JPH05311450A - 無電解めっき槽 - Google Patents

無電解めっき槽

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JPH05311450A
JPH05311450A JP11735492A JP11735492A JPH05311450A JP H05311450 A JPH05311450 A JP H05311450A JP 11735492 A JP11735492 A JP 11735492A JP 11735492 A JP11735492 A JP 11735492A JP H05311450 A JPH05311450 A JP H05311450A
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JP
Japan
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plated
plating solution
plating
impellers
tank
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Application number
JP11735492A
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English (en)
Inventor
Naoshige Kawasaki
直茂 河崎
Minoru Fujita
実 藤田
Masatoshi Sunamoto
昌利 砂本
Takeshi Morita
毅 森田
Takashi Takahama
隆 高浜
Osamu Hayashi
修 林
Shunsuke Uzaki
俊介 宇崎
Shunei Sudo
俊英 須藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平板状の被めっき物表面に、均一な液流動を
生じさせることができる無電解めっき槽を得る。 【構成】 貯溜されためっき液5内に平板状の被めっき
物6が吊持されるめっき液槽4と、被めっき物6の両面
に沿い所定の間隙を介して配設される一対の案内板10
a、10bと、被めっき物6の両側に配設され同一方向
に回転することにより被めっき物6と案内板10a、1
0bとの間隙にめっき液5の流れを形成する一対のイン
ペラー8a、8bとを備え、このインペラー8a、8b
の回転方向を周期的に反転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、均一なめっき皮膜を
得るためのめっき液攪拌機構を備えた無電解めっき槽に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】液攪拌の果たす役割は、めっき槽内にお
けるめっき浴の温度や濃度を均一化すること、また被め
っき物表面に強い対流を起こしてイオン拡散を増強する
ことなどである。前者の場合、めっき槽内に緩慢な対流
を生じさせれば良いため、液の流れ方向やその強さはさ
ほど問題とはならない。しかし、後者の場合では、液攪
拌はめっきの反応速度やめっき皮膜物性(組成)に大き
く影響する。図11は、例えば「表面技術総覧」(鵜飼
義一編,606ページ,広信社発行,1983/6/1
5)に記載された従来の空気攪拌方法をあらわすめっき
槽の構成図である。空気攪拌は攪拌効率の高い方法であ
るが、空気酸化を嫌うめっき液の場合、一般に空気の代
わりにめっき液を循環ポンプによって吹き出させること
によってめっき液の攪拌を行っている。例えば、めっき
液1内に垂直に浸漬した平板状の被めっき物2に対し
て、ノズル3からめっき液を図中矢印で示すように噴出
させながらめっきを行う場合、従来の装置ではノズル3
が被めっき物2の上側または下側に設けてあり、ノズル
3からのめっき液1噴流が被めっき物2の表面に沿って
上方または下方に流れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のめっき槽では液
攪拌が以上のようになされており、めっき液の流れ方向
が一定であるため、被めっき物の上部と下部ではめっき
液の液流速が異なり、被めっき物表面における液攪拌効
果が不均一であった。このため、液攪拌がめっきの反応
速度やめっき皮膜物性に大きく影響する無電解めっきの
場合、被めっき物表面での液流速に差がある場合では、
めっき皮膜の厚さや組成や物性が不均一になるという問
題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解決する
