JPH05347519A - 演算増幅器 - Google Patents

演算増幅器

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JPH05347519A
JPH05347519A JP5029565A JP2956593A JPH05347519A JP H05347519 A JPH05347519 A JP H05347519A JP 5029565 A JP5029565 A JP 5029565A JP 2956593 A JP2956593 A JP 2956593A JP H05347519 A JPH05347519 A JP H05347519A
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JP
Japan
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operational amplifier
voltage level
transistor
signal
transistors
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JP5029565A
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Joseph Nodar
ノダー ジョセフ
Todd M Neale
エム.ニール トッド
Douglas R Johnson
アール.ジョンソン ダグラス
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Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
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Publication date
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    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電荷ポンプ内の負電圧レベルのリプルから演
算増幅器を分離して,線形性,低ひずみ,高出力電流を
犠牲にすることなくゼロボルト出力するように演算増幅
器を電荷ポンプと単一デバイスに組み合わせできるよう
にする。 【構成】 演算増幅器12と負電圧レベル−VCCを生
成する電荷ポンプとは,単一集積回路デバイス内に組み
合わせられる。演算増幅器12内で,バイアス発生器3
6はこの負電圧レベルから分離され,中性電圧レベル3
1に接続され,かつ演算増幅器12に対する電流を供給
し,入力段38は2つの入力信号を受信する入力16,
18を有しかつ入力段内の平衡信号経路を通して入力信
号を維持し演算増幅器12の利得の大分部を生成し,変
換回路要素40はこれらの入力信号を単一差分信号に変
換し,入力信号から雑音を除去し,出力段42はこの単
一差分信号を処理して演算増幅器12の外へ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はは,一般に集積回路デバ
イス,特に単一デバイス内に電荷ポンプと結合された単
一供給演算増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】演算増幅器及び電荷ポンプは,先行技術
において周知である。演算増幅器は,広く種々な線形及
びディジタル機能を遂行する。電荷ポンプは,正電圧レ
ベルから負電圧レベルを生成するために使用される。し
たがって,1つの通例の技術は,電荷ポンプを演算増幅
器と組み合わせて使用して,これによって使用者に単一
供給信号のみを用意させる。この組合わせを通して,そ
の単一供給信号は,その電荷ポンプを経由して変換され
ると,その演算増幅器に正及び負電圧両供給を施す。し
かしながら,この電荷ポンプと演算増幅器は別々のパッ
ケージ内に収容され,したがって,具体化に当たりその
使用者にこれらを互いに結合させる必要を生じさせる。
【0003】上述に加えて,電荷ポンプを備える演算増
幅器を具体化するとき,その電荷ポンプ内に生成する負
電圧レベルに固有のリプル作用から問題が起こる。この
リプル作用は,その電荷ポンプ内の発振器によって生成
され,その負電圧レベル上に電圧スパイクを出現させ
る。先行技術の演算増幅器は,そのリプル作用を回避す
る限定された能力しか有さない。したがって,そのリプ
ル作用は,しばしば,その演算増幅器の回路要素内へ導
入されて,その回路の動作能力を劣化させる。
【0004】演算増幅器の使用者によってしばしば要求
される他の目標は,その出力は既知参照電圧であるから
にはゼロボルト出力を生成することである。しかしなが
ら,先行技術の単一供給演算増幅器は,ゼロボルトの1
つから2つのダイオード電圧内で出力を生成できるに過
ぎない。多くの技術がその演算増幅器のゼロボルト出力
を生成するために使用されてきているが,しかしこれら
の技術はしばしば他の回路特性を劣化する。例えば,双
極性回路要素を使用することによって,ゼロボルト出力
がその演算増幅器の出力で線形性及び低ひずみを犠牲に
することによって得られる。その結果の高ひずみ及び非
線形性は,具体化システムを通して不正確性を起こすお
それがある。他の例として,CMOS技術はゼロボルト
出力を生成することができるが,しかしその演算増幅器
からの高出力電流及び低出力インピーダンスを犠牲にす
る。これらの犠牲が多くの場合好ましくないのは,多く
の用途は高容量性負荷を駆動するために高出力電流を必
要とするからである。したがって,先行技術の単一供給
演算増幅器は,他の回路特性に影響することなくゼロボ
ルト出力を生成することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した所から,線形
性,低ひずみ・高出力電流,又は低出力インピーダンス
を犠牲にすることなくゼロボルト出力を生成することの
できる演算増幅器に対する要求が起こっていることが認
められる。なおまた,電荷ポンプと演算増幅器を単一デ
バイスに組み合わせかつその電荷ポンプ内に生じる負電
圧レベルのリプル作用をその演算増幅器から分離するこ
との要求も起こっている。
【0006】本発明によれば,先行技術の演算増幅器及
び電荷ポンプに関連した欠点及び問題を実質的に除去又
は低減する演算増幅器及び単一電荷ポンプ/演算増幅器
デバイスが提供される。
【0007】
【課題を解決するための手段】この演算増幅器はバイア
ス発生器を含み,このバイアス発生器はこれを負電圧レ
ベルから分離するために中性電圧レベルに結合さる。こ
のバイアス発生器は,この演算増幅器にとって適当な電
流レベルを生成する。この演算増幅器は,2つの入力信
号を受信する2つの入力を有する。これらの入力信号
は,このバイアス発生器に結合された入力段の平衡信号
経路内へ入る。これら2つの入力信号は,出力段に入る
前に単一差分信号に変換される。この出力段は,この変
換差分信号を処理してこれを出力信号としてこの演算増
幅器の外へ転送する。
【0008】単一電荷ポンプ/演算増幅器デバイスは,
第1電圧レベル及び第2中性電圧レベルを受信すること
のできる集積回路デバイスである。この集積回路は,演
算増幅器及び電荷ポンプを含む。この電荷ポンプは,第
1電圧レベルに応答して第3電圧レベルを生成する。こ
の演算増幅器は,第3電圧レベルから分離されたバイア
ス発生器を有する。
【0009】本発明は,先行技術内の他の演算増幅器及
び電荷ポンプに優る数々の技術的利点を提供する。1つ
の技術的利点は,線形性又は低ひずみを犠牲にすること
なく,この演算増幅器からゼロ電圧レベル出力を得るこ
とである。他の技術的利点は,高出力電流又は低出力イ
ンピーダンスを犠牲にすることなくその演算増幅器から
ゼロ電圧レベルを得ることにある。なお他の技術的利点
は,その電荷ポンプによって生成された負電圧レベルに
固有のリプル作用からのその演算増幅器の分離にある。
更に他の技術的利点は,パッケーシ内に演算増幅器及び
電荷ポンプを配置して,その使用者に単一チップデバイ
スに対して単一電源電圧のみを用意すればよいように
し,また必要とされる空間及び接続ハードウエアを減少
させることにある。
【0010】
【実施例】本発明及びその利点の一層完全な理解のため
に,いまから,付図との関連において次の説明を行う。
これらの付図において,同様の参照符号は同様の部品を
示す。
【0011】図1を参照すると,本発明による単一電荷
ポンプ/演算増幅器デバイス10のブロック線図が示さ
れている。デバイス10は,演算増幅器12及び電荷ポ
ンプ14を含む。デバイス10は,また,外部信号結合
用に種々の外部ピン接続(大文字で示されている)を含
む。演算増幅器12は,入力信号+VINを受信する第
1入力16及び入力信号−VINを受信する第2入力1
8を有する。出力20は,演算増幅器12からの出力信
号VOUTを生成する。単一供給信号入力22は,演算
増幅器12及び電荷ポンプ14に正電圧レベル+VCC
を生成するように動作可能である。電荷ポンプ14は,
第1外部コンデンサ28をデバイス10に接続するピン
24及び26を有する。ピン24はコンデンサ28のカ
ソードに接続され,ピン26はコンデンサ28のアノー
ドに接続される。電荷ポンプ14は,典型的に接地され
る中性電圧レベル31に接続されたピン30,及び電荷
ポンプ14によって生成される負電圧レベル−VCCを
生成するピン32を有する。この負電圧レベルを演算増
幅器12用電源として使用し,かつまたピン32に接続
された他のデバイスにも使用することができる。第2外
部コンデンサ34は,ピン30と32との間に接続さ
れ,かつ以下に詳細に説明されるように負電圧レベルを
生成するのに使用される。外部コンデンサ28及び34
は,好適には,1マイクロファラッド以上の比較的大き
い値を有する。
【0012】動作中,使用者は,単一正電圧レベル+V
CC,すなわち,正供給信号をデバイス10に供給し,
このデバイス自体が負電圧レベル−VCCを生成する。
特に,この正供給信号は,電荷ポンプ14及び演算増幅
器12に電力を供給する。電荷ポンプ14は,負電圧レ
ベル−VCCを生成し,また更に演算増幅器12を附勢
する。外部コンデンサ28及び34は,電荷ポンプ14
によって使用されて負供給信号を生成する。演算増幅器
12は,出力信号VOUTを生成し,この出力信号は入
力信号+VINと−VINに応じて正電圧レベルの直ぐ
下から負電圧レベルの直ぐ上まで旋回することができ
る。出力信号VOUTは,典型的に,各電圧レベルで
