JPH05308373A - スター型分散制御ネットワークおよびそれに用いる端末装置 - Google Patents
スター型分散制御ネットワークおよびそれに用いる端末装置Info
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- JPH05308373A JPH05308373A JP10996392A JP10996392A JPH05308373A JP H05308373 A JPH05308373 A JP H05308373A JP 10996392 A JP10996392 A JP 10996392A JP 10996392 A JP10996392 A JP 10996392A JP H05308373 A JPH05308373 A JP H05308373A
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- 101100172132 Mus musculus Eif3a gene Proteins 0.000 claims abstract description 12
- 230000006854 communication Effects 0.000 claims description 29
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 13
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/44—Star or tree networks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メディアアクセス制御として勝ち残り式のC
SMA/CD制御を採用できるスター型分散制御ネット
ワークと、それに用いる端末装置を提供する。 【構成】 受信回路部7a,7bは、各端末装置1a〜
1iから上り用の伝送媒体を介して受信した第1の周波
数でASK変調された信号を復調する。スタートビット
発生回路9は、各端末装置1a〜1iがパケットを送信
できるタイミングで調歩同期用のスタートビットを出力
する。中心回路6は、受信回路部7a,7bからのデー
タとスタートビット発生回路9からのデータとの論理和
を常時出力する。送信回路部8は、中心回路6からの出
力を第1の周波数とは異なる第2の周波数でASK変調
して下り用の伝送媒体を介して各端末装置1a〜1iに
送信する。
SMA/CD制御を採用できるスター型分散制御ネット
ワークと、それに用いる端末装置を提供する。 【構成】 受信回路部7a,7bは、各端末装置1a〜
1iから上り用の伝送媒体を介して受信した第1の周波
数でASK変調された信号を復調する。スタートビット
発生回路9は、各端末装置1a〜1iがパケットを送信
できるタイミングで調歩同期用のスタートビットを出力
する。中心回路6は、受信回路部7a,7bからのデー
タとスタートビット発生回路9からのデータとの論理和
を常時出力する。送信回路部8は、中心回路6からの出
力を第1の周波数とは異なる第2の周波数でASK変調
して下り用の伝送媒体を介して各端末装置1a〜1iに
送信する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スター型分散制御ネッ
トワークと、それに用いる端末装置に関するものであ
る。
トワークと、それに用いる端末装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】勝ち残り式のCSMA/CD制御により
メディアアクセス制御を行なう通信方式として、例えば
HBS(Home Bus System)がある。こ
のHBSは、図5の(A)に示すようなフレーム構成で
あり、また図5の(B)に示すようなキャラクタ構成で
ある。すなわち、8ビットのデータに調歩同期を取るた
めのスタートビットおよびストップビットと誤り検出用
のパリティビットとを付加したキャラクタコードを複数
個組み合わせて構成されたフレームのうち、優先コード
(PR)および自己アドレス(SA)のデータ部が競合
制御による勝ち残りを決めるビット列を兼ねている。そ
の他のキャラクタコードは競合制御には関与せず、デー
タ(DATA)以外はすべて固定長であり、データ(D
ATA)は最大256キャラクタ長までの可変長となっ
ている。
メディアアクセス制御を行なう通信方式として、例えば
HBS(Home Bus System)がある。こ
のHBSは、図5の(A)に示すようなフレーム構成で
あり、また図5の(B)に示すようなキャラクタ構成で
ある。すなわち、8ビットのデータに調歩同期を取るた
めのスタートビットおよびストップビットと誤り検出用
のパリティビットとを付加したキャラクタコードを複数
個組み合わせて構成されたフレームのうち、優先コード
(PR)および自己アドレス(SA)のデータ部が競合
制御による勝ち残りを決めるビット列を兼ねている。そ
の他のキャラクタコードは競合制御には関与せず、デー
タ(DATA)以外はすべて固定長であり、データ(D
ATA)は最大256キャラクタ長までの可変長となっ
ている。
【0003】このHBSにおける競合制御の原理につい
て、図6を用いて説明する。図6は、第1の送信装置
(IFU1)と第2の送信装置(IFU2)とが同時に
チャネルアクセスを行い、競合制御により第1の送信装
置(IFU1)が勝ち残って送信を続行する原理を説明
するためのものである。図6の(A)は第1の送信装置
(IFU1)が送信した優先コード(PR)および自己
アドレス(SA)の送信符号を示しており、図6の
(C)はその波形を示している。また図6の(B)は第
2の送信装置(IFU2)が送信した優先コード(P
R)および自己アドレス(SA)の送信符号を示してお
り、図6の(D)はその波形を示している。優先コード
(PR)に関しては、第1の送信装置(IFU1)の送
信符号と第2の送信装置(IFU2)の送信符号とはま
ったく同一である。図6の(E)は伝送路上の信号波形
を示しており、各送信装置の送信符号の論理に対してワ
イヤード・オアの結果となる。つまり自己アドレス(S
A)のビット2(b2)に関して、論理1と論理0との
論理和の結果として伝送路上の信号波形は論理1とな
る。勝ち残り式のCSMA/CD制御を行なう各送信装
置は、ビット毎に伝送路上の信号波形をモニタしてお
り、自己の送信符号と不一致を検出するやいなや送信を
中止する。図6においては、第2の送信装置(IFU
2)が、自己アドレス(SA)のビット2(b2)にお
いて送信符号(論理0)と伝送路上の信号波形(論理
1)との不一致を検出し、送信を中止する。第1の送信
装置(IFU1)は、衝突に気付くことなく最後まで送