ために成されたものであり、平板状の被めっき物表面に
均一な液流動を生じさせることができるめっき液攪拌機
構を備えた無電解めっき槽を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の無電解めっき槽は、貯溜されためっき液内に平板状の
被めっき物が吊持されるめっき液槽と、被めっき物の両
面に沿い所定の間隙を介して配設される一対の案内板
と、被めっき物の両側に配設され同一方向に回転するこ
とにより被めっき物と案内板との間隙にめっき液の流れ
を形成する一対のインペラーとを備え、このインペラー
の回転方向を周期的に反転させるようにしたものであ
る。
【0006】又、請求項2の無電解めっき槽は、貯溜さ
れためっき液内に複数の平板状の被めっき物が並列して
吊持されるめっき液槽と、各被めっき物の両側にそれぞ
れ配設され相隣なる同士がお互いに逆方向に回転するこ
とにより各被めっき物間にめっき液の流れを形成する複
数対のインペラーとを備え、各インペラーの回転方向を
周期的に反転させるようにしたものである。
【0007】さらに、請求項3の無電解めっき槽は、貯
溜されためっき液内に平板状の被めっき物が吊持される
めっき液槽と、被めっき物の両面に沿い所定の間隙を介
して配設される一対の案内板と、被めっき物の両側に配
設され同一方向に回転することにより被めっき物と案内
板との間隙にめっき液の流れを形成する一対のインペラ
ーと、被めっき物と案内板との間隙の出、入口にそれぞ
れ配設されるメッシュ状の邪魔板とを備え、インペラー
の回転方向を周期的に反転させるようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】この発明における無電解めっき槽の対をなすイ
ンペラーは、同一方向で且つ周期的に反転することによ
り、被めっき物表面に沿って平行で且つ均一にめっき液
を流通させる。
【0009】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の実施例1における無電解めっき槽
の構成を示す断面図、図2は図1における線II-IIに沿
う断面図である。図において、4はめっき液5の冒され
ない例えば樹脂またはチタン等で形成されるめっき液
槽、6は吊治具7によって吊持され、めっき液5内に浸
漬される例えばプリント配線板等のような平板状の被め
っき物、8a、8bはこの被めっき物6の両側に配設さ
れ円柱状の軸を中心に複数枚の羽根を備え、テフロンコ
ーティングされた金属(鉄、ステンレス等)又はチタン
等で形成されるインペラーである。
【0010】そして、これらインペラー8a、8bはそ
れぞれモータ9a、9bにより同一方向に且つ同一速度
で回転駆動され、回転方向が周期的に反転される。な
お、インペラー8a、8bの軸方向長さは被めっき物6
の縦方向長さより大に設定されている。10a、10b
は被めっき物6の両面に沿い且つ対向させて所定の間隙
(20〜60mm程度)を介して配設される案内板、1
1a、11bは被めっき物6とその両側に配設される両
インペラー8a、8b間に平行に配設される仕切板で、
被めっき物6と両仕切板11a、11bとの間隔は5〜
30mm、両仕切板11a、11bと両インペラー8
a、8bの羽根車先端との間隔は5〜10mmにそれぞ
れ設定されている。
【0011】次に上記のように構成された実施例1にお
ける無電解めっき槽の動作について説明する。まず、モ
ータ9a、9bを駆動させるとインペラー8a、8bが
回転を開始する。このインペラー8a、8bの回転数は
めっき液5の種類や被めっき物6の形状によって異なる
が、実施例1では400rpmに設定した。インペラー
8a、8bの回転により、めっき液槽4内のめっき液5
は図中矢印で示すように、仕切板11bの一方の表面を
通り案内板10aに沿って被めっき物6の一方の表面を
平行且つ均一に流れ、仕切板11aの一方の表面を通っ
てインペラー8aに到達する。
【0012】そして今度は、インペラー8aにより上記
と同様に、仕切板11aの他方の表面を通って案内板1
0bに沿って被めっき物6の他方の表面を平行且つ均一
に流れ、仕切板11bの他方の表面を通って再びインペ
ラー8b側に戻る。上記のような動作を繰り返し一定時
間経過した後、両モータ9a、9bの回転が逆方向に切
り替えられ、両インペラー8a、8bの回転も反転さ
れ、めっき液5は図中矢印とは反対方向に流れが変わ
る。なお、めっき液5の流れを反転させるまでの時間
は、めっき液の種類、めっき時間、被めっき物6の形状
等によって異なるが、10秒〜5分間程度であるのが望
ましく、実施例1では1分間とした。
