JPH0536873A - 半導体パツケージ - Google Patents

半導体パツケージ

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Publication number
JPH0536873A
JPH0536873A JP19303491A JP19303491A JPH0536873A JP H0536873 A JPH0536873 A JP H0536873A JP 19303491 A JP19303491 A JP 19303491A JP 19303491 A JP19303491 A JP 19303491A JP H0536873 A JPH0536873 A JP H0536873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fins
fin
radiator
semiconductor device
large number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19303491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Akaogi
一成 赤荻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP19303491A priority Critical patent/JPH0536873A/ja
Publication of JPH0536873A publication Critical patent/JPH0536873A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】放熱効果の優れた半導体パッケージを得る。 【構成】フィンの表面に凹みや溝を設け表面積を増加さ
せたた放熱器、あるいは多数の中空円筒を有し表面積を
増加させた放熱器、を備えた半導体パッケージ。 【効果】表面積が増加しているため、空気と接する面積
が増えている。そのため、半導体チップからの熱を効率
的に空気中に放出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】半導体パッケージの構造。特に効
率的な放熱を実現するために放熱部を備えた半導体パッ
ケージに関する。
【0002】
【従来の技術】今日の半導体デバイスは、高機能化、高
集積化が進められている。特に高集積化の発展は著し
く、1cm2 当たり、数十万個から数百万個のトランジ
スタが配置されている半導体チップが製造されている。
高集積化することにより、動作速度も高速になり、論理
LSIのクロックも高周波数化している。
【0003】このような背景のため、半導体デバイスの
単位面積、単位体積当たりの発熱量は加速度的に増加し
てきている。そのため、現在、半導体デバイスの放熱は
極めて重要な問題である。
【0004】近年、この問題を解決するために、放熱器
を備えたパッケージを持つ半導体デバイスが各種製作さ
れている。図4、図5、図6は従来のこのような放熱器
付きの半導体デバイスの外観図の例である。図4は、通
常の半導体パッケージ10(例えばPGAなど)の上面
に金属等の板(いわゆる「フィン」)12を放熱器とし
て固着した物である。図5は、多数の円形のフィン14
を隙間を開けて積み重ねた形状をしている放熱器の例で
ある。各円形のフィン14はその中央部分でお互いに連
結しあっており、その連結部分は、半導体パッケージ1
6の上面に垂直に取り付けられている。その結果各円形
のフィン14は、図5に示すとおり半導体パッケージ1
6と平行に位置している。図6は、半導体パッケージ1
8の上面に多数の円柱20を並べて固着したものであ
る。各円柱20は半導体パッケージ18に垂直に取り付
けられている。
【0005】これらのような形状を持つ放熱器は、その
フィンの間あるいは円柱の隙間を空気が還流することに
より、空気中に熱を放出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の放熱器を備えた
半導体デバイスは以上のようにして、空気をその放熱器
のフィンの間、あるいは円柱の隙間などに還流させるこ
とにより、半導体チップを冷却していた。
【0007】しかしながら、例えば、スーパーコンピュ
ータ等に使用される半導体デバイスなどはこれらの空冷
の放熱器を備えた半導体パッケージでは冷却能力がしば
しば不足であった。このように発熱量の極めて多い半導
体デバイスに対しては空冷ではなく液冷(例えば液体窒
素など)が用いられることが多かった。ところが、この
液冷による冷却は液体の取扱いが面倒で、装置のメンテ
ナンスも非常に複雑である。また液体漏れ等の事故が発
生した場合、装置の復旧が非常に面倒になる等の欠点を
有した。
【0008】以上のような背景に基づき、冷却能力の大
きな空冷の装置を得ることは、工業的に強く切望されて
いた。
【0009】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、上述の課
題を解決するために、放熱器を備えた半導体デバイスに
おいて、その放熱フィンの表面に凹みを多数設けたこと
を特徴とする。
【0010】また、第二の発明は、上記の凹みの代わり
に溝を多数設けたことを特徴としている。
【0011】さらにまた、第三の発明は、多数の中空の
円筒を半導体デバイスの上面に並べることにより放熱器
を形成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記第一の発明によれば、放熱フィンの表面に
多数設けた凹みは、放熱器の表面積を増大させる作用が
ある。そのため、還流する空気と放熱器との接する面積
が増加する。
【0013】上記第二の発明によれば、放熱フィンの表
面に多数設けた溝は、放熱器の表面積を増大させる作用
がある。そのため、還流する空気と放熱器との接する面
積が増加する。
【0014】上記第三の発明によれば、従来ある円筒状
の放熱器の内部をくりぬき中空構造としたことは、放熱
器の表面積を増大させる作用がある。そのため、還流す
る空気と放熱器との接する面積が増加する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0016】図1、図2、図3は本発明の一実施例を示
す外観図である。図1は、第一の発明の一実施例であ
り、図2は、第二の発明の一実施例であり、図3は、第
三の発明の一実施例である。
【0017】図1に示されている半導体パッケージにお
いては、従来の実施技術を示す図4と同様に通常の半導
体パッケージ30の上面にフィン32が固着されてい
る。このフィン32の表面には凹み、いわゆるディンプ
ル34が多数設けられている。そのため図1のフィン3
2の表面積は、図4に示されている従来のフィン12に
比べて増加している。このため、空気とより多くの面積
で接しており、半導体を冷却する能力が増加している。
図1では円形の、いわゆるディンプルを設けた例を示し
