JPH05318543A - 薄板型成形製品の成形方法 - Google Patents
薄板型成形製品の成形方法Info
- Publication number
- JPH05318543A JPH05318543A JP15278892A JP15278892A JPH05318543A JP H05318543 A JPH05318543 A JP H05318543A JP 15278892 A JP15278892 A JP 15278892A JP 15278892 A JP15278892 A JP 15278892A JP H05318543 A JPH05318543 A JP H05318543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide core
- molded product
- cavity
- resin
- thin plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/08—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
- B01J19/10—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor employing sonic or ultrasonic vibrations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/56—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
- B29C45/568—Applying vibrations to the mould parts
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 薄板型成形製品の品質を向上させることを目
的とする。 【構成】 スライドコア３をキャビティ４の外にセット
した状態で射出充填し、この充填完了後の樹脂が流動状
態を維持しているうちにスライドコア３を超音波等で振
動させながら押込むようにしたものである。
的とする。 【構成】 スライドコア３をキャビティ４の外にセット
した状態で射出充填し、この充填完了後の樹脂が流動状
態を維持しているうちにスライドコア３を超音波等で振
動させながら押込むようにしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック製時計バ
ンドの駒、薄型キーケース、薄型化粧用具入れ、カード
容器などの薄板型成形製品の成形方法に関する。
ンドの駒、薄型キーケース、薄型化粧用具入れ、カード
容器などの薄板型成形製品の成形方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図１および図２に示すように時計バンド
駒を射出成形で得の際には時計バンドの駒１の上下の肉
厚が薄いため、充填しにくく、充填したとしても樹脂の
流動性質から一端もしくは図には示していないが中央付
近が最終充填となるために充填のしにくさから来る空洞
（充填不足）部分２やウェルドマーク（樹脂の合せ
目）、フローマーク（しわ）等が発生し、バンドとして
の品質が悪く、商品として使えるものではなかった。
駒を射出成形で得の際には時計バンドの駒１の上下の肉
厚が薄いため、充填しにくく、充填したとしても樹脂の
流動性質から一端もしくは図には示していないが中央付
近が最終充填となるために充填のしにくさから来る空洞
（充填不足）部分２やウェルドマーク（樹脂の合せ
目）、フローマーク（しわ）等が発生し、バンドとして
の品質が悪く、商品として使えるものではなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は品質を向上さ
せる工夫を施した新規の薄板型成形製品の成形方法を提
供することを目的とするものである。
せる工夫を施した新規の薄板型成形製品の成形方法を提
供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係わる薄板型成形製品の成形方法は、スライ
ドコアをキャビティの外にセットした状態で射出を行う
ことにより充填し、この充填完了後の樹脂が流動状態を
維持しているうちにスライドコアを押込むようにしたも
のであり、
に本発明に係わる薄板型成形製品の成形方法は、スライ
ドコアをキャビティの外にセットした状態で射出を行う
ことにより充填し、この充填完了後の樹脂が流動状態を
維持しているうちにスライドコアを押込むようにしたも
のであり、
【０００５】そして、スライドコアを超音波等で振動を
させながら押込むようにしたものであり、
させながら押込むようにしたものであり、
【０００６】そして、スライドコアの抜去時に成形製品
の内部にエアを吹き入れるようにしたものである。
の内部にエアを吹き入れるようにしたものである。
【０００７】
【作用】スライドコアをキャビティ外にセットした状態
で射出を行い、充填完了と同時にスライドコアを超音波
等にて作動させながらコアを押込むため、薄肉部も関係
なく成形することができる。また、図３に示すように、
キャビティ１８内に充填し固化した樹脂すなわち薄板型
成形製品１９を型２０内から取出す際には、スライドコ
ア２１が抜き方向に作動し、時計バンドの駒等薄板型成
形製品１９におけるスライドコア２１の抜き去り部に真
空状態の空間２２ができると共に固化した薄板型成形製
品１９の上下の肉の薄い部分２３、２４が同図において
仮想線で示すように真空状態となった内部空間２２に引
っ張られて変形してしまうことがある。このような変形
を嫌う製品の場合には、スライドコア２１を抜去すると
きに成形製品１９の内部にエアを吹き入れることにより
真空とならない状態としてスライドコア２１を抜き去る
ことが可能であるので変形を防止することができる。
で射出を行い、充填完了と同時にスライドコアを超音波
等にて作動させながらコアを押込むため、薄肉部も関係
なく成形することができる。また、図３に示すように、
キャビティ１８内に充填し固化した樹脂すなわち薄板型
成形製品１９を型２０内から取出す際には、スライドコ
ア２１が抜き方向に作動し、時計バンドの駒等薄板型成
形製品１９におけるスライドコア２１の抜き去り部に真
空状態の空間２２ができると共に固化した薄板型成形製
品１９の上下の肉の薄い部分２３、２４が同図において
