JPH05344225A - 会議通話の接続方法 - Google Patents

会議通話の接続方法

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JPH05344225A
JPH05344225A JP15104092A JP15104092A JPH05344225A JP H05344225 A JPH05344225 A JP H05344225A JP 15104092 A JP15104092 A JP 15104092A JP 15104092 A JP15104092 A JP 15104092A JP H05344225 A JPH05344225 A JP H05344225A
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JP
Japan
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conference call
conference
telephone
connection
terminal
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JP15104092A
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Eiji Katayama
栄司 片山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構内交換機における会議通話の接続方法に関
し、会議通話開始後に参加する端末の接続処理を効率的
に行うことを目的とする。 【構成】 構内交換機の制御部11内に、任意の端末10よ
り入力される会議通話接続番号と暗証番号を記憶する会
議通話登録情報記憶手段1と、前記会議通話接続番号を
有する会議通話接続端末10a が会議通話状態を記憶する
会議通話状態記憶手段2と、会議通話開始後の参加要求
端末10c より会議通話接続番号が入力されたときに、会
議通話接続端末の会議通話状態を確認し、会議中である
場合に参加要求端末を暗証番号受信手段5に接続する会
議通話参加要求処理手段3と、参加要求端末より入力さ
れた暗証番号を会議通話登録情報記憶手段に記憶されて
いる暗証番号と比較し、両者が一致した場合に参加要求
端末を会議通話回路13に接続し、不一致の場合に接続規
制を行う会議通話接続制御手段4を備えるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機における会
議通話の接続方法に関する。近年、3以上の端末が同時
に通話を行うことができる会議通話機能を有する構内交
換機が普及しつつある。
【0002】従来における会議通話の接続方法は電話会
議の招集者が会議参加予定者を順次呼び出す方法が一般
的となっているが、呼び出しを行ったときに会議参加予
定者が話中であるような場合は再度呼び出しを行わなけ
ればならないうえ、話中の会議参加予定者を除いて会議
通話を開始した場合、話中であった会議参加予定者がダ
イヤル操作により直接会議通話に参加することができな
いため、電話会議の招集者は会議予定参加者全員を会議
通話に参加させるために多大の労力を要していた。
【0003】このため、会議通話開始の際に参加できな
かった会議参加予定者がダイヤル操作により直接会議通
話に参加でき、かつ、会議参加予定者以外の者がダイヤ
ルを行っても接続が規制される会議通話の接続方法が望
まれている。
【0004】
【従来の技術】図4は従来技術の会議通話機能を有する
構内交換機の構成図である。説明を簡単にするため、構
内交換機の複数の内線電話機(以下、単に電話機と記
す)10の中の1台(電話機Aとする)が電話会議の招集
者となって任意の3台の電話機10(電話機B〜Dとす
る)を呼び出し、電話機A〜Dの4者により会議通話を
行うものとして、従来技術における会議通話の接続方法
を説明する。
【0005】電話機Aが一人目の会議参加者として電話
機Bの内線番号をダイヤルすると、ダイヤル情報は周知
の方法で中央制御装置(以下、CCと記す)31に伝えら