信を続行する。自己アドレス(SA)は伝送路上で同じ
符号は存在せず、よって必ず1台の送信装置は送信する
ことができる。
て、図6を用いて説明する。図6は、第1の送信装置
(IFU1)と第2の送信装置(IFU2)とが同時に
チャネルアクセスを行い、競合制御により第1の送信装
置(IFU1)が勝ち残って送信を続行する原理を説明
するためのものである。図6の(A)は第1の送信装置
(IFU1)が送信した優先コード(PR)および自己
アドレス(SA)の送信符号を示しており、図6の
(C)はその波形を示している。また図6の(B)は第
2の送信装置(IFU2)が送信した優先コード(P
R)および自己アドレス(SA)の送信符号を示してお
り、図6の(D)はその波形を示している。優先コード
(PR)に関しては、第1の送信装置(IFU1)の送
信符号と第2の送信装置(IFU2)の送信符号とはま
ったく同一である。図6の(E)は伝送路上の信号波形
を示しており、各送信装置の送信符号の論理に対してワ
イヤード・オアの結果となる。つまり自己アドレス(S
A)のビット2(b2)に関して、論理1と論理0との
論理和の結果として伝送路上の信号波形は論理1とな
る。勝ち残り式のCSMA/CD制御を行なう各送信装
置は、ビット毎に伝送路上の信号波形をモニタしてお
り、自己の送信符号と不一致を検出するやいなや送信を
中止する。図6においては、第2の送信装置(IFU
2)が、自己アドレス(SA)のビット2(b2)にお
いて送信符号(論理0)と伝送路上の信号波形(論理
1)との不一致を検出し、送信を中止する。第1の送信
装置(IFU1)は、衝突に気付くことなく最後まで送
信を続行する。自己アドレス(SA)は伝送路上で同じ
符号は存在せず、よって必ず1台の送信装置は送信する
ことができる。
【0004】一方、赤外線を媒体として、リモコン信号
などの制御信号や、音声、映像、データなどの情報信号
を伝送するシステムでは、各信号チャネル間の相互干渉
を防止するために、サブキャリアの周波数割当が検討さ
れている。図7にサブキャリアのチャネル割当の一例を
示す。図7において、チャネル1は既存のリモコン用の
周波数割当である。チャネル2は会議システムおよびア
ナログ音声伝送用の周波数割当であるが、日本国内では
高周波点灯方式の照明器具からの影響が大きく、利用は
困難とされている。チャネル3はデータ伝送用の周波数
割当である。チャネル4はハイファイ音声伝送用の周波
数割当である。チャネル5は映像伝送用の周波数割当と
なっている。
などの制御信号や、音声、映像、データなどの情報信号
を伝送するシステムでは、各信号チャネル間の相互干渉
を防止するために、サブキャリアの周波数割当が検討さ
れている。図7にサブキャリアのチャネル割当の一例を
示す。図7において、チャネル1は既存のリモコン用の
周波数割当である。チャネル2は会議システムおよびア
ナログ音声伝送用の周波数割当であるが、日本国内では
高周波点灯方式の照明器具からの影響が大きく、利用は
困難とされている。チャネル3はデータ伝送用の周波数
割当である。チャネル4はハイファイ音声伝送用の周波
数割当である。チャネル5は映像伝送用の周波数割当と
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば図7のチャネル
3でデータ信号を伝送しようとした場合、1〜2MHz
の間の正弦波のサブキャリアでデータを変調して伝送す
る必要があるが、勝ち残り式のCSMA/CDによるメ
ディアアクセス制御を行なう場合には、変調された信号
が任意の位相で衝突することになり、衝突結果が特定で
きず、競合制御が行えない。また、同様の理由により調
歩同期のためのスタートビットが特定できない場合、調
歩同期による通信が行えず、同期はずれを起こしてしま
う。このように従来は、スター型分散制御ネットワーク
には、メディアアクセス制御としてバス型分散制御ネッ
トワークにおける勝ち残り式のCSMA/CD制御を用
いることができないという問題があった。
3でデータ信号を伝送しようとした場合、1〜2MHz
の間の正弦波のサブキャリアでデータを変調して伝送す
る必要があるが、勝ち残り式のCSMA/CDによるメ
ディアアクセス制御を行なう場合には、変調された信号
が任意の位相で衝突することになり、衝突結果が特定で
きず、競合制御が行えない。また、同様の理由により調
歩同期のためのスタートビットが特定できない場合、調
歩同期による通信が行えず、同期はずれを起こしてしま
う。このように従来は、スター型分散制御ネットワーク
には、メディアアクセス制御としてバス型分散制御ネッ
トワークにおける勝ち残り式のCSMA/CD制御を用
いることができないという問題があった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みて成されたもの
であり、メディアアクセス制御として勝ち残り式のCS
MA/CD制御を採用できるスター型分散制御ネットワ
ークと、それに用いる端末装置を提供することを目的と
する。
であり、メディアアクセス制御として勝ち残り式のCS
MA/CD制御を採用できるスター型分散制御ネットワ
ークと、それに用いる端末装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の端末装置と、これら端末装置を伝送媒体を介してスタ
ー型に集結する集結装置とにより構成されるスター型分
散制御ネットワークであって、前記集結装置は、前記各
端末装置から上り用の前記伝送媒体を介して受信した第
1の周波数でASK変調された信号を復調する受信回路
部と、前記各端末装置がパケットを送信できるタイミン
グで調歩同期用のスタートビットを出力するスタートビ
ット発生回路と、前記受信回路部からのデータと前記ス
タートビット発生回路からのデータとの論理和を常時出
力する中心回路と、この中心回路からの出力を前記第1
の周波数とは異なる第2の周波数でASK変調して下り
用の前記伝送媒体を介して前記各端末装置に送信する送
信回路部とを備え、前記端末装置は、設置数が、メディ
アアクセス制御の優先順位を決める優先コードのビット
数以下の数nであり、優先コードが、前記第1の周波数
のキャリアが連続して1ビット出力されるものから連続
してnビット出力されるものまでのnとおりに設定され
ている構成として、前記各端末装置が下り用の前記伝送
媒体をモニタすることにより、バス型分散制御ネットワ
ークと同様の勝ち残り式のCSMA/CD制御によるメ
ディアアクセス制御を行う構成としたことを特徴として
いる。
の端末装置と、これら端末装置を伝送媒体を介してスタ
ー型に集結する集結装置とにより構成されるスター型分
散制御ネットワークであって、前記集結装置は、前記各
端末装置から上り用の前記伝送媒体を介して受信した第
