JPH05328135A - 画像伸長装置 - Google Patents

画像伸長装置

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JPH05328135A
JPH05328135A JP12474892A JP12474892A JPH05328135A JP H05328135 A JPH05328135 A JP H05328135A JP 12474892 A JP12474892 A JP 12474892A JP 12474892 A JP12474892 A JP 12474892A JP H05328135 A JPH05328135 A JP H05328135A
Authority
JP
Japan
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image
signal
pixels
data
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP12474892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneo Watanabe
金雄 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、画像の伸張動作中に伸張を失敗し
たことを判別することができる画像伸長装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 画像データの一定の画素数が圧縮されるごと
にマーカー信号が挿入された画像圧縮データのマーカー
信号を検出する検出手段1と、上記画像圧縮データを伸
長し上記画像データを出力する伸長手段を備えた画像伸
長装置において、上記画像データの上記マーカー信号間
の画素数を表すパルス列11を発生するパルス発生手段
7と、上記検出手段7で上記マーカー信号を検出する
と、伸長動作の終了に同期させて同期信号12を発生さ
せる同期信号発生手段8と、上記同期信号12が入力さ
れるまで上記パルス列11をカウントするカウント手段
9と、上記パルス列11のカウント値と上記一定の画素
数を比較して伸長動作が正常であるか否かを判断する判
断手段10を備えた画像伸長装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを圧縮・伸
長する画像伸長装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像データの効能率な圧縮伸長方法とし
て、2次元離散コサイン変換およびハフマン符号化を用
いたものが提案されている。この方法で画像データの圧
縮および伸長を行う専用プロセッサーとしては、例え
ば、JPEG画像圧縮プロセッサーCL550A(映像
情報1990年7月P47〜P52記載)があり、通
常、この種のプロセッサーを用いて画像データの圧縮お
よび伸長が行われている。
【0003】図2は画像データと画像ブロックの関係を
示す図であり、図3は画像データの圧縮および伸長のア
ルゴリズム、図4は2次元DCTの具体例を示す図、図
5はハフマン符号化の具体例を示す図、図6は各画像ブ
ロックの画像圧縮データ列を示す図、図7はマーカー信
号を挿入した画像圧縮データを示す図である。
【0004】これらの図を用いて、従来の圧縮伸長方法
を説明する。
【0005】まず、画像データの輝度例えばYデータ、
色差例えばPbデータ、Prデータごとに、画像データ
をそれぞれ8×8画素の画像ブロックに分割する。即ち
Yデータを8×8画素の画像ブロックに分割し、Pbデ
ータを8×8画素の画像ブロックに分割し、Prデータ
を8×8画素の画像ブロックに分割する(図2)。
【0006】画像データを圧縮する場合、8×8画素の
画像ブロックに分割されたYデータ、Pbデータ、Pr
データの各々が、画像ブロックごとに2次元離散コサイ
ン変換(以後2次元DCT)され、空間周波数に分解さ
れる。8×8画素の画像ブロックは2次元DCTが行わ
れ、8×8個のDCT係数のブロックに変換される。こ
のDCT係数は量子化テーブルを用いて量子化される
(図3)。この量子化によって、一般的な画像の高周波
領域の値はほぼ”0”になる。量子化された後、ハフマ
ンテーブルを用いて出現確率の高いDCT係数から短い
符号を割り当てるハフマン符号化を行う。また画像ブロ
ックの終了を表すEOB(例えば、Yデータは101
0、Pbデータ及びPrデータは00)を付けて、1個
の画像ブロックに対するハフマン符号化を終了する。
【0007】この結果、図6に示すような画像圧縮デー
タが得られる。この画像圧縮データは、DC係数、AC
係数、EOBの順に並んでいる。
【0008】画像データを伸長する場合、ハフマンテー
ブルを用いて画像圧縮データを逆ハフマン符号化し、さ
らに量子化テーブルを用いて逆量子化し、逆2次元DC
Tが行われ、画像データが得られる(図3)。
【0009】8×8画素の画像ブロックは、2次元DC
Tが行われると水平方向周波数、垂直方向周波数を軸と
する8×8個のDCT係数に変換される(図4)。この
ブロックの左上は直流(DC)係数で、残りの63個は
交流(AC)係数である。一般的に画像データは2次元
DCTが行われると低周波成分の値は大きく、高周波成
分の値は小さい傾向にある。
【0010】2次元DCTが行われると、DC係数の値
とAC係数の低周波成分の値は大きく、高周波成分の値
は小さくなる。これらを量子化すると高周波成分はほと
んど”0”になる。なかでもDC係数はかなり大きな値
であるため、DC係数とAC係数ではハフマン符号化の
方式が異なる。
【0011】DC係数のハフマン符号化はDPCM(差
分パルスコード変調)を利用する。まずDPCM処理を
