JPH0530044A - 光通信方式 - Google Patents
光通信方式Info
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- JPH0530044A JPH0530044A JP3186228A JP18622891A JPH0530044A JP H0530044 A JPH0530044 A JP H0530044A JP 3186228 A JP3186228 A JP 3186228A JP 18622891 A JP18622891 A JP 18622891A JP H0530044 A JPH0530044 A JP H0530044A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- signal
- optical signal
- communication
- space
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/11—Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
- H04B10/112—Line-of-sight transmission over an extended range
- H04B10/1123—Bidirectional transmission
- H04B10/1125—Bidirectional transmission using a single common optical path
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/25—Arrangements specific to fibre transmission
- H04B10/2575—Radio-over-fibre, e.g. radio frequency signal modulated onto an optical carrier
- H04B10/25752—Optical arrangements for wireless networks
- H04B10/25758—Optical arrangements for wireless networks between a central unit and a single remote unit by means of an optical fibre
- H04B10/25759—Details of the reception of RF signal or the optical conversion before the optical fibre
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ケーブル布設が困難な地点においても簡易な
伝送路構成で無線基地局設置を可能にし、無線通信可能
エリア（サービスエリア）を容易に拡張できる光通信方
式を提供する。 【構成】 無線基地局６″側と構内交換局７側のそれぞ
れに、通信用電気信号Ｓ１を光信号Ｓ２に又は光信号Ｓ
２を通信用電気信号Ｓ１に変換する変換部３と、光信号
Ｓ２を空間に発射させ又は空間を伝送されてきた光信号
Ｓ２を受光する光通信用アンテナ１１と、変換部と光通
信用アンテナを接続する光ファイバケーブル４とを少な
くとも備え、送受信される光信号Ｓ２のレベルに余裕が
なければ光増幅器１０も備え、構内交換局側に、回線を
制御する構内電話交換機１と、この構内電話交換機から
の通信信号Ｓ０を変換部への通信用電気信号Ｓ１に変調
するモデム２とを備えて、光通信用アンテナを介して空
間を伝送される光信号Ｓ２は光ファイバケーブル内の光
信号Ｓ２がそのまま伝送される。
伝送路構成で無線基地局設置を可能にし、無線通信可能
エリア（サービスエリア）を容易に拡張できる光通信方
式を提供する。 【構成】 無線基地局６″側と構内交換局７側のそれぞ
れに、通信用電気信号Ｓ１を光信号Ｓ２に又は光信号Ｓ
２を通信用電気信号Ｓ１に変換する変換部３と、光信号
Ｓ２を空間に発射させ又は空間を伝送されてきた光信号
Ｓ２を受光する光通信用アンテナ１１と、変換部と光通
信用アンテナを接続する光ファイバケーブル４とを少な
くとも備え、送受信される光信号Ｓ２のレベルに余裕が
なければ光増幅器１０も備え、構内交換局側に、回線を
制御する構内電話交換機１と、この構内電話交換機から
の通信信号Ｓ０を変換部への通信用電気信号Ｓ１に変調
するモデム２とを備えて、光通信用アンテナを介して空
