JPH05308490A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH05308490A
JPH05308490A JP4111042A JP11104292A JPH05308490A JP H05308490 A JPH05308490 A JP H05308490A JP 4111042 A JP4111042 A JP 4111042A JP 11104292 A JP11104292 A JP 11104292A JP H05308490 A JPH05308490 A JP H05308490A
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frame memory
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JP4111042A
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Masahiro Nishio
雅裕 西尾
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、外部装置との画像転送処理
を効率化させた画像処理装置を提供する。 【構成】 不図示の外部装置より画像種別,画像サイズ
に関する情報をGPIBコントローラ409又はSCS
Iコントローラを介して受信すると、CPU404は上
記情報を基にフレームメモリ401〜403を画像登録
用メモリ、リングバッファメモリの2タイプに利用形態
を切り替え、画像データ転送・印字のシーケンスを制御
することで、外部装置との画像転送処理の効率化を実現
することが可能であり、通信回線の占有時間を最適化す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピュータ等
の外部装置との間でデータ転送を行う機能(インタフェ
ース機能)を有する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等、データを保持す
る外部装置からデータを受信し、画像を形成して出力す
る画像出力装置は、図14に示すように、インタフェー
ス制御部501、受信バッファ502、メモリコントロ
ーラ503、画像生成部504、プリンタ制御部50
5、出力バッファ506及びプリンタ部507により構
成され、不図示の外部装置から送られてくるデータがメ
モリコントローラ503の管理下において、受信バッフ
ァ502にストアされる。この受信バッファ502の形
態は、ダブルバッファ,リングバッファ等画像出力装置
によって異なるが、データ受信の処理は、図15に示す
ように、同じ手順で処理されている。
【0003】まず、外部装置からの指示をトリガーとし
てデータ受信を開始し(ステップS71)、1ライン分
相当量のデータ受信を完了した時点で(ステップS7
2)、データ受信を停止する(ステップS73)。次
に、1ライン分の画像生成を実行後(ステップS7
4)、プリンタを起動して(ステップS75)、1ライ
ン分の画像を出力する(ステップS76)。
【0004】以上の動作を出力ライン数が予め指定され
たライン数と一致するまで、或いは外部装置より終了信
号を受信するまで(ステップS77)繰り返すことによ
り、所望するサイズの出力画像を得る。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、画像データのサイズや種類(例えば、R
GB8ビットデータ,CMYK8ビットデータ,2値ビ
ットマップデータ,8ビットパレットデータ)、又はこ
れら画像データを保持するコンピュータ等の外部装置の
画像転送速度、或いはプリンタ部の印字速度等に関係な
く、同一の制御が実行されるため、画像処理装置,外部
装置間の画像データ転送におけるスループットが極めて
低かった。また、外部装置がスプーラ等の特別な手段を
用いない限り、プリンタ部による画像出力が完了するま
で制御が占有されてしまい、他のジョブ等を実行できな
いなどの欠点も有していた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、外部装置との画像転送処理を効率化させた
画像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は以下の構成を有する。外部
装置との間でデータ転送を行う機能を有する画像処理装
置において、外部装置からの画像データを記憶する記憶
手段と、該記憶手段に記憶する画像データに関する情報
を通信する通信手段と、該通信手段で通信された情報を
基に前記記憶手段の利用形態を切り替える切替手段とを
