JPH05305934A - 押し潰し易いプラスチックボトルとその製造法 - Google Patents
押し潰し易いプラスチックボトルとその製造法Info
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- JPH05305934A JPH05305934A JP12666092A JP12666092A JPH05305934A JP H05305934 A JPH05305934 A JP H05305934A JP 12666092 A JP12666092 A JP 12666092A JP 12666092 A JP12666092 A JP 12666092A JP H05305934 A JPH05305934 A JP H05305934A
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- Japan
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- plastic bottle
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0292—Foldable bottles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手指によって容易にボトルの胴部を押し潰し
てボトルの容積を縮小し、積み重ね回収ができるように
したプラスチックボトルを提案するものである。 【構成】 プラスチックボトルの胴部横断方向の肉厚
を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉とし、残余の半周部分
を前記薄肉部よりも厚く成形して成ることを特徴として
いる。また本発明たるプラスチックボトルの製造法は、
延伸ブロー成形時に、有底パリソン１３を、ブロー型の
中心縦軸線Ｌに対して偏心した位置関係を保つように取
り付け、次いで、軸方向にパリソン１３を延伸させた
後、これに圧縮空気を吹き込んでブロー型内で成形品の
胴部の横断方向の肉厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉
に成形し、残余の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形
する事を特徴とする。
てボトルの容積を縮小し、積み重ね回収ができるように
したプラスチックボトルを提案するものである。 【構成】 プラスチックボトルの胴部横断方向の肉厚
を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉とし、残余の半周部分
を前記薄肉部よりも厚く成形して成ることを特徴として
いる。また本発明たるプラスチックボトルの製造法は、
延伸ブロー成形時に、有底パリソン１３を、ブロー型の
中心縦軸線Ｌに対して偏心した位置関係を保つように取
り付け、次いで、軸方向にパリソン１３を延伸させた
後、これに圧縮空気を吹き込んでブロー型内で成形品の
胴部の横断方向の肉厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉
に成形し、残余の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形
する事を特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、押し潰し易いプラスチ
ックボトルとその製造法に関する。さらに詳しく述べる
と、プラスチックボトルを使用後に廃棄あるいは回収す
るに当たり、簡便に押し潰してボトルの容積を縮小し、
積み重ね回収ができるようにしたプラスチックボトルと
その製造方法に関する。
ックボトルとその製造法に関する。さらに詳しく述べる
と、プラスチックボトルを使用後に廃棄あるいは回収す
るに当たり、簡便に押し潰してボトルの容積を縮小し、
積み重ね回収ができるようにしたプラスチックボトルと
その製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、清涼飲料、アルコール飲料などの
液体を収容する容器として、ガラス瓶や缶に代わってＰ
ＥＴボトル等のプラスチックボトルが多用されている。
ところがこの種のボトルはほとんどのものが使い捨ての
ワンウエイ型であり、使用後再利用のための回収は行わ
れておらず、ごみとしてそのまま処分されているのが実
状である。この種のボトルは、磁器、ガラス製のものと
異なり簡単に打ち砕くことができず、かさばるのでその
ままの状態で廃棄すると、集積場のスペースをとり、運
搬時の取扱にも不便をきたすことが多い。またそれらの
回収、焼却処理等に当たっても高額な経費がかかるため
環境衛生上好ましくなく、大きな社会問題となってい
る。そこで、このようなプラスチックごみを減量化し、
またそれらのごみを再生資源としていかに効率よく回収
し、再利用するかが今日の重要なニーズになっている。
液体を収容する容器として、ガラス瓶や缶に代わってＰ
ＥＴボトル等のプラスチックボトルが多用されている。
ところがこの種のボトルはほとんどのものが使い捨ての
ワンウエイ型であり、使用後再利用のための回収は行わ
