JPH05303254A - 電子写真画像出力装置の画像濃度設定方法 - Google Patents

電子写真画像出力装置の画像濃度設定方法

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JPH05303254A
JPH05303254A JP4110237A JP11023792A JPH05303254A JP H05303254 A JPH05303254 A JP H05303254A JP 4110237 A JP4110237 A JP 4110237A JP 11023792 A JP11023792 A JP 11023792A JP H05303254 A JPH05303254 A JP H05303254A
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平二 今村
Matsuyuki Aoki
松之 青木
Shigeru Tsukada
茂 塚田
Shunichiro Shishikura
俊一郎 宍倉
Satoshi Tomita
聡 富田
Toru Yoshida
徹 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像濃度の制御目標値を精度高く、かつ簡易に
設定する。 【構成】画像出力装置に使用されている現像色に、対応
した色を濃度設定用内蔵パターン26で記録紙上に出力
する画像出力装置7〜17と、この出力された記録紙上
の各色の画像濃度を読み取る画像読み取り装置1〜5
と、読み取った濃度と目標濃度との差より画像出力装置
の各色の画像濃度設定パラメーターの目標値を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを用
いたデジタルカラー画像出力装置等において、適切な画
像濃度を得るための電子写真プロセスの色、濃度に関す
るパラメーターを設定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像濃度を決定する電子写真プロセスの
主なパラメータは、現像電位(暗電位VH、明電位VL
現像バイアス電位VBIAS)と現像特性γである。これら
のパラメータは、プロセスコントロールによりパラメー
タが安定維持するように制御させるが、画像出力装置が
出荷される時若しくは保守時、または複写前にこれらの
パラメータの初期値(制御目標値)を設定する必要があ
る。この設定に関して従来は、各色の制御目標値を設定
するにあたり、画像出力装置から出力された画像濃度を
濃度計若しくは濃度限度見本を用いて、制御目標値を変
更し、目標値を設定していた。
【0003】しかしながら、濃度計は、高精度であるが
高価であり、画像出力装置のメインテナンス時に常に携
帯する必要があるという問題を有し、また、濃度限度見
本では精度高く画像濃度を設定出来なかった。さらに、
これらの設定作業が煩雑であるという問題を有してい
る。
【0004】上記問題を解決するために、特開平2−7
6760号公報に示されるように、内蔵するグレースケ
ール信号を用紙上に画像出力し、このグレーの画像を読
み取り、この結果により画像出力装置のトーンを補正す
る方式が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式においては、画像がグレーのため読み取り装置
の検出出力が低く、Y(イェロー)、M(マゼンダ)、
C(シアン)のバランスを正確に把握できず、電子写真
のプロセスのパラメーターを設定できないという欠点が
あった。また、本出願人は、複数色の濃度を検出し、同
様な方法で読み取り装置の濃度変換手段の変換特性を補
正する方式を出願しているが、この場合、電子写真のプ
ロセスの設定不良もここで補正するため、補正範囲が大
きくなったり、補正しきれない欠点や、補正方法が複雑
になる欠点があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するものであっ
て、電子写真プロセスのパラメーターすなわち画像濃度
の制御目標値を精度高く、かつ簡易に設定することがで
きる電子写真画像出力装置の画像濃度設定方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子写真画像出力装置の画像濃度設定方法
は、画像出力装置に使用されている現像色に、対応した
