JPH0529671Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529671Y2
JPH0529671Y2 JP1989112167U JP11216789U JPH0529671Y2 JP H0529671 Y2 JPH0529671 Y2 JP H0529671Y2 JP 1989112167 U JP1989112167 U JP 1989112167U JP 11216789 U JP11216789 U JP 11216789U JP H0529671 Y2 JPH0529671 Y2 JP H0529671Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
umbrella stand
upper frame
frame members
main body
umbrella
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989112167U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0351061U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989112167U priority Critical patent/JPH0529671Y2/ja
Publication of JPH0351061U publication Critical patent/JPH0351061U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529671Y2 publication Critical patent/JPH0529671Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、多数の傘を保管する場合に好適に採
用可能な収納式傘立てに関するものである。
[従来の技術] この種の傘立てには、水受けを兼ねた底板を備
えてなる箱形のものや円筒形のもの等があり、オ
フイスやホール等の玄関、あるいは廊下等に常設
されて利用されるようになつている。また、必要
な場合のみ玄関若しくは廊下等に配置し、不要な
場合は所定の部屋に運んで片付けるようにしてい
る例もある。
[考案が解決しようとする課題] ところが、この種の傘立ては、多数の傘が保管
できるようにしてあるため、比較的大きなものと
なつている上に、その大きさを必要に応じて自在
に変化させることはできない。そのため、このよ
うな傘立てがオフイスやホール等の玄関、廊下等
に配置してあると、周辺の見栄えを損なうだけで
なく、通行の妨げになり易い。特に、傘立てが数
台も必要な場所では、このような不具合が生じ易
く、しかも、必要に応じて所定箇所に移動させる
のも容易でない。
このような状況を鑑みて、不使用時には傘を挿
入する上部開口の仕切りの部分を布で構成して、
その上部開口を折り畳んで箱体の内部に収納して
おくものや、あるいは複数の傘のホルダを棒体に
取り付け、その棒体の数本と、使用時には水平方
向に同位置に配置され傘からの雨水を受ける複数
の受け皿とを備え、棒体は使用時には手前が低く
なるような段を形成するように、折り畳み可能に
リンクにより結合し、不使用時には壁側に折り畳
んでおく形式の傘立てが提案されている。しかし
ながら、このような傘立ては、前者のものにあつ
ては、折り畳める構造とするために、上枠部分の
仕切り材に布を使用しているために、使用時に上
枠部分の形状が変化する可能性があり、その場合
には目的とした多数の傘を収容できない恐れがあ
り、また後者のものにあつては、受け皿について
も不使用時には使用時における水平位置から傾斜
した位置に折り畳まれるため、受け皿に雨水がな
い状態でしか折り畳むことができず、折り畳む際
に注意を要した。
本考案は、以上のような不具合を解消すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、このような目的を達成するために、
次のような構成を採用したものである。
すなわち、本考案にかかる収納式傘立ては、左
右及び前後の上枠材と、それらの上枠材により形
成された開口部を格子状に仕切る仕切枠材と、上
枠材の下方に所定の距離離間して略水平に配設さ
れる受け皿とをそれぞれが備え、外形の大きさは
相互に異なるが、前記所定の距離はそれぞれ略等
しい複数の傘立て本体を、それぞれの受け皿が略
平行な位置関係を有して相互に隣接するととも
に、基端側の傘立て本体を先端側の傘立て本体よ
りも大きなものにし、基端側の傘立て本体内に先
端側の傘立て本体を引き出し可能に収納している
ことを特徴とする。
[作用] このような構成のそれぞれの傘立て本体は、上
枠材と仕切枠材とによる上面部を有しており、し