れ、CC31は通話路駆動装置(以下、LSC)17を介し
て通話路網(以下、NW)12を制御し、電話機Bの加入
者回路(以下、LC)14に呼出信号送出回路(以下、R
G)20を接続し、電話機Bに呼出信号を送出する。ま
た、このとき、CC31は電話機Aに呼出音回路(以下、
RBT)21を接続し、電話機Aに呼出音を送出する。
【0006】電話機Bが応答するとCC31はLC14及び
加入者線走査装置(LSCN)15を介して応答を識別
し、LSC16を介してNW12を制御して電話機Bを内線
相互通話回路(以下、IOT)17に接続するとともに、
電話機Aを同じIOT17に接続する(以下、特に必要な
場合を除き、LC14、LSCN15、LSC16及びNW12
の記述を省略する)。この状態で電話機Aは電話機Bと
IOT17を介して二者通話を行い、会議通話を行うこと
を通知する。
【0007】次に、電話機Aがフッキングを行うと、公
知の方法により電話機Aはダイヤル可能状態となり、電
話機Bには保留音回路(以下、HDT)19より保留音が
送出される。この状態で、電話機Aは次の会議参加者と
して電話機Cを呼び出すが、このときは、予め定められ
ている会議通話の要求であることを識別する番号(以
下、会議通話特番と記す)と電話機Cの内線番号をダイ
ヤルする。前記同様の処理により電話機Cが呼び出さ
れ、電話機Cが応答すると電話機Aは電話機CとIOT
17を介して二者通話を行う。電話機Aが電話機Cに会議
通話を行うことを通知したのち、フッキングを行うと、
電話機A,B,Cは会議通話回路(以下、CFT)13に
接続され、三者通話が可能となる。
【0008】電話機Aが次の会議参加者の電話機Dを呼
び出すためフッキングを行うと電話機Aはダイヤル可能
状態となり、電話機B,CにはHDT19がCFT13と二
重に接続され、保留音が送出される。
【0009】電話機Aが電話機Dの内線番号をダイヤル
し、電話機Dが応答すると前記同様、IOT17を介して
二者通話を行う。電話機Aがフッキングを行うと、電話
機Aと電話機DはCFT13に接続され、電話機B,Cに
保留音を送出していたHDT19が切断されるため、電話
機A〜Dによる四者通話、即ち、会議通話が開始され
る。
【0010】次に、例えば電話機Dが話中などで接続で
きないために電話機A〜Cにより取り敢えず会議通話を
開始し、あとから電話機Dを参加させる場合について説
明する。
【0011】電話会議は通常、事前に文書などにより通
知が行われているため、電話機Dは電話会議開催時間を
過ぎても呼び出されない場合、自分が話中などであった
ために呼び出されなかったことが理解できる。このよう
な場合、電話機Dは自分の方から会議招集者の電話機A
の内線番号をダイヤルする。このとき、電話機Aは会議
通話中の状態であるため、CC31は電話機Dを第二ダイ
ヤル音回路(以下、SDT)18に接続し、ダイヤル番号
を受信できる状態とする。
【0012】電話機Dが予め定められている会議通話へ
の参加要求であることを識別する番号(以下、参加要求
特番と記す)をダイヤルすると、CC31は電話機Aに対
して割込音回路(以下、OVT)32を数秒間二重接続し
て割込音を送出するとともに、電話機Aのディスプレイ
部(図示省略)に電話機Dの内線番号を表示する。
【0013】電話機Aは割込音とディスプレイ部に表示
された内線番号により電話機Dより会議通話への参加要
求があったことを知る。電話機Dを会議通話に参加させ
る場合、電話機Aはフッキングを行って他の電話機B,
Cを保留状態としたのち、予め定められた会議通話に対
する追加接続要求であることを識別する番号(以下、追
加接続要求特番)をダイヤルする。CC31はこの要求を
受けると、電話機DをCFT13に接続する。電話機Aが
フッキングを行うと電話機A〜Dによる会議通話が可能
となる。
【0014】以上のように、図4においては会議通話開
始時に参加できなかった電話機を後から参加させること
が可能であるが、電話会議の招集者である電話機Aは会
議通話中に後から参加を要求した電話機の内線番号が会
議通話に参加させる相手の内線番号であるか否かを確認
