JPH0535352A - 定電流回路 - Google Patents
定電流回路Info
- Publication number
- JPH0535352A JPH0535352A JP21434891A JP21434891A JPH0535352A JP H0535352 A JPH0535352 A JP H0535352A JP 21434891 A JP21434891 A JP 21434891A JP 21434891 A JP21434891 A JP 21434891A JP H0535352 A JPH0535352 A JP H0535352A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- transistor
- emitter
- temperature characteristic
- resistor
- Prior art date
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- Pending
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体集積回路の定電流回路の温度特性を任
意に変えることができるようにする。 【構成】 エミッタホロワの出力電流生成用トランジス
タQ11のエミッタ側にダイオードQ10と抵抗R4と
の並列回路αを接続する。出力電流生成用トランジスタ
Q11のエミッタ電圧はダイオードQ10の順方向電圧
Vで規制される。このダイオードQ10の順方向電圧V
は負の温度特性を有している。一方、出力電流生成用ト
ランジスタQ11のエミッタ電流はVが両端に印加され
た抵抗R4に流れる電流に大きく依存している。抵抗R
4の抵抗値は正の温度特性を有している。よって、抵抗
R4の抵抗値を変えることにより、出力電流生成用トラ
ンジスタQ11のエミッタ電流の温度特性を任意なもの
に変えることができ、この結果、回路の温度特性を任意
なものにすることが可能となる。
意に変えることができるようにする。 【構成】 エミッタホロワの出力電流生成用トランジス
タQ11のエミッタ側にダイオードQ10と抵抗R4と
の並列回路αを接続する。出力電流生成用トランジスタ
Q11のエミッタ電圧はダイオードQ10の順方向電圧
Vで規制される。このダイオードQ10の順方向電圧V
は負の温度特性を有している。一方、出力電流生成用ト
ランジスタQ11のエミッタ電流はVが両端に印加され
た抵抗R4に流れる電流に大きく依存している。抵抗R
4の抵抗値は正の温度特性を有している。よって、抵抗
R4の抵抗値を変えることにより、出力電流生成用トラ
ンジスタQ11のエミッタ電流の温度特性を任意なもの
に変えることができ、この結果、回路の温度特性を任意
なものにすることが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路の一基本
回路たる定電流回路に関する。
回路たる定電流回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の定電流回路の回路構成としては
多岐にわたっているが、出力電流の温度特性としては3
つのタイプ、即ち、絶対温度比例、Vbe比例、温度係
数零のタイプに分けることができる。
多岐にわたっているが、出力電流の温度特性としては3
つのタイプ、即ち、絶対温度比例、Vbe比例、温度係
数零のタイプに分けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特殊な
温度特性を有する素子、例えばCDS、LED等の素子
に外付けで使用する場合、従来の定電流回路では、その
温度特性が3つのタイプのものしかないことから、特別
な温度補償回路を付けない限り、全体回路の温度特性を
容易に改善できないという欠点がある。
温度特性を有する素子、例えばCDS、LED等の素子
に外付けで使用する場合、従来の定電流回路では、その
温度特性が3つのタイプのものしかないことから、特別
な温度補償回路を付けない限り、全体回路の温度特性を
容易に改善できないという欠点がある。
【0004】本発明は上記した背景の下に創作されたも
のであり、その目的とするところは任意の温度特性を持
たせることができる定電流回路を提供することにある。
のであり、その目的とするところは任意の温度特性を持
たせることができる定電流回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる定電流回
路は、半導体集積回路の定電流回路であって、エミッタ
ホロワの出力電流生成用トランジスタのエミッタ側にダ
イオードと抵抗との並列回路を接続してあることを特徴
としている。
路は、半導体集積回路の定電流回路であって、エミッタ
ホロワの出力電流生成用トランジスタのエミッタ側にダ
イオードと抵抗との並列回路を接続してあることを特徴
としている。
【0006】
