JPH05314273A - 画像データ処理方法と画像データ処理装置 - Google Patents

画像データ処理方法と画像データ処理装置

Info

Publication number
JPH05314273A
JPH05314273A JP4143186A JP14318692A JPH05314273A JP H05314273 A JPH05314273 A JP H05314273A JP 4143186 A JP4143186 A JP 4143186A JP 14318692 A JP14318692 A JP 14318692A JP H05314273 A JPH05314273 A JP H05314273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
edge
fill
contour
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4143186A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Matsuo
光大 松尾
Hiroshi Yasuhara
宏 安原
Hiroki Kusumoto
裕樹 楠本
Izumi Kawanishi
泉 川西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4143186A priority Critical patent/JPH05314273A/ja
Publication of JPH05314273A publication Critical patent/JPH05314273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Generation (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像に対する輪郭作成を簡単に行える画像処
理方法と画像処理装置を提供する。 【構成】 編集画像を作成する入力デイバイス14と、
CPU11に設けられ、作像された編集画像内の指定点
の周囲に連続する画像データのエッジを検出するエッジ
検出手段及びエッジ検出手段が検出したエッジに輪郭デ
ータを付加する輪郭データ付加手段を有する。その結
果、画像に対して簡単な処理で高精度の輪郭形成を行っ
て、画像に修飾効果を与える構造が簡単な画像処理装置
を低製造コストで提供することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データのエッジに輪
郭データを付加する画像処理方法と画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像に輪郭を付加することは、画像に装
飾的な効果を与えると共に、背景画像に対して当該画像
をコントラストよく浮き立たせるという効果もある。例
えば、ビデオカメラで撮影した第1の画像に、ライトペ
ンなどの入力装置を使用してタイトルや説明文などの第
2の画像を重畳(スーパーインポーズ)する場合、第2
の画像を第1の画像上でコントラストよく浮き立たせる
ために、第2の画像に輪郭を付することが行われてい
る。この場合の第2の画像は、文字と図形などからなっ
ていることが多く、画像としては比較的複雑な場合があ
り、従来はこのような画像に輪郭を形成するには、微分
回路を備えた輪郭形成装置を使用して、画像の境界位置
を検出してそこに輪郭画像を逐次作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の輪郭画像
の作成は、複雑な装置を使用し処理も煩雑であり、装置
の製造コストの面でも問題があった。また、自由に描か
れる図形などは、ドッド変換しないと輪郭を作成するこ
とができず、例えば文字と図形からなる画像では、これ
らをまとめた状態で輪郭を作成することもできなかっ
た。本発明は上述のこの種の画像に対する輪郭作成の現
状に鑑みてなされたものであり、その目的は画像に対す
る輪郭作成が簡単に行える画像処理方法と画像処理装置
とを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像内の指
定点の周囲に連続する画像データのエッジを検出し、こ
のエッジに輪郭データを付加することにより達成され
る。また、上記目的は、第1の画像に第2の画像を重畳
して第3の画像を作成する画像処理方法において、上記
第2の画像のエッジに輪郭データを付加し、この輪郭デ
ータが付加された第2の画像を上記第1の画像に重畳す
ることにより達成される。さらに、上記目的は、本発明
の構成を示す図1のブロック図に示すように、画像作成
