JPH05307583A - 電子回路接続復元方式 - Google Patents

電子回路接続復元方式

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JPH05307583A
JPH05307583A JP4080183A JP8018392A JPH05307583A JP H05307583 A JPH05307583 A JP H05307583A JP 4080183 A JP4080183 A JP 4080183A JP 8018392 A JP8018392 A JP 8018392A JP H05307583 A JPH05307583 A JP H05307583A
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JP
Japan
Prior art keywords
unused
elements
cluster
circuit
unused elements
Prior art date
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Pending
Application number
JP4080183A
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English (en)
Inventor
Yasuko Tezuka
康子 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子回路における未使用素子の判定を正しく且
つ速く行うことにある。 【構成】復元された回路図を電源やグランドライン以外
のネットを介し、各素子の能動端子以外の端子で接続さ
れた素子で構成される部分回路(クラスタ)1〜3に分
割しておく。この部分回路1〜3ごとに接続情報をたど
って行き、未使用素子の判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSIのレイアウト情報
に基ずく電子回路接続復元方式に関し、特に未使用の素
子を削除する電子回路接続復元方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子回路接続復元方式について、
図4乃至図6を用いて説明する。
【0003】図4は従来の一例を説明するための電子回
路接続復元フロー図である。図4に示すように、従来の
復元方式はLSIのレイアウト情報に基ずきLSIプロ
セスより決定される各種図形演算ステップS11を施
す。次に、レイアウトが設計された回路に即しているか
否かを調べるために、電子回路復元ステップS12でレ
イアウト情報に即した形、つまりトランジスタ単位の回
路図を復元し、元の回路図と照合する。その際、LSI
の過去のマスクパターンの流用や入れ替えの容易性のた
めに、レイアウトデータ上は存在するが実際には使用さ
れない素子があることがある。これを未使用素子とい
う。更に、この復元された回路図を元の回路図に近づけ
るために、未使用素子削除ステップS13で上述した未
使用素子の削除を行う。これにより、元の回路図が復元
される。
【0004】図5(a),(b)はそれぞれ図4におけ
る電子回路の未使用素子のある状態の回路図およびそれ
を削除した状態の回路図である。図5(a)に示すよう
に、この状態はレイアウト情報から復元した回路図の例
であり、1端子が電源につながっているものの、他の2
端子がどこにも接続されずに未使用素子となっている。
また、図5(b)に示すように、この状態は上述した未
使用素子の削除をおこなった回路図である。このよう
に、図4で説明したフローに基ずき、図5(a),
(b)に示す回路が復元処理される。
【0005】図6は従来の他の例を説明するための電子
回路接続復元における未使用素子検索フロー図である。
図6に示すように、未使用素子の検索は回路全体の素子
数をMAXとし、処理対象となる素子のカウントをnと
あらわすと、まず処理対象となる素子を1つ選び、その
素子から接続情報をたどる。いわゆる接続追跡ステップ
である。次に、NOであれば未使用判定ステップでその
素子が未使用かどうかの判定を行なう。更に、未使用判
定が下されると、nのカウントを1あげて別の素子を処
理対象として選ぶ。このようにして、カウント数nがM
AXをこえたら全ての処理を終了する。尚、ここで特に
未使用かどうかの判定は、1つの素子ごとに接続情報を
全てたどって行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の未使用
素子の判定方式では、未使用判定の処理対象として1つ
の素子を選んでいるため、複数の素子から成る部分回路
全体が未使用となっていて且つ部分回路内の素子相互が
互いに接続されている場合、その部分回路内の素子1つ
1つの接続情報をたどっても未使用素子として判定でき
ないという欠点がある。また、素子ごとに検索する場
合、素子数の増加にともない検索時間が著しく増大する
という欠点がある。一般に、この種の検索時間は、素子
数をnとすると、n×lognに比例する。すなわち、
従来の未使用素子の判定方式では、設計資産の流用等に
より発生増加した部分回路ごとの未使用素子に対する考
慮が全くなされていない。
【0007】本発明の目的は、かかる未使用素子を削除
するにあたり、未使用素子の判定を正しく且つ速く行な
うことのできる電子回路接続復元方式を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電子回路接続復
元方式は、LSIのレイアウトデータから電子回路を復
元し、未使用の素子を削除するにあたり、未使用の素子
の検索時にあらかじめ回路全体を部分回路に分割し、前
記部分回路毎に判定を行って未使用の素子を削減するよ
うに構成される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を説明するための
電子回路接続復元における未使用素子検索フロー図であ
る。図1に示すように、本実施例はLSIのレイアウト
データから電子回路を復元し、未使用の素子を削除する
にあたり、未使用素子の検索時にあらかじめ回路全体を
部分回路(クラスタ)と呼ばれる小部分に分割する。次
に、これらのクラスタ毎に検索を行って未使用素子を削
除する。特に、このクラスタは電源やグランド以外のネ
