JPH0534849U - 菊栽培用等の網巻取り機 - Google Patents

菊栽培用等の網巻取り機

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JPH0534849U
JPH0534849U JP102208U JP10220891U JPH0534849U JP H0534849 U JPH0534849 U JP H0534849U JP 102208 U JP102208 U JP 102208U JP 10220891 U JP10220891 U JP 10220891U JP H0534849 U JPH0534849 U JP H0534849U
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JP
Japan
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net
support board
metal
rod
winding rod
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Pending
Application number
JP102208U
Other languages
English (en)
Inventor
正幸 小宮
Original Assignee
富士ロビン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士ロビン株式会社 filed Critical 富士ロビン株式会社
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Publication of JPH0534849U publication Critical patent/JPH0534849U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 菊栽培用等の網を巻取ったり繰り出すこと
ができる網巻取用棒を、手で持つこともできる支持枠側
に動力を断接自在にして着脱可能とする。 【構 成】 手で持つこともできる長い支持枠1の一端
側にはエンジン2より伝動できる減速機3を、他端側に
はメタル4をそれぞれ架着し、前記減速機3には網巻取
用棒5の一端に着脱自在に係合できる係合凹部19を設
けた支持盤6aをクラッチ装置7を介し断接自在にして
軸架し、前記支持盤6aに対応して網巻取用棒5の他端
に着脱自在に係合できる他方の係合凹部13を設けた支
持盤6bを前記メタル4に移動自在に軸架するとともに
内方側に弾圧付勢して構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば菊を保持して育成栽培することができる長い網を長い栽培地 に繰り出して敷設したり、菊が採取された後にその網を再使用のために巻取った りすることができる菊栽培用等の網巻取り機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、本出願人が既に出願した実願平1−62487号に見られるように、ハ ンドル杆や接地輪を有して移動させることができる機体に巻取りドラムを着脱自 在にして、該巻取りドラムに網を巻取ったり網を繰り出すことができるような網 巻取り機は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、そのようにハンドル杆、接地輪、網専用の巻取りドラムを装備 するので、機体は大形になり、しかも、巻取りドラムは網の枚数だけ揃えなけれ ばならず、コストアップになるとともに移動操作も難しい、といった不具合を呈 していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、そのような不具合を解決し、コンパクト構造にして好適に実施でき るよう工夫したものであり、そのため、手で持つこともできる長い支持枠の一端 側にはエンジンより伝動できる減速機を、他端側にはメタルをそれぞれ架着し、 前記減速機には網巻取用棒の一端に着脱自在に係合できる係合凹部を設けた支持 盤をクラッチ装置を介し断接自在にして軸架し、前記支持盤に対応して網巻取用 棒の他端に着脱自在に係合できる他方の係合凹部を設けた支持盤を前記メタルに 移動自在に軸架するとともに内方側に弾圧付勢して構成したものである。
【0005】
【作用】 したがって、網巻取用棒は廃材などにより便利に調達できることになり、その 網巻取用棒の両端を両支持盤に簡単に着脱して、支持枠を手で握ったり作業者の 体から吊持したりして移動させながら、網巻取用棒に網を巻取ったり、また、網 巻取用棒から網を繰り出すことができる。
【0006】
【実施例】
図1は網巻取り機を示し、手で持ったり作業者の体から吊持することができる 長い支持枠1の一端側を減速機3に固設した連結片8に連結するとともに、他端 側を筒状のメタル4に連結するが、前記支持枠1は、前記連結片8より延出する 長いパイプ1aの先端部をすり割りにして、前記メタル4より延出するL状杆1 bの先端部に嵌合固定したパイプ1cを前記パイプ1a内に摺動可能に嵌装し、 該パイプ1aの先端側すり割り部の外周には締付けねじ9により締付けることが できる締付けリング10を嵌装して伸縮調節自在に構成し、また、前記メタル4 に摺動自在に嵌装した支杆11の外端にはストッパ12を係合し、前記支杆11 の内端に固設した円盤形の支持盤6bの内側中心部には、廃材等より形成して菊 栽培用の網Aを巻取ることができる網巻取用棒5の一端側を着脱自在に係合させ ることができる係合凹部13を形成し、前記メタル4と支持盤6bとの間には支 持盤6bを内方側に弾圧する圧縮ばね14を介装して構成する。
【0007】 前記減速機3のギヤケースには伝動軸15と受動軸16の間に介装する減速用 の遊星ギヤ装置3aを内装し、ベアリング17を介して軸支される前記受動軸1 6の先端部には軸筒18を嵌装するとともに、前記網巻取用棒5の他端側を着脱 自在に係合させることができる係合凹部19を中心部に有した円盤形の支持盤6 aの外側面中心部に前記軸筒18を固設し、該軸筒18の部位に装備するクラッ チ装置7は、図4ないし図6に示すように、コ字状支持金20に嵌挿するクラッ チピン7aの上端部にはコ字状支持金21を固設するとともに、クラッチピン7 aが軸筒18から前記受動軸16の横孔22内に嵌入するよう弾圧付勢する圧縮 ばね23を前記支持金20内方に介装して構成する。