し、参加させる場合に追加接続要求特番をダイヤルする
などの操作を行う必要があるうえ、会議通話が中断され
るという問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来技術において電話
会議を行う場合、会議通話開始時に話中などの理由によ
り接続できない電話機があり、かつ、その電話機が後か
ら会議通話への参加要求を行った場合、電話会議の招集
者は会議中に自己の電話機に表示される内線番号により
参加要求者を確認したうえ、ダイヤル操作によってその
電話機の追加接続を要求する必要があるため、操作が煩
雑となり、かつ、会議通話が中断されるという欠点があ
る。また、電話会議の招集者の使用する電話機は、後か
ら参加を要求する電話機の内線番号を表示するためにデ
ィスプレイ付きの電話機でなければならないという制約
が設けられる。
【0016】本発明は、会議通話開始後に参加する端末
の接続処理を効率的に行うことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図中、10、10a 〜10d は会議通話機能を有す
る構内交換機に収容される端末、11は前記構内交換機の
制御を行う制御部、12は同じく通話路網、13は会議通話
回路である。
【0018】1は電話会議開催に先立ち任意の端末10よ
り入力される会議通話接続番号と暗証番号を記憶する会
議通話登録情報記憶手段、2は前記会議通話接続番号を
有する会議通話接続端末10a が会議通話中であるか否か
を記憶する会議通話状態記憶手段、3は会議通話開始後
に会議通話参加を要求する参加要求端末10c より前記会
議通話接続番号が入力されたときに、前記会議通話状態
記憶手段2を介して前記会議通話接続端末10a が会議中
であるか否かを確認し、会議中である場合に通話路網12
を制御して前記参加要求端末10c を暗証番号受信手段5
に接続する会議通話参加要求処理手段、4は前記参加要
求端末10c より入力された暗証番号を前記暗証番号受信
手段5より受信して前記会議通話登録情報記憶手段1に
記憶されている暗証番号と比較し、両者が一致した場合
に前記参加要求端末10c を会議通話回路13に接続し、不
一致の場合に該参加要求端末10c の接続規制を行う会議
通話接続制御手段、5は暗証番号を受信する暗証番号受
信手段である。
【0019】
【作用】図1において、電話会議の招集者は電話会議開
催に先立ち予め任意の端末10より会議通話接続番号と暗
証番号を構内交換機に登録しておく。このとき入力する
会議通話接続番号は会議通話の際に招集者が使用する端
末、例えば端末10a の内線番号を指定する。構内交換機
では制御部11内の会議通話登録情報記憶手段1がこの会
議通話接続番号と暗証番号を記憶する。
【0020】この状態で電話会議開催時刻が到来する
と、電話会議の招集者は会議通話接続番号で指定した内
線番号をもつ端末、即ち、会議通話接続端末10a により
会議参加予定者の端末10b(1または複数の端末を示す)
及び端末10c を順次呼び出す。呼び出しを終了した段階
においては呼び出された端末10a,10b は会議通話回路13
に接続され会議通話が行われる。
【0021】以上において、例えば端末10c が話中など
の理由で呼び出せず、端末10c を除いて会議通話を開始
すると、その時点で会議通話状態記憶手段2には会議通
話接続番号を内線番号にもつ電話機10a が会議中である
ことが記憶される。
【0022】会議通話開始時点で会議通話に参加できな
かった端末10c が後から会議通話に参加するために会議
通話接続番号を送って会議通話への参加要求を行うと、
会議通話参加要求処理手段3はこの要求を受信し、前記
会議通話状態記憶手段2を介して前記会議通話接続端末
10a が会議中であるか否かを確認し、会議中である場合
は通話路網12を制御して前記参加要求端末10c を暗証番
号受信手段5に接続する。
【0023】暗証番号受信手段5が接続されたことが参
加要求端末10c に図示省略された手段で通知され、参加
要求端末10c が暗証番号を送ると、暗証番号受信手段5
はこれを受信して制御部1内の会議通話接続制御手段4
