JPH05324449A - データファイルのムーブ方式 - Google Patents

データファイルのムーブ方式

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JPH05324449A
JPH05324449A JP4122409A JP12240992A JPH05324449A JP H05324449 A JPH05324449 A JP H05324449A JP 4122409 A JP4122409 A JP 4122409A JP 12240992 A JP12240992 A JP 12240992A JP H05324449 A JPH05324449 A JP H05324449A
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JP
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file
destination
data file
source
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JP4122409A
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Inventor
Koji Karasawa
幸司 唐澤
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デ−タファイルのムーブ方式に関し、ムーブ
元データファイルの伝送情報が受け側の端末装置に確実
に送られるようにすることを目的とする。 【構成】 入力処理部5で情報メッセージを単位とする
ムーブ元デ−タファイルaを作成し、次にデータファイ
ル処理部6でこの中の伝送情報を対応するファイル領域
に転送してムーブ先デ−タファイルbを作成するに際し
て、入力処理部5はムーブ元識別情報s1 を持つムーブ
元ファイル名管理ファイルa′を作成し、また先のデ−
タファイルaの作成後にムーブ要求を発行し、これを受
けたデータファイル処理部6は、先ずムーブ先に、ムー
ブ先識別情報s2 を持つムーブ先ファイル名管理ファイ
ルb′を作成し、続いてムーブ元またはムーブ先の少な
くとも一方に、先のs1 とs2 とを持つムーブ中ファイ
ルcを作成し、その後の転送終了後には、先のa、a′
およびcの各ファイルを削除するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データファイルのムー
ブ方式に関し、特に電子メールや電子伝票などを並列処
理する際に用いられるもので、あるまとまった内容の伝
送情報とその伝送先を示す宛先情報とからなる情報メッ
セージが通信回線を介して送られてくるとき、入力処理
部でこの情報メッセージを単位とするムーブ元デ−タフ
ァイルをいったん作成し、次にデータファイル処理部が
動作してこのムーブ元デ−タファイル中の前記伝送情報
をその宛先情報に対応したファイル領域に転送すること
により、前記情報メッセージについてのムーブ先デ−タ
ファイルを作成するようにしたデ−タファイルのムーブ
方式に関する。
【0002】近年、通信回線とホストコンピュータを用
いて各端末装置のデータを相互にやりとりするといった
パソコン通信などがひろく用いられている。このとき、
ホストコンピュータは、各端末装置からの電子メールや
電子伝票などのデータ(伝送情報と宛先情報とからなる
情報メッセージ)を受け取ってこれを蓄積することによ
り、情報メッセージ単位のムーブ元データファイルをい
ったん作成し、続いてこのムーブ元データファイルに格
納された伝送情報をその宛先情報に対応したファイル領
域に転送して新たなムーブ先データファイルを作成する
といったムーブ処理を実行している。
【0003】そして、このムーブ処理中に停電が発生し
てムーブ先データファイルの作成が最後まで実行されて
いない、すなわち情報メッセージ単位の一部が欠落した
状態の伝送情報しかムーブ先データファイルに入ってな
い場合には、復旧した時点で先ずムーブ先データファイ
ルを完全なものに修復する、例えばこのムーブ先データ
