JPH0536463U - 静電記録装置の感光体保持装置 - Google Patents

静電記録装置の感光体保持装置

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JPH0536463U
JPH0536463U JP8500291U JP8500291U JPH0536463U JP H0536463 U JPH0536463 U JP H0536463U JP 8500291 U JP8500291 U JP 8500291U JP 8500291 U JP8500291 U JP 8500291U JP H0536463 U JPH0536463 U JP H0536463U
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JP
Japan
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support shaft
hollow shaft
photoconductor
electrostatic recording
shaft
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Application number
JP8500291U
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English (en)
Inventor
昭夫 轡田
治司 水石
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体を小型にして大きな設置スペースを
必要としない静電記録装置の感光体保持装置を提供す
る。 【構成】 静電記録装置の前後側板に着脱可能に、かつ
一方向に回転可能に支持される感光体を保持するフラン
ジを支持する中空軸と、この中空軸の一端及び一方の側
板に軸方向及び円周方向に移動可能に装着される第1支
持軸と他端に係脱可能に装着される第2支持軸とを有
し、第1支持軸は中空軸内に挿入された挿入位置と、そ
の一部が中空軸外に突出して一方の側板に支持された支
持位置とに選択的に保持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、複写機等の静電記録装置の感光体保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の静電記録装置の感光体保持装置としては、実開昭63-8765号公報に開示 されたようなものがあり、それは図9に示すようなものであって、感光体1の前 後開口に着脱可能に装着されて、これを保持するフランジ3,4の第1,2支持 軸8,9は前後側板16,17で支持されており、このような状態で感光体1を前後 側板16,17から取外すに際しては、一方の側板16外に突出して設置された着脱機 構35を作動して、第1支持軸8を前側板17から引出して、フランジ3を感光体1 から取外し、その後感光体1を他方のフランジ4から抜出すこととなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこのような感光体保持装置は、前記のように感光体1の着脱機構35が 側板16外に突出して位置することから、静電記録装置がこの分だけ感光体1の軸 方向において長さが長くなり、装置全体が大型となって大きな設置スペースを必 要とするという問題がある。
【0004】 そこでこの考案の目的は、前記のような従来の感光体保持装置のもつ問題を解 消し、装置全体を小型にして大きな設置スペースを必要としない感光体保持装置 を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記のような目的を達成するために、請求項1の考案は、静電記録 装置の前後側板に着脱可能に、かつ一方向に回転可能に支持された感光体を前記 前後側板に保持する装置において、感光体を保持するフランジを支持する中空軸 と、この中空軸の一端及び一方の側板に軸方向及び円周方向に移動可能に装着さ れる第1支持軸と、前記中空軸の他端に係脱可能に装着され、かつ他方の側板に 回転可能に支持される第2支持軸とを有し、前記第1支持軸は中空軸内に挿入さ れた挿入位置と、その先端が中空軸外に突出して前記一方の側板に支持された支 持位置とに選択的に保持されることを特徴とする静電記録装置の感光体保持装置 にかかるものである。 請求項2の考案は、請求項1の静電記録装置の感光体保持装置において、第1 支持軸の先端に操作用工具が係合する係合部を設けたことを特徴とするものであ る。 請求項3の考案は、請求項1の静電記録装置の感光体保持装置において、中空 軸の一端には、第1支持軸に取付けた係止ピンが摺嵌する係止孔が設けられ、こ の係止孔は軸方向長孔及びその端部にあって該長孔と連続した円周方向孔とから なり、感光体を静電記録装置に装着した際、係止ピンが係止する円周方向孔は感 光体の回転方向と反対方向となっているものである。
【0006】
【作用】
前記のようなこの考案において、感光体を前後側板から取外す場合は、第1支 持軸の先端に設けた係合部に操作用工具を係合して、第1支持軸をその先端が中 空軸外に突出して一方の側板に支持された支持位置から、中空軸内に挿入された 挿入位置に移動して該側板から抜出し、ついで中空軸を第2支持軸から抜取って 、感光体を装置の前後側板から取外す。この際請求項3の考案は、感光体を装置 に装着した際、係止ピンは感光体の回転方向と反対方向になっているので、係止 ピンが円周方向孔から外れない。