に送る。会議通話接続制御手段4は受信した暗証番号を
会議通話登録情報記憶手段1に予め登録されている暗証
番号と比較する。
【0024】比較の結果、両者が一致すると、会議通話
接続制御手段4は参加要求端末10cを会議通話回路13に
接続し、既に会議通話を開始している他の端末10a,10b
の会議通話に参加要求端末10c を加える。また、比較結
果が不一致であれば、会議通話接続制御手段4は参加要
求端末10c を会議通話回路13に接続せずに接続規制を行
う。
【0025】図1においては以上のように、後から参加
する端末の操作のみによって会議通話への参加が可能と
なり、また、暗証番号を知らない会議参加予定者以外の
者が会議に参加使用とした場合には接続規制されるた
め、電話会議の招集者が会議通話中に追加参加者を加え
るための操作を行う必要がなく、会議通話が中断される
こともない。即ち、会議通話開始後の参加要求端末の接
続処理が効率的に行われる。
【0026】
【実施例】図2は本発明の実施例構成図、図3は本発明
の実施例フローチャートである。全図を通じ、同一記号
は同一対象物を示し、1は会議通話登録情報記憶部、2
は会議通話状態記憶部、3は会議通話参加要求処理部、
4は会議通話接続制御部、5は暗証番号受信部(以下、
PSRと記す)、10は電話機、11はCC(中央制御装置
で、図1の制御部1に相当)、12はNW(通話路網)、
13はCFT(会議通話回路)、14は加入者回路(L
C)、15はLSCN(加入者線走査装置)、16はLSC
(通話路駆動装置)、17はIOT(内線相互通話回
路)、18はSDT(第二ダイヤル音回路)、19はHDT
(保留音回路)、20はRG(呼出信号送出回路)、21は
RBT(呼出音回路)、22はOVT(割込音回路)、23
はROT(規制音回路)、24はBT(話中音回路)であ
る。
【0027】以下、図2により、電話機10(図1におけ
る端末10に相当するが、以下、個々の電話機を指す場合
には電話機A〜電話機Nと記す) の中の一つ(電話機A
とする。図1の電話機10a に相当)が電話会議の招集者
となって電話機10の中の任意の3台(電話機B〜Dとす
る。図1の電話機10b 〜10c に相当)と4者による電話
会議を行う場合の動作について説明する。
【0028】電話会議の招集者は会議の開催に先立ち、
予め会議通話の予定を登録する。登録は任意の電話機1
0、例えば電話機Aより予め定められている会議予定登
録用特殊番号をダイヤルしたのち、会議通話接続番号と
任意に定めた暗証番号をダイヤルする。会議通話接続番
号は会議通話を行う場合に招集者が使用する電話機の内
線番号であり、電話会議室などに電話会議参加者以外の
者などを参加させて電話会議を行うような場合にはその
会議室に設置されている電話機の内線番号を指定する。
ここでは説明の便から電話機Aの内線番号を会議通話接
続番号とする。
【0029】電話機Aがダイヤルした前記会議通話接続
番号と暗証番号は公知の方法でCC11に受信され、会議
通話登録情報記憶部1に記憶される。もし、複数の登録
が行われた場合でも、会議通話登録情報記憶部1は会議
通話接続番号対応に暗証番号を記憶するので混乱は生じ
ない。
【0030】電話会議の招集者は上記の登録を行うとと
もに、電話会議の参加予定者に対して予め文書または電
話により電話会議の開催日時、会議通話接続番号、暗証
番号などを連絡しておく。
【0031】電話会議開始の時刻が到来すると、電話会
議の招集者は会議通話接続番号をもつ電話機Aより電話
会議参加予定者(この場合、電話機B〜D)を順次呼び
出すが、呼び出し方法は従来技術において説明した内容
と変わらないので詳細の説明を省略する。すべての電話
会議参加予定者がすべて応答すれば電話機A〜DはCF
T13を介して四者通話の形で会議通話を開始する。
【0032】以上において、電話機Aが電話機B〜Dを
順次呼び出した際に、その一部、例えば電話機Dが話中
などのために呼び出せず、取り敢えず電話機A〜Cの三
者により会議通話を開始したものとする。以下、この状
態において電話機Dが会議通話に参加する場合の動作を
図2及び図3により説明する。なお、S1〜S15は図3
における各ステップを示す。