間を伝送される光信号Ｓ２は光ファイバケーブル内の光
信号Ｓ２がそのまま伝送される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信方式における
無線基地局設置のための伝送路構成の改良に関する。
無線基地局設置のための伝送路構成の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】この分野における従来の技術を図３及び
図４に示す。図３は従来から検討されているテレポイン
ト型の携帯電話或いは構内電話システム構成図、図４は
同上において無線基地局の低廉化を可能とする改良シス
テム構成図である。図中、Ｓ０は通信信号、Ｓ１は通信
用電気信号、Ｓ２はＲＦ変調の光信号、ＲＦは通信用無
線信号、１は電話交換機、２はモデム、３は電気／光
（Ｅ／Ｏ）信号変換器と光／電気（Ｏ／Ｅ）信号変換器
の両変換部、４は光ファイバケーブル、５は無線通信用
アンテナ、６，６′は無線基地局、７は構内交換局、８
は通常のメタルケーブル、９は携帯型電話機である。
図４に示す。図３は従来から検討されているテレポイン
ト型の携帯電話或いは構内電話システム構成図、図４は
同上において無線基地局の低廉化を可能とする改良シス
テム構成図である。図中、Ｓ０は通信信号、Ｓ１は通信
用電気信号、Ｓ２はＲＦ変調の光信号、ＲＦは通信用無
線信号、１は電話交換機、２はモデム、３は電気／光
（Ｅ／Ｏ）信号変換器と光／電気（Ｏ／Ｅ）信号変換器
の両変換部、４は光ファイバケーブル、５は無線通信用
アンテナ、６，６′は無線基地局、７は構内交換局、８
は通常のメタルケーブル、９は携帯型電話機である。
【０００３】従来、コードレス電話システムの発展形と
して図３に示すようなテレポイント型の携帯型電話機あ
るいは構内無線電話システムが検討されている。このシ
ステムでは、ゾーン間の周波数再利用によって、限られ
た周波数での通信量を確保するため、１ゾーン当たりの
サービス半径が小さい小ゾーン化（マイクロセルラー
型）が指向されている。
して図３に示すようなテレポイント型の携帯型電話機あ
るいは構内無線電話システムが検討されている。このシ
ステムでは、ゾーン間の周波数再利用によって、限られ
た周波数での通信量を確保するため、１ゾーン当たりの
サービス半径が小さい小ゾーン化（マイクロセルラー
型）が指向されている。
【０００４】このようなシステムでは無線基地局６の数
が膨大な数になるので、無線基地局６の低廉化が可能な
図４のような構成が提案・検討されている（渋谷他，電
子情報通信学会無線通信システム研究会技術研究報告，
ＲＣＳ９０−１２，１９９０）。図４の例ではモデム２
を構内交換局７側に集中設置し、構内交換局７と無線基
地局６′間の情報は光ファイバケーブル４を介して無線
周波数（ＲＦ帯）そのもので変調された光信号Ｓ２が伝
送され、無線基地局６′は単に変換部３と無線通信用ア
ンテナ５のみという簡易な構成を実現している。それゆ
え図４の構成が将来の実用システムとなる可能性は極め
て高いといえる。
が膨大な数になるので、無線基地局６の低廉化が可能な
図４のような構成が提案・検討されている（渋谷他，電
子情報通信学会無線通信システム研究会技術研究報告，
ＲＣＳ９０−１２，１９９０）。図４の例ではモデム２
を構内交換局７側に集中設置し、構内交換局７と無線基
地局６′間の情報は光ファイバケーブル４を介して無線
周波数（ＲＦ帯）そのもので変調された光信号Ｓ２が伝
送され、無線基地局６′は単に変換部３と無線通信用ア
ンテナ５のみという簡易な構成を実現している。それゆ
え図４の構成が将来の実用システムとなる可能性は極め
て高いといえる。
【０００５】一方、移動通信や固定通信等というような
特定のシステムを対象にするのとは別に、情報をケーブ
ルではなく無線で伝送するのは一般的であり、その際、
電波でなく光を用いるシステム（光ビーム伝送システ
ム）も既に実用化されている（例えば、坂中他，１９８
９年電子情報通信学会秋季全国大会，Ｂ−４８１）。
特定のシステムを対象にするのとは別に、情報をケーブ
ルではなく無線で伝送するのは一般的であり、その際、
電波でなく光を用いるシステム（光ビーム伝送システ
ム）も既に実用化されている（例えば、坂中他，１９８
９年電子情報通信学会秋季全国大会，Ｂ−４８１）。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】システムが機能的に働
くか否かは、如何に適切な無線通信可能エリア（以下サ
ービスエリアとする）が実現できるかにかかっている。
例えば、１つのビル内で構内無線電話システムを構築し
