11
と前記背板3間に嵌挿した状態で横設し、更に両
側板10,10間に該側板10の係止孔20,…
…に取付けた棚爪25,……にて棚板12を突き
合わせ状態となして装着し、前記地板9、側板1
0、天板11及び棚板12をガタつき、ズレなく
第2図に示すように組立てるものである。また、
前記仕切板13を取付ける場合には前記天板11
を取付ける前に、第7図に示すように前記地板9
の孔18,18に該仕切板13の突起26,26
を嵌挿して一時的に立起保持した状態で、前記同
様に天板11を上方の棚板12,12に抜止め嵌
合するとともに、該仕切板13の凹所27,27
を含む部分を前記天板11の下面に形成したスリ
ツト24,24に嵌合させて装着し、そして前記
側板10と仕切板13間にそれぞれ短尺の棚板1
2を棚板12を用いて突き合わせ装着する。更
に、前記地板9の凹溝17と前記天板11の凹溝
23間にガラス板29,29からなる引違い戸1
4を装着して組立てを完了する。
〔考案の効果〕
以上の内容の本考案の保管庫内の組立式キヤビ
ネツトによれば、予め完成された保管庫の内部に
ノツクダウン方式で極めて容易にキヤビネツトを
組立てることができ、そのため保管庫の前縁に側
框がある場合でも、該側框に何ら邪魔されること
なく、保管庫の側壁に密着した状態で装着できて
外観性に優れたものとなすことがでる。
またその組立ては、地板を保管庫の両側壁に固
定した下方の棚受に抜止め嵌合して両側壁間に渡
設し、そして両側板の下縁を前記地板上に載置す
るとともに、保管庫の側壁に当接させて一時的に
保持した後、天板を地板と同様に上方の棚受に抜
止め嵌合して両側壁間に横設し、その状態で前記
側板の少なくとも上下一方に設けた突片を地板と
保管庫の背板間又は天板と該背板間に位置させ、
それから両側板の係止孔に取付けた棚爪にて該両
側板間に棚板を突き合わせ装着するだけで、単に
嵌合作業のみで全体としてガタつき及びズレが全
くなく強固に組立てることができる。
従つて、前記地板と天板は保管庫に側壁の固定
した棚受により確実に支持され、また前記側板は
後縁の突片が地板と背板間又は天板と背板間に位
置するので前後方向の移動が完全に規制され、し
かも両側板間に突き合わせ状態で装着した棚板に
より内方への移動も完全に規制されて、全ての部
材を機能的に連係させて、最小の部品点数で安価
に保管庫内にキヤビネツトを構成できるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のキヤビネツトを保管庫内に組
立て構成した状態の全体斜視図、第2図はその要
部の部分縦断側面図、第3図はキヤビネツトの分
解斜視図、第4図は保管庫の側壁に地板と側板及
び天板を取付けた状態の部分縦断正面図、第5図
は第4図の状態の縦断側面図、第6図は側板の全
体拡大斜視図、第7図は地板と天板間に仕切板を
取付けた状態を示す縦断側面図である。 A……保管庫、B……キヤビネツト、1……本
体、2……両開き扉、3……背板、4……側壁、
5……側框、6……棚受、7……係合片、8……
開口、9……地板、10……側板、11……天
板、12……棚板、13……仕切板、14……引
違い戸、15……側面、16……ダボ、17……
凹溝、18……孔、19……突片、20……係止
孔、21……側面、22……ダボ、23……凹
溝、24……スリツト、25……棚爪、26……
突起、27……凹所、28……係止孔、29……
ガラス板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保管庫の内部に設けるキヤビネツトに於いて、
    保管庫の両側壁内面の上下に棚受を固定し、下方
    の棚受に地板を抜止め嵌合して渡設し、後縁の少
    なくとも上下一方に突片を設けるとともに、側面
    の上下方向に多数の係止孔を並設した側板を前記
    地板上に下縁を載置した状態で前記側壁に当接
    し、そして上方の棚受に天板を抜止め嵌合して渡
    設し、前記側板の突片を地板と保管庫の背板間又
    は天板と該背板間に位置させ、更に両側板間に前
    記係止孔に取付けた棚爪にて棚板を突き合わせて
    装着してなることを特徴とする保管庫内の組立式
    キヤビネツト。
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