JPH0537321A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH0537321A
JPH0537321A JP3193361A JP19336191A JPH0537321A JP H0537321 A JPH0537321 A JP H0537321A JP 3193361 A JP3193361 A JP 3193361A JP 19336191 A JP19336191 A JP 19336191A JP H0537321 A JPH0537321 A JP H0537321A
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JP
Japan
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level
output
output terminal
signal
transistor
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Pending
Application number
JP3193361A
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English (en)
Inventor
Shuichi Tsukada
修一 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0537321A publication Critical patent/JPH0537321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出力信号のレベルが変化するときの出力信号の
リンキング及び電源配線,接地配線のレベルの変動を低
減し、他の回路の誤動作の防止と動作の高速化をはか
る。 【構成】出力端子TMoのレベルを、出力信号Voがレ
ベル変化する直前のタイミングに高レベル,低レベルの
中間レベルにする出力電位制御回路2を設ける。出力電
位制御回路2は負荷容量Coと同等の容量の容量素子C
1と、この容量素子C1と出力端子TMoとを信号Φ3
により接続制御するトランジスタQ3と、充放電回路の
抵抗R1,トランジスタQ4〜Qnとで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力回路に関し、特に半
導体集積回路におけるディジタル出力信号を発生させる
出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の出力回路は、一例として
図3(A),(B)に示すように、ドレインを電源電圧
Vccの第1の電源端子TMpと接続しソースを出力端
子TMoと接続しゲートに第1の信号Φ1を入力してオ
ン,オフする第1のトランジスタQ1と、ソースを第2
の電源端子の接地端子TMgと接続しドレインを出力端
子TMoと接続しゲートに第2の信号Φ2を入力してオ
ン,オフする第2のトランジスタQ2とを備え、第1及
び第2の信号Φ1,Φ2により出力端子TMoのレベル
(Vo)を決定する直前に第1及び第2のトランジスタ
Q1,Q2が同時にオフ状態となる出力段回路1を備え
た構成となっている。
【0003】出力端子TMoには負荷回路10が接続さ
れるが、出力段回路1の出力端から負荷回路の入力端ま
での配線の容量や、トランジスタQ1,Q2の拡散層容
量、また負荷回路10自身の入力端の容量を含む負荷容
量Coが存在する。
【0004】また、電源端子TMpと出力段回路1の電
源供給端との間、及び接地端子TMgと出力段回路1の
接地端との間には、それざれの配線によるインダクタン
スL1,L2が存在する。
【0005】次に、この出力回路の動作について説明す
る。
【0006】まず、出力信号Voが低レベルであるとす
る。このとき、信号Φ1は低レベル、信号Φ2は高レベ
ルとなっており、トランジスタQ1はオフ、トランジス
タQ2はオンとなっている。
【0007】次に、出力信号Voを低レベルから高レベ
ルに変化させるには、信号Φ2を低レベルにしてトラン
ジスタQ1,Q2ともオフとし、その信号Φ1を高レベ
ルにしてトランジスタQ1をオンにする。
【0008】また、出力信号Voを高レベルから低レベ
ルに変化させるには、信号Φ1を低レベルにしてトラン
ジスタQ1,Q2ともオフとし、その後信号Φ2を高レ
ベルにしてトランジスタQ2をオンにする。
【0009】このように、出力信号Voのレベルを変化
させる前に一旦トランジスタQ1,Q2を共にオフとす
る理由は、信号Φ1,Φ2を同時に変化させるとトラン
ジスタQ1,Q2が同時オンとなり貫通電流が流れる
が、これを避けるためであり、また、メモリ回路等にお
いては、アドレスが変化するときに発生しやすいマルチ
セレクト状態による不都合を避けるためなどである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の出力回
路は、出力端子TMoには負荷容量Coが存在し、電源
端子TMpと出力段回路1の電源供給端との間の配線、
及び接地端子TMgと出力段回路1の接地端との間の配
線にはインダクタンスL1,L2が存在するので、出力
信号Voのレベルが変化するとき、インダクタンスL
1,L2を介して負荷容量Co及び負荷回路10の充放
電が行なわれるため、図3(B)に示すように、出力信
号Voにリンキングが発生し、また出力段回路1の電源
供給端の電位Vcc1,接地端の電位GND1が変動
し、これらが電源ノイズ、接地線ノイズとして他の回路
に伝播し誤動作を引き起すという問題点があった。
【0011】また、出力信号Voのリンキングが所定の