れておらず、ごみとしてそのまま処分されているのが実
状である。この種のボトルは、磁器、ガラス製のものと
異なり簡単に打ち砕くことができず、かさばるのでその
ままの状態で廃棄すると、集積場のスペースをとり、運
搬時の取扱にも不便をきたすことが多い。またそれらの
回収、焼却処理等に当たっても高額な経費がかかるため
環境衛生上好ましくなく、大きな社会問題となってい
る。そこで、このようなプラスチックごみを減量化し、
またそれらのごみを再生資源としていかに効率よく回収
し、再利用するかが今日の重要なニーズになっている。
【０００３】かかる事情に鑑み、最近において、プラス
チックボトルの胴部に、その母線方向の対称位置に、外
方向または内方に向かう突出凹溝を設けるとともに、こ
の突出凹溝に続いて肩部及び胴部の下部または底部を通
る円弧状の突出凹溝を連設した構成の押し潰し易いプラ
スチックボトルが実公平４−１０５０号公報により開示
されている。
チックボトルの胴部に、その母線方向の対称位置に、外
方向または内方に向かう突出凹溝を設けるとともに、こ
の突出凹溝に続いて肩部及び胴部の下部または底部を通
る円弧状の突出凹溝を連設した構成の押し潰し易いプラ
スチックボトルが実公平４−１０５０号公報により開示
されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
ようにボトル胴部の限られた位置のみに、局部的に突出
凹溝を設け、かつこの突出凹溝に続いて肩部及び胴部の
下部または底部にも円弧状の突出凹溝を連設させたプラ
スチックボトルをブロー成形法で製造することは技術的
に容易ではなく、使用する金型も特殊であるため、経済
的にも問題がある。そのうえ前記突出凹溝部及びボトル
胴部は肉薄ではないため、使用後に子供などの力では簡
単には押し潰すことができないという難点もある。
ようにボトル胴部の限られた位置のみに、局部的に突出
凹溝を設け、かつこの突出凹溝に続いて肩部及び胴部の
下部または底部にも円弧状の突出凹溝を連設させたプラ
スチックボトルをブロー成形法で製造することは技術的
に容易ではなく、使用する金型も特殊であるため、経済
的にも問題がある。そのうえ前記突出凹溝部及びボトル
胴部は肉薄ではないため、使用後に子供などの力では簡
単には押し潰すことができないという難点もある。
【０００５】ここにおいて本発明は、延伸ブロー成形法
を利用しながら比較的簡単な方法により製造することが
でき、使用時には強度がありしかも使用後の廃棄に当た
り、手指によって容易にボトルの胴部を押し潰してボト
ルの容積を縮小し、積み重ね回収ができるようにしたプ
ラスチックボトルを提案するものである。
を利用しながら比較的簡単な方法により製造することが
でき、使用時には強度がありしかも使用後の廃棄に当た
り、手指によって容易にボトルの胴部を押し潰してボト
ルの容積を縮小し、積み重ね回収ができるようにしたプ
ラスチックボトルを提案するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のボトルは、プラスチックボトルの胴部横断
方向の肉厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉とし、残余
の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形して成ることを
特徴としている。
め、本発明のボトルは、プラスチックボトルの胴部横断
方向の肉厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉とし、残余
の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形して成ることを
特徴としている。
【０００７】また本発明たるプラスチックボトルの製造
法は、延伸ブロー成形時に、有底パリソンを、ブロー型
の中心縦軸線に対して偏心した位置関係を保つように取
り付け、次いで、軸方向にパリソンを延伸させた後、こ
れに圧縮空気を吹き込んでブロー型内で成形品の胴部の
横断方向の肉厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉に成形
し、残余の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形した
後、冷却し脱型する事を特徴としている。
法は、延伸ブロー成形時に、有底パリソンを、ブロー型
の中心縦軸線に対して偏心した位置関係を保つように取
り付け、次いで、軸方向にパリソンを延伸させた後、こ
れに圧縮空気を吹き込んでブロー型内で成形品の胴部の
横断方向の肉厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉に成形
し、残余の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形した
後、冷却し脱型する事を特徴としている。
【０００８】
【実施例】次に、この発明の一実施例である押し潰し易
いプラスチックボトルの構造並びにその製造法を図面を
参照しながら具体的に説明する。なお以下の記述におい
て、ボトル本体の成形に使用する材料樹脂の具体例とし
て、ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）を挙げた
