JPH05333207A - カラーフィルター - Google Patents

カラーフィルター

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JPH05333207A
JPH05333207A JP16162892A JP16162892A JPH05333207A JP H05333207 A JPH05333207 A JP H05333207A JP 16162892 A JP16162892 A JP 16162892A JP 16162892 A JP16162892 A JP 16162892A JP H05333207 A JPH05333207 A JP H05333207A
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JP
Japan
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formula
dye
color filter
parts
colored
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Pending
Application number
JP16162892A
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English (en)
Inventor
Kenji Sawaki
健二 沢木
Kazuyuki Ohashi
一幸 大橋
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂がアルキルアン
モニウムイオンで造塩された染料で着色されてなるカラ
ーフィルター、殊に緑色のカラーフィルターの場合、ア
ルキルアンモニウム塩及び/又は黄色染料及び/又は芳
香族ニトロ化合物で着色されてなるカラーフィルター 【効果】薄膜であり耐熱性、耐光性にすぐれたカラーフ
ィルターが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーフィルターに関
する。更に詳しくは、特定の染料を含有し、固体撮像素
子又はカラー液晶表示等に使用されうるカラーフィルタ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】VTR用カメラ等に用いられる固体撮像
素子又は、カラー液晶表示等に用いられるカラーフィル
ターは2種以上の色相に着色された微細な領域を画素と
して、固体撮像素子又は透明基板上に設けることによっ
て形成されている。カラーフィルターは、三原色、即
ち、赤、緑、青から成るものと黄、マジエンタ、シアン
の補色系からなるものがある。カラーフィルターの分光
特性が、カラーテレビ等の色再現性や、カラーフィルタ
ーの耐熱、耐光性が製品の耐久性の良否を決定している
事は、言うまでもなく、使用目的等により、さまざまな
染料又は顔料による着色が試みられてきた。
【0003】熱硬化性樹脂溶液又は、光硬化性樹脂溶液
に、染料を溶解して用いる方法の場合、染料は樹脂が可
溶である溶剤と同一の溶剤に、可溶でなければならな
い。しかしながら、従来用いられてきた染料は溶剤への
溶解性が良いものは、耐熱性及び/又は耐光性に劣り、
又逆に耐熱性及び/又は耐光性がよいものは、概して溶
剤への溶解性に劣るという性質がある。特に、耐熱性、
耐光性に優れた緑色(グリーン)のカラーフィルターを
得るのに有用な染料がなく、その開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
ような課題を解決するため、鋭意努力した結果、本発明
に至った。即ち、本発明は熱硬化性樹脂又は光硬化性樹
脂溶液に染料を溶解した着色樹脂溶液を用いるカラーフ
ィルターに於いて、染料として下記式(1)で示される
対イオンで造塩された染料で、着色されている事を特徴
とする耐熱、耐光性に優れたカラーフィルターを提供す
る。
【0005】〔A〕+ (1) (式(1)中、Aは炭素数1〜18の直鎖又は枝分れし
た1個の酸素原子によって中断されていても良いアルキ
ルアンモニウム、炭素数2乃至6のアルカノールアンモ
ニウム又はシクロヘキシルアンモニウムを表す。)殊に
緑色(グリーン)のカラーフィルターとして上記式
(1)で示される対イオンで造塩された含金属フタロシ
アニン染料と黄色(イエロー)染料及び/又はニトロ化
合物の使用が耐熱性、耐光性の優れたカラーフィルター
を得る上で好ましい。
【0006】式(1)で示される対イオンを少くとも1
個含むアニオン染料は、通常の方法で合成された染料の
