JPH0535454Y2 - - Google Patents

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JPH0535454Y2
JPH0535454Y2 JP1983158298U JP15829883U JPH0535454Y2 JP H0535454 Y2 JPH0535454 Y2 JP H0535454Y2 JP 1983158298 U JP1983158298 U JP 1983158298U JP 15829883 U JP15829883 U JP 15829883U JP H0535454 Y2 JPH0535454 Y2 JP H0535454Y2
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signal
resistor
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focus
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JP1983158298U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、光学式デイスク再生装置におい
て、光ピツクアツプの出力からRF信号とサーボ
信号を検出する回路に関し、光ピツクアツプの出
力からこれらの信号を直接分離できるようにし
て、構成を簡略化するようにしたものである。
光学式デイスク再生装置の信号処理系統は、第
1図に示すように構成されている。
第1図において、光ヘツド1は光デイスク2の
面上にレーザビーム(メインビーム)を照射し、
反射光を4分割フオトダイオード3で受光してデ
ータの読み取りを行なう。光デイスク2から読み
出されたデータは、RF/フオーカス分離回路4
でRF信号とフオーカスエラー信号に分離される。
RF信号はクロツク再生回路5に加えられて、ク
ロツクが再生され、回転速度制御のために同期分
離回路6、回転制御回路7を介して、デイスクモ
ータ8に加えられる。同期分離回路6から出力さ
れる音声データは信号処理回路7、D/A変換器
8、サンプル/ホールド回路9およびローパスフ
イルタ10を介してもとのアナログ信号に変換さ
れて出力される。また、信号処理回路で取り出さ
れるアドレス信号はシステム制御部11に加わ
る。
RF/フオーカス分離回路4から出力されるフ
オーカスエラー信号は増幅器12を介してフオー
カスアクチユエータ13に加わり、フオーカス制
御を行なう。
一方、サブビームの反射光を受けてトラツキン
グ用フオトダイオード14a,14bから出力さ
れる信号はトラツキング検出回路15に入力され
て、トラツキング制御信号が作成され、アクチユ
エータドライブ回路16を介してトラツキングア
クチユエータ17に加わり、トラツキング制御を
行なう。
システム制御回路11は再生時にトラツキング
サーボによりトラツキングアクチユエータ17の
偏移量がある値以上になつた時、フイードモータ
駆動信号を出してフイードモータ18を所定量駆
動して、光ヘツド1全体をデイスク2の径方向に
移動させる。
上記RF/フオーカス分離回路4の従来におけ
る構成例を第2図に示す。第2図において、4分
割フオトダイオード3の各分割素子3a〜3dか
ら得られる受光信号電流は対角線どうし(3aと
3c,3dと3d(第1図参照))が加算合成さ
れ、それぞれRF増幅器20,21に入力されて
電流−電圧変換される。そして、増幅器20,2
1の出力は加算器22に入力されて、RF信号が
作成され、減算器23に入力されて、フオーカス
エラー信号が作成される。
上記の構成では、RFアンプ20,21が必要
となるため、コストが高くつく欠点がある。しか
も、フオーカスサーボのため、これらRFアンプ
20,21はオフセツトのそろつたものを用いる
か、あるいはオフセツトをそろえるため調整手段
が必要となる。
従来におけるRF/フオーカス分離回路4の別
の構成例を第3図に示す。これは、4分割フオト
ダイオード3の出力信号電流を抵抗のマトリクス
で直接加算、減算することによりRF信号とフオ
ーカスエラー信号を作成するようにしたものであ
る。すなわち、4分割フオトダイオード3の各分
割素子3a〜3dから得られる受光信号電流は、
対角線どうしがそれぞれ加算合成される。そして
この2つの合成信号電流は、それぞれ抵抗r1を介
して加算器24に入力されてRF信号が作成され
る。また、それぞれ抵抗r2を介して減算器25に
入力されてフオーカスエラー信号が作成される。
上記の構成では、抵抗r1を大きくすると、RF
信号に第3図のノイズNが混入しやすくなり、
S/Nが劣化する。また、浮遊容量Co等によつ
てRF信号の高域ゲインが低下する。逆に抵抗r1
を小さくすると、RF信号のS/Nが良くなるか
わりにRF信号検出側に電流が多く取られてフオ
ーカスエラー信号が小さくなり、この回路以後の
ゲインを上げる必要が生じる。ところが、ゲイン
を上げるとコストアツプになつたり、アンプのオ
フセツト電圧が無視できなくなる。
この考案は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、RFアンプを用いずに受光信号電流を直接加
算、減算してRF信号をフオーカスエラー信号を
作成することができ、かつ、RF信号のS/Nの
劣化、フオーカスエラー信号の減衰等を防止する
ことができる光学式デイスク再生装置における信
号検出回路を提供しようとするものである。
この考案は、RF信号、フオーカスエラー信号
の特性が全周波数領域全般にわたつて良好でなく
ても、特定の領域で良好であれば良く、しかもそ
の領域がRF信号とフオーカスエラー信号とで相
違することに着目してなされたものである。すな
わち、RF信号は高域信号であるから、高域の特
性が重要であるのに対し、フオーカスエラー信号
は低域信号であるから、低域の特性が重要であ
る。そこでこの考案では、前記第3図の回路を改
良して、RF信号を作成する加算回路の入力側に
コンデンサと第1の抵抗の直列接続回路を挿入
し、フオーカスエラー信号を作成する減算回路の
入力側に第2の抵抗を挿入し、第1の抵抗の抵抗
値を第2の抵抗の抵抗値より充分小さく設定して
いる。これによれば、低域ではコンデンサのイン
ピーダンスが大きくなるので、第1の抵抗の抵抗
値が第2の抵抗の抵抗値に比べて充分小さくても
フオーカスエラー信号の減衰が小さく、以後のゲ
インを上げずにすむようになる。また、高域では
コンデンサのインピーダンスが小さくなり、また
第1の抵抗の抵抗値が第2の抵抗の抵抗値に比べ
て充分小さいので、R/F信号のS/Nが良好に
なる。
以下、この考案の実施例を添付図面を参照して
説明する。以下の実施例では、前記第3図の回路
