JPH053650Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH053650Y2
JPH053650Y2 JP4380485U JP4380485U JPH053650Y2 JP H053650 Y2 JPH053650 Y2 JP H053650Y2 JP 4380485 U JP4380485 U JP 4380485U JP 4380485 U JP4380485 U JP 4380485U JP H053650 Y2 JPH053650 Y2 JP H053650Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
knob
sub
center
latch release
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4380485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61161372U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4380485U priority Critical patent/JPH053650Y2/ja
Publication of JPS61161372U publication Critical patent/JPS61161372U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH053650Y2 publication Critical patent/JPH053650Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車におけるドアロツク装置に関
する。
(従来の技術) 本考案に係る従来のドアロツク装置を第6図乃
至第8図に基いて説明する。
Aは、ドアロツク本体(図示省略)のラツチを
解除するオープンレバー、Bは、アウトサイドド
アハンドルに連係したアウトサイドレバー、C
は、インサイドドアハンドルに連係したインサイ
ドレバー、Dは、施解錠ノブに連係したノブレバ
ーである。
ノブレバーDは、オーバーセンタースプリング
Eのオーバーセンター作動を伴つたシーソ機構に
構成され、そのシーソ機構の両側の安定点は、ス
トツパFによつて規制されている。
ノブレバーDとアウトサイドレバーBの間に
は、サブレバーGが連係し、該サブレバーGは、
ノブレバーDの安定位置の一方の位置にあると
き、アウトサイドドアハンドルの開扉操作を、オ
ープンレバーAに有効に伝達する係合鈎部g1を備
えている。
インサイドレバーCは、インサイドドアハンド
ルの開扉操作時に、アウトサイドレバーBへ当接
してからサブレバーGを作動する。
ノブレバーDとサブレバーGは、サブレバーG
が他方の安定位置にあるとき、サブレバーGの係
合鈎部g1をオープンレバーAの位置から逃して、
インサイドもしくはアウトサイドのドアハンドル
の開扉操作を無効にする空振り機構を構成してい
る。
この空振り機構は、第8図に示す如く、ノブレ
バーDとサブレバーGの連結部上の死点Pdが、
空振り時の安定位置P1と解錠可能な安定位置P2
のほぼ中央に位置し、そのためサブレバーGの死
点Pdから両安定位置P1,P2までの振れ角θ1,θ2
は、ほぼ等しくなつている。
サブレバーGの係合鈎部g1の鈎の深さlは、係
合時の余裕を最も大きくするために、振れ角θ1
対する係合鈎部g1の位置の揺動距離Lにほぼ等し
くなつている。
しかして、上記従来のロツク装置は、ノブレバ
ーDが安定位置P1にあつて、空振り状態のノブ
施錠位置から、アウトサイドドアハンドルもしく
はインサイドドアハンドルの操作によつて、アウ
トサイドレバーBが操作されて、サブレバーGが
空振りをしたとき、ノブレバーDが引き続いて安
定位置P2に至るべく操作されると、サブレバー
Gの係合鈎部g1の側面g2がオープンレバーAの側
面A1に当接して、ノブレバーDは一旦そこで停
止する。
そのとき、係合鈎部g1の深さlを余裕限度の長
さLとしてあると、ノブレバーDの停止点は死点
Pd上となり、そのため、ノブレバーDは、オー
バーセンタースプリングEの回転力が全く発生し