有する。
【0008】また、他の発明の画像処理装置は以下の構
成を有する。外部装置との間でデータ転送を行う機能を
有する画像処理装置において、外部装置からの画像デー
タを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶する画像デ
ータに関する情報を通信する通信手段と、該通信手段で
通信された情報を基に前記記憶手段の利用形態を切り替
える切替手段と、切替手段での利用形態に応じて最適な
画像転送と記録のシーケンスを選択する選択手段とを有
する。
【0009】
【作用】かかる構成において、通信された画像データに
関する情報を基に外部装置からの画像データを記憶する
記憶手段の利用形態を切り替え、画像転送と記録のシー
ケンスを制御するように動作する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。図1は、実施例における
デジタルカラー複写機の構成を示す機能ブロック図であ
る。図示するように、デジタルカラー複写機は詳細は後
述するスキャナ部1、コントローラ部2、プリンタ部
3、及びフレームメモリコントロール部(以下、フレー
ムメモリ制御部)4の各部により構成される。このフレ
ームメモリ制御部4は、外部装置5との間でデータ転送
を行う機能を有し、外部装置より受信する画像データに
関する情報に基づいて内部のフレームメモリの利用形態
を切り替えてデータ転送と印字のシーケンスを制御す
る。そして、図2は、デジタルカラー複写機の全体を示
す外観斜視図であり、全体を上部と下部の2つの部分に
分けることができる。
【0011】図2に示す上部は、原稿像を読み取り、デ
ジタルカラー画像データを出力するカラーイメージスキ
ャナ部1と、スキャナ部1に内蔵されたデジタルカラー
画像データの各種画像処理を行うと共に、不図示の外部
装置とのインタフェース等の処理機能を有するコントロ
ーラ部2とから構成されている。このスキャナ部1は、
原稿押さえ11の下向きに置かれた立体物、シート原稿
を読み取るための機構も内蔵している。操作部10は、
コントローラ部2に接続されており、複写機としての各
種情報を入力するためのものである。そして、コントロ
ーラ部2は入力された情報に応じてスキャナ部1及びプ
リンタ部3に動作に関する指示を行う。更に、複雑な編
集処理を行う必要がある場合には、原稿押さえ11に替
えてデジタイザ等を取り付け、これをコントローラ部2
に接続することにより高度な処理が可能になる。
【0012】図2に示す下部は、コントローラ部2より
出力されたカラーデジタル画像信号を記録紙に記録する
ためのプリンタ部3である。本実施例でのプリンタ部3
は、インクジェット方式の記録ヘッドを用いたフルカラ
ーのインクジェットプリンタである。上述した2つの部
分は分離可能であり、接続ケーブルを延長することによ
ってそれぞれ離れた場所に設置することも可能である。
【0013】ここで、上述したデジタルカラー複写機の
各機能ブロックを詳細に説明する。図3は、スキャナ部
1の詳細な構成を示すブロック図である。図において、
16はCCDであり、レンズ15を通して読み取った原
稿画像のアナログ信号を出力する。100はアナログ信
号処理部であり、アナログ信号をデジタル画像信号に変
換して出力する。101は入力画像処理部であり、デジ
タル画像信号に対して各種画像処理を施して後述する多
値合成部201へ出力する。102は制御部であり、ス
キャナ部1全体を制御する。103は露光制御部であ
り、反射原稿読み取り時のランプの露光制御を行う。1
04は露光制御部であり、プロジェクタを使用した場合
にハロゲンランプの露光制御を行う。105はメカ駆動
部であり、スキャナ部1のメカの駆動制御を行う。
【0014】図4は、上述したコントローラ部2及びフ
レームメモリ制御部4の詳細な構成を示すブロック図で
ある。図において、201は多値合成部であり、図3の
入力画像処理部101と後述する出力画像データ処理部
208とからのデジタル画像信号を選択又は合成する。
202は画像処理部であり、画像に関する種々の処理を
行う。203は2値化処理部であり、多値のデジタル画
像信号を2値化する。204は2値合成部であり、2値
化処理部203と出力画像データ処理部208とからの
2値画像信号を選択又は合成し、後述する同期遅延メモ
リ301へ出力する。205は制御部であり、コントロ
ーラ部2全体を制御する。
【0015】206はデジタイザであり、トリミングや
マスキング処理等に必要な位置情報を入力するためのも
ので、複雑な編集処理が必要な場合にオプションとして
接続される。また、操作部10は、例えば表示部として
液晶(LCD表示部84)を使用し、その表面に透明電