0.2ボルト以内に達することができる。したがって,
正母線電圧レベル近くから負母線電圧レベル近くまでの
出力能力を備える単一供給演算増幅器が,提供される。
【0013】図2は,演算増幅器12のブロック線図で
ある。演算増幅器12は,バイアス発生器36を含み,
このバイアス発生器は正電圧レベル+VCCと中性電圧
レベル31との間で附勢される。これに比較して,先行
技術の演算増幅器は,典型的に,正電圧レベル+VCC
と負電圧レベル−VCCとの間に接続されるバイアス発
生器を有する。しかしながら,この接続は,このバイア
ス発生器を,電荷ポンプによっ生成される負電圧レベル
内に固有の好ましくないリプル作用に影響され易くす
る。
【0014】このリプル作用は,種々な仕方で生成され
る。第1に,演算増幅器の負供給信号からの電流はこの
演算増幅器に結合されて電荷ポンプ内の回路要素を放電
させる傾向ある。この放電は,この電荷ポンプにその負
出力レベルを連続的にリフレッシュさせ,これがまた交
流信号をこの直流電荷ポンプの負電圧レベルに重畳させ
る。第2に,この電荷ポンプ内の発振器によって発生さ
れる電圧スパイクが,その負電圧レベル上に出現する。
この電荷ポンプの負電圧レベルへのこれらのひずみは,
僅かしか減衰せずに途中通過してその演算増幅器へ達す
る傾向がある。本発明は,バイアス発生器36を負電圧
レベルにではなく中性電圧レベル31に接続することに
よって,バイアス発生器36を負電圧レベルから分離す
る。このような分離は,負電圧レベルのリプル作用を回
避し,かつこれがその演算増幅器のバイアス回路要素内
に導入されるのを防止する。
【0015】バイアス発生器36は,入力段38に対す
る直流電流及ひ電流バイアスを供給する。演算増幅器1
2の入力16及び18に受信された入力信号+VIN及
び−VINは,入力段38に入りかつ平衡信号経路内に
印加される。この平衡信号経路は,入力16,18から
出力20に可能な限り近くまで平衡を維持して,その入
力信号内の雑音からの更に分離を行うのを助援する。入
力16及び18に受信する普通の雑音は,この平衡信号
経路内で低減又は除去される。演算増幅器12の利得の
大部分は,この平衡信号経路を通して入力段38におい
て生成される。
【0016】入力段38からの入力信号は,変換回路要
素40に結合される。変換回路要素40は,これらの入
力信号間の差を発生し,かつ単一差分信号を生成して,
これを出力段42へ供給する。出力段42は,変換回路
要素40によって生成された単一差分信号を受信しかつ
これを処理して演算増幅器12の外へ出力20から転送
する。入力16及び18に受信された信号に応じて,出
力信号VOUTは,その正電圧レベルと負電圧レベルと
の間の,ただしこの両レベルを含まない,所望のセロボ
ルト出力は含む,どなんな値をも持つことができる。
【0017】図3は,バイアス発生器36,入力段3
8,変換回路要素40,及び出力段42を特徴とする演
算増幅器12の概略ブロック線図を示す。バイアス発生
器36は,好適には,接合形FET44及び46;PN
Pトランジスタ48,50,52,54,56,及び5
8;NPNトランシスタ60,62,64,66,6
8,70,72,74,76,及び78;及び抵抗器8
0及び82を含む。バイアス発生器36に対する回路要
素は,ピン30で中性電圧レベルに接続されて,この回
路をその負電圧レベルから分離し,これによってそのリ
ブル作用がバイアス発生器36に入らないことを保証す
る。
【0018】入力段38は,入力16及び18上に2つ
の入力信号を受信し,これらの信号は,好適には,2つ
の接合形FET84及び86,及び2つのコンデンサ8
8及び90に,それぞれ,供給される。これらの入力に
おける接合形FETの使用は,データ収集システムに典
型的に見られるセンサ,ホトダイオード,及び他の信号
源に直接にインタフェースするのに適した高インピーダ
ンス入力を提供する。バイアス発生器36と関連してい
るトランジスタ92は,FET84及び86に対するバ
イアス電流を供給する。これらの入力信号は,入力段3
8の平衡信号経路を通過する。クランピングトランジス
タ94及び96は,それらの平衡線路間の電圧制限を行
う。この平衡信号経路は,演算増幅器12の利得の大部
分を生成する。その利得のほとんどは,トランジスタ9
8及び100によって生成され,これらのトランジスタ
はトランジスタ102及び抵抗器104,106,及び
108に接続される。追加のクランピングトランジスタ
110及び112は,これらの平衡線路間の電圧を更に
制限するために使用される。抵抗器114及び116,
及びトランジスタ118,120,122は,この平衡
信号経路に対するバイアス電流を供給する。トランジス
タ124,126,128,及び130は,トランジス
タ138,140,及び170と結合されたとき,この
演算増幅器の利得の残りを生成する。トランジスタ13
4と関連しているトランジスタ132は,これらの利得
トランジスタに対するバイアス電流を供給する。
【0019】2つの平衡信号が変換回路要素40を通
る。変換回路要素40は,好適には,NPNトランジス
タ136,138,及び140を含む。これらのトラン
ジスタは,2つの平衡信号を単一差分信号に変換する。
補償コンデンサ142,144,及び146は,この回
路の帯域幅を制限するために含まれる。これらのコンデ
ンサは,この演算増幅器の利得が生成される所のような
雑音に敏感であるこの回路の部分内と,単一差分信号変
換への平衡信号経路とに配置される。
【0020】いったんこれら2つの平衡信号が単一差分
信号に変換されると,出力段42は,この単一差分信号
を処理してこれを演算増幅器12の外へ出力20から転
送する。出力段42は,トランジスタ148,149,
168,及び150を含み,これらのトランジスタは出
力トランジスタ152及び154をバイアスする。トラ
ンジスタ156及び158は,抵抗器160及び162
と共に出力20上の電流制限を行い,かつ演算増幅器1
2内の短絡を防止する。抵抗器164及びコンデンサ1
66は,この回路の帯域幅の更に制御を行う。トランジ
スタ168及び149は,出力段42に対するバイアス
電流を供給する。
【0021】注意しなくてはならないのは,本発明の好
適実施例においては,トランジスタ154は双極性PN
Pトランジスタであると云うことである。先行技術の単
一供給演算増幅器は,双極性PNPトランジスタを使用
してゼロボルト出力を生成することはできなかった。こ
の好適実施例に比較して,先行技術の演算増幅器は,中
性電圧レベルを近似するためにトランジスタ154に双
極性NPNトランジスタを使用する。このようなデバイ
スは,演算増幅器12の利得曲線に非線形性を起こさせ
る。加えて,他の先行技術の演算増幅器は,ゼロボルト
出力に対してゼロ電流を提供するCMOS型デバイスを
具体化する。本発明は,その回路特性に影響することな
くゼロボルト出力を生成する双極性PNPトランジスタ
を使用することができる。したがって,本発明の出力段
42は,トランジスタ154に双極性PNP形デバイス
を使用して,出力20に優れた直線性かつ強い電流を提
供する。
【0022】この回路中の残りのデバイスは,トランジ
スタ172,174,176,178,182,及び1
84であって,これらは上述の回路要素に対して更に電
流バイアスを施す。リプル作用からの更に分離を行うた
めに演算増幅器12内のトランジスタ及びコンデンサ
が,好適には,縦型PNP技術を使用して製作される。
この技術において,そのデバイスは,これを半導体基板
から分離する半導体タンク内に製作される。負電圧レベ
ルはその基板内でリプルするので,この縦型PNP技術
のタンクはそのデバイスをその基板から分離し,したが
って,その回路内の構成要素上のリプル作用を打ち消
す。この技術は,更に詳しくは本明細書に参考試料とし
て編入された米国特許第4,439,099号,199
0年7月3日シークリスト(Seacrist)他に公
布された,発明の名称“分離縦型双極性及びJFETト
ランジスタ製作プロセス(Process for F
ab−ricating Isolated Vert
ical Bipolar and JEFT Tra
nsistors)”に記載されている。
【0023】図4は,電荷ポンプ14のブロック線図を
示す。電荷ポンプ14はバイアス発生器200を含み,
このバイアス発生器は電荷ポンプ14に対する直流電流
を供給する。発振器202は電力スイッチ212を駆動
するために使用される方形波電流信号を供給し,これら
の電力スイッチは外部コンデンサ28及び34を充放電
し,したがって,その負電圧レベルを生成する。発振器
202は個別電圧バイアス発生器204を有し,この電
圧バイアス発生器はその正電圧レベル上に存在するいか
なる雑音も発振器202に入るのを抑制する。使用禁止
回路206は,マイクロプロセッサベースシステムのよ
うな他の信号処理用途を有する使用者の能力を強化する
ために配設され,かつそのリプル作用を除去する能力を
更に付与する。電流ミラー回路208は,スイッチ駆動
器210から発振器202を分離するために使用され
る。発振器202によって生成された方形波電流信号
は,電流ミラー回路208を通ってスイッチ駆動器21
0に供給される。スイッチ駆動器210は,電力スイッ
チ212をターンオン,オフさせて,外部コンデンサ2
8及び34を充放電させ,これによって,外部コンデン
サ34のアノードにその負電圧レベルを生成する。
【0024】図5a〜図5cは,電荷ポンプ14の概略
電気回路図を示す。図5aは,バイアス発生器200,
発振器202,電圧バイアス発生器204,及び使用禁
止回路206に対する概略電気回路図を示す。図5b
は,電流ミラー回路208,ブロック210a〜210
dによって表されるスイッチ駆動器210の一部分,及
びブロック212aによって表される4つの電力スイッ
チの1つに対する概略電気回路図を示す。図5cは,ブ
ロック210a〜210gによって表されるスイッチ駆
動器210の残りの部分,及びブロック212b〜21
2dによって表される残りの3つの電力スイッチに対す
る概略電気回路図を示す。
【0025】まず,図5aを参照すると,バイアス発生
器200は,好適には,接合形FET214及び21
6;NPNトランジスタ218,220,222,及び
224:PNPトランジスタ226及び228;及び抵
抗器230を含む。
【0026】電圧バイアス発生器204は,好適には,
トランジスタ232,234,236,238,及びト
ランジスタ240(図5b)を含む。これらのトランジ
スタは,3Vbeの電圧バイアスを発振器202に印加