ファイルの内容をいったん削除し、再度、ムーブ元デ−
タファイルの情報メッセージ単位の伝送情報を転送する
ことが必要になる。
【0004】そのため、ムーブ元デ−タファイルからム
ーブ先デ−タファイルへのムーブ処理に際してその経過
を示す情報を不揮発性のファイル形式で保持し、装置電
源が遮断したときにはその復旧後に、このファイル内容
に基づいてムーブ先データファイルの修復処理を確実に
実行できるようにすることが要請されており、本発明は
このような要請に応えるものである。
【0005】
【従来の技術】図5は、従来のデ−タファイルのムーブ
処理の概要を示す説明図であり、51〜54はパソコンなど
の端末装置,55および56は伝送情報と宛先情報とからな
る情報メッセージ,57は通信回線, 58はホストコンピュ
ータ, 59および60はムーブ元データファイル, 61および
62はムーブ先データファイルをそれぞれ表している。な
お、説明の便宜上、四つの端末装置51〜54しか挙げてい
ないが、実際の電子メールや電子伝票などの伝送システ
ムでは多数の端末装置が通信回線に接続されている。
【0006】そして、ホストコンピュータ58には端末装
置51および52からの情報メッセージ55, 56がその開始フ
ラグや終了フラグとともに通信回線57を介してランダム
に送られており、これを受けたホストコンピュータ58は
それぞれの情報メッセージを単位としたムーブ元データ
ファイル59および60を作成している。
【0007】ここで、各情報メッセージのデータファイ
ルとしてその宛先情報に対応したムーブ先データファイ
ル61および62を直接作成せずに、先ずムーブ元データフ
ァイル59および60を作成するのは、開始フラグや終了フ
ラグなどで特定される1単位の情報メッセージの全体を
受けてからでないとその中の宛先情報の位置がわからな
いためである。
【0008】また、ムーブ元データファイルの作成後
に、その中の伝送情報は宛先情報に対応したファイル領
域に転送されてムーブ先データファイルが作成され、次
に通信回線57を介して宛先情報で指定される端末装置に
伝送される、例えば端末装置51が発行する電子伝票はそ
の宛先情報mの端末装置53に伝送されることになる。
【0009】なお、ムーブ元データファイルの作成やム
ーブ先データファイルの作成などの各処理は情報メッセ
ージごとに異なったタスクとして並列処理され、またあ
る情報メッセージについての各処理も異なったタスクと
して並列処理されており、競合するタスク間での排他制
御が必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、電子メー
ルや電子伝票などの情報メッセージをある端末装置から
他の端末装置に通信回線およびホストコンピュータを介
して伝送する際、ホストコンピュータ側ではこの情報メ
ッセージについてのムーブ元データファイルからムーブ
先データファイルへのムーブ処理を実行しているため、
この処理中に電源が遮断してムーブ先データファイルに
本来の伝送情報の一部しか入っていない場合には、電源
の復旧後にも送り側の端末装置からの伝送情報が受け側
の端末装置に確実に伝送されないという問題点があっ
た。
【0011】そこで、本発明では、どのムーブ元データ
ファイルからどのムーブ先データファイルへのムーブ処
理であるかを示すムーブ中ファイルをあらかじめ、例え
ばディスクなどの不揮発性の記憶装置に作成しておき、
停電が発生した場合にはその復旧後に当該ムーブ中ファ
イルの内容に基づいてムーブ処理が最後まで実行された
かどうかを判断し、その結果が「最後まで実行されてい
ない」の場合にはムーブ処理をあらためて実行してムー
ブ先データファイルの内容をムーブ元データファイルに
合致させることにより、ムーブ元データファイルの伝送
情報が受け側の端末装置に確実に送られるようにするこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ムーブ元デー
タファイルを個々に特定するムーブ元識別情報を持つム
ーブ元ファイル名管理ファイルと、ムーブ先データファ
イルを個々に特定するムーブ先識別情報を持つムーブ先
