JPH0533193Y2 - - Google Patents

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JPH0533193Y2
JPH0533193Y2 JP1988042366U JP4236688U JPH0533193Y2 JP H0533193 Y2 JPH0533193 Y2 JP H0533193Y2 JP 1988042366 U JP1988042366 U JP 1988042366U JP 4236688 U JP4236688 U JP 4236688U JP H0533193 Y2 JPH0533193 Y2 JP H0533193Y2
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JP
Japan
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head
hair
winding drum
hole
lower head
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JPH01147888U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、人形の頭髪の一部の長さを変更す
る装置に関する。
[従来技術とその欠点] 従来、人形の頭髪の長さを、遊戯者の操作によ
つて変化するようにした考案には、実公昭62−
9917号公報や実公昭49−8875号公報に記載のもの
が知られているが、前者のものは、背中の紐を引
き出すことにより頭髪を短くし、頭髪を引張るこ
とにより頭髪を長くし、摘みを背中の孔に差込む
ことにより頭髪の長さを固定するものであるた
め、引出された紐が人形遊びの邪魔となり、ある
いは指が紐に引掛つて摘みが抜け、紐が緩むため
頭髪の長さが勝手に変わるという問題がある。ま
た、後者のものは、人形の体内に設ける機構の構
造が複雑で、コストと取付け手間が増大するとい
う問題がある。
[解決しようとする技術課題] この考案は、上記従来技術に鑑み、人形に簡単
な構造を付加するだけで、簡単な操作により頭髪
の長さを変更できる人形の頭髪伸縮装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、この考案に係る頭
髪伸縮装置は、頭髪を植設した中空の頭部を、軟
質合成樹脂で上頭部と下頭部とに分割形成し、前
記下頭部の上面開口部に内向の環状突起を形成
し、かつ、前記下頭部の後頭部に内外を貫通する
孔を形成し、前記上頭部の下端部の外周には、外
向きに開口する環状溝を形成して、その環状溝に
前記下頭部の内向き環状突起を回転可能に弾性的
に嵌合し、前記上頭部の環状溝の下側に前記下頭
部の内向き環状突起の径よりも小さい径を有する
巻胴を一体に設けて、その巻胴に頭髪束の一端を
結合するとともに、その頭髪束を前記巻胴に巻取
り、前記巻胴に巻取られた頭髪束の他端を前記下
頭部の後頭部の孔から外側に引出してなることを
特徴としている。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため、この考案に係る頭
髪伸縮装置は、次の構成を有することを特徴とす
る。
(イ) 頭部を上頭部と下頭部に分割形成して、上頭
部の下部に下頭部内に収納可能な巻胴を設けて
いる。
(ロ) 前記巻胴を下頭部内に収納して回転自在に結
合してある。
(ハ) 前記巻胴に頭髪束の一端部を結合して、前記
上頭部の回転に伴つて前記頭髪束を巻き付け・
巻き戻し自在としてある。
(ニ) 前記頭髪束を前記下頭部に設けた孔から外部
に出入り自在に挿通してある。
[作用] 下頭部の孔から外部に出ている頭髪束を持つて
引くと、上頭部が下頭部に対して回転されて、頭
髪束が巻胴から巻き戻されて延出される。すなわ
ち、人形の頭髪の一部が伸長する。
その長さは、頭髪束の引き出し量により決ま
る。
また、上頭部を所定方向に回転すると、頭髪束
は巻胴に巻き取られる。従つて、下頭部の孔から
外部に延出していた頭髪束は孔内に引き込まれ
る。すなわち、人形の頭髪の一部が短縮する。
[この考案の実施例] 次に、この考案を図面に基いて説明する。
1は人形の頭部を上下二分割形成した場合の上
頭部であり、その凸面状の上半部2の外周面に
は、任意のヘアスタイルを有する通常の長さの頭
髪haが従来方法により植毛されている。そして、
下半部には中空の巻胴3が一体に成形されてい
る。
下頭部4は、軟質塩化ビニル樹脂で中空に成形
され、上面に開口部5を有している。また、背後
面には、上頭部の頭髪haと調和する長さの頭髪
hbが植毛されている。そして、この下頭部に、
開口部5から前記上頭部1の巻胴3を収納して回
転自在に結合するため、上頭部1の下面と巻胴3
の上部に形成した環状突起6との間に外向きの環
状溝7を形成し、下頭部の開口部に内向き環状突
起8を形成して、巻胴3を下頭部内に収納した
後、環状突起8の内径をその弾性により拡大して
前記溝7に嵌合し、内径を復帰させて、上頭部が
下頭部から外れることなく回転可能に結合されて
いる。
巻胴3は下頭部にも環状突起9を有し、上下一
対の環状突起の間に、後述される頭髪束Hの巻き
取り部が形成されている。そして、巻き取り部に
頭髪束の一端部が結合される。頭髪束を巻胴に接
着剤等で直接接合しても良い。
しかし、頭髪束Hの繊維の損傷時の交換を容易
にするため、図示の例のように、結合具10を用
いることが良い。この結合具10を巻胴3に着脱
自在に取付けるため、巻胴の巻き取り部に孔11
が設けてある。この孔は、下頭部4の背後部又は
側部などに設けた頭髪束の出入りのための孔12
と対応する高さに設けられている。