ットを介して各素子の能動端子以外で接続された素子の
集合である。まず、クラスタ分割ステップS1で回路を
分割し、次にK>N判定ステップS2でクラスタのカウ
ンタ数Kがクラスタの数Nより大きいか否かの判定を行
う。ここで、K≦Nであれば、未使用素子検索処理ステ
ップS3で検索を行い、Kの値を+1する+1カウント
ステップS4を経てK>N判定ステップS2を繰り返
す。このように、クラスタ分割と、クラスタ単位の未使
用素子検索処理とにより、電子回路復元が可能になる。
【0010】図2は図1における電子回路のクラスタ分
割回路図である。図2に示すように、クラスタの定義に
基づいて実際に分割を行うと、点線で示すようなクラス
タ1〜3に分割できる。これらのクラスタ1〜3は、1
つのクラスタ内に未使用素子と、そうでない素子とが同
時に存在することはないという利点をもっている。この
利点を利用して未使用素子の判定をクラスタ毎に行な
う。かかる分割処理は電源やグランドラインにいきつい
たら処理をとめる。これをクラスタ1を例にとり説明す
ると、素子Aを検索出発点とし、ネットaを追跡して素
子Bと素子Cを検索する。このうち、素子Bは電源のネ
ットに接続しているので、素子Cから検索をすすめる
と、ネットbをとりこんで素子Dを検索する。この素子
Dはグランドラインのネットに接続しているので、ここ
でこのクラスタ1内の全ての検索処理をとめる。
【0011】次に、未使用素子検索処理について説明す
るが、未使用素子であるかどうかの判定をクラスタ毎に
行なう。すなわち、1つ1つのクラスタに対して未使用
かどうかの判定を行う。例えば、図2の回路図を例にと
ると、クラスタ1,クラスタ2,クラスタ3と判定を進
めていき、クラスタ3の素子が全端子どこにも接続され
ていないことが判明するので、これを未使用素子である
と判定する。
【0012】図3は本発明の他の実施例を説明するため
の電子回路におけるクラスタ分割回路図である。図3に
示すように、本実施例も未使用素子検索処理のフローに
ついては前述した一実施例と同様である。まず、この回
路図をクラスタ分割する。まず、素子Aを検索出発点と
して、ネットaを追跡して素子Bを検索すると、素子B
はグランドラインのネットに接続しているので、点線の
ようなクラスタ1が決定する。次に、クラスタごとに未
使用素子を検索すると、このクラスタ1は接続追跡によ
って未使用素子であることがわかる。判定法としては、
従来とおなじ接続追跡によるものだが、判定回数がレイ
アウトの全素子数に対して全クラスタ数に抑えられ、複
数の素子から成るクラスタの未使用素子も検出できる。
従って、全体の処理は速く、検索結果は正確になる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子回路
接続復元方式は、未使用素子の判定を従来の回路内の全
ての素子毎からクラスタ毎に狭めることができ、判定の
無駄を省くと同時に、従来方式では検索できなかった未
使用素子の全てを検索できるという効果がある。これは
従来と比較して、全ての未使用素子の検索を10分の1
以下の処理時間で検索することができ、その効果は極め
て大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための電子回路接
続復元における未使用素子検索フロー図である。
【図2】図1における電子回路のクラスタ分割回路図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例を説明するための電子回路
におけるクラスタ分割回路図である。
【図4】従来の一例を説明するための電子回路接続復元
フロー図である。
【図5】図4における電子回路の未使用素子のある状態
およびそれを削除した状態の電子回路図である。
【図6】従来の他の例を説明するための電子回路接続後
元における未使用素子検索フロー図である。
【符号の説明】
S1 クラスタ分割ステップ S2 K>N判定ステップ S3 未使用素子検索処理ステップ 1〜3 クラスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIのレイアウトデータから電子回路
    を復元し、未使用の素子を削除するにあたり、未使用の
    素子の検索時にあらかじめ回路全体を部分回路に分割
    し、前記部分回路毎に判定を行って未使用の素子を削減
    することを特徴とする電子回路接続復元方式。
  2. 【請求項2】 LSIのレイアウトデータから電子回路
    を復元し、未使用素子を削除するにあたり、回路全体を
    部分回路に分割するステップと、前記部分回路毎に未使
    用素子を検索する処理ステップとを含むことを特徴とす
    る電子回路接続復元方式。
JP4080183A 1992-04-02 1992-04-02 電子回路接続復元方式 Pending JPH05307583A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4080183A JPH05307583A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 電子回路接続復元方式

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JP4080183A JPH05307583A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 電子回路接続復元方式

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JPH05307583A true JPH05307583A (ja) 1993-11-19

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ID=13711255

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JP4080183A Pending JPH05307583A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 電子回路接続復元方式

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Effective date: 19991026