【0007】
【実施例】
図面に示す実施例において、1は感光体を示し、この感光体1は筒状の感光体 本体2を有し、その前後側開口に前後側フランジ3,4が嵌合され、これらのフ ランジ3,4の中心孔を貫通して中空軸7が設けられ、後側フランジ4はとめね じ6で中空軸7に固定される。中空軸7の前側開口に第1支持軸8を摺嵌し、中 空軸7の第1支持軸8寄りには図4に示すように軸方向長孔24及びそれと反対端 にあって該長孔24と連続した円周方向孔25とからなる係止孔11を設け、第1支持 軸8の内端近くに設けた係止ピン12が係止孔11に摺嵌し、第1支持軸8の外端に 図5に示すように溝孔10が設けられている。中空軸7の前端にねじリング13が螺 着され、このねじリング13のフランジとフランジ3との間に圧縮ばね14が介装さ れており、ねじリング13をねじ込むことによって、圧縮ばね14を介して前側フラ ンジ3を図1において左方に押圧し、前後側フランジ3,4で感光体本体2を強 固に保持している。第1支持軸8は記録装置の前側板16に設けた軸受18に回転と 軸方向移動とが可能なように支持され、その前端は前側板16に基端が取付けられ ている板ばね23の自由端で押圧されており、その後端と中空軸7に螺着されたね じ21との間には圧縮ばね22が介装されて、第1支持軸8は常時外方に付勢されて 係止ピン12が係止孔11の前端に係止するようになっている。中空軸7の後側開口 に第2支持軸9が嵌合し、この第2支持軸9は後側板17に設けた軸受19に回転が 可能なように支持され、この第2支持軸9のフランジに設けられた凸部5が中空 軸7の後側開口縁に設けられたノッチ15に着脱可能に嵌合している(図3)。前 後側板16,17の内側面であって、感光体本体2の下方に落下防止部材26,27が取 付けられ、28は第2支持軸9に取付けられた歯車を示す。
【0008】 前記のようなものにおいて、図示しない駆動源により歯車28が回転されると第 2支持軸9が回転し、この第2支持軸9に凸部5及びノッチ15を介して連結され ている中空軸7を回転し、この中空軸7に取付けられている前後側フランジ3, 4によって強固に保持されている感光体本体2を回転し、この際中空軸7の係止 孔11に摺嵌している係止ピン12が設けられている第1支持軸8もともに回転する 。このような状態であって、停止している感光体1を前後側板16,17から取外す 場合は、板ばね23を取外し、第1支持軸8の溝孔10に図2に示すようにドライバ 30を挿入し、第1支持軸8をばね22の押圧力に抗して左方に移動して軸受18から 抜出し、この際中空軸7の係止ピン12は係止孔11の長孔24中を摺動し、同図に示 すようにその端部に到達すると、ドライバ30を回転して係止ピン12を円周方向孔 25中を摺動させながら第1支持軸8を回転させてこの位置に係止させ、ここでド ライバ30を抜取る。前記において、第1支持軸8が軸受18から抜出した際、感光 体本体2の一端が下方に傾動して落下防止部材26に支承され、ここで感光体本体 2を右方に移動して、中空軸7を第2支持軸9から抜取り、感光体1を装置の前 後側板16,17から取外す。このようにして取外した感光体1を装置の前後側板16 ,17に装着するに際しては、前記と反対の操作によってこれを行う。
【0009】 前記の実施例では、第1支持軸8の溝孔10は図5に示すように、外端に設けた 盲孔31の底部に設けられているが、このような溝孔10は図5に示すように、頭部 に溝孔10を有するねじ32をねじ込むことによって簡単に形成してもよい。また中 空軸7に設けた係止孔11は、図4に示すように軸方向長孔24と、これと連続した 円周方向孔25とからなっているが、この場合、板ばね23の押圧力よりも圧縮ばね 22の押圧力を大きくしておかなければならないので、圧縮ばね22を強力なものに しなければならず、その結果感光体1を装置から取外す場合、第1支持軸8を押 圧するに際して、作業者に過大な負荷がかかるという不都合がある。このような 不都合を避けるために、図7に示すように、円周方向孔25と反対端に円周方向孔 33を設け、感光体1を装置に装着した際、係止ピン12をこの円周方向孔33に係止 するようにしてもよく、この円周方向孔33は、感光体1の回転方向が時計方向の 場合は、同図に示すように円周方向孔25と反対方向とし、反時計方向の場合は、 図8に示すように円周方向孔25と同方向というように、感光体1の回転方向と反 対方向にすると、係止ピン12が円周方向孔33から外れる恐れがない。
【0010】
【考案の効果】
この考案は前記のようであって、請求項1の考案は、静電記録装置の前後側板 に着脱可能に、かつ一方向に回転可能に支持された感光体を保持するフランジを 支持する中空軸と、この中空軸の一端及び一方の側板に軸方向及び円周方向に移 動可能に装着される第1支持軸と、中空軸の他端に係脱可能に装着され、かつ他 方の側板に回転可能に支持される第2支持軸とを有し、第1支持軸は中空軸内に 挿入された挿入位置と、その先端が中空軸外に突出して前記一方の側板に支持さ れた支持位置とに選択的に保持されるようになっていて、感光体の着脱用機構が 側板の外方に突出することがないので、全体を小型にして大きなスペースを必要 とすることがないという効果がある。 