JPH0533502U - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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Publication number
JPH0533502U
JPH0533502U JP8269291U JP8269291U JPH0533502U JP H0533502 U JPH0533502 U JP H0533502U JP 8269291 U JP8269291 U JP 8269291U JP 8269291 U JP8269291 U JP 8269291U JP H0533502 U JPH0533502 U JP H0533502U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
slider
case
resistor
receiving portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8269291U
Other languages
English (en)
Inventor
英夫 津森
利昌 廣池
Original Assignee
東京コスモス電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京コスモス電機株式会社 filed Critical 東京コスモス電機株式会社
Priority to JP8269291U priority Critical patent/JPH0533502U/ja
Publication of JPH0533502U publication Critical patent/JPH0533502U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摺動子の熱かしめが弛んでも安定に動作す
る。 【構成】 ケース11内に基板12が固定され、基板1
2上に抵抗体13が開リング状に形成され、その中心部
に集電体14が形成され、ケース11内に回転体16が
回転自在に配され、回転体16の底面周縁部が、ケース
11の内周壁の受け部15に圧接されている。摺動子2
1の一半部が回転体16の底面に、その突起25と小孔
24とにより熱かしめにより固定され、他半部の端が接
触部22として抵抗体13と摺動接触され、この接触部
22と反対の端部は外方へ延長されて延長部33とさ
れ、延長部33は回転体16と受け部15とに挟まれて
いる。回転体16はOリング27、金属カバー26で受
け部15に弾性的に抑えられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ケースに回転体が収容され、回転体の底面に摺動子の一端部が対 接されて取付けられ、摺動子の他端が、ケースの内底面に形成された抵抗体と摺 動接触する可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2,図3に従来の可変抵抗器を示す。合成樹脂材の外形が直方体状のケース 11は上面が開放とされ、内周壁は円周面とされている。ケース11内にその底 面と平行に絶縁基板12が収容され、例えばケース11に一体にモールドされて 固定され、絶縁基板12上に開リング状の抵抗体13が形成され、その抵抗体1 3の内側の中心部に集電体14が基板12上に形成されている。ケース11の内 周壁にリング状受け部15が軸心方向の段部として形成されている。
【0003】 ケース11内に合成樹脂材の回転体16が軸心を中心に回転自在に収容されて いる。回転体16は厚いディスク状をしており、底面に浅い大きな凹部が形成さ れて、その周囲に低いリング状突条17が形成され、上面の外周部がリング状に けずられてリング状段部18が形成され、上面の中央部に短い軸19が一体に突 出している。
【0004】 回転体16の底面に摺動子21が取付けられる。摺動子は一枚の円形ばね性金 属板のプレス加工で形成され、一半部に半円形孔が形成されて、その孔の外側が 円弧状アームとされ、そのアームにその円弧に沿う複数の溝が形成され、円弧状 アームの中央部が接触部22として抵抗体13と摺動接触するように、このアー ムが折り曲げられている。摺動子21の他半部の中央部より接触部23が底面側 に切り起こされ、その遊端部が集電体14と接触している。その接触部23の両 側は回転体19の底面と対接され、そこに形成された小孔24に回転体19の小 突起25が挿入され、熱かしめにより摺動子21が回転体16に取付けられる。
【0005】 ケース11の上面に弾性金属製のカバー26が取付けられ、カバー26の中央 開口から軸19が外部へ突出し、カバー26と回転体16のリング状段部18と の間にOリング27が介在され、回転体16のリング状突条17の底面が受け部 18に弾性的に抑えられる。ケース11の底面から抵抗体13の両端と接続され た端子28,29、集電体14と接続された端子31が外部へ導出されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
摺動子21の接触部22は抵抗体13と弾性的に接触し、接触圧力が接触部22 にかかっているため、その反力が摺動子21のかしめ固定部に加わっている。こ の状態で長期間の使用で、または端子28,29,31を半田付けするときに加 えられる熱により、かしめ部分に弛みが生じ、接触部22の接触圧を低下し、所 要の接触圧が得られなくなり、可変抵抗器としての特性が損なわれることがあっ た。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案によれば、摺動子の抵抗体との接触部と反対の端部が、回転軸心から 離れる方向に一体に延長され、その延長部が回転体と受け部とにより挟まれてい る。
【0008】
【実施例】
図1Aにこの考案の実施例を、図1Bにその要部をそれぞれ示し、図2および 図3と対応する部分に同一符号を付けてある。この考案においては、摺動子21 の抵抗体13との接触部22と反対の端部が軸心から遠ざかる方向に延長され、 延長部33とされ、延長部33は回転体16と受け部15とに挟まれ、延長部3 3は受け部15に回転体16で弾性的に抑えられる。このため実施例では、リン グ状突条17に切欠き34が形成され、切欠き34による延長部33が嵌合され る。この場合、突条17の高さと摺動子21の板厚とはほゞ等しくされる。
【0009】 このように構成されているから、摺動子21の小突起25による熱かしめに弛 みが生じた状態になって、接触部22の抵抗体13に対する接触圧に対する反力 により、摺動子21の延長部33側が回転体16の底面から浮き上がろうとして も、回転体16により延長部33が受け部15に抑えられているから、延長部3 3が浮き上がることがなく、接触部22は所要の圧力で抵抗体13に接し、安定 に動作する。
【0010】 なお、延長部33は受け部15上に沿って更に延長され、リング状に構成され てもよい。この場合は突条17がなくなる。
【0011】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば摺動子21の抵抗体との接触部22と反 対の端部が延長されて、その延長部33が回転体16と受け部15とで挟まれて いるため、摺動子21のかしめに弛みが生じても、接触部22の抵抗体13への 接触圧は変動することなく、一定に保持され、安定に動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの考案の実施例を示す断面図、Bはその
回転体16および摺動子21を示す斜視図である。
【図2】Aは従来の可変抵抗器を示す断面図、Bはその
外観斜視図である。
【図3】図2の従来の可変抵抗器の分解斜視図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの内周壁に形成された受け部に、
    回転体の底面周縁部が対接されて、回転体が回転自在に
    ケース内に収容され、 上記回転体の底面に取付けられた摺動子の一端部が、上
    記ケースの内底面に設けられた抵抗体と摺動接触し、そ
    の摺動子の他端部が上記回転体の底面に対接され、 上記回転体が上記受け部に弾性的に抑えられている可変
    抵抗器において、 上記摺動子の上記抵抗体との接触部と反対の端部が上記
    回転体の回転軸心から離れる方向に一体に延長され、 その延長部が上記回転体と上記受け部とにより挟まれて
    いることを特徴とする可変抵抗器。
JP8269291U 1991-10-11 1991-10-11 可変抵抗器 Pending JPH0533502U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8269291U JPH0533502U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8269291U JPH0533502U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 可変抵抗器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0533502U true JPH0533502U (ja) 1993-04-30

Family

ID=13781468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8269291U Pending JPH0533502U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 可変抵抗器

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JP (1) JPH0533502U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004100188A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Rohm Co., Ltd. チップ型可変抵抗器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004100188A1 (ja) * 2003-05-08 2004-11-18 Rohm Co., Ltd. チップ型可変抵抗器

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