極よりなるタッチパネルを具備することにより、色に関
する指定や編集動作の指定等の指示選択を行える。更
に、動作に関するキー、例えば複写動作開始を指示する
スタートキー,複写動作停止を指示するストップキー,
動作モードを標準状態に復帰するリセットキー,プロジ
ェクタの選択を行うプロジェクタキー等の使用頻度の高
いキーは独立して設けられている。
【0016】207は入力画像データ処理部であり、制
御部205の指示により拡大処理、対数変換、パレット
変換等を行う。208は出力画像データ処理部であり、
多値合成部201又は2値合成部204へ後述するフレ
ームメモリ209からの多値又は2値のデジタル画像信
号を出力する。209はフレームメモリであり、詳細は
後述する。210は制御部であり、フレームメモリ制御
部4全体を制御する。この制御部210は、IEEE−
488、所謂GPIBインタフェース又はSCSIイン
タフェース等の汎用パラレルインタフェース制御も行っ
ており、ホストとの画像データの入出力やホストによる
リモート制御をこれらのインタフェースを介して行える
ように構成されている。
【0017】そして、図5は、プリンタ部3の構成を示
す概略ブロック図である。図において、301は同期遅
延メモリであり、不図示のメカ動作によるばらつき時間
の吸収と記録ヘッド303〜306の機構上の並びによ
る遅延補正を行う。302はヘッドドライバであり、記
録ヘッド303〜306を直接駆動するための信号を生
成する。303〜306は記録ヘッドであり、それぞれ
シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックのインクを吐出
し、記録紙上に画像を形成する。307は制御部であ
り、プリンタ部3全体を制御する。308はメカ駆動部
であり、プリンタ部3の不図示のメカ駆動制御を行う。
【0018】上述の制御部102,205,210及び
307は、マイクロコンピュータ、プログラムROM、
データメモリ(RAM)及び通信回路等により構成され
る。各制御部間は通信回線により接続されており、カラ
ー複写機として動作する場合には、制御部205の指示
により制御部102,210,307が動作を行う、所
謂マスター/スレーブの制御形態を採用している。
【0019】また、図4に示す外部パラレルインタフェ
ースを介して不図示のホストからのコマンドより種々の
動作を行うリモートモード(後述)の場合は、制御部2
10がマスターとなって制御部205に所定の指示を行
い、制御部205がその指示に基づいて制御部102,
307へ指示を行う形態となる。このリモートモードへ
の移行は、ホストからの指示、又は操作部10のキース
イッチの操作によって行われる。そして、制御部205
がカラー複写機として動作する場合には、操作部10や
デジタイザ114からの入力指示に従って動作を行う。
【0020】次に、上述した各機能ブロックの動作を画
像の流れに沿って説明する。まず、CCD16上に結像
された画像は、CCD16によりアナログ電気信号に変
換される。変換された画像情報は、赤(R)→緑(G)
→青(B)のようにシリアルに処理されアナログ信号処
理部100に入力される。アナログ信号処理部100
で、赤,緑,青の各色毎にサンプル&ホールド,ダーク
レベルの補正,ダイナミックレンジの制御等が行われ、
アナログ/デジタル(A/D)変換され、シリアル多値
(実施例では各色8ビット長)のデジタル画像信号に変
換されて入力画像処理部101へ出力される。この入力
画像処理部101で、CCD補正,γ補正等の読み取り
系で必要な補正処理がシリアル多値のデジタル画像信号
のまま行われる。
【0021】次に、コントローラ部2の多値合成部20
1で、スキャナ部1からのシリアル多値のデジタル画像
信号とフレームメモリ209からのシリアル多値のデジ
タル画像信号が選択及び合成される。ここで選択及び合
成された画像信号は画像処理部202へ送られ、スムー
ジング処理,エッジ強調,黒抽出,記録ヘッド303〜
306で使用する記録インクの色補正のためにマスキン
グ処理等が行われる。そして、シリアル多値のデジタル
画像信号は、2値化処理部203及びフレームメモリ2
09にそれぞれ入力される。そして、2値化処理部20
3で、シリアル多値のデジタル画像信号が2値化され
る。尚、この2値化処理は、固定スライスレベルによる
単純2値化処理或いは誤差拡散法による疑似中間調処理
等より選択することができる。
【0022】ここで、シリアル多値のデジタル信号は、
4色の2値パラレル画像信号に変換され、2値合成部2
04へは4色、フレームメモリ209へは3色の画像デ
ータとして送られる。そして、2値合成部204で、2
値化処理部203からの4色の2値パラレル画像信号と
