JPH0532961B2 - - Google Patents

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JPH0532961B2
JPH0532961B2 JP16390885A JP16390885A JPH0532961B2 JP H0532961 B2 JPH0532961 B2 JP H0532961B2 JP 16390885 A JP16390885 A JP 16390885A JP 16390885 A JP16390885 A JP 16390885A JP H0532961 B2 JPH0532961 B2 JP H0532961B2
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JP
Japan
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circuit
thyristor
filter capacitor
gate
filter
Prior art date
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JP16390885A
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JPS6225801A (ja
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Hideki Sogihara
Hiroshi Inoe
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電気車走行制御装置用保護装置に
用いられるサイリスタ回路のゲート制御電源の電
圧低下時における内部素子及び回路の損傷を保護
するための手段に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図はサイリスタ回路を用いた従来の電気車
走行制御装置用保護装置を一部ブロツク図で示す
回路図である。図において、1は架線、2はこの
架線1に接触している集電器、3はフイルタリア
クトル、4はフイルタコンデンサであり、このフ
イルタリアクトル3とフイルタコンデンサ4とに
よりフイルタ回路4aを構成している。また、集
電器2と大地の間には、後述する遮断器10、フ
イルタリアクトル3及びフイルタコンデンサ4が
直列に接続されている。
5はフイルタコンデンサ4に直接接続されたサ
イリスタ回路、6はこのサイリスタ回路5につな
がれた負荷、7はサイリスタ回路5を制御するた
めのゲート制御回路、8はこのゲート制御回路7
に電源電圧を供給するための制御電源、9はこの
制御電源8の電圧低下を検出するための電圧低下
検知器である。なお、前述の遮断器10はサイリ
スタ回路5の保護用及び集電器2からの電源の
入・切用遮断器で、運転指令や、この電圧低下検
知器9の検出出力あるいは他の保護出力によりそ
のオン・オフ動作が制御されている。
次に動作について説明する。サイリスタ回路5
には、フイルタ回路4aを経て架線1より電力が
供給される。このフイルタ回路4aを経て平滑さ
れた電力はサイリスタ回路5で直流→直流変換又
は直流→交流変換され、モータや補助機器等の負
荷6に印加される。
このサイリスタ回路5を制御するゲート制御回
路7からは、電気車運転台(図示せせず)の指
令、あるいは負荷6の電気的状態に応じて、サイ
リスタ回路5のサイリスタ5aのゲートを制御す
るための信号が出力されて、サイリスタ回路5に
入力される。通常、サイリスタ回路5の動作中は
遮断器10はオン状態に保持されているが、例え
ば、制御電源8の電圧がサイリスタ回路5の動作
を保証し得る電圧以下の電圧に低下した場合に
は、電圧低下検知器9の検知出力によつて遮断器
10がオフ状態にされてサイリスタ回路5の保護
動作が行われる。
第4図は、制御電源8の電圧が低下した場合の
遮断器10の動作状態及びゲート制御回路7の出
力の状態を示す動作説明図である。すなわち、制
御電源8の電圧レベルが電圧低下検知器9の検知
レベル(閾値)以下となると、遮断器10がオフ
状態となり、制御電源8の電圧が更に低下すると
ゲート制御回路7からは誤ゲートパルスPnがサ
イリスタ回路5に印加された。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電気車走行制御装置用保護装置は以上の
様に構成されているので、電気車運転中、ゲート
制御回路7の制御電源8がサイリスタ回路5の動
作を保証する基準電圧以下となつた場合に、サイ
リスタ回路5に誤ゲートパルスPnが印加される
可能性が有り、フイルタコンデンサ4に直接接続