反応液又は、酸析または塩析により分離されたアニオン
染料の結晶を水に溶解した水溶液に、下記式(2)で表
されるアミンを、染料1モルに対し、1モル以上添加
し、酸性〜中性で反応させることにより得られる。 〔B〕 (2) (式(2)において、Bは炭素数1〜18の直鎖又は枝
分れした1個の酸素原子によって中断されていてもよい
アミン又は炭素数2乃至6のアルカノールアミン又はシ
クロヘキシルアミンを表す。)
【0007】式(2)で表されるアミンの具体例として
は、例えば、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピ
ルアミン、iso−プロピルアミン、ブチルアミン、ペ
ンチルアミン、ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミ
ン、ヘプシルオクチルアミン、デシルアミン、ラウリル
アミン、ミリスチルアミン、パルミチルアミン、セチル
アミン、エチルヘキシルオキシプロピルアミン、ラウロ
キシプロピルアミン、カプロキシプロピルアミン、オク
タデシルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、イソプロパノールアミン、シクロヘキシルアミ
ン等が挙げられるがこの限りでない。又、使用するアミ
ンは1種又は2種以上の混合物であってもよい。
【0008】塩を形成するためのアニオン染料として
は、カラーインデックス(Society ofDyers and Colour
ist 発行)に記載されているアゾ染料、アゾ金属錯塩染
料アンスラキノン染料、含金属フタロシアニン染料、オ
キサジン染料、トリフェニル−メタン染料、キサンチン
染料、インジゴイド染料が挙げられるが、耐熱性、耐光
性の点から、アゾ染料、アゾ金属錯塩染料、アンスラキ
ノン染料、銅、亜鉛、ニッケル、等を含む金属含有フタ
ロシアニン染料、オキサジン染料が好ましい。
【0009】又、必要により含金属フタロシアニン染料
と組み合わせて使用する黄色染料の例としては、対イオ
ンがNa+ の状態で、純水に溶解し、純水をリファレン
スとして吸光度を測定した場合、最大吸収波長に於ける
光学密度を3.0に合わせた透過率が400nm、42
0nm、450nm、500nm、500〜700nm
で各々1.0%以下、1.0%以下、10%以下、50
%以下、90%以下であるアゾ染料、アゾ金属錯塩染料
が好ましい。
【0010】又、必要により含金属フタロロシアニン染
料と組み合わせて使用するニトロ化合物としては、4,
4′−ジニトロスチルベン、2,2′−ジスルホン酸の
式(1)で示される対イオンで造塩された化合物ニトロ
フェノール類、ニトロナフタレン類、ニトロアンスラキ
ノン類が挙げられるがこの限りではない。好ましいニト
ロ化合物としては、4,4′−ジニトロスチルベン、
2,2′−ジスルホン酸の式(1)で示される対イオン
て造塩された化合物2,4−ジニトロフェノール、メタ
ニトロフェノール、2−ニトロナフタレンが挙げられ
る。
【0011】熱硬化性樹脂としては、ノボラック、ポリ
イミド、エポキシ、ポリエステル、ユリア、メラミン樹
脂等が使用されうる。殊に好ましい樹脂としては、アル
カリ性水溶液に溶解容易なノボラック、ポリイミド前駆
体が挙げられる。光硬化樹脂としては、感光基がポリマ
ーに結合しており光により橋かけするもの、感光基がポ
リマーに結合していないが、重合開始剤、感光剤、増感
剤を添加し橋かけするもの等が使用しうる好ましい態様
としてはエチレン性不飽和二重結合をすくなくとも1つ
以上有する光重合性化合物と皮膜形成性高分子結合剤と
光重合開始剤とからなる樹脂組成物として使用する。
【0012】ここでエチレン性不飽和二重結合を少くと
も1個以上有する光重合性化合物とは、光の作用により
重合しうるもので、かつエチレン性不飽和二重結合を有
する化合物であり、例えば、光架橋又は光重合可能な、
モノマー、オリゴマー、プレポリマーとして、1価又は
多価アルコールのアクリル酸又はメタアクリル酸のエス
テル類、多価アルコールと一塩基酸又は多塩基酸を縮合
して得られるポリエステルプレポリマーに、(メタ)ア
クリル酸を反応して得られるポリエステル(メタ)アク
リレート、ポリオール基と2個のイソシアネート基をも
つ化合物を反応させた後(メタ)アクリル酸を反応させ
て得られるポリウレタン(メタ)アクリレート、エポキ
シ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させて得られるエポ
キシ(メタ)アクリレート、
【0013】
【化1】
【0014】を主鎖に有するポリエステル、シンナミリ
