JPH0533992Y2 - - Google Patents

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JPH0533992Y2
JPH0533992Y2 JP16278186U JP16278186U JPH0533992Y2 JP H0533992 Y2 JPH0533992 Y2 JP H0533992Y2 JP 16278186 U JP16278186 U JP 16278186U JP 16278186 U JP16278186 U JP 16278186U JP H0533992 Y2 JPH0533992 Y2 JP H0533992Y2
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JP
Japan
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button
pipe
tip
screw
ring
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JP16278186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、水泳・潜水などの高い水圧や衝撃
が加わり苛酷な条件下で用いる防水時計のボタン
部の誤作動防止構造に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、防水時計のボタン部の誤作動防止
構造において、ボタン部を構成するボタンパイプ
外端部外周に設けられたねじと前記ねじと係合
し、パイプ外周部を前後に移動するねじリング
を、ボタンパイプとボタンとの間に介在させるこ
とによりボタンの動きを規正し、ボタンの誤作動
を防止するようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、第2図に示すように、水泳・潜水などの
高い水圧や衝撃等の苛酷な条件下で使用されるボ
タンは、ボタン4とボタンパイプ3内にスプリン
グ9を介在させ、そのスプリング9の反発力にて
ボタン4に加わる水圧や衝撃等の異常な外力を、
ボタン4に伝わらないようにするボタン誤作動防
止構造が知られていた。
また、ボタンパイプにネジリングを螺合させ
て、ボタンの誤動作を防止する構成のものも知ら
れていた(実公昭59−35826号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のスプリングを用いた誤作動防止
構造では、ボタン4はスプリング9の反発力に相
当する水圧や衝撃力等の予測された外力のみしか
作用しなく、スプリング9の反発力を越える水圧
や衝撃力等には、効果がなくボタンが外力により
押し込まれてしまう。又、スプリング9の反発力
を高め外力に対し、ボタン4の押し込まれを防止
しようとすると、指先でボタン4が押せぬと言う
逆効果が生じ円滑にボタン4が、作動しない等の
欠点があつた。
また、ネジリングを用いたものは、抜け止め用
のフランジ部材や、係合のためのコイルバネを必
要としているために、部品点数の増加、コイルバ
ネの耐久性などに問題を有していた。
本考案は、上記種々の問題点を克服した防水時
計のボタン構造を提供することを目的としたもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この考案は、水
泳・潜水などの高い水圧や衝撃等が加わるボタン
構造においてボタンは、ボタンパイプ外端部外周
にねじ部を有するパイプと、前記ねじと係合する
ねじリングを介し、ボタンパイプに防水パツキン
付の状態で装着され、胴の内側よりボタン止め輪
により固定される構成とし、前記ねじリングの可
動する位置により、ボタンの誤作動を防止するよ
うにした。
〔作用〕
上記のように構成されたボタンは、ねじリング
を、ボタン外端側へ移動させることにより、ボタ
ン本来の押し込まれるストロークを「0」にし、
ボタンに加わる高い水圧や衝撃等によるボタンの
押し込まれによる誤作動を無くし、完全なロツク
状態をつくりだすことができる。
〔実施例〕
以下に、この考案の実施例を、図面に基づいて
説明する。
第1図において、ケースに固着されたボタンパ
イプ3の外端部外周ねじ部3aに、ねじリング6
を取りつけ、防水パツキング5を装着したボタン
4を、ねじリング6を介してボタンパイプ3に組
込み、ボタン4の端部にボタン止め輪7で固定す
る。ねじリング6には更に、リング内径に凸部6
aを設け、ボタン4のストロークを規制する。ボ
タン4をロツクする場合は、ねじリングを回転
し、ねじリング6の位置を……線で示すように外
側に位置させ、ボタン4をロツクさせる。
第3図は、ねじリング6の回しやすさを良くす
るため、ゴムのリング10を外周部に固着してい
る。
以上のような実施例において、ボタン4がねじ
リング6のボタンストローク量b移動(6aの状
態)することでボタンストローク量bが「0」と
なり、ボタン4の高い水圧や衝撃での作動を、無
くしロツク装置としての構造を可能にする。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように、ボタン部の
一部にねじリングを採用し、その内周に設けられ
たネジ部と非ネジ部の境目付近に内側に向かう凸
部を形成したので、部品点数の増加を抑え、コイ
ルバネなどの耐久性に問題のある部品を用いるこ
となく、しかも、分解修理の容易なボタンのロツ
ク機構とすることができた。そのため、水泳・潜
水などの高い水圧と衝撃が加わる条件下において
も安心して使用できる高圧防水時計が、容易に実
現する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のボタン部構造の縦断面
図、第2図は、従来のボタン部構造の縦断面図、
第3図は、この考案にかかるねじリング断面図で
ある。 1……ケース(胴)、2……裏ぶた、3……ボ
タンパイプ、7……ボタン止め輪、8……スプリ
ング受座、9……スプリング、10……ムーブ接
点兼、ボタン戻しバネ、11……裏ぶた防水パツ
キン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外周にネジが形成され、胴より突出した先端部
    と、胴に固着された後端部とからなるボタンパイ
    プと、 外部に突出した頭部と、上記ボタンパイプ内を
    防水パツキングを介して摺動自在に取り付けられ
    た軸部とからなるボタンと、 上記ボタンの頭部を緩く囲む内周が形成された
    先端部と、上記ボタンパイプに形成されたネジに
    噛み合うネジを内周に有する後端部とからなるネ
    ジリングと、 を有する防水時計のボタン構造であつて、 上記ネジリングは、その先端部と後端部との間
    に、内径側に突出した凸部が設けられており、 ボタンのロツク時には、上記凸部の先端部の側
    面は、ボタンの頭部の背後に当接し、非ロツク時
    には、上記ボタンパイプの先端に当接することを
    特徴とする防水時計のボタン構造。
JP16278186U 1986-10-23 1986-10-23 Expired - Lifetime JPH0533992Y2 (ja)

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JP16278186U JPH0533992Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JP16278186U JPH0533992Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JPS6367994U JPS6367994U (ja) 1988-05-07
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JP16278186U Expired - Lifetime JPH0533992Y2 (ja) 1986-10-23 1986-10-23

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JP2503761Y2 (ja) * 1989-08-22 1996-07-03 シチズン時計株式会社 時計ケ―スのプッシュボタン構造

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JPS6367994U (ja) 1988-05-07

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