【0013】図3はこの発明の実施例1における無電解
めっき槽を用い、めっき液5として、スズ(0.1モ
ル)、鉛(0.01モル)、有機スルホン酸(0.2モ
ル)、チオ尿素(2モル)を主成分とする無電解はんだ
めっき液を使用し、被めっき物6としては240×18
0mmのプリント配線基板を適用し、めっき浴温70
℃、めっき時間20分でめっきを行った後、0.5mm
□のパタン部分のめっき厚さを測定した場合の結果を示
すものであり、又、図4は被めっき物2の下部に設けた
ノズル3からめっき液1を噴出させて攪拌を行う図11
に示したような従来の無電解めっき槽を用い、上記同様
の条件でめっきを行った場合の結果を示すものである。
【0014】両図を比較すると明らかなように、図4に
示す無電解めっき厚さ分布では、被めっき物6の下部分
では上部分に比べ厚く析出しており、全体に不均一なめ
っき厚さ分布を示している。これに対し、図4に示す実
施例1における無電解めっき厚さ分布では、ほぼ被めっ
き物6全面で均一な厚さの皮膜が形成されていることが
わかる。図5に使用しためっき液5におけるめっき厚さ
と攪拌強度の関係を示す。図5に示すように、本めっき
液5は攪拌の有無や強弱によってめっき速度が大きく影
響を受けることがわかる。又、本めっき液5で形成され
るめっき厚さは400rpm以上ではほぼ一定となるこ
とがわかる。このことからも実施例1におけるめっき液
攪拌機構を備えた無電解めっき槽では、従来のめっき液
噴流式攪拌機構を備えた無電解めっき槽に比べ、均一な
攪拌効果が得られることは明かである。
【0015】実施例2.上記実施例1においては、被め
っき物6と両インペラー8a、8bとの間に仕切板11
a、11bを設けて、各インペラー8a、8bによるめ
っき液5の流れが乱れることなく、被めっき物6の表面
と各案内板10a、10bとの間にスムーズに流れるよ
うにしているが、被めっき物6と両インペラー8a、8
bとの間の距離を条件に応じて考慮すれば、仕切板11
a、11bを設けない場合にも上記実施例1と同様の効
果を奏する。
【0016】実施例3.図6はこの発明の実施例3にお
ける無電解めっき槽の構成を模式的に示す斜視図、図7
は図6における無電解めっき槽の構成を示す平面図であ
る。図において、12はめっき液13に冒されない例え
ば樹脂またはチタン等で形成されるめっき液槽、14
a、14b、14cは吊治具(図示せず)によって吊持
され、めっき液13内に浸漬される例えばプリント配線
板等のような平板状の被めっき物で、所定の間隔を介し
て平行に配設されている。15a、15b、15cおよ
び16a、16b、16cはこれら各被めっき物14
a、14b、14cの一側および他側にそれぞれ配設さ
れるインペラー、17a、17b、17cおよび18
a、18b、18cは各インペラー15a、15b、1
5cと各被めっき物14a、14b、14cとの間およ
び各被めっき物14a、14b、14cと各インペラー
16a、16b、16cとの間にそれぞれ平行に配設さ
れる仕切板、19a、19b、19cおよび20a、2
0b、20cは各インペラー15a、15b、15cお
よび16a、16b、16cを回転駆動するモータであ
る。
【0017】次に上記のように構成された実施例3にお
ける無電解めっき槽の動作について説明する。まず、各
モータ19a〜19c、20a〜20cを同一速度で、
且つ19a、19c、20a、20cを同一方向、19
b、20bを異なる方向にそれぞれ回転すると、各イン
ペラー15a〜15c、16a〜16cは図7中破線矢
印で示す方向に回転し、めっき液槽12内のめっき液1
3は図7中実線矢印で示すように流れ、例えば、インペ
ラー15aによって送出されるめっき液13は、仕切板
17aの表面を通りめっき液槽12の内壁に沿って被め
っき物14aの一方の表面を平行且つ均一に流れ、仕切
板18aの表面を通ってインペラー16aに到達する。
【0018】そして今度は、インペラー16aによって
送出され、インペラー16bによって送出されるめっき
液13とともに両仕切板18a、18b間を通り、両被
めっき物14a、14bの表面を平行且つ均一に流れ、
両仕切板17a、17b間を通って両インペラー15
a、15bに戻る。その後、めっき液13は両インペラ
ー15a、15bによって分岐され、めっき液槽12の
内壁と被めっき物14aの表面との間、および被めっき
物14aの表面と被めっき物14bの表面との間にそれ
ぞれ流出される。
【0019】このように、例えば被めっき物14aの両
側にそれぞれ配置される両インペラー15a、16aは
同一方向に、又、相隣なる両インペラー15aと15b