色を濃度設定用内蔵パターンで記録紙上に出力する画像
出力装置と、この出力された記録紙上の各色の画像濃度
を読み取る画像読み取り装置と、読み取った濃度と目標
濃度との差より画像出力装置の各色の画像濃度設定パラ
メーターの目標値を算出することを特徴とする。画像濃
度設定パラメーターの目標値としては、現像特性を制御
するための目標値や現像電位を制御するための目標値が
挙げられる。
【0008】
【作用】本発明においては、例えば、記録紙上に出力さ
れた濃度設定用パターンの画像を画像読み取り装置で読
み取り、画像濃度に変換し、この画像濃度から予め決め
られた各色の画像濃度目標値とを各色毎に比較し、制御
目標値補正量を算出し、次に、補正用パターンを出力し
た時の現像パッチの現像トナー量検知センサの出力値に
前記補正量を加算し、現像特性の制御目標値を設定す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は、デジタルカラー複写機の例を示す概略
構成図であり、本発明における画像濃度設定方法の1実
施例を示す。なお、本発明はこのようなカラー複写機に
限定されるものではなく、ファクシミリ、プリンタ等の
画像出力装置に適用できる。
【0010】カラー原稿は、プラテンガラス1上に載置
され、照明用ランプ2により反射された画像は、レンズ
3を経てカラーCCD4に入力される。カラーCCD4
においては、カラーフィルタ、CCDイメージセンサを
用いて、カラー原稿の反射率情報を光の原色であるB
(青)、G(緑)、R(赤)の信号として読みとり、画
像読み取り装置(IIT)5において、各色毎にデジタ
ル画像信号に変換した後、この反射率情報を濃度情報に
変換し、この信号を画像処理装置(IPS)6で色、階
調、精細度等の再現性を高めるために種々のデータ処理
を施した後、トナーの原色であるY(イェロー)、M
(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)の画素信
号にに変換し、この信号に応じ画素毎にレーザーのオン
デューティ時間を決め、レーザー書き込み装置(RO
S)7に出力する。
【0011】像担持体を形成する感光体9の周囲には、
感光体9の表面を一様に帯電させるためのスコロトロン
10、感光体9の表面電位を検出するための電位センサ
11、静電潜像をトナー像に現像させるための現像機ユ
ニット12、トナー像を記録紙に転写させるための多重
転写装置13、現像トナー量検知センサ15が配置さ
れ、感光体9を図示矢印の如く回転させる。
【0012】レーザー書き込み装置7において、画像処
理装置6からの例えばイェローの画像信号は光信号に変
換され、レーザービームを感光体9上に露光して原稿画
像に対応した静電潜像が形成され、このイェローの潜像
は、現像機ユニット12のイェロー現像機Yにより現像
される。多重転写装置13は、感光体9と同期して図示
矢印の如く回転駆動され、用紙トレイ16から搬送され
てくる記録紙を担持し、前記イェローのトナー像が記録
紙に転写される。
【0013】感光体9の現像電位は、画像領域外に図示
しない電位パッチが作成され、その表面電位を電位セン
サ11により検出し、画像濃度設定パラメータである目
標現像電位になるように現像電位制御装置21により制
御される。また、現像機ユニット12の現像特性γは、
同様に画像領域外に図示しない現像パッチが作成され、
ここに現像されたトナー量を現像トナー量検知センサ1
5により検出し、画像濃度設定パラメータである目標現
像トナー量になるように、現像特性制御22により制御
される。
【0014】続いて、感光体9の残留トナーを除去し、
残留電荷を除電した後、感光体9を再びスコロトロン1
0により一様に帯電させると、レーザー書き込み装置7
は、マゼンダの光信号を出力し、マゼンダの静電潜像の
作成、現像を経て、マゼンダのトナー像を多重転写装置
13において記録紙に多重転写し、イェロー同様、現像
電位および現像特性γが制御され、以下同様にして、シ
アン、ブラックの潜像形成、現像、転写が行われる。多
重転写装置13が4回転し4色の転写が終了すると、記
録紙は、定着装置17に送られトナー像が溶融定着され
画像出力が終了する。
【0015】次に、本発明の画像濃度設定方法に係わる
構成について説明する。IIT5の出力側には、記録紙
上の濃度設定用パターン27(図2)の画像出力をII
T5で読み取って、その画像濃度より画像濃度目標値と
