JPH053034U - 車両用非常点滅表示制御装置 - Google Patents

車両用非常点滅表示制御装置

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Publication number
JPH053034U
JPH053034U JP5063991U JP5063991U JPH053034U JP H053034 U JPH053034 U JP H053034U JP 5063991 U JP5063991 U JP 5063991U JP 5063991 U JP5063991 U JP 5063991U JP H053034 U JPH053034 U JP H053034U
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JP
Japan
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vehicle
deceleration
vehicle speed
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equal
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Pending
Application number
JP5063991U
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English (en)
Inventor
健一 山下
寿 泉
Original Assignee
株式会社フジユニバンス
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Publication date
Application filed by 株式会社フジユニバンス filed Critical 株式会社フジユニバンス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両用非常点滅表示制御装置に関し、ブレ―キ
スイッチが入らない状態でも、また、手動によらず自動
的に非常点滅表示灯を点滅させることを目的とする。 【構成】車速を検出する車速検出手段と、減速度を検出
する減速度検出手段と、検出された車速が所定設定値以
上でかつ検出された減速度が所定設定値以上になったと
き前記非常点滅表示灯を自動的に点滅させ、車速が所定
設定値以下、減速度が所定設定値以下でかつ所定時間後
に前記非常点滅表示灯を自動的に消灯させる制御手段に
より構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
車両用非常点滅表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両の制動時の後続車への警報手段としては、例えば図12に示すよう に、制動灯1をブレーキスイッチ2を介して電源3に接続したもの、また、図1 3に示すように、図12に加えて、後付けの制動灯4を持つもの、また図14に 示すように、制動灯1を非常点滅表示灯スイッチ5およびフラッシャーユニット 6を介して電源3に接続したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の警報手段にあっては、図12および図13に 示すように、制動灯は車両のブレーキスイッチからの信号に基づいて点灯するよ うになっており、ブレーキスイッチが入らない状態、例えば操作ミスによる急激 なシフトダウンや動力伝達装置の故障、トラックの排気ブレーキなどにより、制 動灯が働かず、特に、図12に示すものでは、尾燈と共用しているために、夜間 での視認性に欠けるという問題点があった。
【0004】 また、図14に示すものにおいては、手動により非常点滅表示灯スイッチを投 入しなければならず、ハンドル操作の妨げになり、特に、高速、急制動時は危険 を伴うという問題点があった。 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ブレーキ スイッチが入らない状態でも、また、手動によらず自動的に非常点滅表示灯を点 滅することができる車両用非常点滅表示制御装置を提供することを目的としてい る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するために、本考案は、車両の制動時の後続車への警報手段と して非常点滅表示灯を備えた車両において、車速を検出する車速検出手段と、減 速度を検出する減速度検出手段と、検出された車速が所定設定値以上でかつ検出 された減速度が所定設定値以上になったとき前記非常点滅表示灯を自動的に点滅 させ、車速が所定設定値以下、減速度が所定設定値以下で、かつ所定時間後に前 記非常点滅表示灯を自動的に消灯させる制御手段を備えたものである。
【0006】
【作用】
車速検出手段で検出した車速が所定設定値以上で、減速度検出手段で検出した 減速度が所定設定値以下のときは、非常点滅表示灯を点滅させ、車速が所定設定 値以下、減速度が所定減速度以下でかつ所定時間後に非常点滅表示灯を消灯させ るようにしたため、ブレーキスイッチが入らない状態でも、また、手動によらず に自動的に点滅させることができる。その結果、後続車に注意を促し、追突事故 を未然に防止することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図4は本考案の一実施例を示す図である。 図1において、11は複数の制動灯(非常点滅表示灯)であり、制動灯11は 点滅により車両の制動時の後続車への警報手段としての機能を果す。
【0008】 制動灯11は非常点滅表示灯スイッチ12およびフラッシャーユニット13を 介して12Vの電源14に接続されている。フラッシャーユニット13は電源1 4から電力の供給を受けて、制動灯11の点滅の制御を行う。非常点滅表示灯ス イッチ12は制動時に手動により投入される。 15はフラッシャーユニット13と制動灯11を接続するスイッチであり、ス イッチ15は制御手段であるコントロールユニット16により開閉制御される。
【0009】 17は車速検出手段としての車速センサであり、車速センサ17は車両の車速 を検出する。 18は減速度検出手段としての減速度センサであり、減速度センサ18は車両 の減速度を検出する。 コントロールユニット16は、検出した車速が設定車速以上で、検出した減速 度が設定減速度以上になったとき、スイッチ15をオンとし、検出した車速が設 定車速以下、検出した減速度が設定減速度以下で、かつ、所定時間後に、スイッ チ15をオフにする。
【0010】 次に、動作を説明する。 図2は動作を説明するフローチャートである。 図2において、まず、ステップS1でコントロールユニット16に、初期値と して、設定車速V1,V2、設定減速度ΔV3/Δt,ΔV4/Δtおよび設定 時間T1を与える。
【0011】 次に、ステップS2でそのときの車速Vと減速度ΔV/Δtを入力する。 次に、ステップS3で検出した車速Vと設定車速V1を比較し、V≧V1のと きは、ステップS4で検出した減速度ΔV/Δtと設定減速度ΔV3/Δtと比 較し、ΔV/Δt≧ΔV3/Δtのときは、ステップS5でスイッチ15をオン とする。
