JPH05334426A - 画像データ記憶装置 - Google Patents

画像データ記憶装置

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JPH05334426A
JPH05334426A JP4144476A JP14447692A JPH05334426A JP H05334426 A JPH05334426 A JP H05334426A JP 4144476 A JP4144476 A JP 4144476A JP 14447692 A JP14447692 A JP 14447692A JP H05334426 A JPH05334426 A JP H05334426A
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JP
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image
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reading
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Application number
JP4144476A
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English (en)
Inventor
Yuji Shinohara
雄二 篠原
Masao Noda
政雄 野田
Hiroyuki Hakata
弘之 博田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T DATA TSUSHIN KK
Anritsu Corp
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
Anritsu Corp
NTT Data Communications Systems Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, Anritsu Corp, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦横正常に読取った場合においても、縦横逆
に読取った場合おいても、正立画像として読出可能な画
像データ記憶装置において、一旦画像メモリに記憶され
た画像を90°回転して読出す場合の読出し速度を上昇
させる。 【構成】 画像読取装置にて読取られた画像データを、
副走査方向に隣り合う画素データのアドレスが連続アド
レスとなるように画像メモリ内に書込むようにしてい
る。そして、縦横正常に読取られた画像データに対して
通常の読出しモードを採用する。縦横逆に読取られた画
像データに対してはページモード読出処理を採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取装置で読取ら
れた帳票等に描かれた文字等の画像データを画像メモリ
に一旦記憶して必要に応じて読出す画像データ記憶装置
に係わり、特に、画像読取装置の寸法的制約から縦横逆
に読取られた画像データを回転させて縦横正常な画像デ
ータとして読出すことが可能な画像データ記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に画像読取装置においては、横1列
分の線状の画像データを一度に読取るラインセンサが組
込まれている。そして、このラインセンサを読取対象と
なる画像に当接させて、画像をラインセンサに対して直
交する方向に移動する。なお、画像を静止させてライン
センサを移動させることも可能である。
【0003】図6(a)に示す縦長の帳票1aの文字,
図形からなる画像を読取る場合は、帳票1aの横方向
(主走査方向)にラインセンサを合わせて、ラインセン
サを縦方向(副走査方向)に移動させる。この場合、画
像読取装置によって読取られた画像データの文字は、こ
の画像処理装置が接続された情報処理装置内の画像メモ
リ2内において図7(a)に示すように、正立文字3a
となる。
【0004】しかし、画像読取装置のラインセンサの長
さにも一定の制限があるので、図6(b)に示すような
横長の帳票1bにおいては、ラインセンサを縦向きに設
定して、帳票1bの横方向にラインセンサを移動させ
る。この場合、画像読取装置によって読取られた画像デ
ータの文字は、情報処理装置内の画像メモリ2内におい
て図7(b)に示すように、横向文字3bとなる。
【0005】そして、情報処理装置は、画像メモリ2に
読取られた画像データの各文字3a,3bを例えば1文
字づつ読出して、その文字3a,3bに対してパターン
認識を行って、その文字を判断する。よって、正立文字
3aは図7(a)に示すように、画像データにおけるそ