ない位置で停止することになる。
(本考案が解決しようとする問題点) 以上の如く、従来のドアロツク装置は、施解錠
ノブの手動操作もしくは、同ノブの電動操作によ
る解錠操作に対して、タイミング的に、ドアハン
ドル操作による開扉操作が先立つて行なわれた場
合、ドアハンドル操作によつてドアロツク本体の
ラツチを解除するための、途中の空振り機構が、
異常な空振り状態に停止して、その後のドアハン
ドル操作による開扉操作を不能とすることがあ
る。
このような異常な空振り状態を生じる原因とし
ては、ドアハンドル操作を、ドアロツク本体のラ
ツチの解放に対して有効又は無効に制御するノブ
レバーが、途中で停止してしまうことにある。
このノブレバーは、通常途中で停止するような
不都合を生じないように、ドアハンドル操作の有
効位置と無効位置に安定位置をもつオーバーセン
タースプリングによるシーソ機構としてあるが、
このようなシーソ機構であつても、オーバーセン
タースプリング作用が最も弱くなる死点上又はそ
の近くで強制的に一旦停止させられた場合、回転
部等の静的な摩擦抵抗により、そこに止ることが
ある。
従来のドアロツク装置は、施解錠ノブ操作とド
アハンドル操作がタイミング悪く同時に作動した
場合に、上記ノブレバーは死点上又はその近くで
強制的に停止させられるため、前記不都合を生じ
ている。
特に後部ドア用のドアロツク装置は、その取付
部周辺の状況により、非常にコンパクトな構造を
要求され、そのため、従来のシーソ機構では、不
都合を生じるノブレバーの一旦停止点を、死点か
ら大幅に片寄らせ、しかも安定点から他の安定点
までの振れ角を大きくすることなく、ノブレバー
に必要とされる空振り機構の係合余裕を大きくと
ることが困難であつた。
本考案は、ノブレバーのシーソ機構の振れ角を
大きくすることなく、不都合を生じる点を死点か
ら大きく外して、一旦停止したノブレバーを安定
点まで回動させるようになすとともに、従来同様
もしくはそれ以上の係合余裕を空振り機構に得る
ようにしたドアロツク装置を提供するものであ
る。
すなわち、前記した従来のドアロツク装置に対
比させると、ノブレバーDの一時的停止点では、
オーバーセンタースプリングEの回転力が十分発
生したところとするとともに、サブレバーGの両
安定点に至る振れ角(θ1+θ2)を従来よりも大き
くしないで、係合時の余裕を大きくして、係合鈎
部g1の深さlを従来と等しいかもしくはそれ以上
とすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ドアハンドル操作によるラツチ解除
操作を有効又は無効とする空振り機構を備えたド
アロツク装置において、ドアロツク本体ラツチ機
構を解放するためのオープンレバーの外側面延長
上もしくはそれに接近して回転中心を有し、かつ
オーバーセンタースプリングによつて付勢された
ラツチ解除有効位置とラツチ解除無効位置のいず
れかに空振り機構を制御するノブレバーと、該ノ
ブレバーがラツチ解除有効位置にあるとき、前記
オープンレバーの回転面に係合鈎部が位置してオ
ープンレバーの要所と係合しうるようにした空振
り機構のサブレバーと、オープンレバーの外側面
延長上もしくはそれに接近したところで空振り機
構のサブレバーの一端に連結して、インサイドも
しくはアウトサイドいずれかのドアハンドル操作
によつて回動され、空振り機構のサブレバーをオ
ープンレバーに向けて移動させるドアハンドルに
連結したインサイドもしくはアウトサイドのレバ
ーと、空振り機構のサブレバーの他端とノブレバ
ーの要所を回転かつ摺動自在に連結する連結ピン
と、を具備するとともに、前記ノブレバーにおけ
る連結ピンは、ノブレバーがラツチ解除有効位置
のとき、ノブレバーの回転中心とインサイドもし
くはアウトサイドのレバーにサブレバーを連結す
る中心を結ぶ線に最も接近し、かつノブレバーが
ラツチ解除無効位置のとき、前記両中心を結ぶ線
から最も離れ、しかもノブレバーがオーバーセン
タースプリングによつて付勢されない死点にある
とき、ドアハンドル操作がないときのインサイド
もしくはアウトサイドのレバーにサブレバーを連
結する中心とノブレバーの連結ピンを結ぶ線が、
前記ラツチ解除有効位置とラツチ解除無効位置で
なす角度を等分したところから、ラツチ解除無効