1の周波数でASK変調された信号を復調する受信回路
部と、前記各端末装置がパケットを送信できるタイミン
グで調歩同期用のスタートビットを出力するスタートビ
ット発生回路と、前記受信回路部からのデータと前記ス
タートビット発生回路からのデータとの論理和を常時出
力する中心回路と、この中心回路からの出力を前記第1
の周波数とは異なる第2の周波数でASK変調して下り
用の前記伝送媒体を介して前記各端末装置に送信する送
信回路部とを備え、前記端末装置は、設置数が、メディ
アアクセス制御の優先順位を決める優先コードのビット
数以下の数nであり、優先コードが、前記第1の周波数
のキャリアが連続して1ビット出力されるものから連続
してnビット出力されるものまでのnとおりに設定され
ている構成として、前記各端末装置が下り用の前記伝送
媒体をモニタすることにより、バス型分散制御ネットワ
ークと同様の勝ち残り式のCSMA/CD制御によるメ
ディアアクセス制御を行う構成としたことを特徴として
いる。
【0008】請求項4の発明は、通信を制御する通信処
理部と、この通信処理部からの送信すべきシリアルデー
タの論理1を第1の周波数の正弦波でASK変調して上
り用の伝送媒体に送出する送信回路部と、下り用の伝送
媒体を介して受信したシリアルデータを復調する受信回
路部と、前記送信すべきシリアルデータと前記受信回路
部からのシリアルデータとの論理和を受信データとして
前記通信処理部に供給する論理和回路部とを備えたこと
を特徴としている。
理部と、この通信処理部からの送信すべきシリアルデー
タの論理1を第1の周波数の正弦波でASK変調して上
り用の伝送媒体に送出する送信回路部と、下り用の伝送
媒体を介して受信したシリアルデータを復調する受信回
路部と、前記送信すべきシリアルデータと前記受信回路
部からのシリアルデータとの論理和を受信データとして
前記通信処理部に供給する論理和回路部とを備えたこと
を特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の発明において、受信回路部は、各端
末装置から上り用の伝送媒体を介して受信した第1の周
波数でASK変調された信号を復調する。スタートビッ
ト発生回路は、各端末装置がパケットを送信できるタイ
ミングで調歩同期用のスタートビットを出力する。中心
回路は、受信回路部からのデータとスタートビット発生
回路からのデータとの論理和を常時出力する。送信回路
部は、中心回路からの出力を第1の周波数とは異なる第
2の周波数でASK変調して下り用の伝送媒体を介して
各端末装置に送信する。端末装置は、設置数が、メディ
アアクセス制御の優先順位を決める優先コードのビット
数以下の数nであり、優先コードが、第1の周波数のキ
ャリアが連続して1ビット出力されるものから連続して
nビット出力されるものまでのnとおりに設定されてい
る。
末装置から上り用の伝送媒体を介して受信した第1の周
波数でASK変調された信号を復調する。スタートビッ
ト発生回路は、各端末装置がパケットを送信できるタイ
ミングで調歩同期用のスタートビットを出力する。中心
回路は、受信回路部からのデータとスタートビット発生
回路からのデータとの論理和を常時出力する。送信回路
部は、中心回路からの出力を第1の周波数とは異なる第
2の周波数でASK変調して下り用の伝送媒体を介して
各端末装置に送信する。端末装置は、設置数が、メディ
アアクセス制御の優先順位を決める優先コードのビット
数以下の数nであり、優先コードが、第1の周波数のキ
ャリアが連続して1ビット出力されるものから連続して
nビット出力されるものまでのnとおりに設定されてい
る。
【0010】請求項4の発明において、通信処理部は、
通信を制御する。送信回路部は、通信処理部からの送信
すべきシリアルデータの論理1を第1の周波数の正弦波
でASK変調して上り用の伝送媒体に送出する。受信回
路部は、下り用の伝送媒体を介して受信したシリアルデ
ータを復調する。論理和回路部は、送信すべきシリアル
データと受信回路部からのシリアルデータとの論理和を
受信データとして通信処理部に供給する。
通信を制御する。送信回路部は、通信処理部からの送信
すべきシリアルデータの論理1を第1の周波数の正弦波
でASK変調して上り用の伝送媒体に送出する。受信回
路部は、下り用の伝送媒体を介して受信したシリアルデ
ータを復調する。論理和回路部は、送信すべきシリアル
データと受信回路部からのシリアルデータとの論理和を
受信データとして通信処理部に供給する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 (実施例1) 図1は本発明の実施例1におけるスター型分散制御ネッ
トワークの構成図で、このスター型分散制御ネットワー
クは、多数の端末装置1a〜1iと、集結装置2とによ
り構成されており、集結装置2は、受信信号入力端3
a,3bと、送信信号出力端4a,4bと、送受信ポー
ト5a,5bと、中心回路6と、受信回路部7a,7b
と、送信回路部8と、スタートビット発生回路9と、受
光素子部10a,10bと、発光素子部11a,11b
とを備えている。端末装置1a〜1iは、図7に示すチ
ャネル3のデータ伝送用の周波数割当を使用して、集結
装置2を介して相互に通信を行う。また端末装置1a〜
1iは、設置数が、メディアアクセス制御の優先順位を
決める優先コードのビット数以下の数であり、優先コー
ド(PR)が、周波数f1 のキャリアが連続して1ビッ
ト出力されるものから連続してiビット出力されるもの
までのiとおりに設定されている。集結装置2の周波数
送受信ポート5a,5bは、受信信号入力端3a,3b
と送信信号出力端4a,4bとにより構成されている。
中心回路6は、入力ポート6a,6b,6cに供給され
た入力信号の論理和を出力ポート6dに出力する。受信
回路部7a,7bは、受光素子部10a,10bからの
周波数f1 のキャリアでASK変調された信号を復調
し、RZ信号を出力する。送信回路部8は、中心回路6
からのRZ信号を周波数f2 でASK変調する。スター
トビット発生回路9は、各端末装置1a〜1iがパケッ
トを送信できるタイミングで調歩同期用のスタートビッ
トを中心回路6の入力ポート6cに供給する。受光素子
部10a,10bは、端末装置1a〜1iから送受信ポ
ート5a,5bを介して供給された赤外線信号を電気信
号に変換する。発光素子部11a,11bは、送信回路
部8からの電気信号を赤外線信号に変換し、送受信ポー
ト5a,5bを介して端末装置1a〜1iに送出する。
説明する。 (実施例1) 図1は本発明の実施例1におけるスター型分散制御ネッ
トワークの構成図で、このスター型分散制御ネットワー
クは、多数の端末装置1a〜1iと、集結装置2とによ
り構成されており、集結装置2は、受信信号入力端3