の文字部分をそのまま切出せばよい。しかし、横向文字
3bにおいては、図7(b)に示すように、文字部分を
90°回転するように切出して、最終的に正立文字3a
にする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6,
図7に示すように、縦横正常に読取られた画像データと
縦横逆に読取られた画像データとを同一の画像メモリに
一旦記憶して、縦横正常に読取られた画像データに対し
ては画像データをそのまま読出し、一方、縦横逆に読取
られた画像データに対しては、この画像データを回転さ
せて縦横正常な画像データとして読出す画像データ記憶
装置においてはまだ次のような課題があった。
【0007】すなわち、図7(a)(b)に示す画像メ
モリ2から例えば正方形で示される一定領域の画像デー
タを読出す場合、画像データを構成する各画素データの
アドレスを指定する必要がある。図7(a)に示すよう
に、回転する必要のない場合は、一つのアドレスを指定
して、そのアドレスに設定されている横1列に配列され
た例えば8ビットのデータを1バイトデータとして一度
に読出すことが可能である。
【0008】しかし、図7(b)に示すように、回転す
る必要がある場合は、指定領域の各画素データを1ビッ
トずつ縦方向に順番に読出す必要がある。縦方向の同一
列に配列された各画素データのアドレスは当然一致しな
いので、1画素データ毎に、それぞれアドレスを指定し
て読出す必要がある。したがって、RAM等の記憶素子
に対する1読出サイクルでもって1画素データしか読出
せないので、回転する必要のない場合に比較して例えば
8倍の読出サイクルが必要となる。
【0009】よって、90°回転した場合における読出
処理速度が大幅に低下する問題がある。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、画像読取装置にて読取られた画像データに
おける縦方向の画素データが連続アドレスとなるよう
に、各画素データを画像メモリ内に書込むことにより、
縦横正常に読取られた画像データに対しては通常の読取
速度を維持した状態で、また縦横逆に読取られた画像デ
ータに対してはページモード読出処理を採用することに
よって、読出速度を向上でき、その結果、全体として画
像データの読出処理速度を上昇できる画像データ記憶装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、画像読取装置にて読取った画像データをD
RAMで構成された画像メモリに一旦記憶して、縦横正
常に読取られた画像データに対しては画像データをその
まま読出し、縦横逆に読取られた画像データに対しては
この画像データを回転させて縦横正常な画像データとし
て読出す画像データ記憶装置において、画像読取装置に
て読取られた画像データのX位置を発生するX位置カウ
ンタと、画像データのY位置を発生するY位置カウンタ
と、このX,Y位置カウンタから出力される各位置X,
Yおよび縦横正常に読取られた画像データの主走査方向
の幅と画像メモリの列アドレス幅とで定まる画像メモリ
上の物理的なアドレスを算出する演算回路と、この演算
回路から出力されたアドレスに対応した行アドレスおよ
び列アドレスを発生するマルチプレクサと、画像読取装
置から順次入力される画像データの各画素データを画像
メモリのマルチプレクサにて指定された行アドレスおよ
び列アドレスの指定位置に書込む画像データ書込手段
と、縦横正常に読取られた画像データに対しては画像メ
モリに記憶されている画像データを書込み順と同一順序
で複数画素データづつ通常モードで読出す通常モード読
出手段と、縦横逆に読取られた画像データに対しては画
像メモリに記憶されている画像データをX,Y位置カウ
ンタの動作順序を逆にしたアドレスを指定して複数画素
データずつページモードで読出すページモード読出手段
と、通常モード読出手段にて読出された並列ビットデー
タを直列ビットデータに変換するとともに、ページモー
ド読出手段にて読出された並列ビットデータのうちの指
定されたビットデータを抽出するセレクト回路とを備え
たものである。
【0012】
【作用】このように構成された画像データ記憶装置であ
れば、画像読取装置で読取られた例えば帳票に描かれた
文字または画像の画像データは、縦横正常に読取った場
合においても、又は縦横逆に読取った場合においても、
画像メモリに同一条件で書込まれる。
【0013】その画像データの各画素データがDRAM
で構成された画像メモリに書込まれる場合に、X位置カ
ウンタとY位置カウンタとから出力される各値X,Yか
ら画像データを構成する各画素データの画像メモリ内に
記憶すべきアドレスを演算回路でもって所定の算出式を
用いて演算し、該当位置に各画素データを書込んでい
る。すなわち、画像読取装置にて読取られた画像データ