デン基を側鎖又は末端に有するポリマーなどが挙げられ
る。皮膜形成高分子化合物としては、前記の光重合化合
物に相溶性のある有機高分子重合体が使用できる。その
具体例としてはポリメタアクリル酸エステル又はその部
分加水分解物、スチレンと無水マレイン酸の共重合体又
はそのハーフエステル、アクリル酸、アクリル酸エステ
ル、メタアクリル酸アクリルニトリルなどの共重合可能
なモノマー群から選ばれたガラス転移点35℃以上であ
る共重合体などが挙げられるが、これらのうちアルカリ
性水溶液での現像を可能にするカルボキシル基等の酸性
基をもつものが特に好ましい。皮膜形成高分子化合物の
使用量は光重合性化合物に対し、重量比で1〜4倍量で
使用するのが好ましい。重合開始剤としては、チオキサ
ントン系化合物、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−
1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン等が使用
できる。
【0015】熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂の溶液を調
製するための溶媒としては、メチルセロソルブ、エチル
セロソルブ、エチルセロソルブアセテート、イソプロピ
ルセロソルブ、イソプロピルセロソルブアセテート、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレン
グリコールモノメチルエーテル、ジグライム、N−メチ
ルピロリドン、ジメチルホルムアミド等が挙げられるが
この限りではない。これらの溶媒は固型分に対して重量
比で1.5〜15倍量使用するのが好ましい。染料の使
用量としては、熱硬化性樹脂に対して30〜150重量
%好ましくは、40〜120重量%である。又、光硬化
性樹脂の場合は、光重合性化合物と皮膜形成性高分子結
合剤との総量に対し、10〜60重量%、好ましくは2
0〜50重量%の範囲内で使用するのが好ましい。
【0016】本発明の染料を用いたカラーフィルター
は、例えば次のようにして製造される。熱硬化性樹脂を
使用する場合は、例えば、ノボラック樹脂等の熱硬化性
樹脂と、光活性溶解度抑制剤(置換ナフトキノンジアジ
ド化合物:例えば2,3,4−トリヒドロキシベンゾフ
ェノンの1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニ
ルトリエステル等)と、染料を含む溶液を前記溶媒を用
いて調製し、洗滌した基板(ガラス板、又はCCDのウ
エハプロセス済みのウエハ等)にスピンコーター等を用
いて塗布し、プリベーク後、塗膜にマスクを当て光照射
し、次にアルカリ剤を含む現像液にて処理し、未硬化部
を洗い流す。十分に水洗を行い乾燥してカラーフィルタ
ーをえるという方法で製造される。
【0017】又、熱硬化性樹脂としてポリイミド前駆体
を使用する場合は、ポリイミド前駆体と染料を含む液を
前記同様に基板に塗付、プリベーク後、ポジタイプのフ
ォトレジストをスピンコーター等で塗付し、プリベーク
後、塗膜にマスクを当て光照射し、次にアルカリ剤を含
む現像液にて処理した後、フォトレジストを剥離する。
その後、ポストベークを行いカラーフィルターを得る。
一方、光硬化性樹脂の場合には、光重合性化合物と皮膜
形成性高分子結合剤、光重合開始剤と染料を含む溶液を
前記溶媒を用いて調製し基板にスピンコーター等で塗
付、プリベーク後マクスを当て光照射し、次に光照射さ
れた塗膜を、アルカリ剤を含む現像液にて処理し、未硬
化部を洗い流す。十分に水洗を行い乾燥してカラーフィ
ルターを得る。これらの方法において乾燥時の膜厚とし
ては1.5μm以下が好ましい。
【0018】本発明のカラーフィルターにおいては使用
する染料にNa、K等の金属を含まぬことから金属イオ
ンの液晶等への溶出によるトラブルを防止することが出
来る。又、本発明のカラーフィルターにおいて金属フタ
ロシアニンと黄色染料又は芳香族ニトロ化合物とから得
られるグリーンの膜はそれらの染料又は化合物による着
色濃度がたかいので染色法によってグリーンの膜を作成
したときのようにグリーンの膜だけを特に厚膜にする必
要がないという利点がある。更に本発明のカラーフィル
ターは耐熱性、耐光性にすぐれるという特徴がある。
【0019】
【実施例】実施例によって、本発明を更に詳細に説明す
る。実施例に於いて、部は重量部を示す。
【0020】実施例1 ポリイミド前駆体溶液セミコファイン910(東レ社
製、商品名)7部、エチルセロソルブ10部、式(2)
で表される染料0.7部、式(3)で表される染料1.
