JPH0536330U - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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JPH0536330U
JPH0536330U JP1857991U JP1857991U JPH0536330U JP H0536330 U JPH0536330 U JP H0536330U JP 1857991 U JP1857991 U JP 1857991U JP 1857991 U JP1857991 U JP 1857991U JP H0536330 U JPH0536330 U JP H0536330U
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JP
Japan
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sensor body
terminals
sensor
soldered
lead wires
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JP1857991U
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正彦 野場
謙 浅見
修昭 三木
敏弥 森下
順治 福代
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサ本体の端子に半田付けされたリード線
に外力が加わっても、半田付部の信頼性を向上すること
ができる温度センサを提供する。 【構成】 サーミスタ1の両極にそれぞれ端子2,3の
一端を接続し、前記端子2,3の他端を露出して樹脂で
インサート成形によりセンサ本体4を構成し、前記1対
の端子2,3の他端にそれぞれリード線5,6の先端を
半田付けしてなる温度センサにおいて、前記センサ本体
4の一面に前記リード線5,6が嵌合する屈曲部10
a,10bを有する溝10,11を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は例えば自動車の各種機関などに設けられ、機関内の油の温度を検出 する温度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の温度センサの従来例を図9に示す。図9において、サーミスタ1の両 極にはそれぞれ端子2,3の一端が接続されており、サーミスタ1及び端子2, 3の外側を樹脂でインサート成形してセンサ本体4が構成されている。端子2, 3の他端はセンサ本体4から突出しており、端子2,3の突出端にはそれぞれリ ード線5,6の先端の金属部が半田付けされている。また端子2,3の突出部と リード線5,6の金属部とが半田付けされた部分7は、それぞれ熱収縮チューブ 8,9で被覆保護されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成された従来の温度センサによると、リード線 5,6に加わる外力がそのまま半田付部7に加わる。このため半田付時から機関 への組付までの取扱いや、機関に取付けられた後の運転時の振動などによって、 リード線5,6に加わった外力は常に半田付部7に加わることとなり、半田付の 信頼性が低下するおそれがあった。
【0004】 また、熱収縮チューブ8,9を半田付部7に組付けるときに、加熱収縮させな ければならず作業性が悪く、しかもチューブ材質は耐熱耐油性のものでなければ ならないので、コスト高になるという問題があった。
【0005】 さらに、センサ本体4から突出している端子2,3及びリード線5,6の金属 部を確実に熱収縮チューブ8,9で被覆しないと、センサ本体4を油中に浸漬し たときに、油中に混入している鉄粉などにより電極同志が短絡してセンサの機能 が果せないという問題もあった。
【0006】 この考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、センサ本体の端子に半田付 けされたリード線に外力が加わっても、半田付部の信頼性を向上することができ 、しかも電極間の短絡を防止することのできる温度センサを提供することを目的 とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、サーミスタの両極にそれぞれ端子の 一端を接続し、前記端子の他端を露出して樹脂でインサート成形によりセンサ本 体を構成し、前記1対の端子の他端にそれぞれリード線の先端を半田付けしてな る温度センサにおいて、前記センサ本体の一面に前記リード線が嵌合する屈曲部 を有する溝を形成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記の構成によると、リード線に引張りの力が加わっても、その力はセンサ本 体に形成された溝の屈曲部で受けるため、半田付部には力が加わらない。またキ ャップはセンサ本体から突出した端子と半田付部とリード線の金属部とを完全に 被覆するため、この接続部は外部からの影響を受けることはなく、組付も容易で ある。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1乃至図3にこの考案の一実施例を示す。これらの図において、図9に示す 従来例の部分と対応する部分には同一の符号を付して示し、その説明を適宜省略 する。この実施例の特徴はセンサ本体4の底面に、断面がリード線5,6の断面 とほぼ同じで屈曲部10a,11aを有する溝10,11を、対向辺間に貫通し て形成したことにある。そして一端が1対の端子2,3の突出端にそれぞれ半田 付けされたリード線5,6が、それぞれ溝10,11に嵌合保持されている。ま た、半田付部7の保護は、図8に示す従来例と同様に熱収縮チューブ8,9を被 着して行なってもよいが、図4及び図5に示すようなキャップ12をセンサ本体 4に装着することが好ましい。
