JPH0537371Y2 - - Google Patents

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JPH0537371Y2
JPH0537371Y2 JP6976687U JP6976687U JPH0537371Y2 JP H0537371 Y2 JPH0537371 Y2 JP H0537371Y2 JP 6976687 U JP6976687 U JP 6976687U JP 6976687 U JP6976687 U JP 6976687U JP H0537371 Y2 JPH0537371 Y2 JP H0537371Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、海底ケーブルの如く鉄を主材として
線がい装を施したケーブルの改良に関する。
[従来技術] 海底ケーブルでは、一般に機械的強度の大きい
鉄線によりがい装を施してきたが、通電電流が大
きくなるに従つてかかる鉄線への誘導による鉄損
が顕著となつて発熱量が大きくなることから、大
電流化に伴いケーブルコアの導体断面積を大きく
しても、許容電流をそれ程大きくできない問題を
有していた。
従来その問題点を解決する手段として、 (1) 鉄線がい装部の内側に銅線による帰路導体層
を付設して、ここに帰路電流を流すことにより
鉄線がい装部を透過する磁束をある程度キヤン
セルして鉄損を小さくして発熱を抑えて許容電
流を増加させるもの、 (2) がい装線に銅線を用いるものが採用されてき
た。
[考案が解決しようとする問題点] 上記手段の中で(1)のものは許容電流の上昇には
効果があるが、帰路導体層を形成する為に多数本
の銅線を用いて一層分巻くことから、ケーブル外
径が大きくなり、それに伴い重量も増加し、ケー
ブルの取扱いが困難化しており、又、製造工程も
一工程増えるのでコストが大きくなる欠点があつ
た。一方の(2)のものでも許容電流の上昇にはある
程度の効果は認められるものの、その為にがい装
の機械的強度が著しく低下し、がい装本来の目的
であるケーブルの機械的防護をなし得ない問題が
あつた。
本考案は、上記した従来技術の問題点に鑑み、
外径重量を大幅に増加させることなくしかも機械
的強度を維持しつつ送電容量の大幅増加を可能に
したこの種線がい装ケーブルの提供を目的とす
る。
[問題点を解決する為の手段] 上記の目的を達成する為に本考案は、ケーブル
コア周上に施される座床の上に、帰路電流を通電
可能な程度の銅クラツド部もしくは銅線部を有し
てなる銅−鉄クラツド線によるがい装を設けてな
ることを特徴とする。
[実施例] 以下、添付した図面により具体的に説明する。
第1図は、ケーブルの横断面を示すもので、1は
導体、絶縁体等からなるケーブルコア、2はがい
装座床、3は線がい装、4はサービングである。
しかして線がい装3は、そのがい装線が鉄と銅
の複合によるクラツド線3aにより構成され、第
2図及び第3図にその具体的構造例を示す。
第2図の場合は、鉄線5の周上に銅クラツド層
6を形成した例を示し、第3図の場合は、銅線7
の周上に鉄クラツド層8を形成した例を示す。
銅クラツド層6や銅線7は帰路電流を通電可能
な程度のいわば帰路電流用導体のサイズと等価の
断面積とされ、又鉄線5もしくは鉄クラツド部8
は、所要の機械的強度を保有できる程度にその断
面積が選ばれると良い。
[考案の効果] 以上説明して来た通り、本考案の銅−鉄クラツ
ド線がい装ケーブルによれば、鉄線もしくは鉄ク
ラツド部において機械的強度の維持が十分になさ
れるとともに、銅クラツド部もしくは銅線部が帰
路導体部として活用することで誘導による鉄損を
十分に小さくすることができるものであり、そし
て外径重量も大幅な増加を伴うことなく実施でき
るものである等々所期の目的は達せられ、しかも
製造コストの低い安価なものにでき、送電容量を
大幅に増加できるがい装ケーブルを経済的に提供
するものとして、その実益は甚大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる銅−鉄クラツド線が
い装ケーブルの横断面説明図、第2図及び第3図
は、本考案において用いられる銅−鉄クラツド線
の二様例を示す横断面説明図である。 1……ケーブルコア、2……座床、3……がい
装、3a……銅−鉄クラツド線、4……サービン
グ、5……鉄線、6……銅クラツド部、7……銅
線、8……鉄クラツド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルコア1の周上に座床2を設け、該座床
    2上に帰路電流を通電可能な程度の銅クラツド部
    もしくは銅線部を有してなる銅−鉄クラツド線3
    aによるがい装3を設けてなり、この上にサービ
    ング4を設けてなることを特徴とする銅−鉄クラ
    ツド線がい装ケーブル。
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