0部シランカップリング剤KBM573が、0.03部
から成る着色ポリイミド樹脂溶液をガラス基板上にスピ
ンコート法によりコーティングし着色被膜を形成し、次
いで、そのガラス基板をオーブンで80℃、30分加熱
した後、150℃、20分プリベークした。これに、ポ
ジタイプのフォトレジストであるマイクロポジット14
00−27(シープレイ・ファーイースト社製、商品
名)を用いてスピンコーターでコーティングし110℃
で3分間熱処理して紫外線露光後、アルカリ現像液MF
−312(シープレイファスト社製)で現像した後、セ
ロソルブアセテートにデイッピングしてフォトレジスト
を剥離後、200℃で30分加熱し緑色の着色パターン
を得た。この着色パターンの最大透過率波長534nm
に於ける透過率は78%であり、膜厚は1.0μmであ
った。
【0021】
【化2】
【0022】式(2)に於いて、X1 はNH3 (C
2 )3OCH2 CH(C2 5)(C4 9 )を表す。
又、Cu、Pcは銅フタロシアニン骨格を示す。
【0023】
【化3】
【0024】こうして得られた緑色のカラーフィルター
の耐光試験は次の様に行った。フィルターの表面をセロ
テープ(ニチバン社製、商品名)でおおい、酸素カット
の状態にした後、UVカットフィルター(HOYA
(株)製1−40)を介して、スガ試験機製 カーボン
アークフェドメーターにて1時間露光試験をしたとこ
ろ、最大透過率波長534nmの透過率は、露光剤の7
8%が77%になったにすぎず、極めて優れた耐光性で
あった。又、250℃、1時間のオーブン中での耐熱性
テストでも同様な優れた結果が得られた。式(2)で表
される染料は以下の様にして合成した。
【0025】通常の方法で合成された式(4)の染料1
0.8部を純水300部に溶解した溶液に、アミン(N
2 (CH2)3 CH(C2 5)(C4 9)7.9部と塩
酸4.7部とからなる水溶液300部を添加し、50〜
60℃で1時間攪拌後、固液分離し、得られた結晶を、
乾燥する事により得られる。
【0026】
【化4】
【0027】(式(4)に於いてCu、Pcは、銅フタ
ロシアニン骨格を表す。)又式(3)の染料は、式
(5)の染料57.5部を純水に溶解した溶液に、アミ
ン(NH2 (CH2)3 CH(C2 5)(C4 9)19.
6部と塩酸11.7部を純水に溶解した溶液を添加し、
50〜60℃で1時間攪拌後、固液分離し、得られた結
晶を乾燥する事により得られる。
【0028】
【化5】
【0029】比較例1 実施例1に於いて、式(2)、(3)で表される染料の
代わりに式(4)で表される染料のみを使用する以外
は、実施例に準じて操作を行い、緑色のパターンを得
た。しかし、式(4)で表される染料は、ポリイミド前
駆体溶液7部とエチルセロソルブ10部の溶液に対し、
0.3部しか溶けず、最大透過率波長530nmに於け
る透過率は89.5%であり、最大透過率波長より長波
長域に於ける最小透過率は、実施例1における値4.8
%に対し、11.7%と高く、実施例1と同様な分光特
性を得るには、膜厚を実施例1の2倍以上にする必要が
あった。
【0030】又、実施例1と同様な方法で耐光試験を行
ったところ、最大吸収波長534nmに於ける透過率は
78.8%となり、極めて大きな劣化状態となった。
【0031】実施例2 ポリイミド前駆体溶液セミコファイン910(東レ社製
商品名)7部、式(6)で表される染料0.84部を
含むN−メチルピロリドン溶液5.6部、ジニトロフェ
ノール0.25部から成る着色ポリイミド溶液をガラス
基板上にスピンコート法によりコーテイングし着色被膜
を形成し、次いで、そのガラス基板をオーブンで80
℃、30分加熱した後、150℃、20分プリベーキン
グした。これに、ポジタイプのフォトレジストであるマ
イクロポジット1400−27(シープレイ・ファーイ
ースト社製 商品名)を用いてスピンコーターでコーテ
ィングし110℃で3分間熱処理して紫外線露光後、ア
ルカリ現像液MF−312で現像後セロソルブアセテー
トにディッピングしてフォトレジストを剥離し、200
℃で30分間加熱して緑色の着色パターンを得た。この
着色パターンの最大透過率波長533nmに於ける透過
率は78%であり、膜厚は1.0μmであった。
【0032】
【化6】
【0033】式(6)において、X2 は、オクタデシル
アンモニウムNH3 (CH2)17CH3 を表わし、Cu.