と共通する部分には同一の符号を用いる。
第4図において、4分割フオトダイオード3の
各分割素子3a〜3dから得られる受光信号電流
は、対角線どうしが合成される。そしてこの2つ
の合成信号電流の一部は第1の信号経路26に分
流されて、それぞれ抵抗r1(第1の抵抗)および
コンデンサCを介して加算器24に入力されて、
RF信号が作成される。また、合成信号電流の残
りの部分は第2の信号経路27に分流されて、そ
れぞれ抵抗r2(第2の抵抗)を介して減算器25
に入力されて、フオーカスエラー信号(サーボ信
号)が作成される。ここで抵抗r1,r2はr2≫r1
設定する。
上記の構成によれば、フオーカスエラー信号を
構成する低域信号に対しては、コンデンサCのイ
ンピーダンスが大きくなるので、r2≫r1であつて
もフオーカスエラー信号はRF信号検出側(抵抗
r1とコンデンサC)で減衰されにくくなり、減算
器25以後でゲインを上げずにすむようになる。
また、RF信号を構成する高域信号に対しては、
コンデンサのインピーダンスが小さくなるととも
にr2≫r1なので、RF信号にノイズが混入しにく
くなり、S/Nが良好になる。
ところで、フオーカスサーボのアンプ系の伝達
特性は、一般に第5図に示すように設計する。周
波数2以下でゲインが大きくなつているのは、サ
ーボゲインをかせぐための低域ブーストを意味
し、周波数3以上でゲインが大きくなつているの
は、フオーカスアクチユエータのイダクタンス分
に対する位相補正を意味する。ここで上記コンデ
ンサCと抵抗r2はハイカツト点(すなわち周波数
14)に関係し、コンデンサCと抵抗r1はハイ
ブースト点(すなわち周波数23)に関係す
る。例えば、周波数13は次のようになる。
1=1/2πcr2 3=1/2πcr1 具体的には、C=1μ以下、r1=270Ω、r2
22KΩとすると、1≒7Hz、3≒600Hzとなり、良
好状態が得られた。
以上説明したようにこの考案によれば、RF信
号とフオーカスエラー信号の周波数領域が異なる
ことに着目してRF信号を作成する加算回路の入
力側にコンデンサと第1の抵抗の直列接続回路を
挿入し、フオーカスエラー信号を作成する減算回
路の入力側に第2の抵抗を挿入し、第1の抵抗の
抵抗値を第2の抵抗の抵抗値より充分小さく設定
したので、RF信号を構成する高域成分に対して
はインピーダンスが小さくなつてS/Nの劣化を
防止でき、フオーカスエラー信号を構成する低域
信号に対してはインピーダンスが大きくなつて、
レベルの減少を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光学式デイスク再生回路の信号処理系
統全体を示すブロツク図、第2図および第3図は
それぞれ従来の信号検出回路(RF/フオーカス
エラー分離回路)の一例を示す回路図、第4図は
この考案の一実施例を示す回路図、第5図はフオ
ーカスサーボのアンプ系の一般的な伝達特性を示
す線図である。 1……光ヘツド、2……光デイスク、3……4
分割フオトダイオード、3a,3c……対になつ
た光検出素子、3b,3d……対になつた光検出
素子、13……フオーカスアクチユエータ、17
……トラツキングアクチユエータ、24……加算
器(加算回路)、25……減算器(減算回路)、2
6……第1の信号経路、27……第2の信号経
路、C……コンデンサ、r1……第1の抵抗、r2
…第2の抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光学式デイスク再生装置の光ピツクアツプにお
    ける2つの対になつた光検出素子からの受光信号
    電流を、それぞれ第1の抵抗とコンデンサの直列
    接続回路を介して加算回路に導いて、この加算回
    路出力からRF信号を得る第1の信号経路と、前
    記2つの対になつた光検出素子からの受光信号電
    流をそれぞれ第2の抵抗を直列に介して減算回路
    に入力してサーボ信号を得る第2の信号経路とを
    並列に具備し、前記第1の抵抗の抵抗値が前記第
    2の抵抗の抵抗値より充分小さいことを特徴とす
    る光学式デイスク再生装置の信号検出回路。
JP15829883U 1983-10-12 1983-10-12 光学式デイスク再生装置の信号処理回路 Granted JPS6067518U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15829883U JPS6067518U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 光学式デイスク再生装置の信号処理回路

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JP15829883U JPS6067518U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 光学式デイスク再生装置の信号処理回路

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Publication Number Publication Date
JPS6067518U JPS6067518U (ja) 1985-05-14
JPH0535454Y2 true JPH0535454Y2 (ja) 1993-09-08

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ID=30348769

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JP15829883U Granted JPS6067518U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 光学式デイスク再生装置の信号処理回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58143472A (ja) * 1982-02-22 1983-08-26 Hitachi Ltd 記録情報再生装置のトラツキングサ−ボ制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58143472A (ja) * 1982-02-22 1983-08-26 Hitachi Ltd 記録情報再生装置のトラツキングサ−ボ制御装置

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JPS6067518U (ja) 1985-05-14

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