フレームメモリ209からの3色又は4色の2値パラレ
ル画像信号が選択及び合成され、4色の2値パラレル画
像信号としてプリンタ部3の同期遅延メモリ301へ出
力される。
【0023】また、フレームメモリ209に記憶されて
いる画像データを所定の合成位置に合成する場合、制御
部210によって出力タイミングが合わせられ、画像デ
ータがフレームメモリ209から上述した多値合成部2
01又は2値合成部204へ出力される。そして、スキ
ャナ部1からの画像データは、多値のまま画像処理部2
02から、或いは2値化処理部203から2値としてフ
レームメモリ209に書き込まれる。
【0024】次に、実施例におけるフレームメモリ制御
部4のより詳細な構成を図6に示すブロック図を参照し
ながら説明する。図中、401〜403はフレームメモ
リであり、実施例では、それぞれ4Mバイト、計12M
バイトの容量を持つ。404はCPUであり、実施例で
は公知のマイクロプロセッサを使用している。405は
プログラム格納用ROMであり、406はワークエリア
として使用するRAMである。407はバンクレジスタ
であり、CPU404及びDMAコントローラ408が
16ビットのアドレスバスであるため、12Mバイトの
フレームメモリ領域をアクセスするのに必要な24ビッ
トのうち不足する8ビットを生成する。また、バンクレ
ジスタ407はCPU404によりアドレス値、その他
制御情報が設定される。
【0025】408はDMAコントローラであり、CP
U404を介さずにフレームメモリ401〜403との
データ転送を行う。409はGPIBコントローラ、4
10はSCSIコントローラであり、不図示の外部装置
とデータ授受を行い、DMAコントローラ408を介し
て直接フレームメモリ401〜403とのデータ転送を
可能とする。そして、411はコントローラ部2の制御
部205と通信を行うためのメールボックスであり、公
知のデュアルポートRAMにより各種情報交換を行う。
【0026】上述したデジタルカラー複写機と外部装置
とのデータ転送は、フレームメモリ制御部4によって制
御され、その制御プログラムはROM405内に格納さ
れている。以下、このデータ転送の制御に関して詳細に
説明する。このように、実施例においては、外部装置と
のインタフェースとしてGPIBインタフェース、SC
SIインタフェースを備えているが、使用する外部装置
に合わせて何れかが選択される。つまり、その選択は、
フレームメモリ制御部4に設けられた不図示のハードス
イッチによって切り替え可能であり、CPU404がそ
のハードスイッチの状態をチェックし、どちらのインタ
フェースを使用するか決定する。尚、両インタフェース
が同時に共存することは不可能である。
【0027】外部装置は、これらのインタフェースを介
して画像転送を行うわけであるが、画像転送に先立ち、
以下に述べるような各種情報を通知する。 フレームメモリの利用形態に関する情報 実施例では、フレームメモリとして12Mバイトのメモ
リ容量を搭載しているが、外部装置が保持する画像デー
タのサイズがそのメモリ容量以下である場合、フレーム
メモリを最大10画像まで登録可能な画像登録用メモリ
として使用する形態と、フレームメモリをリングバッフ
ァとして使用することにより、それ以上の大きなサイズ
の画像を出力する2つの形態とを備え、その何れを選択
するのかを示す情報。
【0028】画像データ種別に関する情報 実施例において、扱い可能な画像データとしては、RG
B8ビット,CMYK8ビット,8ビットパレットのカ
ラー画像、及び2値ビットマップのモノカラー画像の4
種類があるが、外部装置がどのタイプの画像データを保
持しているかを示す情報。
【0029】画像サイズに関する情報 上記のメモリ容量にも関連するが、外部装置が保持し
ている画像のサイズを示す情報。尚、実施例では、これ
らの情報を通知するために、以下に示すフォーマットに
基づくコマンド列をASCII文字列として外部装置より
インタフェースを介して送信する。
【0030】(a)フレームメモリを画像登録メモリと
して利用する場合、[SAVE,ファイル名,画像幅,
画像高さ] (b)フレームメモリをバッファメモリとして利用する
場合、[DRPRIN,ファイル名,画像幅,画像高
さ] ここで、“ファイル名”は複数の画像データを登録する
場合に、個々の画像を識別するための固有の名称である
と共に、以下に示すような画像データの種別に関する情
報(ピリオド“.”に続く拡張子)を備える。
【0031】 「.R」:RGB 8ビット 「.C」:CMYK 8ビット 「.P」:8ビットパレット 「.S」:2値ビットマップ 尚、実施例では、拡張子を各画像種別毎に割り当ててお
り、ファイル名は拡張子を含め、最大12文字までを許
