JPH05328545A - スイッチギヤ - Google Patents
スイッチギヤInfo
- Publication number
- JPH05328545A JPH05328545A JP4122403A JP12240392A JPH05328545A JP H05328545 A JPH05328545 A JP H05328545A JP 4122403 A JP4122403 A JP 4122403A JP 12240392 A JP12240392 A JP 12240392A JP H05328545 A JPH05328545 A JP H05328545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main circuit
- female
- switchgear
- unit
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/0354—Gas-insulated switchgear comprising a vacuum switch
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/005—Electrical connection between switchgear cells
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/01—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with resin casing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/662—Housings or protective screens
- H01H33/66207—Specific housing details, e.g. sealing, soldering or brazing
- H01H2033/6623—Details relating to the encasing or the outside layers of the vacuum switch housings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/666—Operating arrangements
- H01H2033/6665—Details concerning the mounting or supporting of the individual vacuum bottles
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B1/00—Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
- H02B1/56—Cooling; Ventilation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Trip Switchboards (AREA)
- Patch Boards (AREA)
- Contacts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外形が小形で保守が容易なスイッチギヤを得
る。 【構成】箱体10の中間部に設けた隔壁10ａの後部にケー
ブル室11を設け、隔壁10ａの前部には上下に複数の主回
路機器室を設ける。各主回路機器室の後部の隔壁10ａに
は、上下に雌側断路部を設け、各主回路機器の後部には
雄側断路部を形成する。雌側断路部には、絶縁層29の軸
心に中心導体28を埋設し、雄側断路部には、先端が中心
導体28に嵌合し、後端が真空バルブ19の固定側と可動側
に接続された接続導体22を設ける。雌側断路部と雄側断
路部の間には、シリコーンゲル層30を挿入する。
る。 【構成】箱体10の中間部に設けた隔壁10ａの後部にケー
ブル室11を設け、隔壁10ａの前部には上下に複数の主回
路機器室を設ける。各主回路機器室の後部の隔壁10ａに
は、上下に雌側断路部を設け、各主回路機器の後部には
雄側断路部を形成する。雌側断路部には、絶縁層29の軸
心に中心導体28を埋設し、雄側断路部には、先端が中心
導体28に嵌合し、後端が真空バルブ19の固定側と可動側
に接続された接続導体22を設ける。雌側断路部と雄側断
路部の間には、シリコーンゲル層30を挿入する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、とくに主回路電気機器
を三相分一体に絶縁成形したスイッチギヤに関する。
を三相分一体に絶縁成形したスイッチギヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】受配電設備に設置された従来のスイッチ
ギヤの右側面図を図７に示す。図７において、外周を軟
鋼板で囲まれた箱体１の内部は、隔壁２で前後に区画さ
れ、この隔壁２の前方に遮断器室１ａを、後方に母線室
１ｂを形成している。このうち、遮断器室１ａには、真
空遮断器３が収納され、隔壁２には、絶縁スペーサ９が
上下に取り付けられている。真空遮断器３の後部の主回
路導体は、絶縁スペーサ９の前側端子にそれぞれ接続さ
れている。
ギヤの右側面図を図７に示す。図７において、外周を軟
鋼板で囲まれた箱体１の内部は、隔壁２で前後に区画さ
れ、この隔壁２の前方に遮断器室１ａを、後方に母線室
１ｂを形成している。このうち、遮断器室１ａには、真
空遮断器３が収納され、隔壁２には、絶縁スペーサ９が
上下に取り付けられている。真空遮断器３の後部の主回
路導体は、絶縁スペーサ９の前側端子にそれぞれ接続さ
れている。
【０００３】一方、母線室１ｂの天井部には、断路器４
Ａが、断路棒４ａを前後方向にして三相分取り付けら
れ、母線室１ｂの底部にも、断路器４Ａと同形式・同定
格の断路器４Ｂが三相分取り付けられている。このう
ち、断路器４Ａの前側の端子部は、Ｌ字形の接続導体８
で上側の絶縁スペーサ９の後部端子に接続され、断路器
４Ｂの前側の端子部は、同じくＬ字形の接続導体８で下
側の絶縁スペーサ９の後部端子に接続されている。
Ａが、断路棒４ａを前後方向にして三相分取り付けら
れ、母線室１ｂの底部にも、断路器４Ａと同形式・同定
格の断路器４Ｂが三相分取り付けられている。このう
ち、断路器４Ａの前側の端子部は、Ｌ字形の接続導体８
で上側の絶縁スペーサ９の後部端子に接続され、断路器
４Ｂの前側の端子部は、同じくＬ字形の接続導体８で下
側の絶縁スペーサ９の後部端子に接続されている。
【０００４】母線室１ｂの後壁には、がいし６を介して
母線５が紙面直交方向に設けられ、この母線５は、接続