を、副走査方向に隣り合う画素データのアドレスが連続
アドレスとなるように画像メモリ内に書込むようにして
いる。
【0014】そして、縦横正常に読取られた画像データ
に対しては書込動作と同一順序でもつて読出アドレスを
指定して、通常の読出モードを採用することによって、
同時に複数の画素データを読出すことができる。また、
縦横逆に読取られた画像データに対してはページモード
を採用することによって、一つのRASサイクルで複数
の画素データを読出すことができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0016】図1は実施例の画像データ記憶装置の概略
構成を示すブロック図である。画像メモリ10はデータ
幅がnビットのDRAM(ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ)である。なお、この実施例において
は、図2の下側に示すように、データ幅nは4ビットで
ある。この画像メモリ10に画像読取装置11にて読取
られた画像データが記憶される。画像読取装置11内に
はラインセンサが組込まれている。
【0017】そして、図6(a)に示す縦長の帳票1a
を読取る場合は、描かれた文字等の画像を縦方向に縦横
正常に読取る。また、図6(b)に示すように、横長の
帳票1bを読取る場合は、描かれた文字等の画像を横方
向に縦横逆に読取る。なお、帳票1a,1bには横長
か、縦長かの種類を示すマークが例えば右上隅に付して
ある。したがって、このマーク位置でもって、縦横正常
に読取られた画像であるか、縦横逆に読取られた画像で
あるかの区別が可能である。この画像読取装置11で読
取られた画像データ11aは例えば図2の上側に示すフ
ォーマットとなる。そして、この画像データ11a上に
おける各画素データD11,……の位置を、主走査方向を
Xとし、副走査方向をYとする座標で示す。
【0018】また、図1におけるX位置カウンタ12は
画像読取装置11における画像データ11aの主走査方
向のX座標を出力する。また、Y位置カウンタ13は画
像データ11aの副走査方向のY座標を出力する。な
お、X位置カウンタ12およびY位置カウンタ13の各
初期値a,bは例えばマイクロコンピュータで形成され
た外部制御装置20から設定される。X位置カウンタ1
2およびY位置カウンタ13から出力される位置(X,
Y)は演算回路14へ入力される。
【0019】演算回路14は画像データ11a上の位置
(X,Y)の画素データを図2に示す画像メモリ10の
どのアドレス位置に格納するかを示す物理的なアドレス
mを(1) 式で算出する。
【0020】 m=Pt・(Y÷2k の商)・2k +(Y÷2k の余り) +[X/(n1/2 )]・2k Pt=[Px/(n1/2 )]+1 …(1) 但しPxは帳票の読取り領域の主走査方向のドット数
(ビット数)であり、k,nはそれぞれDRAMで構成
された画像メモリ10上における列アドレス幅、データ
幅である。演算回路14は算出した画像メモリ10上に
おけるアドレスmをマルチプレクサ15へ送出する。
【0021】X長さカウンタ16およひY長さカウンタ
17は画像データ11a上における読取領域における主
走査方向(X方向)長さX0 および副走査方向(Y方
向)長さY0 を計数する。具体的には、DRAM制御回
路18から起動指令が入力すると起動し、カウント値が
0 またはY0 に達すると、DRAM制御回路18へカ
ウントアップ信号CX ,CY を送出する。X方向長さX
0 およびY方向長さY0は外部制御装置20から帳票1
a.1bの種類に応じて予め設定される。
【0022】DRAM制御回路18は、マルチプレクサ
15に対して行アドレスと列アドレスに対する切換信号
H を送出する。また、DRAM制御回路18は画像メ
モリ10に対してRAS(行アドレスストローブ)信号
およびCAS(列アドレスストローブ)信号を送出す
る。
【0023】マルチプレクサ15は演算回路14から出
力される物理的なアドレスmをDRAM制御回路18か
ら入力した切換信号CH に基づいて、各画素データが格
納されるべき位置、又は各画素データを読出す場合にお
ける位置を指定する行アドレス及び列アドレスに変換
し、画像メモリ10へ送出する。
【0024】このように構成された画像データ記憶装置
において、画像読取装置11でもって、図6(a)
(b)に示す各帳票1a,1bを読取る場合、予め外部
制御装置20から各カウンタ12,13,16,17に
対して各初期位置a,b、および各長さX0 ,Y0 が設
定される。そして、画像読取装置11でもって、図6
(a)に示す縦長の帳票1aを読取る場合は、ラインセ
ンサを帳票1aに対して縦方向に移動させ、図6(b)
に示す横長の帳票1bの場合は、ラインセンサを帳票1
bに対して横方向に移動させる。そして、読取開始する
と、開始信号がDRAM制御回路18へ入力する。