Pcは、銅フタロシアニン骨格を表す。こうして得られ
た緑色のカラーフィルターの耐光試験を実施例1と同様
に行ったところ、実施例1と同様に極めて優れた結果が
得られた。耐熱性についても同様であった。
【0034】式(6)で表した化合物は、以下の様にし
て合成した。通常の方法で合成された実施例1に於ける
式(4)の染料10.8部を純水300部に溶解した溶
液に、ドデシルアミンNH2 (CH2)17CH3 10部と
塩酸4.7部を純水300部に溶解した溶液300部を
添加し、50〜60℃で1時間攪拌後、固液分離し得ら
れた結晶を乾燥する事により得られる。
【0035】実施例3 ポリイミド前駆体溶液セミコファイン910(東レ社製
商品名)7部、メチルセロソルブ12部、式(7)で
表される染料0.66部、式(8)で表される染料0.
9部から成る着色ポリイミド樹脂溶液をガラス基板上に
スピンコート法によりコーティングし着色被膜を形成
し、次いでそのガラス基板をオーブンで80℃、30分
加熱した後に150℃、20分プリベークした。
【0036】これに、ポジタイプのフォトレジストであ
るマイクロポジット1400−27(シープレイ・ファ
ーイースト社製 商品名)を用いて、スピンコーターで
コーティングし110℃で3分間熱処理した紫外線露光
後、アルカリ現像液MF−312(シープレイファスト
社製)で現像した後、セロソルブアセテートにディッピ
ングして、フォトレジストを剥離後、200℃で30分
加熱し緑色の着色パターンを得た。この着色パターンの
最大透過率波長540nmに於ける透過率は、80%で
あり膜厚は0.98μmであった。
【0037】
【化7】
【0038】式(7)に於いてX3 は、NH3 CH2
2 CH2 CH3 を表しZn.Pcは亜鉛フタロシアニ
ン骨格を表す。
【0039】
【化8】
【0040】こうして得られた緑色のカラーフィルター
の耐光試験を実施例1と同様な方法で行ったところ、最
大吸収波長540nmの透過率は、露光前の80%が7
8%になったに過ぎず極めて優れた結果が得られた。
【0041】式(7)の染料は、通常の方法で合成され
た式(9)の染料10部を水300部に溶解した溶液
に、アミンNH2 CH2 (CH2)2 CH3 2.3部を塩
酸3.5部とからなる水溶液300部を添加し50〜6
0℃で1時間攪拌し、固液分離し得られた結晶を乾燥す
る事により得られる。式(8)の化合物は、通常の方法
で合成された式(10)の染料より、アミンとの反応に
より同様に得られる。
【0042】
【化9】
【0043】
【化10】
【0044】実施例4 実施例3に於いて、式(11)のニトロ化合物を使用す
る以外は、実施例3と同様にして緑色のカラーフィルタ
ーを得た。最大透過率の波長539nmに於ける透過率
は80%であり、実施例1と同様な耐光性試験を行った
ところ、耐光テスト後の最大透過率波長539nmに於
ける透過率は76%と極めて優れた結果が得られた。
【0045】
【化11】
【0046】(式(11)に於いて、X4 はNH(CH
2 CH2 OH)3を表す。)式(11)のニトロ化合物
は、通常の方法でつくられた式(12)のニトロ化合物
4.7部とトリエタノールアミン0.2部と塩酸0.2
部純水300部から成る溶液を、70℃で10時間、p
H7.2を保ちながら攪拌し得られる。
【0047】実施例5 ポジ型フォトレジストHunt256 Positive Photor
esist (Philips AHunt chemical Corporation)に実施
例1に於ける式(2)の染料6重量%、式(3)の染料
5重量%、並びにメタニトロフェノール2重量%を含む
着色樹脂液をガラス基板上にスピンコーターでコーティ
ングする事によって緑色の着色被膜を形成し、そのガラ
ス基板を、加熱したホットプレート上で、95℃で5分
間乾燥させ、次に、所定パターンを有するマスクを介し