ファイル名管理ファイルとをそれぞれのデ−タファイル
に1対1対応で作成し、またムーブ元データファイルか
らムーブ先データファイルへのムーブ処理に先立ってこ
れらのムーブ先識別情報およびムーブ元識別情報を持つ
ムーブ中ファイルをムーブ元またはムーブ先の少なくと
も一方に作成し、ムーブ処理が完了した時点でこのムー
ブ中ファイルなどを削除するようにしたものである。
【0013】図1は本発明の原理説明図である。図にお
いて、1は、送り側の端末装置であり、電子メールや電
子伝票などの伝送情報とその伝送先を示す宛先情報とか
らなる情報メッセージをホストコンピュータ4に送信し
ている。2は、受け側の端末装置であり、この端末装置
あての伝送情報をホストコンピュータ4から受信してい
る。なお、これらの端末装置としては多数のものが設定
されており、各端末装置1,2・・・は送り側としても
受け側としても選択的に動作することができる。3は、
通信回線であり、複数の端末装置1,2・・・とホスト
コンピュータ4を接続している。4は、ホストコンピュ
ータであり、端末装置1から送られてくる情報メッセー
ジ(伝送情報)をその宛先情報に基づいて分配してい
る。5は、入力処理部であり、ムーブ元デ−タファイル
aとムーブ元ファイル名管理ファイルa′とを作成し、
その後デ−タファイル処理部6にムーブ要求を発行して
いる。6は、デ−タファイル処理部であり、入力処理部
5からのムーブ要求に基づいてムーブ先デ−タファイル
b,ムーブ先ファイル名管理ファイルb′,ムーブ中フ
ァイルcおよびムーブ済ファイルdを作成し、また任意
の伝送情報についてのムーブ処理が完了した時点でムー
ブ元デ−タファイルa,ムーブ元ファイル名管理ファイ
ルa′およびムーブ中ファイルcを削除している
【0014】ここで、入力処理部5には各端末装置から
の情報メッセージがランダムに送られ、それぞれに対す
る処理が別々のタスクとして実行されて複数のムーブ元
デ−タファイルaが存在するのが一般的であり、先のム
ーブ元ファイル名管理ファイルa′はこれらを区別する
ため各ムーブ元デ−タファイルaと1対1対応で作成さ
れたもので、この区別用としてムーブ元識別情報s1
持っている。
【0015】また、通常、情報メッセージ中の宛先情報
に対応したファイル領域に作成されるムーブ先デ−タフ
ァイルbも複数のものが存在しており、ムーブ元デ−タ
ファイルaの場合と同じようにムーブ先識別情報s2
持つムーブ先ファイル名管理ファイルb′を各ムーブ先
デ−タファイルbと1対1対応で作成しこれらを区別し
ている。
【0016】また、ムーブ中ファイルcはムーブ元識別
情報s1 とムーブ先識別情報s2 とを持ち、このs1
ムーブ元デ−タファイルaとs2 のムーブ先デ−タファ
イルbとの間でムーブ処理中であることを示すファイル
であってムーブ元またはムーブ先の少なくとも一方に作
成すればよく、そのムーブ処理が完了した時点で削除さ
れる。
【0017】また、ムーブ済ファイルdはムーブ処理が
完了したことを示すファイルであり、これとムーブ先デ
−タファイルbおよびムーブ先ファイル名管理ファイル
b′との3点ファイルのみがムーブ先に存在している場
合にはムーブ元データファイルaからムーブ先への転送
処理が最後まで確実に実行されたことになる。
【0018】次に、デ−タ入力部5およびデ−タファイ
ル処理部6での処理手順は次のようになっている。すな
わち、 ムーブ元識別情報s1 を持つムーブ元ファイル名管理
ファイルa′とムーブ元デ−タファイルaとをムーブ元
に作成して、次のステップに進む。 ムーブ元デ−タファイルaのムーブ要求をデ−タファ
イル処理部6に発行して、次のステップに進む。 このムーブ要求を受けたデ−タファイル処理部6は、
ムーブ先識別情報s2 を持つムーブ先ファイル名管理フ
ァイルb′をムーブ先に作成して、次のステップに進
む。 ムーブ元識別情報s1 とムーブ先識別情報s2 とを持
つムーブ中ファイルcをムーブ元またはムーブ先の少な
くとも一方に作成して、次のステップに進む。 ムーブ元デ−タファイルaの伝送情報を、先のムーブ
先ファイル名管理ファイルb′に対応するファイル領域
に転送して、次のステップに進む。 ムーブ先識別情報s2 を持つムーブ済ファイルdをム