手段2が作成した画像内の指定点の周囲に連続する画像
データから、エッジを検出するエッジ検出手段3と、こ
のエッジ検出手段3が検出したエッジに輪郭データを付
加する輪郭データ付加手段5とを設けることにより達成
される。
【0005】
【作用】本発明では、画像内に設定した指定点の周囲に
連続する画像データのエッジが検出され、検出されたエ
ッジに輪郭データが付加される。また、本発明では、第
1の画像に第2の画像を重畳して第3の画像を作成する
画像処理方法において、上記第2の画像のエッジに輪郭
データが付加され、この輪郭データが付加された第2の
画像を上記第1の画像が重畳される。本発明の動作を図
2のフローチャートで説明すると、ステップS1で画像
内に指定点が設定され、ステップS2で指定点の周囲に
連続する画像データのエッジが検出され、ステップS3
で検出されたエッジに輪郭データが付加され、ステップ
S4で全ての画像データに輪郭データが付加されたこと
が確認される。
【0006】
【実施例】以下、本発明を画像処理装置の一実施例に基
づいて図面を参照して説明する。図3は実施例の構成を
示すブロック図であり、同図に示すようにCPU11に
バスBを介してビデオRAM(以下VRAMという)1
2、ROM13、RAM15及びライトペンを備えた入
力ディバイス14が接続してあり、VRAM12には表
示装置16が接続してある。ここで、CPU11にはエ
ッジ検出手段、輪郭データ付加手段及びスーパーインポ
ーズ手段が設けてあり、CPU11は、実施例の全体動
作を制御する機能を有し、ROM13には、実施例の動
作プログラムが格納してある。また、入力デバイス14
は、外部からの画像データの入力とライトペンで作像す
る編集画像データの入力の機能を有している。さらに、
RAM15は、画像処理に際して各種のデータを格納す
る機能を有し、VRAM12は、入力ディバイス14か
らの画像データを格納する機能を有し、表示装置は、外
部から入力される第1の画像、第2の画像である編集画
像、この編集画像に輪郭を付加した処理画像及び処理画
像をスーパポーズした第1の画像を表示する機能を有し
ている。
【0007】次に、このような構成の実施例の画像処理
動作を、入力デイバイス14のライトペンの操作によっ
て描画した編集画像に輪郭を付する処理について説明す
る。先ず、実施例の画像処理の基本動作を図5〜図10
を参照して説明する。ここで、図5〜図8は実施例の画
像処理の基本動作の説明図であり、図9及び図10は実
施例における親の水平ラインから隣接する水平ラインへ
の画像処理の移行の説明図である。実施例では、図5に
示すように、輪郭が付される編集画像のX軸方向で最長
の水平ラインに指定点20が設定され、この指定点20
から左右のX座標方向に当該画像の端部の画像データと
隣接するピクセルでの画像データの有無の変化によっ
て、エッジ21、22が検出され、これらのエッジに挟
まれた画像データ部分に元親のフィルパラメータが作成
される。また、元親のフィルパラメータに対する当該エ
ッジ(Fill)に輪郭データが付加され、この元親の
フィルパラメータを元にして、Y軸方向で隣接する水平
ラインについて、画像データに対するエッジが同様にし
て検出され、当該エッジ間に子のフィルパラメータが順
次作成されて同様に輪郭が付加される。そして、次には
子のフィルパラメータを親のフィルパラメータとして、
当該フィルパラメータにY軸方向で隣接する水平ライン
の画像データに対して、子のフィルパラメータが順次作
成され、このようにして検出される各ラインのエッジに
順次輪郭が付されることにより、画像の全周辺に輪郭が
付される。
【0008】このような画像処理は、図6〜図8に示す
以下の基本規則に従って行われる。 A.エッジ検出手段が検出したフィルパラメータの両外
側のエッジに、輪郭データ付加手段が輪郭データを付加
する(図6)。 B.同一水平ライン上に存在する共通の親のフィルパラ
メータのX座標領域に存在するフィルパラメータ間に、
輪郭データ付加手段が輪郭データを付加する(図7)。 C.子のフィルパラメータが、親のフィルパラメータよ
りも左側で縮小している場合(C1)、右側で縮小して
いる場合(C2)及びフィルパラメータが存在しない場
合(C3)には、輪郭データ付加手段が、対応する領域
に輪郭データを付加する(図8)。この時、付加される
輪郭データのX座標方向の端部を、最も近い位置にある
親のフィルパラメータの端部の輪郭データに一致させ
る。
【0009】ここで、実施例における元親のフィルパラ
メータに隣接する水平ラインでの画像処理について説明
すると、図9(a)に示すようにエッジが検出され、エ
ッジに輪郭データが付加されて親のフィルパラメータが
作成されると、当該フィルパラメータにY軸方向で上方
に隣接する水平ラインに画像処理が進む。先ず、親のフ
