JPH05333974A - バッテリ管理システム - Google Patents

バッテリ管理システム

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JPH05333974A
JPH05333974A JP4137248A JP13724892A JPH05333974A JP H05333974 A JPH05333974 A JP H05333974A JP 4137248 A JP4137248 A JP 4137248A JP 13724892 A JP13724892 A JP 13724892A JP H05333974 A JPH05333974 A JP H05333974A
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JP
Japan
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energy
battery unit
battery
unit
remaining
Prior art date
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Application number
JP4137248A
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English (en)
Inventor
Toshikatsu Igarashi
利勝 五十嵐
Hideyuki Maehara
英行 前原
Yasuo Hashimoto
康雄 橋本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子装置駆動用に使用されるバッテリユニッ
トのエネルギー残量を正確に管理することができるバッ
テリ管理システムを得る。 【構成】 バッテリユニット12を本体部11に接続し
て電源スイッチ17を投入し、メンテナンスプログラム
が起動すると、CPU21はバッテリユニット12内の
RAM14から蓄電部13内のエネルギー残量時間デー
タを読出し、主メモリ22内の消費エネルギーテーブル
25に格納する。その後、RTC24から一定周期で主
されるIORQ信号に応答して、CPU21はFDD3
1,HDD32,……等の各デバイスまたはIOポート
の動作状態をポーリングして取り込み、消費エネルギー
テーブル25内の各デバイス等ごとの定格消費エネルギ
ーを参照して、逐次最新のエネルギー残量時間を計算し
てこれをバッテリユニット12のRAM14に書込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッテリ駆動型電子機器
に使用されるバッテリの管理を行うバッテリ管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の電子機器分野では装置の小
型化に伴いバッテリ駆動型の装置が種々登場している。
例えば、携帯用のノート型パソコンやビデオカメラにお
いては、自由に着脱可能な構造を有する繰り返し充電可
能なバッテリユニットが採用され、これを装置本体に接
続して使用することができるようになっている。
【0003】このようなバッテリ駆動型の装置において
は、その動作時間をできる限り長く確保するため各種の
工夫がなされている。例えば、上記したノート型パソコ
ンでは、一定時間装置への操作がない場合には処理速度
を低減したり、あるいは液晶表示装置(LCD)の表示
の一時停止またはLCDバックライト輝度の低下等を行
う方法が採られている。もちろん、バッテリユニットの
充電容量自体を増加させる試みも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バッテリユニットはバッテリ機能を有するのみで、その
バッテリのエネルギー残量がどの程度かを定量的にユー
ザに通知する機能を有してはいない。
【0005】一方、例えばバッテリの出力電圧によりそ
のエネルギー残量を測定しようとすると、エネルギー残
量がほぼ0になる直前でしか電圧変化として現れないた
め、この方法でエネルギー残量を正確に把握するのは困
難であった。
【0006】このため、ユーザは、前回充電してからの
延べ使用時間を逐一チェックすることによりおよそのエ
ネルギー残量の予想を行っていた。しかしながら、この
方法では延べ使用時間の積算を行わなければならないた
め管理が煩雑になり、また、使用時間のチェックを毎回
正確に行うのは困難であった。特に、2以上のバッテリ
ユニットを適宜交換して使用する場合には、その延べ使
用時間の管理を個々に行う必要があるため、チェックが
極めて煩雑となる。
【0007】さらに、装置の消費エネルギーは、その動
作モード(例えばノートパソコンでいえば上記したLC
Dディスプレイの表示状態やバックライト輝度あるいは
CPUの動作速度等)によって大きく異なるため、装置
の延べ使用時間のチェックを完全に行ったとしても、バ