レベルにおさまるまでの時間(T2)が長くなり、動作
速度が低下するという問題点があった。
【0012】本発明の目的は、出力信号Voのリンキン
グ、及び電源配線,接地配線のレベルの変動を低減して
これらに起因するノイズを低減し、他の回路の誤動作を
防止すると共に、動作の高速化をはかることができる出
力回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の出力回路は、ソ
ース,ドレインの一方を第1の電源端子と接続し他方を
出力端子と接続しゲートに第1の信号を入力してオン,
オフする第1のトランジスタ、及びソース,ドレインの
一方を第2の電源端子と接続し他方を前記出力端子と接
続しゲートに第2の信号を入力してオン,オフする第2
のトランジスタを備え前記第1及び第2の信号により前
記出力端子のレベルを決定する直前に前記第1及び第2
のトランジスタが同時にオフ状態となる出力段回路と、
前記出力端子に接続する負荷容量と同等の容量をもつ容
量素子、この容量素子の一端を前記出力端子のレベルと
は異なる所定のレベルに充放電する充放電回路、並びに
ソース,ドレインを前記容量素子の一端及び出力端子間
に接続しゲートに第3の信号を入力して前記第1及び第
2のトランジスタが同時にオフ状態の期間にオン状態と
なる第3のトランジスタを備えた出力電位制御回路とを
有している。
【0014】また、充放電回路を、第1の電源端子と容
量素子の一端との間に接続された第1の抵抗素子と、第
2の電源端子と前記容量素子の一端との間に接続された
第2の抵抗素子とを備え、前記容量素子の一端を出力端
子の高レベル,低レベルの中間レベルになるように充放
電する回路とした構成を有している。
【0015】また、充放電回路を、入力端を出力端子と
接続し出力端を容量素子の一端と接続し第3の制御信号
により活性化制御されて第3のトランジスタがオフ状態
のときに前記容量素子の一端を前記出力端子のレベルを
反転したレベルに充放電するクロックドインバータによ
り形成した構成を有している。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0017】図1(A),(B)は本発明の第1の実施
例を示す回路図及びこの実施例の動作を説明するための
各部信号の波形図である。
【0018】この実施例が図3(A)に示された従来の
出力回路と相違る点は一端を接地端子TMg(又は接地
配線)と接続し負荷容量Coと同等の容量をもつ容量素
子C1と、この容量素子C1の両端に接続された抵抗R
1と、電源端子TMp(又は電源配線)と容量素子C1
の他端との間に直列接続されたダイオード接続のトラン
ジスタQ4〜Qnによる抵抗素子と、ソース,ドレイン
を容量素子C1と出力端子TMoとの間に接続し第3の
信号Φ3によりオン,オフする第3のトランジスタQ3
とを備え、抵抗R1及びトランジスタQ4〜Qnにより
容量素子C1を出力信号Voの高レベル(電源電圧Vc
c)と低レベル(OV)との中間レベルVcc/2に充
放電し、信号Φ3により、トランジスタQ1,Q2が同
時にオフとなる期間にトランジスタQ3をオンにするよ
うにした出力電位制御回路2を設けた点にある。
【0019】次に、この実施例の動作について説明す
る。
【0020】出力段回路1の動作は図3に示された従来
例と同様である。
【0021】信号Φ3は出力信号Voをレベル変化させ
る直前の、トランジスタQ1,Q2が同時にオフとなっ
ている期間に高レベルとなり、トランジスタQ3をオン
にする。容量素子C1は、このトランジスタQ3がオフ
の期間に、抵抗R1及びトランジスタQ4〜Qnにより
Vcc/2になるように充電または放電される。
【0022】出力信号Voを低レベルから高レベルに変
化させる際、信号Φ1,Φ2を共に低レベルにしてトラ
ンジスタQ1,Q2をオフにすると共に、信号Φ3を高
レベルにしてトランジスタQ3をオンにする。すると出
力端子TMoのレベルは、容量素子C1の電位(節点N
1の電位)Vcc/2が負荷容量Coとの容量分割によ
り定まるレベル(ほぼVcc/4)に上昇し更にトラン
ジスタQ4〜QnによりVcc/2なる方向に充電され
る。所定の期間後信号Φ3は低レベルとなりトランジス
タQ3はオフとなる。
【0023】ここで信号Φ1が高レベルとなりトランジ
スタQ1がオンになると、負荷容量Co及び負荷回路1
0はトランジスタQ1を介して電源電圧Vccへと充電
される。この際、出力端子TMoのレベルはVcc/2
に近いレベルからVccレベルへと充電されるので、電
源配線等に流れる電流はOVからVccレベル、又はV
ccレベルからOVへと変化させる従来例より小さくな
り、従って出力信号Voのリンキングのレベル、電源配
線のレベル(Vcc1)の変動が小さくなり、また出力
信号Voが静定するまでの時間T1も短かくなる。
【0024】出力信号Voを高レベルから低レベルに変
化させる場合も、充電,放電のちがい、電源配線,接地
配線のちがいはあるが、基本的には上述の動作と同様で
あり、同様の効果がある。
【0025】図2は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。
【0026】この実施例は、充放電回路を、入力端を出
力端子TMoと接続し出力端を容量素子C1の一端(N
1)と接続し第3の制御信号Φ3により活性化制御され
て第3のトランジスタQ3がオフ状態のときに容量素子
C1の一端を出力端子TMoのレベルを反転したレベル
に充放電するクロックドインバータCIV1により形成
したものである。
【0027】この実施例においては、出力信号Vo(出
力端子TMo)が低レベルのとき、容量素子C1はVc
cレベルに充電され、高レベルのとき接地電位に放電さ