【0025】すると、DRAM制御回路18は、各カウ
ンタ12,13,16,17を起動する。すなわち、X
位置カウンタ12が初期値aからX位置を順次出力して
いく。そして、X長さカウンタ16のカウント値がX方
向長さX0 に達すると、カウントアップ信号CX が出力
される。すると、Y位置カウンタ13およびY長さカウ
ンタ17の各カウンタ値が1だけ増加する。このよう
に、主走査方向(X方向)の各画素データを順番に読込
んでいき、1ライン分の画素データの読込が終了する
と、副走査方向(Y方向)に存在する次の1ライン分の
画素データを読込んでいく。
【0026】そして、読込んだ各画素データの画像メモ
リ10上の格納位置は、演算回路14にて(1) 式を用い
て演算されたアドレスmにて指定される。
【0027】図2は画像データ11aの各画素データが
画像メモリ10上のどのアドレス位置に書込まれるかを
示した図である。
【0028】図示するように、n=4であるので、画像
データ11a内のY=bで,X=a〜a+3までの4個
のデータD11,D12,D13,D14は画像メモリ10上に
おいては同一アドレスm0 位置に書込まれる。そして、
次の4個のデータD15,D16,D17,D18はアドレスが
k だけ離れた同一アドレス位置に書込まれる。そし
て、次の行(Y=b+1)の先頭の4個のデータD21
22,D23,D24は次のアドレス(m0 +1)位置に書
込まれる。そして、次の4個のデータD25,D26
27,D28は先のアドレス(m0 +1)から2k だけ離
れたアドレス位置に書込まれる。
【0029】したがって、例えば、画像データ11aに
おける先頭列(X=a)の各画素データD11,D21,D
31は、画像メモリ10内においては、連続したアドレス
0〜m0 +2の1ビット目に書込まれる。また、2列
(X=a+1)目の各画素データD12,D22,D32は、
連続したアドレスm0 〜m0 +2の2ビット目に書込ま
れる。
【0030】図5は、図2の画像データ11aの各画素
データ位置と画像メモリ10における画素データ位置と
の関係を一般的に示した図である、図示するように、画
像データ11aの横方向(X方向,主走査方向)に並ん
だ各画素データは画像メモリ10のデータ幅n個ずつ分
割されて、画像メモリ10内において、2k ずつ離間し
たアドレス位置に格納される。
【0031】セレクト回路19は、画像メモリ10から
順次読出される並列nビット構成のデータD0 ,D1 ,
D2 …,Dn-1 のうち外部制御装置20から指定された
ビットデータのみをシリアルデータとして次の例えばパ
ターン認識装置へ送出する。なお、回転して読出す必要
のないデータの場合は、外部制御装置20の指令にて入
力された並列nビットデータの全部のビットデータが指
定されるので、このセレクト回路19は、入力された並
列nビットデータをただ単に直列nビットデータに変換
する通常の並列/直列変換回路として働く。
【0032】次に、画像読取装置11にて読取られた画
像データ11aが図2,図5に示すように離間して記憶
された画像メモリ10の各画素データを読出す手順を説
明する。
【0033】まず、画像メモリ10に記憶されている画
素データが縦横正常に読取られたものか、縦横逆に読取
られたものかを、記憶されている画像データのマーク位
置を検出することによって判断する。
【0034】そして、縦横正常に読取られていた場合
は、画像を回転する必要がない。この場合、書込む場合
と同様に各カウンタ12,13,16,17に初期値を
設定して起動すると、演算回路14が(1) 式を用いてア
ドレスmを指定するので、このアドレスm位置に記憶さ
れている4個のデータD0 〜D3 を同時に読出す。読出
された並列4ビットデータD0 〜D3 はセレクト回路1
9へ入力される。セレクト回路19は外部制御装置20
の指令にて通常の並列/直列変換回路として動作する。
よって、入力された並列4ビットデータD0 〜D3 はそ
のまま直列4ビットデータとして、図示しないパターン
認識装置へ送信される。
【0035】図2にて説明すると、まず最初に、画像メ
モリ10の先頭のD11,D12,D13,D14がまとめて4
ビットデータとして読出される。次に、2k だけ離れた
アドレスの4個のデータD15,D16,D17,D18がまと
めて4ビットデータとして読出される。
【0036】図3は縦横正常に読取られていた場合にお
けるDRAMで構成された画像メモリ10における読出
サイクルを示すタイムチャートである、図示するよう
に、RAS信号が立下ると行アドレスが出力され、次に
CAS信号が立下ると列アドレスが出力される。その結
果、前述した並列4ビットデータD0 〜D3 が読出され
る。そして、セレクト回路19でそのまま直列4ビット
データに変換されてこの画像データ記憶装置から出力さ
れる。