リセットし、一番目の画像ブロックのDC係数を初期値
とし、次に前の画像ブロックのDC係数との差を順次と
っていき、DC係数用のハフマンテーブルを用いて初期
値と差分をハフマン符号化する(図5)。尚、Yデータ
とPbデータ及びPrデータではハフマンテーブルは異
なる。
【0012】AC係数のハフマン符号化は、AC係数の
高周波成分に多く存在する”0”を連続して並べるた
め、低周波成分から高周波成分へと順に並び換えるジグ
ザグスキャンを行う。”0”をランレングスとしてカウ
ントし、隣り合った”0”でない値と”0”のランレン
グスの組をグループ化し、このグループをAC係数用の
ハフマンテーブルを用いてハフマン符号化する(図
5)。尚、YデータとPbデータ及びPrデータではハ
フマンテーブルは異なる。
【0013】また、次のような圧縮伸長方法も提案され
ている。図7のように画像データの中に一定の画像ブロ
ックごとにマーカー信号を挿入して一定の画像ブロック
ごとのグループ化を行い、このグループごとに上記2次
元DCT、量子化、ハフマン符号化を行い、グループご
とに独立した画像圧縮データを作成する。グループの独
立に関わるDC係数のハフマン符号化について説明する
と、マーカー信号直後にDPCM処理をリセットして、
マーカー信号直後の画像ブロックのDC係数を初期値
し、次の画像ブロックからはDC係数の差分を順次と
り、初期値と差分をハフマン符号化する。これによりグ
ループは独立したハフマン符号になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧縮伸長方法で
は、画像圧縮データを伸長するときに1ビットでも間違
うと、伸長された画像データが元の画像データと著しく
異なったり、また伸張された画像データの画素数が変化
するという問題があった。例えば、画像圧縮データを伸
長するときに1ビット間違え、この間違えたビットを含
む前後4ビットの符号列が、偶然にも、EOB(例え
ば、Yデータは1010、Pbデータ及びPrデータは
00)と同じになってしまったら、このEOBをもって
画像ブロックの終了とみなされる。
【0015】またマーカー信号を挿入した画像圧縮伸長
方法においても、伸長動作の失敗が及ぼす影響範囲をグ
ループ内に限定するだけで、画素数が変化することは避
けられないという問題があった。
【0016】さらにモニターに表示された画像を見ない
と伸張を失敗したことが分からないといった問題があ
る。
【0017】この発明は、上記問題を解決し、伸長動作
の失敗時に変化する画素数を調べることで、画像圧縮デ
ータの伸長動作中に伸長を失敗したことを判別すること
ができる画像伸長装置を提供するを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の画像伸長装置
は、画像データの一定の画素数が圧縮されるごとにマー
カー信号が挿入された画像圧縮データのマーカー信号を
検出する検出手段と、上記画像圧縮データを伸長し上記
画像データを出力する伸長手段を備えた画像伸長装置に
おいて、上記画像データの上記マーカー信号間の画素数
を表すパルス列を発生するパルス発生手段と、上記検出
手段で上記マーカー信号を検出すると、伸長動作の終了
に同期させて同期信号を発生させる同期信号発生手段
と、上記同期信号が入力されるまで上記パルス列をカウ
ントするカウント手段と、上記パルス列のカウント値と
上記一定の画素数を比較して伸長動作が正常であるか否
かを判断する判断手段を備えたものである。
【0019】
【作用】この発明は、画像データの一定の画素数が圧縮
されるごとにマーカー信号が挿入された画像圧縮データ
を伸長し、出力された上記画像データの上記マーカー信
号間の画素数を表すパルス列を発生し、上記マーカー信
号を検出すると、伸長動作の終了に同期させて同期信号
を発生させ、上記同期信号が入力されるまで上記パルス
列をカウントし、上記パルス列のカウント値と上記一定
の画素数を比較して伸長動作が正常であるか否かを判断
する。
【0020】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。1はマーカー信号判別部、2は逆符号化部、3は逆
量子化部、4は逆2次元DCT変換部、5は画像再構成
部、6は画像出力部、7はパルス発生部、8は同期信号
発生部、9は画素ブロックカウント部、10は判断部で
ある。
【0021】画像圧縮データは、上述したように、画像
データをY信号、Pb信号、Pr信号ごとに、それぞれ
8×8画素の画像ブロックに分割され(図2)、各信号
毎に2次元DCTされ(図4)、量子化され、ハフマン
符号化されて(図5)、生成されている。この画像圧縮
データには、図7に示す如く、例えば50ブロック×6
4画素=3200画素といった画像データの一定の画像
ブロックが圧縮されるごとにマーカー信号が含まれてい
る。この画像圧縮データがマーカー信号判別部1に入力
され、マーカー信号判別部1では3200画素に対応す
る画像圧縮データ部分とマーカー信号が判別される。
【0022】逆符号化部2、逆量子化部3、逆2次元D
CT変換部4、画像再構成部5、画像出力部6で伸長装
置が構成される。3200画素に対応する画像圧縮デー
タ部分がマーカー信号判別部に入力されると画像圧縮デ
ータ部分であると判別され、1つの画像ブロックに対応
する画像圧縮データごとに逆符号化部2で逆ハフマン符
号化され、その後、逆量子化部3で逆量子化される。逆
量子化は下記の式(1)に基づいて行われる。次に逆2
次元DCT変換部5で下記の式(2)に基づいた逆2次
元DCT変換が行われる。また、逆ハフマン符号化部
2、逆量子化部3、逆2次元DCT変換部4では、それ
ぞれ図3の逆ハフマン符号化、逆量子化、逆2次元DC
T変換が行われ、上述したように動作する。