する。電圧バイアス発生器204は,安全対策として配
設されて,その正電圧レベル上の雑音が発振器202で
ある回路要素内に入らないことを保証する。バイアス発
生器200と関連しているトランジスタ242は,電圧
バイアス発生器204に対するバイアス電流を供給す
る。
【0027】使用禁止回路206は,トランジスタ24
4,246,248,250,及び252を含む。バイ
アス発生器200と関連しているトランジスタ254
は,禁止回路206に対するバイアス電流を供給する。
トランジスタ250及び252は,トランジスタ244
及び248を,それぞれ,活性化する電流を供給する。
使用禁止ピン35上の高状態は,トランジスタ248の
電流をトランジスタ246に通過させ,したがって,ト
ランジスタ244をオフに維持する。この状態におい
て,発振器202は自走する。使用禁止ピン35上に低
状態が起こると,トランジスタ246はターンオフされ
かつトランジスタ248からの電流はトランジスタ24
4を通過し,トランジスタ244をオンする。この状態
において,発振器202はターンオフされ,かつ電力ス
イッチ212がセットされ,その結果,外部コンデンサ
34が緩やかに放電開始する。その負電圧レベルは,外
部コンデンサ34が放電を開始するに従いその負値の喪
失を開始する。この動作中,短い時間期間が,ひずみ,
雑音,及びリプルのないクリーン信号を捕捉するために
有効である。こうして,使用禁止回路206は,発振器
202によって発生されたリプル作用を除去する他の方
法を提供する。使用禁止回路206を適正に応用すれ
ば,その使用者は信号処理の正確性を最大化することが
できる。
【0028】発振器202は方形波電流信号を供給し,
この信号は電力スイッチ212を駆動する。電力スイッ
チ212は,外部コンデンサ28及び34を充放電させ
て,その負電圧レベルを生成する。方形波電圧出力は,
トランジスタ256のエミッタにおいて生じる。この方
形波電圧出力は,3Vbeの高レベルと2VGbeの低
レベルとの間に交番する。これは,トランジスタ256
のベース上の電圧が2Vbeの高レベルと1Vbeの低
レベルとに制限されるからである。特に,トランジスタ
258及び260(図5b)は,トランジスタ256の
ベース上の電圧を2Vbeのその高レベルにクランプ
し:かつトランジスタ262,264,266,及び抵
抗器268はトランジスタ256のベース上の電圧を1
ebのその低レベルにクランプする。これらのクラン
ピングトランジスタはターンオン,オフして,トランジ
スタ256のエミッタ上に方形波電圧信号を供給する。
【0029】コンデンサ270は充放電して,これらの
クランピングトランジスタをオン,オフ状態へ駆動す
る。トランジスタ256のエミッタ上の方形波電圧出力
が3Vbeのその高レベルにあるとき,トランジスタ2
72,274,276,278,280,282,28
6,及び288はオンして,コンデンサ270を放電さ
せる。コンデンサ270のアノード上の電圧が2Vbe
に降下すると,トランジスタ290のベース上の電圧
は,トランジスタ292,294,296,及び29
8,及び抵抗器300及び302に応答して,2.5V
beに等しくなる。クランピングトランジスタ304,
306,及び308,及び抵抗器310及び312は,
発振器202を1つの状態から他の状態にスイッチング
するのを助援する。トランジスタ282及び290を含
む比較器回路は,状態をスイッチしてトランジスタ29
0をターンオンかつトランジスタ282をターンオフさ
せる。トランジスタ262,264,265,314,
316,318,320,及び322はターンオンし
て,コンデンサ270を充電させる。いったんコンデン
サ270のアノード上の電圧が3Vbeに達すると,こ
の比較器回路は,放電状態にスイッチバックする。この
プロセスは,無期限に繰り返す。バイアス発生器200
と関連しているトランジスタ324,326,及び32
8,及びトランジスタ330(図5b)は,発振器20
2に対するバイアス電流を供給する。
【0030】方形波電圧出力が3Vbeのその高レベル
にあるとき,電流はトランジスタ258(図5b)内へ
スイッチされ,かつトランジスタ266内へはスイッチ
されない。方形波電圧出力が2Vbeのその低レベルに
あるとき,電流はトランジスタ258(図5b)内へは
スイッチされず,かつトランジスタ266内へスイッチ
される。いま,図5bを参照すると,トランジスタ25
8のコレクタ電流は,トランジスタ260,332,3
34,及び336を含む電流ミラー回路208の一部分
を通過する。トランジスタ332のコレクタ電流は,ト
ランジスタ258のコレクタ電流に等しい。同様に,ト
ランジスタ266(図5a)のコレクタ電流は,トラン
ジスタ338,340,342,及び344を含む電流
ミラー回路208の他の部分を通過する。トランジスタ
342のコレクタ電流は,トランジスタ266のコレク
タ電流に等しい。電流ミラー回路208は,発振器20
2をスイッチ駆動器210から分離する。トランジスタ
332及び342の発振器電流は,スイッチ駆動器21
0を駆動するのに使用される。
【0031】スイッチ駆動器210は,それ自体の内部
電圧バイアス発生器210aを含み,この内部電圧バイ
アス発生器はトランジスタ346,348,350,3
52,及び354を含む。バイアス発生器200と関連
しているトランジスタ356は,これらのトランジスタ
に対するバイアス電流を供給する。内部電圧バイアス発
生器210aは,上側逆バイアス回路210b内のクラ
ンピングトランジスタ364及び366に対するバイア
スを施す。内部電圧バイアス発生器210aは,また,
下側逆バイアス回路210c内のクランピングトランジ
スタ374及び376に対するバイアスを施す。逆バイ
アス回路210b及び210cは,電力スイッチ212
b(図5c)及び212c(図5c)を,要求されたと
き,ターンオフすることを保証する。電力スイッチ21
2a及び電力スイッチ212d(図5c)はこのような
回路構成を必要としないが,これは,これら2つのスイ
ッチがその負電圧レベルによって逆バイアスされるから
である。
【0032】上側逆バイアス回路210bのトランジス
タ364及び366は,これらのそれぞれのエミッタに
接続された線路365及び367を+Vcc−Vbe
クランプする。電流ミラー回路208のトランジスタ3
42のコレクタ上に電流が流れるとき,上側逆バイアス
回路210bの抵抗器358に結合されたトランジスタ
360,362,368,及び370はターンオンし,
かつ線路365及び367は+Vcc−Vbeにクラン
プされる。発振器202が状態を変化すると,電流がト
ランジスタ332のコレクタに流れて,下側逆バイアス
回路210cの抵抗器372に結合されたトランジスタ
378,380,382,及び384をターンオンオン
し,線路365及び367を+Vbeへ旋回降下させ
る。コンデンサ386のカソードは,トランジスタ38
8及び389(図5c)によってクランプされて+V
beから−Vbeへ旋回する。コンデンサ390のカソ
ードは,トランジスタ392及び393によってクラン
プされて+Vcc−Vbeから+Vcc+Vbeへ旋回
する。
【0033】図5cを参照すると,ランジスタ342
(図5b)のコレクタ上に電流が流れるとき,ベース電
流回路210eのトランジスタ396,398,40
0,406,及び408はターンオンして,電力スイッ
チ212bのトランジスタ402へのベース電流を制限
することによってトランジスタ404をターンオフ開始
させる。トランジスタ404にかかる電圧がその値の半
分に降下するとき,トランジスタ410からのトランジ
スタ412へ電流が流れ,かつトランジスタ414及び
416,及び抵抗器418,419,及び420を含む
電圧クランプ210gを通しては流れない。トランジス
タ404,422,及び412にかかる電圧レベルの変
化は,トランジスタ410からトランジスタ412へ電
流を流し,これがトランジスタ412,424,及び4
26をターンオンさせる。トランジスタ428はターン
オンして,電力スイッチ212cの電力スイッチトラン
ジスタ430を活性化する。トランジスタ432,43
4,436,及び438はターンオンして,トランジス
タ440からの電流をトランジスタ442及び444,
及び抵抗器446,448,及び450を含む電圧クラ
ンプ210fへ流す。トランジスタ402はまたターン
オフして,電力スイッチ212b内の電力スイッチトラ
ンジスタ404を更にターンオフする。電力スイッチ2
12dの電力スイッチトランジスタ452は,トランジ
スタ454及び456を通してターンオンされる。電力
スイッチトランジスタ452及び430がターンオンす
ると,外部コンデンサ34が充電を開始する。電力スイ
ッチ212a(図5b)の電力スイッチトランジスタ4
58は,トランジスタ436によって電力スイッチ21
2a(図5b)のトランジスタ460,462,及び4
64を通してターンオフされる。したがって,電力スイ
ッチトランジスタ404及び458(図5b)がオフで
あるので,外部コンデンサ28は放電を開始する。
【0034】発振器202が状態を変化した後トランジ
スタ332(図5b)のコレクタ上に電流が流れると,
電力スイッチトランジスタ458(図5b)及び404
はターンオンし,他方電力スイッチトランジスタ430
及び452はターンオフする。トランジスタ332のコ
レクタ電流は,トランジスタ466,468,470,
及び472(図5b),及びトランジスタ474及び4
76を含むベース電流回路210dをターンオンさせ
る。ベース電流回路210d(図5b)及び210e
は,正電圧レベルを短絡するのを防止するために電力ス
イッチ212b及び212cが同時にオンしないことを
保証する。トランジスタ474及び476はターンオン
し,かつ電力スイッチトランジスタ430の不活性化を
開始させる。トランジスタ432,434,436,及
び438はターンオンして,電力スイッチ212bに電
流を流し,電力スイッチトランジスタ404を活性化す
る。電力スイッチ212aのトランジスタ460及び4
64(図5b)もまた,ターンオンして電力スイッチ4
58を活性化する。トランジスタ410からの電流は,
トランジスタ414において電圧クランプ210gに流
れて,トランジスタ412,424,426,及び45
6をターンオフする。これらは,代わって,トランジス
タ428及び454をターンオフさせ,これによって電
力スイッチトランジスタ430及び452を不活性化す
る。
【0035】トランジスタ478,及び抵抗器480,