てあるが、多角形の凹み(例えば四角形の凹み)でも同
様の効果を奏することはいうまでもない。
【0018】図2に示されている半導体パッケージにお
いては、図1と同様に、通常の半導体パッケージ36の
上面にフィン38が固着されている。フィン38の表面
には細い溝40が多数設けられている。そのため図2の
フィン38の表面積は、図4に示されている従来のフィ
ン12に比べて増加している。このため、図1に示す実
施例と同様に空気とより多くの面積で接しており、半導
体を冷却する能力が増加している。
【0019】図3に示されている半導体パッケージは、
半導体パッケージ42の上面に中空円筒44を垂直に多
数並べて固着したものである。それぞれの中空円筒44
の内部は文字どうり、その内部が中空構造をなしてい
る。そのため図3の中空円筒44の表面積は、図6に示
されている従来の放熱器の円柱20の表面積に比べて増
加している。このため、上記2つの実施例と同様に、空
気とより多くの面積で接しており、半導体を冷却する能
力が増加している。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放熱器の表面積を増加することができるので、半導体デ
バイスを効率良く冷却することができる。そのため、従
来の半導体デバイスの動作クロックをより高速にするこ
とができたり、水冷を用いなければならなかった半導体
デバイスも、本発明を適用することにより空冷を用いる
ことができるものもあろう。
【0021】また、第一の発明の、フィンの表面に設け
られたディンプルは方向性を持たないため、例えば送風
器を用いた空冷に適用した場合、風向による冷却能力の
変化が少ないという効果がある。
【0022】さらにまた、第二の発明の、フィンの表面
に設けられた溝は上記のディンプルとは逆に方向性を持
っているが、ディンプルよりもその加工が容易なため、
製造・加工工程が簡単になるという効果がある。
【0023】そして、第三の発明の、中空円筒は上記2
つの発明に比較して最も容易に加工ができる。すなわ
ち、単に穴をくりぬくだけであり、その穴は全て上方向
から加工が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により、多数の凹み(ディンプル)を表
面に持つフィンを用いた半導体デバイスの一実施例の斜
視図である。
【図2】本発明により、多数の溝を表面に持つフィンを
用いた半導体デバイスの一実施例の斜視図である。
【図3】本発明により、多数の中空円筒を有する放熱器
を用いた半導体デバイスの一実施例の斜視図である。
【図4】多数のフィンを放熱器として用いた従来の半導
体デバイスの斜視図である。
【図5】多数の円盤を放熱器として用いた従来の半導体
デバイスの斜視図である。
【図6】多数の円筒を放熱器として用いた従来の半導体
デバイスの斜視図である。
【符号の説明】
10,16,18 (従来の放熱器を持たない)半導体
パッケージ 12 フィン 14 円形のフィン 20 (放熱用の)円筒 30,36,42 (従来の放熱器を持たない)半導体
パッケージ 32,38 フィン 34 凹み(ディンプル) 40 溝 44 中空円筒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放熱用のフィンを備えた半導体デバイスに
    おいて、 前記フィンは、その表面に多数の凹みを有し、前記フィ
    ンの表面積を増加させたことを特徴とする半導体デバイ
    ス。
  2. 【請求項2】放熱用のフィンを備えた半導体デバイスに
    おいて、 前記フィンは、その表面に多数の溝を有し、前記フィン
    の表面積を増加させたことを特徴とする半導体デバイ
    ス。
  3. 【請求項3】放熱用の突起部を備えた半導体デバイスに
    おいて、 前記突起部は、中空構造を成す円筒状に形成され、前記
    突起部の表面積を増加させたことを特徴とする半導体デ
    バイス。
JP19303491A 1991-08-01 1991-08-01 半導体パツケージ Pending JPH0536873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19303491A JPH0536873A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 半導体パツケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19303491A JPH0536873A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 半導体パツケージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0536873A true JPH0536873A (ja) 1993-02-12

Family

ID=16301067

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19303491A Pending JPH0536873A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 半導体パツケージ

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JP (1) JPH0536873A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477277B2 (en) 2004-12-20 2009-01-13 Alps Electric Co., Ltd. Heat-dissipating member and thermal head attached to heat-dissipating member
JP2012033966A (ja) * 2011-10-31 2012-02-16 Toyota Industries Corp パワーモジュール用ヒートシンク
JP2016076417A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 株式会社ケイ・シー・エス 大光量led投光器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477277B2 (en) 2004-12-20 2009-01-13 Alps Electric Co., Ltd. Heat-dissipating member and thermal head attached to heat-dissipating member
JP2012033966A (ja) * 2011-10-31 2012-02-16 Toyota Industries Corp パワーモジュール用ヒートシンク
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