JPH05315570A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

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JPH05315570A
JPH05315570A JP4114384A JP11438492A JPH05315570A JP H05315570 A JPH05315570 A JP H05315570A JP 4114384 A JP4114384 A JP 4114384A JP 11438492 A JP11438492 A JP 11438492A JP H05315570 A JPH05315570 A JP H05315570A
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JP
Japan
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film
photoresist film
exposed
light
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Withdrawn
Application number
JP4114384A
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English (en)
Inventor
Hitonori Hayano
仁紀 早野
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体記憶装置の配線を形成する際に、高さの
異なる2つの領域いずれに於いても最適な露光条件によ
り露光できるようにし、微細パターンの形成を容易にす
る。 【構成】高さの異なる2つの領域のフォトレジスト膜1
4を2度に分けて、それぞれの領域で最適の露光条件を
設定して露光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置の製造
方法に関し、特にフォトレジスト膜の露光方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は半導体記憶装置の中で1トランジ
スタ1キャパシタ型ダイナミックメモリ(以下DRAM
と記す)のメモリセル部分を示した回路図である。ワー
ド線Wを選択してスイッチングトランジスタQ1 を導通
状態とし、キャパシタC1 の一方の電極部にデータ線D
からデータを電荷の形で書き込んだり、あるいは、キャ
パシタC1 からデータ線Dへデータを読み出したりす
る。
【0003】図3は、図2で示したメモリセルの実際の
構造を示した断面図で、P型シリコン基板1上に形成し
た状態を示している。ワード線は一方向に延在する多結
晶シリコン膜4aによりつくられるとともに、スイッチ
ングトランジスタのゲート電極を構成している。N型不
順物領域3a,3bがスイッチングトランジスタのソー
ス,ドレインを構成するとともに、一方のN型不純物領
域3bはシリサイド膜11で形成されたデータ線に接続
されている。又、他方のN型不順物領域3aはキャパシ
タの一方の電極を構成する多結晶シリコン膜7に接続さ
れている。多結晶シリコン膜9はキャパシタの他方の電
極であり、2つの多結晶シリコン膜7,9が薄い絶縁膜
8を介して対向する部分が実際のキャパシタとなってい
る。なお、多結晶シリコン膜4bは隣接するメモリセル
のワード線を構成している。また、アルミニウム配線1
3a,13bは、それぞれ多結晶シリコン膜4a,4b
で構成されたワード線の抵抗を下げるため、所定の間隔
ごとに下の多結晶シリコン膜4a,4bと接続をとるた
めに設けられている。更にアルミニウム配線13cは、
メモリセルの外側に設けられたデコーダやセンス増幅器
などの回路の信号配線である。
【0004】図3に示したDRAMのモメリセルに於い
て、回路を安定に動作させるためには、メモリセルのキ
ャパシタの容量値を大きくして蓄積される電荷量を大き
くする必要がある。その手法としては、キャパシタの絶
縁膜を薄くする手法や絶縁膜に誘電率の大きい物質を用
いる手法、更に電極の対向する面積を大きくする手法な
どがある。この内一般に多く用いられている手法として
は、最後に示した電極の対向する面積を大きくする手法
である。
【0005】図4は、そのような工夫を行なったDRA
Mのメモリセルを示した断面図で図3に示したものとの
相違点は、キャパシタの一方の電極を形成する多結晶シ
リコン膜7Aを厚く形成することで、側面部に於ける対
向面積を大きくしている点である。この手法はメモリセ
ルの占有面積を変えないで、キャパシタの電極の対向面
積を大きくするためには縦方向に伸ばせばよいという考
えに基づいている。この結果、キャパシタの容量値を大
きくすることができ、回路を安定に動作させることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに図4で示した
従来のメモリセルでは、キャパシタの容量値を大きくす
るために多結晶シリコン膜7Aを厚く形成しているた
め、メモリセルが形成される領域が、周囲のデコーダや
センス増幅器などの周辺回路が形成される領域よりも高
くなり、2つの領域の境界部で大きな段差が生じてしま
う。この段差は多結晶シリコン膜7Aの厚さにより異な
るが、0.5〜1.5μmにもなる。
【0007】今、アルミニウム配線13a〜13cのパ
ターンを形成しようとすると、アルミニウム膜(図7の
13)を全面に形成した後フォトレジストを塗布し、フ
ォトマスクを用いて所望のパターンに応じて選択的に露
光を行なう。図5はフォトレジスト膜14を露光した後
の状態を示した断面図でフォトレジスト膜14のうち斜
線をほどこした部分が露光された部分14Aである。
【0008】この時、メモリセル領域と、その周囲の領
域との間で大きな段差があるため、2つの領域両方でフ
ォトレジストを最適な焦点条件で露光するのが困難にな
ってくる。その結果、一方の領域に於いてパターンの間
