JPH05323751A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05323751A
JPH05323751A JP4154522A JP15452292A JPH05323751A JP H05323751 A JPH05323751 A JP H05323751A JP 4154522 A JP4154522 A JP 4154522A JP 15452292 A JP15452292 A JP 15452292A JP H05323751 A JPH05323751 A JP H05323751A
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JP
Japan
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control
image quality
image
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control value
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JP4154522A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takashima
洋志 高嶋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画質の劣化状態に対応させた制御値の変更を
自動的に行うことにより,サービスマンに依存すること
なく画質を良好な状態へ復帰させ,装置の使用効率を向
上させる。 【構成】 画質の劣化状態に関する情報の入力を行う診
断モードを設定するための診断モード設定キー,タッチ
キー機能を有し,各種オプションの操作説明等を表示す
る液晶タッチパネル等を備えた操作パネル200と,操
作パネル200のキー入力・表示制御を行う操作制御部
102と,操作パネル200上の液晶タッチパネルを介
して入力された画質の劣化状態に関する情報を用いて,
ファジィ推論により画質の劣化に対応した制御値を設定
するメイン制御部101とを具備したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,各種要因に起因して発
生する画質の劣化に対応させて制御値の変更を行う電子
写真方式を用いた画像形成装置に関し,より詳細には,
ファジィ推論を用いて制御値の変更を行う画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成装置は,
複雑なプロセスを経て画像を記録紙上に出力するもので
あり,また,特性が比較的に不安定な材料(例えば,感
光体)を用いている。このため,記録紙上において,画
質の劣化が発生すると,一般のユーザは対応することが
困難であり,サービスマンに依存するのが現状であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
画像形成装置によれば,例えば,光学系の部分的な汚れ
に起因する地肌汚れ等のように,露光量を少し増加する
ことで解決できるものに対しても,ユーザ自身は画質の
劣化に対応させて露光量の制御値の変更が行えず,サー
ビスマンによるメンテナンスに依存しなければならない
ため,メンテナンスが行われるまでの間,画質が劣化状
態のまま装置を使用しなければならないという問題点,
また,メンテナンスを行っている間は装置を使用するこ
とができないため,装置のダウンタイムが増加し,装置
の使用効率を低下させるという問題点があった。
【0004】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,画質の劣化状態に対応させた制御値の変更を自動的
に行うことにより,サービスマンに依存することなく画
質を良好な状態へ復帰させ,装置の使用効率を向上させ
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,画像状態に関する情報を入力するための
所定のモードを設定するためのモード設定手段と,所定
のモードが設定された際に,画像状態の情報を入力する
画像状態入力手段と,画像状態入力手段を介して入力さ
れた情報に基づいて,制御値の設定を行う制御手段とを
具備した画像形成装置を提供するものである。
【0006】なお,前述した構成において,画像状態入
力手段による情報の入力は,対話方式を用いて行うこと
が望ましい。また,画像状態入力手段による情報の入力
は,図形を用いた量的表現により行うことが望ましい。
【0007】また,前述した構成において,制御手段