ーブ先に作成して、次のステップに進む。 ムーブ元デ−タファイルa,ムーブ元ファイル名管理
ファイルa′およびムーブ中ファイルcを削除する。と
いった手順により、ホストコンピュータ4はムーブ処理
を実行している。
【0019】なお、ステップおよびはデ−タ入力部
5が、またステップ〜はデ−タファイル処理部6が
それぞれ実行している。そして、ステップまで実行さ
れたとき、ムーブ先にはムーブ済ファイルd,ムーブ先
デ−タファイルbおよびムーブ先ファイル名管理ファイ
ルb′の3点ファイルのみが残ることになる。
【0020】図2は、ムーブ元ファイル名管理ファイル
a′,ムーブ先ファイル名管理ファイルb′,ムーブ中
ファイルcおよびムーブ済ファイルdなどの各種識別用
ファイルのフォーマットを示しており、21は10〜14バイ
トのファイル名領域, 22はファイル名情報の格納領域,
23はムーブ元識別情報s1 やムーブ先識別情報s2 の格
納領域をそれぞれ表している。なお、それぞれのデ−タ
領域のサイズは「0」に設定してある。
【0021】
【作用】本発明は、このように、ムーブ元識別情報s1
とムーブ先識別情報s2 の両者を持つムーブ中ファイル
cを作成した後でムーブ元デ−タファイルaからムーブ
先への転送処理を開始し、この転送処理が最後まて確実
に実行された時点でムーブ済ファイルdをムーブ先に作
成し、その後で先に作成したムーブ中ファイルcを削除
するといった一連のムーブ処理を実行しており、停電が
復旧したときには、このムーブ中ファイルcやムーブ済
ファイルdの存在・不存在を確認することにより、先の
停電によってムーブ処理が中断されたかどうかの判断を
可能にしたものである。
【0022】そして、この判断基準としては、例えばム
ーブ済ファイルdが存在している場合はムーブ元デ−タ
ファイルaからムーブ先への転送処理が最後まで確実に
実行され、またムーブ済ファイルdが存在せずにムーブ
中ファイルcが存在している場合はムーブ元デ−タファ
イルaからムーブ先への転送処理が中断したといったこ
となどが用いられる。
【0023】ここで、後者の場合には停電前に作成され
たムーブ先デ−タファイルbをいったん削除し、その
後、ムーブ元デ−タファイルaからムーブ先への転送処
理を再び実行することにより本来の伝送情報を持ったム
ーブ先デ−タファイルbを再作成している。
【0024】また、先の各種識別用ファイルのデ−タ領
域のサイズを「0」にしてムーブ元識別情報s1 やムー
ブ先識別情報s2 をそれぞれのファイル名領域21の一部
に持たせているため、デ−タ領域からデ−タを読み出す
といった処理をせずに該当する識別ファイルの存在・不
存在をみるだけでムーブ処理の状況を確実に把握するこ
とができる。
【0025】
【実施例】図3〜図4を参照して本発明の実施例を説明
する。図3は、ムーブ元ファイルおよびムーブ先ファイ
ルそれぞれの状態遷移を示す説明図である。
【0026】図3において、「00」は、送り側の端末装
置1から通信回線3を介して送られてきた情報メッセー
ジの単位をムーブ元ファイル領域に入れた状態、すなわ
ちデータ入力部5がムーブ元に、1対1対応のムーブ元
デ−タファイルaおよびムーブ元ファイル名管理ファイ
ルa′を作成した状態である。「01」は、データ入力部
5からのムーブ要求を受けたデータファイル処理部6が
ムーブ元に、ムーブ処理を開始する旨のムーブ要求ファ
イルeを作成した状態である。「02」は、データファイ
ル処理部6が、ムーブ先ファイル名管理ファイルb′を
ムーブ先に作成した状態である。「03」は、データファ
イル処理部6が、ムーブ元ムーブ中ファイルc1 をムー
ブ元に作成した状態である。「04」は、データファイル
処理部6が、ムーブ先ムーブ中ファイルc2 をムーブ先
に作成した状態である。「05」は、データファイル処理
部6が、ムーブ元デ−タファイルa中の伝送情報をムー
ブ先ファイル領域に転送してムーブ先デ−タファイルb
を作成した状態である。「06」は、データファイル処理
部6が、ムーブ済ファイルdをムーブ先に作成した状態
である。「07」は、データファイル処理部6が、先のム
ーブ元デ−タファイルaを削除した状態である。「08」
