JPH0530318Y2 - - Google Patents

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JPH0530318Y2
JPH0530318Y2 JP18875587U JP18875587U JPH0530318Y2 JP H0530318 Y2 JPH0530318 Y2 JP H0530318Y2 JP 18875587 U JP18875587 U JP 18875587U JP 18875587 U JP18875587 U JP 18875587U JP H0530318 Y2 JPH0530318 Y2 JP H0530318Y2
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ray tube
getter
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ray
insulating oil
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、X線管装置に係わり、とくに通電
型ゲツタを内蔵するX線管とその付勢電源の構成
の改良に関する。
(従来の技術) X線管の高い管内真空度を維持することは、X
線管装置の安定な動作を長時間保証するうえで重
要な要素である。とくに大熱容量のX線管では、
管内真空度を維持、向上する目的で通電型のゲツ
タが使用される。第3図にこのX線管10を示
す。同図において、符号11は真空容器、12は
その内部に配置された回転陽極ターゲツト、13
はそのグラフアイト部、14はロータ、15はス
テータ、16はX線放射窓、17は電子放射陰
極、18はその陰極支持部、そして19は通電型
ゲツタ、20はその通電端子、21はX線管装置
の外部制御装置内に設けられた通電ゲツタ付勢用
の電源をあらわしている。動作においては、通電
型ゲツタ19に、電源21から加熱電力を供給
し、適当な温度に加熱してガス吸収作用を行なわ
せる。
ところで、通電型ゲツタを加熱する電源は、従
来は上述のようにX線管およびそれを収容する収
容容器すなわちハウベとは別の外部制御装置内に
組込まれている。
(考案が解決しようとする問題点) このように、X線管内の通電型ゲツタの付勢電
源がX線システム全体の制御装置内に設置されて
いると、制御は容易であるが、しかし電源ケーブ
ルが余分に必要であり、また通電型ゲツタを備え
ないX線管を使用している装置への互換性がな
く、X線装置の改良に不都合がある。
この考案は、ゲツタへの付勢電源供給用のケー
ブルを余分に必要とせず、種々のX線装置との互
換性があり、経済性の高いX線管装置を提供する
ことを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は、X線管の真空容器内に装着される
通電型ゲツタに付勢電力を供給するための最終段
トランスが、X線管を収容する容器すなわちハウ
ベ又はこれに油循環可能に接続される絶縁油冷却
器内に設けられ、且つこのトランスの一次巻線が
ハウベ内のX線管付勢電力供給端子又は絶縁油冷
却器の付勢電力供給端子に電気的に接続されてな
るX線管装置である。
(作用) この考案によれば、通電型ゲツタを加熱する電
力が、ハウベ又はそれに接続される絶縁油冷却器
内の電源部から分岐された最終段トランスから供
給されるので、外部の電源ケーブルを余分に必要
としない。したがつて、X線装置の構成が簡略
で、もともと通電型ゲツタ用の電源を内蔵してい
ないX線装置にもそのまま組込むことができる。
(実施例) 以下図面を参照してその実施例を説明する。な
お同一部分は同一符号であらわす。
第1図に示す実施例は、第3図に示したと同様
のX線管10を、絶縁油が充填されたX線管収容
容器すなわちハウベ22の内部に設置してある。
ハウベ22には、絶縁油を循環するための一対の
ホース23,24を介して絶縁油冷却器25が接
続されている。この冷却器25は、ハウベに一体
的に固定されていてもよいし、あるいは分離して
X線装置に固定し、ホースで接続して使用する構
成でもよい。冷却器25内には、ポンプ26、放
熱器27、送風機28が内蔵されている。これら
の機器は、低電圧端子盤29に電気的に接続され
て、付勢電力が供給される。またこの端子盤29
から、X線管のロータを回転させるステータ15
への駆動電力が導かれる。
そこで、冷却器25の内部に、通電型ゲツタ1
9を加熱するための適切な電圧を供給するための
最終段のトランス30が設置され、その一次巻線
にこの冷却器の各機器に接続される端子盤29か
ら電気的に共通に接続されている。トランスの二
次巻線は、ハウベ内のX線管の通電ゲツタ19の
端子20に電気的に接続されている。なお図中の
符号31はX線管の陽極ターゲツトへの高電圧供
給ケーブル受端子、32は陰極への高電圧供給ケ
ーブル受端子をあらわしている。
この構成のX線管装置によれば、冷却器に駆動
電力を供給すれば、そのままこの装置内でX線管
の通電型ゲツタへ付勢電力が導かれる。
第2図に示す実施例は、ハウベ22内に絶縁油
循環機33を設置したものである。この絶縁油循
環機33およびステータ15の付勢電力は、この
ハウベの低電圧端子盤29から導入、供給され
る。そこで、この端子盤29から、同じハウベ内
に設置したトランス30の一次巻線に付勢電力が
供給され、このトランスから通電型ゲツタ19に
加熱電力が供給される。この実施例によれば、同
様に構成が簡略であるとともに、トランスか絶縁
油により電気的に絶縁され、また適度に冷却され
るので、一層安定な動作が得られる。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、通電型
ゲツタを加熱する電力を外部から余分のケーブル
で導入する必要がなく、装置の構成がきわめて簡
略になる。したがつてまた、通電型ゲツタ用の特
定の電源を内蔵していないX線装置にも、このX
線管装置をそのまま接続して使用することができ
る。こうして、安定で信頼性の高い動作が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す概略構成図、
第2図はこの考案の他の実施例を示す概略構成
図、第3図はX線管の要部を示す縦断面図であ
る。 10……X線管、11……真空容器、19……
通電型ゲツタ、22……ハウベ、25……冷却
器、29……低電圧端子盤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 真空容器内に通電型ゲツタが内蔵されたX線管
    と、このX線管を内部に収容するハウベ又はこの
    ハウベに油循環可能に接続された絶縁油冷却器
    と、上記X線管および通電型ゲツタに付勢電力を
    供給する電源装置とを具備するX線管装置におい
    て、 上記通電型ゲツタに付勢電力を供給する最終段
    トランスが、上記ハウベ又は絶縁油冷却器内に設
    けられ、且つ前記トランスの一次巻線がハウベの
    X線管付勢電力供給端子又は絶縁油冷却器の付勢
    電力供給端子に電気的に接続されてなることを特
    徴とするX線管装置。
JP18875587U 1987-12-11 1987-12-11 Expired - Lifetime JPH0530318Y2 (ja)

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JP18875587U JPH0530318Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

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Publication Number Publication Date
JPH0192800U JPH0192800U (ja) 1989-06-19
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