ッテリ残量を正確に予測することができなかった。
【0008】このように、従来のバッテリユニットにお
いては、そのエネルギー残量の正確な管理ができないと
いう問題があった。
【0009】本発明は係る課題を解決するためになされ
たもので、電子装置駆動用に使用されるバッテリユニッ
トのエネルギー残量を正確に管理することができるバッ
テリ管理システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るバッテリ管理システムは、複数のデバイスを含んで構
成された装置本体部と、該装置本体部に着脱可能に接続
され各デバイスに駆動用エネルギーを供給するバッテリ
ユニットと、を含む電子装置において、バッテリユニッ
ト内に、該バッテリユニットのエネルギー残量を記憶す
る記憶部を含むとともに、装置本体内に、各デバイスの
動作により消費されるエネルギー量を算出する算出手段
を含み、前記エネルギー残量から消費エネルギー量を差
し引いた更新残量をバッテリユニットの記憶部に書込む
ことを特徴とするものである。請求項2記載の発明に係
るバッテリ管理システムは、複数のデバイスを含んで構
成された装置本体部と、該装置本体部に着脱可能に接続
され各デバイスに駆動用エネルギーを供給するバッテリ
ユニットとを含む電子装置において、バッテリユニット
内に、該バッテリユニットのエネルギー残量を記憶する
記憶部を含むとともに、装置本体内に、(i) 各デバイス
の動作状態を所定時間間隔で監視するデバイス監視手段
と、(ii)所定時間間隔に対応する各デバイスの消費エネ
ルギー量をそれぞれ記憶するテーブルと、(iii) バッテ
リユニットの記憶部から前記エネルギー残量を読出す読
出手段と、(iv)所定時間間隔で、デバイス監視手段から
得られた各デバイスの動作状態に応じ、読出手段により
読出されたエネルギー残量とテーブルの該当する消費エ
ネルギー量を基に、各時点における最新のエネルギー残
量を逐次演算する演算手段と、(v) この演算手段により
得られた最新のエネルギー残量をバッテリユニット内の
記憶部に書込む書込手段と、を有するものである。
【0011】請求項3記載の発明に係るバッテリ管理シ
ステムは、請求項2記載のバッテリ管理システムであっ
て、バッテリユニットが満充電状態か否かを監視するバ
ッテリユニット監視手段を設け、該バッテリユニット監
視手段がバッテリユニットの満充電状態を検出したと
き、最新エネルギー残量を満充電時におけるエネルギー
残量とすることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明に係るバッテリ管理システ
ムでは、バッテリユニットに記憶されたエネルギー残量
から消費エネルギー量を差し引いた新たなエネルギー残
量が記憶部に書込まれる。
【0013】請求項2記載の発明に係るバッテリ管理シ
ステムでは、バッテリユニットの記憶部から読出された
エネルギー残量と、テーブルに記憶された各デバイスご
とのエネルギー消費量を基に、所定の時間間隔で最新の
エネルギー残量が算出され、前記バッテリユニットの記
憶部に書込まれる。
【0014】請求項3記載の発明に係るバッテリ管理シ
ステムでは、バッテリユニットが満充電状態の場合に
は、バッテリユニットから読出されたエネルギー残量時
間の値に係わらず、テーブル内のエネルギー残量として
満充電時におけるエネルギー残量が採用され、バッテリ
ユニットのエネルギー残量が算出される。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき実施例を詳細に説明す
る。ここでは、バッテリ駆動型のノート型パソコンを例
に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例におけるバッテリ
管理システムを適用したノート型パソコンの要部構成を
表したものである。このノート型パソコンは、本体部1
1と、この本体部11に着脱自在に接続されるバッテリ
ユニット12から構成される。
【0017】バッテリユニット12は、繰り返し充電可
能な蓄電部13と、この蓄電部13に蓄えられたエネル
ギー量を示すデータを記憶するランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)14とを含んでいる。このRAM14
は、蓄電部13によりバックアップされている。RAM
14に記憶されるデータとしては、蓄電部13内のエネ
ルギー残量に対応した装置の動作可能時間(以下、エネ
ルギー残量時間と呼ぶ)が用いられる。
【0018】本体部11内には、電源スイッチ17の投
入により動作を開始する電源基板16が設けられ、バッ
テリユニット12の蓄電部13またはACアダプタ(図
示せず)から供給される直流電圧を基に、後述する本体
内の各種デバイスを駆動するための電圧を出力するよう
になっている。
【0019】この電源基板16は、ACアダプタが差し
込まれているときはACアダプタから電源供給を受ける
