JPH0531669A - 研削装置 - Google Patents
研削装置Info
- Publication number
- JPH0531669A JPH0531669A JP18603191A JP18603191A JPH0531669A JP H0531669 A JPH0531669 A JP H0531669A JP 18603191 A JP18603191 A JP 18603191A JP 18603191 A JP18603191 A JP 18603191A JP H0531669 A JPH0531669 A JP H0531669A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- grindstone
- high speed
- grinding liquid
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属、セラミック、ガラス等の材料を高速加
工し、かつ高精度、高品質な仕上げ面を得ることができ
る研削装置を提供すること。 【構成】 高速回転する砥石１と被加工物２とを接触さ
せて相対移動させつつ被加工物２を高速研削する研削装
置において、前記砥石１の内部に研削液供給路１５を設
けると共に、この研削液供給路１５から略ラジアル方向
に延びて砥石１の作用面１ａに貫通する研削液吐出用孔
５を設けたことを特徴とする。
工し、かつ高精度、高品質な仕上げ面を得ることができ
る研削装置を提供すること。 【構成】 高速回転する砥石１と被加工物２とを接触さ
せて相対移動させつつ被加工物２を高速研削する研削装
置において、前記砥石１の内部に研削液供給路１５を設
けると共に、この研削液供給路１５から略ラジアル方向
に延びて砥石１の作用面１ａに貫通する研削液吐出用孔
５を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属、セラミック、ガ
ラス等の材料の研削装置に関するものである。
ラス等の材料の研削装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、機械部品や光学部品は、その材質
の如何を問わず高精度、高品質な仕上げ面が求められて
いる。
の如何を問わず高精度、高品質な仕上げ面が求められて
いる。
【０００３】以下、図５を参照しながら従来の研削装置
の一例について説明する。
の一例について説明する。
【０００４】図５は、ガラスレンズを研削加工する研削
装置の要部を示しており、２１はディスク型の砥石、２
２は被加工物のガラスである。砥石２１は、砥石駆動装
置（図示せず）によってａ方向に回転し、またガラス２
２はワーク回転装置（図示せず）によってｂ方向に回転
する。２４はノズルで、研削液２３を吐出する。砥石２
１はその作用面２１ａの幅方向の中央が前記ワーク回転
装置の軸心と同じ高さにある。
装置の要部を示しており、２１はディスク型の砥石、２
２は被加工物のガラスである。砥石２１は、砥石駆動装
置（図示せず）によってａ方向に回転し、またガラス２
２はワーク回転装置（図示せず）によってｂ方向に回転
する。２４はノズルで、研削液２３を吐出する。砥石２
１はその作用面２１ａの幅方向の中央が前記ワーク回転
装置の軸心と同じ高さにある。
【０００５】上記研削装置においてガラスレンズを研削
加工する場合には、砥石２１が周速度２０００ｍ／ｍｉ
ｎ以上で高速回転し、一方ガラス２２にも緩やかな回転
が与えられ、ガラス２２は砥石２１の作用面２１ａとそ
の幅方向中央にて接し、この接点が加工ポイントとな
る。次いで砥石２１とガラス２２とは前記加工ポイント
にて接しつつ相対移動する。すなわち砥石２１はＸ軸方
向に、一方ガラス２２はＺ軸方向に移動し、あらかじめ
設定されたデータに基づいて砥石２１がガラス２２の加
工面をたどるように相対移動することにより加工面の研
削が行われ、ガラス２２が任意の形状に加工される。
加工する場合には、砥石２１が周速度２０００ｍ／ｍｉ
ｎ以上で高速回転し、一方ガラス２２にも緩やかな回転
が与えられ、ガラス２２は砥石２１の作用面２１ａとそ
の幅方向中央にて接し、この接点が加工ポイントとな
る。次いで砥石２１とガラス２２とは前記加工ポイント
にて接しつつ相対移動する。すなわち砥石２１はＸ軸方
向に、一方ガラス２２はＺ軸方向に移動し、あらかじめ
設定されたデータに基づいて砥石２１がガラス２２の加
工面をたどるように相対移動することにより加工面の研
削が行われ、ガラス２２が任意の形状に加工される。
【０００６】その際、ノズル２４から研削液２３を吐出
し、前記加工ポイントに研削液２３を吹き付けることに
よって加工ポイントが冷却されて研削焼けが防止され、
仕上げ面の粗さ及び品質を向上させることができる。
し、前記加工ポイントに研削液２３を吹き付けることに
よって加工ポイントが冷却されて研削焼けが防止され、
