JPH0535902Y2 - - Google Patents

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JPH0535902Y2
JPH0535902Y2 JP1987141317U JP14131787U JPH0535902Y2 JP H0535902 Y2 JPH0535902 Y2 JP H0535902Y2 JP 1987141317 U JP1987141317 U JP 1987141317U JP 14131787 U JP14131787 U JP 14131787U JP H0535902 Y2 JPH0535902 Y2 JP H0535902Y2
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JP
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pedestal
plate
lift
frame
handle
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JP1987141317U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は垂直に立設させる必要がある矩形な板
体に用いる運搬車に関する。
「従来の技術」 上記のような板体として、例えば建物の壁板な
どがあり、これをフロアと天井間に垂直に立設す
る場合、従来では主に3〜5人の人力で行い、ウ
インチを用いることもある。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしならが、ウインチを用いて3人以上の作
業者が少なくとも必要となり、これ以上労働力の
削減が図り得ないと共に、作業時間もあまり短縮
し得ない問題があつた。またこのため、これを機
械的に行う手段のものに例えば特公昭50−12186
号公報があるが、実際の作業に余り即応したもの
とはいえないという欠点があつた。
「問題点を解決するための手段」 そこで本考案は、板体を載せる受台を、台車フ
レームに回動支点を介し水平並びに垂直状態に姿
勢交換自在に支持するようにした運搬車におい
て、前記受台を平行リンクを介して平行移動自在
に支持するリフトフレームと、前記平行リンクに
連結してリフトフレームより受台を平行移動操作
するリフトハンドルと、前記受台の姿勢を変換さ
せるべく台車フレームにリフトフレームを支持す
る回動支点を中心として前記リフトフレームを回
動変位させる油圧駆動装置と、前記受台のフツク
板側に設ける接地ローラと、前記受台の垂直姿勢
時受台より板体の下端側を前方に強制押出しする
レバー式押出しハンドルとを備えた運搬車を提供
するものである。
「作用」 従つて、前記板体を所定立設位置まで運搬して
略90度まで起立させるとき、リフトハンドル操作
による平行リンクの平行移動でもつて板体の上端
を所定の取付金具に容易に臨ませることができる
と共に、板体の最下端位置の規制を前記ローラで
行つて、板体を常に正確に垂直で適正高さ位置に
引起しての建物などへの組付けが行われるもの
で、また平行リンクによる板体の上方への回避動
作でもつてローラで板体の最下端を規制保持しな
がらの引起しも可能にできると共に、引起し後に
おける受台からの板体の取外しも安全且つ容易な
ものとさせることができて、この板体の所定位置
での建物などに対する立設組付作業を、複雑な作
業手間を要することなく最少人数で安全且つ容易
にして正確に行わしめることができ、しかも構造
も油圧駆動装置以外は、リンクやレバーなどから
成る簡単な部品の組合せによるものであるから、
構造簡潔にして取扱い操作性に秀れると共に経済
性にも秀れるものである。
「実施例」 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図は全体の側面図、第2図は同平面図、第
3図及び第4図は断面側面図であり、矩形な板体
である建物の壁板1を載せる矩形な受台2を備
え、該受台2の接地側端に前記壁板1の下面を支
持させるL形のフツク板3並びに左右接地ローラ
4,4を設けると共に、前記受台2の非接地側下
面に略垂直に取手5を一体連結している。
また前記受台2を水平並びに垂直に支持する台
車6を備え、左右一体の台車フレーム7後端に自
在型の左右後輪8,8を支承させ、前記台車フレ
ーム7前端に立設固定させる左右支柱9,9下端
に左右前輪10,10を軸支させると共に、前記
支柱9,9上端の回動支点軸11に中間を軸支さ
せる左右一体のリフトフレーム12を設け、受台
2の接地側をリフトフレーム12上面に、また取
手5先端を台車フレーム7の連結フレーム7a上
面に当接支持させ、受台2を台車7に水平支持さ
せている。
また前記リフトフレーム12に平行リンク13
a,13b,13c,13dを介して受台2を平
行移動自在に連結すると共に、手動リフトハンド
ル14を対向する一方のリンク13b,13cに
一体連結させている。
さらに、前記受台2を台車6前方に回動させる
油圧駆動装置である油圧シリンダ15を備え、一
側の台車フレーム7中間にブラケツト16を介し
て揺動自在に取付ける油圧ベース17上面に前記
シリンダ15を立設固定させると共に、一側のリ
フトフレーム12を挾んで一端を回動支点軸11
に軸支させる左右一対のリフトアーム18,18
を設け、該アーム18,18先端をリフトフレー
ム12中間下面側に臨ませ、前記シリンダ15の
ピストンロツド15a先端を支軸19を介して前
記リフトフレーム12先端に連結させ、受台2を
水平から略垂直(約90度)に油圧回動させる。
また前記油圧ベース17にシリンダ15を駆動
する一対のプランジヤポンプ20,21並びに圧
抜き弁操作ハンドル22を配設すると共に、前記
ポンプ20,21を前後揺動操作により交互に駆
動する油圧リフトハンドル23基端を前記シリン
ダ15に軸支させている。
なお前記油圧シリンダ15は台車フレーム7と
リフトフレーム12との一側で張設したが、左右
両側或いは中央部に張設させてもよい。
また前記支柱9,9背面上側にL型の横フレー
ム24を横架し、前記リフトフレーム12を横フ
レーム24に当接させ、受台2の垂直以上の回動
を規制している。
さらに壁板1の下端を押圧してフツク板3から
離脱させる押出し部材である押出し板25を備
え、受台2の接地側端部に横架する支軸26に筒
軸27を介して前記押出し板25を回動自在に軸
支されると共に、その押出し板25先端に左右押
出しローラ28,28を軸支させ、また前記筒軸
27に押出しハンドル29を一体連結させ、該ハ
ンドル29の復帰バネ30力により前記押出しロ
ーラ28,28をフツク板3に押付けこれを受台
2内に収納保持させている。