a,3bと、送信信号出力端4a,4bと、送受信ポー
ト5a,5bと、中心回路6と、受信回路部7a,7b
と、送信回路部8と、スタートビット発生回路9と、受
光素子部10a,10bと、発光素子部11a,11b
とを備えている。端末装置1a〜1iは、図7に示すチ
ャネル3のデータ伝送用の周波数割当を使用して、集結
装置2を介して相互に通信を行う。また端末装置1a〜
1iは、設置数が、メディアアクセス制御の優先順位を
決める優先コードのビット数以下の数であり、優先コー
ド(PR)が、周波数f1 のキャリアが連続して1ビッ
ト出力されるものから連続してiビット出力されるもの
までのiとおりに設定されている。集結装置2の周波数
送受信ポート5a,5bは、受信信号入力端3a,3b
と送信信号出力端4a,4bとにより構成されている。
中心回路6は、入力ポート6a,6b,6cに供給され
た入力信号の論理和を出力ポート6dに出力する。受信
回路部7a,7bは、受光素子部10a,10bからの
周波数f1 のキャリアでASK変調された信号を復調
し、RZ信号を出力する。送信回路部8は、中心回路6
からのRZ信号を周波数f2 でASK変調する。スター
トビット発生回路9は、各端末装置1a〜1iがパケッ
トを送信できるタイミングで調歩同期用のスタートビッ
トを中心回路6の入力ポート6cに供給する。受光素子
部10a,10bは、端末装置1a〜1iから送受信ポ
ート5a,5bを介して供給された赤外線信号を電気信
号に変換する。発光素子部11a,11bは、送信回路
部8からの電気信号を赤外線信号に変換し、送受信ポー
ト5a,5bを介して端末装置1a〜1iに送出する。
【0012】次に動作を説明する。いま、端末装置1a
〜1iと集結装置2との位置関係は図1に示すようであ
るとし、送受信ポート5aには端末装置1aから送出さ
れた赤外線が到達しており、送受信ポート5bには端末
装置1b〜1iから送出された赤外線が到達しているも
のとする。また各端末装置1a〜1iは、優先コード
(PR)のデータとして、端末装置1aはすべてキャリ
アなし、端末装置1bはb0のみキャリアあり、端末装
置1cはb0,b1のみキャリアあり、端末装置1dは
b0〜b2のみキャリアあり、端末装置1eはb0〜b
3のみキャリアあり、端末装置1fはb0〜b4のみキ
ャリアあり、端末装置1gはb0〜b5のみキャリアあ
り、端末装置1hはb0〜b6のみキャリアあり、端末
装置1iはすべてキャリアありを送信するものとする。
〜1iと集結装置2との位置関係は図1に示すようであ
るとし、送受信ポート5aには端末装置1aから送出さ
れた赤外線が到達しており、送受信ポート5bには端末
装置1b〜1iから送出された赤外線が到達しているも
のとする。また各端末装置1a〜1iは、優先コード
(PR)のデータとして、端末装置1aはすべてキャリ
アなし、端末装置1bはb0のみキャリアあり、端末装
置1cはb0,b1のみキャリアあり、端末装置1dは
b0〜b2のみキャリアあり、端末装置1eはb0〜b
3のみキャリアあり、端末装置1fはb0〜b4のみキ
ャリアあり、端末装置1gはb0〜b5のみキャリアあ
り、端末装置1hはb0〜b6のみキャリアあり、端末
装置1iはすべてキャリアありを送信するものとする。
【0013】端末装置1aから送出された図2の(a)
のような赤外線信号aは、集結装置2の送受信ポート5
aを介して受光素子部10aに入力され、電気信号に変
換される。この電気信号は、受信回路部7aにより復調
され、図2の(e)のような信号として中心回路6の入
力ポート6aに供給される。また端末装置1b〜1iか
ら送出された図2の(b)〜(d)のような赤外線信号
b〜iは、すべて集結装置2の送受信ポート5bに集ま
るため、ST,b0〜b6は位相の異なるキャリアの衝
突により図2の(f)のように復調結果は不定となり、
端末装置1iのみが送出するb7だけがハイレベルに確
定する。なお図2において、×印は不定を表している。
またスタートビット発生回路9は、各端末装置1a〜1
iがスタートビットを送出するタイミングでスタートビ
ットを発生し、中心回路6の入力ポートcに図2の
(g)のような信号を供給する。中心回路6は、3つの
入力ポート6a〜6cの論理和をとり、出力ポート6d
に図2の(h)のような信号を出力する。中心回路6の
出力ポート6dから出力された信号は、送信回路部8に
よりASK変調された後、発光素子部11a,11bに
より赤外線に変換されて、図2の(i)のような信号j
として、送受信ポート5a,5bから全ての端末装置1
a〜1iに送出される。
のような赤外線信号aは、集結装置2の送受信ポート5
aを介して受光素子部10aに入力され、電気信号に変
換される。この電気信号は、受信回路部7aにより復調
され、図2の(e)のような信号として中心回路6の入
力ポート6aに供給される。また端末装置1b〜1iか
ら送出された図2の(b)〜(d)のような赤外線信号
b〜iは、すべて集結装置2の送受信ポート5bに集ま
るため、ST,b0〜b6は位相の異なるキャリアの衝
突により図2の(f)のように復調結果は不定となり、
端末装置1iのみが送出するb7だけがハイレベルに確
定する。なお図2において、×印は不定を表している。
またスタートビット発生回路9は、各端末装置1a〜1
iがスタートビットを送出するタイミングでスタートビ
ットを発生し、中心回路6の入力ポートcに図2の
(g)のような信号を供給する。中心回路6は、3つの
入力ポート6a〜6cの論理和をとり、出力ポート6d
に図2の(h)のような信号を出力する。中心回路6の
出力ポート6dから出力された信号は、送信回路部8に
よりASK変調された後、発光素子部11a,11bに
より赤外線に変換されて、図2の(i)のような信号j
として、送受信ポート5a,5bから全ての端末装置1
a〜1iに送出される。
【0014】各端末装置1a〜1iは、ビット毎に送信
信号と受信信号との比較を行なっており、自分がキャリ
アを送出していないビットでキャリアを受信した場合、
他の端末装置が送信していることを認識して送信を中断
する。ここで信号jの不定部分がすべてローレベルにな
った場合を考えると、端末装置1i以外の端末装置1a
〜1hは、全てb7でキャリアを送出していないにもか
かわらず、受信した信号jのb7にキャリアがあること
から、送信を中断する。結果として端末装置1iが送信
に成功する。不定部分のいずれかがハイレベルになった
場合には、そのビットにキャリアを送出していない端末
装置は、さらに早く送信を中断する結果となる。また端
末装置1iが送信しない場合には、同じ理由でb6にお
いて端末装置1h以外の端末装置1a〜1gがすべて送
信を中断し、端末装置1hが送信に成功する。次に端末
装置1aが送信しない場合を考えると、スタートビット