て面照度7.5mw/cm2 のUV照射を45秒間行っ
た後、現像液H−427(Philips A Hunt chemicalCo
rporation)を用いて、120秒間の浸漬により行い純水
で40秒間すすぎ、次いでホットプレートで180℃、
3分間加熱し、緑色のカラーフィルターを得た。
【0048】この様にして得た緑色のカラーフィルター
の最大透過率の波長539nmに於ける透過率は81%
であり、膜厚は1.1μmであった。実施例1と同様な
方法で、耐光テストを行ったところ、耐光テスト後の最
大透過率波長539nmに於ける透過率は79%となり
極めて優れた耐光性が得られた。
【0049】実施例6 ポリイミド前駆体溶液セミコファイン910(東レ社製
商品名)7部、N−メチルピロリドン10部、式(1
2)で表される染料0.6部から成る着色ポリイミド樹
脂溶液をガラス基板上にスピンコート法によりコーティ
ングし着色被膜を形成し、次いで、そのガラス基板をオ
ーブンで80℃、30分加熱した後、150℃、20分
プリベークした。これに、ポジタイプのフォトレジスト
であるマイクロポジット1400−27(シープレイ、
ファーイースト社製 商品名)を用いてスピンコーター
でコーティングし110℃で3分間熱処理して紫外線露
光後、アルカリ現像液MF−312(シープレイファス
ト社製)を用いて現像した後、セロソルブアセテートに
ディッピングしてフォトレジストを剥離し赤色の着色パ
ターンを得た。
【0050】
【化12】
【0051】赤色着色部の分光透過率曲線を測定したと
ころ、450〜550nmの領域に於ける透過率は1%
以下で透過率50%を示す波長λT 50は597nmで
あった。膜厚は、0.65μmであり、好ましい薄膜が
得られた。実施例1に於ける方法と同一の方法により、
耐光、耐熱性のテストを行ったところ、最大吸収波長に
於ける低下率は、1%以下で優れた耐性を示した。
【0052】式(12)の染料は、以下の様にして合成
した。通常の方法で合成された式(13)の染料16部
を含む水溶液500部アミンNH2 1429 4.7
部、塩酸2.3部を含む水溶液200部を添加し、55
〜65℃で1時間攪拌後、固液分離し得られた結晶を固
液分離する事により得られる。
【0053】
【化13】
【0054】実施例7 ポジ型フォトレジストHunt256 Positive Photo
resist(Philips AHunt chemical Corporation)に、実
施例6に於ける式(12)の染料9重量%を含む着色樹
脂液をガラス基板上にスピンコーターでコーティングす
る事によって赤色の着色被膜を形成し、そのガラス基板
を加熱したホットプレート上で95℃5分間乾燥させ、
次に所定のパターンを有するマスクを介して、面照度
7.5mw/cm2 のUV照射を45秒行った。現像
は、H−427(Philips A Huntchemical Corporati
on) を用いて120秒間の浸漬により行い、純水で40
秒間すすぎ、次いでホットプレートで180℃、3分間
加熱し、実施例6と同様な赤色のカラーフィルターを得
た。この赤色のカラーフィルターの膜厚は0.65μm
であり、耐光性、耐熱性共に、実施例6と同様に優れて
いた。
【0055】実施例8 実施例6 に於いて式(12)で表わされる染料の代わり
に式(14)で表される染料0.5部を使用する以外は
実施例6と同じ方法により、青色の着色パターンを得
た。
【0056】
【化14】
【0057】青色着色部の分光透過率曲線を測定したと
ころ、450nmに於ける透過率は、78%であり、5
40nmに於ける透過率は2%であった。膜厚は0.6
2μmとなり、好ましい薄膜が得られた。実施例1に於
ける方法と同一の方法により、耐光、耐熱性のテストを
行ったところ、450nmに於ける透過率は、78%が
76%になったにすぎず優れた耐性を示した。