位置の方に、若干ずれるようにして、ノブレバー
とサブレバーを連結していることを特徴としてな
るものである。
(作用) 本考案においては、ドアハンドルに連結したイ
ンサイドもしくはアウトサイドのレバーと空振り
機構のサブレバーとが連結する中心と、ノブレバ
ーの回転中心とを結ぶ線を、オープンレバーの外
側回転面に一致させるかもしくは平行して近接さ
せ、かつ前記ノブレバーにおける連結ピンは、ノ
ブレバーがラツチ解除有効位置のとき、ノブレバ
ーの回転中心とインサイドもしくはアウトサイド
のレバーにサブレバーを連結する中心を結ぶ線
に、最も接近し、かつノブレバーがラツチ解除無
効位置のとき、前記両中心を結ぶ線から最も離
れ、しかもノブレバーがオーバーセンタースプリ
ングによつて付勢されない死点にあるとき、ドア
ハンドル操作がないときのインサイドもしくはア
ウトサイドのレバーにサブレバーを連結する中心
とノブレバーの連結ピンを結ぶ線が、前記ラツチ
解除有効位置とラツチ解除無効位置でなす角度を
等分したところから、ラツチ解除無効位置の方
に、若干ずれるようにして、ノブレバーとサブレ
バーを連結していることにより、空振り機構のサ
ブレバーの死点からの振れ角を、ラツチ解除を有
効とする安定側の方で、他方の安定側より大きく
し、それにより、空振り機構の係止鈎部の側面が
オープンレバーの外側面に当接して、ノブレバー
がその位置で停止した場合においても、そのノブ
レバーの停止位置は、死点を越えてから、ラツチ
解除を有効とする安定側に十分に移動していて、
そのため、ノブレバーはその位置に留まることな
く、確実にラツチ解除を有効とする安定位置に回
動しうる。
(実施例) 以下、本考案を、第1図乃至第5図に示す具体
的実施例図に基いて、詳述する。
第1図と第2図は、本考案の一実施例を示すも
ので、第3図乃至第5図は、第1図と同じ方向か
ら見た要部機構の作動状態を示すものである。
1はドアロツク本体、2は、ドアロツク本体1
のラツチプレート(図示略)を解放するポール
(図示略)へ連結されたオープンレバー、3は扉
施解錠ノブ(図示略)並びに扉施解錠電動アクチ
ユエータ(図示略)に連結されたノブレバー、4
はアウトサイドドアハンドル(図示略)に連結さ
れたアウトサイドレバー、5はインサイドドアハ
ンドル(図示略)に連結されたインサイドレバ
ー、6は、ノブレバー3とアウトサイドレバー4
とに連結されて空振り機構を構成するサブレバ
ー、7はノブレバー3のシーソ機構をオーバーセ
ンタースプリング作用をさせるオーバーセンター
スプリング、8は、ノブレバー3のシーソ機構の
両安定位置を定めるストツパー、9,10はドア
ロツク本体1を取り付けたベースプレート11に
対してオープンレバー2側へ直角に折曲されたベ
ースプレートである。
ベースプレート9,10は同一平面にあつて、
一方のベースプレート9にはノブレバー3が軸1
2をもつて、ベースプレート9の平面廻りに回転
自在に枢着され、ベースプレート10にはインサ
イドレバー5が軸13をもつて、ベースプレート
10の平面廻りに回転自在に枢着されている。
ノブレバー3の軸12の周辺はベースプレート
側へ突出した打ち出し段部14が形成されて、ノ
ブレバー3とベースプレート9の間に、若干の間
隔が作られ、その間隔にオーバーセンタースプリ
ング7が設けられ、そのオーバーセンタースプリ
ング7の一端7aは、ベースプレート9の係止孔
15に、他端7bはノブレバー3の係止孔16
に、それぞれ係止している。
ベースプレート9の係止孔15は、ベースプレ
ート9を延出して設けたストツパー8の先端部の
中点と軸12の軸心Oを結ぶ線上に設けられてい
る。
ノブレバー3の係止孔16は、ノブレバー3の
シーソ機構の両安定点を決めるストツパー8側へ
折曲された1対の当り片17a,17bと軸心O
をそれぞれ結んだ両線分のなす角の2等分線上に
設けられている。
また、係止孔15は係止孔16に対して軸12
に近い方へ設けられ、この係止孔15と軸心Oを
結ぶ線上に係止孔16があるとき、両係止孔1
5,16の距離が最短となり、この位置がノブレ
バー3によるシーソ機構の死点となつている。
軸12の軸心Oは、オープンレバー2の外側面
2aの延長面上もしくはそれに接近して設けられ
ており、さらに外側面2aの延長面上もしくはそ