(ST)は中心回路6の入力ポート6bにおいては不定
であり、入力ポート6cがローレベルであれば出力ポー
ト6dは不定になってしまう。スタートビットの不定が
ローレベルに確定した場合には受信端末は調歩同期がと
れない。そこでスタートビット発生回路9は、端末装置
1a〜1iがパケットを送信するタイミングにスタート
ビットを中心回路6の入力ポート6cに供給し、スター
トビットを必ず確定したものにする。パリティービット
(P)は、端末装置1a〜1iの送信するパルスの数が
偶数になるように端末装置1a〜1iによって付加され
るビットであるが、信号jの不定部分の結果によって偶
数、奇数は異なるため、パリティビットが矛盾すること
が容易に起こり得る。この場合には、端末装置1a〜1
iにおいて、優先コード(PR)のパリティチェックは
行なわないようにする必要がある。
信号と受信信号との比較を行なっており、自分がキャリ
アを送出していないビットでキャリアを受信した場合、
他の端末装置が送信していることを認識して送信を中断
する。ここで信号jの不定部分がすべてローレベルにな
った場合を考えると、端末装置1i以外の端末装置1a
〜1hは、全てb7でキャリアを送出していないにもか
かわらず、受信した信号jのb7にキャリアがあること
から、送信を中断する。結果として端末装置1iが送信
に成功する。不定部分のいずれかがハイレベルになった
場合には、そのビットにキャリアを送出していない端末
装置は、さらに早く送信を中断する結果となる。また端
末装置1iが送信しない場合には、同じ理由でb6にお
いて端末装置1h以外の端末装置1a〜1gがすべて送
信を中断し、端末装置1hが送信に成功する。次に端末
装置1aが送信しない場合を考えると、スタートビット
(ST)は中心回路6の入力ポート6bにおいては不定
であり、入力ポート6cがローレベルであれば出力ポー
ト6dは不定になってしまう。スタートビットの不定が
ローレベルに確定した場合には受信端末は調歩同期がと
れない。そこでスタートビット発生回路9は、端末装置
1a〜1iがパケットを送信するタイミングにスタート
ビットを中心回路6の入力ポート6cに供給し、スター
トビットを必ず確定したものにする。パリティービット
(P)は、端末装置1a〜1iの送信するパルスの数が
偶数になるように端末装置1a〜1iによって付加され
るビットであるが、信号jの不定部分の結果によって偶
数、奇数は異なるため、パリティビットが矛盾すること
が容易に起こり得る。この場合には、端末装置1a〜1
iにおいて、優先コード(PR)のパリティチェックは
行なわないようにする必要がある。
【0015】このように、競合制御時の優先コード(P
R)の各ビットのうち最も長く連続してキャリアを送信
した端末装置の最後の1ビットは、他の端末装置と衝突
することはなく、これを下り信号として受信した他の端
末装置は競合負けを認知して送信を中止する。また、上
り信号の衝突で不定となったスタートビットを集結装置
2で補償できるため、受信端末に調歩同期を問題なく行
なわせることを可能とする。また本実施例のように、伝
送媒体として赤外線を用いれば、上り信号a〜iは同一
の周波数f1 のキャリア、下り信号jはf1 とは異なる
周波数f2 のキャリアというように、2つの周波数で多
数の端末装置1a〜1iを収容するネットワークを構築
することができる。
R)の各ビットのうち最も長く連続してキャリアを送信
した端末装置の最後の1ビットは、他の端末装置と衝突
することはなく、これを下り信号として受信した他の端
末装置は競合負けを認知して送信を中止する。また、上
り信号の衝突で不定となったスタートビットを集結装置
2で補償できるため、受信端末に調歩同期を問題なく行
なわせることを可能とする。また本実施例のように、伝
送媒体として赤外線を用いれば、上り信号a〜iは同一
の周波数f1 のキャリア、下り信号jはf1 とは異なる
周波数f2 のキャリアというように、2つの周波数で多
数の端末装置1a〜1iを収容するネットワークを構築
することができる。
【0016】なお上記実施例1では、伝送媒体として赤
外線を用いることによりケーブルを使用しないようにし
たが、電波を用いることによりケーブルを使用しないよ
うに構成してもよい。 (実施例2) 図3は本発明の実施例2におけるスター型分散制御ネッ
トワークに用いられる端末装置の構成図で、この端末装
置は、通信処理部12と、送信回路部13と、発光素子
部14と、上り信号用伝送媒体15と、下り信号用伝送
媒体16と、受光素子部17と、受信回路部18と、論
理和回路部19とを備えている。通信処理部12は、通
信を制御する。送信回路部13は、通信処理部12から
の送信すべきシリアルデータの論理1を周波数f1 の正
弦波でASK変調する。発光素子部14は、送信回路部
13からの電気信号を赤外線信号に変換して上り信号用
伝送媒体15に送出する。受光素子部17は、下り信号
用伝送媒体16を介して供給された赤外線信号を電気信
号に変換する。受信回路部18は、受光素子部17から
のシリアルデータを復調する。論理和回路部19は、通
信処理部12からの送信出力データと受信回路部18か
らの出力データとの論理和を通信処理部12の受信デー
タポートに供給する。なお図示していないが、集結装置
2の構成は図1のスター型分散制御ネットワークの場合
と同様であり、全ての端末装置1a〜1iが図3のよう
な構成であるものとする。
外線を用いることによりケーブルを使用しないようにし
たが、電波を用いることによりケーブルを使用しないよ
うに構成してもよい。 (実施例2) 図3は本発明の実施例2におけるスター型分散制御ネッ
トワークに用いられる端末装置の構成図で、この端末装
置は、通信処理部12と、送信回路部13と、発光素子
部14と、上り信号用伝送媒体15と、下り信号用伝送
媒体16と、受光素子部17と、受信回路部18と、論
理和回路部19とを備えている。通信処理部12は、通
信を制御する。送信回路部13は、通信処理部12から
の送信すべきシリアルデータの論理1を周波数f1 の正
弦波でASK変調する。発光素子部14は、送信回路部
13からの電気信号を赤外線信号に変換して上り信号用
伝送媒体15に送出する。受光素子部17は、下り信号
用伝送媒体16を介して供給された赤外線信号を電気信
号に変換する。受信回路部18は、受光素子部17から
のシリアルデータを復調する。論理和回路部19は、通
信処理部12からの送信出力データと受信回路部18か
らの出力データとの論理和を通信処理部12の受信デー
タポートに供給する。なお図示していないが、集結装置
2の構成は図1のスター型分散制御ネットワークの場合
と同様であり、全ての端末装置1a〜1iが図3のよう
な構成であるものとする。
【0017】次に動作を説明する。いま、ここで説明す