【0037】したがって、図2の上側に示した画像デー
タ11aがパータン認識装置において正立画像として再
現される。
【0038】次に、画像データが縦横逆に読取られてい
た場合は、DRAM制御回路18によって、X位置カウ
ンタ12とY位置カウンタ13との動作順序,およびX
長さカウンタ16とY長さカウンタ17との動作順序が
それぞれ逆に制御される。すなわち、読出開始される
と、まずY長さカウンタ17,Y位置カウンタ13がカ
ウントを開始する。そして、Y長さカウンタ17のカウ
ント値がY方向長さY0に達すると、カウントアップ信
号CY が出力される。すると、X位置カウンタ12およ
びX長さカウンタ16の各カウンタ値が1だけ増加す
る。
【0039】このように、X方向とY方向とを逆にする
ことによって、演算回路14から出力されるアドレスm
は画像メモリ10上において、順番にアドレスを指定し
ていくことになる。したがって、図2の画像メモリ10
の各アドレス位置に記憶されたデータは順番に読出され
る。
【0040】しかし、画像を読出す場合に90°回転さ
せる必要がある。具体的には、D11,D12,D13,D14
の順序でなくて、D11,D21,D31,D12,D22,D32
の順序で読出す必要がある。一方、1回のアドレス指定
でもって、D1 〜D4 の並列4ビットデータが出力され
る。したがって、1回目のアドレス指定において、
11,D12,D13,D14の並列4ビットデータを読出し
て、この並列4ビットデータのうちの先頭のD11のみを
セレクト回路19でもって抽出する。そして、この1ビ
ットデータD11を次のパターン認識装置へ送出する。2
回目のアドレス指定でもって次のアドレスに記憶された
21,D22,D23,D24の並列4ビットデータを読出し
て、セレクト回路19でもって先頭のD21のみを抽出す
る。同様に、3回目のアドレス指定でもってその次のア
ドレスに記憶されたD31,D32,D33,D34の並列4ビ
ットデータを読出して、セレクト回路19でもって先頭
のD31のみを抽出する。以上で、先頭列の3ビットデー
タD11,D21,D31が読出された。
【0041】同様に、再度1回目と同一アドレスを指定
して、D11,D12,D13,D14の4ビットデータを読出
する。そして、今度はセレクト回路19でもって2番目
ビットデータD12を抽出する。さらに、同様の手法に
て、再度2回目と同一アドレスを指定して、D21
22,D23,D24の並列4ビットデータを読出して、セ
レクト回路19でもって2番目のD22のみを抽出する。
さらに、再度3回目と同一アドレスを指定して、2番目
のD32を抽出する。
【0042】このように、同一アドレスを繰返し指定し
て、異なる位置のビットデータを順番に抽出することに
よって、画像メモリ10に記憶された画像が90度回転
されて読出される。その結果、次のパターン認識装置に
おいては横向き画像が正立画像となる。
【0043】この場合、前述したように、同一アドレス
を複数回に亘ってアクセスするので、全体の読出処理速
度が低下する。このような不都合を解消するために、本
発明ににおいては、DRAMに対するアクセス手法の一
つであるページモード読出手法を採用する。
【0044】このページモード読出手法においては、図
4に示すように、連続したアドレスに記憶されている複
数のデータを読出す場合、RAS信号を動作状態である
低レベルに維持したまま、CAS信号を連続して次々と
印加することによって、データを連続して短周期で読出
すことが可能である。
【0045】このページモード読出手法を採用すると、
図2の画像メモリ10における最初に読出すべきデータ
11〜D14,D21〜D24,D31〜D34のアドレスmは連
続しているので、図4に示すように、一つのRAS信号
サイクル内で複数の各4ビットデータD11〜D14,D21
〜D24,D31〜D34を読出すことが可能である。このよ
うに順次読出されたデータD11〜D14,D21〜D24,D
31〜D34はセレクト回路19へ入力されて、それぞれ先
頭のビットデータD11,D21,D31が抽出されてパター
ン認識装置へ送出される。
【0046】次の、RASサイクルにおいて、同様に複
数の各4ビットデータD11〜D14,D21〜D24,D31
34を読出して、セレクト回路19でもって2番目のビ
ットデータD12,D22,D32が抽出されてパターン認識
装置へ送出される。
【0047】このように構成された画像データ記憶装置
においては、画像読取装置11で例えば帳票1a,1b
に記入された文字や図形の画像を読取る場合、縦長の帳
票1aの場合、縦横正常に読取操作を行い、横長の帳票
1bの場合、縦横逆に読取操作を行う。そして、いずれ
の場合であっても、DRAMで構成された画像メモリ1
0には、副走査方向に隣り合う各画素データのアドレス
が連続するように、所定の手順に従って、読取った画像