れに接近してアウトサイドレバー4の回転面が設
けられている。
すなわち、アウトサイドレバー4の回転面に対
して、ノブレバー3によるシーソ機構の回転中心
となる軸心Oが同一平面上もしくはその平面に接
近している。
アウトサイドレバー4の一端4aとサブレバー
6の一端6aは、アウトサイドレバー4の回転面
上で係合している。
サブレバー6の他端側には、サブレバー6がオ
ープンレバー2の方向へ移動するのを案内する長
孔6bが設けられ、この長孔6bは、ノブレバー
3に設けた係止ピン18と回転並びに摺動自在に
係合している。
ノブレバー3における連結ピン18は、ノブレ
バー3が第5図に示すラツチ解除有効位置のと
き、ノブレバー3の回転中心Oとインサイドもし
くはアウトサイドのレバーにサブレバー6を連結
する中心Qを結ぶ線に最も接近し、かつノブレバ
ー3が第3図に示すラツチ解除無効位置のとき、
前記両中心O,Qを結ぶ線から最も離れ、しかも
ノブレバー3がオーバーセンタースプリング7に
よつて付勢されない死点にあるとき、ドアハンド
ル操作がないときのインサイドもしくはアウトサ
イドのレバーにサブレバー6を連結する中心Qと
ノブレバー3の連結ピン18を結ぶ線が、前記ラ
ツチ解除有効位置とラツチ解除無効位置でなす角
度を等分したところから、ラツチ解除無効位置の
方に、第4図に示す如く若干ずれるようにして、
ノブレバー3とサブレバー6を連結している。
このサブレバー6には、空振り機構がラツチ解
除操作を有効とする位置にノブレバー3があると
き、オープンレバー2の回転面に位置するところ
に係合鈎部6cが設けられている。
上述の如く構成されたドアロツク装置は、以下
のように動作する。
第3図は、シーソ機構のノブレバー3と、サブ
レバー6による空振り機構が、ドアハンドルのラ
ツチ解除操作を無効とする第1の安定位置にある
状態を示し、第4図は、第3図の状態でサブレバ
ー6が一旦空振りし、引続いてノブレバー3が第
5図の状態に至るべく回転させられて、サブレバ
ー6の係合鈎部6cの側面6dがオープンレバー
2の側面2aに当接して、ノブレバー3が一旦停
止した状態を示し、第5図は、ラツチ解除操作を
有効とする第2の安定位置にある状態を示す。
なお、図中、第1の安定位置、第2の安定位
置、死点は、ノブレバー3におけるオーバーセン
タースプリング7の作用点の位置を順次P1,P2
Pdで、また、係止ピン18の中心Rの位置を順
次P′1,P′2,P′dで示す。
第4図に図示の如く、サブレバー6がオープン
レバー2に当接したときの係止ピン18の中心R
は、死点P′dを越えて第2の安定位置P2側へ十分
に移つている。
これは、ノブレバー3の回転中心Oとサブレバ
ー6の回転中心Qを結ぶ線上から、第2の安定位
置における係止ピン18の中心Rを所要距離隔ら
せて、予めオフセツトすることにより、ノブレバ
ー3の回転量に対するサブレバー6の回転量が直
線的に比例しなくなり、そのため、サブレバー6
の回転量は、第1の安定位置P′1側で圧縮されて
少くなる。
そのため、サブレバー6に対する死点の位置
P′dは、そのサブレバー6の振れ幅の中心から第
1の安定位置P′1側に偏り、もつて、サブレバー
6の死点P′dに対する第2の安定位置P′2の振れ幅
が第1の安定位置P′1に対するものより広くなる。
ただし、従来のように、死点上に係止ピンの中
心Rがあるとき、各点O,R,Qが一直線となる
ようにする方が、ノブレバー3の回転量をサブレ
バー6へ有効に伝達することができる。しかし、
第2の安定位置P′2側では、サブレバー6は空振
り機構としての係合鈎部6cの係合余裕が鈎部の
深さlとして必要とされ、従来のように、回転角
度の伝達を死点を中心に対称に行なう場合は、第
1の安定位置P′1側には同量の余裕分Lを見込ん
だことになり、不要なノブレバー3の回転量が要
求される。
さらに、点OとQを結ぶ線上から第2の安定位
置P′2の点Rの位置を、上記線上から第1の安定
位置側へ若干離しておくことにより、点OとQを
結ぶ線上に、オープンレバー2の側面2aを一致
させることができ、かつ、サブレバー6の空振り
運動をオープンレバー2の側面に沿つて行なうよ
うにすることにより、係合鈎部6cがオープンレ
バー2へ当接した後に、サブレバー6が元の位置