ィルパラメータの左端のX座標に対応する位置をフィル
ポイントfとして、この場合は左方のX座標には画像デ
ータがないので、ピクセルが編集画像の端部の画像デー
タとの境界点でない場合には、図9(b)に示すよう
に、上記基本規則C1によって端部を最も近い親のフィ
ルパラメータエッジの輪郭データに一致させて輪郭デー
タをX座標右方向に付加して行きながらエッジ位置を検
出する。また、上記フィルポイントfに画像データが存
在する場合には、X座標左方向に存在するフィルパラメ
ータのエッジを先ず検出する。これらの検出動作の何れ
かで、ピクセルが画像データとの境界点となるエッジ位
置を検出し、当該エッジ位置間に子のフィルパラメータ
を検出し、基本規則Aによりエッジに輪郭データを付加
して同図(c)に示すように子のフィルパラメータを形
成する。 次いで、当該水平ラインに対して親のフィル
パラメータの右端のX座標に対応する位置まで、上述の
処理を繰り返し基本規則A、B、Cを適用することによ
り、図10に示すように輪郭データを付加した子のフィ
ルパラメータを、順次作成して行く。そして当該水平ラ
インの処理を済ませると、親のフィルパラメータにY軸
方向に下方で隣接する水平ラインについて同様な処理が
行われる。その後は、子のフィルパラメータを親のフィ
ルパラメータとして、順次Y軸方向に対して輪郭データ
の付加が行われる。
【0010】次に、実施例の画像処理の例を図4及び図
11〜図14を参照して説明する。ここで、図4は実施
例の動作を示すフローチャート、図11〜図14は、実
施例による画像処理の説明図である。図4のステップS
11において、図11に示すように編集画像を構成する
水平ラインの画素列のエッジが検出され、X座標方向に
エッジ間が最長のものが選択され元親のフィルパラメー
タが作成され、当該フィルパラメータに指定点20が設
定され、ステップS12で当該エッジに輪郭データが付
加される。そして、ステップS13において当該フィル
パラメータが元親のフィルパラメータとして、RAM1
5のリングバッファ領域にスタックされる。ステップS
14で当該フィルパラメータがポップアップされ、ステ
ップS15において、当該フィルパラメータに基づいて
子のフィルパラメータの作成及び対応する輪郭描画の処
理が行われる。
【0011】即ち、図12に示すように、元親のフィル
パラメータにY軸上方で隣接する水平ラインについて、
元親のフィルパラメータの左端の画像データのX座標位
置のピクセルをフィルポイントとして、画像処理が進め
られる。この場合は、フィルポイントのX座標左方に
は、画像データが存在しないので、基本規則C1により
端部を元親のフィルパラメータエッジの輪郭データに一
致させて、輪郭データをX座標右方向に付加して行く。
この状態で、ピクセルが画像データとの境界点となるエ
ッジ位置を検出し、当該エッジ位置から子のフィルパラ
メータを検出し、基本規則Aによりエッジに輪郭データ
を付加して第1子のフィルパラメータを作成する。同様
にして、元親のフィルパラメータの左端部のX座標に達
するまで、エッジ位置の検出が行われ、第2子のフィル
パラメータに対応するエッジが検出され、基本規則Aに
より第2子のフィルパラメータのエッジに輪郭データが
付加され、基本規則Bによって第1子のフィルパラメー
タと第2子のフィルパラメータ間に輪郭データが付加さ
れる。同様にして第3子のフィルパラメータに対応する
エッジが検出され、基本規則Aによって第3子のフィル
パラメータのエッジに輪郭データが付加され、基本規則
Bによつて第2子のフィルパラメータと第3子のフィル
パラメータ間に輪郭データが付加される。そして、右側
で縮小している第3子のフィルパラメータに対して、基
本規則C2によつて輪郭データが、X座標右方向に端部
を元親のフィルパラメータエッジの輪郭データに一致さ
せて付加される。
【0012】次いで、元親のフィルパラメータにY軸下
方向で隣接する水平ラインについて画像処理が行われ、
元親のフィルパラメータの左端の画像データのX座標位
置のピクセルをフィルポイントとして、同様にエッジが
検出され第4子のフィルパラメータが作成され、基本規
則Aによって輪郭データが付加される。続いて当該水平
ラインについて、X座標右方向に第5子のフィルパラメ
ータに対応するエッジが検出され、第5子のフィルパラ
メータが作成され、これらのエッジに基本規則Aによっ
て輪郭データが付加される。そして、第4子のフィルパ
ラメータと第5子のフィルパラメータ間に基本規則Bに
より輪郭データが付加され、右側が縮小した第5子のフ
ィルパラメータに対して、基本規則C2によって輪郭デ
ータが、端部を元親のフィルパラメータエッジの輪郭デ
ータに一致させて付加される。
【0013】ここで、第1子のフィルパラメータ、第2