仮想線で示すように真空状態となった内部空間２２に引
っ張られて変形してしまうことがある。このような変形
を嫌う製品の場合には、スライドコア２１を抜去すると
きに成形製品１９の内部にエアを吹き入れることにより
真空とならない状態としてスライドコア２１を抜き去る
ことが可能であるので変形を防止することができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明に係わる薄板型成形製品の成形方
法は上記のような構成であるので、充填のしにくさから
来る空洞（充填不足）部分やウェルドマーク（樹脂の合
せ目）、フローマーク（しわ）等の発生を解消すること
が可能となり、品質のよい薄板型成形製品を確実に得る
ことができるものであり、またスライドコアに振動を与
えながら押込むようにしたので当該押込みが容易にな
り、しかも樹脂も振動させられるので空洞、ウエルドマ
ーク、フローマーク等が更にできにくくなるものであ
り、またスライドコアの抜去時に成形製品の内部にエア
を吹き入れるようにしたので上記したような真空による
変形を確実に防止できる等の優れた効果を奏するもので
ある。
法は上記のような構成であるので、充填のしにくさから
来る空洞（充填不足）部分やウェルドマーク（樹脂の合
せ目）、フローマーク（しわ）等の発生を解消すること
が可能となり、品質のよい薄板型成形製品を確実に得る
ことができるものであり、またスライドコアに振動を与
えながら押込むようにしたので当該押込みが容易にな
り、しかも樹脂も振動させられるので空洞、ウエルドマ
ーク、フローマーク等が更にできにくくなるものであ
り、またスライドコアの抜去時に成形製品の内部にエア
を吹き入れるようにしたので上記したような真空による
変形を確実に防止できる等の優れた効果を奏するもので
ある。
【０００９】
【実施例】図４および図５に示す第１実施例は、スライ
ドコア３を型７のキャビティ４の外にセットした状態で
同キャビティ４内に樹脂５を充填し（図４参照）、この
充填完了後の樹脂が流動状態を維持しているうちにスラ
イドコア３を超音波で振動させながら押込み（図５参
照）、この押し込み、樹脂の固化後に成形製品６の型抜
きを行うようにしたものである。
ドコア３を型７のキャビティ４の外にセットした状態で
同キャビティ４内に樹脂５を充填し（図４参照）、この
充填完了後の樹脂が流動状態を維持しているうちにスラ
イドコア３を超音波で振動させながら押込み（図５参
照）、この押し込み、樹脂の固化後に成形製品６の型抜
きを行うようにしたものである。
【００１０】図６〜図８に示す第２実施例は、先端に上
記真空空間２２にエアを入れるエア吹入口８をもつパイ
プ状のスライドコア９を使用したものであり、このスラ
イドコア９内にはエア吹入口８を開閉する中ピン１０が
挿入されてある。
記真空空間２２にエアを入れるエア吹入口８をもつパイ
プ状のスライドコア９を使用したものであり、このスラ
イドコア９内にはエア吹入口８を開閉する中ピン１０が
挿入されてある。
【００１１】この第２実施例は、中ピン１０の先端部１
１がテーパーとなっているためエア吹入口８を閉じてい
るときにはスライドコア９の中に樹脂５が流入すること
がないものであり、上記第１実施例と同様に、スライド
コア９を型７のキャビティ４の外にセットし、エア吹入
口８を閉じた状態で同キャビティ４内に樹脂５を充填
し、樹脂が流動状態を維持しているうちにスライドコア
９を超音波で振動させながら押込むようにしたものであ
り、またスライドコア９を抜くときには中ピン１０を先
ず作動させ（図７参照）てエア吹入口８を開くことによ
り成形製品１２の中にエアを吹き入れると共にスライド
コア９を作動させて抜き去り、然るのち成形製品１２の
型抜きを行うようにしたものである。
１がテーパーとなっているためエア吹入口８を閉じてい
るときにはスライドコア９の中に樹脂５が流入すること
がないものであり、上記第１実施例と同様に、スライド
コア９を型７のキャビティ４の外にセットし、エア吹入
口８を閉じた状態で同キャビティ４内に樹脂５を充填
し、樹脂が流動状態を維持しているうちにスライドコア
９を超音波で振動させながら押込むようにしたものであ
り、またスライドコア９を抜くときには中ピン１０を先
ず作動させ（図７参照）てエア吹入口８を開くことによ
り成形製品１２の中にエアを吹き入れると共にスライド
コア９を作動させて抜き去り、然るのち成形製品１２の
型抜きを行うようにしたものである。
【００１２】本発明はスライドコアの押込みをエアシリ
ンダ、油圧シリンダ等でなすことも可能である。
ンダ、油圧シリンダ等でなすことも可能である。
【００１３】尚、図９〜図１１は本発明方法により得た
駒１３をＨ型の連結金具１４を以て連結して時計バンド
１５を得る状態を示すものであり、また図１２は本発明
方法により得たキーホルダー１６を示すものであり、ま
た図１３は本発明方法により得た化粧用具入れ１７を示
すものである。
駒１３をＨ型の連結金具１４を以て連結して時計バンド
１５を得る状態を示すものであり、また図１２は本発明
方法により得たキーホルダー１６を示すものであり、ま
た図１３は本発明方法により得た化粧用具入れ１７を示
すものである。
【図１】従来例を示すものであって従来の成形型を利用
して成形している状態の断面図である。
して成形している状態の断面図である。
【図２】同成形型によりできた不良品の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図３】同成形型用いて成形する場合のスライドコアの
抜き去り状態を示す断面図である。
抜き去り状態を示す断面図である。
【図４】本発明の第１実施例を示すものであってスライ
ドコアを押込む前の状態の断面図である。
ドコアを押込む前の状態の断面図である。
【図５】同じくスライドコアを押込んだ状態の断面図で
ある。
ある。
【図６】本発明の第２実施例を示すものであってスライ
ドコアを押込んだ状態の断面図である。
ドコアを押込んだ状態の断面図である。
【図７】同じくエアの流出口を開いた状態の断面図であ
る。
る。
【図８】同じくスライドコアの抜き去り状態の断面図で
ある。
ある。
【図９】本発明により得た駒を使用して作った時計バン
ドを示す斜視図である。
ドを示す斜視図である。