に復帰するとき、無理な噛つきを生じることな
く、自由に復帰する。
(本考案の効果) 以上の如く本考案は、オーバーセンター作動を
伴つたシーソ機構を、死点から両安定位置に至る
振れ角の等しい対称構造としたまま、そのシーソ
機構によつて振られる空振り機構の要部レバー、
例えばサブレバーの死点から両安定位置に至る振
れ角を不等として非対称とし、それによつて、空
振り機構の要部係合手段を設けた側の死点から安
定位置に至る振れ角を大きくして、係合手段の係
合余裕を大きくし、かつ、シーソ機構がドアハン
ドル操作のラツチ解除操作を無効とする安定位置
にあつて、空振り機構のサブレバーを空振りさ
せ、その後引き続いてシーソ機構を他方の安定位
置に至るべく作動させたとき、サブレバーがオー
プンレバーに当接してシーソ機構が一旦停止する
位置は、シーソ機構を所望する安定位置側へ死点
を充分に越えさせておくことが容易にできる。
さらに、シーソ機構の支点から両安定位置に至
る振れ角を、従来より大きくすることなく、しか
もシーソ機構のノブレバーへ連結部材の作動スト
ロークに変更を要しないため、ドアロツク装置以
外の部分に設計変更を波及せず、かつ、ドアロツ
ク装置のコンパクト性は保たれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すドアロツク
装置における、第2図−線相当の要部縦断面
図、第2図は、第1図の−線矢視縦断面図、
第3図乃至第5図は、第1図に相当する図を簡略
化して示す作動図で、第3図は、シーソ機構と空
振り機構の第1の安定位置を示す図、第4図は、
特異な状態でシーソ機構が停止した位置を示す
図、第5図は、第2の安定位置を示す図、第6図
は、従来のドアロツク装置の要部縦断面図、第7
図は、第6図のドアロツク装置における第1図と
同様の要部縦断面図、第8図は、第7図に相当す
る空振り機構の作動図である。 1……ドアロツク本体、2……オープンレバ
ー、3……ノブレバー、4……アウトサイドレバ
ー、5……インサイドレバー、6……サブレバ
ー、7……オーバーセンタースプリング、8……
ストツパ、9,10,11……ベースプレート、
12,13……軸、15,16……係合孔、18
……係止ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドアハンドル操作によるラツチ解除操作を有効
    又は無効とする空振り機構を備えたドアロツク装
    置において、 ドアロツク本体ラツチ機構を解放するためのオ
    ープンレバーの外側面延長上もしくはそれに接近
    して回転中心を有し、かつオーバーセンタースプ
    リングによつて付勢されたラツチ解除有効位置と
    ラツチ解除無効位置のいずれかに空振り機構を制
    御するノブレバーと、 該ノブレバーがラツチ解除有効位置にあると
    き、前記オープンレバーの回転面に係合鈎部が位
    置してオープンレバーの要所と係合しうるように
    した空振り機構のサブレバーと、 オープンレバーの外側面延長上もしくはそれに
    接近したところで空振り機構のサブレバーの一端
    に連結して、インサイドもしくはアウトサイドい
    ずれかのドアハンドル操作によつて回動され、空
    振り機構のサブレバーをオープンレバーに向けて
    移動させるドアハンドルに連結したインサイドも
    しくはアウトサイドのレバーと、 空振り機構のサブレバーの他端とノブレバーの
    要所を回転かつ摺動自在に連結する連結ピンと、 を具備するとともに、 前記ノブレバーにおける連結ピンは、ノブレバ
    ーがラツチ解除有効位置のとき、ノブレバーの回
    転中心とインサイドもしくはアウトサイドのレバ
    ーにサブレバーを連結する中心を結ぶ線に最も接
    近し、かつノブレバーがラツチ解除無効位置のと
    き、前記両中心を結ぶ線から最も離れ、しかもノ
    ブレバーがオーバーセンタースプリングによつて
    付勢されない死点にあるとき、ドアハンドル操作
    がないときのインサイドもしくはアウトサイドの
    レバーにサブレバーを連結する中心とノブレバー
    の連結ピンを結ぶ線が、前記ラツチ解除有効位置
    とラツチ解除無効位置でなす角度を等分したとこ
