JPH0537765A - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JPH0537765A
JPH0537765A JP3187129A JP18712991A JPH0537765A JP H0537765 A JPH0537765 A JP H0537765A JP 3187129 A JP3187129 A JP 3187129A JP 18712991 A JP18712991 A JP 18712991A JP H0537765 A JPH0537765 A JP H0537765A
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Japan
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station side
communication
time
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receiving station
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JP3187129A
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Kaoru Hashimoto
薫 橋本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信局側から送信局側に受信局側での時計情
報を通知することにより、送信局側で受信局の現地時間
を知ることができるファクシミリ装置を提供することを
目的としている。 【構成】 時計20は時間を計時するもので、この時計
20から得られる時計情報は、通信制御部15によって
行なわれたファクシミリ通信の結果と共に、通信管理メ
モリ部21に集計記憶される。ここで集計記憶された受
信局側での時計情報は、G3通信制御手順に従って前記
通信制御部15を介して送信局側に通知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送受信の結果を集計する
機能を有したファクシミリ装置に関し、特に送受信時刻
を付して集計結果を印字出力するファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、静止画像を相互に通信するファク
シミリ装置が多用されているが、このファクシミリ装置
は、国際的な標準規格である例えばG3の通信制御手順
(通信プロトコル)に従って通信が行なわれている。従
来のこの種のファクシミリ装置としては、例えば特開昭
54−73510号公報、特公昭63−36709号公
報、特公昭63−58422号公報等に記載されたもの
がある。
【0003】これらの公報に記載されたファクシミリ装
置においては、送信しようとする原稿を装置本体にセッ
トし、相手局を電話機にてダイアルし呼び出した後、前
記原稿を画素分解して読み取り、この画像情報を受信局
に送信する。一方、受信局では送られてくる画像情報
を、プロッタにて記録紙に印字出力する。このとき、送
信局側のファクシミリ装置では、自身が有する時計機能
を使用して、送信時刻等を含むファクシミリ送信の結果
が所定のメモリに記憶される。一方、送信時刻等の時計
情報は、画情報と共に送信局側から受信局側に送られ
る。そして、受信局側のファクシミリ装置では、前記送
信局側から送られてくる時計情報に基づいて、前記プロ
ッタから出力される受信コピーに受信時刻を印字し、ま
た所定のメモリに受信の結果を記憶する。(これは、前
記特公昭63−36709号公報に記載されている。)
こうして、ファクシミリ装置では、送受信にかかわらず
自身の行なったファクシミリ通信の結果が記憶される。
ここで、記憶されたファクシミリ通信の結果は集計さ
れ、前記プロッタをして送受信時刻と共に記録紙に印字
出力される。印字出力された記録紙は、通信管理レポー
トとして、原稿を何時どこに送ったか、また原稿を何時
どこから受けたか、等を把握するために利用される。
【0004】ところで、このような従来のファクシミリ
装置にあっては、その操作利便性から国内通信だけに限
らず、海外との交信も頻繁に行なわれている。このた
め、海外との交信の場合、送信局側から送られてくる時
計情報を用いて、受信局側で通信管理レポートを作成す
ると、送信局側で設定したその国の標準時による送信開
始時刻等がそのまま印字される。この結果、受信局側の
通信管理レポートには、それぞれの発信国に応じて各種
のものが混在し、同一国内のものは自国の標準時による
受信時刻が、また海外から受信したものはそれぞれの送
信国の標準時による受信時刻が記録される。従って、海
外との交信の場合には、それぞれの受信時刻について、
その送信国との間の時差や日差を換算しなければなら
ず、煩わしいという不都合があった。
