JPH05336521A - テレビジョン信号のディスクランブラ回路 - Google Patents

テレビジョン信号のディスクランブラ回路

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Publication number
JPH05336521A
JPH05336521A JP4138249A JP13824992A JPH05336521A JP H05336521 A JPH05336521 A JP H05336521A JP 4138249 A JP4138249 A JP 4138249A JP 13824992 A JP13824992 A JP 13824992A JP H05336521 A JPH05336521 A JP H05336521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
audio
detector
pulse
Prior art date
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Pending
Application number
JP4138249A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Azuma
公明 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同期信号が圧縮されていることによりスクラン
ブル化された映像信号と、前記同期信号と同じタイミン
グ位置にキーパルスが挿入された音声信号とからなるテ
レビジョン信号を再生するためのディスクランブラ回路
において、精度の高いキーパルスを得ることにより同期
信号伸長の信頼性(従って、ディスクランブルの信頼
性)を高くする。 【構成】音声中間周波信号用AGC機能を有するととも
に音声中間周波信号を検波してインターキャリア音声信
号を発生するIC8と、前記IC8から取り出された検
波出力信号をAM検波するAM検波器13と、前記AM
検波器13から得られたキーパルスに基いて前記映像信
号中の同期信号を伸長する同期信号伸長回路5と、を設
けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機やV
TR等において用いられるディスクランブラ回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機を特定の視聴者にの
み視聴できるようにするためのスクランブル方式とし
て、映像信号中の同期信号を通常のレベルよりも50%
位、圧縮し、これに対応して音声信号に同期信号と同一
のタイミングでキーパルスを挿入する方式が存在する。
【0003】そして、このようなテレビジョン信号を再
生する従来のディスクランブラ回路を図3に示す。同図
において、チューナ(図示せず)から与えられた中間周
波(以下「IF」という)信号は入力端子1から分岐器
2を通して映像信号系3と音声信号系4に分けられる。
分岐器2はバルーンで構成されている。映像信号系3で
は、圧縮されている同期信号にパルスを重畳するための
同期信号伸長回路5が設けられており、ここで同期信号
が正常な大きさに戻された映像IF信号は、次の増幅器
6で増幅され、58.75MHzを中心周波数とするS
AW(表面弾性波フィルタ)7を介して復調用IC8に
入力される。
【0004】一方、音声信号系4では、音声IF増幅器
9で増幅された後、54.25MHzを中心周波数とす
るSAWフィルタ10を通して音声IF増幅器11、1
2で増幅された後、前記復調用IC8に入力される。音
声IF増幅器12の出力は、またAM検波器13で検波
される。そして、このAM検波器13で検波されて得ら
れたキーパルスは次段のタイミングパルス発生器14へ
与えられる。このタイミングパルス発生器の出力は上記
映像信号系3の同期信号伸長回路へ与えられて、映像信
号中の同期信号部分に重畳される。このとき、キーパル
スはタイミングパルスの同期をとるために用いられる。
【0005】前記音声IF増幅器11、12はディスク
リートなトランジスタで構成され、AM検波器13はデ
ィスクリートなダイオードで構成されている。復調用I
C8で得られた映像信号V、音声信号Sは、それぞれ映
像信号処理回路(図示せず)、音声信号処理回路(図示
せず)へ供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスクランブラ回路では、キーパルス取り出しの
ためのAM検波が54.25MHzの音声IF信号を直
接検波することによって行なわれること及びAM検波が
ダイオード検波であるためAM検波器13から本来のキ
ーパルスだけでなく、他の成分も洩れて出力され易いの
で、タイミングパルス発生回路14の出力が不正確とな
り、ディスクランブルの誤動作が生じる虞があった。
【0007】また、音声IF回路11にAM検波器13
の出力でAGCをかけているが、AM検波器13の出力
に他の成分が混合していることによりAGCも精度の低
いものとなり、得られるキーパルスのレベルが正しくな
いということが生じ得る。更に、ディスクリートな回路
でAGCをかける場合、そのAGCのダイナミックレン
ジが、あまり大きくとれないためキーパルスの波形が歪
んだりしてディスクランブルの誤動作原因となってい
た。
【0008】本発明はこのような問題点を払拭したディ
スクランブラ回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、同期信号が圧縮されていることによりス
クランブル化された映像信号と、前記同期信号と同じタ
イミング位置にキーパルスが挿入された音声信号とから
なるテレビジョン信号を再生するためのディスクランブ
ラ回路において、音声中間周波信号用AGC機能を有す
るとともに音声中間周波信号を検波してインターキャリ
ア音声信号を発生するIC回路と、前記IC回路から取
り出された検波出力信号をAM検波するAM検波器と、
前記AM検波器から得られたキーパルスに基いて前記映
像信号中の同期信号を伸長する同期信号伸長回路と、を
設けている。
【0010】
【作用】このように、音声IF信号を検波してインター
キャリア音声信号を発生するIC回路から取り出した検
波出力信号をAM検波するようにしているので、AM検
波器から洩れる余分な成分が殆どなくなり、従ってキー
パルス抽出のAM検波を簡易型のダイオード検波として
も、その検波出力に不所望な信号成分が混じる可能性が
極めて少なくなり、その分、キーパルスの精度が向上す
る。また、現在市販されている音声IFAGC付きのI
C回路では、一般にAGCのダイナミックレンジが広い
ため、キーパルスの波形歪等も解消できる。このよう
に、精度の高いキーパルスを得ることにより同期信号伸
長の信頼性(従って、ディスクランブラ回路の信頼性)
が高くなる。
【0011】
【実施例】本発明を実施した図1において、図3の従来
例と同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略
する。本実施例では、復調用IC8で発生されるインタ
ーキャリア音声信号を取り出して増幅器15で増幅した