子のフィルパラメータ及び第3子のフィルパラメータ
を、それぞれ第1親のフィルパラメータ、第2親のフィ
ルパラメータ及び第3親のフィルパラメータとして、当
該水平ラインにY軸上方で隣接する水平ラインに対する
画像処理が行われる。先ず、第1親のフィルパラメータ
の左端の画像データのX座標位置のピクセルをフィルポ
イントとして、この場合フィルポイントのX座標左方に
は画像データが存在しないので、基本規則C1によっ
て、端部の輪郭データ位置を第1親のフィルパラメータ
の端部の輪郭データ位置に揃えて輪郭データが付加され
る。そして第1−1子のフィルパラメータに対応するエ
ッジが検出され、第1−1子のフィルパラメータが検出
され、基本規則Aによってこの第1−1子のフィルパラ
メータのエッジに輪郭データが付加される。次いで、第
2親のフィルパラメータの左端の画像データのX座標位
置のピクセルをフィルポイントとして、この場合はフィ
ルポイントと第1−1子のフィルパラメータ間には、画
像データが存在しないので、基本規則C1によってX軸
右方向に輪郭データが付加される。また、この過程で第
2−1子のフィルパラメータに対応するエッジが検出さ
れ、これらのエッジに基本規則Aによって輪郭データが
付加され、基本規則C2によって右方が縮小した第2−
1子のフィルパラメータに、端部位置を最も近い位置に
ある第3親のフィルパラメータの端部の輪郭データ位置
に一致させて輪郭データが付加される。そして、第3親
のフィルパラメータの左端の画像データのX座標位置の
ピクセルをフィルポイントとして画像処理が行われ、こ
の場合はフィルポイントに画像データが存在するので、
X座標左方向にエッジを検出して第2−1子のフィルパ
ラメータと同一のエッジが検出されるが、この場合は重
複検出なので第3−1子のフィルパラメータは作成され
ない。
【0014】次いで、第4子のフィルパラメータ、第5
子のフィルパラメータを、それぞれ第4親のフィルパラ
メータ、第5親のフィルパラメータとして、これらの親
のフィルパラメータを含む水平ラインに、Y軸下方で隣
接する水平ラインに対する画像処理が行われる。先ず、
第4親のフィルパラメータの左端の画像データのX座標
位置のピクセルをフィルポイントとして、フィルポイン
トのX座標方向には画像データがないので、基本規則C
3により端部位置を第4親のフィルパラメータの端部の
輪郭データ位置に一致させて輪郭データが付加される。
次いで、第5親のフィルパラメータの左端の画像データ
のX座標位置のピクセルをフィルポイントとして、フィ
ルポイントのX座標左方には画像データが存在しないの
で、基本規則C3により端部を第5親のフィルパラメー
タの端部の輪郭データ位置に一致させて輪郭データが付
加される。この過程で第5−1子のフィルパラメータに
対応するエッジが検出され、基本規則Aによってこれら
のエッジに輪郭データが付加される。
【0015】ここで、第1−1子のフィルパラメータと
第2−1子のフィルパラメーを、それぞれ第1−1親の
フィルパラメータと第2−1親のフィルパラメータとし
て、これらの親のフィルパラメータを含む水平ラインに
Y軸上方で隣接する水平ラインに対する画像処理が行わ
れる。先ず、第1−1親のフィルパラメータの左端の画
像データのX座標位置のピクセルをフィルポイントとし
て、フィルポイントのX座標方向には画像データが存在
しないので、基本規則C3によって端部を第1−1親の
フィルパラメータ端部の輪郭データに一致させて輪郭デ
ータが付加される。同様にして、第2−1親のフィルパ
ラメータの左端の画像データのX座標位置のピクセルを
フィルポイントとして、フィルポイントのX座標方向に
は画像データが存在しないので、基本規則C3によって
端部を第2−1親のフィルパラメータ端部の輪郭データ
に一致させて輪郭データが付加される。
【0016】最後に、第5−1子のフィルパラメータを
第5−1親のフィルパラメータとして、この親のフィル
パラメータを含む水平ラインにY軸下方で隣接する水平
ラインに対する画像処理が行われる。第5−1親のフィ
ルパラメータの左端の画像データのX座標位置のピクセ
ルをフィルポイントとして、フィルポイントのX座標方
向には画像データが存在しないので、基本規則C3によ
って端部を第5−1親のフィルパラメータ端部の輪郭デ
ータに一致させて輪郭データが付加される。以上に説明
した各輪郭データの作成は、予め選定した色彩で行うこ
とができる。
【0017】上述した画像処理の過程で、元親のフィル
パラメータから、第1親のフィルパラメータ〜第5親の
フィルパラメータ、第1−1親のフィルパラメータ、第
2−1親のフィルパラメータ及び第5−1親のフィルパ
ラメータは、図4のフローチャートのステップS12に
おいて、逐次RAM15のリングバッファ領域にスタッ