【0005】そこで、前記特公昭63−58422号公
報には、海外から原稿を受信した受信局側にあって、交
信相手国を識別し、送信局側から送られてくる時計情報
の時差を補正するファクシミリ装置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあって、海外に原稿を送
信した送信局側においては、送信局側のファクシミリ装
置の有する時計機能を使用して、その原稿が何日の何時
何分に送信されたかを管理しているに過ぎず、前記通信
管理レポートには、全て送信局側の時刻によって、その
日時が印字されるに過ぎない。
【0007】このため、受信が何日何時何分に開始さ
れ、また何時何分に終了したかという受信局側での現地
日時を、送信局側で簡単に認識することができなかっ
た。そこで、請求項1記載の発明は、受信局側から送信
局側に受信局側での時計情報を通知することにより、送
信局側で受信局の現地時間を知ることができるファクシ
ミリ装置を提供することを目的としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、海外向けの
ファクシミリ送信に限り、送信局側の送信時間を受信局
側の時計情報により管理するファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。また、請求項3記載の発明
は、国内向けのファクシミリ送信では、受信局側の時計
情報を無視し送信局自身の時計情報により送信時間を管
理するファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、時間を計時する時計と、G
3として規格化された通信制御手順に従ってファクシミ
リ通信を行なう通信制御部と、この通信制御部によって
行なわれたファクシミリ通信の結果を前記時計から得ら
れる時計情報と共に集計記憶する通信管理メモリ部と、
を備えたファクシミリ装置において、前記通信制御手順
に受信局側での時計情報を付加し、この受信局側の時計
情報を送信局側に通知することを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、通信制御手順に含まれる国コードを検
出する検出手段と、送信局側の国コードと受信局側の国
コードとが一致するか否かを判断する判断手段と、を備
え、国コードが不一致の場合は受信局側の時計情報を送
信局側の通信管理メモリ部に記憶することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項3記載の発明は、上記目的を
達成するために、国コードが一致する場合は送信局であ
る自身の時計情報を通信管理メモリ部に記憶することを
特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、通信制御手順に受信局側での時計情報を付加し、こ
の受信局側の時計情報を送信局側に通知する。また、上
記構成を有する請求項2記載の発明においては、通信制
御手順に含まれる国コードを検出し、送信局側の国コー
ドと受信局側の国コードとが一致するか否かを判断し、
国コードが不一致の場合は受信局側の時計情報を送信局
側の通信管理メモリ部に記憶する。
【0013】また、上記構成を有する請求項3記載の発
明においては、国コードが一致する場合は送信局である
自身の時計情報を通信管理メモリ部に記憶する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜3いずれかに記載された発明の一実施
例に係るファクシミリ装置を示すブロック図である。ま
ず、構成を説明する。図1において、システム制御部1
1は、所定のプログラムに従ってファクシミリ装置全体
を制御する。システムメモリ部12は、システム制御部
11の制御に必要なワークエリアやデータを記憶する。
画像バッファメモリ部13は、例えばRAM(Random A
ccess Memory)等により形成されており、ファクシミリ
通信に係る画情報が蓄積される。符号化・復号化部14
は、送信する画情報を所定の方式で符号化してその情報
量を圧縮すると共に、符号化されている受信画情報を元
の画情報に復元する。
【0015】通信制御部15は、所定の伝送制御手順た
とえばG3として規格化された通信制御手順(通信プロ
トコル)に従ってファクシミリ通信を行なう。網制御部
16は、通信回線網(例えば、公衆電話回線網)と接続
して回線ループを形成する。操作表示部17は、このフ
ァクシミリ装置をオペレータが任意に操作するための各
種操作キー、例えばワンタッチダイアルキーや短縮ダイ
アルキーおよびファクシミリ装置からオペレータへのメ
ッセージ等を表示するための各種の表示器等が配設され
ている。スキャナ部(読取部)18は、送信原稿を所定
の解像度で画素に分解して、各画素を白黒の画信号に変
換する。プロッタ部19は、スキャナ部18と同じ解像
度で画像を記録紙に記録して出力する。
【0016】時計20は時間を計時するもので、この時