たがつて、上枠材と仕切枠材とで傘立てを使用す
る場合に必要な十分な剛性を得ている。このた
め、使用時において、先端側の全ての傘立て本体
を隣接する各傘立て本体内から引き出し、それぞ
れの傘立て本体の収納空間に傘を保管しても、そ
の上面部の形状は変化しない。また、上枠材から
受け皿までの距離は、どの傘立て本体においても
略等しいので、保管される傘はどの傘立て本体で
も同一条件にて保管され、柄のところで傘を吊り
下げるようなことが回避されて傘を損傷すること
がない。
傘立てが不要な場合に、先端側の傘立て本体を
基端側にスライドさせると、各傘立て本体が隣接
する傘立て本体内に収納されるとともに、基端側
の傘立て本体内に先端側の全ての傘立て本体が収
納される。この場合、受け皿は略平行な位置関係
を維持して配置してあるので、傘立て本体の使用
後に受け皿に雨水が溜まつていようとも外部に零
れることはない。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
この収納式傘立ては、オフイスやホール等の玄
関等に配置されるもので、大きさが異なる3台の
傘立て本体1,2,3を相互に隣設するととも
に、基端側の傘立て本体1内に先端側の傘立て本
体2,3を引き出し可能に収納してなる。
基端側の傘立て本体1は、前後および左右の上
枠材10と、前後および左右の側枠材11と、左
右の下枠材12とを門形に接合し、内側に形成し
た収納空間S1に水受けを兼ねた受け皿13を配置
したものである。前後および左右の上枠材10間
には、上面の開口部を格子状に仕切るための複数
の仕切枠材14を配設してあり、該仕切枠材14
により仕切つた1マス当りに数本の傘Uが収納で
きるようにしてある。前面側に配置した左右の側
枠材11の上部における内側面11aには、第4
図に示すように、ガイドローラ15をそれぞれ配
設してある。下枠材12は、床面Fに固定してあ
るとともに、その内側面12aには、上向きのレ
ール16を前後方向に設けてある。
中間の傘立て本体2は、前後および左右の上枠
材20と、前面側に配置した左右の側枠材21
と、左右の下枠材22とを備え、内側に形成した
収納空間S2に水受けを兼ねた受け皿23を配置し
たものである。前後および左右の上枠材20間に
は、上面の開口部を格子状に仕切るための複数の
仕切枠材24を配設してあり、該仕切枠材24に
より仕切つた1マス当りに数本の傘が収納できる
ようにしてある。また、左右の上枠材20の外側
面20aには、ガイド溝25を前後方向に設けて
あり、そのガイド溝25内に前記ガイドローラ1
5を転接させてある。前面側に配置した左右の側
枠材21の上部における外側面には、ガイドロー
ラ25aをそれぞれ配設してある。下枠材22の
下面側における前部には、車輪26をそれぞれ装
着してあり、後部における外側面22aには、下
向きのガイド爪27を突設し、そのガイド爪27
を前記レール16と嵌合させてある。また、この
下枠材22の内側面22bには、上向きのレール
28を前後方向に設けてある。しかして、この傘
立て本体2を前後にスライドさせると、左右の上
枠材20等が前記上枠材10等の下方に位置し、
下枠材22および受け皿23が前記受け皿13の
下方に位置するようになつている。
先端の傘立て本体3は、前後および左右の上枠
材30と、前面に配置した左右の側枠材31と、
左右の下枠材32とを備え、内側に形成した収納
空間S3に水受けを兼ねた受け皿33を配置したも
のである。前後および左右の上枠材30間には、
上面の開口部を格子状に仕切るための複数の仕切
枠材34を配設してあり、該仕切枠材34により
仕切つた1マス当りに数本の傘が収納できるよう
にしてある。また、左右の上枠材30の外側面に
は、ガイド溝30aを前後方向に設けてあり、そ
のガイド溝30a内に前記ガイドローラ25aを
転接させてある。各下枠材32の下面側における
前部には、車輪35をそれぞれ装着してあり、後
部における外側面32aには、下向きのガイド爪
37を突設し、そのガイド爪37を前記レール2
8と嵌合させてある。この傘立て本体3を前方に
スライドさせると、左右の上枠材30等が前記上
枠材20等の下方に位置し、下枠材32および受
け皿33が前記受け皿23の下方に位置するよう
になつている。しかして、中間および先端に配置
した両各傘立て本体2,3は、第1図および第2
図に示すように、隣接する傘立て本体1,2から
略全体が突出する使用位置と、第3図に示すよう
に、隣接する傘立て本体1,2内に略全体が収ま
る収納位置との間で前後方向にスライドし得るよ
うになつている。
なお、前記ガイド爪27,37は、下枠材2
2,32の前端から後端にかけて連続したものに
代えてもよい。また、各受け皿13,23の内側
に、前後方向若しくは左右方向に仕切板を突設し
ておくと、傘立て本体2,3を移動させる際等
に、受け皿13,23内の水を零れ難くすること