クされ、新しくスタックされる親のフィルパラメータ
が、順次ポップアップされて対応する子のフィルパラメ
ータに対する輪郭データの付加処理が行われ、この処理
が完了すると、リングバッファ領域より消去される。従
って、実施例ではリングバッファにステップS13で最
後に第5−1親のフィルパラメータがスタックされ、図
14に示す輪郭が描画された段階でステップS14の判
定はNOとなり画像処理は完了する。
【0018】以上の説明では、編集画像の画像データの
エッジを検出して、このエッジに輪郭データを付加する
場合を説明したが、このように輪郭が形成された編集画
像は、図3のCPU11のスーパーインポーズ手段の指
令によって、外部から入力される例えばビデオカメラで
撮影した第1の画像に対して、輪郭が付された第2の画
像としてスーパーインポーズさせることができる。ま
た、実施例では一重の輪郭を付加する場合を説明した
が、同様にして例えば異なる色彩で二重輪郭を付加する
ことも可能である。
【0019】このようにして、実施例によると、例えば
文字と図形からなり比較的構成の複雑な原画像を、まと
めて一つの画像として取り扱い、簡単な処理で図14に
示すように高精度な輪郭の描画が行われる。実施例では
エッジ検出手段は編集画像の画像データの有無の変化を
検出して、エッジを検出してフィルパラメータを作成す
るが、編集画像データは色コードで第1の画像データと
は簡単に識別可能なので、複雑なエッジ検出回路を設け
る必要はない。そして実施例では、輪郭データ付加手段
が、エッジ検出手段が検出した親のフィルパラメータに
対して、予め定めた基本規則に従って、各水平ラインご
とに輪郭データを付加するので、簡単な回路構成で高精
度の輪郭作成をする装置を低製造コストで提供すること
が可能になる。
【0020】
【発明の効果】■ 本発明によると、画像内の指定点の周囲に連続する画像
データのエッジを検出し、このエッジに輪郭データを付
加するので、画像に対して簡単な処理で高精度の輪郭形
成を行って、画像に修飾効果を与えることが可能にな
る。また、本発明によると、第1の画像に第2の画像を
スーパーインポーズして第3の画像を作成する画像処理
方法において、上記第2の画像のエッジに輪郭データを
付加し、この輪郭データが付加された第2の画像を上記
第1の画像にスーパーインポーズするので、背景となる
第1の画像に対して第2の画像をコントラストよく且つ
優れた修飾効果を与えてスーパーインポーズすることが
可能になる。さらに本発明によると、エッジ検出手段
が、画像内の指定点の周囲に連続する画像データのエッ
ジを検出し、輪郭データ付加手段が、このエッジ検出手
段が検出したエッジに輪郭データを付加するので、画像
に対して簡単な処理で高精度の輪郭形成を行って、画像
に修飾効果を与える簡単な構造の画像処理装置を低製造
コストで提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の一実施例の画像処理の元親のフィルパ
ラメータ設定の説明図である。
【図6】本発明の一実施例の画像処理の基本規則Aの説
明図である。
【図7】本発明の一実施例の画像処理の基本規則Bの説
明図である。
【図8】本発明の一実施例の画像処理の基本規則C1、
C2、C3の説明図である。
【図9】本発明の一実施例の画像処理における隣接水平
ラインへの移行とフィルパラメータ作成処理の説明図で
ある。
【図10】本発明の一実施例の隣接水平ラインで完成し
た画像処理の説明図である。
【図11】本発明の一実施例の画像処理での元親のフィ
ルパラメータへの輪郭付加の説明図である。
【図12】本発明の一実施例の画像処理での元親のフィ
ルパラメータに隣接する水平ラインに対する輪郭付加の
説明図である。
【図13】図13で輪郭が付加された水平ラインに隣接
する水平ラインに対する輪郭付加の説明図である。
【図14】本発明の一実施例の画像処理で輪郭が付加さ
れた編集画像の説明図である。
【符号の説明】
1 画像表示装置 2 画像作成手段 3 エッジ検出手段 5 輪郭データ付加手段 11 CPU 12 ビデオRAM 13 ROM 14 入力ディバイス 15 RAM 16 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川西 泉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像内の指定点の周囲に連続する画像デ
    ータのエッジを検出し、このエッジに輪郭データを付加
    することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 第1の画像に第2の画像を重畳して第3
    の画像を作成する画像処理方法において、上記第2の画