る端末装置は図1の端末装置1iであるとすると、通信
処理部12が送信する優先コード(PR)のデータは図
4の(a)のような信号kであり、送信回路部13によ
りASK変調されて上り信号用伝送媒体15には図4の
(b)のような信号iが出力される。一方、実施例1と
同様に他の端末装置が送信した場合、下り信号用伝送媒
体16には図4の(c)のような信号jが返送される。
この信号jのb0〜b6は不定であり、ローレベルであ
るかも知れない。勝ち残り式のCSMA/CDのアルゴ
リズムでは、パルス送信時の受信結果は意味を持たない
が、ある種の端末装置に、パルス送信時の受信結果がパ
ルスなしの場合に送受信回路または伝送路の異常と判断
させ、送信を中断させるアルゴリズムを実装している場
合がある。通信処理部12がこのアルゴリズムを採用し
ている場合、図4の(d)のような信号nを通信処理部
12に受信させると、不定部分がローレベルの場合に伝
送路の異常と判断して送信を中断してしまう。ところ
が、本発明の場合、通信処理部12に受信されるデータ
は信号nと信号kとの論理和を取った図4の(e)のよ
うな信号pであり、パルスを送信した結果はパルスあり
となり、パルスを送信しないビットで他の端末装置がパ
ルスを送信した場合には、b7のように結果はパルスあ
りが受信され、通信処理部12は勝ち残り式のCSMA
/CD制御のアルゴリズムにより送信を中断する。
る端末装置は図1の端末装置1iであるとすると、通信
処理部12が送信する優先コード(PR)のデータは図
4の(a)のような信号kであり、送信回路部13によ
りASK変調されて上り信号用伝送媒体15には図4の
(b)のような信号iが出力される。一方、実施例1と
同様に他の端末装置が送信した場合、下り信号用伝送媒
体16には図4の(c)のような信号jが返送される。
この信号jのb0〜b6は不定であり、ローレベルであ
るかも知れない。勝ち残り式のCSMA/CDのアルゴ
リズムでは、パルス送信時の受信結果は意味を持たない
が、ある種の端末装置に、パルス送信時の受信結果がパ
ルスなしの場合に送受信回路または伝送路の異常と判断
させ、送信を中断させるアルゴリズムを実装している場
合がある。通信処理部12がこのアルゴリズムを採用し
ている場合、図4の(d)のような信号nを通信処理部
12に受信させると、不定部分がローレベルの場合に伝
送路の異常と判断して送信を中断してしまう。ところ
が、本発明の場合、通信処理部12に受信されるデータ
は信号nと信号kとの論理和を取った図4の(e)のよ
うな信号pであり、パルスを送信した結果はパルスあり
となり、パルスを送信しないビットで他の端末装置がパ
ルスを送信した場合には、b7のように結果はパルスあ
りが受信され、通信処理部12は勝ち残り式のCSMA
/CD制御のアルゴリズムにより送信を中断する。
【0018】このように、キャリアを送信した端末装置
には他のキャリアとの衝突により結果が不定になった場
合にも通信処理部12にキャリアを受信したと見せか
け、キャリアを送信しないビットでキャリアを受信した
場合にも通信処理部12にキャリアの受信を知らせるこ
とを可能とする。
には他のキャリアとの衝突により結果が不定になった場
合にも通信処理部12にキャリアを受信したと見せか
け、キャリアを送信しないビットでキャリアを受信した
場合にも通信処理部12にキャリアの受信を知らせるこ
とを可能とする。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の端末装置と、これら端末装置を伝送媒体を介してス
ター型に集結する集結装置とにより構成されるスター型
分散制御ネットワークであって、集結装置は、各端末装
置から上り用の前記伝送媒体を介して受信した第1の周
波数でASK変調された信号を復調する受信回路部と、
各端末装置がパケットを送信できるタイミングで調歩同
期用のスタートビットを出力するスタートビット発生回
路と、受信回路部からのデータと前記スタートビット発
生回路からのデータとの論理和を常時出力する中心回路
と、中心回路からの出力を前記第1の周波数とは異なる
第2の周波数でASK変調して下り用の前記伝送媒体を
介して前記各端末装置に送信する送信回路部とを備え、
端末装置は、設置数が、メディアアクセス制御の優先順
位を決める優先コードのビット数以下の数nであり、優
先コードが、前記第1の周波数のキャリアが連続して1
ビット出力されるものから連続してnビット出力される
ものまでのnとおりに設定されている構成として、各端
末装置が下り用の前記伝送媒体をモニタすることによ
り、バス型分散制御ネットワークと同様の勝ち残り式の
CSMA/CD制御によるメディアアクセス制御を行う
構成としたので、メディアアクセス制御として勝ち残り
式のCSMA/CD制御を採用できる。したがって、赤
外線や電波を利用してケーブル無しで通信を行えるスタ
ー型分散制御ネットワークにおいて、メディアアクセス
制御として勝ち残り式のCSMA/CD制御を採用でき
る。
数の端末装置と、これら端末装置を伝送媒体を介してス
ター型に集結する集結装置とにより構成されるスター型
分散制御ネットワークであって、集結装置は、各端末装
置から上り用の前記伝送媒体を介して受信した第1の周
波数でASK変調された信号を復調する受信回路部と、
各端末装置がパケットを送信できるタイミングで調歩同
期用のスタートビットを出力するスタートビット発生回
路と、受信回路部からのデータと前記スタートビット発
生回路からのデータとの論理和を常時出力する中心回路
と、中心回路からの出力を前記第1の周波数とは異なる
第2の周波数でASK変調して下り用の前記伝送媒体を
介して前記各端末装置に送信する送信回路部とを備え、
端末装置は、設置数が、メディアアクセス制御の優先順
位を決める優先コードのビット数以下の数nであり、優
先コードが、前記第1の周波数のキャリアが連続して1
ビット出力されるものから連続してnビット出力される
ものまでのnとおりに設定されている構成として、各端
末装置が下り用の前記伝送媒体をモニタすることによ
り、バス型分散制御ネットワークと同様の勝ち残り式の
CSMA/CD制御によるメディアアクセス制御を行う
構成としたので、メディアアクセス制御として勝ち残り
式のCSMA/CD制御を採用できる。したがって、赤
外線や電波を利用してケーブル無しで通信を行えるスタ
ー型分散制御ネットワークにおいて、メディアアクセス
制御として勝ち残り式のCSMA/CD制御を採用でき
る。
【図1】本発明の実施例1におけるスター型分散制御ネ
ットワークの構成図である。
ットワークの構成図である。
【図2】図1に示す回路の各部信号波形図である。
【図3】本発明の実施例2におけるスター型分散制御ネ
ットワークに用いる端末装置の構成図である。