【0008】 また、前記減速機3のギヤケースから斜め方向に延出するケース部3b内に軸 架した伝動軸24を前記伝動軸15に両ベベルギヤ25を介して伝動連結し、ケ ース部3bより延出する連結筒26にはフレキシブル伝動軸27のアウタ27a を嵌合して連結するとともに、インナ27bの端部は前記伝動軸24にコネクタ 28を介して伝動連結し、図8に示すように背負いバンド29により背負うこと ができる背負枠30上に搭載したエンジン2の出力軸に前記フレキシブル伝動軸 27を伝動連結して構成する。
【0009】 なお、図9は、菊を栽培する畦31の上方に菊栽培用の長い網Aを架設した状 態を示し、網Aの両端側は両端側の基本抗32、32、33、33に、また、中 間部は各中間杭34にそれぞれ係止位置を変えて係止できるようにしたものであ る。
【0010】 したがって、網巻取用棒5に巻込んでいる網Aを畦31上に敷設する場合には 、一方の支持盤6bを圧縮ばね14に抗張して矢印イ方向に押しながら、網巻取 用棒5の両端部を支持盤6a、6bの係合凹部19、13にそれぞれ嵌合して係 止し、図5に示すようにクラッチピン7aを上方に上げてクラッチ装置7をオフ にし、畦31の一端側に立設した基本杭33、33に網Aの一端側を係止して、 作業者は支持枠1を握って図8に示すように矢印ロ方向に移動すると、空転でき る網巻取用棒5から網Aを繰り出しながら畦31上に敷設することができる。
【0011】 また、菊の収穫が終って網Aを網巻取用棒5に巻取る場合には、一方の基本杭 32、32や全ての中間杭34を取り外し、網Aの一端側を巻付けた網巻取用棒 5の両端を、支持盤6bを押し広げながら支持盤6a、6bの係合凹部19、1 3にそれぞれ嵌合して係止するとともに、図6に示すようにクラッチピン7aを 横孔22に挿入してクラッチ装置7をオンにし、エンジン2により網巻取用棒5 を回転させながら支持枠1を持って作業者が逆矢印ロ方向に移動すると、そのま ま網A全体を網巻取用棒5に巻取ることができることになり、巻取った網巻取用 棒5は支持盤6bを矢印イ方向に押し広げて簡単に取り外すことができる。
【0012】
【考案の効果】
このように本考案は、網巻取用棒5は廃材などを利用できるから、安価にして 便利に調達できることになり、その網巻取用棒5の両端は両支持盤6a、6bに 簡単に着脱したり、クラッチ装置7により駆動状態にしたり遊転状態にすること ができることになって、支持枠1を手で握ったり作業者の体からバンドにより吊 持したりして移動させながら、網巻取用棒5に網を巻き取ったり、網巻取用棒5 から網を繰り出したりすることを良好容易に行なうことができることになり、全 体をコンパクト構造にして容易に操作できるとともに従来形に比しコスト低減が 達成できることになって好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】網巻取り機全体を示した正面図である。
【図2】図1の一部を示した断面図である。
【図3】図1の他の一部を示した断面図である。
【図4】図2の一部を示した正面図である。
【図5】図4のV−V線断面を示した断面図である。
【図6】図5の作動状態を示した断面図である。
【図7】図3の一部を示した側断面図である。
【図8】操作状態を示した側面図である。
【図9】網を架設した状態を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 支持枠 2 エンジン 3 減速機 4 メタル 5 網巻取用棒 6a、6b 支持盤 7 クラッチ装置 13、19 係合凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手で持つこともできる長い支持枠1の一
    端側にはエンジン2より伝動できる減速機3を、他端側
    にはメタル4をそれぞれ架着し、前記減速機3には網巻
    取用棒5の一端に着脱自在に係合できる係合凹部19を
    設けた支持盤6aをクラッチ装置7を介し断接自在にし
    て軸架し、前記支持盤6aに対応して網巻取用棒5の他
    端に着脱自在に係合できる他方の係合凹部13を設けた
    支持盤6bを前記メタル4に移動自在に軸架するととも
    に内方側に弾圧付勢して構成したことを特徴とする菊栽
    培用等の網巻取り機。
JP102208U 1991-10-11 1991-10-11 菊栽培用等の網巻取り機 Pending JPH0534849U (ja)

Priority Applications (1)

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JP102208U JPH0534849U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 菊栽培用等の網巻取り機

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JP102208U JPH0534849U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 菊栽培用等の網巻取り機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0534849U true JPH0534849U (ja) 1993-05-14

Family

ID=14321250

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JP102208U Pending JPH0534849U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 菊栽培用等の網巻取り機

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JP (1) JPH0534849U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012191883A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 National Agriculture & Food Research Organization ネット回収装置及びこれを用いたネット回収方法、ネット展張方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634660B2 (ja) * 1980-03-20 1988-01-29 Bosch Gmbh Robert

Patent Citations (1)

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