は,ファジィ推論を用いて制御値の設定を行うことが望
ましい。また,制御手段は,ファジィ推論を用いて制御
値の設定を行う際に,各種センサの検知結果を用いるこ
とが望ましい。また,制御手段は,設定した制御値が対
応する所定の制御範囲を越えていたとき,制御値の変更
を禁止し,且つ,警告を出力する警告制御を行うことが
望ましい。
【0008】
【作用】本発明による画像形成装置は,画質の劣化状態
に関する情報を入力するモードを設け,該モードが設定
された際に画質の劣化状態に関する情報を入力すると,
該入力情報を用いてファジィ推論により新たな制御値を
求め,制御値の変更(設定)を行う。このとき,新たに
求めた制御値が予め設定された所定の制御範囲を超えて
いると,制御値の変更を禁止し,更に,サービスマンに
よるメンテナンスが必要な旨を通知する。
【0009】
【実施例】以下,本発明による実施例について,図面を
参照して説明する。図1は,本実施例が適用された画像
形成装置における制御系の概略構成を示すブロック図で
あり,装置全体の制御を行うメイン制御部101と,各
種キー及び表示器を有する操作パネル200と,操作パ
ネル200のキー入力・表示制御を行う操作制御部10
2と,装置内に配設され,異常等の検知を行うための各
種センサ103と,各種センサ103の検知信号をA/
D変換してメイン制御部101へ出力するA/Dコンバ
ータ104と,原稿画像を読み取るための露光ランプ1
05と,露光ランプ105に対してPWMにより電圧を
印加するランプ駆動回路106と,メイン制御部101
が設定した制御値に従ってランプ駆動回路106を駆動
させるPWM制御回路107とから構成されている。
【0010】また,上記メイン制御部101は,CPU
101aと,制御用プログラム等を格納したROM10
1bと,作業用に用いられるRAM101cと,バッテ
リーにより不揮発性化され,各種制御値を格納するRA
M101dとから構成されている。
【0011】図2は,上記操作パネル200を示す平面
図であり,201はテンキー及びクリアキー,202は
スタートキー,203及び204は各種モード等を設定
するための各種設定キー,205は設定されたモード,
コピー枚数等の装置を操作するうえで必要な表示をする
液晶表示器,206はタッチキー機能を有し,各種オプ
ションの操作説明等を表示する液晶タッチパネル,20
7は後述する診断モードを設定するための診断モード設
定キーである。
【0012】以上の構成において,診断モードが設定さ
れた場合を例にとって,その動作を説明する。診断モー
ドは,画質の劣化が発生した際において,その画質の劣
化状態に関する情報を,液晶タッチパネル206を介し
て入力することにより,制御値の変更を行うものであ
る。図3は,診断モードにおける制御動作を示すフロー
チャートである。
【0013】診断モードが設定されると,先ず,液晶タ
ッチパネル206に画質の劣化状態を問い合わせる表示
を行うことで,画質の劣化状態に関する情報の入力を要
求し(S301,S302),タッチキー(カーソル)
による情報を入力する(S303)。このとき,液晶タ
ッチパネル206には,図4に示すような画像濃度およ
び地肌汚れに関する問い合わせが表示され,画像状態に
関する入力は,各バーグラフの左右にあるカーソルを用
いて,バーグラフの長さをユーザの感じる長さに調節す
ることにより行う。
【0014】ここで,画像状態に関する情報をバーグラ
フ(図形)を用いて入力するのは,ユーザが画像に対し
て持つ感覚的で曖昧な情報が表現(即ち,入力)し易く
なり,入力される情報の精度を上げる効果があるためで
ある。また,このとき,対話方式を用いているため,正
確,且つ,容易に操作を行うことができる。また,入力
する情報の種類は,本実施例では画像濃度および地肌汚
れだけとしているが,これは,一般のユーザを対象とし
たとき,入力する種類を多くすると,ユーザが混乱を招
く恐れがあリ,余り複雑にすることは好ましくないと思
われるためである。
【0015】カーソル(タッチキー)による入力が終了
すると,次に入力した情報に変更が有るか否か判断する
(S304)。入力した情報の変更は,入力終了後の確
認メッセージを表示した際において,再びカーソルを押
すことで行われ,変更が有ると判断すると再びステップ
S303の処理に戻り,変更が無いと判断すると,バー
グラフで示された値を読み取り(S305),入力され
た情報を用いてファジィ演算を行う(S306)。
【0016】ここで,本実施例におけるファジィ演算に
ついて説明する。先ず,本実施例において用いたファジ
ィ推論における制御規則(ルール)について説明する。
画質を劣化させるものとして,地肌汚れは,光学系の部
分的な汚れに起因して発生することがあり,画像濃度の
低下は,一時的な現像器内のトナー濃度の低下に起因し
