JPH05316694A - 電動機ステータの製造方法 - Google Patents
電動機ステータの製造方法Info
- Publication number
- JPH05316694A JPH05316694A JP14644792A JP14644792A JPH05316694A JP H05316694 A JPH05316694 A JP H05316694A JP 14644792 A JP14644792 A JP 14644792A JP 14644792 A JP14644792 A JP 14644792A JP H05316694 A JPH05316694 A JP H05316694A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- magnetic pole
- outer ring
- ring core
- pole core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、磁極コアと外輪コアに嵌合凹部およ
び挿入凸部を必要とせず外輪コアと磁極コアとを強固に
結合させることを目的とする 【構成】極数に応じた巻線が施される環状の磁極コア
と、この磁極コアと別体の外輪コアと、外輪コアの外周
に設けたフレームとを具え、フレームを焼ばめによって
外輪コアを磁極コアに締め付け固定するようにしてい
る。
び挿入凸部を必要とせず外輪コアと磁極コアとを強固に
結合させることを目的とする 【構成】極数に応じた巻線が施される環状の磁極コア
と、この磁極コアと別体の外輪コアと、外輪コアの外周
に設けたフレームとを具え、フレームを焼ばめによって
外輪コアを磁極コアに締め付け固定するようにしてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁極コアと外輪コアを
結合してなる電動機の製造方法に関するものである。
結合してなる電動機の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種の電動機のステータは、磁
極コアと外輪コアを一体成型すると、磁極コアに巻線を
施すとき外輪コアが邪魔になり巻線作業が煩雑になる欠
点があった。このため、磁極コアと外輪コアを別体に構
成し、磁極コアに巻線を施したのち磁極コアを外輪コア
に結合する構造が採用されている。従来における磁極コ
アを外輪コアに結合する構造としては、特開昭６３−２
９９７３７号公報に示されるように、外輪コアに蟻溝状
の嵌合凹部を設け、磁極コアにこの嵌合凹部と嵌合する
挿入凸部を設け、外輪コアの嵌合凹部に磁極コアの挿入
凸部を圧入して結合させる構造になっている。
極コアと外輪コアを一体成型すると、磁極コアに巻線を
施すとき外輪コアが邪魔になり巻線作業が煩雑になる欠
点があった。このため、磁極コアと外輪コアを別体に構
成し、磁極コアに巻線を施したのち磁極コアを外輪コア
に結合する構造が採用されている。従来における磁極コ
アを外輪コアに結合する構造としては、特開昭６３−２
９９７３７号公報に示されるように、外輪コアに蟻溝状
の嵌合凹部を設け、磁極コアにこの嵌合凹部と嵌合する
挿入凸部を設け、外輪コアの嵌合凹部に磁極コアの挿入
凸部を圧入して結合させる構造になっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動機のステー
タは以上のような構成なっているため、圧入部の加工寸
法に高精度な寸法管理が必要であるほか、外輪コアの嵌
合凹部に磁極コアの挿入凸部を圧入しなければならず大
きなお押圧力を要していた。本発明は、このような従来
の課題を解決するためになされたもので、圧入部の寸法
管理を必要せず外輪コアと磁極コアとを強固に結合させ
ることを目的とする。
タは以上のような構成なっているため、圧入部の加工寸
法に高精度な寸法管理が必要であるほか、外輪コアの嵌
合凹部に磁極コアの挿入凸部を圧入しなければならず大
きなお押圧力を要していた。本発明は、このような従来
の課題を解決するためになされたもので、圧入部の寸法
管理を必要せず外輪コアと磁極コアとを強固に結合させ
ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】極数に応じた巻線が施さ
れる環状の磁極コアとこの磁極コアと別体の外輪コアを
結合してなる電動機ステータおいて、磁極コアを外輪コ
ア内周に挿入し、外輪コアの外周にフレームを焼ばめに
よって締結させるようにしたものである。
れる環状の磁極コアとこの磁極コアと別体の外輪コアを
結合してなる電動機ステータおいて、磁極コアを外輪コ
ア内周に挿入し、外輪コアの外周にフレームを焼ばめに
よって締結させるようにしたものである。
【０００５】
【作用】したがって、フレームが収縮して外輪コアを収
縮させ、外輪コアが磁極コアに密着して結合することが
できる。
縮させ、外輪コアが磁極コアに密着して結合することが
できる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図１について説明する。電
動機のステータは、電磁鋼板等の薄板を積層してなる円
筒状の外輪コア１と、この外輪コア１に嵌合固定される
電磁鋼板等を積層してなる磁極コア２とから構成されて
いる。外輪コア１はリング形に形成された薄板を複数枚
積層したもので、磁極コア２は、外周側に開放する巻線
装着用のスロット３を形成している。外輪コアの外周に
にフレーム４が設けられている。このフレームの内径は
外輪コアの外径よりも小さく構成してある。電動機のス
テータを製造するときは、磁極コアの内径と略等しい図
示しない治具に磁極コアを挿入し、磁極コアの外周に外
輪コアを嵌め込み、その後フレームを焼きばめして磁極
コアと外輪コアとをフレームにより固定する。フレーム
は冷却後外輪コアとのハメ合いが締め代嵌合となり外輪
コアを内側に押し、フレームと外輪コアの締結と外輪コ
アと磁極コアの締結が同時になされる。
動機のステータは、電磁鋼板等の薄板を積層してなる円
筒状の外輪コア１と、この外輪コア１に嵌合固定される
電磁鋼板等を積層してなる磁極コア２とから構成されて
いる。外輪コア１はリング形に形成された薄板を複数枚
積層したもので、磁極コア２は、外周側に開放する巻線
装着用のスロット３を形成している。外輪コアの外周に
にフレーム４が設けられている。このフレームの内径は
外輪コアの外径よりも小さく構成してある。電動機のス
テータを製造するときは、磁極コアの内径と略等しい図
示しない治具に磁極コアを挿入し、磁極コアの外周に外
輪コアを嵌め込み、その後フレームを焼きばめして磁極