一方、ACアダプタが差し込まれていないときはバッテ
リユニット12から電源供給を受ける。また、ACアダ
プタが差し込まれ、かつバッテリユニット12が接続さ
れているときは、ACアダプタを介して供給される電源
によりバッテリユニット12の充電を行う。この電源基
板16は、バッテリユニット12の充電を監視し、バッ
テリユニット12が満充電になるとその旨を示す満充電
ステータス39を“H”とし、満充電状態を後述の満充
電ステータスポート36に通知するようになっている。
【0020】また、本体部11内には、この装置全体の
動作を制御するためのCPU21が設けられ、後述する
クロック制御(CLKCTL)ポート37から出力され
るCPUクロックにより動作するようになっている。こ
のCPU21は、データバス18を介して、以下に述べ
る主メモリ22、リアルタイムクロック(RTC)2
4、その他各種のデバイス及び入出力(IO)ポートに
接続され、これらのデバイスやIOポートに対してIO
読出信号(IORD)やIO書込信号(IOWR)を出
力する。
【0021】(i) 主メモリ22:例えばDRAM等で構
成されるメモリで、本装置に適用されるプログラムが格
納される。CPU21からの読出コマンド(MEMR
D),書込コマンド(MEMWR)等のコマンドやアド
レス信号(図示せず)により制御が行われる。読出・書
込データはデータバス18を介して転送される。
【0022】(ii)RTC24:CPU21に対し一定周
期で割込要求信号(IRQ)を送出する。
【0023】(iii) バッテリユニットRAM制御回路3
1:書込信号(WR),読出信号(RD)、及びチップ
セレクト信号(CS)により、バッテリユニット12内
のRAM14に対するデータ読み書制御を行う。
【0024】(iv)フロッピーディスク装置(FDD)3
2:各種のアプリケーションプログラムや必要なデータ
を格納し、必要に応じてアクセス可能である。アクセス
時以外はスピンドルモータは停止している。CPU21
からのIORD信号により、その動作状態(アクセス状
態/非アクセス状態)が読出され、データバス18を介
してCPU21に転送される。
【0025】(v) ハードディスク装置(HDD)33:
大容量のデータ記憶装置であり、通常はアクセス時以外
もスピンドルモータは回転しているが、必要に応じて停
止させることも可能である。上記IORD信号により、
その動作状態(スピンドル回転中/停止中)が読出さ
れ、CPU21に転送される。
【0026】(vi)LCD電源(LCDPOWER)ポー
ト34:図示しない液晶ディスプレイ(LCD)の駆動
電源のオンオフ制御用の入出力(IO)ポートである。
IORD信号により、その動作状態(表示/非表示)が
読出され、CPU21に転送される。
【0027】(vii) LCDバックライト電源(FLPO
WER)ポート35:LCDバックライト用蛍光灯管ユ
ニットのオンオフ制御用のIOポートである。IORD
信号により、その動作状態(点灯/消灯)が読出され、
CPU21に転送される。(viii)満充電ステータスポー
ト36:IORD信号により、バッテリユニット12の
充電状態(満充電/不十分充電)が読出され、CPU2
1に転送される。
【0028】(ix)CLKCTLポート37:発振器(O
SC)23から出力される動作クロックをCPU21に
出力する。IORD信号により、CPU21の動作クロ
ック速度(高速/低速)が読出され、CPU21に転送
される。
【0029】次に、図2,図3とともに、以上のような
構成のバッテリ管理システムの動作を説明する。
【0030】まず、バッテリユニット12を本体部11
に接続し、電源スイッチ17を投入すると、バッテリメ
ンテナンスプログラムが起動される。バッテリメンテナ
ンスプログラムが起動すると、まず、バッテリユニット
RAM制御回路31は、バッテリユニット12内のRA
M14からエネルギー残量時間を読み込み(図2ステッ
プS101)、これを主メモリ22内の消費エネルギー
テーブル25のエネルギー残量格納部に書込む(ステッ
プS102)。
【0031】図4は、この消費エネルギーテーブル25
の内容を表したものである。このテーブルには、後述す
る一定周期Tの間に上記した各デバイスが消費するエネ
ルギー量の定格値が時間を単位としてそれぞれ格納され
るとともに、バッテリユニット12の最新のエネルギー
残量時間26が格納されるようになっている。例えば、
FDD32は時間Tだけ動作すると、エネルギー残量時
間26が“0.12分”だけ減少することを示す。その
他のデバイスについても同様である。また、エネルギー
残量時間の最大値、すなわち満充電時における値は12
0分である。
【0032】さて、RTC24は、一定周期T(例えば
10秒間隔)で、IRQ信号をCPU21に出力する。
CPU21は、バッテリユニット12接続後IRQ信号
に応答して満充電ステータスポート36にIORD信号
を出力し、満充電ステータスを読み込む。これにより読
出された満充電ステータスが“H”の場合には(ステッ