導体８で断路器４Ａの後部端子に接続されている。母線
室１ｂの床面後部には、ピット１ｃからケーブル７が立
ち上げられ、このケーブル７の上端のケーブルヘッド７
ａは、接続導体８で断路器４Ｂの後部端子に接続されて
いる。
母線５が紙面直交方向に設けられ、この母線５は、接続
導体８で断路器４Ａの後部端子に接続されている。母線
室１ｂの床面後部には、ピット１ｃからケーブル７が立
ち上げられ、このケーブル７の上端のケーブルヘッド７
ａは、接続導体８で断路器４Ｂの後部端子に接続されて
いる。
【０００５】遮断器室１ａと母線室１ｂには、六フッ化
硫黄ガス（以下、ＳＦ6 ガスという）が封入され、この
ＳＦ6 ガスの封入で、母線室１ｂの断路器４Ａ，４Ｂや
母線５の相間及び接地金属間の絶縁距離の縮小による、
箱体１の小形化と設置床面積の縮小化が図られている。
硫黄ガス（以下、ＳＦ6 ガスという）が封入され、この
ＳＦ6 ガスの封入で、母線室１ｂの断路器４Ａ，４Ｂや
母線５の相間及び接地金属間の絶縁距離の縮小による、
箱体１の小形化と設置床面積の縮小化が図られている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成されたスイッチギヤにおいては、断路器４Ａ，４Ｂ
による無負荷時の充電電流の遮断時に発生する微弱なア
ークでＳＦ6 ガスが分解して、分解ガスが生成し、断路
器４Ａ，４Ｂや母線５の絶縁部に使われているエポキシ
樹脂の表面を侵すおそれがある。すると、断路器４Ａ，
４Ｂや母線５の対接地間の耐電圧特性が低下し、設備の
長期に亘る稼働中にコロナ放電によるトラッキングが進
展して接地事故になるおそれがある。
構成されたスイッチギヤにおいては、断路器４Ａ，４Ｂ
による無負荷時の充電電流の遮断時に発生する微弱なア
ークでＳＦ6 ガスが分解して、分解ガスが生成し、断路
器４Ａ，４Ｂや母線５の絶縁部に使われているエポキシ
樹脂の表面を侵すおそれがある。すると、断路器４Ａ，
４Ｂや母線５の対接地間の耐電圧特性が低下し、設備の
長期に亘る稼働中にコロナ放電によるトラッキングが進
展して接地事故になるおそれがある。
【０００７】そのため、箱体１には、分解ガスを吸着す
る吸着装置を取り付ける方法も採られているが、この方
法も吸着剤を定期的に取り換えなければならないので、
保守がめんどうになる。また、一部の電気機器で事故が
発生すると、事故の部分で発生したアークで、近接した
電気機器にも事故が波及するおそれもある。一方、ＳＦ
6 ガスは、不平等電界では極端に耐電圧特性が低下する
ので、断路器４Ａ，４Ｂの充電部の露出部分の角部は曲
率半径を大きくしなければならない。すると、製作に時
間がかかるだけでなく、電気機器の外形が大きくなるお
それもある。そこで、第１，第２の発明の目的は、外形
を小形化することができ、保守も容易なスイッチギヤを
得ることである。また、第３の発明の目的は、外形を小
形化することができ、事故の波及・拡大を防ぐことので
きるスイッチギヤを得ることである。
る吸着装置を取り付ける方法も採られているが、この方
法も吸着剤を定期的に取り換えなければならないので、
保守がめんどうになる。また、一部の電気機器で事故が
発生すると、事故の部分で発生したアークで、近接した
電気機器にも事故が波及するおそれもある。一方、ＳＦ
6 ガスは、不平等電界では極端に耐電圧特性が低下する
ので、断路器４Ａ，４Ｂの充電部の露出部分の角部は曲
率半径を大きくしなければならない。すると、製作に時
間がかかるだけでなく、電気機器の外形が大きくなるお
それもある。そこで、第１，第２の発明の目的は、外形
を小形化することができ、保守も容易なスイッチギヤを
得ることである。また、第３の発明の目的は、外形を小
形化することができ、事故の波及・拡大を防ぐことので
きるスイッチギヤを得ることである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、主回路機
器が収納された機器室が箱体内に上下多段に設けられ、
機器室の後部に主回路機器が接続・断路される断路部が
設けられたスイッチギヤにおいて、機器室を主回路系統
順に配置し、主回路機器を固体絶縁で三相分一体に成形
したことを特徴とする。
器が収納された機器室が箱体内に上下多段に設けられ、
機器室の後部に主回路機器が接続・断路される断路部が
設けられたスイッチギヤにおいて、機器室を主回路系統
順に配置し、主回路機器を固体絶縁で三相分一体に成形
したことを特徴とする。
【０００９】また、第２の発明は、主回路機器が収納さ
れた機器室が箱体内に上下多段に設けられ、機器室の後
部に主回路機器が接続・断路される断路部が設けられた
スイッチギヤにおいて、機器室を主回路系統順に配置
し、主回路機器を固体絶縁で三相分一体に成形するとと
もに、断路部を、雌形絶縁層の軸心に雌側接触部を形成
した雌側断路部と、雄形絶縁層の軸心に雌形接触部を形
成した雄側断路部で構成したことを特徴とする。
れた機器室が箱体内に上下多段に設けられ、機器室の後
部に主回路機器が接続・断路される断路部が設けられた
スイッチギヤにおいて、機器室を主回路系統順に配置
し、主回路機器を固体絶縁で三相分一体に成形するとと
もに、断路部を、雌形絶縁層の軸心に雌側接触部を形成
した雌側断路部と、雄形絶縁層の軸心に雌形接触部を形
成した雄側断路部で構成したことを特徴とする。
【００１０】さらに、第３の発明は、固体絶縁で三相分
一体化した主回路電気機器を主回路系統順に密着隣接
し、この主回路電気機器の隣接部に、中心導体が埋設さ
れ雄雌形絶縁層を形成した連結部を設けてなるスイッチ
ギヤである。
一体化した主回路電気機器を主回路系統順に密着隣接
し、この主回路電気機器の隣接部に、中心導体が埋設さ
れ雄雌形絶縁層を形成した連結部を設けてなるスイッチ
ギヤである。
【００１１】
【作用】第１，第２の発明においては、固体絶縁で各主
回路機器の相間及び対接地電位間は短縮され、そのため
外形は小形化され、保守・点検は、対象部分だけの点検
・交換が可能となる。
回路機器の相間及び対接地電位間は短縮され、そのため
外形は小形化され、保守・点検は、対象部分だけの点検
・交換が可能となる。
【００１２】また、第３の発明においては、固体絶縁で
各主回路機器の相間及び対接地電位間は短縮され、その
ため外形は小形化され、万一、事故が発生しても、他の
主回路機器への事故の波及・拡大は阻止される。
各主回路機器の相間及び対接地電位間は短縮され、その
ため外形は小形化され、万一、事故が発生しても、他の
主回路機器への事故の波及・拡大は阻止される。
【００１３】
【実施例】以下、第１，第２の発明のスイッチギヤの一
実施例を図面を参照して説明する。図１は、第１，第２
の発明のスイッチギヤの左側面図を示す。
実施例を図面を参照して説明する。図１は、第１，第２