ができる。
以上の構成において、それぞれの傘立て本体
1,2,3の収納空間S1,S2,S3の高さ方向の寸
法、言い換えれば、上枠材10,20,30から
受け皿13,23,33までの距離は、略同一で
ある。しかして、傘立て方向1と傘立て本体2と
傘立て本体3とはこの順に高さが低くなつている
ので、受け皿13,23,33は相互に略平行位
置に取り付けられていることになる。つまり、受
け皿23,33は、傘立て本体2,3の移動の際
に常に水平に移動し、したがつて受け皿13と衝
突することがなく、受けられた雨水が外部に零れ
出ることがない。
このような構成によれば、傘立てを使用する場
合に、中間の傘立て本体2および先端の傘立て本
体3を隣接する各傘立て本体1,2内から使用位
置まで引き出すと、上方からそれぞれの傘立て本
体1,2,3の収納空間S1〜S3に傘を保管するこ
とができるとともに、傘の収納空間を一挙に略3
倍にすることができる。
傘立てが不要な場合に、中間の傘立て本体2、
および、先端の傘立て本体3を後方にスライドさ
せると、各傘立て本体2,3を隣接するそれぞれ
の傘立て本体1,2内に収納できるとともに、両
傘立て本体2,3が基端側の傘立て本体1内に収
まる。したがつて、不要時には、傘立てが占める
スペースが略3分の1となつて、コンパクト化さ
れるので、該傘立てを目立ち難くすることができ
るとともに、通行の邪魔になるのを有効に回避す
ることができる。
なお、中間および先端の傘立て本体2,3は、
それぞれが車輪26,35と、ガイドローラ1
5,25aと、ガイド爪27,37との3箇所で
支えられているが、車輪26,35と、ガイドロ
ーラ15,25a部分の2箇所で支えるようにす
ることもできる。
また、傘立て本体の形状や配置個数等は、前記
実施例のものに限定されず、種々変形が可能であ
る。例えば、基端側の傘立て本体を壁に設けた凹
部内に配置して使用することも可能である。その
場合、凹部の天井と基端側の傘立て本体との間に
は、傘の出し入れを行うためのスペースが必要と
なるが、先端側の傘立て本体の前面に上方へ延び
るパネルを設けることにより、収納位置で前記ス
ペースを目立ち難くすることができる。
さらに、この傘立てを玄関等の壁面に沿わせて
配置する場合には、先端側の傘立て本体を壁面に
沿う方向にスライドさせて使用することになる。
[考案の効果] 以上のような構成からなる本考案によれば、傘
立てを使用する場合には、傘の収納面積を大巾に
増加させることができ、不要な場合は、占有面積
を大巾に縮小することができるので、不要時に傘
立てを目立ち難くすることができるとともに、通
行等の邪魔になるのを有効に解消することができ
る。
また、使用する際に引き出した先端側の傘立て
本体の上枠部分が、上枠材で形成された開口を仕
切枠材により格子状に仕切られているので、傘立
て本体の形状を保つに十分な剛性を確保すること
ができ、多数の傘を収容することができるととも
に、略水平配置されたそれぞれの受け皿が略平行
で、かつ上枠材からの離間距離が等しくしてある
ので、どの傘立て本体でも等しい使用状況で傘を
収容しておくことができ、しかも使用後に先端側
の傘立て本体を基端側の傘立て本体内に収納した
状態でも傘立てとして使用できるとともに、受け
皿の雨水が床に零れることを防止することができ
る機能性に優れた収納式傘立てを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は使用
状態を示す左側面図、第2図は第1図における一
部省略のA矢示図、第3図は収納状態を示す左側
面図、第4図は第1図におけるB部の概略的な拡
大正面図、第5図は第3図におけるC部の概略的
な拡大正面図である。 1……基端側の傘立て本体、2……先端側の傘
立て本体(中間の傘立て本体)、3……先端側の
傘立て本体(先端の傘立て本体)、10……上枠
材、13……受け皿、14……仕切枠材、20…
…上枠材、23……受け皿、24……仕切枠材、
30……上枠材、33……受け皿、34……仕切
枠材、S1,S2,S3……収納空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右及び前後の上枠材と、それらの上枠材によ
    り形成された開口部を格子状に仕切る仕切枠材
    と、上枠材の下方に所定の距離離間して略水平に
    配設される受け皿とをそれぞれが備え、外形の大
    きさは相互に異なるが、前記所定の距離は略等し
    い複数の傘立て本体を、それぞれの受け皿が略平
    行な位置関係を有して相互に隣接するとともに、
    基端側の傘立て本体を先端側の傘立て本体よりも
    大きなものにし、基端側の傘立て本体内に先端側
    の傘立て本体を引き出し可能に収納していること
    を特徴とする収納式傘立て。