れる。従ってトランジスタQ3がオンとなったとき、出
力端子TMoのレベルは直ちにVcc/2レベルとな
る。その他の動作及び効果は基本的には第1の実施例と
同様である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、出力端子
(出力信号)のレベルを変化させる前に、この出力端子
のレベルを高レベル,低レベルの中間のレベルに充放電
する出力電位制御回路を設けた構成とすることにより、
出力端子のレベルが高レベル,低レベルの中間レベルか
ら高レベル又は低レベルへと変化するので、低レベルか
ら高レベル又は高レベルから低レベルへと変化させる従
来例に比べ充放電電流が小さくなり、従って出力信号の
リンキング及び電源配線,接地配線の変動のレベルが小
さくなると共に静定するまでの時間が短かくなり、これ
らに起因するノイズが低減して他の回路の誤動作を防止
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図及び各部信
号の波形図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図3】従来の出力回路の一例を示す回路図及び各部信
号の波形図である。
【符号の説明】
1 出力回路 2,2a 出力電位制御回路 10 負荷回路 Co 負荷容量 C1 容量素子 CIV1 クロックドインバータ IV1 インバータ Q1〜Qn トランジスタ R1 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース,ドレインの一方を第1の電源端
    子と接続し他方を出力端子と接続しゲートに第1の信号
    を入力してオン,オフする第1のトランジスタ、及びソ
    ース,ドレインの一方を第2の電源端子と接続し他方を
    前記出力端子と接続しゲートに第2の信号を入力してオ
    ン,オフする第2のトランジスタを備え前記第1及び第
    2の信号により前記出力端子のレベルを決定する直前に
    前記第1及び第2のトランジスタが同時にオフ状態とな
    る出力段回路と、前記出力端子に接続する負荷容量と同
    等の容量をもつ容量素子、この容量素子の一端を前記出
    力端子のレベルとは異なる所定のレベルに充放電する充
    放電回路、並びにソース,ドレインを前記容量素子の一
    端及び出力端子間に接続しゲートに第3の信号を入力し
    て前記第1及び第2のトランジスタが同時にオフ状態の
    期間にオン状態となる第3のトランジスタを備えた出力
    電位制御回路とを有することを特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】 充放電回路が、第1の電源端子と容量素
    子の一端との間に接続された第1の抵抗素子と、第2の
    電源端子と前記容量素子の一端との間に接続された第2
    の抵抗素子とを備え、前記容量素子の一端を出力端子の
    高レベル,低レベルの中間レベルになるように充放電す
    る回路である請求項1記載の出力回路。
  3. 【請求項3】 充放電回路が、入力端を出力端子と接続
    し出力端を容量素子の一端と接続し第3の制御信号によ
    り活性化制御されて第3のトランジスタがオフ状態のと
    きに前記容量素子の一端を前記出力端子のレベルを反転
    したレベルに充放電するクロックドインバータにより形
    成された請求項1記載の出力回路。
JP3193361A 1991-08-02 1991-08-02 出力回路 Pending JPH0537321A (ja)

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JP3193361A JPH0537321A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 出力回路

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JP (1) JPH0537321A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1122887A1 (en) * 2000-01-31 2001-08-08 STMicroelectronics S.r.l. Pre-charging circuit of an output buffer
US6489808B2 (en) 1999-04-08 2002-12-03 Nec Corporation Buffer circuit capable of carrying out interface with a high speed
JP2007147437A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Dkk Toa Corp 浮遊粒子状物質測定装置

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US6489808B2 (en) 1999-04-08 2002-12-03 Nec Corporation Buffer circuit capable of carrying out interface with a high speed
EP1122887A1 (en) * 2000-01-31 2001-08-08 STMicroelectronics S.r.l. Pre-charging circuit of an output buffer
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