ットワークに用いる端末装置の構成図である。
【図4】図3に示す回路の各部信号波形図である。
【図5】HBSのフレーム構成およびキャラクタ構成の
説明図である。
説明図である。
【図6】HBSにおける競合制御の原理説明図である。
【図7】光空間伝送システムのサブキャリアのチャネル
割当の説明図である。
割当の説明図である。
1a〜1i 端末装置 2 集結装置 6 中心回路 7a,7b 受信回路部 8 送信回路部 9 スタートビット発生回路 12 通信処理部 13 送信回路部 15 上り信号用伝送媒体 16 下り信号用伝送媒体 18 受信回路部 19 論理和回路部
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の端末装置と、これら端末装置を伝
送媒体を介してスター型に集結する集結装置とにより構
成されるスター型分散制御ネットワークであって、 前記集結装置は、 前記各端末装置から上り用の前記伝送媒体を介して受信
した第1の周波数でASK変調された信号を復調する受
信回路部と、 前記各端末装置がパケットを送信できるタイミングで調
歩同期用のスタートビットを出力するスタートビット発
生回路と、 前記受信回路部からのデータと前記スタートビット発生
回路からのデータとの論理和を常時出力する中心回路
と、 前記中心回路からの出力を前記第1の周波数とは異なる
第2の周波数でASK変調して下り用の前記伝送媒体を
介して前記各端末装置に送信する送信回路部とを備え、 前記端末装置は、 設置数が、メディアアクセス制御の優先順位を決める優
先コードのビット数以下の数nであり、 優先コードが、前記第1の周波数のキャリアが連続して
1ビット出力されるものから連続してnビット出力され
るものまでのnとおりに設定されている構成として、 前記各端末装置が下り用の前記伝送媒体をモニタするこ
とにより、バス型分散制御ネットワークと同様の勝ち残
り式のCSMA/CD制御によるメディアアクセス制御
を行う構成としたことを特徴とするスター型分散制御ネ
ットワーク。 - 【請求項2】 伝送媒体としてケーブルを用いずに赤外
線を使用する構成としたことを特徴とする請求項1に記
載のスター型分散制御ネットワーク。 - 【請求項3】 伝送媒体としてケーブルを用いずに電波
を使用する構成としたことを特徴とする請求項1に記載
のスター型分散制御ネットワーク。 - 【請求項4】 通信を制御する通信処理部と、 前記通信処理部からの送信すべきシリアルデータの論理
1を第1の周波数の正弦波でASK変調して上り用の伝
送媒体に送出する送信回路部と、 下り用の伝送媒体を介して受信したシリアルデータを復
調する受信回路部と、 前記送信すべきシリアルデータと前記受信回路部からの
シリアルデータとの論理和を受信データとして前記通信
処理部に供給する論理和回路部とを備えたことを特徴と
する端末装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10996392A JPH05308373A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | スター型分散制御ネットワークおよびそれに用いる端末装置 |
US08/054,164 US5592623A (en) | 1992-04-28 | 1993-04-26 | System for a distributed wireless star network with terminal devices and a concentrator including start bits and ORing logic for resolving transmission contention |
EP19930303273 EP0568314A3 (en) | 1992-04-28 | 1993-04-27 | Decentralized data processing star network and associated concentrator and end devices. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10996392A JPH05308373A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | スター型分散制御ネットワークおよびそれに用いる端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05308373A true JPH05308373A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14523590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10996392A Pending JPH05308373A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | スター型分散制御ネットワークおよびそれに用いる端末装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5592623A (ja) |
EP (1) | EP0568314A3 (ja) |
JP (1) | JPH05308373A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7952649B2 (en) | 2008-08-22 | 2011-05-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | AV apparatus and method for controlling the same |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5602669A (en) * | 1994-06-30 | 1997-02-11 | Sony Corporation | Digital signal transmission apparatus, digital signal transmission method, and digital signal transmitter-receiver |
EP1085773A1 (en) * | 1999-09-20 | 2001-03-21 | Nortel Matra Cellular | Mobile telecommunications network with distributed base stations |