ようとする際には、図４の構成を用いたとしても大きな
支障はない。しかしながら、そのビルが広大なフィール
ド（例えば運動場や作業場等）を所有する場合、ここを
構内無線電話のサービスエリアとする場合には、ビル内
に無線基地局６′を設置したのではサービスエリアの拡
張に限界が生じる。
くか否かは、如何に適切な無線通信可能エリア（以下サ
ービスエリアとする）が実現できるかにかかっている。
例えば、１つのビル内で構内無線電話システムを構築し
ようとする際には、図４の構成を用いたとしても大きな
支障はない。しかしながら、そのビルが広大なフィール
ド（例えば運動場や作業場等）を所有する場合、ここを
構内無線電話のサービスエリアとする場合には、ビル内
に無線基地局６′を設置したのではサービスエリアの拡
張に限界が生じる。
【０００７】これを解決するためには、フィールド内に
無線基地局６′を設けることが必要になるが、このため
には光ファイバケーブル４の布設が必要となる。これ
は、フィールド上の主な利用形態になると思われる、臨
時又は仮設の回線程度の設置で良しとするような場合へ
の対応には不便である。また、構内無線電話システムが
既に設備されているビルに隣接するビルへ同一システム
のサービスエリアを拡張したい場合でも、光ファイバケ
ーブル４布設がネックとなって実現できない場合も生じ
る。
無線基地局６′を設けることが必要になるが、このため
には光ファイバケーブル４の布設が必要となる。これ
は、フィールド上の主な利用形態になると思われる、臨
時又は仮設の回線程度の設置で良しとするような場合へ
の対応には不便である。また、構内無線電話システムが
既に設備されているビルに隣接するビルへ同一システム
のサービスエリアを拡張したい場合でも、光ファイバケ
ーブル４布設がネックとなって実現できない場合も生じ
る。
【０００８】また、光ファイバケーブル４布設の不便を
逃れるため、フィールド内にある無線基地局６′にサー
ビスエリア内から無線電波により信号を伝送する方法も
考えられる。しかしながら、電波を用いる場合には、そ
の周波数帯は、電波相互の干渉のため、無線基地局６′
・移動局９間の通信に用いられる電波の周波数帯（ＲＦ
帯）とは同じにできず、新たな周波数の割当が必要にな
り、システム構成上及び電波法上の制約が多く、簡単に
エリアを拡張したいという思想に反する。
逃れるため、フィールド内にある無線基地局６′にサー
ビスエリア内から無線電波により信号を伝送する方法も
考えられる。しかしながら、電波を用いる場合には、そ
の周波数帯は、電波相互の干渉のため、無線基地局６′
・移動局９間の通信に用いられる電波の周波数帯（ＲＦ
帯）とは同じにできず、新たな周波数の割当が必要にな
り、システム構成上及び電波法上の制約が多く、簡単に
エリアを拡張したいという思想に反する。
【０００９】この場合において無線電波の代わりに光を
用いれば、電波法上の制約はなくなるが、この部分に前
記従来の光ビーム伝送システムを利用したのでは、ケー
ブルで伝送されてきた信号中の情報を一旦ベースバンド
の電気信号に変調してそれをさらに光信号に変換して送
信する機能、及び、光信号を受信して当該光信号を復調
しベースバンドの電気信号に変換してこれをケーブルで
伝送する信号に変換する機能が必要となるので、サービ
スエリア拡張の際の簡易化・低価格化という観点からは
問題の解決に至っていない。
用いれば、電波法上の制約はなくなるが、この部分に前
記従来の光ビーム伝送システムを利用したのでは、ケー
ブルで伝送されてきた信号中の情報を一旦ベースバンド
の電気信号に変調してそれをさらに光信号に変換して送
信する機能、及び、光信号を受信して当該光信号を復調
しベースバンドの電気信号に変換してこれをケーブルで
伝送する信号に変換する機能が必要となるので、サービ
スエリア拡張の際の簡易化・低価格化という観点からは
問題の解決に至っていない。
【００１０】本発明は、前記従来の光信号を用いる通信
方法の欠点に鑑みて、屋外、ビル間等のケーブル布設が
困難な地点においても簡易な伝送路構成で無線基地局
６′設置を可能にし、無線通信可能エリア（サービスエ
リア）を容易に拡張することができる移動通信における
光通信方式を提供せんとするものである。
方法の欠点に鑑みて、屋外、ビル間等のケーブル布設が
困難な地点においても簡易な伝送路構成で無線基地局
６′設置を可能にし、無線通信可能エリア（サービスエ
リア）を容易に拡張することができる移動通信における
光通信方式を提供せんとするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するに