計20から得られる時計情報は、前記通信制御部15に
よって行なわれたファクシミリ通信の結果と共に、通信
管理メモリ部21に集計記憶される。ここで集計記憶さ
れた受信局側での時計情報は、G3通信制御手順に従っ
て前記通信制御部15を介して送信局側に通知される。
パターン発生部22は、通信管理メモリ部21に蓄積さ
れた通信管理情報を印字出力するために、その蓄積デー
タを画像データにパターン展開する。
【0017】検出手段23は、前記G3通信制御手順に
含まれる国コードを検出する。判断手段24は、送信局
側の国コードと受信局側の国コードとが一致するか否か
を判断する。システム制御部11は、判断手段24によ
り国コードが不一致と判断された場合は、受信局側の時
計情報を送信局側の通信管理メモリ部21に記憶する。
また、システム制御部11は、判断手段24により国コ
ードが一致すると判断された場合は、受信局側の時計情
報を無視し、送信局である自身の時計情報を通信管理メ
モリ部21に記憶する。
【0018】図2は通信管理メモリ部21の集計の一例
を示すアドレス対応図である。通信管理メモリ部21
は、図2に示すように、送信管理部31と受信管理部3
2とに分かれている。送信管理情報TXM、受信管理情
報RXMは、それぞれm、nによってその記憶アドレス
No.(エリアNo.)が指定され、また1通信毎に各ファイ
ルNo.の管理情報kが付与される。これらの送信管理情
報TXMのアドレスTXM(m)、受信管理情報RXM
のアドレスRXM(n)、ファイルNo.の管理情報k
は、全てシステム制御部11にて管理されている。
【0019】いま、送信の場合の一通信が行なわれた場
合を示すと、TXM(m)のエリア(アドレス)に日
付、TXM(m+1)のエリアにファイルNo.=k、T
XM(m+2)のエリアに宛名(またはダイアル情
報)、TXM(m+3)のエリアに開始時刻、TXM
(m+4)のエリアに枚数、TXM(m+5)のエリア
に終了時刻が、それぞれストアされ、1通信分の送信管
理情報TXMが記憶される。
【0020】本実施例においては、上記アドレスTXM
(m+3)およびTXM(m+5)に記憶される開始時
刻および終了時刻として、海外向け送信の場合に受信局
側での現地時間を記憶する。記憶後、システム制御部1
1は、次回の送信に備えるため、例えば日付情報が記憶
されるアドレスTXM(m)をTXM(m+6)に、ま
たファイルNo.の管理情報kをk+1にそれぞれ変更す
る。
【0021】次に、受信管理部32は受信が行なわれる
と、上記送信管理部31と同様に、RXM(n)のエリ
アに日付、RXM(n+1)のエリアにファイルNo.=
k、RXM(n+2)のエリアに送信端末識別信号TS
I(Transmitting Subscriber Identification)に含ま
れる送信元ダイアル情報、または非標準機能設定信号N
SSに含まれる送信先確認表示RTI(Receiver Termi
nal Identification)等よる宛先情報、RXM(n+
3)のエリアに開始時刻、RXM(n+4)のエリアに
枚数、RXM(n+5)のエリアに終了時刻が、それぞ
れストアされ、1通信分の受信間情報RXMが記憶され
る。
【0022】なお、システム制御部11で管理される送
信管理情報TXMの先頭アドレスTXM(m)のm値
と、受信管理情報RXMの先頭アドレスRXM(n)の
n値は、1通信分の記憶エリアが「6」であることか
ら、送信管理部31、受信管理部32それぞれの(最大
アドレス値−6)を越えないものとし、その範囲でm
値、n値が最大となった場合は、それぞれ最小の値に戻
り、サイクリックに展開する。
【0023】次に、作用を説明する。図3は本実施例の
通信制御手順を示す図であり、同図(a)はその通信フ
ロー、同図(b)は同図(a)に示されるNSF(D)
のビット割付け内容、同図(c)は同図(a)に示され
るMCF(D)のビット割付け内容である。図3(a)
において、まず、送信局側では送信する原稿をセット
し、ダイアル呼出しを行ない、送信を開始する。…一
方、受信局では呼出しを受けると、非標準機能識別信号
NSF(Non-Standard Facilities)、デジタル識別信
号DIS(DigitalIdentification Signal)、被呼端末
識別信号CSI(Called Subscriber Identification)
を送信局側に戻す。このとき、非標準機能識別信号NS
Fの一部に受信局側の日時を示す非標準機能識別信号N
SF(D)も同時に戻す…この非標準機能識別信号N
SF(D)のビットアサインの例は、図3(b)に示さ
れ、FIF(ファクシミリインフォメーションフィール
ド)にて受信局側の時計情報すなわち年月日時分情報が
送信局側に通知される。なお、ここで通知される時計情
報は受信開始時間を表わす。
【0024】送信局側では、非標準機能識別信号NSF
(D)の内容を管理情報としてストアしておき、非標準