容している。また、“画像幅”,“画像高さ”は各々画
素単位でのサイズを表す。
【0032】以下、外部装置より通知されるこれらの情
報に基づいて行われる選択・制御を図7〜図12を参照
しながら詳述する。まず、フレームメモリ209を画像
登録メモリとして利用する場合を図7及び図8に示すフ
ローチャートに従って説明する。前述のように、外部装
置がSAVEコマンドを発行し、ファイル名,画像幅,
画像高さをフレームメモリ制御部4へ通知すると(ステ
ップS11)、フレームメモリ制御部4はASCII文字
列よりなる当コマンド内容を解析し、画像タイプ及び画
像サイズを抽出する(ステップS12)。次に、画像サ
イズと現時点でのメモリ空き容量とを比較し(ステップ
S13)、画像登録に充分なメモリを確保できない場合
(ステップS14)、外部装置に対してメモリ登録不可
であることを通知する(ステップS15)。
【0033】外部装置は、この通知を受信した場合は、
次の画像転送のフェイズへは移行できない。そこで、既
存画像を削除する場合(ステップS16)、フレームメ
モリに登録されている画像を削減するコマンドを発行し
(ステップS17)、必要なメモリ容量を確保した後、
画像を再登録する場合(ステップS19)、SAVEコ
マンドを再発行する。尚、削減コマンドのフォーマット
は、[DELE,ファイル名]であり、このコマンドを
フレームメモリ制御部4が受信した場合、該当する画像
データが登録されていたメモリを開放する(ステップS
18)。
【0034】一方、充分なメモリ空き容量がある場合
は、メモリマッピング及び画像データに関する属性情報
の登録等の処理を実行した後、画像転送のための諸設定
を前述したDMAコントローラ408に対して実行し、
完了した時点で外部装置に通知する。これに対し、外部
装置ではこの通知をトリガーとして画像データの転送を
開始し(ステップS20)、予め指定した画像サイズ分
のデータ転送が完了した時点で当コマンドを完了する
(ステップS21)。
【0035】ここで、登録した画像をプリントアウトす
る場合は(ステップS22)、外部装置より以下のフォ
ーマットに従ったコマンドが発行される。 [PRINT,ファイル名,プリント枚数]一方、フレ
ームメモリ制御部4は当コマンドを受信した時点でコン
トローラ部2の制御部205に対し、プリンタ起動を通
知し(ステップS24)、プリントアウトを開始する
(ステップS25)。
【0036】このように、デジタルカラー複写機のフレ
ームメモリ209を画像登録メモリとして利用する場
合、外部装置は複写機のプリント動作に制御が占有され
ることなく、所望する画像データを転送し、プリントア
ウトすることができる。尚、実施例では、PRINTコ
マンドを発行する前に、レイアウト情報,倍率情報を外
部装置よりフレームメモリ制御部4に通知することによ
り(ステップS23)、指定した画像データを記録紙上
の任意の位置に任意の倍率で、最大10画像までレイア
ウト出力することができる。
【0037】次に、フレームメモリ209をリングバッ
ファとして利用する場合を図9〜図12に示すフローチ
ャートに従って説明する。前述の如く、外部装置がDR
PRINTコマンドによりファイル名,画像幅,画像高
さをフレームメモリ制御部4へ通知すると(ステップS
31)、フレームメモリ制御部4はASCII文字列より
成る当コマンド内容を解析し、画像タイプ,画像サイズ
を抽出する(ステップS32)。この際に、ファイル名
に付された拡張子が“.D”である場合、RGB8ビッ
ト画像とし、ファイル名に付された拡張子が“.P”で
あり、かつ画像サイズがフレームメモリの容量12Mバ
イトを越える場合、8ビットパレット画像とし、またフ
ァイル名に付された拡張子が“.C”であり、かつ画像
サイズがフレームメモリの容量12Mバイトを越える場
合、2値ビットマップ画像とし、リングバッファ制御を
開始する。
【0038】まず、画像転送に先立って、フレームメモ
リ制御部4は画像幅、及びフレームメモリ容量を基に何
スキャン分のバッファ領域が確保できるか演算し(ステ
ップS33)、そのバッファ数に応じて画像転送,プリ
ントアウトの制御を選択実行する(ステップS34)。
以下、各バッファ数に対応する制御方法を説明する。 バッファ領域が3スキャン未満の場合 図10は、バッファ領域が3スキャン未満の場合のデー
タ転送、及びプリントアウトのシーケンスを示すフロー
チャートである。上述のバッファ領域の演算が完了した
時点で画像データの転送を開始し(ステップS35)、
1スキャン分の画像データ転送が完了した時点で(ステ
ップS36)、画像データ転送を停止し(ステップS3
7)、プリンタ起動を通知する(ステップS38)。1
ライン分の印字が完了すると(ステップS39)、プリ