コアと外輪コアとをフレームにより固定する。フレーム
は冷却後外輪コアとのハメ合いが締め代嵌合となり外輪
コアを内側に押し、フレームと外輪コアの締結と外輪コ
アと磁極コアの締結が同時になされる。
【０００７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は磁極コアお
よび外輪コアに嵌合部を設けることなく、磁極コアと外
輪コアを強固に密着結合することができる。
よび外輪コアに嵌合部を設けることなく、磁極コアと外
輪コアを強固に密着結合することができる。
【図１】本発明の実施例を示す電動機ステータの断面図
１ 外輪コア ２ 磁極コア ３ スロット ４ フレーム
Claims (1)
- 【請求項１】 極数に応じた巻線が施される環状の磁極
コアとこの磁極コアと別体の外輪コアを結合してなる電
動機ステータの製造方法において、磁極コアを外輪コア
内周に挿入し、外輪コアの外周にフレームを焼ばめによ
って締結させるようにしたことを特徴とする電動機ステ
ータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14644792A JPH05316694A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 電動機ステータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14644792A JPH05316694A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 電動機ステータの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05316694A true JPH05316694A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=15407853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14644792A Pending JPH05316694A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 電動機ステータの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05316694A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000072426A1 (fr) * | 1999-05-25 | 2000-11-30 | Hitachi, Ltd. | Noyau de machine rotative, son procede de fabrication, piece du noyau et machine rotative |
| EP1073181A1 (de) * | 1999-07-24 | 2001-01-31 | Abb Research Ltd. | Rotierende elektrische Maschine und Verfahren zu deren Herstellung |
| EP1128524A2 (en) * | 2000-02-24 | 2001-08-29 | Minebea Co., Ltd. | Electric rotary machine |
| JP2002186226A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-28 | Toyoda Mach Works Ltd | モータ及びそのモータの分割コアの組立方法 |
| JP2007049777A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Hitachi Ltd | 電動モータ制御装置 |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP14644792A patent/JPH05316694A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000072426A1 (fr) * | 1999-05-25 | 2000-11-30 | Hitachi, Ltd. | Noyau de machine rotative, son procede de fabrication, piece du noyau et machine rotative |
| JP2000341889A (ja) * | 1999-05-25 | 2000-12-08 | Hitachi Ltd | 回転機用コア、その製造方法、コア用素片および回転機 |
| EP1073181A1 (de) * | 1999-07-24 | 2001-01-31 | Abb Research Ltd. | Rotierende elektrische Maschine und Verfahren zu deren Herstellung |
| EP1128524A2 (en) * | 2000-02-24 | 2001-08-29 | Minebea Co., Ltd. | Electric rotary machine |
| EP1128524A3 (en) * | 2000-02-24 | 2003-07-30 | Minebea Co., Ltd. | Electric rotary machine |
| JP2002186226A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-28 | Toyoda Mach Works Ltd | モータ及びそのモータの分割コアの組立方法 |
| JP4639469B2 (ja) * | 2000-12-18 | 2011-02-23 | 株式会社ジェイテクト | モータ及びそのモータの分割コアの組立方法 |
| JP2007049777A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Hitachi Ltd | 電動モータ制御装置 |
| JP4681390B2 (ja) * | 2005-08-08 | 2011-05-11 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電動モータ制御装置 |
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