JP1989112167U 1989-09-26 1989-09-26 Expired - Lifetime JPH0529671Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989112167U JPH0529671Y2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989112167U JPH0529671Y2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0351061U JPH0351061U (ja) 1991-05-17
JPH0529671Y2 true JPH0529671Y2 (ja) 1993-07-29

Family

ID=31660618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989112167U Expired - Lifetime JPH0529671Y2 (ja) 1989-09-26 1989-09-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529671Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020192393A (ja) * 2015-10-30 2020-12-03 株式会社タカマツヤ 可動式傘立て

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0742574Y2 (ja) * 1992-02-12 1995-10-04 株式会社松阪鉄工所 棒鋼類カッター
KR100595417B1 (ko) * 2005-03-25 2006-07-03 김관영 우산꽂이겸용 화분대

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031479B2 (ja) * 1978-02-10 1985-07-22 生化学工業株式会社 純コンドロイチナ−ゼcの製造法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031479U (ja) * 1983-08-10 1985-03-04 ヤマハ株式会社 玄関用ドア設置ユニツト
JPS6263072U (ja) * 1985-10-05 1987-04-18
JPS6443772U (ja) * 1987-09-12 1989-03-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031479B2 (ja) * 1978-02-10 1985-07-22 生化学工業株式会社 純コンドロイチナ−ゼcの製造法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020192393A (ja) * 2015-10-30 2020-12-03 株式会社タカマツヤ 可動式傘立て

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0351061U (ja) 1991-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090206711A1 (en) Garment organizer with lower pivoting access panel
JPH0529671Y2 (ja)
US4366585A (en) Armchair effective to be transformed into a bed
JP2006181337A (ja) 準個室化設備及びこれを備えた医療・介護施設
JP2594654Y2 (ja) 間口方向に伸縮可能な収納家具
JP6959722B2 (ja) 間仕切り装置
JP3867133B2 (ja) スタンド形成部材
JP4250234B2 (ja) 住宅
JP2567569Y2 (ja) 階段下収納庫
JPH0630046Y2 (ja) 収納式傘立装置
JPH054775Y2 (ja)
JP3041680U (ja) ベッド
JP2591772Y2 (ja) 移動式シェルタ
JPS581553Y2 (ja) 床下収納庫
JP2512776Y2 (ja) フリ―アクセスフロア用床パネル
JP7032374B2 (ja) 間仕切り装置
JP7292444B2 (ja) 間仕切り装置
JP2771890B2 (ja) 収納装置
JP2605348Y2 (ja) 建物の床収納構造
JP3074697U (ja) 陳列棚
JPH08280527A (ja) 位牌壇
JP3000992U (ja) 箱型膳
JPH0356527Y2 (ja)
JP2703645B2 (ja) 部屋の間仕切り構造
JPS5853096Y2 (ja) 伸縮式ベツド