は、データファイル処理部6が、先のムーブ元ムーブ中
ファイルc1 を削除した状態である。「09」は、データ
ファイル処理部6が、先のムーブ要求ファイルeを削除
した状態である。「10」は、データファイル処理部6
が、先のムーブ元ファイル名管理ファイルa′を削除し
た状態である。「11」は、データファイル処理部6が、
先のムーブ先ムーブ中ファイルc2 を削除した状態であ
る。
【0027】ここで、ムーブ元ファイル名管理ファイル
a′およびムーブ要求ファイルeはムーブ元識別情報s
1 を持ち、またムーブ元ムーブ中ファイルc1 はムーブ
元識別情報s1 とムーブ先識別情報s2 の両者を持ち、
またムーブ先ファイル名管理ファイルb′,ムーブ先ム
ーブ中ファイルc2 およびムーブ済ファイルdはムーブ
先識別情報s2 を持っている。
【0028】また、先の各ファイル領域の状態遷移にお
いて、「05」の状態でムーブ先デ−タファイルbの作成
が完了することになり、また「07」以降の状態遷移はこ
の完了により不要となった各種ファイルを削除していく
様子を示すもので、最終的な「11」の状態では、ムーブ
先デ−タファイルb,ムーブ先ファイル名管理ファイル
b′およびムーブ済ファイルdがムーブ先に残ることに
なり、ホストコンピュータ4はこの3点ファイルのみが
残った状態を確認して一連のムーブ処理の完了を認識す
る。
【0029】次に、図4は停電終了後の復旧処理の流れ
を示す説明図である。すなわち、ホストコンピュータ4
は、 (1) ムーブ元のムーブ要求ファイルeおよびムーブ先の
ムーブ済ファイルdのすべてについての復旧処理が終了
したかどうかを判断し、「YES 」の場合はステップ(23)
に進み、「NO」の場合は次のステップに進む。 (2) ムーブ要求ファイルeが存在するかどうかを判断
し、「YES 」の場合は次のステップに進み、「NO」の場
合はステップ(19)に進む。 (3) 状態「01」または状態「02」であるかどうかを判断
し、「YES 」の場合は次のステップに進み、「NO」の場
合はステップ(5) に進む。 (4) 状態「02」からの処理を開始してその終了後にステ
ップ(1) に戻る。 (5) 状態「03」であるかどうかを判断し、「YES 」の場
合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(7)
に進む。 (6) 状態「04」からの処理を開始してその終了後にステ
ップ(1) に戻る。 (7) 状態「04」であるかどうかを判断し、「YES 」の場
合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(9)
に進む。 (8) 状態「05」からの処理を開始してその終了後にステ
ップ(1) に戻る。 (9) 状態「05」であるかどうかを判断し、「YES 」の場
合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(12)
に進む。 (10)ムーブ先デ−タファイルbをいったん削除して、次
のステップに進む。 (11)状態「05」からの処理を開始してその終了後にステ
ップ(1) に戻る。 (12)状態「06」であるかどうかを判断し、「YES 」の場
合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(14)
に進む。 (13)状態「07」からの処理を開始してその終了後にステ
ップ(1) に戻る。 (14)状態「07」であるかどうかを判断し、「YES 」の場
合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(16)
に進む。 (15)状態「08」からの処理を開始してその終了後にステ
ップ(1) に戻る。 (16)状態「08」であると判断して、次のステップに進
む。 (17)ムーブ元のムーブ要求ファイルeを削除して、次の
ステップに進む。 (18)ムーブ元ファイル名管理ファイルa′を削除して、
ステップ(1) に戻る。 (19)ムーブ先にムーブ済ファイルdが存在するかどうか
を判断し、「YES」の場合は次のステップに進み、「N