US6721331B1 (en) | 1999-12-15 | 2004-04-13 | At&T Corp. | Method and apparatus for decentralized prioritized scheduling in a CSMA/CA wireless system |
US20040015202A1 (en) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Chandler Gilbert S. | Combination epidural infusion/stimulation method and system |
JP4094011B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2008-06-04 | 沖電気工業株式会社 | 通信制御装置、通信制御方法、ノード及び通信システム |
US8537850B2 (en) * | 2008-07-18 | 2013-09-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and system for directional virtual sensing random access for wireless networks |
US9747048B2 (en) | 2014-06-02 | 2017-08-29 | Micron Technology, Inc. | Systems and methods for packing data in a scalable memory system protocol |
KR101519793B1 (ko) * | 2014-06-24 | 2015-05-12 | 현대자동차주식회사 | 차량용 네트워크 시스템 및 이 시스템 내 이종 통신 제어기의 데이터 전송 방법 |
CN110808895B (zh) * | 2019-11-20 | 2021-07-20 | 江苏蒲公英无人机有限公司 | 一种星型网络的无线通信方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4516239A (en) * | 1982-03-15 | 1985-05-07 | At&T Bell Laboratories | System, apparatus and method for controlling a multiple access data communications system including variable length data packets and fixed length collision-free voice packets |
EP0187503A3 (en) * | 1984-12-31 | 1987-08-19 | Xerox Corporation | Shared line communication system |
US4670871A (en) * | 1985-06-27 | 1987-06-02 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | Reliable synchronous inter-node communication in a self-routing network |
US4740956A (en) * | 1985-12-30 | 1988-04-26 | Ibm Corporation | Linear-space signalling for a circuit-switched network |
US4797879A (en) * | 1987-06-05 | 1989-01-10 | American Telephone And Telegraph Company At&T Bell Laboratories | Packet switched interconnection protocols for a star configured optical lan |
WO1988010538A1 (en) * | 1987-06-22 | 1988-12-29 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | A star configured local area network having priority allocation |
EP0306900B1 (en) * | 1987-09-09 | 1995-04-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Data transmission method in optical star network and optical star network system for realizing the same |
US4970722A (en) * | 1987-11-02 | 1990-11-13 | Amp Incorporated | Broadband local area network |
US5276703A (en) * | 1992-01-13 | 1994-01-04 | Windata, Inc. | Wireless local area network communications system |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP10996392A patent/JPH05308373A/ja active Pending
-
1993
- 1993-04-26 US US08/054,164 patent/US5592623A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-27 EP EP19930303273 patent/EP0568314A3/en not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7952649B2 (en) | 2008-08-22 | 2011-05-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | AV apparatus and method for controlling the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0568314A3 (en) | 1994-11-09 |
US5592623A (en) | 1997-01-07 |
EP0568314A2 (en) | 1993-11-03 |
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