の発明のスイッチギヤの左側面図を示す。
【００１４】図１において、箱体10の内部は隔壁10ａで
前後に区画され、この隔壁10ａの後部はケーブル室11、
隔壁10ａの前部は上下４段に形成された機器室となって
いる。各機器室の前端には、前面扉10ｂがそれぞれ取り
付けられ、内部には、図示しない引出レールが取り付け
られている。各機器室の内部には、上段から後述する一
体注型成形絶縁形の断路器12、同じく一体注型成形絶縁
形の真空遮断器13、断路器12と同形の断路器14と、同じ
く一体注型成形絶縁形の変成器ユニット15が車輪17と図
示しない引出レールによってそれぞれ引出自在に収納さ
れている。
前後に区画され、この隔壁10ａの後部はケーブル室11、
隔壁10ａの前部は上下４段に形成された機器室となって
いる。各機器室の前端には、前面扉10ｂがそれぞれ取り
付けられ、内部には、図示しない引出レールが取り付け
られている。各機器室の内部には、上段から後述する一
体注型成形絶縁形の断路器12、同じく一体注型成形絶縁
形の真空遮断器13、断路器12と同形の断路器14と、同じ
く一体注型成形絶縁形の変成器ユニット15が車輪17と図
示しない引出レールによってそれぞれ引出自在に収納さ
れている。
【００１５】一方、ケーブル室11には、隔壁10ａに、詳
細後述する断路部９が各機器室の後端に貫設されてい
る。最上段の機器室の上段の断路部９と、最下段の機器
室の下段の断路部９の後端には、箱体10の設置床から立
ち上げられた高圧架橋ポリエチレンケーブル16（以下、
ケーブルという）が接続されている。上下に隣接する各
機器室の上下に隣接した断路部９は、略Ｕ字形に曲げら
れた短いケーブル18で接続され、この結果、上下４段に
収納された断路器12，真空遮断器13，断路器14及び変成
器ユニット15は、第３の発明で後述する図４（ｂ）の主
回路単線結線図に示すように、直列に接続されている。
細後述する断路部９が各機器室の後端に貫設されてい
る。最上段の機器室の上段の断路部９と、最下段の機器
室の下段の断路部９の後端には、箱体10の設置床から立
ち上げられた高圧架橋ポリエチレンケーブル16（以下、
ケーブルという）が接続されている。上下に隣接する各
機器室の上下に隣接した断路部９は、略Ｕ字形に曲げら
れた短いケーブル18で接続され、この結果、上下４段に
収納された断路器12，真空遮断器13，断路器14及び変成
器ユニット15は、第３の発明で後述する図４（ｂ）の主
回路単線結線図に示すように、直列に接続されている。
【００１６】図２は、このうち真空遮断器13の主要部を
示す縦断面図である。図２において、可動側ユニット13
ａには、略筒状のエポキシ樹脂製の絶縁円筒部が紙面直
交方向に３箇所形成された絶縁筒20が載置され、下端の
フランジで固定されている。この絶縁筒20には、図２に
おいて左側に突き出て図１で示した断路部９の雄側とな
る絶縁層27が上下に形成され、この絶縁層27には、接地
導体22があらかじめ埋設されている。
示す縦断面図である。図２において、可動側ユニット13
ａには、略筒状のエポキシ樹脂製の絶縁円筒部が紙面直
交方向に３箇所形成された絶縁筒20が載置され、下端の
フランジで固定されている。この絶縁筒20には、図２に
おいて左側に突き出て図１で示した断路部９の雄側とな
る絶縁層27が上下に形成され、この絶縁層27には、接地
導体22があらかじめ埋設されている。
【００１７】絶縁筒20には、真空バルブ19が収納され、
この真空バルブ19の周りと、絶縁筒20の内部には、硬化
剤の混合比が少ない軟質エポキシ樹脂21が充填され、真
空バルブ19の上端の端板には、接続導体22の後端がボル
ト23で固定されている。真空バルブ19の下端の可動側通
電軸の下端には、図示しない平面図では環状となる接触
環24が取り付けられ、この接触環24の左端には、下側の
接続導体22の後端が接続されている。接触環24には、絶
縁操作ロッド25の上端が貫通して可動側通電軸に接続さ
れ、この絶縁操作ロッド25の図示しない下端は、可動ユ
ニット13ａに取り付けられた図示しない操作機構に連結
されている。
この真空バルブ19の周りと、絶縁筒20の内部には、硬化
剤の混合比が少ない軟質エポキシ樹脂21が充填され、真
空バルブ19の上端の端板には、接続導体22の後端がボル
ト23で固定されている。真空バルブ19の下端の可動側通
電軸の下端には、図示しない平面図では環状となる接触
環24が取り付けられ、この接触環24の左端には、下側の
接続導体22の後端が接続されている。接触環24には、絶
縁操作ロッド25の上端が貫通して可動側通電軸に接続さ
れ、この絶縁操作ロッド25の図示しない下端は、可動ユ
ニット13ａに取り付けられた図示しない操作機構に連結
されている。
【００１８】図３は、断路部９の詳細を示す縦断面図で
ある。図３において、図１に示す隔壁10ａの各断路部９
に形成されたフランジ31のケーブル室側には、略凸字状
の断路部９の雌側がボルト32で固定されている。この断
路部９の雌側は、エポキシ樹脂で注型成形された略凸字
状の絶縁層29と、この絶縁層29の外周に形成された薄い
接地層33と、絶縁層29の先端に注型で形成された導電性
ゴムでなる環状の電界緩和層35と、絶縁層29の内部の軸
心に埋め込まれた接続導体28と、絶縁層29の右側に円錐
台状に形成された開口部に、右側から挿着されたシリコ
ーンゲル層30で構成されている。
ある。図３において、図１に示す隔壁10ａの各断路部９
に形成されたフランジ31のケーブル室側には、略凸字状
の断路部９の雌側がボルト32で固定されている。この断
路部９の雌側は、エポキシ樹脂で注型成形された略凸字
状の絶縁層29と、この絶縁層29の外周に形成された薄い
接地層33と、絶縁層29の先端に注型で形成された導電性
ゴムでなる環状の電界緩和層35と、絶縁層29の内部の軸
心に埋め込まれた接続導体28と、絶縁層29の右側に円錐
台状に形成された開口部に、右側から挿着されたシリコ
ーンゲル層30で構成されている。
【００１９】このうち、絶縁層29には、あらかじめ中心
導体28が埋め込まれ、この中心導体28の左右は管状にな
っていて、このうち、右側の管状部の内周には、溝が形
成され、この溝には、環状の接触環36が挿入され、この
接触環36には、接続導体22の先端の雄側接触部22ａが嵌
合している。一方、中心導体28の左側の環状部には、ケ
ーブル18の芯線18ａが挿入されて、かしめられ、電界緩
和層35の外側に出たケーブル18の外周には接地層34が形
成されている。
導体28が埋め込まれ、この中心導体28の左右は管状にな
っていて、このうち、右側の管状部の内周には、溝が形
成され、この溝には、環状の接触環36が挿入され、この
接触環36には、接続導体22の先端の雄側接触部22ａが嵌