O」の場合はステップ(1) に戻る。 (20)状態「09」または状態「10」であるかどうかを判断
し、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場
合はステップ(22)に進む。 (21)ムーブ先ムーブ中ファイルc2 を削除してステップ
(1) に戻る。 (22)状態「11」であると判断して、ステップ(1) に戻
る。 (23)以上の復旧処理で処理されなかった単独のファイル
名管理ファイル、すなわち状態「02」や状態「09」から
復旧処理が始まるそれぞれの場合に存在している従前
(停電前)のムーブ先ファイル名管理ファイルb′およ
びムーブ元ファイル名管理ファイルa′を削除する。 といった手順により、停電が終了した際のムーブ先デー
タファイルの復旧処理を実行している。
【0030】ここで、復旧処理開始の際に、状態「01」
〜「08」であれば先ずステップ(3)〜(18)の処理が実行
され、また状態「09」〜「11」であればステップ(20)〜
(23)の処理のみが実行されることになる。なお、状態
「00」は、まだムーブ要求が発行されてない状態である
ため復旧処理の対象とはならない。
【0031】そして、状態「03」〜「07」の場合には、
ムーブ元識別情報s1 とムーブ先識別情報s2 とを持つ
ムーブ元ムーブ中ファイルc1 が停電前に作成されてい
るため、ホストコンピュータはこれを手掛かりにムーブ
処理中であったムーブ元データファイルとムーブ先デー
タファイルとを確認してそれぞれのファイルについての
復旧処理を実行することになる。
【0032】一方、状態「02」の場合には、この手掛か
りとなるムーブ元ムーブ中ファイルc1 が存在せず、ム
ーブ元の復旧処理の際、このムーブ元に対応したムーブ
先にすでに作成済のムーブ先ファイル名管理ファイル
b′を確認して用いるといったことができないため、こ
れに変わる新たなムーブ先ファイル名管理ファイルを作
成してその後の復旧処理に用いている。なお、停電前に
作成されたムーブ先ファイル名管理ファイルの方はステ
ップ(23)の処理により削除される。
【0033】また、状態「09」から復旧処理が始まる場
合も、ムーブ元ファイル名管理ファイルa′は最後まで
残ってステップ(23)の処理により削除されることにな
る。なお、前記のようにムーブ先ムーブ中ファイルc2
をムーブ先識別情報s2 に加えてムーブ元識別情報s1
も持つような構成にすれば、この場合のムーブ元ファイ
ル名管理ファイルa′をステップ(21)の処理の前で削除
することが可能である。
【0034】このような復旧処理が終了した時点では、
ムーブ先に、ムーブ先データファイルb,ムーブ先ファ
イル名管理ファイルb′およびムーブ済ファイルdの三
つのファイルが残るのみとなり、続いて当該ムーブ先デ
ータファイルbの内容はその伝送先である端末装置に転
送され、その後、この三つのファイルは削除されること
になる。
【0035】以上の説明においては、1つのムーブ元デ
ータファイルから1つのムーブ先データファイルを作成
することを前提としているが、本発明は、これに限定さ
れるものではなく1つのムーブ元データファイルから複
数のムーブ先データファイルを作成するときにも適用で
きることは勿論であり、この場合、先の状態「07」以降
の削除処理はすべてのムーブ先データファイルの作成が
終了してから実行されることになる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、このように、ムーブ処理に先
立ってムーブ元データファイルおよびムーブ先データフ
ァイルの両方を特定するムーブ中ファイルを作成し、ま
たムーブ処理が完了した際にはムーブ済ファイルを作成
してその後ムーブ中ファイルを削除するようにしている
ため、一時的な停電があった場合にもこのムーブ中ファ
イルおよびムーブ済ファイルの存在・不存在を確認する
ことによりムーブ先データファイル内容を本来のものに
する復旧処理を確実に実行することができる。
【0037】さらに、この復旧処理のために作成した先
のムーブ中ファイルおよびムーブ済ファイルなどの各種
識別用ファイルは、ムーブ元データファイルやムーブ先