【作用】定電流回路の出力電流は出力電流生成用トラン
ジスタのコレクタから取り出されるが、これは出力電流
生成用トランジスタのエミッタ電圧及びエミッタ電流に
依存している。出力電流生成用トランジスタのエミッタ
電圧はダイオードの順方向電圧Vで規制される。このダ
イオードの順方向電圧Vは負の温度特性を有している。
一方、出力電流生成用トランジスタのエミッタ電流はV
が両端に印加された抵抗に流れる電流に大きく依存して
いる。抵抗の抵抗値は正の温度特性を有している。よっ
て、抵抗の抵抗値を変えることにより、出力電流生成用
トランジスタのエミッタ電流の温度特性を任意なものに
変えることができ、この結果、回路の温度特性を任意な
ものにすることが可能となる。
ジスタのコレクタから取り出されるが、これは出力電流
生成用トランジスタのエミッタ電圧及びエミッタ電流に
依存している。出力電流生成用トランジスタのエミッタ
電圧はダイオードの順方向電圧Vで規制される。このダ
イオードの順方向電圧Vは負の温度特性を有している。
一方、出力電流生成用トランジスタのエミッタ電流はV
が両端に印加された抵抗に流れる電流に大きく依存して
いる。抵抗の抵抗値は正の温度特性を有している。よっ
て、抵抗の抵抗値を変えることにより、出力電流生成用
トランジスタのエミッタ電流の温度特性を任意なものに
変えることができ、この結果、回路の温度特性を任意な
ものにすることが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明にかかる定電流回路の一実施例
を図面を参照して説明する。図1は定電流回路の回路図
である。
を図面を参照して説明する。図1は定電流回路の回路図
である。
【0008】トランジスタQ1〜Q5はカレントミラー
回路であり、トランジスタQ1のエミッタ側に接続され
たダイオードQ5(×10)と抵抗R1によりトランジ
スタQ4等のコレクタ電流の大きさが決定される。トラ
ンジスタQ4のコレクタ電流は出力電流生成用トランジ
スタQ11のベース等に導かれている。なお、出力電流
生成用トランジスタQ11のベースのバイアス電圧は、
ダイオードQ8、Q9により与えられている。
回路であり、トランジスタQ1のエミッタ側に接続され
たダイオードQ5(×10)と抵抗R1によりトランジ
スタQ4等のコレクタ電流の大きさが決定される。トラ
ンジスタQ4のコレクタ電流は出力電流生成用トランジ
スタQ11のベース等に導かれている。なお、出力電流
生成用トランジスタQ11のベースのバイアス電圧は、
ダイオードQ8、Q9により与えられている。
【0009】出力電流生成用トランジスタQ11はエミ
ッタホロワとなっており、そのコレクタ側には抵抗R3
を介して電源ラインが接続されているとともに出力端子
Kが接続されている。一方、出力電流生成用トランジス
タQ11のエミッタ側には、ダイオードQ10(正確に
はダイオード結線されたトランジスタ)と抵抗R4から
なる並列回路αを介してグランドラインが接続されてい
る。
ッタホロワとなっており、そのコレクタ側には抵抗R3
を介して電源ラインが接続されているとともに出力端子
Kが接続されている。一方、出力電流生成用トランジス
タQ11のエミッタ側には、ダイオードQ10(正確に
はダイオード結線されたトランジスタ)と抵抗R4から
なる並列回路αを介してグランドラインが接続されてい
る。
【0010】出力端子Kには図示されていないが、特殊
な温度特性を有する素子、例えばCDS、LED等の素
子が接続されており、これに出力電流及び出力電圧が供
給されるようになっている。
な温度特性を有する素子、例えばCDS、LED等の素
子が接続されており、これに出力電流及び出力電圧が供
給されるようになっている。
【0011】さて、トランジスタQ1〜Q5のカレント
ミラー回路の出力電流は、絶対温度に比例した温度特性
を有している。だが、エミッタホロワの出力電流生成用
トランジスタQ11のエミッタ側に接続された並列回路
α、特に、抵抗R4の抵抗値を任意なものに選定する
と、回路の温度特性を任意なものにすることが可能とな
る。
ミラー回路の出力電流は、絶対温度に比例した温度特性
を有している。だが、エミッタホロワの出力電流生成用
トランジスタQ11のエミッタ側に接続された並列回路
α、特に、抵抗R4の抵抗値を任意なものに選定する
と、回路の温度特性を任意なものにすることが可能とな
る。
【0012】ここでR4=48.593kΩに設定した
ときの出力電圧V1の温度特性を次に示す。但し、R3
=55kΩである。
ときの出力電圧V1の温度特性を次に示す。但し、R3
=55kΩである。
【0013】
【表1】
【0014】なお、本発明にかかる定電流回路は如何な
る種類の回路にも適用可能であることは勿論、ダイオー
ドを複数直列に接続するような形態を採ってもよい。
る種類の回路にも適用可能であることは勿論、ダイオー
ドを複数直列に接続するような形態を採ってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上、本発明にかかる定電流回路による