は、本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手段を採用
することにより達成される。即ち、本発明の第１の特徴
は、１以上の無線基地局とそれらを制御する移動通信交
換局から構成する移動通信方式において、該移動通信交
換局の電話交換機からの電気信号を電気／光交換機で光
信号にし、該光信号に余裕がなければ予め光増幅器で増
幅し、光通信用アンテナで空間に発射させ空間伝送し、
相手局では空間伝搬してきた該光信号を光通信用アンテ
ナで受光し、受光信号に余裕がなければ予め光増幅器を
経て光／電気変換器で電気信号にしてなる光通信方式で
ある。
は、本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手段を採用
することにより達成される。即ち、本発明の第１の特徴
は、１以上の無線基地局とそれらを制御する移動通信交
換局から構成する移動通信方式において、該移動通信交
換局の電話交換機からの電気信号を電気／光交換機で光
信号にし、該光信号に余裕がなければ予め光増幅器で増
幅し、光通信用アンテナで空間に発射させ空間伝送し、
相手局では空間伝搬してきた該光信号を光通信用アンテ
ナで受光し、受光信号に余裕がなければ予め光増幅器を
経て光／電気変換器で電気信号にしてなる光通信方式で
ある。
【００１２】本発明の第２の特徴は、１以上の無線基地
局とそれらを制御する移動通信交換局とを結ぶ通信に、
無線周波数帯の信号で変調した光信号を使用する光通信
方式において、入力した該光信号に余裕がなければ予め
光信号増幅器で増幅し、光通信用アンテナで空間に発射
され空間伝送し、相手局では空間伝送してきた該光信号
を光通信用アンテナで受光し、受光信号に余裕がなけれ
ば予め光信号増幅器を経て該光信号を出力してなる光通
信方式である。
局とそれらを制御する移動通信交換局とを結ぶ通信に、
無線周波数帯の信号で変調した光信号を使用する光通信
方式において、入力した該光信号に余裕がなければ予め
光信号増幅器で増幅し、光通信用アンテナで空間に発射
され空間伝送し、相手局では空間伝送してきた該光信号
を光通信用アンテナで受光し、受光信号に余裕がなけれ
ば予め光信号増幅器を経て該光信号を出力してなる光通
信方式である。
【００１３】本発明の第３の特徴は、光信号を用いて２
点間を結ぶ通信方式において、入力してきたある波長の
光信号に余裕がなければ予め光増幅器で増幅し、光通信
用アンテナで空間に発射させ空間伝送し、相手側では空
間伝搬してきた該波長の光信号を光通信用アンテナで受
光し、受光信号に余裕がなければ予め光増幅器を経てあ
る該波長の光信号を出力してなる光信号方式である。
点間を結ぶ通信方式において、入力してきたある波長の
光信号に余裕がなければ予め光増幅器で増幅し、光通信
用アンテナで空間に発射させ空間伝送し、相手側では空
間伝搬してきた該波長の光信号を光通信用アンテナで受
光し、受光信号に余裕がなければ予め光増幅器を経てあ
る該波長の光信号を出力してなる光信号方式である。
【００１４】
【作用】本発明は、前記のような手段を講じたので、光
ファイバケーブルは変換部と光通信用アンテナとの短区
間に設置するだけであるから、臨時的或いは恒久的な無
線局の設置に際して、無線局側に恒久的な光ファイバケ
ーブルの布設を要せず、移動通信交換局側にも更なる光
ファイバケーブルの設置を要しないし、無線基地局との
距離が変動する場合でも、簡易に無線基地局を設置する
ことができる。
ファイバケーブルは変換部と光通信用アンテナとの短区
間に設置するだけであるから、臨時的或いは恒久的な無
線局の設置に際して、無線局側に恒久的な光ファイバケ
ーブルの布設を要せず、移動通信交換局側にも更なる光
ファイバケーブルの設置を要しないし、無線基地局との
距離が変動する場合でも、簡易に無線基地局を設置する
ことができる。
【００１５】
【実施例】本発明の実施例について、図を参照して説明
する。図１は本実施例の基本構成図、図２は図４の構成
で実現された構内無線システムが既に存在して、そこか
らさらにサービスエリアの拡張を行う場合のシステム構
成図である。
する。図１は本実施例の基本構成図、図２は図４の構成
で実現された構内無線システムが既に存在して、そこか
らさらにサービスエリアの拡張を行う場合のシステム構
成図である。
【００１６】図中、６″は無線基地局、１０は光増幅
器、１１は光通信用アンテナ、αはその交換局が所有す
るフィールド（例・運動場、作業場等）内に無線基地局
６″を臨時に設ける場合のパス、βは短距離にある隣接