および16aと16bは異なる方向にそれぞれ回転させ
てやれば、お互いに相隣なる被めっき物14a、14b
同士が実施例1における案内板10a、10bの役割を
果たし、お互いの表面に平行且つ均一な流れを形成す
る。そして、上記各実施例のように各インペラーの回転
方向を周期的に反転させてやることにより、均一な攪拌
効果が得られ、上記各実施例と同様な効果を奏すること
は言うまでもない。
【0020】実施例4.図8はこの発明の実施例4にお
ける無電解めっき槽の構成を示す断面図、図9は図8に
おける無電解めっき槽の構成を示す一部破断斜視図であ
る。図において、めっき液槽4、めっき液5、被めっき
物6、吊治具7、インペラー8a、8bモータ9a、9
b、案内板10a、10b(図示せず)および仕切板1
1a、11bは図1に示す実施例1のものと同様である
ので説明を省略する。21はインペラー8aと仕切板1
1aとの間およびインペラー8bと仕切板11bとの間
にそれぞれ配設されるメッシュ状の邪魔板で、めっき液
5に冒されないテフロンでコーティングされた鉄、ステ
ンレスまたはチタン等の材料で形成されている。
【0021】上記のように構成された実施例4における
無電解めっき槽においても、上記実施例1におけると同
様に、まず、モータ9a、9bを駆動させるとインペラ
ー8a、8bが回転を開始する。このインペラー8a、
8bの回転によりめっき液槽4内のめっき液5は、両邪
魔板21を横切ってそれぞれ仕切板11a、11bを通
り、被めっき物6の表面と両案内板10a、10bとの
間を平行且つ均一に流れて循環する。そして、一定時間
経過した後、両モータ9a、9bの回転が逆方向に切り
替えられ、めっき液5の流れも反対方向に変えられる。
以下、上記の動作が順次繰り返されて被めっき物6には
所望のめっきが施される。
【0022】図10はインペラー9b近傍のめっき液5
の流れの状態を示す模式図で、図10−(A)は邪魔板
21が無い場合、図10−(B)は邪魔21を設置した
場合をそれぞれ示す。両図を比較すると明らかなよう
に、邪魔板21が無い場合は、インペラー9bの中心部
と外周部とではインペラー半径が異なるため、送出力も
当然のことながら異なり攪拌むらが生じる。しかしなが
ら、邪魔板21を設置した場合は、メッシュにより攪拌
力が均等化されて、均一なめっき液5の流れを実現する
ことができ、又、同時にインペラー9bの回転によって
生じるめっき液5中の泡もメッシュによって捕獲するこ
とができるので、泡が被めっき物6の近傍に流れて悪影
響を与えることも防止される。
【0023】実施例5.上記実施例1および実施例4に
おいては、被めっき物6の両表面と対向させて平行に案
内板10a、10bをそれぞれ配設しているが、めっき
液槽4の内壁面を被めっき物6の両表面に平行且つ所定
の間隙となるように配置すれば、案内板10a、10b
を省略することが可能となり、この場合は、めっき液槽
4の内壁面が案内板10a、10bの役割も兼ねること
によって、上記各実施例と同様の効果を奏する。
【0024】実施例6.上記実施例4においては、邪魔
板21のメッシュの数については何も説明しなかった
が、インペラー9a、9bの中心側から外周側に向け
て、対応する邪魔板21のメッシュの数が順次増加する
ように形成してやれば、めっき液5の送出力が大きな外
周側にいく程、邪魔板21のメッシュは細かくなるの
で、送出力は抑制され攪拌力の均等化はさらに向上す
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば貯溜さ
れためっき液内に平板状の被めっき物が吊持されるめっ
き液槽と、被めっき物の両面に沿い所定の間隙を介して
配設される一対の案内板と、被めっき物の両側に配設さ
れ同一方向に回転することにより被めっき物と案内板と
の間隙にめっき液の流れを形成する一対のインペラーと
を備え、このインペラーの回転方向を周期的に反転さ
せ、又、さらに被めっき物と案内板との間隙の出入口に
それぞれメッシュ状の邪魔板を配設したので、平板状の
被めっき物表面に均一な液流動を生じさせることができ
る無電解めっき槽の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における無電解めっき槽の
構成を示す断面図である。
【図2】図1における線II-IIに沿う断面図である。
【図3】図1における無電解めっき槽でめっきを行った
プリント配線板上のめっき厚さの分布状態を示す図であ
る。
【図4】従来における無電解めっき槽でめっきを行った
プリント配線板上のめっき厚さの分布状態を示す図であ
る。
【図5】図1に示す無電解めっき槽においてプリント配