【0023】
【数1】
【0024】逆2次元DCT変換後得られた画像データ
は、画像再構成部5で、Y信号、Pb信号、Pr信号の
各信号を1画素ごとに8ビットでまとめられる。画像出
力部6では1画素ごとに8ビットにまとめられた画像デ
−タが出力される。
【0025】画像再構成部5で一画素ごとにまとめられ
たYデータ、Pbデータ、Prデータを受けて、パルス
発生部7では、画素数をパルス列で表す画素パルス信号
11を画素ブロックカウント部9に対して出力する。ま
た、これは画像出力部6に含まれていてもよい。
【0026】3200画素に対応する画像圧縮データ部
分がマーカー信号判別部1に入力される場合は、以上の
ような伸長動作を行う。
【0027】これに対してマーカー信号が入力されると
マーカー信号判別部1でマーカー信号が入力されたこと
が検知され、同期信号発生部8にこのことが知らされ
る。同期信号発生部8では、知らせを受けたマーカー信
号の手前までの3200画素に対応する画像圧縮データ
部分が、逆符号化部2、逆量子化部3、逆2次元DCT
変換部4、画像再構成部5での各処理を終えるのが監視
される。この3200画素に対応する画像圧縮データ部
分の伸長動作が終了すると、その終了のタイミングに同
期した同期信号12が画素ブロックカウント部9に対し
て出力される。
【0028】画素ブロックカウント部9では、この同期
信号12を受けるまで、画素パルス信号11のカウント
が行われる。
【0029】あらかじめ画像圧縮データ内にマーカー信
号が3200画素ごとに挿入されているため、判断部1
0では、画素ブロックカウント部9のカウント値が32
00と等しいかが判断され、これを受けて正常信号また
は誤り信号が出力される。これらの一連の処理がマーカ
ー信号で区切られた3200画素に対応する画像圧縮デ
ータ部分ごとに繰り返し行われ、伸長される。
【0030】
【発明の効果】この発明により、一定の画素数ごとに伸
長動作をチェックできるため、伸長後、モニタに表示さ
れた画像を見なくても伸長動作中に伸長動作が正常か否
かを判断することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】画像データと画像ブロックの関係を示す図であ
る。
【図3】画像圧縮および伸長のアルゴリズムを示す図で
ある。
【図4】2次元DCTの具体例を示す図である。
【図5】ハフマン符号化の具体例を示す図である。
【図6】各画像ブロックの画像圧縮データ列を示す図で
ある。
【図7】マーカー信号を挿入した画像圧縮データを示す
図である。
【符号の説明】
1 マーカー信号判別部 2 逆符号化部 3 逆量子化部 4 逆2次元DCT変換部 5 画像再構成部 6 画像出力部 7 パルス発生部 8 同期信号発生部 9 画素ブロックカウント部 10 判断部 11 画素パルス信号 12 同期信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの一定の画素数が圧縮される
    ごとにマーカー信号が挿入された画像圧縮データのマー
    カー信号を検出する検出手段と、上記画像圧縮データを
    伸長し上記画像データを出力する伸長手段を備えた画像
    伸長装置において、 上記画像データの上記マーカー信号間の画素数を表すパ
    ルス列を発生するパルス発生手段と、上記検出手段で上
    記マーカー信号を検出すると、伸長動作の終了に同期さ
    せて同期信号を発生させる同期信号発生手段と、上記同
    期信号が入力されるまで上記パルス列をカウントするカ
    ウント手段と、上記パルス列のカウント値と上記一定の
    画素数を比較して伸長動作が正常であるか否かを判断す
    る判断手段を備えた画像伸長装置。
JP12474892A 1992-05-18 1992-05-18 画像伸長装置 Pending JPH05328135A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12474892A JPH05328135A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 画像伸長装置

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JP12474892A JPH05328135A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 画像伸長装置

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JP12474892A Pending JPH05328135A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 画像伸長装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005043915A1 (ja) * 2003-10-31 2005-05-12 Kddi Media Will Corporation 映像解析装置及び映像障害検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005043915A1 (ja) * 2003-10-31 2005-05-12 Kddi Media Will Corporation 映像解析装置及び映像障害検出装置
US7561622B2 (en) 2003-10-31 2009-07-14 K-Will Japan Video analyzer and video error detector

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