隔の小さい部分で隣り合うパターンがつながったり、あ
るいは、幅の細い部分でパターンが切れたりしてしまう
という問題点が発生してくるのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
の製造方法は、表面の平均的な高さに差のある第1の領
域および第2の領域を有する半導体基板上の所定の絶縁
膜上に配線用導電膜を被着し、前記配線用導電膜をフォ
トレジスト膜で被覆する工程と、前記第1(又は第2)
の領域上の前記フォトレジスト膜を選択時に露光した後
前記第2(または第1)の領域上の前記フォトレジスト
膜を選択的に露光する工程とを有するというものであ
る。
【0010】
【実施例】以下に図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
【0011】図1(a),(b)は本発明の一実施例の
製造工程順に示した断面図である。
【0012】図1(a)に示すように、従来例と同様に
DRAMセルアレーの主要部および周辺回路の主要部を
形成したのちに、層間絶縁膜12にアルミニウム膜13
を被着した後、フォトレジスト膜14を塗布する。そし
て、デコーダやセンス増幅器などメモリセル以外のもの
が形成された第1の領域15(周辺回路領域)のフォト
レジスト膜14をアルミニウムのパターンに応じて選択
的に露光する。図1(a)に、斜線を付した部分がフォ
トレジスト膜14の露光された部分14Bである。この
時、フォトレジスト膜14の露光に使用するフォトマス
クは第1の領域15のパターンが形成されているととも
に、メモリセルアレー領域はすべて暗部となっているも
のを用いる。次いで、メモリセルアレー領域のパターン
のみ形成されて、第1の領域15はすべて暗部となって
いる,前述したフォトマスクとは別の第2のフォトマス
クによりメモリセルアレー領域のフォトレジスト膜14
を露光する。この状態を示したのが図1(b)である。
この時、周囲の領域より平均的な高さが高くなっている
分だけ、露光装置のウェーハを保持する台の高さを調整
して、第2の露光領域16を最適の焦点条件で露光でき
るようにする。また、第1の露光領域と第2の露光領域
との境界部分は多少重なるようにしておく方がよい。次
に露光したフォトレジスト膜を現像して、露光部分を除
去した後、下層のアルミニウム膜13をエッチングすれ
ば、所望のパターンのアルミニウム配線(図4の13a
〜13cに相当)を形成することができる。
【0013】なお、以上の説明では、ダイナミックメモ
リに関して述べてきたが、スタティックメモリや読み出
し専用メモリに関しても本発明を適用できることは明ら
かである。また、露光する順番も必ずしも前述した順番
に限るものではない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、半導体
基板上の所定の層間絶縁膜上に被着した配線用導電膜に
塗布したフォトレジスト膜を露光して、表面の平均的な
高さに差のある第1及び第2の領域にそれぞれ同層の配
線を形成するのに、第1(または第2)の領域のフォト
レジスト膜を露光した後、第2(または第1)の領域の
フォトレジスト膜を露光することで、高さの異なる2つ
の領域いずれに於いても最適な露光条件により露光でき
るので、微細パターンの形成を容易にできるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明に使用するため
(a),(b)に分図して示す工程順断面図である。
【図2】ダイナミックメモリの回路図である。
【図3】従来のダイナミックメモリの断面図である。
【図4】図3に示したダイナミックメモリを改良したダ
イナミックメモリの断面図である。
【図5】図4に示した従来のダイナミックメモリの一製
造工程に対応する断面図である。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 フィールド酸化膜 3 ゲート酸化膜 4a,4b 多結晶シリコン膜 5a,5b N型不純物領域 6 層間絶縁膜 7,7A 多結晶シリコン膜(キャパシタ下部電極) 8,8A 絶縁膜 9,9A 多結晶シリコン膜(キャパシタ上部電極) 10 層間絶縁膜 11 シリサイド膜 12 層間絶縁膜 13 アルミニウム膜 13a,13b,13c アルミニウム配線 14 フォトレジスト膜 14A,14B,14C フォトレジスト膜の露光部
分 15 第1の領域 16 第2の領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の平均的な高さに差のある第1の領
    域および第2の領域を有する半導体基板上の所定の絶縁
    膜上に配線用導電膜を被着し、前記配線用導電膜をフォ
    トレジスト膜で被覆する工程と、前記第1(又は第2)
    の領域上の前記フォトレジスト膜を選択時に露光した後
    前記第2(または第1)の領域上の前記フォトレジスト
    膜を選択的に露光する工程とを有することを特徴とする
    半導体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 第2の領域は、メモリセルが行列状に配
    置されたメモリセルアレー領域であり、第1の領域は周
    辺回路領域である請求項1記載の半導体記憶装置の製造
    方法。
JP4114384A 1992-05-07 1992-05-07 半導体記憶装置の製造方法 Withdrawn JPH05315570A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007227454A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007227454A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法

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