比較し画像濃度設定パラメータを設定する制御目標値設
定装置20が接続され、この制御目標値である出力信号
と電位センサ11の検出信号とを比較し、現像電位制御
装置21において、スコロトロン10の帯電電圧VG
ROS7の露光量LD、現像バイアス電圧VBI ASが制御
され所望の画像濃度に制御される。または、制御目標値
設定装置20の制御目標値である出力信号と現像トナー
量検知センサ15の検出信号とを比較し、現像特性制御
装置22に出力され、トナー供給装置23に出力して現
像機ユニット12に供給するトナー量を制御して現像特
性γが制御され所望の画像濃度に制御される。ここで
は、説明を簡略化するために、現像電位制御装置21の
制御目標値は常に一定とし、現像特性制御装置22の制
御目標値の設定方法について述べる。
【0016】ROS7には切換スイッチ25を介して内
蔵パターン記憶装置26が接続される。図2は、内蔵パ
ターン記憶装置26に記憶される濃度設定用パターン2
7を示し、Y、M、C、K色およびYMC色の三色重ね
のパッチを出力できるパターンである。これらのパッチ
は、ROS7のレーザーのオンデューティ時間率の出力
を例えば60%とし、感光体9上に潜像を形成し、現
像、転写を行ってこの濃度設定用パターン27を記録紙
上に出力する。また、内蔵パターン記憶装置26には、
後述するように、現像機内のトナー混合比を調整するた
めに、トナーを消費させる画像領域全面ベタのパターン
と、全くトナーを消費しない全面画像のないパターンも
含まれている。
【0017】現像トナー量検知センサ15は、発光素子
と受光素子とからなる光学的濃度センサであり、図示し
ない現像トナー量制御用の現像パッチを現像した後、発
光素子からの光をパッチに照射し、その反射光を受光素
子で検出して電気信号に変換して現像特性制御装置22
に入力され、ここで、感光体9にトナーが乗っていない
クリーンな部分における反射光量Vclean と、感光体9
上のパッチにトナーが乗っている部分の反射光量V
patch との比、すなわち反射率としてのセンサ出力V=
patch /Vclean が演算される。
【0018】一方、目標画像濃度に設定しようとする前
記記録紙上に出力された濃度設定用パターン27の画像
をプラテン上におき、IIT5で読み取る。Y色はB
色、M色はG色、C色はR色、YMC3色重ねはBGR
3色としてそれぞれカラーCCD4の信号で読み取り、
IIT5にて単色は画像濃度D、YMC3色重ねは色度
*,a*,b*に変換する。
【0019】平均的な現像トナー量センサ出力VとII
T5で測定した画像濃度Dとの関係は、図3のaに示す
ような特性である。画像濃度の目標値DS に対してセン
サ出力の目標値V1 が現像特性制御装置22の目標値で
ある。ところが、この特性曲線aは、センサの平均的な
特性を示しており、実際には複写機毎に各センサ毎に特
性曲線bに示すようにばらつきが生じる。ばらつきがな
ければ、V1 を目標値とすることができるが、ばらつき
があるため複写機毎に目標値を設定する必要がある。そ
こで、制御目標値設定装置6において、IIT5で読み
とった単色の画像濃度DM とこのときの現像トナー量セ
ンサ出力VM から予め決められた各色の画像濃度目標値
S とを各色毎に比較し、図3の特性曲線aから、制御
目標値補正量△V=V2−V1を算出し、次に、特性曲線
bから補正用パターン27を出力した時の現像パッチの
現像トナー量検知センサ15の出力値VM に補正量△V
を加算し、制御目標値VS を設定する。
【0020】図4は現像特性を示す図で、感光体9の表
面電位VP/R とバイアス電位VBIASの差に対する現像さ
れるトナー量との関係を示し、現像特性γは、現像剤の
トナー混合比により変化し、前記制御目標値VS と現像
トナー量センサ出力に応じて現像機ユニット12に供給
するトナー量を制御することにより、画像濃度を所望の
値にすることができる。
【0021】各色毎に設定された現像制御目標値VS
早急に収束させるため、画像濃度が高い場合は、内蔵パ
ターン記憶装置26よりトナーを消費させる全面ベタの
パターンを発生させ、かつトナー供給装置23において
トナーの供給を停止させ、現像パッチが制御目標値VS
になるまで実施する。制御目標値になったら内蔵パター
ン記憶装置26よりトナーを消費しない全面画像のない
パターンを発生させ、トナーの供給を停止したまま短時
間、現像機を動作させたのち停止させる。