が、ＰＥＴ以外にも例えばＰＡＮ（ポリアクリロニトリ
ル系樹脂）、ＰＥＮ（ポリエチレンナフタレート）等が
使用できる。しかし本発明は、勿論これらの樹脂に限る
ものではなく、延伸ブロー成形用合成樹脂として従来よ
り知られている樹脂を使用することができる。
いプラスチックボトルの構造並びにその製造法を図面を
参照しながら具体的に説明する。なお以下の記述におい
て、ボトル本体の成形に使用する材料樹脂の具体例とし
て、ＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）を挙げた
が、ＰＥＴ以外にも例えばＰＡＮ（ポリアクリロニトリ
ル系樹脂）、ＰＥＮ（ポリエチレンナフタレート）等が
使用できる。しかし本発明は、勿論これらの樹脂に限る
ものではなく、延伸ブロー成形用合成樹脂として従来よ
り知られている樹脂を使用することができる。
【０００９】図１は一例としてＰＥＴを使用して延伸ブ
ロー成形した本発明ボトルの斜視図、図２は同上ボトル
の横断面図である。図において符号１はボトル本体であ
り、このボトル本体は胴部ａの横断方向の肉厚を次のよ
うにする。すなわち胴部のほぼ半周部分２を薄肉に成形
し、また残余の半周部分３を前記薄肉部分よりも厚く成
形するのである。なお、ボトルの肉厚は、使用上要求さ
れるボトルの耐圧強度に応じて設定されるが、一般的に
は前記薄肉部分の厚さは０．２ｍｍ以上０．６ｍｍの範
囲から適宜な厚みとするのがよい。４は肩部ｂに連設し
た注出口であり、胴部の縦軸線Ｌに対して偏心した位置
関係を保つように設けられている。ボトル胴部ａの形状
は実施例に示した直円筒型以外の多角筒型、その他の形
状に成形することができる。
ロー成形した本発明ボトルの斜視図、図２は同上ボトル
の横断面図である。図において符号１はボトル本体であ
り、このボトル本体は胴部ａの横断方向の肉厚を次のよ
うにする。すなわち胴部のほぼ半周部分２を薄肉に成形
し、また残余の半周部分３を前記薄肉部分よりも厚く成
形するのである。なお、ボトルの肉厚は、使用上要求さ
れるボトルの耐圧強度に応じて設定されるが、一般的に
は前記薄肉部分の厚さは０．２ｍｍ以上０．６ｍｍの範
囲から適宜な厚みとするのがよい。４は肩部ｂに連設し
た注出口であり、胴部の縦軸線Ｌに対して偏心した位置
関係を保つように設けられている。ボトル胴部ａの形状
は実施例に示した直円筒型以外の多角筒型、その他の形
状に成形することができる。
【００１０】図３は本発明の製法で使用する開閉自在な
ブロー金型１０の一例を示している。図示のブロー金型
１０は、左右方向に分割可能な胴型１１ａ，１１ｂと、
胴型下部と接するように上下動可能に配設された底型１
１ｃとから構成されている。また前記胴型の上部には、
有底パリソンを保持するネックリングがセットできる嵌
合部１２が形成されている。ボトル成形用の有底パリソ
ン１３は加熱され流動化された樹脂を用いてインジェク
ション成形したのち、ネックリング１４で保持されてブ
ロー金型１０にセットされる。前記パリソンは従来周知
のインジェクション成形法によりボトルの注出口４を一
体成形した後、前記ネックリングで保持して胴型内に導
入され、延伸ロッド１５を用い軸方向に延伸した後、圧
縮空気で金型内で横方向に延伸ブロー成形される。この
延伸ブロー成形法自体は、従来ＰＥＴボトルの製法に用
いられている方法である。
ブロー金型１０の一例を示している。図示のブロー金型
１０は、左右方向に分割可能な胴型１１ａ，１１ｂと、
胴型下部と接するように上下動可能に配設された底型１
１ｃとから構成されている。また前記胴型の上部には、
有底パリソンを保持するネックリングがセットできる嵌
合部１２が形成されている。ボトル成形用の有底パリソ
ン１３は加熱され流動化された樹脂を用いてインジェク
ション成形したのち、ネックリング１４で保持されてブ
ロー金型１０にセットされる。前記パリソンは従来周知
のインジェクション成形法によりボトルの注出口４を一
体成形した後、前記ネックリングで保持して胴型内に導
入され、延伸ロッド１５を用い軸方向に延伸した後、圧
縮空気で金型内で横方向に延伸ブロー成形される。この
延伸ブロー成形法自体は、従来ＰＥＴボトルの製法に用
いられている方法である。
【００１１】この場合において本発明によるボトルの製
法の特徴とするところは、延伸ブロー成形時に、有底パ
リソン１３をブロー金型１０の中心縦軸線Ｌに対して偏
心した位置関係を有する位置に取り付けることにある。
このような取付関係を有するようにしておくと、延伸ロ
ッド１５のエア吹き出口よりパリソン１３に圧縮空気を
吹き込むと、断面方向に等厚のパリソンは樹脂温度、厚
さ、ブロー圧力等の成形条件の影響を受けるものの、キ
ャビテイ１６に密着するようにブロー型内で膨らむにつ
れて、パリソンの取付軸Ｍとキャビテイの底部との間の
距離が大きいところほど薄肉化される（図４参照）。こ
うしてボトル本体の胴部のほぼ半周部分は薄肉に成形
し、残余の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形するの
である。成形を終えたならば、この成形品を冷却し脱型
すると図１のごとき製品（プラスチックボトル）が得ら
れる。
法の特徴とするところは、延伸ブロー成形時に、有底パ