本実施例は上記の如く構成するもので、第1図
に示す如く、受台2を台車6に水平に支持させ、
壁板1を受台2上面に載せた後、油圧リフトハン
ドル23を1乃至3回揺動操作し、受台2を前低
後高状に若干傾斜させ、壁板1をその立設場所に
運搬する。然る後、第3図及び第6図に示す如
く、前記油圧リフトハンドル23操作により回動
支点軸11を中心に受台2を最大90度まで油圧回
動させ、第5図の実線に示す如く、天井に架設す
る〓形の固定金具31に壁板1上端を臨ませる。
次に、一方の手で受台2の取手5を押しながら、
他方の出で手動リフトハンドル14を押下げ、前
記受台2を若干上昇させながら残り10度手動回動
させることにより、第5図の仮想線に示す如く、
前記固定金具31に壁板1上端を嵌合させる。こ
の状態で台車6に後退させることにより、第4図
及び第6図に示す如く、接地ローラ4,4が接地
して、受台2が台車6に垂直に支持され、壁板1
が垂直に立設する。そして押出しハンドル29を
足で押下げて押出し板25を回動させ、先端のロ
ーラ28,28で壁板1の下端を押圧することに
より、壁板1のフツク板3から離脱させ、壁板1
の立設作業を完了する。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、板体
1を載せる受台2を、台車フレーム7に回動支点
11を介し水平並びに垂直状態に姿勢交換自在に
支持するようにした運搬車において、前記受台2
を平行リンク13a,13b,13c,13dを
介して平行移動自在に支持するリフトフレーム1
2と、前記平行リンク13b,13cに連結して
リフトフレーム12より受台2を平行移動操作す
るリフトハンドル14と、前記受台2の姿勢を変
換させるべく台車フレーム7にリフトフレーム1
2を支持する回動支点11を中心として前記リフ
トフレーム12を回動変位させる油圧駆動装置1
5と、前記受台2のフツク板3側に設ける接地ロ
ーラ4と、前記受台2の垂直姿勢時受台2より板
体1の下端側を前方に強制押出しするレバー式押
出しハンドル29とを備えたものであるから、前
記板体1を所定立設位置まで運搬して略90度まで
起立させるとき、リフトハンドル14操作による
平行リンク13a〜13dの平行移動でもつて板
体1の上端を所定の取付金具31に容易に臨ませ
ることができると共に、板体1の最下端位置の規
制を前記ローラ4で行つて、板体1を常に正確に
垂直で適正高さ位置に引起しての建物などへの組
付けが行われるもので、また平行リンク13a〜
13dによる板体1の上方への回避動作でもつて
ローラ4で板体1の最下端を規制保持しながらの
引起しも可能にできると共に、引起し後における
受台2からの板体1の取外しも安全且つ容易なも
のとさせることができて、この板体1の所定位置
での建物などに対する立設組付作業を、複雑な作
業手間を要することなく最少人数で安全且つ容易
にして正確に行わしめることができ、しかも構造
も油圧駆動装置15以外は、リンクやレバーなど
から成る簡単な部品の組合せによるものであるか
ら、構造簡潔にして取扱い操作性に秀れると共に
経済性にも秀れるなど顕著な効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の側面図、第2図は同平面図、第
3図及び第4図は断面側面図、第5図は固定金具
の断面図、第6図は全体の概略側面図である。 1……壁板(板体)、2……受台、12……リ
フトフレーム、15……油圧シリンダ(駆動部
材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板体1を載せる受台2を、台車フレーム7に回
    動支点11を介し水平並びに垂直状態に姿勢交換
    自在に支持するようにした運搬車において、前記
    受台2を平行リンク13a,13b,13c,1
    3dを介して平行移動自在に支持するリフトフレ
    ーム12と、前記平行リンク13b,13cに連
    結してリフトフレーム12より受台2を平行移動
    操作するリフトハンドル14と、前記受台2の姿
    勢を変換させるべく台車フレーム7にリフトフレ
    ーム12を支持する回動支点11を中心として前
    記リフトフレーム12を回動変位させる油圧駆動
    装置15と、前記受台2のフツク板3側に設ける
    接地ローラ4と、前記受台2の垂直姿勢時受台2
    より板体1の下端側を前方に強制押出しするレバ
    ー式押出しハンドル29とを備えたことを特徴と
    する運搬車。
JP1987141317U 1987-09-16 1987-09-16 Expired - Lifetime JPH0535902Y2 (ja)

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JP1987141317U JPH0535902Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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JP1987141317U JPH0535902Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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Publication Number Publication Date
JPS6445575U JPS6445575U (ja) 1989-03-20
JPH0535902Y2 true JPH0535902Y2 (ja) 1993-09-10

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ID=31406270

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JP1987141317U Expired - Lifetime JPH0535902Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012186A (ja) * 1973-06-06 1975-02-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012186A (ja) * 1973-06-06 1975-02-07

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JPS6445575U (ja) 1989-03-20

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