ンタを停止し(ステップS40)、以下、上述したデー
タ転送→印字を繰り返し、予め指定した画像高さ分の出
力が完了した時点で(ステップS41)処理を終了す
る。
【0039】バッファ領域が3スキャン以上ある場合 前述の演算により算出したバッファ領域が3スキャン以
上ある場合、画像転送時間と印字時間とを比較すること
で、以下の制御を選択実行する。図11及び図12は、
バッファ領域が3スキャン以上ある場合のデータ転送、
及びプリントアウトのシーケンスを示すフローチャート
である。バッファ領域の算出演算が完了すると、画像転
送速度の計時用タイマをスタートさせ(ステップS4
2)、画像データ転送を開始する(ステップS43)。
1スキャン分の画像転送が完了した時点で(ステップS
44)、画像データ転送を停止し(ステップS45)、
タイマをストップして1スキャン分の画像転送に要した
時間をストアする(ステップS46)。
【0040】この処理が完了した時点で、次スキャン分
の画像データ転送を開始すると共に(図12に示すステ
ップS61)、印字速度の計時用タイマをスタートさせ
(ステップS47)、プリンタを起動し、1スキャン分
の印字を実行する(ステップS48)。1スキャン分の
印字が完了した時点で(ステップS49)、タイマをス
トップし、プリンタをアイドル状態とし、1スキャン分
の印字に要した時間をストアする(ステップS50)。
ここで、プリンタは次のスキャンRegフラグがONに
なるまでアイドル状態を維持する(ステップS51)。
【0041】一方、図12に示す画像転送処理において
は、1スキャン分の画像転送が完了した時点で(ステッ
プS62)、画像転送を停止し(ステップS63)、以
下のような判別処理を行う。即ち、ホストから通知され
た全画像を印字するのに要するスキャン数をT(sca
n)、プリンタがアイドル状態である間に先行して画像
転送するスキャン数をA(scan)とし、先に計測し
たスキャン時間を基に算出した画像転送速度をY(sc
an/msec)、プリンタの1スキャン動作時間をX
(scan/msecc)とした場合(但しX>Y)、 (T−A)/Y<A/(X−Y) …(1) 上記(1)式を変形して、 A>T(X−Y)/X …(2) 上記(2)式で示した関係が成立し、更にバッファ領域
がA(scan)以上ある場合は、Aスキャン分先行し
て画像転送を行った後、プリンタに対してスキャンRe
gをONとし、印字起動すれば、以後、画像転送印字動
作を停止させることなく、画像出力が可能である。
【0042】従って、この場合の制御は、まず上述のパ
ラメータを基に、A(scan)を算出し(ステップS
64)、先に算出したバッファ領域(scan)と比較
する(ステップS65)。バッファ領域がA(sca
n)以上ある場合は、画像転送を再開し(ステップS6
6)、Aスキャン分の画像転送が完了するまで継続する
(ステップS67)。Aスキャン分の転送が完了する
と、スキャンRegフラグをONとする(ステップS6
8)。その後、画像転送はT(scan)分、即ち全画
像データの転送が完了するまで(ステップS69)継続
し、一方、プリンタも全画像の出力が完了するまで印字
動作を繰り返す。
【0043】尚、バッファ領域がA(scan)に満た
ない場合は、図10に示すステップS38へ進み、バッ
ファ領域が3スキャン未満の場合と同様に、1スキャン
分のデータ転送が完了した時点でデータ転送を停止し、
プリンタ起動を通知する。1ライン分の印字が完了する
と、プリンタをアイドル状態とし、再び画像転送を開始
する。以下、データ転送→印字を繰り返し、T(sca
n)分、即ち全画像データの出力を完了する。
【0044】以上説明した実施例によれば、外部装置と
のデータ転送機能を備えた画像処理装置において、画像
種別,画像サイズを基に、フレームメモリの利用形態を
切り替える手段を設け、更にバッファ領域を算出する手
段,画像転送速度,印字速度を検出する手段、及び上記
情報を基に画像転送,印字シーケンス制御を選択するこ
とで、外部装置との画像転送処理の効率化を実現するこ
とが可能であり、通信回線の占有時間を最適化すること
ができる。
【0045】
【他の実施例】上述の実施例においては、外部装置から
通知される画像種別,画像サイズ情報を基に、フレーム
メモリの利用形態の切り替え制御,画像転送,印字制御
の選択処理をソフトウェアによる内部処理によって実現
しているが、上述の情報を通信する手段を備えていない
外部装置に対しても同等の機能を提供するために、外部
ディップスイッチ、或いはデジタルカラー複写機(画像
処理装置)側の操作部により、以下の指示を行うことも
可能である。
【0046】画像登録メモリ,バッファメモリの切り