482,484,及び486を含む保護回路210h
は,電力スイッチトランジスタ458を絶縁破壊から保
護する。同様に,トランジスタ488,及び抵抗器49
0,492,494,及び496を含む保護回路210
jは,電力スイッチトランジスタ452を絶縁破壊から
保護する。スイッチ駆動器210は,また,電力スイッ
チトランジスタ430及び452がターンオンする前に
電力スイッチトランジスタ458(図5b)及び404
がターンオフすること,並びにこれと逆の関係を保証す
る。電力スイッチトランジスタ458(図5),40
4,430,及び452は,好適には,二重エミッタ構
造を有する。その第2エミッタは,負帰還ループを生成
して,これらのトランジスタ内の強い飽和を防止する。
このような防止は,これらの電力スイッチトランジスタ
を単一エミッタトランジスタよりも一層効率的にする。
【0036】したがって,本発明によって,上に記載さ
れたその数々の目的,目標及び利点を満足する演算増幅
器及び単一電荷ポンプ/演算増幅器デバイスが提供され
たことは,明らかである。本発明の好適実施例が詳細に
説明されたが,種々の変更,置換及び代替がこれらに可
能であることは,云うでもない。例えば,演算増幅器1
2は図1の電荷ポンプと関連して示されているが,演算
増幅器12を他の用途においてその分離特性を利用する
ために個別デバイスとして製作することもできる。他の
例としては,多くの構成要素が相互に直接接続されてい
るとして図示されている。しかし,このような構成要素
を,多くの場合,相互に直接接続するよりも中継構成要
素を経由して一括に係合すこともできる。更に他の例
は,当業者によって容易に確認可能であり,及び上掲の
特許請求の範囲によって規定された本発明の精神と範囲
に反することなく製作可能である。
【0037】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。
【0038】(1) 電流バイアスを施するために中性
電圧レベルに結合するように動作可能のバイアス発生器
と,前記バイアス発生器に結合されかつ2つの入力信号
を受信するように動作可能の入力段であって,前記入力
信号上に現れる雑音を分離する平衡信号経路を含む前記
入力段と,前記入力信号を単一差分信号に変換するため
に前記平衡信号経路に結合された変換回路と,出力信号
になるように前記単一差分信号を処理するために前記変
換回路に結合された出力段であって,前記入力信号の変
動に応答して正電圧レベルの実質的近くから負電圧レベ
ルの実質的近くまで旋回するように動作可能の前記出力
段と,を含を含む演算増幅器。
【0039】(2) 第1項記載の演算増幅器におい
て,前記出力段は前記出力信号上に線形性と低ひずみを
付与するためにPNPトランジスタを含む,演算増幅
器。
【0040】(3) 第2項記載の演算増幅器におい
て,前記PNPトランジスタは前記出力信号に結合され
る,演算増幅器。
【0041】(4) 第3項記載の演算増幅器におい
て,前記PNPトランジスタのエミッタは前記出力信号
に結合される,演算増幅器。
【0042】(5) 第4項記載の演算増幅器におい
て,抵抗器が前記エミッタと前記出力信号との間に結合
される,演算増幅器。
【0043】(6) 第1項記載の演算増幅器におい
て,前記バイアス発生器は前記負電圧レベルから分離さ
れる,演算増幅器。
【0044】(7) 第1項記載の演算増幅器であっ
て,前記負電圧レベルから分離された構成要素を含む演
算増幅器。
【0045】(8) 第7項記載の演算増幅器であっ
て,基板内に形成されかつ前記基板から分離されたトラ
ンジスタデバイスを更に含む演算増幅器。
【0046】(9) 第8項記載の演算増幅器におい
て,前記トランジスタは前記基板内の半導体タンク内に
製作され,前記タンクは前記基板から前記トランジスタ
を分離する,演算増幅器。
【0047】(10) 第1項記載の演算増幅器におい
て,前記入力段は前記入力信号を受信するために接合形
電界効果トランジスタを含む,演算増幅器。
【0048】(11) 第1項記載の演算増幅器におい
て,前記出力信号は高容量性負荷を駆動するように動作
可能である,演算増幅器。
【0049】(12) 正電圧レベルと,中性電圧レベ
ルと,負電圧レベルとを受信するように動作可能の演算
増幅器であって,前記正電圧レベルと負電圧レベルとの
間に結合されるように動作可能でありかつ前記負電圧レ
ベルから分離されたバイアス発生器と,前記バイアス発
生器に結合されかつ2つの入力信号を受信するように動
作可能である入力段であって,前記入力信号上に出現す
る雑音を分離するために平衡信号経路を含む前記入力段
と,前記入力信号を単一差分信号に変換するために前記
平衡信号経路に結合された変換回路と,出力信号になる
ように前記単一差分信号を処理するために前記変換回路
に結合された出力段であって,前記出力信号が前記入力
信号の変動に応答して前記正電圧レベルの実質的近くか
ら負電圧レベルの実質的近くまで旋回する動作可能であ
りかつ高容量負荷を駆動する動作可能であるように,前
記出力信号に結合されたPNPトランジスタを含む前記
出力段と,を含む演算増幅器。
【0050】(13) 第12項記載の演算増幅器にお
いて,前記入力段は前記入力信号を受信するために接合
形電界効果トランジスタを含む,演算増幅器。
【0051】(14) 第13項記載の演算増幅器であ
って,前記負電圧レベルから分離された構成要素を含む
演算増幅器。
【0052】(15) 第1電圧レベルとを受信する第
1入力と,中性電圧レベルを受信する第2入力とを有す
る集積回路デバイスであって,演算増幅器と,前記演算
増幅器に結合されかつ前記第1電圧レベルに応答して第
3電圧レベルを発生するように動作可能である電荷ポン
プとを含み,前記演算増幅器は前記第3電圧レベルから
分離されたバイアス発生器を含む,デバイス。
【0053】(16) 第15項記載のデバイスにおい
て,前記電荷ポンプは電流バイアス発生器と,前記バイ
アス発生器に結合された電圧バイアス発生器と,方形波
信号を発生するために前記電圧バイアス発生器に結合さ
れた発振器と,前記発振器に結合された複数の電力スイ
ッチとを含み,前記方形波信号は前記複数の電力スイッ
チをオフ状態とオン状態に駆動するように動作可能であ
る,デバイス。
【0054】(17) 第16項記載のデバイスであっ
て,前記電力スイッチに結合されかつ前記第3電圧レベ
ルを発生するために充電と放電とをするように動作可能
の2つの外部コンデンサを更に含むデバイス。
【0055】(18) 第16項記載のデバイスであっ
て,前記発振器を一時的に使用禁止するために前記発振
器に結合された使用禁止回路を更に含むデバイス。
【0056】(19) 第16項記載のデバイスであっ
て,前記電力スイッチから前記発振器を分離する電流ミ
ラー回路を更に含むデバイス。
【0057】(20) 第16項記載のデバイスであっ
て,前記電力スイッチの動作を制御するスイッチ駆動器
を更に含むデバイス。
【0058】(21) 第15項記載のデバイスにおい
て,前記第1電圧レベルは正供給電圧を含む,デバイ
ス。
【0059】(22) 第15項記載のデバイスにおい
て,前記第1電圧レベルは正電圧レベルを含み,前記第
3電圧レベルは負電圧レベルを含み,かつ前記演算増幅
器は前記正電圧レベルと,前記中性電圧レベルと,前記
負電圧レベルとを受信するように動作可能であり,かつ
前記演算増幅器は電流バイアスを提供するために前記中
性電圧レベルに結合されたバイアス発生器と,前記バイ
アス発生器に結合されかつ2つの入力信号を受信するよ
うに動作可能である入力段であって,前記入力信号上に
出現する平衡信号経路を含む前記入力段と,前記入力信
号を単一差分信号に変換するために前記平衡信号経路に
結合された変換回路と,出力信号になるように前記単一
差分信号を処理するために前記変換回路に結合された出
力段であって,前記入力信号の変動に応答して正電圧レ
ベルの実質的近くから負電圧レベルの実質的近くまで旋
回するように動作可能の前記出力段と,を含む,デバイ
ス。
【0060】(23) 第22項記載のデバイスにおい
て,前記出力段は前記出力信号上に線形性と低ひずみを
付与するためにPNPトランジスタを含む,演算増幅
器。
【0061】(24) 第24項記載のデバイスにおい
て,前記バイアス発生器は前記負電圧レベルから分離さ
れる,デバイス。
【0062】(25) 第22項記載のデバイスにおい
て,前記演算増幅器は前記負電圧レベルから分離された
構成要素を含む,デバイス。
【0063】(26) 第25項記載のデバイスにおい
て,前記演算増幅器は基板内に形成されかつ前記基板か
ら分離されたトランジスタデバイスを更に含む,デバイ
ス。
【0064】(27) 第26項記載のデバイスにおい
て,前記トランジスタは前記基板内の半導体タンク内に
製作され,前記タンクは前記基板から前記トランジスタ
を分離する,デバイス。
【0065】(28) 第22項記載のデバイスにおい
て,前記入力段は前記入力信号を受信するために接合形
電界効果トランジスタを含む,デバイス。
【0066】(29) 第22項記載のデバイスにおい
て,前記出力信号は高容量性負荷を駆動するように動作
可能である,デバイス。
【0067】(30) 集積回路デバイス10は,演算
増幅器12と負電圧レベル−VCCを生成する電荷ポン
プ14を有する。前記演算増幅器12は,好適には,種
々の副構成要素を有する。特に,バイアス発生器36
が,前記演算増幅器12に含まれ,前記負電圧レベルか
ら分離されて中性電圧レベル31に接続され,かつ前記
演算増幅器12に対する電流を供給する。入力段38
は,2つの入力信号を受信する入力16,18を有し,
かつ平衡信号経路内に入力信号を維持する。変換回路要
素40は,前記入力信号を受信し,単一差分信号を生成
し,かつ前記入力段38に受信した雑音を除去する。出
力段は,前記単一差分信号を処理して前記演算増幅器1
2の外へ転送する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による単一電荷ポンプ/演算増幅器デバ
イスのブロック線図。
【図2】本発明による演算増幅器のブロック線図。
【図3】本発明による演算増幅器の概略電気回路図。
【図4】本発明による電荷ポンプのブロック線図。
【図5】本発明による電荷ポンプの概略電気回路図であ
って,aはバイアス発生器,発振器,電圧バイアス発生
器,及び使用禁止回路の概略電気回路図,bは電流ミラ
ー回路,スイッチ駆動器の一部分,及び電力スイッチの
1つの概略電気回路図,図cはスイッチ駆動器の残りの
部分,及び電力スイッチの残りの3つの概略電気回路