【0022】逆に、画像濃度が低い場合は、内蔵パター
ン記憶装置26よりトナーを消費しないパターンを発生
させ、かつトナーの供給を行い、現像パッチが制御目標
値になるまで実施し、制御目標値になったら、濃度が高
い場合と同じことを実施する。
【0023】この様に、現像特性γのコントロールが制
御状態になったら、再度、内蔵パターン記憶装置26よ
り濃度設定用パターン27を出力し、画像濃度が目標値
になっていれば画像濃度の設定を完了させる。目標値に
達していない場合は同様なことを繰返す。
【0024】この他の実施例として目標画像濃度に設定
しようとする記録紙上に出力された濃度設定パターン2
7の画像をプラテン上におき、前述同様に画像濃度を測
定し、測定値濃度DM と目標濃度DS とにより濃度差Δ
Dを算出し、現像機内の現像剤量と予め測定された代表
的な現像剤のトナー混合比と画像濃度の関係式より、算
出した濃度差ΔDを修正するための現像機内のトナー量
を算出し、トナーが多い場合、このトナー量を消費する
ために全面ベタのパターンでの走行時間を間接的な画像
濃度設定パラメータの目標値として算出する。トナーが
少ない場合には、トナーを消費しないで、トナーを供給
し、走行したとき走行時間を間接的な画像濃度設定パラ
メータの目標値として算出する。これらの走行時間に従
って、それぞれのモードで走行させる。走行終了後、再
度記録紙上に出力された濃度設定パターン27の画像濃
度を測定し、目標画像濃度になければ、再度同様なこと
を実施し、目標画像濃度であれば、この時の現像トナー
量センサ15の出力Vを現像特性制御装置22の制御目
標値として記憶する。
【0025】従って、従来の方法と比較して、操作が簡
易でかつ各色間のバランスを良好に高精度にて画像濃度
の設定ができる。
【0026】次に図5により本発明の他の実施例につい
て説明する。前記実施例においては、現像特性γの制御
目標値を設定するようにしているが、本実施例は、現像
特性γを制御せず、現像剤のトナー混合比を一定に制御
する画像出力装置に適用されるもので、この場合、画像
設定パラメータは現像電位(コントラスト電位)で前述
と同様に現像電位の目標値を設定する。その他同様な方
法で、画像処理装置6、レーザー書き込み装置7の画像
パラメータを設定することも可能である。また、実施例
では、濃度設定用のパターンが1色当たり1種である
が、濃度の違う数種の階調パターンを発生させ、階調全
域にわたって画像濃度を設定することもできる。
【0027】図1の実施例における濃度設定用パターン
27の記録紙上の出力は、IIT5で濃度を読み取る場
合、高濃度では読み取り値が飽和し読み取り感度が低い
ため、一般に中間調のパターンが使用される。画像出力
装置の多くは画素がドット像で形成されており、この場
合、カラーCCD4の1画素で読みとると、ドットのあ
るところ、ないところで画像濃度測定値にバラツキを生
じる。そのために、各色のパッチをカラーCCD4で読
みとるとき、図6Aに示すように主走査方向に連続した
画素を読みとり、また、パッチの濃度の均一不良に対し
ては図6Bに示すようにパッチ内の多くの箇所の画素か
ら、画像濃度を算出する。このことにより、連続した画
素を読み取るため、精度の高い画像濃度の読み取りが可
能となる。
【0028】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図1の実施例においては画像濃度目標値が予め決め
られた値を用いていたため、CCD4、IIT5の特性
バラツキにより、精度良く、画像濃度目標値が設定され
ても絶対的な画像濃度のバラツキが生じた。これを解決
する方法として、予め、カラーCCD4の信号に対応す
る色と、定まった濃度の基準チャートをCCD4、II
T5で測定し、校正する方法が一般的であるが、色と濃
度を精度良く管理する必要があって、特に色の基準チャ
ートは高価なものである。基準チャートは画像出力素を
出荷するときや、保守時に使用するので数多く必要とさ
れる。従って、安価なものは無彩色のグレーなものとな
るが、同一濃度で各色の濃度を校正すると、この濃度の
測定値と画像出力素より得られた画像の目標濃度での測
定値の差が、色によって異なり、一致しているときは校
正精度が高いが、差の大きい色は校正精度が低かった。
【0029】本発明では、図7に示すように、基準チャ
ート29の濃度は、3色重ねのパッチ部は1.0、Y色
部には0.71、M色部には0.91、C色部には1.