    像のエッジに輪郭データを付加し、この輪郭データが付
    加された第2の画像を上記第1の画像に重畳することを
    特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 画像内の指定点の周囲に連続する画像デ
    ータのエッジを検出するエッジ検出手段と、このエッジ
    検出手段が検出したエッジに輪郭データを付加する輪郭
    データ付加手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
JP4143186A 1992-05-08 1992-05-08 画像データ処理方法と画像データ処理装置 Pending JPH05314273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4143186A JPH05314273A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 画像データ処理方法と画像データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4143186A JPH05314273A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 画像データ処理方法と画像データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05314273A true JPH05314273A (ja) 1993-11-26

Family

ID=15332880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4143186A Pending JPH05314273A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 画像データ処理方法と画像データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05314273A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9824429B2 (en) 2012-09-18 2017-11-21 Sony Corporation Image processing apparatus and method, and program

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9824429B2 (en) 2012-09-18 2017-11-21 Sony Corporation Image processing apparatus and method, and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0362677B1 (en) Method of and apparatus for producing cutout mask data
JPH05314273A (ja) 画像データ処理方法と画像データ処理装置
US5185596A (en) Electronic image modification
JP2713677B2 (ja) カラー画像色変更処理方式とカラー画像合成処理方式
JPS63106872A (ja) 画像処理装置
JPH08241394A (ja) 画像切抜き装置
JP2646000B2 (ja) 画像データ処理装置
JP3052728B2 (ja) 画像トリミング装置
JPH07200801A (ja) 変形画像作成装置
JP3145724B2 (ja) 図形データ変換装置
JPH05242178A (ja) 図面自動入力装置の認識結果表示修正方式
JPH05128224A (ja) カラー画像の色抽出装置および方法
JP4004217B2 (ja) 画像処理装置
JPS63103380A (ja) 三次元文字の作成装置
JPH09153070A (ja) 図面編集装置
JPH06162180A (ja) 領域抽出方式
JPS60169895A (ja) 外字作成方法
JPH10124542A (ja) 図形のフィレット編集方法
JPH05165923A (ja) 立体形状モデリング方式
JP2842364B2 (ja) カラーグラフィック描画システム及び描画方法
JPH07254013A (ja) 3次元画像修正方法
JPH0877228A (ja) 図形処理装置
JPH04133179A (ja) 画像切り抜き装置
JPH0916787A (ja) 図形塗り潰し用枠線の始点終点描画方法
JPH09297857A (ja) 物体認識装置