図。
【符号の説明】
10 単一電荷ポンプ/演算増幅器デバイス 12 演算増幅器 14 電荷ポンプ 16 第1入力 18 第2入力 20 出力 22 単一供給信号入力 24,26 ピン 28 外部コンデンサ 30 ピン 31 中性電圧レベル 32 ピン 34 外部コンデンサ 36 バイアス発生器 38 入力段 40 変換回路要素 42 出力段 152,154 出力トランジスタ 200 バイアス発生器 202 発振器 204 個別電圧バイアス発生器 206 使用禁止回路 208 電流ミラー回路 210 スイッチ駆動器 210a 内部電圧バイアス発生器 210b 上側逆バイアス回路 210c 下側逆バイアス回路 210d,210e ベース電流回路 212,212a〜212d 電力スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 演算増幅器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に集積回路デバイ
ス、特に単一デバイス内に電荷ポンプと結合された単一
供給演算増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】演算増幅器及び電荷ポンプは、先行技術
において周知である。演算増幅器は、広く種々な線形及
びディジタル機能を遂行する。電荷ポンプは、正電圧レ
ベルから負電圧レベルを生成するために使用される。し
たがって、1つの通例の技術は、電荷ポンプを演算増幅
器と組み合わせて使用して、これによって使用者に単一
供給信号のみを用意させる。この組合わせを通して、そ
の単一供給信号は、その電荷ポンプを経由して変換され
ると、その演算増幅器に正及び負電圧両供給を施す。し
かしながら、この電荷ポンプと演算増幅器は別々のパッ
ケージ内に収容され、したがって、具体化に当たりその
使用者にこれらを互いに結合させる必要を生じさせる。
【0003】上述に加えて、電荷ポンプを備える演算増
幅器を具体化するとき、その電荷ポンプ内に生成する負
電圧レベルに固有のリプル作用から問題が起こる。この
リプル作用は、その電荷ポンプ内の発振器によって生成
され、その負電圧レベル上に電圧スパイクを出現させ
る。先行技術の演算増幅器は、そのリプル作用を回避す
る限定された能力しか有さない。したがって、そのリプ
ル作用は、しばしば、その演算増幅器の回路要素内へ導
入されて、その回路の動作能力を劣化させる。
【0004】演算増幅器の使用者によってしばしば要求
される他の目標は、その出力は既知参照電圧であるから
にはゼロボルト出力を生成することである。しかしなが
ら、先行技術の単一供給演算増幅器は、ゼロボルトの1
つから2つのダイオード電圧内で出力を生成できるに過
ぎない。多くの技術がその演算増幅器のゼロボルト出力
を生成するために使用されてきているが、しかしこれら
の技術はしばしば他の回路特性を劣化する。例えば、双
極性回路要素を使用することによって、ゼロボルト出力
がその演算増幅器の出力で線形性及び低ひずみを犠牲に
することによって得られる。その結果の高ひずみ及び非
線形性は、具体化システムを通して不正確性を起こすお
それがある。他の例として、CMOS技術はゼロボルト
出力を生成することかできるが、しかしその演算増幅器
からの高出力電流及び低出力インピーダンスを犠姓にす
る。これらの犠牲が多くの場合好ましくないのは、多く
の用途は高容量性負荷を駆動するために高出力電流を必
要とするからである。したがって、先行技術の単一供給
演算増幅器は、他の回路特性に影響することなくゼロボ
ルト出力を生成することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した所から、線形
性、低ひずみ、高出力電流、又は低出力インピーダンス
を犠牲にすることなくゼロボルト出力を生成することの
できる演算増幅器に対する要求が起こっていることが認
められる。なおまた、電荷ポンプと演算増幅器を単一デ
バイスに組み合わせかつその電荷ポンプ内に生じる負電
圧レベルのリプル作用をその演算増幅器から分離するこ
との要求も起こっている。
【0006】本発明によれば、先行技術の演算増幅器及
び電荷ポンプに関連した欠点及び問題を実質的に除去又
は低減する演算増幅器及び単一電荷ポンプ/演算増幅器
デバイスが提供される。
【0007】
【課題を解決するための手段】この演算増幅器はバイア
ス発生器を含み、このバイアス発生器はこれを負電圧レ
ベルから分離するために中性電圧レベルに結合さる。こ
のバイアス発生器は、この演算増幅器にとって適当な電
流レベルを生成する。この演算増幅器は、2つの入力信
号を受信する2つの入力を有する。これらの入力信号
は、このバイアス発生器に結合された入力段の平衡信号
経路内へ入る。これら2つの入力信号は、出力段に入る
前に単一差分信号に変換される。この出力段は、この変
換差分信号を処理してこれを出力信号としてこの演算増
幅器の外へ転送する。
【0008】単一電荷ポンプ/演算増幅器デバイスは、
第1電圧レベル及び第2中性電圧レベルを受信すること
のできる集積回路デバイスである。この集積回路は、演
算増幅器及び電荷ポンプを含む。この電荷ポンプは、第
1電圧レベルに応答して第3電圧レベルを生成する。こ
の演算増幅器は、第3電圧レベルから分離されたバイア
ス発生器を有する。
【0009】本発明は、先行技術内の他の演算増幅器及
び電荷ポンプに優る数々の技術的利点を提供する。1つ
の技術的利点は、線形性又は低ひずみを犠牲にすること
なく、この演算増幅器からゼロ電圧レベル出力を得るこ
とである。他の技術的利点は、高出力電流又は低出力イ
ンピーダンスを犠牲にすることなくその演算増幅器から
ゼロ電圧レベルを得ることにある。なお他の技術的利点
は、その電荷ポンプによって生成された負電圧レベルに
固有のリプル作用からのその演算増幅器の分離にある。
更に他の技術的利点は、パッケーシ内に演算増幅器及び
電荷ポンプを配置して、その使用者に単一チップデバイ
スに対して単一電源電圧のみを用意すればよいように
し、また必要とされる空間及び接続ハードウエアを減少
させることにある。
【0010】
【実施例】本発明及びその利点の一層完全な理解のため
に、いまから、付図との関連において次の説明を行う。
これらの付図において、同様の参照符号は同様の部品を
示す。
【0011】図1を参照すると、本発明による単一電荷
ポンプ/演算増幅器デバイス10のブロック線図が示さ
れている。デバイス10は、演算増幅器12及び電荷ポ
ンプ14を含む。デバイス10は、また、外部信号結合
用に種々の外部ピン接続(大文字で示されている)を含
む。演算増幅器12は、入力信号+VINを受信する第
1入力16及び入力信号−VINを受信する第2入力1
8を有する。出力20は、演算増幅器12からの出力信
号VOUTを生成する。単一供給信号入力22は、演算
増幅器12及び電荷ポンプ14に正電圧レベル+VCC
を生成するように動作可能である。電荷ポンプ14は、
第1外部コンデンサ28をデバイス10に接続するピン
24及び26を有する。ピン24はコンデンサ28のカ
ソードに接続され、ピン26はコンデンサ28のアノー
ドに接続される。電荷ポンプ14は、典型的に接地され
る中性電圧レベル31に接続されたピン30、及び電荷
ポンプ14によって生成される負電圧レベル−VCCを
生成するピン32を有する。この負電圧レベルを演算増
幅器12用電源として使用し、かつまたピン32に接続
された他のデバイスにも使用することができる。第2外
部コンデンサ34は、ピン30と32との間に接続さ
れ、かつ以下に詳細に説明されるように負電圧レベルを
生成するのに使用される。外部コンデンサ28及び34
は、好適には1マイクロファラッド以上の比較的大きい
値を有する。
【0012】動作中、使用者は、単一正電圧レベル+V
CC、すなわち、正供給信号をデバイス10に供給し、
このデバイス自体が負電圧レベル−VCCを生成する。
特に、この正供給信号は、電荷ポンプ14及び演算増幅
器12に電力を供給する。電荷ポンプ14は、負電圧レ
ベル−VCCを生成し、また更に演算増幅器12を附勢
する。外部コンデンサ28及び34は、電荷ポンプ14
によって使用されて負供給信号を生成する。演算増幅器
12は、出力信号VOUTを生成し、この出力信号は入
力信号+VINと−VINに応じて正電圧レベルの直ぐ
下から負電圧レベルの直ぐ上まで旋回することができ
る。出力信号VOUTは、典型的に、各電圧レベルで
0.2ボルト以内に達することができる。したがって、
正母線電圧レベル近くから負母線電圧レベル近くまでの
出力能力を備える単一供給演算増幅器が、提供される。
【0013】図2は、演算増幅器12のブロック線図で
ある。演算増幅器12は、バイアス発生器36を含み、
このバイアス発生器は正電圧レベル+VCCと中性電圧
レベル31との間で附勢される。これに比較して、先行
技術の演算増幅器は、典型的に、正電圧レベル+VCC
と負電圧レベル−VCCとの間に接続されるバイアス発
生器を有する。しかしながら、この接続は、このバイア
ス発生器を、電荷ポンプによっ生成される負電圧レベル
内に固有の好ましくないリプル作用に影響され易くす
る。
【0014】このリプル作用は、種々な仕方で生成され
る。第1に、演算増幅器の負供給信号からの電流はこの
演算増幅器に結合されて電荷ポンプ内の回路要素を放電
させる傾向ある。この放電は、この電荷ポンプにその負
出力レベルを連続的にリフレッシュさせ、これがまた交
流信号をこの直流電荷ポンプの負電圧レベルに重畳させ
る。第2に、この電荷ポンプ内の発振器によって発生さ
れる電圧スパイクがその負電圧レベル上に出現する。こ
の電荷ポンプの負電圧レベルへのこれらのひずみは、僅
かしか減衰せずに途中通過してその演算増幅器へ達する
傾向がある。本発明は、バイアス発生器36を負電圧レ
ベルにではなく中性電圧レベル31に接続することによ
って、バイアス発生器36を負電圧レベルから分離す
る。このような分離は、負電圧レベルのリプル作用を回
避し、かつこれがその演算増幅器のバイアス回路要素内
に導入されるのを防止する
【0015】バイアス発生器36は、入力段38に対す
る直流電流及び電流バイアスを供給する。演算増幅器1
2の入力16及び18に受信された入力信号+VIN及
び−VINは、入力段38に入りかつ平衡信号経路内に
印加される。この平衡信号経路は、入力16,18から
出力20に可能な限り近くまで平衡を維持して、その入
力信号内の雑音からの更に分離を行うのを助援する。入
力16及び18に受信する普通の雑音は、この平衡信号
経路内で低減又は除去される。演算増幅器12の利得の