て発生することがある。このような原因による画質の劣
化において,地肌汚れは,露光量を通常よりも少し増加
することで解決できることがあり,画像濃度は,トナー
補給量を通常よりも若干増加することで解決する。この
ような見地から以下に示す制御規則(ルール)と,図5
(a)〜(d)に示すメンバーシップ関数を作成した。
図5(a)〜(d)に示すメンバーシップ関数におい
て,(a)は画像濃度,(b)は地肌汚れ,(c)はト
ナー補給係数,(d)は露光電圧係数であり,また,同
図(a)及び(b)の横軸は,それぞれバーグラフのバ
ー長さに対応させて数値化したものである。
【0017】ルール: 画像濃度は薄く,且つ,地肌
汚れがないならば,露光電圧不変,且つ,トナー補給量
を多めにする ルール: 画像濃度は良く,且つ,地肌汚れがないな
らば,露光電圧は少し上昇させ,且つ,トナー補給量を
普通にする ルール: 画像濃度は濃く,且つ,地肌汚れがないな
らば,露光電圧は少し上昇させ,且つ,トナー補給量を
少なめにする ルール: 画像濃度は薄く,且つ,地肌汚れが少しあ
るならば,露光電圧は少し上昇させ,且つ,トナー補給
量を多めにする ルール: 画像濃度は良く,且つ,地肌汚れが少しあ
るならば,露光電圧は少し上昇させ,且つ,トナー補給
量を普通にする ルール: 画像濃度は濃く,且つ,地肌汚れが少しあ
るならば,露光電圧は大きく上昇させ,且つ,トナー補
給量を普通にする ルール: 画像濃度は薄く,且つ,地肌汚れが多くあ
るならば,露光電圧は大きく上昇させ,且つ,トナー補
給量を多めにする ルール: 画像濃度は良く,且つ,地肌汚れが多くあ
るならば,露光電圧は大きく上昇させ,且つ,トナー補
給量を普通にする ルール: 画像濃度は濃く,且つ,地肌汚れが多くあ
るならば,露光電圧は大きく上昇させ,且つ,トナー補
給量を普通にする これら一連のルールを記号で表すと,以下に示す通りと
なり,また,マトリクスで表すと,表1に示すようにな
る。
【0018】 ルール: if (A is SL and B is SL) then (C is SL
and D is BG) ルール: if (A is MD and B is SL) then (C is MD
and D is MD) ルール: if (A is BG and B is SL) then (C is MD
and D is SL) ルール: if (A is SL and B is MD) then (C is MD
and D is BG) ルール: if (A is MD and B is MD) then (C is MD
and D is MD) ルール: if (A is BG and B is MD) then (C is BG
and D is MD) ルール: if (A is SL and B is BG) then (C is BG
and D is BG) ルール: if (A is MD and B is BG) then (C is BG
and D is MD) ルール: if (A is BG and B is BG) then (C is BG
and D is MD) ここで,A〜D,SL,MD,BGは以下の事項を表
す。 A; 画像濃度 SL; SMALL B; 地肌汚れ MD; MEDIUM C; 露光電圧 BG; BIG D; トナー補給量
【0019】
【表1】
【0020】本実施例におけるファジィ演算は,前述し
たルール〜,及びメンバーシップ関数を用いてMI
N−MAX重心法によりデファジフィケーションを行
う。図6は,露光電圧係数のデファジフィケーション方
法を示す説明図であり,A12及びA22は画像濃度,
B12及びB22は地肌汚れ,C1及びC2は露光電圧
係数のメンバーシップ関数である。
【0021】画質の劣化状態に関する入力値,即ち画像
濃度の入力値,地肌汚れの入力値をそれぞれx,yとす
ると,入力値xに対するA12のメンバーシップ関数の
グレードはa1 ,B12のメンバーシップ関数のグレー
ドはb1 となり,MIN演算は,この両者におけるグレ
ードの小さい方の値を用いて露光電圧係数のメンバーシ
ップ関数C1の頭を削り落とすことである。図6におい
て,A12,B12,C1のメンバーシップ関数はルー
ルに対応したものであり,ルール〜に対してもM
IN演算を同様に行う。具体例を挙げれば,図6の下段
はルールのメンバーシップ関数に対するMIN演算を
行った場合であり,入力値xに対するA22のメンバー
シップ関数のグレードをa2 ,B22のメンバーシップ
関数のグレードをb2 とすると,この両者のグレードの
小さい方の値でメンバーシップ関数C2の頭を削り落と
す。MAX演算は,これらのMIN演算によって得られ