プS103;Y)、CPU21は、消費エネルギーテー
ブル25のエネルギー残量時間26を120分にセット
したのち(ステップS104)、満充電ステータスを
“L”にリセットする(ステップS121)。これによ
り、例えばバッテリユニット12のRAM14から読み
込まれた値が“110分”であったとしても、これが正
しい初期値(120分)に書換えられる(ステップS1
04)。次に、CPU21は、RTC24からIORD
信号が入力されるごとに(ステップS105)、上記(i
v)〜(ix)に示したデバイスまたはIOポート(満充電ス
テータスポート36を除く)にIORD信号を順次出力
するポーリングを行い、各デバイスまたはIOポートか
らそれぞれの状態を示すデータを読み込み、各状態を判
定する。
【0033】この結果、FDD32がアクセス状態のと
きには(ステップS106;Y)、消費エネルギーテー
ブル25を参照してエネルギー残量時間からFDD消費
エネルギー(0.12分)を減じ(ステップS10
7)、これにより得られた新たなエネルギー残量時間を
消費エネルギーテーブル25に書込む。一方、アクセス
状態でないときには(ステップS106;N)、エネル
ギー残量時間を更新せずにステップS108に進む。
【0034】HDD33が動作状態のときには(ステッ
プS108;Y)、エネルギー残量時間からHDD消費
エネルギー(0.06分)を減じ(ステップS10
9)、これにより得られた新たなエネルギー残量時間を
消費エネルギーテーブル25に書込む。一方、動作状態
でないときには(ステップS108;N)、エネルギー
残量時間を更新せずにステップS110に進む。
【0035】LCD電源がオン状態のときは、(ステッ
プS110;Y)、エネルギー残量時間からLCD消費
エネルギー(0.01分)を減じ(ステップS11
1)、これにより得られた新たなエネルギー残量時間を
消費エネルギーテーブル25に書込む。一方、オフ状態
のときには(ステップS110;N)、エネルギー残量
時間を更新せずにステップS112に進む。
【0036】LCDバックライトがオン状態のときには
(ステップS112;Y)、エネルギー残量時間からL
CDバックライト消費エネルギー(0.03分)を減じ
(ステップS113)、これにより得られた新たなエネ
ルギー残量時間を消費エネルギーテーブル25に書込
む。一方、オフ状態のときには(ステップS112;
N)、エネルギー残量時間を更新せずにステップS11
3(図3)に進む。
【0037】CPUが高速動作状態のときは(図3ステ
ップS114;Y)、エネルギー残量時間から高速動作
時CPU消費エネルギー(0.04分)を減じ(ステッ
プS115)、これにより得られた新たなエネルギー残
量時間を消費エネルギーテーブル25に書込む。一方、
低速動作状態のときには(ステップS114;N)、エ
ネルギー残量時間から低速動作時CPU消費エネルギー
(0.02分)を減じ(ステップS116)、これによ
り得られた新たなエネルギー残量時間を消費エネルギー
テーブル25に書込む。
【0038】ここで、CPU21はエネルギー残量時間
の値をチェックし、これが5分以下の場合には(ステッ
プS117;Y)、BEEP音またはLED表示等によ
りユーザに警告を与える(ステップS118)。そし
て、バッテリユニットRAM制御回路31によりその最
新のエネルギー残量時間をバッテリユニット12のRA
M14に書込む(ステップS120)。
【0039】このような一連の処理(ステップS105
〜S120)が、上記したRTC24からのIORQ信
号に応じた一定周期Tで行われ、バッテリユニット12
のエネルギー残量時間が逐次更新されることとなる。
【0040】このようにして、本実施例では、本体装置
内部の各デバイスの消費エネルギーを順次減算していく
ことによりバッテリユニット12の蓄電部13のエネル
ギー残量時間を求め、これをバッテリユニット12のR
AM14に書込むことができる。
【0041】なお、本実施例では、バッテリユニット1
2内に設けるメモリとしてRAMを用いることとした
が、このほか例えばEEPROM等の不揮発メモリを用
いる事も可能である。
【0042】また、本実施例では、LCDバックライト
の消費エネルギーを点灯時には一律に“0.03分”と
したが、LCDバックライトの輝度に応じた定格値をテ
ーブルに保持しておき、輝度調整用の電子ボリュームの
値をチェックして対応する消費エネルギーを基にエネル
ギー残量時間を算出するようにしてもよい。
【0043】さらに、その他のデバイスについても、よ
り細分化した動作状態に応じた消費エネルギーを用いて
エネルギー残量時間の算出を行うようにしてもよく、こ
れにより、一層正確にエネルギー残量時間を算出するこ
とができる。
【0044】さらに、本実施例では本来の装置動作を制
御するためのメインのCPUをバッテリ管理にも兼用し
ているが、これに限るものではなく、専用のCPUを別
途設けてバッテリ管理を行うようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2記載の発明によれば、バッテリユニットにエネルギ