するビル間等を接続して構内無線のエリア外のビルにお
いても同一のシステムで通信可能となるよう構成したパ
ス、γは拡張されたサービスエリア、１２は構内無線シ
ステムの存在するビル、１３はパスαの接続先となるフ
ィールド、１４はパスβの接続先となる隣接するビル等
である。なお、従来例と同一の要素には同一の符号を付
した。
器、１１は光通信用アンテナ、αはその交換局が所有す
るフィールド（例・運動場、作業場等）内に無線基地局
６″を臨時に設ける場合のパス、βは短距離にある隣接
するビル間等を接続して構内無線のエリア外のビルにお
いても同一のシステムで通信可能となるよう構成したパ
ス、γは拡張されたサービスエリア、１２は構内無線シ
ステムの存在するビル、１３はパスαの接続先となるフ
ィールド、１４はパスβの接続先となる隣接するビル等
である。なお、従来例と同一の要素には同一の符号を付
した。
【００１７】本実施例の仕様は、このような具体的実施
態様であって、パスαはフィールド１３内に無線基地局
６″を臨時に設ける場合である。通常のパスでは構内交
換局７から光ファイバケーブル４が布設され、無線基地
局６″側の変換部３で終端されるが、パスαでは光ファ
イバケーブル４内の光信号Ｓ２を空間伝送に必要なレベ
ルまで光増幅器１０で増幅した後、光通信用アンテナ１
１で空間に光信号Ｓ２を発射する。この光信号Ｓ２は無
線基地局６″側の光通信用アンテナ１１で受信され、増
幅器１０を経て変換部３に入る。
態様であって、パスαはフィールド１３内に無線基地局
６″を臨時に設ける場合である。通常のパスでは構内交
換局７から光ファイバケーブル４が布設され、無線基地
局６″側の変換部３で終端されるが、パスαでは光ファ
イバケーブル４内の光信号Ｓ２を空間伝送に必要なレベ
ルまで光増幅器１０で増幅した後、光通信用アンテナ１
１で空間に光信号Ｓ２を発射する。この光信号Ｓ２は無
線基地局６″側の光通信用アンテナ１１で受信され、増
幅器１０を経て変換部３に入る。
【００１８】一方、移動局で受信した通信用電気信号Ｓ
１は光信号Ｓ２に変換され、逆の経路を経て構内交換局
７に送られる。光増幅器１０は、空間伝送の光信号Ｓ２
の信号レベルに余裕があれば、不要である。光通信用ア
ンテナ１１は、集光レンズ等の既存のものを用いること
ができる。パスβは短距離にあるビル１２と１４間を接
続して、構内無線のサービスエリア外のビル１４におい
ても同一の構内システムで通信が可能となるよう拡張し
たもので、その構成はパスαと全く同じである。このよ
うな応用は、ビル１２と１４間や構内ばかりでなく、種
々の臨時的な無線基地局６″の設置或いは恒久的な無線
基地局６″の設置に関して適用が可能である。
１は光信号Ｓ２に変換され、逆の経路を経て構内交換局
７に送られる。光増幅器１０は、空間伝送の光信号Ｓ２
の信号レベルに余裕があれば、不要である。光通信用ア
ンテナ１１は、集光レンズ等の既存のものを用いること
ができる。パスβは短距離にあるビル１２と１４間を接
続して、構内無線のサービスエリア外のビル１４におい
ても同一の構内システムで通信が可能となるよう拡張し
たもので、その構成はパスαと全く同じである。このよ
うな応用は、ビル１２と１４間や構内ばかりでなく、種
々の臨時的な無線基地局６″の設置或いは恒久的な無線
基地局６″の設置に関して適用が可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光ファ
イバケーブルで接続される交換局・無線基地局間伝送路
の一部に光信号の空間伝送路を付加することにより、移
動無線方式での無線基地局の設置に関して、設置の制約
が軽減され、自由度が増し容易に携帯無線電話システム
のサービスエリア拡大を可能とするものである。これに
よって、フィールド作業等においてコストの廉い携帯無
線電話システムへのアクセスができ、コスト面での利点
が大きく、また、交換局と無線基地局間の光ファイバケ
ーブルが事故等により切断した場合でも、光ファイバケ
ーブルが復旧するまで、臨時の迂回伝送路を本発明で構
成することにより、通信サービスが中断する時間を少な
くすむように対処できる等、優れた有効性、有用性を発
揮する。
イバケーブルで接続される交換局・無線基地局間伝送路
の一部に光信号の空間伝送路を付加することにより、移
動無線方式での無線基地局の設置に関して、設置の制約
が軽減され、自由度が増し容易に携帯無線電話システム
のサービスエリア拡大を可能とするものである。これに
よって、フィールド作業等においてコストの廉い携帯無
線電話システムへのアクセスができ、コスト面での利点