【0033】電話機A〜Cが会議通話を開始する時点で
は従来技術で説明したように電話機A〜CがCFT13に
接続されており、電話機Aがフッキングを行うことによ
り電話機A〜Cの三者による会議通話が開始される(図
3のS1)。この時点でCC11内の会議通話状態記憶部
2には電話機Aの内線番号に該当する会議通話接続番号
が会議通話中の状態となったことが記憶される。
【0034】この状態で、電話機Dが会議通話に参加す
るために、予め定められている会議参加要求識別番号
(以下、参加要求特番と記す)と予め通知されている会
議通話接続番号、即ち、電話機Aの内線番号をダイヤル
する(S2)と、CC11内の会議通話参加要求処理部3
に会議通話接続番号が送られる。
【0035】会議通話参加要求処理部3はこの会議通話
接続番号を受信すると会議通話状態記憶部2にアクセス
し、受信した会議通話接続番号の電話機(電話機A)が
会議通話中であるか否かを確認する(S3)。
【0036】上記のように電話機Aは会議通話中である
が、もし、会議通話中でなければ会議通話参加要求処理
部3は通常の接続処理と同様な処理に移る(S4→S
5)。即ち、電話機Aが空きであればLSC16を介して
NW12を制御し、電話機AにRG20を接続して電話機A
に呼出信号を送出するとともに、電話機DにRBT21を
接続して呼出音を送出する(S5→S6)。また、電話
機Aが話中であれば電話機DにBT24を接続して話中音
を送る(S7)。
【0037】電話機Dは会議通話に後から参加するため
にダイヤルを行ったのであるが、これらの信号音を受信
することにより会議通話が開始されていないことを知る
ことができるが、特に呼出音を聴取したときには電話機
Aの応答を待って電話会議の開始見通しなどを通話によ
って直接確認することができる。
【0038】電話機Aが会議通話中であれば、会議通話
参加要求処理部3はNW12を介してPSR5を電話機D
に接続して処理を終わるが、このとき先に受信した会議
通話接続番号を会議通話接続制御部4に転送する(図3
では図示省略)。PSR5は電話機Dに予め定められた
信号音、例えば第二ダイヤル音を送出する(S8)。電
話機Dが第二ダイヤル音を聴取し、予め通知されている
暗証番号をダイヤルすると、暗証番号はPSR5を介し
てCC11内の会議通話接続制御部4に送られる(S
9)。
【0039】会議通話接続制御部4は暗証番号を受信す
ると会議通話登録情報記憶部1にアクセスし、会議通話
参加要求処理部3より転送された会議通話接続番号に対
応する暗証番号番号を読み出し、受信した暗証番号と比
較する(S10) 。
【0040】比較した結果、暗証番号が一致していなけ
れば会議通話接続制御部4は電話機DにROT23を接続
し、規制音によって会議通話へ参加することができない
ことを知らせる(S11→S12) 。暗証番号が一致してい
る場合には会議通話接続制御部4は電話機AにOVT22
を接続して割込音を送出したのち、数秒後にOVT22と
電話機Aの接続を断つ(S13) 。次いで会議通話接続制
御部4は電話機DをCFT13に接続する(S14) 。これ
によって電話機Dを加えた四者による会議通話に移行す
る(S15) 。
【0041】上記のように、図2においては会議通話開
始時点で会議に参加できなかった電話機は自己の操作に
よって会議通話に後から参加することができるため、電
話会議の招集者が追加参加者のために会議を中断して操
作を行う必要がない。
【0042】以上、図2及び図3によって本発明の実施
例を説明したが、図2及び図3はあくまで本発明の一実
施例を説明したものに過ぎず、本発明が図2及び図3に
図示された内容に限定されるものでないことは勿論であ
る。
【0043】例えば、図2においては会議通話登録情報
記憶部1及び会議通話状態記憶部2はCC11内に設けら
れているが、これらを通常バスなどを介してCC11に接
続される主記憶装置(図示省略)内に記憶させても本発
明の効果が変わらないことは明かである。
【0044】また、図2及び図3においては、電話機D
が参加要求のダイヤルを行ったとき、会議通話接続番号
の電話機Aが会議通話中でない場合は通常の呼出音また