    ろから、ラツチ解除無効位置の方に、若干ずれる
    ようにして、ノブレバーとサブレバーを連結して
    いることを特徴とする自動車用ドアロツク装置。
JP4380485U 1985-03-28 1985-03-28 Expired - Lifetime JPH053650Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4380485U JPH053650Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4380485U JPH053650Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161372U JPS61161372U (ja) 1986-10-06
JPH053650Y2 true JPH053650Y2 (ja) 1993-01-28

Family

ID=30555804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4380485U Expired - Lifetime JPH053650Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH053650Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041765A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Mitsui Kinzoku Act Corp 車両用ドアラッチ装置
JP2013100718A (ja) * 2013-02-22 2013-05-23 Mitsui Kinzoku Act Corp 車両用ドアラッチ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041765A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Mitsui Kinzoku Act Corp 車両用ドアラッチ装置
JP2013100718A (ja) * 2013-02-22 2013-05-23 Mitsui Kinzoku Act Corp 車両用ドアラッチ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61161372U (ja) 1986-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5794991A (en) Interlocking dead bolt with projecting pins
JPH053650Y2 (ja)
JPH0635091Y2 (ja) 車輌用ドアの閉状態解除装置
JP2004049341A5 (ja)
JP4171089B2 (ja) 錠装置
JP2021055493A (ja) 車両用ドアロック装置
JP2594925Y2 (ja) ドアロックとドアロックアクチュエータの連結構造
KR101467284B1 (ko) 래치볼트 고정레버의 작동장치
JP2748268B2 (ja) ドアロツク装置
JP3622335B2 (ja) ドアクローザ装置
JP2700218B2 (ja) 錠止用ハンドル装置
JPS62283035A (ja) 車両のパツシブベルト装置用作動スイツチ
JPH0414621Y2 (ja)
JPH06519Y2 (ja) 引戸の鎌錠装置
JPH0245399Y2 (ja)
JPS5829712Y2 (ja) 自動車のバツクドアロツク装置
JPH06523Y2 (ja) ドアロック装置のコントロール装置
JP3622336B2 (ja) ドアクローザ装置
JPH063117Y2 (ja) ドアロック装置
JPH0324787Y2 (ja)
KR200257604Y1 (ko) 자동 도어 록킹장치
JP3921062B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JPH0332698Y2 (ja)
JPS6141904Y2 (ja)
JPH0314544Y2 (ja)