【図１０】同駒をＨ型の連結金具で連結した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図１１】同駒をＨ型の連結金具で連結する状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図１２】本発明成形方法により得たキーホルダーを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図１３】本発明成形方法により得た化粧用具入れを示
す斜視図である。
す斜視図である。
１ 時計バンドの駒 ２ 空洞部分 ３ スライドコア ４ キャビティ ５ 樹脂 ６ 成形製品 ７ 型 ８ エア吹入口 ９ スライドコア １０ 中ピン １１ 先端部 １２ 成形製品 １３ 駒 １４ 連結金具 １５ 時計バンド １６ キーホルダー １７ 化粧用具入れ １８ キャビティ １９ 成形製品 ２０ 型 ２１ スライドコア ２２ 真空空間 ２３ 肉薄の部分 ２４ 肉薄の部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｃ 45/57 7179−4Ｆ
Claims (3)
- 【請求項１】 スライドコアをキャビティの外にセット
した状態で射出を行うことにより充填し、この充填完了
後の樹脂が流動状態を維持しているうちにスライドコア
を押込むことを特徴とする薄板型成形製品の成形方法。 - 【請求項２】 スライドコアを超音波等で振動をさせな
がら押込むことを特徴とする請求項１記載の薄板型成形
製品の成形方法。 - 【請求項３】 スライドコアの抜去時に成形製品の内部
にエアを吹き入れることを特徴とする請求項１または２
記載の薄板型成形製品の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15278892A JPH05318543A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 薄板型成形製品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15278892A JPH05318543A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 薄板型成形製品の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05318543A true JPH05318543A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15548165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15278892A Pending JPH05318543A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 薄板型成形製品の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05318543A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001062879A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-03-13 | Polyplastics Co | 大型スライドコア付き金型、それによる成形品及び成形方法 |
| JP2002307490A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Ikegami Kanagata Kogyo Kk | 樹脂成形品の成形システム |
| WO2004024415A1 (en) * | 2002-09-13 | 2004-03-25 | Dki Plast A.S. | Apparatus and method for improving the flow characteristics of injection moulding or extrusion material using ultrasonic vibration |
| CN102233635A (zh) * | 2010-04-29 | 2011-11-09 | 台州市黄岩双盛塑模有限公司 | Smc制品的侧型芯后打入方法及模具 |
| CN112372951A (zh) * | 2020-10-22 | 2021-02-19 | 宁波本洪电子商务有限公司 | 一种振动式模具成型装置 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP15278892A patent/JPH05318543A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001062879A (ja) * | 1999-06-24 | 2001-03-13 | Polyplastics Co | 大型スライドコア付き金型、それによる成形品及び成形方法 |
| JP2002307490A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Ikegami Kanagata Kogyo Kk | 樹脂成形品の成形システム |
| JP4672898B2 (ja) * | 2001-04-13 | 2011-04-20 | 池上金型工業株式会社 | 樹脂成形品の成形システム |
| WO2004024415A1 (en) * | 2002-09-13 | 2004-03-25 | Dki Plast A.S. | Apparatus and method for improving the flow characteristics of injection moulding or extrusion material using ultrasonic vibration |
| CN102233635A (zh) * | 2010-04-29 | 2011-11-09 | 台州市黄岩双盛塑模有限公司 | Smc制品的侧型芯后打入方法及模具 |
| CN112372951A (zh) * | 2020-10-22 | 2021-02-19 | 宁波本洪电子商务有限公司 | 一种振动式模具成型装置 |
| CN112372951B (zh) * | 2020-10-22 | 2023-04-25 | 深圳市凯迪贤模具有限公司 | 一种振动式模具成型装置 |
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