大部分は、この平衡信号経路を通して入力段38におい
て生成される。
【0016】入力段38からの入力信号は、変換回路要
素40に結合される。変換回路要素40は、これらの入
力信号間の差を発生し、かつ単一差分信号を生成して、
これを出力段42へ供給する。出力段42は、変換回路
要素40によって生成された単一差分信号を受信しかつ
これを処理して演算増幅器12の外へ出力20から転送
する。入力16及び18に受信された信号に応じて、出
力信号VOUTは、その正電圧レベルと負電圧レベルと
の間の、ただしこの両レベルを含まない、所望のゼロボ
ルト出力は含む、どなんな値をも持つことができる。
【0017】図3は、バイアス発生器36、入力段3
8、変換回路要素40、及び出力段42を特徴とする演
算増幅器12の概略ブロック線図を示す。バイアス発生
器36は、好適には、接合形FET44及び46;PN
Pトランジスタ48,50,52,54,56,及び5
8;NPNトランジスタ60,62,64,66,6
8,70,72,74,76,及び78;及び抵抗器8
0及び82を含む。バイアス発生器36に対する回路要
素は、ピン30で中性電圧レベルに接続されて、この回
路をその負電圧レベルから分離し、これによってそのリ
プル作用がバイアス発生器36に入らないことを保証す
る。
【0018】入力段38は、入力16及び18上に2つ
の入力信号を受信し、これらの信号は、好適には、2つ
の接合形FET84及び86、及び2つのコンデンサ8
8及び90に、それぞれ、供給される。これらの入力に
おける接合形FETの使用は、データ収集システムに典
型的に見られるセンサ、ホトダイオード、及び他の信号
源に直接にインタフェースするのに適した高インピーダ
ンス入力を提供する。バイアス発生器36と関連してい
るトランジスタ92は、FET84及び86に対するバ
イアス電流を供給する。これらの入力信号は、入力段3
8の平衡信号経路を通過する。クランピングトランジス
タ94及び96は、それらの平衡線路間の電圧制限を行
う。この平衡信号経路は、演算増幅器12の利得の大部
分を生成する。その利得のほとんどは、トランジスタ9
8及び100によって生成され、これらのトランジスタ
はトランジスタ102及び抵抗器104,106,及び
108に接続される。追加のクランピングトランジスタ
110及び112は,これらの平衡線路間の電圧を更に
制限するために使用される。抵抗器114及び116,
及びトランジスタ118,120,122は、この平衡
信号経路に対するバイアス電流を供給する。トランジス
タ124,126,128,及び130は、トランジス
タ138,140,及び170と結合されたとき、この
演算増幅器の利得の残りを生成する。トランジスタ13
4と関連しているトランジスタ132は、これらの利得
トランジスタに対するバイアス電流を供給する。
【0019】2つの平衡信号が変換回路要素40を通
る。変換回路要素40は、好適には、NPNトランジス
タ136,138,及び140を含む。これらのトラン
ジスタは、2つの平衡信号を単一差分信号に変換する。
補償コンデンサ142,144,及び146は、この回
路の帯域幅を制限するために含まれる。これらのコンデ
ンサは、この演算増幅器の利得が生成される所のような
雑音に敏感であるこの回路の部分内と、単一差分信号変
換への平衡信号経路とに配置される。
【0020】いったんこれら2つの平衡信号が単一差分
信号に変換されると、出力段42は、この単一差分信号
を処理してこれを演算増幅器12の外へ出力20から転
送する。出力段42は、トランジスタ148,149,
168,及び150を含み、これらのトランジスタは出
力トランジスタ152及び154をバイアスする。トラ
ンジスタ156及び158は、抵抗器160及び162
と共に出力20上の電流制限を行い、かつ演算増幅器1
2内の短絡を防止する。抵抗器164及びコンデンリ1
66は、この回路の帯域幅の更に制御を行う。トランジ
スタ168及び149は、出力段42に対するバイアス
電流を供給する。
【0021】注意しなくてはならないのは、本発明の好
適実施例においては、トランジスタ154は双極性PN
Pトランジスタであると云うことである。先行技術の単
一供給演算増幅器は、双極世PNPトランジスタを使用
してゼロボルト出力を生成することはできなかった。こ
の好適実施例に比較して、先行技術の演算増幅器は、中
世電圧レベルを近似するためにトランジスタ154に双
極世NPNトランジスタを使用する。このようなデバイ
スは、演算増幅器12の利得曲線に非線形性を起こさせ
る。加えて、他の先行技術の演算増幅器は、ゼロボルト
出力に対してゼロ電流を提供するCMOS型デバイスを
具体化する。本発明は、その回路特性に影響することな
くゼロボルト出力を生成する双極世PNPトランジスタ
を使用することができる。したがって、本発明の出力段
42は、トランジスタ154に双極性PNP形デバイス
を使用して、出力20に優れた直線性かつ強い電流を提
供する。
【0022】この回路中の残りのデバイスは、トランジ
スタ172,174,176,178,182,及び1
84であって、これらは上述の回路要素に対して更に電
流バイアスを施す。リプル作用からの更に分離を行うた
めに演算増幅器12内のトランジスタ及びコンデンサ
が、好適には、縦型PNP技術を使用して製作される。
この技術において、そのデバイスは、これを半導体基板
から分離する半導体タンク内に製作される。負電圧レベ
ルはその基板内でリプルするので、この縦型PNP技術
のタンクはそのデバイスをその基板から分離し、したが
って、その回路内の構成要素上のリプル作用を打ち消
す。この技術は、更に詳しくは本明細書に参考試料とし
て編入された米国特許第4,439,099号,199
0年7月3日シークリスト(Seacrist)他に公
布された、発明の名称“分離縦型双極性及びJFETト
ランジスタ製作プロセス(Process for F
ab−ricating Isolated Vert
ical Bipolarand JEFT Tran
sistors)”に記載されている。
【0023】図4は、電荷ポンプ14のブロック線図を
示す。電荷ポンプ14はバイアス発生器200を含み、
このバイアス発生器は電荷ポンプ14に対する直流電流
を供給する。発振器202は電力スイッチ212を駆動
するために使用される方形波電流信号を供給し、これら
の電力スイッチは外部コンデンサ28及び34を充放電
し、したがって、その負電圧レベルを生成する。発振器
202は個別電圧バイアス発生器204を有し、この電
圧バイアス発生器はその正電圧レベル上に存在するいか
なる雑音も発振器202に入るのを抑制する。使用禁止
回路206は、マイクロプロセッサベースシステムのよ
うな他の信号処理用途を有する使用者の能力を強化する
ために配設され、かつそのリプル作用を除去する能力を
更に付与する。電流ミラー回路208は、スイッチ駆動
器210から発振器202を分離するために使用され
る。発振器202によって生成された方形波電流信号
は、電流ミラー回路208を通ってスイッチ駆動器21
0に供給される。スイッチ駆動器210は、電力スイッ
チ212をターンオン、オフさせて、外部コンデンサ2
8及び34を充放電させ、これによって、外部コンデン
サ34のアノードにその負電圧レベルを生成する。
【0024】図5a〜図5cは、電荷ポンプ14の概略
電気回路図を示す。図5aは、バイアス発生器200、
発振器202、電圧バイアス発生器204、及び使用禁
止回路206に対する概略電気回路図を示す。図5b
は、電流ミラー回路208、ブロック210a〜210
dによって表されるスイッチ駆動器210の一部分、及
びブロック212aによって表される4つの電力スイッ
チの1つに対する概略電気回路図を示す。図5cは、ブ
ロック210a〜210gによって表されるスイッチ駆
動器210の残りの部分、及びブロック212b〜21
2dによって表される残りの3つの電力スイッチに対す
る概略電気回路図を示す
【0025】まず、図5aを参照すると、バイアス発生
器200は、好適には、接合形FET214及び21
6;NPNトランジスタ218,220,222,及び
224;PNPトランジスタ226及び228;及び抵
抗器230を含む。
【0026】電圧バイアス発生器204は、好適には、
トランジスタ232,234,236,238,及びト
ランジスタ240(図5b)を含む。これらのトランジ
スタは、3Vbeの電圧バイアスを発振器202に印加
する。電圧バイアス発生器204は、安全対策として配
設されて、その正電圧レベル上の雑音が発振器202で
ある回路要素内に入らないことを保証する。バイアス発
生器200と関連しているトランジスタ242は、電圧
バイアス発生器204に対するバイアス電流を供給す
る。
【0027】使用禁止回路206は、トランジスタ24
4,246,248,250,及び252を含む。バイ
アス発生器200と関連しているトランジスタ254
は、禁止回路206に対するバイアス電流を供給する。
トランジスタ250及び252は、トランジスタ244
及び248を、それぞれ、活性化する電流を供給する。
使用禁止ピン35上の高状態は、トランジスタ248の
電流をトランジスタ246に通過させ、したがって、ト
ランジスタ244をオフに維持する。この状態におい
て、発振器202は自走する。使用禁止ピン35上に低
状態が起こると、トランジスタ246はターンオフされ
かつトランジスタ248からの電流はトランジスタ24
4を通過し、トランジスタ244をオンする。この状態
において、発振器202はターンオフされ、かつ電力ス
イッチ212がセットされ、その結果、外部コンデンサ
34が緩やかに放電開始する。その負電圧レベルは、外
部コンデンサ34が放電を開始するに従いその負値の喪
失を開始する。この動作中、短い時間期間が、ひずみ、
雑音、及びリプルのないクリーン信号を捕捉するために
有効である。こうして、使用禁止回路206は、発振器
202によって発生されたリプル作用を除去する他の方
法を提供する。使用禁止回路206を適正に応用すれ
ば、その使用者は信号処理の正確性を最大化することが
できる。
【0028】発振器202は方形波電流信号を供給し、
この信号は電力スイッチ212を駆動する。電力スイッ
チ212は、外部コンデンサ28及び34を充放電させ
て、その負電圧レベルを生成する。方形波電圧出力は、
トランジスタ256のエミツタにおいて生じる。この方
形波電圧出力は、3Vbeの高レベルと2VGbeの低
レベルとの間に交番する。これは、トランジスタ256
のベース上の電圧が2Vbeの高レベルと1Vbeの低
レベルとに制限されるからである。特に、トランジスタ