リソン１３をブロー金型１０の中心縦軸線Ｌに対して偏
心した位置関係を有する位置に取り付けることにある。
このような取付関係を有するようにしておくと、延伸ロ
ッド１５のエア吹き出口よりパリソン１３に圧縮空気を
吹き込むと、断面方向に等厚のパリソンは樹脂温度、厚
さ、ブロー圧力等の成形条件の影響を受けるものの、キ
ャビテイ１６に密着するようにブロー型内で膨らむにつ
れて、パリソンの取付軸Ｍとキャビテイの底部との間の
距離が大きいところほど薄肉化される（図４参照）。こ
うしてボトル本体の胴部のほぼ半周部分は薄肉に成形
し、残余の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形するの
である。成形を終えたならば、この成形品を冷却し脱型
すると図１のごとき製品（プラスチックボトル）が得ら
れる。
【００１２】図５は上記ボトルの胴部ａの周囲に、紙ま
たはフイルム製の硬質の外装部材５を巻き付けてなるボ
トルの斜視図、図６はその断面図である。このようにボ
トル胴部外周面に紙箱または紙筒などからなる硬質の外
装部材５を取付けた場合には強度の弱い薄肉部が補強さ
れ、内容物の充填時に必要な強度を保つことができ、ま
た平常使用状態において破損され難くなると同時に日光
によるボトル内容物の変質を防ぐ作用が発揮される。な
お前記のような紙またはフイルム製の外装部材５を前記
薄肉部のみに部分的に貼りつけて補強することも可能で
ある。
たはフイルム製の硬質の外装部材５を巻き付けてなるボ
トルの斜視図、図６はその断面図である。このようにボ
トル胴部外周面に紙箱または紙筒などからなる硬質の外
装部材５を取付けた場合には強度の弱い薄肉部が補強さ
れ、内容物の充填時に必要な強度を保つことができ、ま
た平常使用状態において破損され難くなると同時に日光
によるボトル内容物の変質を防ぐ作用が発揮される。な
お前記のような紙またはフイルム製の外装部材５を前記
薄肉部のみに部分的に貼りつけて補強することも可能で
ある。
【００１３】上記のボトルは、使用後の廃棄処理に当た
り、手指によって容易に胴部を押し潰すことができる。
すなわち、ボトル胴部の薄肉の部分２を内側に押圧する
と、この薄肉の部分２は内側に折り込まれて図７〜８に
示すようにボトルの容積が縮小するので、これを積み重
ねれば嵩張ることなしに一括回収することができる。
り、手指によって容易に胴部を押し潰すことができる。
すなわち、ボトル胴部の薄肉の部分２を内側に押圧する
と、この薄肉の部分２は内側に折り込まれて図７〜８に
示すようにボトルの容積が縮小するので、これを積み重
ねれば嵩張ることなしに一括回収することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のボトルはそ
の胴部横断方向の肉厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉
とし、残余の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形した
ものであるから、前記ボトルを使用後に簡単に押し潰し
てその容積を縮小することができるから廃棄あるいは回
収時の取扱いが簡単になる。また本製法により、押し潰
し易いプラスチックボトルを技術的にも経済的にも容易
かつ安価に製造することができる。
の胴部横断方向の肉厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉
とし、残余の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形した
ものであるから、前記ボトルを使用後に簡単に押し潰し
てその容積を縮小することができるから廃棄あるいは回
収時の取扱いが簡単になる。また本製法により、押し潰
し易いプラスチックボトルを技術的にも経済的にも容易
かつ安価に製造することができる。
【図１】本発明プラスチックボトルの斜視図である。
【図２】同上ボトルのＡ−Ａ線に沿う横断面図である。
【図３】本発明の製法で使用するブロー金型の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図４】同製法の説明図であり、ブロー型内でパリソン
が膨らむ過程を示している。
が膨らむ過程を示している。
【図５】ボトルの胴部に外装材を巻き付けてなる斜視図
である。
である。
【図６】同上断面図である。
【図７】胴部を押し潰した状態の斜視図である。
【図８】図７のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
１ ボトル本体 ２ 半周部分 ３ 半周部分 ４ 注出口 ５ 外装部材 １０ ブロー金型 １１ａ 胴型 １１ｂ 胴型 １１ｃ 底型 １２ 嵌合部 １３ 有底パリソン １４ ネックリング １５ 延伸ロッド
Claims (4)
- 【請求項１】 プラスチックボトルの胴部横断方向の肉
厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉に成形し、残余の半
周部分を前記薄肉部よりも厚く成形して成ることを特徴
とする押し潰し易いプラスチックボトル。 - 【請求項２】 胴部の縦軸線に対して偏心した位置関係
を保つように注出口を設けたことを特徴とする請求項１