13、K色部には1.19のグレーのパッチが印刷され
ている。この濃度は平均的な画像出力装置より得られた
濃度設定用パターン27の出力画像の各色の濃度が目標
画像濃度のときに、CCD4、IIT5等からなる画像
読み取り装置より測定した値とそれぞれ一致する値が得
られる濃度になっている。このため、各色とも同様な校
正精度が得られる。
【0030】次に、本発明のさらに他の実施例について
説明する。図1の実施例においては制御目標値を設定す
るが、カラーの場合、例えば、Y、M、C色の3色重ね
がグレーに設定されることが良好なカラー再現の条件で
ある。これを達成するため、Y、M、C色を高精度に設
定する必要がある。しかし、ある程度の濃度に設定され
ていれば、Y、M、C、3色によるグレーバランスが重
要で、図1の実施例でである程度の濃度が設定できれ
ば、制御目標値設定装置6で読み取った画像濃度と目標
画像濃度のそれぞれY、M、C色の差の平均値から、再
度各色の差から差し引いた値を、改めて読みとった画像
濃度と目標画像濃度の差として制御目標値を設定する。
これにより平均的に各色の補正をし、補正量が少なくで
き、早く、グレーバランスをとる事ができるようになっ
た。
【0031】この変形として三色重ねのパッチより測定
した色度LM *、aM *、bM *より、目標グレー色度LS *
S *、bS *、の差△L*、△a*、△b*からY、M、C
色の補正量を求める近似式
【0032】
【数1】
【0033】より求め、これを目標画像濃度との差とす
る事も出来る。
【0034】また、グレーバランスのみを重視するとす
れば上式に△L*=0として取扱うことも可能である。
さらに△DY、△DM、△DCの平均値を△DY、△DM
△DCから差し引いたものを、改めて△DY、△DM、△
Cとすることも可能であり、これにより、前述同様に
補正量が少なくなり、設定時間を短縮させることができ
る。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、当業者にとって種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例においては、カラー複写機について
のパラメータ設定について述べたが、白黒のデジタル複
写機についても適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、画像出力装置に使用されている現像色に、対応
した色を濃度設定用内蔵パターンで記録紙上に出力する
画像出力装置と、この出力された記録紙上の各色の画像
濃度を読み取る画像読み取り装置と、読み取った濃度と
目標濃度との差より画像出力装置の各色の画像濃度設定
パラメーターの目標値を算出するようにしたため、濃度
計を用いなくても容易に短時間で濃度の設定が可能にな
り、また、限度見本を用いないため、精度が高く設定が
可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像濃度設定方法の1実施例を示す構
成図
【図2】本発明に係わる濃度設定用パターンを説明する
ための図
【図3】本発明における読み取り装置で画像濃度を測定
したときの値より制御目標値を設定する方法を説明する
ための図
【図4】現像特性の制御を説明するための図
【図5】本発明の他の実施例を示し、現像電位目標値を
設定する方法を説明するための図
【図6】読み取り装置の読み取り画素部分を示す図
【図7】読み取り装置の画像濃度目標値を決定する基準
チャートを説明するための図。
【符号の説明】
1…プラテンガラス、2…照明用ランプ、3…レンズ、
4…カラーCCD 5…画像読み取り装置、6…画像処理装置、7…レーザ
ー書き込み装置 9…感光体、10…スコロトロン、11…電位センサ、
12…現像機ユニット 13…多重転写装置、15…現像トナー量検知センサ、
16…用紙トレイ 17…定着装置、20…制御目標値設定装置、21…現
像電位制御装置 22…現像特性制御装置、23…切換スイッチ、26…
内蔵パターン記憶装置 27…濃度設定用パターン、29…基準チャート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 115 9222−2H H04N 1/036 Z 9070−5C 1/29 E 9186−5C 1/40 D 9068−5C 1/46 9068−5C (72)発明者 宍倉 俊一郎 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 富田 聡 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 吉田 徹 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像出力装置に使用されている現像色に対
    応した色を濃度設定用内蔵パターンで記録紙上に出力す
    る画像出力装置と、この出力された記録紙上の各色の画
    像濃度を読み取る画像読み取り装置と、読み取った濃度
    と目標濃度との差より画像出力装置の各色の画像濃度設
    定パラメーターの目標値を算出することを特徴とする電
    子写真画像出力装置の画像濃度設定方法。
  2. 【請求項2】前記画像読み取り装置において各色の画像
    濃度の読み取りは、連続した画素を読み取った濃度より
    画像濃度を算出することを特徴とする請求項1に記載の
    電子写真画像出力装置の画像濃度設定方法。
  3. 【請求項3】前記目標濃度は、画像濃度読み取り装置の
    各色の特性に合わせた、異なった濃度の基準チャートを
    画像読み取り装置にて、読み取った濃度を目標値とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像出力装
    置の画像濃度設定方法。
  4. 【請求項4】前記基準チャートはグレーであることを特
    徴とする電子写真画像出力装置の請求項3に記載の画像
    濃度設定方法。
  5. 【請求項5】前記画像読み取り装置で黒を除いた各色の
    濃度測定値が略濃度目標値のとき、各色の測定値と目標
    値の差の平均から再度、濃度測定値を差し引いた値を濃
    度目標値との差とすることを特徴とする請求項1に記載
    の電子写真画像出力装置の画像濃度設定方法。
  6. 【請求項6】黒を除いた各色重ねのグレーより色度を求
    め、これより各色の濃度修正量を算出し、これを濃度目
    標値との差とすることを特徴とする請求項1に記載の電
    子写真画像出力装置の画像濃度設定方法。
  7. 【請求項7】各色の濃度修正量の平均値を各色の濃度修
    正量から差し引いた値を濃度目標値との差とすることを
    特徴とする請求項6に記載の電子写真画像出力装置の画
    像濃度設定方法。
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