258及び260(図5b)は、トランジスタ256の
ベース上の電圧を2Vbeのその高レベルにクランプ
し;かつトランジスタ262,264,266,及び抵
抗器268はトランジスタ256のベース上の電圧を1
beのその低レベルにクランプする。これらのクラン
ピングトランジスタはターンオン、オフして、トランジ
スタ256のエミッタ上に方形波電圧信号を供給する。
【0029】コンデンサ270は充放電して、これらの
クランピングトランジスタをオン、オフ状態へ駆動す
る。トランジスタ256のエミッタ上の方形波電圧出力
が3Vbeのその高レベルにあるとき、トランジスタ2
72,274,276,278,280,282,28
6,及び288はオンして、コンデンサ270を放電さ
せる。コンデンサ270のアノード上の電圧が2Vbe
に降下すると、トランジスタ290のベース上の電圧
は、トランジスタ292,294,296,及び29
8,及び抵抗器300及び302に応答して、2.5V
beに等しくなる。クランピングトランジスタ304,
306,及び308,及び抵抗器310及び312は、
発振器202を1つの状態から他の状態にスイッチング
するのを助援する。トランジスタ282及び290を含
む比較器回路は、状態をスイッチしてトランジスタ29
0をターンオンかつトランジスタ282をターンオフさ
せる。トランジスタ262,264,265,314,
316,318,320,及び322はターンオンし
て、コンデンサ270を充電させる。いったんコンデン
サ270のアノード上の電圧が3Vbeに達すると、こ
の比較器回路は、放電状態にスイッチバックする。この
プロセスは、無期限に繰り返す。バイアス発生器200
と関連しているトランジスタ324,326,及び32
8,及びトランジスタ330(図5b)は、発振器20
2に対するバイアス電流を供給する。
【0030】方形波電圧出力が3Vbeのその高レベル
にあるとき、電流はトランジスタ258(図5b)内へ
スイッチされ、かつトランジスタ266内へはスイッチ
されない。方形波電圧出力が2Vbeのその低レベルに
あるとき、電流はトランジスタ258(図5b)内へは
スイッチされず、かつトランジスタ266内へスイッチ
される。いま、図5bを参照すると、トランジスタ25
8のコレクタ電流は、トランジスタ260,332,3
34,及び336を含む電流ミラー回路208の一部分
を通過する。トランジスタ332のコレクタ電流は、ト
ランジスタ258のコレクタ電流に等しい。同様に、ト
ランジス夕266(図5a)のコレクタ電流は、トラン
ジスタ338,340,342,及び344を含む電流
ミラー回路208の他の部分を通過する。トランジスタ
342のコレクタ電流は、トランジスタ266のコレク
タ電流に等しい。電流ミラー回路208は、発振器20
2をスイッチ駆動器210から分離する。トランジスタ
332及び342の発振器電流は、スイッチ駆動器21
0を駆動するのに使用される。
【0031】スイッチ駆動器210は、それ自体の内部
電圧バイアス発生器210aを含み、この内部電圧バイ
アス発生器はトランジスタ346,348,350,3
52,及び354を含む。バイアス発生器200と関連
しているトランジスタ356は、これらのトランジスタ
に対するバイアス電流を供給する。内部電圧バイアス発
生器210aは、上側逆バイアス回路210b内のクラ
ンピングトランジスタ364及び366に対するバイア
スを施す。内部電圧バイアス発生器210aは、また、
下側逆バイアス回路210c内のクランピングトランジ
スタ374及び376に対するバイアスを施す。逆バイ
アス回路210b及び210cは、電力スイッチ212
b(図5c)及び212c(図5c)を、要求されたと
き、ターンオフすることを保証する。電力スイッチ21
2a及び電力スイッチ212d(図5c)はこのような
回路構成を必要としないが、これは、これら2つのスイ
ッチがその負電圧レベルによって逆バイアスされるから
である。
【0032】上側逆バイアス回路210bのトランジス
タ364及び366は、これらのそれぞれのエミッタに
接続された線路365及び367を+Vcc−Vbe
クランプする。電流ミラー回路208のトランジスタ3
42のコレクタ上に電流が流れるとき、上側逆バイアス
回路210bの抵抗器358に結合されたトランジスタ
360,362,368,及び370はターンオンし、
かつ線路365及び367は+Vcc−Vbeにクラン
プされる。発振器202が状態を変化すると、電流がト
ランジスタ332のコレクタに流れて、下側逆バイアス
回路210cの抵抗器372に結合されたトランジスタ
378,380,382,及び384をターンオンオン
し、線路365及び367を+Vbeへ旋回降下させ
る。コンデンサ386のカソードは、トランジスタ38
8及び389(図5c)によってクランプされて+V
beから−Vbeへ旋回する。コンデンサ390のカソ
ードは、トランジスタ392及び393によってクラン
プされて+Vcc−Vbeから+Vcc+Vbeへ旋回
する。
【0033】図5cを参照すると、ランジスタ342
(図5b)のコレクタ上に電流が流れるとき、ベース電
流回路210eのトランジスタ396,398,40
0,406,及び408はターンオンして、電力スイッ
チ212bのトランジスタ402へのベース電流を制限
することによってトランジスタ404をターンオフ開始
させる。トランジスタ404にかかる電圧がその値の半
分に降下するとき、トランジスタ410からのトランジ
スタ412へ電流が流れ、かつトランジスタ414及び
416,及び抵抗器418,419,及び420を含む
電圧クランプ210gを通しては流れない。トランジス
タ404,422,及び412にかかる電圧レベルの変
化は、トランジスタ410からトランジスタ412へ電
流を流し、これがトランジスタ412,424,及び4
26をターンオンさせる。トランジスタ428はターン
オンして、電力スイッチ212cの電力スイッチトラン
ジスタ430を活性化する。トランジスタ432,43
4,436,及び438はターンオンして、トランジス
タ440からの電流をトランジスタ442及び444,
及び抵抗器446,448,及び450を含む電圧クラ
ンプ210fへ流す。トランジスタ402はまたターン
オフして、電力スイッチ212b内の電力スイッチトラ
ンジスタ404を更にターンオフする。電力スイッチ2
12dの電力スイッチトランジスタ452は、トランジ
スタ454及び456を通してターンオンされる。電力
スイッチトランジスタ452及び430がターンオンす
ると、外部コンデンサ34が充電を開始する。電力スイ
ッチ212a(図5b)の電力スイッチトランジスタ4
58は、トランジスタ436によって電力スイッチ21
2a(図5b)のトランジスタ460,462,及び4
64を通してターンオフされる。したがって、電力スイ
ッチトランジスタ404及び458(図5b)がオフで
あるので、外部コンデンサ28は放電を開始する。
【0034】発振器202が状態を変化した後トランジ
スタ332(図5b)のコレクタ上に電流が流れると、
電力スイッチトランジスタ458(図5b)及び404
はターンオンし、他方電力スイッチトランジスタ430
及び452はターンオフする。トランジスタ332のコ
レクタ電流は、トランジスタ466,468,470,
及び472(図5b)、及びトランジスタ474及び4
76を含むベース電流回路210dをターンオンさせ
る。ベース電流回路210d(図5b)及び210e
は、正電圧レベルを短絡するのを防止するために電力ス
イッチ212b及び212cが同時にオンしないことを
保証する。トランジスタ474及び476はターンオン
し、かつ電力スイッチトランジスタ430の不活性化を
開始させる。トランジスタ432,434,436,及
び438はターンオンして、電力スイッチ212bに電
流を流し、電力スイッチトランジスタ404を活性化す
る。電力スイッチ212aのトランジスタ460及び4
64(図5b)もまた、ターンオンして電力スイッチ4
58を活性化する。トランジスタ410からの電流は、
トランジスタ414において電圧クランプ210gに流
れて、トランジスタ412,424,426,及び45
6をターンオフする。これらは、代わって、トランジス
タ428及び454をターンオフさせ、これによって電
力スイッチトランジスタ430及び452を不活性化す
る。
【0035】トランジスタ478、及び抵抗器480,
482,484,及び486を含む保護回路210h
は、電力スイッチトランジスタ458を絶縁破壊から保
護する。同様に、トランジスタ488、及び抵抗器49
0,492,494,及び496を含む保護回路210
jは、電力スイッチトランジスタ452を絶縁破壊から
保護する。スイッチ駆動器210は、また、電力スイッ
チトランジスタ430及び452がターンオンする前に
電力スイッチトランジスタ458(図5b)及び404
がターンオフすること、並びにこれと逆の関係を保証す
る。電力スイッチトランジスタ458(図5)、40
4,430,及び452は、好適には、二重エミッタ構
造を有する。その第2エミッタは、負帰還ループを生成
して、これらのトランジスタ内の強い飽和を防止する。
このような防止は、これらの電力スイッチトランジスタ
を単一エミッタトランジスタよりも一層効率的にする。
【0036】したがって、本発明によって、上に記載さ
れたその数々の目的、目標及び利点を満足する演算増幅
器及び単一電荷ポンプ/演算増幅器デバイスが提供され
たことは、明らかである。本発明の好適実施例が詳細に
説明されたが、種々の変更、置換及び代替がこれらに可
能であることは、云うでもない。例えば、演算増幅器1
2は図1の電荷ポンプと関連して示されているが、演算
増幅器12を他の用途においてその分離特性を利用する
ために個別デバイスとして製作することもできる。他の
例としては、多くの構成要素が相互に直接接続されてい
るとして図示されている。しかし、このような構成要素
を、多くの場合、相互に直接接続するよりも中継構成要
素を経由して一括に係合すこともできる。更に他の例
は、当業者によって容易に確認可能であり、及び上掲の
特許請求の範囲によって規定された本発明の精神と範囲
に反することなく製作可能である。
【0037】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。
【0038】(1) 電流バイアスを施するために中性
電圧レベルに結合するように動作可能のバイアス発生器
と、前記バイアス発生器に結合されかつ2つの入力信号
を受信するように動作可能の入力段であって、前記入力