請求項2の考案は、請求項1の静電記録装置の感光体保持装置において、第1 支持軸の先端に操作用工具が係合する係合部を設け、感光体を前後側板に着脱す る際、係合部に工具を係合して行うようになっているので、全体を小型にして大 きなスペースを必要とすることがないということに加えて、感光体の装置への着 脱作業が確実に行われるという効果がある。 請求項3の考案は、請求項1の静電記録装置の感光体保持装置において、中空 軸の他端には、第1支持軸に取付けた係止ピンが摺嵌する係止孔が設けられ、こ の係止孔は軸方向長孔及びその端部にあって該長孔と連続した円周方向孔とから なり、感光体を静電記録装置に装着した際、係止ピンが係止する円周方向孔は感 光体の回転方向と反対方向となっているので、全体を小型にして大きなスペース を必要とすることがないということに加えて、感光体を装置に装着して回転した 際係止ピンが係止孔の円周方向孔から外れる恐れがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の縦断正面図である。
【図2】同上の第1支持軸が挿入位置にある状態の拡大
断面図である。
【図3】同上の第2支持軸と中空軸とが外れた状態の斜
面図である。
【図4】同上の第1支持軸が突出位置にある状態の一部
切断斜面図である。
【図5】同上の第1支持軸の端部の一部切断斜面図であ
る。
【図6】同上の他の例の縦断正面図である。
【図7】同上の第1支持軸が挿入位置にある他の例の斜
面図である。
【図8】同上の第1支持軸が挿入位置にあるさらに他の
例の平面図である。
【図9】この考案と同種の従来例の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 感光体本体 3 前側フランジ 4 後側フランジ 7 中空軸 8 第1支持軸 9 第2支持軸 11 係止孔 12 係止ピン 14 圧縮ばね 16 前側板 17 後側板 22 圧縮ばね 24 軸方向長孔 25,33 円周方向孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電記録装置の前後側板に着脱可能に、
    かつ一方向に回転可能に支持された感光体を前記前後側
    板に保持する装置において、感光体を保持するフランジ
    を支持する中空軸と、この中空軸の一端及び一方の側板
    に軸方向及び円周方向に移動可能に装着される第1支持
    軸と、前記中空軸の他端に係脱可能に装着され、かつ他
    方の側板に回転可能に支持される第2支持軸とを有し、
    前記第1支持軸は中空軸内に挿入された挿入位置と、そ
    の先端が中空軸外に突出して前記一方の側板に支持され
    た支持位置とに選択的に保持されることを特徴とする静
    電記録装置の感光体保持装置。
  2. 【請求項2】 第1支持軸の先端に操作用工具が係合す
    る係合部を設けたことを特徴とする請求項1の静電記録
    装置の感光体保持装置。
  3. 【請求項3】 中空軸の一端には、第1支持軸に取付け
    た係止ピンが摺嵌する係止孔が設けられ、この係止孔は
    軸方向長孔及びその端部にあって該長孔と連続した円周
    方向孔とからなり、感光体を静電記録装置に装着した
    際、係止ピンが係止する円周方向孔は感光体の回転方向
    と反対方向となっていることを特徴とする請求項1の静
    電記録装置の感光体保持装置。
JP8500291U 1991-10-18 1991-10-18 静電記録装置の感光体保持装置 Pending JPH0536463U (ja)

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JP8500291U JPH0536463U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 静電記録装置の感光体保持装置

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JP8500291U JPH0536463U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 静電記録装置の感光体保持装置

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JPH0536463U true JPH0536463U (ja) 1993-05-18

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JP8500291U Pending JPH0536463U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 静電記録装置の感光体保持装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014106315A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Ricoh Co Ltd 像担持体、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014106315A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Ricoh Co Ltd 像担持体、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

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