機能設定信号NSS(Non-Standard Facilities Set-u
p)を送信し、デジタル命令信号DCS(Digital Comma
and Signal)および送信端末識別信号TSI(Transmit
ting Subscriber Identification)によりトレーニング
を行なう。このとき、非標準機能設定信号NSSには非
標準機能識別信号NSF(D)認識可能として通知す
る。…受信局側では、上記トレーニングを正常に受け
ると受信準備確認信号CFR(Confirmation to Receiv
e)を返す。…送信側では画情報PIXの送信を開始
する。…送信が終了すると、送信局側より手順終了信
号EOP(End of Procedures)を送出する。…受信
局側では正常に受信を終了すると、非標準機能設定信号
NSSに非標準機能識別信号NSF(D)の認識可のあ
った場合のみ、メッセージ確認信号MCF(D)(MC
F:Message Confirmation)を送信する。それ以外は、
通常のメッセージ確認信号MCFの返送となる。…メ
ッセージ確認信号MCF(D)のビットアサインの例
は、図3(c)に示され、FIF(ファクシミリインフ
ォメーションフィールド)にて受信局側の時計情報すな
わち年月日時分情報が送信局側に通知される。なお、こ
こで通知される時計情報は受信終了時間を表わす。
【0025】送信局側は、メッセージ確認信号MCF、
MCF(D)を受信すると、切断命令信号DCN(Disc
onnect)を送信して終了する。…なお、上記通信フロ
ーにおいて、非標準機能識別信号NSF(D)が返送
されて来ない場合は、通常通信となる。また、送信局側
で数枚の原稿がある場合は、通信フローのように繰り
返しとなる(標準G3通信制御手順と同様)。
【0026】なお、通信フローにおいて、受信局側フ
ァクシミリ装置に、本実施例の機能が無いときは、非標
準機能識別信号NSF(D)が送出されず、通常のG3
通信となるが、この場合、通信フローにおいてメッセ
ージ確認信号MCF(D)も送出されず、送信局側では
メッセージ確認信号MCF(D)の受信もされない。図
4は本実施例により印字出力された通信管理レポートの
一例を示す図である。図において、ニューヨークおよび
トロントに向けた海外送信では、現地の受信時間と終了
時間が印字されており、また大阪および北海道に向けた
国内送信では、送信局自身の受信時間と終了時間が印字
されている。なお、送信局自身の受信時間と終了時間
は、()にて現地時間と区別されている。
【0027】次に、図5のフローチャートを参照しなが
ら図1に示す実施例の送信局側としての動作を詳細に説
明する。図5は本実施例の送信処理を示すフローチャー
トである。まず、送信局側では、操作表示部17より入
力されたダイアル情報を回線に送出し(ステップS
1)、通信を開始する。
【0028】ダイアル送出後、受信局の非標準機能識別
信号NSF、デジタル識別信号DISの受信待ちとな
り、G3ファクシミリ通信制御手順のフェーズ処理を行
なう(ステップS2)。ここで、非標準機能識別信号N
SF、デジタル識別信号DISを受信すると、ファクシ
ミリ通信が開始される(ステップS3)。このとき、送
信局では、種々の通信管理情報を通信管理メモリ部21
にストアすることになる(ステップS4)。例えば、図
2に示すように、TXM(m)に日付を、TXM(m+
1)にファイルNo.=kを、TXM(m+2)に宛名
を、TXM(m+3)に開始時刻を、TXM(m+4)
に枚数を、それぞれストアする。ここで、ファイルNo.
は、システム制御部11で1通信毎に管理される連番と
して扱われる。いま、一例として、ファイルNo.=kと
する。日付け、および開始時刻は、システム制御部11
で管理される自らの時計情報である。なお、枚数は、こ
の時点では「1」をストアする。また、宛先は、操作表
示部17より入力された電話のダイアル番号またはこの
操作表示部17に存在するワンタッチキー等に対応して
登録されている名称等をストアする。
【0029】次いで、この受信局から応答される非標準
機能識別信号NSFの中に、非標準機能識別信号NSF
(D)の存在を認めると(ステップS5)、非標準機能
識別信号NSF(D)の国コードを照合し(ステップS
6)、送信局側と受信局側とで国が異なる場合、前記T
XM(m+1)の日付けおよびTXM(m+3)の開始
時刻のデータを、図3(b)に示す非標準機能識別信号
NSF(D)内に含まれた年月日、時分データに書き換
える。なお、ステップS5の判断で非標準機能識別信号
NSF(D)の存在を認められないときは、ステップS
6、S7の処理は行なわれない。
【0030】次に、送信局側は、非標準機能設定信号N
SS(またはデジタル命令信号DCS)を送出し(ステ
ップS8)、受信準備確認信号CFRを受信するまで、
フェーズ処理を行ない(ステップS9、S10)、受信
準備確認信号CFRを受信後、画情報PIXを送出する
(ステップS11)。1枚目の原稿を送信し終わり、続