信号上に現れる雑音を分離する平衡信号経路を含む前記
入力段と、前記入力信号を単一差分信号に変換するため
に前記平衡信号経路に結合された変換回路と、出力信号
になるように前記単一差分信号を処理するために前記変
換回路に結合された出力段であって、前記入力信号の変
動に応答して正電圧レベルの実質的近くから負電圧レベ
ルの実質的近くまで旋回するように動作可能の前記出力
段と、を含を含む演算増幅器。
【0039】(2) 第1項記載の演算増幅器におい
て、前記出力段は前記出力信号上に線形性と低ひずみを
付与するためにPNPトランジスタを含む、演算増幅
器。
【0040】(3) 第2項記載の演算増幅器におい
て、前記PNPトランジスタは前記出力信号に結合され
る、演算増幅器。
【0041】(4) 第3項記載の演算増幅器におい
て、前記PNPトランジスタのエミッタは前記出力信号
に結合される、演算増幅器。
【0042】(5) 第4項記載の演算増幅器におい
て、抵抗器が前記エミッタと前記出力信号との間に結合
される、演算増幅器。
【0043】(6) 第1項記載の演算増幅器におい
て、前記バイアス発生器は前記負電圧レベルから分離さ
れる、演算増幅器。
【0044】(7) 第1項記載の演算増幅器であっ
て、前記負電圧レベルから分離された構成要素を含む演
算増幅器。
【0045】(8) 第7項記載の演算増幅器であっ
て、基板内に形成されかつ前記基板から分離されたトラ
ンジスタデバイスを更に含む演算増幅器。
【0046】(9) 第8項記載の演算増幅器におい
て、前記トランジスタは前記基板内の半導体タンク内に
製作され、前記タンクは前記基板から前記トランジスタ
を分離する、演算増幅器。
【0047】(10) 第1項記載の演算増幅器におい
て、前記入力段は前記入力信号を受信するために接合形
電界効果トランジスタを含む、演算増幅器。
【0048】(11) 第1項記載の演算増幅器におい
て、前記出力信号は高容量性負荷を駆動するように動作
可能である、演算増幅器。
【0049】(12) 正電圧レベルと、中性電圧レベ
ルと、負電圧レベルとを受信するように動作可能の演算
増幅器であって、前記正電圧レベルと負電圧レベルとの
間に結合されるように動作可能でありかつ前記負電圧レ
ベルから分離されたバイアス発生器と、前記バイアス発
生器に結合されかつ2つの入力信号を受信するように動
作可能である入力段であって、前記入力信号上に出現す
る雑音を分離するために平衡信号経路を含む前記入力段
と、前記入力信号を単一差分信号に変換するために前記
平衡信号経路に結合された変換回路と、出力信号になる
ように前記単一差分信号を処理するために前記変換回路
に結合された出力段であって、前記出力信号が前記入力
信号の変動に応答して前記正電圧レベルの実質的近くか
ら負電圧レベルの実質的近くまで旋回する動作可能であ
りかつ高容量負荷を駆動する動作可能であるように、前
記出力信号に結合されたPNPトランジスタを含む前記
出力段と、を含む演算増幅器。
【0050】(13) 第12項記載の演算増幅器にお
いて、前記入力段は前記入力信号を受信するために接合
形電界効果トランジスタを含む、演算増幅器。
【0051】(14) 第13項記載の演算増幅器であ
って、前記負電圧レベルから分離された構成要素を含む
演算増幅器。
【0052】(15) 第1電圧レベルとを受信する第
1入力と、中性電圧レベルを受信する第2入力とを有す
る集積回路デバイスであって演算増幅器と、前記演算増
幅器に結合されかつ前記第1電圧レベルに応答して第3
電圧レベルを発生するように動作可能である電荷ポンプ
とを含み、前記演算増幅器は前記第3電圧レベルから分
離されたバイアス発生器を含む、デバイス。
【0053】(16) 第15項記載のデバイスにおい
て、前記電荷ポンプは電流バイアス発生器と、前記バイ
アス発生器に結合された電圧バイアス発生器と、方形波
信号を発生するために前記電圧バイアス発生器に結合さ
れた発振器と、前記発振器に結合された複数の電力スイ
ッチとを含み、前記方形波信号は前記複数の電力スイッ
チをオフ状態とオン状態に駆動するように動作可能であ
る、デバイス。
【0054】(17) 第16項記載のデバイスであっ
て、前記電力スイッチに結合されかつ前記第3電圧レベ
ルを発生するために充電と放電とをするように動作可能
の2つの外部コンデンサを更に含むデバイス。
【0055】(18) 第16項記載のデバイスであっ
て、前記発振器を一時的に使用禁止するために前記発振
器に結合された使用禁止回路を更に含むデバイス。
【0056】(19) 第16項記載のデバイスであっ
て、前記電力スイッチから前記発振器を分離する電流ミ
ラー回路を更に含むデバイス
【0057】(20) 第16項記載のデバイスであっ
て、前記電力スイッチの動作を制御するスイッチ駆動器
を更に含むデバイス。
【0058】(21) 第15項記載のデバイスにおい
て、前記第1電圧レベルは正供給電圧を含む、デバイ
ス。
【0059】(22) 第15項記載のデバイスにおい
て、前記第1電圧レベルは正電圧レベルを含み、前記第
3電圧レベルは負電圧レベルを含み、かつ前記演算増幅
器は前記正電圧レベルと、前記中性電圧レベルと、前記
負電圧レベルとを受信するように動作可能であり、かつ
前記演算増幅器は電流バイアスを提供するために前記中
性電圧レベルに結合されたバイアス発生器と、前記バイ
アス発生器に結合されかつ2つの入力信号を受信するよ
うに動作可能である入力段であって、前記入力信号上に
出現する平衡信号経路を含む前記入力段と、前記入力信
号を単一差分信号に変換するために前記平衡信号経路に
結合された変換回路と、出力信号になるように前記単一
差分信号を処理するために前記変換回路に結合された出
力段であって、前記入力信号の変動に応答して正電圧レ
ベルの実質的近くから負電圧レベルの実質的近くまで旋
回するように動作可能の前記出力段と、を含む、デバイ
ス。
【0060】(23) 第22項記載のデバイスにおい
て、前記出力段は前記出力信号上に線形性と低ひずみを
付与するためにPNPトランジスタを含む、演算増幅
器。
【0061】(24) 第24項記載のデバイスにおい
て、前記バイアス発生器は前記負電圧レベルから分離さ
れる、デバイス。
【0062】(25) 第22項記載のデバイスにおい
て、前記演算増幅器は前記負電圧レベルから分離された
構成要素を含む、デバイス。
【0063】(26) 第25項記載のデバイスにおい
て、前記演算増幅器は基板内に形成されかつ前記基板か
ら分離されたトランジスタデバイスを更に含む、デバイ
ス、
【0064】(27) 第26項記載のデバイスにおい
て、前記トランジスタは前記基板内の半導体タンク内に
製作され、前記タンクは前記基板から前記トランジスタ
を分離する、デバイス。
【0065】(28) 第22項記載のデバイスにおい
て、前記入力段は前記入力信号を受信するために接合形
電界効果トランジスタを含む、デバイス。
【0066】(29) 第22項記載のデバイスにおい
て、前記出力信号は高容量性負荷を駆動するように動作
可能である、デバイス。
【0067】(30) 集積回路デバイス10は、演算
増幅器12と負電圧レベル−VCCを生成する電荷ポン
プ14を有する。前記演算増幅器12は、好適には、種
々の副構成要素を有する。特に、バイアス発生器36
が、前記演算増幅器12に含まれ、前記負電圧レベルか
ら分離されて中性電圧レベル31に接続され、かつ前記
演算増幅器12に対する電流を供給する。入力段38
は、2つの入力信号を受信する入力16,18を有し、
かつ平衡信号経路内に入力信号を維持する。変換回路要
素40は、前記入力信号を受信し、単一差分信号を生成
し、かつ前記入力段38に受信した雑音を除去する。出
力段は、前記単一差分信号を処理して前記演算増幅器1
2の外へ転送する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による単一電荷ポンプ/演算増幅器デバ
イスのブロック線図。
【図2】本発明による演算増幅器のブロック線図。
【図3】本発明による演算増幅器の慨略電気回路図。
【図4】本発明による電荷ポンプのブロック線図。
【図5】本発明による電荷ポンプの慨略電気回路図であ
って、aはバイアス発生器、発振器、電圧バイアス発生
器、及び使用禁止回路の概略電気回路図、bは電流ミラ
ー回路、スイッチ駆動器の一部分、及び電力スイッチの
1つの概略電気回路図、図cはスイッチ駆動器の残りの
部分、及び電力スイッチの残りの3つの概略電気回路
図。
【符号の説明】 10 単一電荷ポンプ/演算増幅器デバイス 12 演算増幅器 14 電荷ポンプ 16 第1入力 18 第2入力 20 出力 22 単一供給信号入力 24,26 ピン 28 外部コンデンサ 30 ピン 31 中性電圧レベル 32 ピン 34 外部コンデンサ 36 バイアス発生器 38 入力段 40 変換回路要素 42 出力段 152,154 出力トランジスタ 200 バイアス発生器 202 発振器 204 個別電圧バイアス発生器 206 使用禁止回路 208 電流ミラー回路 210 スイッチ駆動器 210a 内部電圧バイアス発生器 210b 上側逆バイアス回路 210c 下側逆バイアス回路 210d,210e ベース電流回路 212,212a〜212d 電力スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トッド エム.ニール アメリカ合衆国テキサス州キャロルトン, ケラー スプリングス ロード 2050,ア パートメント ナンバー 1122 (72)発明者 ダグラス アール.ジョンソン アメリカ合衆国アイオワ州シーダー ラピ ッズ,オウク ドライブ エスイー 1319

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流バイアスを施すために中性電圧レベ
    ルに結合するように動作可能のバイアス発生器と, 前記バイアス発生器に結合されかつ2つの入力信号を受
    信するように動作可能の入力段であって,前記入力信号
    上に現れる雑音を分離する平衡信号経路を含む前記入力
    段と, 前記入力信号を単一差分信号に変換するために前記平衡
    信号経路に結合された変換回路と, 出力信号になるように前記単一差分信号を処理するため
    に前記変換回路に結合された出力段であって,前記入力
    信号の変動に応答して正電圧レベルの実質的近くから負
    電圧レベルの実質的近くまで旋回するように動作可能の
    前記出力段と,を含む演算増幅器。
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