されたサイリスタ回路5はフイルタコンデンサ4
の残留電荷により通電されることがある。この場
合、サイリスタ回路5内のサイリスタ5a及び内
蔵回路に故障が発生するという問題点があつた。
この発明は、上記の様な問題点を解決するため
になされたもので、ゲート制御回路7の制御電源
8の電圧低下時に、サイリスタ回路5へ誤ゲート
パルスが与えられても、サイリスタ回路5を保護
できる電気車走行制御装置用保護装置を得ること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る電気車走行制御装置用保護装置
は、フイルタコンデンサ放電回路12aと、ゲー
ト回路11と、電圧低下検知器9とを有する電気
車走行制御装置用保護装置であつて、電気車は、
遮断器10を介して集電器2に接続されるフイル
タリアクトル3と、フイルタコンデンサ4とから
構成されたフイルタ回路4aと、制御電源8によ
つて駆動されるゲート制御回路7によつて制御さ
れるサイリスタ回路5と、負荷6とを有するもの
であり、フイルタコンデンサ放電回路12aは、
フイルタコンデンサ4に並列に接続され、抵抗1
2と、抵抗12に直列接続されたフイルタコンデ
ンサ電荷放電用サイリスタ13とから構成され、
フイルタコンデンサ電荷放電用サイリスタ13が
ゲート回路11によりオン、オフされるものであ
り、電圧低下検知器9は、制御電源8の電圧がサ
イリスタ回路5の動作保証値以下となつたことを
検知して遮断器10を開放し、かつ、ゲート回路
11に対し、フイルタコンデンサ電荷放電用サイ
リスタ13を点弧してフイルタコンデンサ4の残
留電荷を放電せしめるものである。
〔作用〕
この発明における電気車走行制御装置用保護装
置は、制御電源8の電圧低下を検知することによ
り、フイルタコンデンサ放電回路12aを動作さ
せ、この動作によりフイルタコンデンサ4の残留
電荷が放電されているため、制御電源8の電圧低
下時に、例えば該ゲートパルスが発生した場合で
も、サイリスタ回路5にはフイルタコンデンサ4
からの電流が流れず、サイリスタ回路5内の素子
及び回路は保護される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図において、1は架線、2は集電器、3
はフイルタリアクトル、4はフイルタコンデンサ
であり、このフイルタリアクトル3とフイルタコ
ンデンサ4とによりフイルタ回路4aを構成して
いる。5はこのフイルタコンデンサ4に直接接続
されたサイリスタ回路、12aはこのフイルタコ
ンデンサ4に並列に接続されると共に抵抗12及
びフイルタコンデンサ電荷放電用サイリスタ13
の直列体からなるフイルタコンデンサ放電回路、
6はこのサイリスタ回路5につながれたモータ等
の負荷、7はこのサイリスタ回路5を制御するた
めのゲート制御回路、8はこのゲート制御回路7
に電源を供給するための制御電源、9はこの制御
電源8の電圧低下を検出するための電圧低下検知
器、10は前記集電器2とフイルタリアクトル3
との間に接続されたサイリスタ回路5の保護用及
び集電器2からの電源の入・切を行うための遮断
器で、運転指令や、この電圧低下検知器9からの
制御信号あるいは他の保護信号によりそのオン・
オフ動作が制御されている。11は前記電圧低下
検知器9の出力を受けて前記フイルタコンデンサ
電荷放電用サイリスタ13を点弧するためのゲー
ト回路である。
次に、動作について説明する。電気車運転中に
ゲート制御回路7の制御電源8の電圧が正常なゲ
ート回路動作を保証できる電圧以下に低下したと
き、電圧低下検知器9が動作しその検知出力によ
り遮断器10を開放すると共に、ゲート回路11
にゲートパルス出力指令信号を与える。これによ
り、フイルタコンデンサ4の残留電荷はフイルタ
コンデンサ電荷放電用サイリスタ13と抵抗12
で決まる時定数で放電し、フイルタコンデンサ4
の電圧は零となる。いま、さらに制御電源8の電
圧が低下し、ゲート制御回路7がサイリスタ回路
5に対し誤つたゲートパルスを印加しても、フイ
ルタコンデンサ4の電圧はすでに零まで低下して
いるためサイリスタ回路5に電流は流れず、サイ
リスタ回路5内の回路及びサイリスタ素子の損傷
及び故障を未然に防止することが出来る。
第2図は、制御電源8の電圧が低下した時にお
けるフイルタコンデンサ4の電圧、遮断器10の
動作状態を示したものである。すなわち、前記制
御電源8の電圧レベルが電圧低下検知器9の検知
レベル(閾値)以下となると、遮断器10がオフ
状態となると共に、この遮断器10がオフとなつ
た時点で、フイルタコンデンサ4の端子間電圧も
零となる。従つて、ゲート制御回路7から誤パル
スPnが発生したとしても、サイリスタ回路5に
は通電されず、サイリスタ回路5内のサイリスタ