合している。一方、中心導体28の左側の環状部には、ケ
ーブル18の芯線18ａが挿入されて、かしめられ、電界緩
和層35の外側に出たケーブル18の外周には接地層34が形
成されている。
【００２０】このように、断路部９と、主回路機器とな
る断路器12，14、真空遮断器13及び変成器ユニット15が
構成されたスイッチギヤにおいては、各主回路機器は、
エポキシ樹脂の注型成形で外周を三相分、又、計器用変
流器、計器用変圧器も覆われているので、外形を小形化
することができる。また、各断路部９は、雄側と雌側の
間にシリコーンゲル層を気密に介在させることで、各主
回路機器の断路位置から接続位置への挿入動作で押圧さ
れ、接地金属板となるフランジ31間と各相間の耐電圧特
性を上げることができる。
る断路器12，14、真空遮断器13及び変成器ユニット15が
構成されたスイッチギヤにおいては、各主回路機器は、
エポキシ樹脂の注型成形で外周を三相分、又、計器用変
流器、計器用変圧器も覆われているので、外形を小形化
することができる。また、各断路部９は、雄側と雌側の
間にシリコーンゲル層を気密に介在させることで、各主
回路機器の断路位置から接続位置への挿入動作で押圧さ
れ、接地金属板となるフランジ31間と各相間の耐電圧特
性を上げることができる。
【００２１】また、各主回路機器やケーブル18は、単独
に取付、取外しができるので、保守・点検が容易で、必
要な部分だけを短時間に交換することができる。更に、
ケーブル18の外周には接地層18が、絶縁層29の外周には
接地層33がそれぞれ形成されているので、受配電設備の
長期に亘る稼働期間中の塵埃の付着に対しても、絶縁特
性の低下を防ぐことができる。なお、保守・点検時に、
主回路機器を交換するときには、シリコーンゲル層30も
前方から外して、新しい予備品に交換することで、雌側
及び雄側の絶縁層29，27との密着性を再現することがで
きる。
に取付、取外しができるので、保守・点検が容易で、必
要な部分だけを短時間に交換することができる。更に、
ケーブル18の外周には接地層18が、絶縁層29の外周には
接地層33がそれぞれ形成されているので、受配電設備の
長期に亘る稼働期間中の塵埃の付着に対しても、絶縁特
性の低下を防ぐことができる。なお、保守・点検時に、
主回路機器を交換するときには、シリコーンゲル層30も
前方から外して、新しい予備品に交換することで、雌側
及び雄側の絶縁層29，27との密着性を再現することがで
きる。
【００２２】次に、図４（ａ）は、第３の発明のスイッ
チギヤを示す正面図である。図４（ａ）において、スイ
ッチギヤは、外周をエポキシ樹脂で注型成形され左右上
下にフランジ部47ａが形成されたケーブルヘッドユニッ
ト40と、このケーブルヘッドユニット40の上部に積み重
ねられ同じく外周をエポキシ樹脂で３台の断路器が一体
に注型成形されケーブルヘッドユニット40と同形状の断
路器ユニット41と、この断路器ユニット41の上部に重ね
られ３本の真空バルブがエポキシ樹脂で一体に注型成形
された真空遮断器42と、この真空遮断器42の上部に重ね
られた断路器ユニット41と同形状の断路器ユニット43
と、この断路器ユニット43の上部に重ねられ計器用変圧
器１台と計器用変流器２台がエポキシ樹脂で注型成形さ
れた変成器ユニット44と、この変成器ユニット44の上部
に取り付けられた３本の母線ユニット45で構成されてい
る。図４（ｂ）は、図４（ａ）のように構成されたスイ
ッチギヤの主回路単線結線図を示し、母線ユニット45側
が電源側で、ケーブルヘッドユニット40（注；単線結線
図での符号ＣＨｄ）側が負荷側である。
チギヤを示す正面図である。図４（ａ）において、スイ
ッチギヤは、外周をエポキシ樹脂で注型成形され左右上
下にフランジ部47ａが形成されたケーブルヘッドユニッ
ト40と、このケーブルヘッドユニット40の上部に積み重
ねられ同じく外周をエポキシ樹脂で３台の断路器が一体
に注型成形されケーブルヘッドユニット40と同形状の断
路器ユニット41と、この断路器ユニット41の上部に重ね
られ３本の真空バルブがエポキシ樹脂で一体に注型成形
された真空遮断器42と、この真空遮断器42の上部に重ね
られた断路器ユニット41と同形状の断路器ユニット43
と、この断路器ユニット43の上部に重ねられ計器用変圧
器１台と計器用変流器２台がエポキシ樹脂で注型成形さ
れた変成器ユニット44と、この変成器ユニット44の上部
に取り付けられた３本の母線ユニット45で構成されてい
る。図４（ｂ）は、図４（ａ）のように構成されたスイ
ッチギヤの主回路単線結線図を示し、母線ユニット45側
が電源側で、ケーブルヘッドユニット40（注；単線結線
図での符号ＣＨｄ）側が負荷側である。
【００２３】これらの各ユニットは、後述する各主回路
中心導体の雄雌嵌合部でそれぞれ接続され、左右に形成
されたフランジ部47ａで互いに固定され、設置床に設置
された図示しない取付ベースには、ケーブルヘッドユニ
ット40の下端のフランジ部47ａで固定される。また、真
空遮断器42の後部と断路器ユニット41，43の背面には、
図示しない操作部がそれぞれ取り付けられている。
中心導体の雄雌嵌合部でそれぞれ接続され、左右に形成
されたフランジ部47ａで互いに固定され、設置床に設置
された図示しない取付ベースには、ケーブルヘッドユニ
ット40の下端のフランジ部47ａで固定される。また、真
空遮断器42の後部と断路器ユニット41，43の背面には、
図示しない操作部がそれぞれ取り付けられている。
【００２４】図５は、このうち真空遮断器42の縦断面拡
大詳細図を示す。図５において、各真空バルブ46の筒部
の外周には、ウレタンゴム製の電界緩和層51が形成さ
れ、真空バルブ46の可動側通電軸の下端には操作管50が
接続されている。この操作管50には、可撓導体49ａの上
端が接続されている。この可撓導体49ａの下端は、下部
中心導体49の上端に嵌合し、この下部中心導体49の下端
は、後述する雄側接続部となっている。
大詳細図を示す。図５において、各真空バルブ46の筒部
の外周には、ウレタンゴム製の電界緩和層51が形成さ
れ、真空バルブ46の可動側通電軸の下端には操作管50が
接続されている。この操作管50には、可撓導体49ａの上
端が接続されている。この可撓導体49ａの下端は、下部
中心導体49の上端に嵌合し、この下部中心導体49の下端
は、後述する雄側接続部となっている。
【００２５】真空バルブ51の固定側には、固定側中心導
体54Ａの下端が接続され、この固定側中心導体54Ａの上
端は、詳細を図６で後述するように、略チューリップ状
の接続電極48となって図６で後述する雌側接続部の一部
を形成している。外周を電界緩和層51で覆われた各真空
バルブ46は、エポキシ樹脂の注型で形成された絶縁層47
に一体に埋め込まれている。