替え 画像転送速度・印字速度の検出の可否 また、実施例においては、必ず「印字速度>画像転送速
度」の関係が成立する前提で処理しているが、印字速度
の遅い画像処理装置、又は画像転送速度の速い外部装置
に対応するため、判別処理を多段化し、それに応じて画
像転送・印字のシーケンス制御を更に追加することも可
能である。
【0047】更に、実施例では、画像処理装置内に本発
明を搭載しているが、図13に示すようにフレームメモ
リ制御部を独立させることで任意の外部装置・画像処理
装置に対し、同機能を実現することも可能である。尚、
本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用し
ても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。ま
た、システム或いは装置にプログラムを供給することに
よって達成される場合にも適用できることは言うまでも
ない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部装置との画像転送処理の効率化を実現できると共
に、通信回線の占有時間を最適化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるデジタルカラー複写機の構成を
示すブロック図である。
【図2】実施例におけるデジタルカラー複写機の外観斜
視図である。
【図3】図1のスキャナ部の構成示すブロック図であ
る。
【図4】図1のコントローラ部とフレームメモリコント
ロール部の構成を示すブロック図である。
【図5】図1のプリンタ部の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】図4のフレームメモリコントロール部の詳細を
示すブロック図である。
【図7】実施例におけるフレームメモリを画像登録メモ
リとして使用する場合のフローチャートである。
【図8】実施例におけるフレームメモリを画像登録メモ
リとして使用する場合のフローチャートである。
【図9】実施例におけるフレームメモリをリングバッフ
ァとして使用する場合のフローチャートである。
【図10】バッファ領域が3スキャン未満の場合のフロ
ーチャートである。
【図11】バッファ領域が3スキャン以上の場合のフロ
ーチャートである。
【図12】バッファ領域が3スキャン以上の場合のフロ
ーチャートである。
【図13】フレームメモリ制御部を独立させた構成を示
す図である。
【図14】従来の画像出力装置の構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図15】従来の画像転送・印字シーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ部 2 コントローラ部 3 プリンタ部 4 フレームメモリコントロール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置との間でデータ転送を行う機能
    を有する画像処理装置において、 外部装置からの画像データを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶する画像データに関する情報を通信す
    る通信手段と、 該通信手段で通信された情報を基に前記記憶手段の利用
    形態を切り替える切替手段とを有することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 外部装置との間でデータ転送を行う機能
    を有する画像処理装置において、 外部装置からの画像データを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶する画像データに関する情報を通信す
    る通信手段と、 該通信手段で通信された情報を基に前記記憶手段の利用
    形態を切り替える切替手段と、 切替手段での利用形態に応じて最適な画像転送と記録の
    シーケンスを選択する選択手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
JP4111042A 1992-04-30 1992-04-30 画像処理装置 Withdrawn JPH05308490A (ja)

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JP4111042A JPH05308490A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 画像処理装置

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