た頭が削り落とされたメンバーシップ関数を重ねる(同
図C3)ことであり,重心法,即ち,重ねたメンバーシ
ップ関数の重心をとることによって,確定的な露光電圧
係数の値を得る。
【0022】図7は,トナー補給係数のデファジフィケ
ーション方法を示す説明図である。トナー補給係数も露
光電圧係数のときと同様に,入力値x,yが与えられる
と,各々の入力値に応じてトナー補給係数のメンバーシ
ップ関数(図中のD1及びD2)の頭を削り落とし,頭
を削り落としたメンバーシップ関数を重ね(同図D
3),重ねたメンバーシップ関数の重心をとることで確
定値を得ている。なお,図7において,上段のメンバー
シップ関数(A12,B12,D1)はルールに,下
段のメンバーシップ関数(A22,B22,D2)はル
ールにそれぞれ対応したものである。
【0023】ステップS306において,上記したよう
なファジィ演算が終了すると,次に算出した露光電圧係
数値,トナー補給係数値を,それぞれ制御値を算出する
ための所定の式に代入して新たな制御値(PWM値)を
算出し(S307),該算出したPWM値が予め設定さ
れている所定の制御範囲内であるか否か判断する(S3
08)。算出したPWM値が制御範囲内と判断すると,
このPWM値を新たな制御値として(S309),一連
の処理を終了し,反対に算出したPWM値が制御範囲内
ではないと判断すると,図8に示すような警告メッセー
ジを液晶タッチパネル206に表示して(S310),
一連の処理を終了する。
【0024】このように,画質の劣化状態に応じて各種
制御値の変更を自動的に行うので,一般のユーザでもあ
る程度画質の劣化に対応することができるようになり,
画質が劣化した状態から良好な状態へ復帰,或いは画質
を良好な状態に維持することが可能になる。また,これ
は,サービスマンに依存する割合を軽減することができ
ることを意味し,メンテナンスによる装置のダウンタイ
ムを最小限度に抑えることができるので,装置の使用効
率を向上させることができる。また,このとき,画質の
状態の判断は感覚的な曖昧なものであるが,ファジィ推
論を用いて制御値の変更を行うことで,画質の劣化に対
して適正(的確)に対応することが可能になる。
【0025】また,本実施例では,所定の式にファジィ
推論により求めた露光電圧係数値(及び,トナー補給係
数値)を代入して新たな制御値を算出しているが,例え
ば,ファジィ推論により露光電圧を直接得るようにメン
バーシップ関数を作成すれば,推論結果を直接制御に反
映することができるので,構成を簡易化することができ
る。
【0026】なお,診断モードが終了すると,図示しな
い現像器のトナー補給ローラを設定された期間(算出し
たPWM値)回転させることでトナー補給が行われ,露
光ランプ105には,次回の画像形成から新たに設定さ
れた制御値を用いて電圧が印加される。
【0027】次に,その他の実施例について説明する。
この実施例は,画質の劣化状態に対応させた制御値の変
更を,ユーザが装置に入力する画質の劣化状態に関する
情報の他に,装置が備えた各種センサ103の検知結果
を用いて行うものである。これは,例えば,温湿度等の
環境が変動すると,感光体(図示せず)の特性(帯電特
性,感光特性),放電特性も伴って変動するので,これ
らの特性の変動に起因する画質の劣化にも適正に対応す
るためである。具体的には,各種センサ(例えば,温度
センサ,湿度センサ,電位センサ等)103の検知結果
をファジィ推論のルールの前件部に用いることにより,
画質の劣化に対して更に適正に対応することが可能とな
る。なお,センサの検知結果をルールの前件部に用い
ず,例えば,ある温度範囲毎に応じてルール(及び,メ
ンバーシップ関数)を作成しておき,センサの検知結果
に従って温度範囲毎に応じた制御値の変更を行うように
しても同様の効果を得ることができる。
【0028】また,センサは,前述した温度センサ等の
他に,現像器内のトナー濃度を検知するトナー濃度セン
サのように,装置内の状態を検知するものがある。従っ
て,画質の劣化状態に応じて新たに算出された制御値に
対し,トナー濃度センサ等の検知結果を用いて補正を行
うことにより,装置内の状態を考慮した制御値の変更を
行うことが可能となる。これは,具体例を挙げれば,ト
ナー濃度が低いと,感光体へのキャリア付着を発生させ
るという不具合があるが,このような不具合を確実に回
避できることを意味する。
【0029】更に,画質を劣化させる原因としては,例
えば,連続コピー回数,装置の休止時間等の画像形成を
行った条件もある。これは,このような画像形成を行う
条件により,感光体等の特性が変動することによる。こ
のため,画質の劣化が発生する画像形成の条件として液
晶タッチパネル206から入力することで,画質の劣化
に対して幅広く対応することができ,常に画質を良好な