体54Ａの下端が接続され、この固定側中心導体54Ａの上
端は、詳細を図６で後述するように、略チューリップ状
の接続電極48となって図６で後述する雌側接続部の一部
を形成している。外周を電界緩和層51で覆われた各真空
バルブ46は、エポキシ樹脂の注型で形成された絶縁層47
に一体に埋め込まれている。
【００２６】図６は、真空遮断器42の上端の１相分の雌
側接続部と断路器ユニット43の下端の１相分の雄側接続
部を示す拡大詳細図である。図６において、固定側中心
導体54Ａの上端の接続電極48の軸心には、小径の接続棒
が突き出ていて、外周には環状の電界緩和部55ａが形成
されている。これらの外周の絶縁層47には、接続電極48
の接続棒を軸心とする逆円錐状の凹部が形成されてい
る。接続電極48の周りの絶縁層47の外周には、薄い接地
層60が形成され、上述した凹部の上端外周には、あらか
じめ電界緩和リング57が埋め込まれている。
側接続部と断路器ユニット43の下端の１相分の雄側接続
部を示す拡大詳細図である。図６において、固定側中心
導体54Ａの上端の接続電極48の軸心には、小径の接続棒
が突き出ていて、外周には環状の電界緩和部55ａが形成
されている。これらの外周の絶縁層47には、接続電極48
の接続棒を軸心とする逆円錐状の凹部が形成されてい
る。接続電極48の周りの絶縁層47の外周には、薄い接地
層60が形成され、上述した凹部の上端外周には、あらか
じめ電界緩和リング57が埋め込まれている。
【００２７】雌側接続部には、真空遮断器42の上面に重
ねられた断路器ユニット43の雄側接続部が嵌合してい
る。この雄側接続部には、下方に突き出た逆円錐台状の
絶縁層52の軸心に、断路器ユニット43の負荷側中心導体
54Ｂがあらかじめ埋設されている。この負荷側中心導体
54Ｂの下端には管状部が形成され、この管状部の内周に
は一対の接触環56が挿入され、この接触環56を介して、
真空遮断器42の固定側中心導体54Ａは断路器ユニット43
の負荷側中心導体54Ｂに接続されている。
ねられた断路器ユニット43の雄側接続部が嵌合してい
る。この雄側接続部には、下方に突き出た逆円錐台状の
絶縁層52の軸心に、断路器ユニット43の負荷側中心導体
54Ｂがあらかじめ埋設されている。この負荷側中心導体
54Ｂの下端には管状部が形成され、この管状部の内周に
は一対の接触環56が挿入され、この接触環56を介して、
真空遮断器42の固定側中心導体54Ａは断路器ユニット43
の負荷側中心導体54Ｂに接続されている。
【００２８】絶縁層52の外周にも接地層60が形成され、
円錐台状の基部外周には、電界緩和リング57があらかじ
め埋設され、断路器ユニット43の下端の円錐台状凸部
と、真空遮断器42の上端の円錐台状凹部の間には、ＥＰ
ゴムにシリコーンゲルが塗布された逆円錐台状で管状の
絶縁層59が上から挿入されている。
円錐台状の基部外周には、電界緩和リング57があらかじ
め埋設され、断路器ユニット43の下端の円錐台状凸部
と、真空遮断器42の上端の円錐台状凹部の間には、ＥＰ
ゴムにシリコーンゲルが塗布された逆円錐台状で管状の
絶縁層59が上から挿入されている。
【００２９】図４に示す断路器41，43及びケーブルヘッ
ドユニット40と変成器ユニット44の上端にも、図６の下
半分で示す雌側接続部が形成され、同様に、真空遮断器
42、断路器ユニット41，43及びケーブルヘッドユニット
40と変成器ユニット44の下端にも、図６の上半分に示す
雄側接続部が形成されている。
ドユニット40と変成器ユニット44の上端にも、図６の下
半分で示す雌側接続部が形成され、同様に、真空遮断器
42、断路器ユニット41，43及びケーブルヘッドユニット
40と変成器ユニット44の下端にも、図６の上半分に示す
雄側接続部が形成されている。
【００３０】このようにケーブルヘッドユニット40、断
路器ユニット41，43、真空遮断器42と変成器ユニット44
の積み重ねで構成されたスイッチギヤにおいては、各ユ
ニットは、エポキシ樹脂の注型成形で一体に覆われてい
るので、各ユニットの外形を小形化することができ、ス
イッチギヤ全体の外形を減らすことができる。また、各
ユニットの接続は、各ユニットの積み重ねによる雄雌形
接続部の嵌合で連結することができ、各接続部の絶縁層
の接触面には、シリコーンゲルを塗布したＥＰゴムが、
上下に形成されたフランジ部47ａを締め付けることで密
着するので、対接地電位間と相間の耐電圧特性を長期に
亘って維持することができる。
路器ユニット41，43、真空遮断器42と変成器ユニット44
の積み重ねで構成されたスイッチギヤにおいては、各ユ
ニットは、エポキシ樹脂の注型成形で一体に覆われてい
るので、各ユニットの外形を小形化することができ、ス
イッチギヤ全体の外形を減らすことができる。また、各
ユニットの接続は、各ユニットの積み重ねによる雄雌形
接続部の嵌合で連結することができ、各接続部の絶縁層
の接触面には、シリコーンゲルを塗布したＥＰゴムが、
上下に形成されたフランジ部47ａを締め付けることで密
着するので、対接地電位間と相間の耐電圧特性を長期に
亘って維持することができる。
【００３１】また、各ユニットは、エポキシ樹脂で覆わ
れているので、万一、一つのユニットに事故が発生して
も、他のユニットに波及するおそれがない。更に、事故
が発生したユニットを取り換えるときには、そのユニッ
トだけを取り換えればよく、ＳＦ6 ガス絶縁のスイッチ
ギヤのように、ガスの封入のための空気との置換は要ら
ないので、短時間に作業を終えることができる。更に、
エポキシ樹脂の絶縁層の外周には、接地層が形成されて
いるので、設置後の塵埃などの付着にも、長期に亘って
絶縁特性を維持することができる。
れているので、万一、一つのユニットに事故が発生して
も、他のユニットに波及するおそれがない。更に、事故
が発生したユニットを取り換えるときには、そのユニッ
トだけを取り換えればよく、ＳＦ6 ガス絶縁のスイッチ
ギヤのように、ガスの封入のための空気との置換は要ら
ないので、短時間に作業を終えることができる。更に、
エポキシ樹脂の絶縁層の外周には、接地層が形成されて
いるので、設置後の塵埃などの付着にも、長期に亘って
絶縁特性を維持することができる。
【００３２】なお、上記実施例においては、上下のユニ
ット雄雌嵌合部を、上側のユニットの下部を雄側とし、
下側のユニットの上部を雌側とした例で説明したが、逆
にしてもよい。また、上下に重ねた例で説明したが、横
に並べてもよい。
ット雄雌嵌合部を、上側のユニットの下部を雄側とし、
下側のユニットの上部を雌側とした例で説明したが、逆
にしてもよい。また、上下に重ねた例で説明したが、横
に並べてもよい。
【００３３】
【発明の効果】以上、第１の発明によれば、主回路機器
が収納された機器室が箱体内に上下多段に設けられ、機