が損傷を受けることはない。
なお、上記実施例では、別に設けられた保護サ
イリスタを設けているか、従来のサイリスタ回路
内に内蔵して設けられているフイルタコンデンサ
電圧過電圧抑制用サイリスタ(図示せず)を流用
しても全く同等の効果が得られる。
又、上記実施例ではすべてサイリスタを回路素
子として説明したが、他の電力変換素子を用いて
も同等の効果が得られることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は、フイルタコンデン
サ放電回路12aと、ゲート回路11と、電圧低
下検知器9とを有する電気車走行制御装置用保護
装置であつて、電気車は、遮断器10を介して集
電器2に接続されるフイルタリアクトル3と、フ
イルタコンデンサ4とから構成されたフイルタ回
路4aと、制御電源8によつて駆動されるゲート
制御回路7によつて制御されるサイリスタ回路5
と、負荷6とを有するものであり、フイルタコン
デンサ放電回路12aは、フイルタコンデンサ4
に並列に接続され、抵抗12と、抵抗12に直列
接続されたフイルタコンデンサ電荷放電用サイリ
スタ13とから構成され、フイルタコンデンサ電
荷放電用サイリスタ13がゲート回路11により
オン、オフされるものであり、電圧低下検知器9
は、制御電源8の電圧がサイリスタ回路5の動作
保証値以下となつたことを検知して遮断器10を
開放し、かつ、ゲート回路11に対し、フイルタ
コンデンサ電荷放電用サイリスタ13を点弧して
フイルタコンデンサ4の残留電荷を放電せしめる
ものであるので、制御電源電圧低下時にゲート制
御回路7から誤パルスが発生しても、サイリスタ
回路5内のサイリスタ素子及び回路を安全に保護
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電気車走行制
御装置用保護装置を示すブロツク図、第2図は第
1図のブロツク回路の動作を示す動作説明図、第
3図は従来の電気車走行制御装置用保護装置を示
すブロツク回路図、第4図は第3図のブロツク回
路の動作を示す動作説明図である。 4はフイルタコンデンサ、5はサイリスタ回
路、7はゲート制御回路、8は制御電源、9は電
圧低下検知器、11はゲート回路、12aはフイ
ルタコンデンサ放電回路、12は抵抗、13はフ
イルタコンデンサ電荷放電用サイリスタである。
なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイルタコンデンサ放電回路12aと、ゲー
    ト回路11と、電圧低下検知器9とを有する電気
    車走行制御装置用保護装置であつて、 電気車は、遮断器10を介して集電器2に接続
    されるフイルタリアクトル3と、フイルタコンデ
    ンサ4とから構成されたフイルタ回路4aと、制
    御電源8によつて駆動されるゲート制御回路7に
    よつて制御されるサイリスタ回路5と、負荷6と
    を有するものであり、 フイルタコンデンサ放電回路12aは、フイル
    タコンデンサ4に並列に接続され、抵抗12と、
    抵抗12に直列接続されたフイルタコンデンサ電
    荷放電用サイリスタ13とから構成され、フイル
    タコンデンサ電荷放電用サイリスタ13がゲート
    回路11によりオン、オフされるものであり、 電圧低下検知器9は、制御電源8の電圧がサイ
    リスタ回路5の動作保証値以下となつたことを検
    知して遮断器10を開放し、かつ、ゲート回路1
    1に対し、フイルタコンデンサ電荷放電用サイリ
    スタ13を点弧してフイルタコンデンサ4の残留
    電荷を放電せしめるものである。 電気車走行制御装置用保護装置。
JP16390885A 1985-07-26 1985-07-26 電気車走行制御装置用保護装置 Granted JPS6225801A (ja)

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JPS6225801A JPS6225801A (ja) 1987-02-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2600755Y2 (ja) * 1991-06-25 1999-10-25 株式会社田口製作所 多面体スピーカ・キャビネット及びその連結吊下装置
JP4934959B2 (ja) * 2004-12-02 2012-05-23 日産自動車株式会社 インバータ制御装置
JP5464851B2 (ja) * 2008-12-16 2014-04-09 三菱電機株式会社 インバータ装置

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