データファイルを特定するための識別情報をそれぞれの
ファイル名領域に持ってデータ領域のサイズは「0」に
設定されているため、先の復旧処理の際にもそれぞれの
ファイルの存在・不存在を確認するだけでよく処理時間
の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の、各種識別用ファイルのフォーマット
を示す説明図である。
【図3】本発明の、ムーブ元ファイルおよびムーブ先フ
ァイルそれぞれの状態遷移を示す説明図である。
【図4】本発明の、停電終了後の復旧処理の流れを示す
説明図である。
【図5】従来の、ムーブ処理の概要を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
図1において、 1・・・送り側の端末装置 2・・・受け側の端末装置 3・・・通信回線 4・・・ホストコンピュータ 5・・・入力処理部 6・・・デ−タファイル処理部 a・・・ムーブ元デ−タファイル a′・・ムーブ元ファイル名管理ファイル b・・・ムーブ先デ−タファイル b′・・ムーブ先ファイル名管理ファイル c・・・ムーブ中ファイル d・・・ムーブ済ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あるまとまった内容の伝送情報とその伝
    送先を示す宛先情報とからなる情報メッセージが送られ
    てくるとき、入力処理部でこの情報メッセージを単位と
    するムーブ元デ−タファイルをいったん作成し、次にデ
    ータファイル処理部が動作してこのムーブ元デ−タファ
    イル中の前記伝送情報をその宛先情報に対応したファイ
    ル領域に転送することにより、前記情報メッセージにつ
    いてのムーブ先デ−タファイルを作成するようにしたデ
    −タファイルのムーブ方式において、 前記入力処理部は、前記ムーブ元デ−タファイルを特定
    するためのムーブ元識別情報を持つムーブ元ファイル名
    管理ファイルを作成し、かつ前記ムーブ元デ−タファイ
    ルの作成が終了した後で前記転送のためのムーブ要求を
    発行し、 このムーブ要求を受けた前記データファイル処理部は、
    先ずムーブ先に、前記ムーブ先デ−タファイルを特定す
    るためのムーブ先識別情報を持つムーブ先ファイル名管
    理ファイルを作成し、続いてムーブ元またはムーブ先の
    少なくとも一方に、前記ムーブ元識別情報と前記ムーブ
    先識別情報とを持つムーブ中ファイルを作成し、続いて
    前記転送を開始しこれが終了した後で、前記ムーブ元デ
    −タファイル、前記ムーブ元ファイル名管理ファイルお
    よび前記ムーブ中ファイルを削除するといった一連の処
    理を実行し、 この一連の処理が実行された後のムーブ先には、前記ム
    ーブ先デ−タファイルと前記ムーブ先ファイル名管理フ
    ァイルとが残るようにしたことを特徴とするデ−タファ
    イルのムーブ方式。
  2. 【請求項2】 前記データファイル処理部は、ムーブ先
    に、前記ムーブ先識別情報を含んでかつ前記転送が終了
    したことを示すムーブ済ファイルを作成し、先の一連の
    処理が実行された後のムーブ先には、前記ムーブ先デ−
    タファイルと前記ムーブ先ファイル名管理ファイルに加
    えてこのムーブ済ファイルも残るようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のデ−タファイルのムーブ方式。
  3. 【請求項3】 前記ムーブ元識別情報および前記ムーブ
    先識別情報は先の各ファイルのファイル名領域に格納さ
    れ、それぞれのファイルのデータ領域のサイズは0バイ
    トに設定されていることを特徴とする請求項1または2
    記載のデ−タファイルのムーブ方式。
JP4122409A 1992-05-15 1992-05-15 データファイルのムーブ方式 Pending JPH05324449A (ja)

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