器室の後部に主回路機器が接続・断路される断路部が設
けられたスイッチギヤにおいて、機器室を主回路系統順
に配置し、主回路機器を固体絶縁で三相分一体に成形す
ることで、固体絶縁で各主回路機器の相間及び対接地電
位間を短縮し、外形を小形化し、保守・点検を、対象部
分だけ点検・交換が可能としたので、外形を小形化する
ことができ、保守の容易なスイッチギヤを得ることがで
きる。
が収納された機器室が箱体内に上下多段に設けられ、機
器室の後部に主回路機器が接続・断路される断路部が設
けられたスイッチギヤにおいて、機器室を主回路系統順
に配置し、主回路機器を固体絶縁で三相分一体に成形す
ることで、固体絶縁で各主回路機器の相間及び対接地電
位間を短縮し、外形を小形化し、保守・点検を、対象部
分だけ点検・交換が可能としたので、外形を小形化する
ことができ、保守の容易なスイッチギヤを得ることがで
きる。
【００３４】また、第２の発明によれば、主回路機器が
収納された機器室が箱体内に上下多段に設けられ、機器
室の後部に主回路機器が接続・断路される断路部が設け
られたスイッチギヤにおいて、機器室を主回路系統順に
配置し、主回路機器を固体絶縁で三相分一体に成形する
とともに、断路部を、雌形絶縁層の軸心に雌側接触部を
形成した雌側断路部と、雄形絶縁層の軸心に雌形接触部
を形成した雄側断路部で構成することで、固体絶縁で各
主回路機器の相間及び対接地電位間を短縮し、外形を小
形化し、保守・点検を、対象部分だけ点検・交換が可能
としたので、外形を小形化することができ、保守の容易
なスイッチギヤを得ることができる。
収納された機器室が箱体内に上下多段に設けられ、機器
室の後部に主回路機器が接続・断路される断路部が設け
られたスイッチギヤにおいて、機器室を主回路系統順に
配置し、主回路機器を固体絶縁で三相分一体に成形する
とともに、断路部を、雌形絶縁層の軸心に雌側接触部を
形成した雌側断路部と、雄形絶縁層の軸心に雌形接触部
を形成した雄側断路部で構成することで、固体絶縁で各
主回路機器の相間及び対接地電位間を短縮し、外形を小
形化し、保守・点検を、対象部分だけ点検・交換が可能
としたので、外形を小形化することができ、保守の容易
なスイッチギヤを得ることができる。
【００３５】さらに、第３の発明によれば、固体絶縁で
三相分一体化した主回路電気機器を主回路系統順に密着
隣接し、この主回路電気機器の隣接部に、中心導体が埋
設され雄雌形絶縁層を形成した連結部を設けることで、
固体絶縁で各主回路機器の相間及び対接地電位間を短縮
し、外形を小形化し、万一の事故発生時には、他の主回
路機器への波及を阻止したので、外形を小形化し、事故
の拡大を抑えることのできるスイッチギヤを得ることが
できる。
三相分一体化した主回路電気機器を主回路系統順に密着
隣接し、この主回路電気機器の隣接部に、中心導体が埋
設され雄雌形絶縁層を形成した連結部を設けることで、
固体絶縁で各主回路機器の相間及び対接地電位間を短縮
し、外形を小形化し、万一の事故発生時には、他の主回
路機器への波及を阻止したので、外形を小形化し、事故
の拡大を抑えることのできるスイッチギヤを得ることが
できる。
【図１】第１，第２の発明のスイッチギヤの一実施例を
示す側面図。
示す側面図。
【図２】第１，第２の発明のスイッチギヤの部分拡大縦
断面図。
断面図。
【図３】第１，第２の発明のスイッチギヤの要部を示す
部分拡大縦断面図。
部分拡大縦断面図。
【図４】第３の発明のスイッチギヤの一実施例を示す図
で、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）の主回路単線結線
図。
で、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）の主回路単線結線
図。
【図５】第３の発明のスイッチギヤの一実施例を示す部
分拡大図。
分拡大図。
【図６】第３の発明のスイッチギヤの要部を示す部分詳
細図。
細図。
【図７】従来のスイッチギヤの一例を示す右側面図。
10…箱体、11…ケーブル室、12，14…断路器、13…真空
遮断器、15…変成器ユニット、16，18…ケーブル、19…
真空バルブ、20…絶縁筒。
遮断器、15…変成器ユニット、16，18…ケーブル、19…
真空バルブ、20…絶縁筒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０２Ｂ 1/20 Ｃ (72)発明者 正木 信男 東京都府中市東芝町１番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 永田 恭文 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 和久 恵二 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内
Claims (3)
- 【請求項１】 主回路機器が収納された機器室が箱体内
に上下多段に設けられ、前記機器室の後部に前記主回路
機器が接続・断路される断路部が設けられたスイッチギ
ヤにおいて、前記機器室を主回路系統順に配置し、前記
主回路機器を固体絶縁で三相分一体に成形したことを特
徴とするスイッチギヤ。 - 【請求項２】 断路部を、雌形絶縁層の軸心に雌側接触
部を形成した雌側断路部と、雄形絶縁層の軸心に雌形接
触部を形成した雄側断路部で構成したことを特徴とする
請求項１記載のスイッチギヤ。 - 【請求項３】 固体絶縁で三相分一体化した主回路電気
機器を主回路系統順に密着隣接し、この主回路電気機器
の隣接部に、中心導体が埋設され雄雌形絶縁層を形成し
た連結部を設けてなるスイッチギヤ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122403A JPH05328545A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | スイッチギヤ |
| EP93105408A EP0570688B1 (en) | 1992-05-15 | 1993-04-01 | Switch gear |