【0012】 これにより、制動灯11を点滅させる。 次に、ステップS6で再び車速V、減速度ΔV/Δtを入力し、ステップS7 で減速度ΔV/Δtと設定減速度ΔV4/Δtを比較し、ΔV/Δt≦ΔV4/ Δtのときは、ステップS8で検出した車速Vと所定車速V2を比較する。V≦ V2のときは、ステップS9で時間を計測し、ステップS10で計測した時間T と所定時間T1を比較し、T≧T1のときはステップS11でスイッチ15をオ フにする。
【0013】 このときのオン領域およびオフ領域は図3に示される。また、スイッチ15の 出力オン指令、出力オフ指令および出力信号のタイムチャートは図4に示される 。 このように、ブレーキスイッチが入らない状態でも、また手動によらず自動的 に制動灯11を点滅させることができる。その結果、後続車に注意を促し、追突 事故を未然に防止することができる。
【0014】 次に、図5〜図8は本考案の第2実施例を示す図である。 図5に示すように、本実施例においては、アクセルの踏み込みを検出するアク セル検出手段としてのアクセルスイッチ19を追加し、アクセルがオンで、T≧ T1のとき、スイッチ15をオフにする。 動作を説明するフローチャートは、図6に示され、図2に示したフローチャー トのステップS6,S7,S8をアクセル検出におきかえている。
【0015】 ステップS6でアクセルがオンのときは、ステップS7で時間Tを計測し、ス テップS8でT≧T1のときは、ステップS9でスイッチ15をオフにする。 本実施例においては、図7および図8に示すような領域およびタイムチャート で制御される。本実施例においても前記実施例と同様な効果を得ることができる 。
【0016】 次に、図9〜図11は本考案の第3実施例を示す図である。 本実施例においては、前記実施例と同様に、アクセルスイッチ19を追加して いる(図5、参照)。 本実施例における動作を示すフローチャートは、図9に示される。これは図2 に示すフローチャートのステップS9以降を図示のようにおきかえたものである 。
【0017】 ステップS9でアクセルを検出したら、ステップS10でスイッチ15をオフ にする。この場合には図10および図11に示すような領域およびタイムチャー トで制御される。本実施例においても前記実施例と同様な効果が得られる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、車速と減速度が設定値以上になる と、自動的に非常点滅表示灯を点滅し、また、所定の条件で自動的に消灯させる ようにしたため、ブレーキスイッチが入らないような場合でも、また、手動によ らず、自動的に非常点滅表示灯を点滅することができ、後続車に注意を促し、追 突事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すブロック図
【図2】動作を説明するフローチャート
【図3】オン・オフ領域を示す図
【図4】タイムチャート
【図5】本考案の第2実施例を示すブロック図
【図6】動作を説明するフローチャート
【図7】オン・オフ領域を示す図
【図8】タイムチャート
【図9】動作を説明するフローチャート
【図10】オン・オフ領域を示す図
【図11】タイムチャート
【図12】従来例を示す図
【図13】他の従来例を示す図
【図14】さらに他の従来例を示す図
【符号の説明】
11:制動灯(非常点滅表示灯) 12:非常点滅表示灯スイッチ 13:フラッシャーユニット 14:電源 15:スイッチ 16:コントロールユニット(制御手段) 17:車速センサ(車体検出手段) 18:減速度センサ(減速度検出手段) 19:アクセルスイッチ(アクセル検出手段)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の制動時の後続車への警報手段として
    非常点滅表示灯を備えた車両において、車速を検出する
    車速検出手段と、減速度を検出する減速度検出手段と、
    検出された車速が所定設定値以上でかつ検出された減速
    度が所定設定値以上になったとき前記非常点滅表示灯を
    自動的に点滅させ、車速が所定設定値以下、減速度が所
    定設定値以下で、かつ所定時間後に前記非常点滅表示灯
    を自動的に消灯させる制御手段を備えたことを特徴とす
    る車両用非常点滅表示制御装置。
  2. 【請求項2】車両の制動における後続車への警報手段と
    して非常点滅表示灯を備えた車両において、車速を検出
    する車速検出手段と、減速度を検出する減速度検出手段
    と、アクセルの踏み込みを検出するアクセル検出手段
    と、検出された車速が所定設定値以上でかつ検出された
    減速度が所定設定値以上になったとき前記非常点滅表示
    灯を自動的に点滅させ、アクセルオンでかつ所定時間後
    に前記非常点滅表示灯を自動的に消灯させる制御手段を
    備えたことを特徴とする車両用非常点滅表示制御装置。
  3. 【請求項3】車両の制動における後続車への警報手段と
    して非常点滅表示灯を備えた車両において、車速を検出
    する車速検出手段と、減速度を検出する減速度検出手段
    と、アクセルの踏み込みを検出するアクセル検出手段
    と、検出された車速が所定設定値以上でかつ検出された
    減速度が所定設定値以上になったとき前記非常点滅表示
    灯を自動的に点滅させ、車速が所定設定値以下、減速度
    が所定設定値以下で、かつアクセルオンで前記非常点滅
    表示灯を自動的に消灯させる制御手段を備えたことを特
    徴とする車両用非常点滅表示制御装置。
JP5063991U 1991-07-02 1991-07-02 車両用非常点滅表示制御装置 Pending JPH053034U (ja)

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JP5063991U JPH053034U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 車両用非常点滅表示制御装置

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JP (1) JPH053034U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013094040A1 (ja) * 2011-12-21 2013-06-27 トヨタ自動車株式会社 ストップランプ装置
JP2015000640A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 株式会社クボタ 作業車両

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WO2013094040A1 (ja) * 2011-12-21 2013-06-27 トヨタ自動車株式会社 ストップランプ装置
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