【0058】式(14)で表される染料は、式(15)
の染料11.6部を含む水溶液300部に、イソプロパ
ノールアミン1.7部、塩酸2.4部を含む水溶液20
0部を添加し、60〜70℃で、pH7.2を保ちなが
ら2時間攪拌後、固液分離し、固形分を乾燥し得られ
る。
【0059】
【化15】
【0060】実施例9 実施例7に於いて式(12)で表される染料の代わりに
式(16)の染料を用いる以外は、実施例7と同じ操作
を行い青色の着色パターンを得た。青色着色部の分光透
過率曲線を測定したところ、450nmに於ける透過率
は、77%であり、540nmに於ける透過率は5%で
あった。膜厚は0.65μmであった。実施例1と同一
の方法により耐光、耐熱性のテストを行ったところ、4
50nmに於ける透過率は77%が76%になったにす
ぎず、優れた耐性を示した。
【0061】
【化16】
【0062】式(16)の染料は、式(17)の染料1
3.8部を含む400部の水溶液に、n−プロピルアミ
ン1.3部と塩酸2.4部を含む水溶液200部を添加
し、55〜65℃で2時間攪拌後、固液分離し得られ
る。
【0063】
【化17】
【0064】実施例10 アーコケミカル製 SMA−2625、(スチレンマレ
イン酸共重合ハーフエステル体)10g、ジペンタエリ
スリトール、ヘキサアクリレート5g、2−ベンジル−
2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニ
ル)−ブタノン0.3g、2,4−ジエチルチオキサン
トン0.2g、エチルセロソルブアセテート33gから
なる溶液に、式(18)で表される染料6.5gを溶解
した溶液をガラス基板上にスピンコート法によりコーテ
ィングし着色被膜を形成し、100℃で5分間乾燥し
た。得られた塗膜上に10%ポリビニルアルコール水溶
液をスピンコーターにて塗布し、100℃で5分間乾燥
した。この様にして得られた塗膜を、所定のパターンを
有するマスクを介して面照度7.5mw/cm2 のUV
照射を20秒間行った後、100℃で15分間プリベイ
クした。その後、現像液である1%の炭酸ナトリウム水
溶液に1分間浸漬後、純水で40秒間すすぎ黒色のカラ
ーフィルターを得た。この様にして得た黒色のカラーフ
ィルターの最大透過率は0.1%であり、ブラックマス
ク用の優れたフイルターが得られた。
【0065】
【化18】
【0066】式(18)の染料は以下の様にして合成し
た。通常の方法で合成された式(19)の染料1.1部
を含む水溶液500部に、アミンNH2 1429 4.
7部、塩酸2.3部を含む水溶液200部を添加し、5
5〜65℃で1時間攪拌後、得られた結晶を固液分離す
る事により得られる。
【0067】
【化19】
【0068】
【発明の効果】熱硬化性樹脂溶液、又は光硬化性樹脂溶
液に染料を溶解した着色樹脂溶液から、つくられるカラ
ーフィルターが薄膜であり、かつ、耐熱、耐光性に優れ
ているものが得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂が、下記
    (1)式で示される対イオンで造塩された染料で着色さ
    れてなるカラーフィルター。 〔A〕+ (1) (式(1)に於いて、Aは1個の酸素原子によって中断
    されていてもよい直鎖又は分枝した炭素数1乃至18の
    アルキルアンモニウム、炭素数2乃至6のアルカノール
    アンモニウム又はシクロヘキシルアンモニウムを表
    す。)
  2. 【請求項2】熱硬化性樹脂又は光硬化性樹脂が請求項1
    に記載の式(1)で示される対イオンで造塩された含金
    属フタロシアニン染料、黄色染料及び/又は芳香族ニト
    ロ化合物で着色されてなるカラーフィルター。
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