が大きく、また、交換局と無線基地局間の光ファイバケ
ーブルが事故等により切断した場合でも、光ファイバケ
ーブルが復旧するまで、臨時の迂回伝送路を本発明で構
成することにより、通信サービスが中断する時間を少な
くすむように対処できる等、優れた有効性、有用性を発
揮する。
【図１】本発明の実施例の基本構成図である。
【図２】本発明の実施例の応用構成図である。
【図３】従来のテレポイント型の携帯電話機或いは構内
電話のためのシステム構成図である。
電話のためのシステム構成図である。
【図４】同上における無線基地局の低廉化を可能とする
改良システム構成図である。
改良システム構成図である。
α，β…パス
γ…拡張されたサービスエリア
ＲＦ…通信用無線信号
Ｓ０…通信信号
Ｓ１…通信用電気信号
Ｓ２…光信号
１…電話交換機
２…モデム
３…変換部
４…光ファイバケーブル
５…無線通信用アンテナ
６，６′，６″…無線基地局
７…構内交換局
８…メタルケーブル
９…携帯型電話機
１０…光増幅器
１１…光通信用アンテナ
１２，１４…ビル
１３…フィールド
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 塩川 孝泰
東京都新宿区西新宿二丁目３番２号 国際
電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】１以上の無線基地局とそれらを制御する移
動通信交換局から構成する移動通信方式において、該移
動通信交換局の電話交換機からの電気信号を電気／光交
換機で光信号にし、該光信号に余裕がなければ予め光増
幅器で増幅し、光通信用アンテナで空間に発射させ空間
伝送し、相手局では空間伝搬してきた該光信号を光通信
用アンテナで受光し、受光信号に余裕がなければ予め光
増幅器を経て光／電気変換器で電気信号にすることを特
徴とする光通信方式 - 【請求項２】１以上の無線基地局とそれらを制御する移
動通信交換局とを結ぶ通信に、無線周波数帯の信号で変
調した光信号を使用する光通信方式において、入力した
該光信号に余裕がなければ予め光信号増幅器で増幅し、
光通信用アンテナで空間に発射され空間伝送し、相手局
では空間伝送してきた該光信号を光通信用アンテナで受
光し、受光信号に余裕がなければ予め光信号増幅器を経
て該光信号を出力する光通信方式 - 【請求項３】光信号を用いて２点間を結ぶ通信方式にお
いて、入力してきたある波長の光信号に余裕がなければ
予め光増幅器で増幅し、光通信用アンテナで空間に発射
させ空間伝送し、相手側では空間伝搬してきた該波長の
光信号を光通信用アンテナで受光し、受光信号に余裕が
なければ予め光増幅器を経てある該波長の光信号を出力
することを特徴とする光信号方式
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186228A JPH0530044A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 光通信方式 |
| US08/408,325 US5493436A (en) | 1991-07-25 | 1995-03-21 | Optical wave transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186228A JPH0530044A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 光通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530044A true JPH0530044A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16184602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3186228A Pending JPH0530044A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 光通信方式 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5493436A (ja) |
| JP (1) | JPH0530044A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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