けて送信すべき原稿がある場合は(ステップS12)、
前記通信管理メモリ部21のTXM(m+4)の現在の
枚数データを+1してストアし直し(ステップS1
3)、ステップS8に戻り次ページの送信を行なう。
【0031】一方、ステップS12の判断で全ての原稿
の送出が終了すると、送信局側は手順終了信号EOP
(End of Procedures)を送出する(ステップS1
4)。手順終了信号EOP送出後、受信局側からのメッ
セージ確認信号MCF(Message Confirmation)待ちと
なり、前記非標準機能識別信号NSF(D)の存在があ
った場合には(ステップS15)、メッセージ確認信号
MCF、MCF(D)を待つ。すなわち、G3ファクシ
ミリ通信制御手順のフェーズ処理に入り(ステップS1
7)、メッセージ確認信号MCF、MCF(D)を受信
すると(ステップS18)、前記ステップS6の判断で
国コードが異なった場合のみ、通信管理メモリ部21の
TXM(m+5)の終了時刻を、図3(c)に示すメッ
セージ確認信号MCF(D)に含まれる時分データに書
き換える(ステップS18)。
【0032】一方、ステップS15の判断で非標準機能
識別信号NSF(D)の存在が無い場合には、通常のフ
ェーズ処理に入り(ステップS19)、メッセージ確認
信号MCFを受信すると(ステップS20)、送信局自
身の時計情報の時分データをTXM(m+5)にストア
する(ステップS21)。続いて、送信局は、通信管理
アドレスの値すなわちTXM(m)のm値を+6増加
し、ファイルNo.のk値を+1だけ増加する(ステップ
S22)。これにより、次回の送信では、送信管理情報
TXMは、m+6のエリア(アドレス)からストアさ
れ、ファイルNo.はk+1となる。
【0033】最後に、送信局は切断命令信号DCNを送
出し(ステップS23)、処理を終了する。このよう
に、本実施例においては、受信局での現地時間を送信局
に通知することにより、送信局側での送信管理情報を受
信局の現地時間にて管理することができ、送信局側で受
信局の現地時間を知ることができる。
【0034】また、本実施例においては、海外向けの送
信に限り、送信局側の送信時間を受信局側の時計情報に
より管理するので、通信管理レポートに受信局側の現地
時刻が印字されることにより、送達日時の管理を容易に
することができる。さらに、現地時刻で管理されること
により、オペレータおよび発信者の現地時間意識を高め
ることができる。
【0035】次に、図6のフローチャートを参照しなが
ら図1に示す実施例の受信局側としての動作を詳細に説
明する。図6は本実施例の受信処理を示すフローチャー
トである。まず、受信局側では呼出しを受けると受信を
開始し(ステップP1)、非標準機能識別信号NSF、
NSF(D)、デジタル識別信号DIS、被呼端末識別
信号CSI等を送信局側に応答した後(ステップP
2)、フェーズ処理に入り(ステップP3)、送信局側
からの非標準機能設定信号NSS、デジタル命令信号D
CS、および送信端末識別信号TSIの受信待ちとなる
(ステップP4)。
【0036】ここで、非標準機能設定信号NSS、デジ
タル命令信号DCS等を受信すると、通信管理メモリ部
21に1枚目の受信管理データをストアする(ステップ
P5)。すなわち、RMX(n)には日付を、RXM
(n+1)にはシステム制御部11で管理されているフ
ァイルNo.=kを、RXM(n+2)には非標準機能設
定信号NSS上の送信元確認表示情報RTI、または送
信端末識別信号TSIに表示された発信元電話番号を、
さらにRXM(n+3)には開始時刻を、RXM(n+
4)には枚数1を、それぞれストアする(ステップP
6)。ただし、このときの日付、時刻等は全て受信局自
身の時計情報である。
【0037】次に、受信準備確認信号CFRを送出し
(ステップP7)、フェーズ処理の後(ステップP
8)、画情報PIXを受信する(ステップP9)。次い
で、フィエーズ処理の後(ステップP10)、手順終了
信号EOP待ちとなり(ステップP11)、1枚目の画
情報受信後、追加原稿の受信が認められると、すなわち
マルチページ信号MPS等を受信すると(ステップP1
2)、RXM(m+4)の現在の枚数データを+1し、
ストアする(ステップP13)。多枚数の受信でも同様
である。
【0038】ステップP11の判断で送信終了のメッセ
ージEOPが受信されると、前記ステップP4で受信さ
れた非標準機能設定信号NSSによって、図3(c)に
示すメッセージ確認信号MCF(D)を送出するかどう
かを判断し(ステップP14)、要否に応じてメッセー
ジ確認信号MCFおよびMCF(D)を送出(ステップ
P15)、またはメッセージ確認信号MCFのみを送出
する(ステップP16)。
【0039】ステップP15またはP16によりメッセ
ージ確認信号MCFを送出した後、RXM(n+5)に
終了時刻として時刻情報をストアする(ステップP1
7)。次いで、システム制御部11の管理ファイルNo.