仕上げ面の粗さ及び品質を向上させることができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、砥石２
１の周速度が２０００ｍ／ｍｉｎ以上と大変高速である
ため、従来の研削装置においては高速回転する砥石２１
の周囲に生じる空気の層によって吐出した研削液２３が
はね返されてしまい、冷却効果が損なわれるため研削焼
けを起こしやすくなり良好な仕上げ面が得られないとい
う問題があった。
１の周速度が２０００ｍ／ｍｉｎ以上と大変高速である
ため、従来の研削装置においては高速回転する砥石２１
の周囲に生じる空気の層によって吐出した研削液２３が
はね返されてしまい、冷却効果が損なわれるため研削焼
けを起こしやすくなり良好な仕上げ面が得られないとい
う問題があった。
【０００８】本発明は上記問題に鑑み、金属、セラミッ
ク、ガラス等の材料を高速加工する場合に、高精度、高
品質な仕上げ面を得ることができる研削装置を提供する
ことを目的とするものである。
ク、ガラス等の材料を高速加工する場合に、高精度、高
品質な仕上げ面を得ることができる研削装置を提供する
ことを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】高速回転する砥石と被加
工物とを接触させて相対移動させつつ被加工物を高速研
削する研削装置において、前記砥石の内部に研削液供給
路を設けると共に、この研削液供給路から略ラジアル方
向に延びて砥石の作用面に貫通する研削液吐出用孔を設
けたことを特徴とする。
工物とを接触させて相対移動させつつ被加工物を高速研
削する研削装置において、前記砥石の内部に研削液供給
路を設けると共に、この研削液供給路から略ラジアル方
向に延びて砥石の作用面に貫通する研削液吐出用孔を設
けたことを特徴とする。
【００１０】
【作用】砥石に、砥石の内部に設けた研削液供給路から
略ラジアル方向に延びて砥石の作用面に貫通する研削液
吐出用孔が設けられているので、被加工物を研削する際
に砥石が回転すると、前記研削液供給路から供給される
研削液が遠心力によって前記吐出用孔から吐出し、被加
工物の加工面に直接供給される。よって、砥石が２００
０ｍ／ｍｉｎ以上に高速回転している場合においても、
その周囲に生じる空気の層に影響されることなく十分な
量の研削液を加工ポイントに供給することができる。
略ラジアル方向に延びて砥石の作用面に貫通する研削液
吐出用孔が設けられているので、被加工物を研削する際
に砥石が回転すると、前記研削液供給路から供給される
研削液が遠心力によって前記吐出用孔から吐出し、被加
工物の加工面に直接供給される。よって、砥石が２００
０ｍ／ｍｉｎ以上に高速回転している場合においても、
その周囲に生じる空気の層に影響されることなく十分な
量の研削液を加工ポイントに供給することができる。
【００１１】
【実施例】以下、図１〜図４を参照して本発明の一実施
例について説明する。
例について説明する。
【００１２】図１は研削装置の全体の概略図である。研
削装置の各構成部品は定盤１４上に設置されている。１
はディスク型砥石で、図２に示すように作用面１ａを有
し、かつその中央部の孔から略ラジアル方向に向けて前
記作用面１ａに貫通する吐出用孔５が複数個設けられて
おり、前記吐出用孔５は、作用面１ａの幅方向中央位置
に配設されている。砥石１は砥石駆動装置８によって回
転可能であり、これらはＸ軸方向に移動可能なＸ軸テー
ブル１０上に設置されている。３は研削液、４は研削液
３を砥石１内部の研削液供給路１５に供給するノズル
で、研削液タンク１３に接続している。２は被加工物で
ワーク回転装置９によって回転可能であり、これらはモ
ータ１２によってＺ軸方向に移動可能なＺ軸テーブル１
１上に設置されている。以上の研削装置は、制御装置
（図示せず）によって閉ループ動作制御される。
削装置の各構成部品は定盤１４上に設置されている。１
はディスク型砥石で、図２に示すように作用面１ａを有
し、かつその中央部の孔から略ラジアル方向に向けて前
記作用面１ａに貫通する吐出用孔５が複数個設けられて
おり、前記吐出用孔５は、作用面１ａの幅方向中央位置
に配設されている。砥石１は砥石駆動装置８によって回
転可能であり、これらはＸ軸方向に移動可能なＸ軸テー
ブル１０上に設置されている。３は研削液、４は研削液
３を砥石１内部の研削液供給路１５に供給するノズル
で、研削液タンク１３に接続している。２は被加工物で
ワーク回転装置９によって回転可能であり、これらはモ
ータ１２によってＺ軸方向に移動可能なＺ軸テーブル１
１上に設置されている。以上の研削装置は、制御装置
（図示せず）によって閉ループ動作制御される。
【００１３】前記砥石１はその作用面１ａの幅方向の中
央が前記ワーク回転装置９の軸心と同じ高さにあり、上
記研削装置においてガラスレンズを研削加工する場合に
は、被加工物２は砥石１とその作用面１ａの幅方向中央