後、AM検波器13でAM検波してキーパルスを得るよ
うにしている。この場合、増幅器15及びAM検波器1
3はそれぞれトランジスタ及びダイオード部品を用いた
ディスクリート回路でよい。
【0012】復調用IC8の音声信号処理部分の回路構
成を図2のブロック図に示す。同図において、54.2
5MHzをキャリアとする音声IF信号SiFはプリア
ンプ16で増幅された後、音声IF検波器17で検波さ
れ且つ外付けのバンドパスフィルタ18で余分な成分が
除去されて4.5MHzのインターキャリア音声信号が
得られる。この信号はリミッタアンプ19で振幅を一定
に揃えられた後、FM検波器20でFM検波され、音声
信号Sとして出力される。
【0013】21は音声IFAGCのための検波回路で
あり、22はそのAGCフィルタである。図2におい
て、(a)点の信号、即ちバンドパスフィルタ18直前
の検波出力信号がキーパルス取り出しのために図1の増
幅器15を介してAM検波器13へ与えられる。
【0014】このように、本実施例では、復調用IC8
における信号のうち、4.5MHzをキャリアとする検
波出力信号からキーパルスを取り出すようにしている
が、この検波出力信号はIC8内でSiFAGC作用に
より充分なAGCダイナミックレンジでレベル調整され
ているので、入力信号に対するレベルの忠実度が良く、
波形歪も受けないため、この信号をAM検波して得られ
るキーパルスの精度も良い。また、従来のように54.
25MHzの高周波の信号をAM検波してキーパルスを
得る場合に比し、4.5MHzという比較的低い信号を
AM検波してキーパルスを得るため、AM検波器13の
出力側への不要信号の洩れ等も少なく、総じて本実施例
によれば精度の高いパルスを同期信号に重畳することが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声IF信号を検波してインターキャリア音声信号を発生
するIC回路から取り出した検波出力信号をAM検波し
てキーパルスを抽出するようにしているので、そのAM
検波器から洩れる余分な成分が殆どなくなり、従ってキ
ーパルス抽出のAM検波を簡易型のダイオード検波とし
ても、その検波出力に不所望な信号成分が混じる可能性
が極めて少なくなり、その分、キーパルスの精度が向上
する。また、現在市販されている音声IFAGC付きの
IC回路では、一般にAGCのダイナミックレンジが広
いため、キーパルスの波形歪等も解消できる。このよう
に、精度の高いキーパルスを得ることにより同期信号伸
長の信頼性(従って、ディスクランブラ回路の信頼性)
が高くなるという効果があり、本発明は極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したディスクランブラ回路を示す
ブロック回路図。
【図2】その要部のブロック回路図。
【図3】従来例のブロック回路図。
【符号の説明】
5 同期信号伸長回路 8 復調用IC 13 AM検波器 14 タイミングパルス発生回路 17 音声IF検波器 18 バンドパスフィルタ 21 音声IFAGC検波回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期信号が圧縮されていることによりスク
    ランブル化された映像信号と、前記同期信号と同じタイ
    ミング位置にキーパルスが挿入された音声信号とからな
    るテレビジョン信号を再生するためのディスクランブラ
    回路において、 音声中間周波信号用AGC機能を有するとともに音声中
    間周波信号を検波してインターキャリア音声信号を発生
    するIC回路と、 前記IC回路から取り出された検波出力信号をAM検波
    するAM検波器と、 前記AM検波器から得られたキーパルスに基いて前記映
    像信号中の同期信号を伸長する同期信号伸長回路と、 から成るディスクランブラ回路。
  2. 【請求項2】更にタイミングパルス発生回路を有し、前
    記AM検波器から出力されるキーパルスは前記タイミン
    グパルス発生器から出力されるタイミングパルスの同期
    をとるように用いられ、前記タイミングパルスは前記同
    期伸長回路において同期信号に重畳されることを特徴と
    する請求項1に記載のディスクランブラ回路。
JP4138249A 1992-05-29 1992-05-29 テレビジョン信号のディスクランブラ回路 Pending JPH05336521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4138249A JPH05336521A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 テレビジョン信号のディスクランブラ回路

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JP4138249A JPH05336521A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 テレビジョン信号のディスクランブラ回路

Publications (1)

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JPH05336521A true JPH05336521A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15217554

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4138249A Pending JPH05336521A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 テレビジョン信号のディスクランブラ回路

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JP (1) JPH05336521A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1150500A3 (en) * 2000-04-28 2002-01-16 Sony Corporation Digital demodulation circuit for television signals
KR100543583B1 (ko) * 2003-01-29 2006-01-20 주식회사 미래콤 비디오 스크램블러 및 디스크램블러

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1150500A3 (en) * 2000-04-28 2002-01-16 Sony Corporation Digital demodulation circuit for television signals
US6678011B2 (en) 2000-04-28 2004-01-13 Sony Corporation Fronted circuit
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