結合具10は、前記巻胴の孔11に押入して固
定される形状に形成された軸部10aとその軸部
の外側に頭髪束を挿通してその折り返し部におい
て止めるリング部10bを有し、上頭部1又は結
合具10の弾性変形により軸部10aを孔11に
押入して結合される。
頭髪束Hは、人形の頭髪と同材質で作られた長
繊維の束で構成され、結合具10のリング部10
bに挿通した後、ゴム輪13などで乱れないよう
に固定される。
このように結合具10に頭髪束Hを装着した
後、その頭髪束の先端を下頭部の孔12にその内
側から外側に通し、その結合具を上頭部1の巻胴
の孔11に押入して結合し、その巻胴3を下頭部
4内に開口部5から挿入すると同時に、上頭部の
溝7に下頭部の開口部の環状突起8を嵌合して、
上下の頭部を回転自在に結合して、人形の頭部を
完成する。
上頭部1を任意の方向に回転すると、頭髪束H
は巻胴3の巻き取り部に巻き取られて、孔12か
ら外部に延出している長さが短縮する。
上記の構成により、人形に取付けられている頭
部を手で押さえ、孔12から出ている長髪部分
(頭髪束H)を外に引くと、巻胴3が回転されて
頭髪束が巻き戻されるため、第1図に示すよう
に、その頭髪束の頭部外の長さが長くなる。
また、下頭部4を手で押さえ、上頭部1を所定
方向に回転すると、頭髪束Hが巻胴3に巻き取ら
れるため、孔12から外側に延出している長髪部
分が頭部内に引き込まれて短縮する。
このようにして頭髪束Hの引き出し量又は上頭
部の回転量の加減により、長髪部分を任意の長さ
とすることができる。
[この考案の効果] 上述のように、この考案によれば、頭部を上下
に分割形成し、上頭部には環状溝と巻胴を形成す
るだけ、下頭部には上面開口部に内向き環状突起
を後頭部に孔を設けるだけでよく、巻胴に頭髪束
の一端を結合して巻取り、他端を孔に挿通して上
頭部を下頭部に嵌合することにより、完成するの
で、構造が簡単で製造が容易であり、しかも、上
頭部と下頭部の相対回転により頭髪が短くなり、
頭髪を引張れば長くなるので、操作も非常に簡単
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る頭髪伸縮装置を備えた
頭部の外観を示す斜視図、第2図は内部の構造を
示す横断面図、第3図は全体の構造を示す分解斜
視図である。 1……上頭部、3……巻胴、4……下頭部、1
0……結合具、12……頭髪出入り用孔、H……
頭髪束。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 頭髪を植設した中空の頭部を軟質合成樹脂で
    上頭部と下頭部とに二分割形成するとともに、 (ロ) 前記下頭部の上面開口部に内向の環状突起を
    形成し、かつ、前記下頭部の後頭部に内外を貫
    通する孔を形成し、 (ハ) 前記上頭部の下端部の外周には、外向きに開
    口する環状溝を形成して、その環状溝に前記下
    頭部の内向き環状突起を回転可能に弾性的に嵌
    合し、 (ニ) 前記上頭部の環状溝の下側に前記下頭部の内
    向き環状突起の径よりも小さい径を有する巻胴
    を一体に設けて、その巻胴に頭髪束の一端を結
    合するとともに、その頭髪束を前記巻胴に巻取
    り、 (ホ) 前記巻胴に巻取られた頭髪束の他端を前記下
    頭部の後頭部の孔から外側に引出してなる、人
    形の頭髪伸縮装置。
JP1988042366U 1988-03-30 1988-03-30 Expired - Lifetime JPH0533193Y2 (ja)

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JP1988042366U JPH0533193Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988042366U JPH0533193Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01147888U JPH01147888U (ja) 1989-10-12
JPH0533193Y2 true JPH0533193Y2 (ja) 1993-08-24

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ID=31268776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988042366U Expired - Lifetime JPH0533193Y2 (ja) 1988-03-30 1988-03-30

Country Status (1)

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JP (1) JPH0533193Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498875U (ja) * 1972-04-24 1974-01-25
JPS629917U (ja) * 1985-07-02 1987-01-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498875U (ja) * 1972-04-24 1974-01-25
JPS629917U (ja) * 1985-07-02 1987-01-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01147888U (ja) 1989-10-12

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