において接する。この接点が加工ポイントとなり、前記
吐出用孔５は加工ポイント上を通過する位置に配設され
ている。
央が前記ワーク回転装置９の軸心と同じ高さにあり、上
記研削装置においてガラスレンズを研削加工する場合に
は、被加工物２は砥石１とその作用面１ａの幅方向中央
において接する。この接点が加工ポイントとなり、前記
吐出用孔５は加工ポイント上を通過する位置に配設され
ている。
【００１４】図３は砥石１の内部構造の詳細を示した断
面図で、砥石１は砥石固定具１６と砥石ホルダー１７に
よってシャフト７に固定されており、このシャフト７を
介して砥石駆動装置８に固定され、ａ方向に回転可能で
ある。前記シャフト７の中央部には、吐出用孔５に通じ
る研削液供給路１５が設けられており、その真上に配さ
れたノズル４から供給される研削液３を吐出用孔５に送
り込む。
面図で、砥石１は砥石固定具１６と砥石ホルダー１７に
よってシャフト７に固定されており、このシャフト７を
介して砥石駆動装置８に固定され、ａ方向に回転可能で
ある。前記シャフト７の中央部には、吐出用孔５に通じ
る研削液供給路１５が設けられており、その真上に配さ
れたノズル４から供給される研削液３を吐出用孔５に送
り込む。
【００１５】上記研削装置を用いて研削加工を行う場合
は、あらかじめ設定された初期位置に砥石１及び被加工
物２を配し、砥石１にはａ方向に高速回転を、被加工物
２にはｂ方向に緩やかな回転をそれぞれ与え、同時に前
記研削液タンク１３からノズル４を経て研削液供給路１
５に研削液３が供給される。そして砥石１の作用面１ａ
と被加工物２の加工面を加工ポイントにて接触させ、あ
らかじめ入力されている動作制御データに基づいて砥石
１をＸ軸方向に、一方被加工物２をＺ軸方向にあたかも
砥石１が加工物２の加工面をたどるがごとく相対移動さ
せて加工ポイントを移動し、任意の形状に加工を施す。
このとき、研削液３は砥石１が回転する遠心力によって
吐出用孔５から被加工物２に向けて吐出され、加工ポイ
ントに直接供給される。よって、砥石１の周速度が２０
００ｍ／ｍｉｎ以上の高速度であった場合でも、その周
囲に生じる空気の層の影響を受けることなく常に十分な
量の研削液３が加工ポイントに供給される。
は、あらかじめ設定された初期位置に砥石１及び被加工
物２を配し、砥石１にはａ方向に高速回転を、被加工物
２にはｂ方向に緩やかな回転をそれぞれ与え、同時に前
記研削液タンク１３からノズル４を経て研削液供給路１
５に研削液３が供給される。そして砥石１の作用面１ａ
と被加工物２の加工面を加工ポイントにて接触させ、あ
らかじめ入力されている動作制御データに基づいて砥石
１をＸ軸方向に、一方被加工物２をＺ軸方向にあたかも
砥石１が加工物２の加工面をたどるがごとく相対移動さ
せて加工ポイントを移動し、任意の形状に加工を施す。
このとき、研削液３は砥石１が回転する遠心力によって
吐出用孔５から被加工物２に向けて吐出され、加工ポイ
ントに直接供給される。よって、砥石１の周速度が２０
００ｍ／ｍｉｎ以上の高速度であった場合でも、その周
囲に生じる空気の層の影響を受けることなく常に十分な
量の研削液３が加工ポイントに供給される。
【００１６】尚、上記実施例においては、研削液３は砥
石１の吐出用孔５からのみ供給されるが、図５の従来例
に示したように外部から研削液を供給するものと併用す
ることも勿論可能である。また、砥石１の形状はディス
ク型のみならず、カップ型等の他の形状のものとしても
よい。
石１の吐出用孔５からのみ供給されるが、図５の従来例
に示したように外部から研削液を供給するものと併用す
ることも勿論可能である。また、砥石１の形状はディス
ク型のみならず、カップ型等の他の形状のものとしても
よい。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、砥石に２０００ｍ／ｍ
ｉｎ以上の高速回転を与えて研削加工をする場合におい
ても、被加工物と砥石の接触する加工ポイントに十分な
量の研削液を供給することができる結果、被加工物の仕
上げ面が研削焼けすることを防止し、非常に高品質な仕
上げ面を得ることができる研削装置を提供することがで
きる。
ｉｎ以上の高速回転を与えて研削加工をする場合におい
ても、被加工物と砥石の接触する加工ポイントに十分な
量の研削液を供給することができる結果、被加工物の仕
上げ面が研削焼けすることを防止し、非常に高品質な仕
上げ面を得ることができる研削装置を提供することがで
きる。
【図１】本発明の１実施例の概略を示す斜視図である。
【図２】砥石の詳細を示す斜視図である。
【図３】研削装置の要部断面図である。
【図４】研削装置の要部上面図である。
【図５】従来の研削装置の要部上面図である。
１ 砥石 １ａ 作用面 ２ 被加工物 ３ 研削液 ５ 吐出用孔 １５ 研削液供給路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 高速回転する砥石と被加工物とを接触さ