kを+1増し、RXM(n)のn値値を+6増加して
(ステップP18)、フェーズ処理に入り(ステップP
19)、送信局側からの切断命令信号DCNを受けて受
信終了となる(ステップP20)。
【0040】以上のような処理を経て、通信管理レポー
トが印字出力されるが、通信管理メモリ部21にストア
された情報は、パターン発生部22により画像データに
展開され、プロッタ部19により出力される。この通信
管理レポートの出力指示は、オペレータによる操作およ
び所定数通信後による自動出力等が考えられるが、本実
施例では特にその出力指示を限定するものではない。ま
た、通信管理レポートの出力動作についても、特にその
詳細を限定するものではない。
【0041】なお、G3ファクシミリ通信制御手順にお
いて、時計情報をコードデータとして確実に通信するた
めに、本実施例では、非標準機能識別信号NSF(D)
を使用しているが、これは従来機のNSFのFIF上に
追加してアサインすることも可能であり、本実施例では
受信局側の時刻を通知する一例を具象化したものであ
る。また、メッセージ確認信号MCF(D)を使用せ
ず、送信局側で受信局の受信開始時刻に基づいて終了時
刻を算出するよう構成しても構わない。
【0042】また、以上の実施例では海外向け送信に限
って受信局の現地時刻を優先したが、国内であっても時
差が存在する場合には本実施例を適応可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、通信制御手順に受
信局側での時計情報を付加し、この受信局側の時計情報
を送信局側に通知するので、送達日時を受信局の現地時
刻で管理することができ、オペレータおよび発信者の現
地時間意識を高めることができる。
【0044】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、通信制御手順に含まれる国コードを
検出し、送信局側の国コードと受信局側の国コードとが
一致するか否かを判断し、国コードが不一致の場合は受
信局側の時計情報を送信局側の通信管理メモリ部に記憶
するので、海外向けの送信に限り受信局の現地時刻にて
送信時間を確認することができる。
【0045】また、請求項3記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、国コードが一致する場合は送信局で
ある自身の時計情報を通信管理メモリ部に記憶するの
で、国内向けの送信の場合は同一の標準時に基づいて送
達日時を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3いずれかに記載された発明の一実
施例に係るファクシミリ装置を示すブロック図である。
【図2】通信管理メモリ部の集計の一例を示すアドレス
対応図である。
【図3】本実施例の通信制御手順を示す図であり、同図
(a)はその通信フロー、同図(b)は同図(a)に示
されるNSF(D)のビット割付け内容、同図(c)は
同図(a)に示されるMCF(D)のビット割付け内容
である。
【図4】本実施例により印字出力された通信管理レポー
トの一例を示す図である。
【図5】本実施例の送信処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】本実施例の受信処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 システム制御部 15 通信制御部 20 時計 21 通信管理メモリ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間を計時する時計と、 G3として規格化された通信制御手順に従ってファクシ
    ミリ通信を行なう通信制御部と、 この通信制御部によって行なわれたファクシミリ通信の
    結果を前記時計から得られる時計情報と共に集計記憶す
    る通信管理メモリ部と、を備えたファクシミリ装置にお
    いて、 前記通信制御手順に受信局側での時計情報を付加し、こ
    の受信局側の時計情報を送信局側に通知することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】通信制御手順に含まれる国コードを検出す
    る検出手段と、 送信局側の国コードと受信局側の国コードとが一致する
    か否かを判断する判断手段と、を備え、 国コードが不一致の場合は受信局側の時計情報を送信局
    側の通信管理メモリ部に記憶することを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】国コードが一致する場合は送信局である自
    身の時計情報を通信管理メモリ部に記憶することを特徴
    とする請求項2記載のファクシミリ装置。
JP3187129A 1991-07-26 1991-07-26 フアクシミリ装置 Pending JPH0537765A (ja)

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