線板上にめっきを行った場合のめっき厚さとインペラー
回転数との関係を示す特性図である。
【図6】この発明の実施例3における無電解めっき槽の
構成を模式的に示す斜視図である。
【図7】図6における無電解めっき槽の構成を示す平面
図である。
【図8】この発明の実施例4における無電解めっき槽の
構成を示す断面図である。
【図9】図8における無電解めっき槽の構成を示す一部
破断斜視図である。
【図10】図8における無電解めっき槽のインペラー近
傍のめっき液の流れの状態を示すもので、(A)は邪魔
板が無い場合、(B)は邪魔板を設置した場合をそれぞ
れ示す模式図である。
【図11】従来の空気攪拌方法を表すめっき槽の構成を
示す模式図である。
【符号の説明】
4、12 めっき液槽 5、13 めっき液 6、14a、14b、14c 被めっき物 7 吊治具 8a、8b、15a、15b、15c、16a、16b、16c インペラー 9a、9b、19a、19b、19c、20a、20b、20c モータ 10a、10b 案内板 11a、11b、17a、17b、17c、18a、18b、18c 仕切板 21 邪魔板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 毅 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社生産技術研究所内 (72)発明者 高浜 隆 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社生産技術研究所内 (72)発明者 林 修 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社生産技術研究所内 (72)発明者 宇崎 俊介 相模原市宮下一丁目1番57号 三菱電機株 式会社相模製作所内 (72)発明者 須藤 俊英 相模原市宮下一丁目1番57号 三菱電機株 式会社相模製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯溜されためっき液内に平板状の被めっ
    き物が吊持されるめっき液槽と、上記被めっき物の両面
    に沿い所定の間隙を介して配設される一対の案内板と、
    上記被めっき物の両側に配設され同一方向に回転するこ
    とにより上記被めっき物と上記案内板との間隙に上記め
    っき液の流れを形成する一対のインペラーとを備え、上
    記インペラーの回転方向を周期的に反転させるようにし
    たことを特徴とする無電解めっき槽。
  2. 【請求項2】 貯溜されためっき液内に複数の平板状の
    被めっき物が並列して吊持されるめっき液槽と、上記各
    被めっき物の両側にそれぞれ配設され相隣なる同士がお
    互いに逆方向に回転することにより上記各被めっき物間
    に上記めっき液の流れを形成する複数対のインペラーと
    を備え、上記各インペラーの回転方向を周期的に反転さ
    せるようにしたことを特徴とする無電解めっき槽。
  3. 【請求項3】 貯溜されためっき液内に平板状の被めっ
    き物が吊持されるめっき液槽と、上記被めっき物の両面
    に沿い所定の間隙を介して配設される一対の案内板と、
    上記被めっき物の両側に配設され同一方向に回転するこ
    とにより上記被めっき物と上記案内板との間隙に上記め
    っき液の流れを形成する一対のインペラーと、上記被め
    っき物と上記案内板との間隙の出、入口にそれぞれ配設
    されるメッシュ状の邪魔板とを備え、上記インペラーの
    回転方向を周期的に反転させるようにしたことを特徴と
    する無電解めっき槽。
JP11735492A 1992-05-11 1992-05-11 無電解めっき槽 Pending JPH05311450A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI485286B (zh) * 2011-11-16 2015-05-21 Ebara Corp Electroless plating and electroless plating

Cited By (2)

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TWI485286B (zh) * 2011-11-16 2015-05-21 Ebara Corp Electroless plating and electroless plating
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