せて相対移動させつつ被加工物を高速研削する研削装置
において、前記砥石の内部に研削液供給路を設けると共
に、この研削液供給路から略ラジアル方向に延びて砥石
の作用面に貫通する研削液吐出用孔を設けたことを特徴
とする研削装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18603191A JPH0531669A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18603191A JPH0531669A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 研削装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0531669A true JPH0531669A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16181188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18603191A Pending JPH0531669A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 研削装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0531669A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999059774A1 (fr) * | 1998-05-19 | 1999-11-25 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Machine-outil et procede d'usinage |
| US6585564B1 (en) | 1999-11-15 | 2003-07-01 | Makino Milling Co., Ltd | Machine tool device and its working fluid feed device |
| US6648738B2 (en) | 2001-01-31 | 2003-11-18 | Kabushiki Kaisha Topcon | Grinding fluid supply device of lens grinding apparatus |
| CN112355918A (zh) * | 2020-10-20 | 2021-02-12 | 黄莉 | 一种砂轮结构及其加工工艺 |
| CN113635217A (zh) * | 2021-08-30 | 2021-11-12 | 丹阳市镖准思自动化科技有限公司 | 一种砂轮内冷却结构及其组装方法 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP18603191A patent/JPH0531669A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999059774A1 (fr) * | 1998-05-19 | 1999-11-25 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Machine-outil et procede d'usinage |
| US6244928B1 (en) | 1998-05-19 | 2001-06-12 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Machine tool system and machining method |
| US6585564B1 (en) | 1999-11-15 | 2003-07-01 | Makino Milling Co., Ltd | Machine tool device and its working fluid feed device |
| US6648738B2 (en) | 2001-01-31 | 2003-11-18 | Kabushiki Kaisha Topcon | Grinding fluid supply device of lens grinding apparatus |
| CN112355918A (zh) * | 2020-10-20 | 2021-02-12 | 黄莉 | 一种砂轮结构及其加工工艺 |
| CN113635217A (zh) * | 2021-08-30 | 2021-11-12 | 丹阳市镖准思自动化科技有限公司 | 一种砂轮内冷却结构及其组装方法 |
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