| DE69308631T DE69308631T2 (de) | 1992-05-15 | 1993-04-01 | Schaltgerät |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122403A JPH05328545A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | スイッチギヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05328545A true JPH05328545A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14834937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4122403A Pending JPH05328545A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | スイッチギヤ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0570688B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05328545A (ja) |
| DE (1) | DE69308631T2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002184274A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-28 | Toshiba Corp | 真空遮断器 |
| JP2008228467A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Toshiba Corp | 電気機器の接続装置 |
| JP2008258021A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Toko Electric Corp | 樹脂モールド真空バルブ |
| JP2008259262A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 開閉装置 |
| JP2009118617A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Meidensha Corp | 開閉装置 |
| CN104022453A (zh) * | 2014-06-11 | 2014-09-03 | 尹铁军 | 一种固体绝缘敞开式开关绝缘罩及开关设备 |
| KR101471847B1 (ko) * | 2013-02-26 | 2014-12-10 | 인텍전기전자 주식회사 | 인입/인출형 고체절연 개폐장치 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG99391A1 (en) * | 1999-04-19 | 2003-10-27 | Mitsubishi Electric Corp | Switch gear and special-height metal closed type switch gear |
| CN1224153C (zh) * | 2001-04-20 | 2005-10-19 | 费尔腾和古伊勒奥梅股份公司 | 母线连接装置 |
| JP4247009B2 (ja) * | 2002-03-06 | 2009-04-02 | 株式会社東芝 | スイッチギヤ |
| WO2003081737A1 (de) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Feststoffisolierte elektrische schaltanlage |
| WO2003088441A1 (en) * | 2002-04-12 | 2003-10-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Metal closed type distributor |
| TWI251847B (en) * | 2003-12-26 | 2006-03-21 | Hitachi Ltd | Vacuum switchgear system and kit for system |
| EP2071687A1 (en) * | 2007-12-10 | 2009-06-17 | ABB Technology AG | Medium-voltage or high-voltage switchgear assembly |
| CN202221877U (zh) * | 2011-01-28 | 2012-05-16 | Abb技术有限公司 | 用于气体绝缘的开关设备中的构件的联结的装置 |
| DE102011077835A1 (de) * | 2011-06-20 | 2012-12-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Trennschalteinrichtung |
| DE102017210934A1 (de) * | 2017-06-28 | 2019-01-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Isolatoranordnung sowie Montageverfahren zur Herstellung einer Isolatoranordnung |
| CN117374797B (zh) * | 2023-10-25 | 2024-06-14 | 海变电力设备有限公司 | 一种环保气体绝缘开关柜 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1161624B (de) * | 1960-07-05 | 1964-01-23 | Wickmann Werke Ag | Schaltanlagen fuer Mittelspannungen nach dem Baukastenprinzip |
| DE1440163B2 (de) * | 1961-03-30 | 1970-07-09 | Siemens AG, 1000 Berlin u. 8000 München | Nach dem Baukastenprinzip aus mehreren Isolierstoffgehäusen aufgebaute elektrische Verteilung |
| DE7208566U (de) * | 1972-03-07 | 1972-08-10 | Sachsenwerk Licht U Kraft Ag | Gießharzgekapselte Schaltstation |
| DE7301690U (de) * | 1973-01-18 | 1973-09-13 | Licentia Gmbh | Schrank oder Gestellaufbau zur Auf nähme von Baugruppentragern |