【0011】 キャップ12は合成樹脂で一端が開口した函状に形成されており、キャップ1 2の開口部をセンサ本体4の端子突出側の外周に形成された段差部13に嵌合す ることにより、センサ本体4に装着される。またキャップ12の開口部と対向す る端面には嵌合溝14が形成されており、嵌合溝14に機関側に取り付けられた ブラケット15が嵌合することにより脱落を防止している。さらにセンサ本体4 の両側面にも嵌合溝16が形成されており、図6に示すようなブラケット17が 取り付けられる。すなわち、ブラケット17の底面17aの両側にはそれぞれ1 対のアーム17bが直角に折り曲げられて一体に設けられており、アーム17b がセンサ本体4の嵌合溝16及び段差部13に嵌合することにより、センサ本体 4はブラケット17に保持固定される。またセンサ本体4の溝10,11に嵌合 されたリード線5,6はブラケット17の底面17aで押えられ、リード線5, 6はセンサ本体4に確実に固定される。さらにセンサ本体4はブラケット17を 介して機関側に固定される。
【0012】 一方、キャップ12の内面の中心には挿入方向に平行に壁18が設けられてお り、キャップ12をセンサ本体4に装着したときに、壁18により端子2,3の 突出部が完全に仕切られる。
【0013】 なお、図7に示すようにセンサ本体4の端子2,3間に壁19を設け、キャッ プ12の内面に壁19が嵌合する溝20を形成してもよい。
【0014】 この実施例によれば、リード線5,6に引張りの力などの外力が加わっても、 その力はセンサ本体4に形成された溝10,11の屈曲部10a,11aで受け るため、半田付部7に力が加わらない。この結果半田付部7が損傷することがな く、電気的接続の信頼性を向上することができる。
【0015】 またキャップ12はセンサ本体4への装着が容易であり、しかも突出した端子 2,3及びリード線5,6の接続部を完全に被覆するので、この接続部が取扱い などで外部からの影響を受けることはない。さらに端子2,3間は壁18,19 で仕切られているので、鉄粉などの付着による電極間の短絡の発生を防止するこ とができる。
【0016】 また、図8に示すように、センサ本体4の両側面にそれぞれロック用突起31 を形成し、キャップ12の両側壁にロック用孔32を貫通して形成して、突起3 1を孔32に係合することによりセンサ本体とキャップ12とを一体に保持する ようにしてもよい。なお、符号33はキャップ12の両側面に形成されたミッシ ョンなどの機関への取付用の溝である。
【0017】 この構造にすることにより、図6に示すブラケット17を不要とすることがで きる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、温度センサ本体の一面にリード線が 嵌合する屈曲部を有する溝を形成したので、リード線に外力が加わっても半田付 部には力が加わらず、半田付部の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の構成を示す底面図であ
る。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】同じくキャップの構成を示す平面図である。
【図5】同じく側面図である。
【図6】センサ本体を支持するブラケットを示す斜視図
である。
【図7】この考案の他の実施例による壁を示す説明図で
ある。
【図8】この考案のさらに他の実施例の構成を示す斜視
図である。
【図9】従来の温度センサの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…サーミスタ 2,3…端子 4…センサ本体 5,6…リード線 10,11…溝 10a,11a…屈曲部 12…キャップ
フロントページの続き (72)考案者 浅見 謙 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)考案者 三木 修昭 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エイ・ダブリユ株式会社内 (72)考案者 森下 敏弥 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エイ・ダブリユ株式会社内 (72)考案者 福代 順治 静岡県島田市横井1−7−1 矢崎計器株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーミスタの両極にそれぞれ端子の一端
    を接続し、前記端子の他端を露出して樹脂でインサート
    成形によりセンサ本体を構成し、前記1対の端子の他端
    にそれぞれリード線の先端を半田付けしてなる温度セン
    サにおいて、 前記センサ本体の一面に前記リード線が嵌合する屈曲部
    を有する溝を形成したことを特徴とする温度センサ。
JP1857991U 1991-03-26 1991-03-26 温度センサ Expired - Lifetime JP2508044Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1857991U JP2508044Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 温度センサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1857991U JP2508044Y2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 温度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0536330U true JPH0536330U (ja) 1993-05-18
JP2508044Y2 JP2508044Y2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=11975542

Family Applications (1)

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