ー残量記憶用の記憶部を設け、これより読出したエネル
ギー残量から各デバイスごとのエネルギー消費量を差し
引くことでエネルギー残量を更新し、これをバッテリユ
ニットの記憶部に書込むこととしたので、複数のバッテ
リユニットを交換して使用する場合であっても、個々の
バッテリユニットごとにエネルギー残量の管理を行うこ
とができる。そして、従来のように、ユーザが使用時間
を逐一チェックする手間がなく、しかもエネルギー残量
の管理も各デバイスの動作状態に応じてきめ細かく行う
ため、かなり正確な管理が可能になるという効果があ
る。
【0046】請求項3記載の発明によれば、バッテリユ
ニットが満充電状態の場合には、バッテリユニットから
読出されたエネルギー残量時間の値に係わらず、満充電
状態に対応する最大のエネルギー残量定格値を採用する
こととしたので、例えば何らかの理由でバッテリユニッ
トの記憶部のエネルギー残量情報が正確でなくなった場
合であっても、バッテリユニットを満充電にすることに
より、再び正確な状態からエネルギー残量の更新管理が
行われるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるバッテリユニットシ
ステムを適用したノート型パソコンを示すブロック図で
ある。
【図2】このシステムの動作を説明するための流れ図で
ある。
【図3】図2に続く動作を説明するための流れ図であ
る。
【図4】消費エネルギーテーブルの内容を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
11 本体部 12 バッテリユニット 13 蓄電部 14 RAM 16 電源基板 21 CPU 22 主メモリ 24 リアルタイムクロック(RTC) 31 バッテリユニットRAM制御回路 39 満充電ステータス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデバイスを含んで構成された装置
    本体部と、該装置本体部に着脱可能に接続され前記各デ
    バイスに駆動用エネルギーを供給するバッテリユニット
    と、を含む電子装置において、 前記バッテリユニット内に、該バッテリユニットのエネ
    ルギー残量を記憶する記憶部を含むとともに、 前記装置本体内に、前記各デバイスの動作により消費さ
    れるエネルギー量を算出する算出手段を含み、 前記エネルギー残量から消費エネルギー量を差し引いた
    更新残量を前記バッテリユニットの記憶部に書込むこと
    を特徴とするバッテリ管理システム。
  2. 【請求項2】 複数のデバイスを含んで構成された装置
    本体部と、該装置本体部に着脱可能に接続され前記各デ
    バイスに駆動用エネルギーを供給するバッテリユニット
    と、を含む電子装置において、 前記バッテリユニット内に、該バッテリユニットのエネ
    ルギー残量を記憶する記憶部を含むとともに、 前記装置本体内に、 前記各デバイスの動作状態を所定時間間隔で監視するデ
    バイス監視手段と、 前記所定時間間隔に対応する各デバイスの消費エネルギ
    ー量をそれぞれ記憶するテーブルと、 前記バッテリユニットの記憶部から前記エネルギー残量
    を読出す読出手段と、 前記所定時間間隔で、デバイス監視手段から得られた各
    デバイスの動作状態に応じ、前記読出手段により読出さ
    れたエネルギー残量と前記テーブルの該当する消費エネ
    ルギー量を基に、各時点における最新のエネルギー残量
    を逐次演算する演算手段と、 この演算手段により得られた最新のエネルギー残量を前
    記バッテリユニット内の記憶部に書込む書込手段と、を
    具備することを特徴とするバッテリ管理システム。
  3. 【請求項3】 前記バッテリユニットが満充電状態か否
    かを監視するバッテリユニット監視手段を設け、該バッ
    テリユニット監視手段がバッテリユニットの満充電状態
    を検出したとき、前記最新エネルギー残量を満充電時に
    おけるエネルギー残量とすることを特徴とする請求項2
    記載のバッテリ管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19620160A1 (de) * 1995-08-02 1997-02-06 Mitsubishi Electric Corp Steuersystem und Steuerverfahren für eine nicht unterbrechbare Leistungszuführung
US6498459B1 (en) 1999-01-26 2002-12-24 Fujitsu Limited Electronic equipment and battery unit

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