| DE3331616A1 (de) * | 1983-09-01 | 1985-04-04 | Wevelsiep, Wilhelm, 5100 Aachen | Anschlusseinheit zum zusammenschalten miteinander korrespondierender elektrischer geraete |
| FR2576718A1 (fr) * | 1985-01-25 | 1986-08-01 | Thomson Csf | Fiche pour connecteur etanche resistant a la pression |
| DE3619789C1 (en) * | 1986-06-12 | 1987-12-17 | Pfisterer Elektrotech Karl | Connecting device which can be connected to a bolt |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4122403A patent/JPH05328545A/ja active Pending
-
1993
- 1993-04-01 EP EP93105408A patent/EP0570688B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-01 DE DE69308631T patent/DE69308631T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002184274A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-28 | Toshiba Corp | 真空遮断器 |
| JP2008228467A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Toshiba Corp | 電気機器の接続装置 |
| JP2008259262A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 開閉装置 |
| JP2008258021A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Toko Electric Corp | 樹脂モールド真空バルブ |
| JP2009118617A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Meidensha Corp | 開閉装置 |
| KR101471847B1 (ko) * | 2013-02-26 | 2014-12-10 | 인텍전기전자 주식회사 | 인입/인출형 고체절연 개폐장치 |
| CN104022453A (zh) * | 2014-06-11 | 2014-09-03 | 尹铁军 | 一种固体绝缘敞开式开关绝缘罩及开关设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69308631T2 (de) | 1997-07-31 |
| EP0570688A3 (ja) | 1994-01-26 |
| DE69308631D1 (de) | 1997-04-17 |
| EP0570688A2 (en) | 1993-11-24 |
| EP0570688B1 (en) | 1997-03-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05328545A (ja) | スイッチギヤ | |
| US7075778B2 (en) | Hybrid gas-insulated switchgear | |
| US20190280466A1 (en) | Interchangeable Switchgear Modules and Related Systems | |
| WO2000021108A1 (fr) | Interrupteur sous vide et appareillage de commutation sous vide utilisant l'interrupteur sous vide | |
| CA2145456A1 (en) | Metal-enclosed gas-insulated switching installation | |
| AU2013201084A1 (en) | Functional measuring group for a medium-voltage distribution substation | |
| US4379957A (en) | Modular "Y"-type enclosure elements for gas insulated substations | |
| US8462485B2 (en) | Switchgear for underground electric power distribution line | |
| JPS62193024A (ja) | 高電圧メタルクラツド電気設備 | |
| JP3672568B2 (ja) | 密閉形中圧開閉設備 | |
| KR20060119402A (ko) | 에폭시 몰딩 절연형 지중 배선 선로용 다회로 개폐기 및차단기 | |
| JP3623333B2 (ja) | 受変電設備装置 | |
| WO2003088441A1 (en) | Metal closed type distributor | |
| JPH08340610A (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| KR100974006B1 (ko) | 진공차단기에 변류애자가 설치된 수배전반 | |
| US7692113B2 (en) | Switch assembly | |
| JP2000197221A (ja) | ガス絶縁３相密閉形開閉装置 | |
| JPH0622420A (ja) | スイッチギヤ | |
| JPH09162041A (ja) | ガス絶縁変圧器 | |
| JPH09233628A (ja) | 避雷装置 | |
| JPH08242513A (ja) | スイッチギヤ、電気機器 | |
| JPH0654418A (ja) | スイッチギヤ | |
| JPH06265580A (ja) | ガス絶縁開閉装置の全電圧遮断試験装置 | |
| EP3671972B1 (en) | Connection apparatus for a medium voltage switchgear compartment | |
| JPH0715813A (ja) | ガス絶縁開閉装置 |