場合には、エミッタホロワの出力電流生成用トランジス
タのエミッタ側にダイオードと抵抗との並列回路を接続
した構成となっているので、抵抗の抵抗値を抽出するこ
とにより任意の温度特性を持たせることができる。言い
換えると、特殊な温度特性を有する素子、例えばCD
S、LED等の素子に外付けで使用する場合でも、全体
回路の温度特性を適切なものにすることができる。しか
も何ら特別な回路を付加する必要がないので、コストの
面でのメリットを期待できる。
場合には、エミッタホロワの出力電流生成用トランジス
タのエミッタ側にダイオードと抵抗との並列回路を接続
した構成となっているので、抵抗の抵抗値を抽出するこ
とにより任意の温度特性を持たせることができる。言い
換えると、特殊な温度特性を有する素子、例えばCD
S、LED等の素子に外付けで使用する場合でも、全体
回路の温度特性を適切なものにすることができる。しか
も何ら特別な回路を付加する必要がないので、コストの
面でのメリットを期待できる。
【図1】本発明の実施例を説明するための定電流回路の
回路図である。
回路図である。
Q11 出力電流生成用トランジスタ
α 並列回路
Q10 ダイオード
R4 抵抗
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体集積回路の定電流回路において、
エミッタホロワの出力電流生成用トランジスタのエミッ
タ側にダイオードと抵抗との並列回路を接続してあるこ
とを特徴とする定電流回路。 - 【請求項2】 ダイオードの代わりにダイオード結線さ
れたトランジスタを使用した請求項1記載の定電流回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21434891A JPH0535352A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 定電流回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21434891A JPH0535352A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 定電流回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535352A true JPH0535352A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16654282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21434891A Pending JPH0535352A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 定電流回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535352A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6954058B2 (en) | 2003-03-18 | 2005-10-11 | Denso Corporation | Constant current supply device |
KR100972368B1 (ko) * | 2010-04-26 | 2010-07-26 | (주) 파워에이앤디 | Led 램프 조도제어용 보호회로 |
CN104977975A (zh) * | 2014-04-14 | 2015-10-14 | 奇景光电股份有限公司 | 温度非相关的整合电压源与电流源 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP21434891A patent/JPH0535352A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6954058B2 (en) | 2003-03-18 | 2005-10-11 | Denso Corporation | Constant current supply device |
KR100972368B1 (ko) * | 2010-04-26 | 2010-07-26 | (주) 파워에이앤디 | Led 램프 조도제어용 보호회로 |
WO2011136495A3 (ko) * | 2010-04-26 | 2011-12-29 | (주)파워에이앤디 | Led 램프 조도제어용 보호회로 |
CN104977975A (zh) * | 2014-04-14 | 2015-10-14 | 奇景光电股份有限公司 | 温度非相关的整合电压源与电流源 |
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