は話中音が返されるとして説明したが、これらの信号音
の代わりに会議通話が開始されていないことを知らせる
トーキー音を電話機Dに返すようにし、また、暗証番号
が不一致の場合に規制音を送出する代わりに会議通話へ
参加することができないことを知らせるトーキー音を電
話機Dに返すようにしても本発明の効果は変わらない。
【0045】その他、図2に示した各種の回路の構成、
名称及び接続関係を本発明が適用される構内交換機に応
じて変形させ、例えばSDT18やPSR5にPB受信器
を接続し、或いはNW12に収容されているPSR5の機
能、即ち、暗証番号受信部をCC11内に設け、電話機D
より送られる暗証番号をLSCN15を介してCC11内の
暗証番号受信部で受信するようにしても本発明の効果は
変わらない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
会議通話開始時点で話中などの理由により会議に参加で
きなかった電話機が暗証番号を用い、自己の操作のみに
よって会議通話に後から参加することができるため、電
話会議の招集者が追加参加者のために会議を中断して操
作を行う必要がなくなる。また、後から参加する電話機
が会議参加予定者であるか否かを参加要求電話機の内線
番号によって判断する必要がなくなるため、電話会議の
招集者の負担が軽減されるとともに、会議通話に使用す
る招集者の電話機がディスプレイ付き電話機を条件とし
なくなるため電話会議開催上の制約が少なくなる。
【0047】以上の如く、本発明は、構内交換機におけ
る会議通話の利用者の負担軽減、電話会議の効率向上及
び電話会議開催上の制約条件の縮小に大きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の実施例構成図
【図3】 本発明の実施例フローチャート
【図4】 従来技術の構成図
【符号の説明】
1 会議通話登録情報記憶手段 2 会議通話状態記憶手段 3 会議通話参加要求処理手段 4 会議通話接続制御手段 5 暗証番号受信手段 10、10a〜10d 端末 11 制御部 12 通話路網 13 会議通話回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会議通話機能を有する構内交換機の制御
    を行う制御部(11)内に、 電話会議開催に先立ち任意の端末(10)より入力される会
    議通話接続番号と暗証番号を記憶する会議通話登録情報
    記憶手段(1) と、 前記会議通話接続番号を有する会議通話接続端末(10a)
    が会議通話中であるか否かを記憶する会議通話状態記憶
    手段(2) と、 会議通話開始後に会議通話参加を要求する参加要求端末
    (10c) より前記会議通話接続番号が入力されたときに、
    前記会議通話状態記憶手段(2) を介して前記会議通話接
    続端末(10a) が会議中であるか否かを確認し、会議中で
    ある場合に通話路網(12)を制御して前記参加要求端末(1
    0c) を暗証番号受信手段(5) に接続する会議通話参加要
    求処理手段(3) と、 前記参加要求端末(10c) より入力された暗証番号を前記
    暗証番号受信手段(5)より受信して前記会議通話登録情
    報記憶手段(1) に記憶されている暗証番号と比較し、両
    者が一致した場合に前記参加要求端末(10c) を会議通話
    回路(13)に接続し、不一致の場合に該参加要求端末(10
    c) の接続規制を行う会議通話接続制御手段(4) を備
    え、 会議通話開始後の会議通話参加要求端末の会議通話参加
    の可否を暗証番号により決定し、接続または接続規制す
    ることを特徴とする会議通話の接続方法。
JP15104092A 1992-06-11 1992-06-11 会議通話の接続方法 Withdrawn JPH05344225A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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