記載の押し潰し易いプラスチックボトル。 - 【請求項３】 前記胴部の周囲に、紙またはフイルム製
の外装部材を取付けたことを特徴とする請求項１又は２
記載の押し潰し易いプラスチックボトル。 - 【請求項４】 延伸ブロー成形時に、有底パリソンを、
ブロー型の中心縦軸線に対して偏心した位置関係を保つ
ように取り付け、次いで、軸方向にパリソンを延伸させ
た後、これに圧縮空気を吹き込んでブロー型内で成形品
の胴部横断方向の肉厚を、その胴部ほぼ半周部分を薄肉
に成形し、残余の半周部分を前記薄肉部よりも厚く成形
した後、冷却し成形品を脱型することを特徴とする押し
潰し易いプラスチックボトルの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12666092A JPH05305934A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 押し潰し易いプラスチックボトルとその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12666092A JPH05305934A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 押し潰し易いプラスチックボトルとその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05305934A true JPH05305934A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14940720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12666092A Pending JPH05305934A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 押し潰し易いプラスチックボトルとその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05305934A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08268421A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Toppan Printing Co Ltd | 延伸ブローボトルとこの延伸ブローボトルを内装容器とした複合容器 |
| JP2002255143A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製壜体 |
| WO2005044673A3 (en) * | 2003-11-07 | 2005-10-13 | Agecom S A | Squeeze-bottle dispenser, dispenser holder and method of manufacturing a squeeze-bottle |
| JP2009241429A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Aoki Technical Laboratory Inc | 上隅部に口部を有する容器の延伸ブロー用金型装置 |
| JP2016030428A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | 株式会社吉野工業所 | ブロー成形容器 |
| US11964793B2 (en) | 2018-12-20 | 2024-04-23 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Resin-made container, resin-made container manufacturing method, resin-made container manufacturing apparatus, and mold |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP12666092A patent/JPH05305934A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08268421A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Toppan Printing Co Ltd | 延伸ブローボトルとこの延伸ブローボトルを内装容器とした複合容器 |
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| US11964793B2 (en) | 2018-12-20 | 2024-04-23 | Nissei Asb Machine Co., Ltd. | Resin-made container, resin-made container manufacturing method, resin-made container manufacturing apparatus, and mold |
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