データの各画素データが記憶される。
【0048】したがって、縦横逆に読取った場合は、ペ
ージモード読出手法が採用できるので、従来の1個の画
素データ毎に、RAS信号とCAS信号とを送出してデ
ータを読出す場合に比較して、画素データの読出平均時
間を大幅に短縮できる。
【0049】また、縦横正常に読取った場合は、画像デ
ータを画像メモリに書込む時に実行した手順の逆手順で
もって画像データを読出せばよい。この場合、画像を回
転させる必要がないので、DRAMで構成された画像メ
モリ10の横幅ビット数(n)個分の画素データを一度
に読出することが可能である。すなわち、縦横逆に読取
った場合にページモード読出手法を採用できるようにし
たことには影響されないので、画素データ読出速度が低
下することはない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像データ
記憶装置によれば、画像読取装置にて読取られた画像デ
ータを、副走査方向に隣り合う画素データのアドレスが
連続アドレスとなるように画像メモリ内に書込むように
している。したがって、縦横正常に読取られた画像デー
タに対しては通常の読出しモードを採用することによっ
て通常の読取速度を維持でき、縦横逆に読取られた画像
データに対してはページモード読出処理を採用すること
によって読出速度を上昇でき、結果として、画像データ
の平均的な読出処理速度を上昇できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる画像データ記憶装
置の概略構成を示すブロック図、
【図2】 実施例装置における画像データの帳票上と画
像メモリ上における位置関係を示す図、
【図3】 画像メモリにおける通常モードの読出動作を
示すタイムチャート、
【図4】 画像メモリにおけるページモードの読出動作
を示すタイムチャート、
【図5】 実施例装置における画像データの帳票上と画
像メモリ上における位置関係を示す図、
【図6】 画像読取り装置における帳票の型による読取
方向の差を示す図、
【図7】 記憶された画像の回転処理を示す図。
【符号の説明】
10…画像メモリ、11…画像読取装置、11a…画像
データ、12…X位置カウンタ、13…Y位置カウン
タ、14…演算回路、15…マルチプレクサ、16…X
長さカウンタ、17…Y長さカウンタ、18…DRAM
制御回路、19…セレクト回路、20…外部制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 博田 弘之 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取装置(11)にて読取った画像デー
    タ(11a) をDRAMで構成された画像メモリ(10)に一旦
    記憶して、縦横正常に読取られた画像データに対しては
    画像データをそのまま読出し、縦横逆に読取られた画像
    データに対してはこの画像データを回転させて縦横正常
    な画像データとして読出す画像データ記憶装置におい
    て、 前記画像読取装置にて読取られた画像データのX位置を
    発生するX位置カウンタ(12)と、前記画像データのY位
    置を発生するY位置カウンタ(13)と、このX,Y位置カ
    ウンタから出力される各位置X,Yおよび縦横正常に読
    取られた画像データの主走査方向の幅と前記画像メモリ
    の列アドレス幅とで定まる前記画像メモリ上の物理的な
    アドレスを算出する演算回路(14)と、この演算回路から
    出力されたアドレスに対応した行アドレスおよび列アド
    レスを発生するマルチプレクサ(15)と、前記画像読取装
    置から順次入力される画像データの各画素データを前記
    画像メモリの前記マルチプレクサにて指定された行アド
    レスおよび列アドレスの指定位置に書込む画像データ書
    込手段と、縦横正常に読取られた画像データに対しては
    前記画像メモリに記憶されている画像データを書込み順
    と同一順序で複数画素データづつ通常モードで読出す通
    常モード読出手段と、縦横逆に読取られた画像データに
    対しては前記画像メモリに記憶されている画像データを
    前記X,Y位置カウンタの動作順序を逆にしたアドレス
    を指定して複数画素データずつページモードで読出すペ
    ージモード読出手段と、前記通常モード読出手段にて読
    出された並列ビットデータを直列ビットデータに変換す
    るとともに、前記ページモード読出手段にて読出された
    並列ビットデータのうちの指定されたビットデータを抽
    出するセレクト回路(19)とを備えた画像データ記憶装
    置。
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