状態に維持するうえで効果的である。
【0030】なお,本実施例では,画質の劣化状態に関
する情報を液晶タッチパネルを用いて行っているが,こ
のような情報の入力は装置が備えているものを有効(装
置のコストを抑えるために)に使用すれば良いので,テ
ンキー等によるキー入力,ペン入力等を用いても良く,
プリンター等においてはホストコンピュータのキーボー
ドを用いても良い。また,制御値の変更を高速で行うた
めに,ファジィ推論部をハードで構成しても良い。
【0031】また,画質劣化に対応させて変更する制御
条件としては,露光電圧,トナー補給量の他に,現像バ
イアス,クリーニング条件,帯電条件,転写条件,定着
条件等が有り,画質の劣化状態に合わせて,これらの中
から制御条件を選択,或いは組み合わせるようにしても
良い。また,制御値の変更は,現在設定中の制御値から
の変化量を求めることにより行っても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は,画像状態
に関する情報を入力するための所定のモードを設定する
ためのモード設定手段と,所定のモードが設定された際
に,画像状態の情報を入力する画像状態入力手段と,画
像状態入力手段を介して入力された情報に基づいて,制
御値の設定を行う制御手段とを具備したため,画質の劣
化状態に対応させた制御値の変更を自動的に行うことに
より,サービスマンに依存することなく画質を良好な状
態へ復帰させることができ,装置の使用効率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の制御系の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した操作パネルの構成を示す平面図で
ある。
【図3】本発明による診断モード時の制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明による図3に示した液晶タッチパネル上
の問い合わせ表示を示す説明図である。
【図5】本発明によるメンバーシップ関数を示す説明図
である。
【図6】本発明による露光電圧係数のデファジフィケー
ション方法を示す説明図である。
【図7】本発明によるトナー補給係数のデファジフィケ
ーション方法を示す説明図である。
【図8】本発明による図3に示した液晶タッチパネル上
の警告メッセージ表示を示す説明図である。
【符号の説明】
101 メイン制御部 101a CPU 101b ROM 101c 101
d RAM 102 操作制御部 103 各種セ
ンサ 104 A/Dコンバータ 105 露光ラ
ンプ 106 ランプ駆動回路 107 PWM
制御回路 200 操作パネル 206 液晶タ
ッチパネル 207 診断モード設定キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像状態に関する情報を入力するための
    所定のモードを設定するモード設定手段と,前記モード
    設定手段により所定のモードが設定された際に,前記画
    像状態の情報を入力する画像状態入力手段と,前記画像
    状態入力手段を介して入力された情報に基づいて,制御
    値の設定を行う制御手段とを具備したことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像状態入力手段による情報の入力
    は,対話方式を用いて行うことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像状態入力手段による情報の入力
    は,図形を用いた量的表現により行うことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は,ファジィ推論を用いて
    制御値の設定を行うことを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は,ファジィ推論を用いて
    制御値の設定を行う際に,各種センサの検知結果を用い
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は,設定した制御値が対応
    する所定の制御範囲を越えていたとき,制御値の変更を
    禁止し,且つ,警告を出力する警告制御を行うことを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP4154522A 1992-05-21 1992-05-21 画像形成装置 Pending JPH05323751A (ja)

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