JPH05296208A - 流体圧回路の制御装置 - Google Patents

流体圧回路の制御装置

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Publication number
JPH05296208A
JPH05296208A JP9284592A JP9284592A JPH05296208A JP H05296208 A JPH05296208 A JP H05296208A JP 9284592 A JP9284592 A JP 9284592A JP 9284592 A JP9284592 A JP 9284592A JP H05296208 A JPH05296208 A JP H05296208A
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JP
Japan
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hydraulic
fluid pressure
motor
hydraulic motor
pressure
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JP9284592A
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English (en)
Inventor
Yorito Nakao
頼人 中尾
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】直列に配設された流体圧モータを有する流体圧
回路において、下流側流体圧モータの駆動差圧上昇に伴
う上流側流体圧モータの効率の低下を、流体圧回路を複
数系統とすることなく改善できるようにする。 【構成】油圧ポンプ1とドレン3との間に直列に配設さ
れた油圧ポンプ5及び8のそれぞれの上流側に油圧セン
サ22,23を設け、それら油圧センサ22,23が検
出した油圧P1 ,P2 に基づいて油圧モータ5及び8に
かかっている負荷の大きさを求める。そして、負荷の大
きい方の油圧モータ5,8が上流側に位置するように、
電磁切換弁21を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直列に配設された複
数の流体圧モータを有する流体圧回路の制御装置に関
し、特に、流体圧モータの背圧の変化に伴うモータ効率
の悪化を改善できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】複数の流体圧モータを有する従来の流体
圧回路としては、例えば図11に示すようなものがあ
る。これは、車両に用いられる油圧伝動装置の一例を示
していて、エンジン2を駆動源とする油圧ポンプ1は、
その吸入口はドレン3側に接続され、その吐出口は油圧
配管4に接続されている。従って、油圧ポンプ1は、そ
の駆動時には、ドレン3側から吸い込んだ作動油を加圧
して油圧配管4側に供給する。
【0003】そして、油圧配管4の下流側は、エアコン
ディショナ6を駆動する油圧モータ5の作動油供給側に
接続され、油圧モータ5の作動油排出側は、油圧配管7
を介してオルタネータ9を駆動する油圧モータ8の作動
油供給側に接続され、油圧モータ8の作動油排出側はド
レン3に通じている。さらに、油圧モータ5の上流側と
下流側との間は、バイパス配管10を介して通じてい
て、このバイパス配管10には、エアコンディショナ6
の作動スイッチ11がオン状態を選択された場合に遮断
状態となる電磁切換弁12が設けられている。
【0004】即ち、作動スイッチ11がオフ状態であれ
ば、電磁切換弁12は連通状態を維持し、油圧ポンプ1
から吐出された作動油はバイパス配管10を介して直接
油圧モータ8に供給されるから、この油圧伝動装置は、
一つの油圧ポンプ1によって一つの油圧モータ8を駆動
させる装置として機能する。一方、作動スイッチ11が
オン状態となれば、電磁切換弁12が遮断状態となり、
油圧モータ1から吐出された作動油は、先ず油圧モータ
5に供給され、次いで油圧モータ8に供給されるように
なるから、この油圧伝動装置は、一つの油圧ポンプ1に
よって直列に配設された二つの油圧モータ5及び8を駆
動させる装置として機能する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の油圧伝動装置にあっては、油圧ポンプ1と
ドレン3との間に二つの油圧モータ5及び8が直列に配
設されていたため、下流側の油圧モータ8に大きな負荷
がかかった場合に、上流側の油圧モータ5の背圧が上昇
し、油圧モータ5に含まれるピストン,弁板,斜板等で
のフリクションが増大し、油圧ポンプ1の吐出圧が一定
でも油圧モータ5の作動効率が低下するという不具合が
あった。
【0006】かかる不具合は、各負荷毎に油圧伝動装置
を構成すれば解決されるものであるが、これでは、部品
点数の増大,装置全体の大型化を招いてしまう。本発明
は、このような従来の技術が有する未解決の課題に着目
してなされたものであって、一系統の流体圧回路によっ
て複数の流体圧モータを駆動させる場合に、下流側の流
体圧モータの負荷変動に伴う上流側の流体圧モータの作
動効率の低下を防止できる流体圧回路の制御装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、作動流体供給源とドレンとの間に複数の
流体圧モータを直列に配設する流体圧回路の制御装置で
あって、前記流体圧モータの負荷状態を検出する負荷状
態検出手段と、前記負荷状態検出手段の検出結果に応じ
て前記複数の流体圧モータの直列配置関係を切り換える
配置切換手段と、を備えた。
【0008】
【作用】本発明にあっては、負荷状態検出手段が流体圧
モータの負荷状態を検出し、かかる負荷状態に応じて、
配置切換手段が複数の流体圧モータの直列配置関係を切
り換えるため、作動流体供給源とドレンとの間における
複数の流体圧モータの直列配置関係は、それら流体圧モ
ータの負荷状態によって変化することになる。
【0009】従って、例えば負荷の大きい流体圧モータ
を他の流体圧モータよりも上流側に配置させるようにす
れば、負荷の大きい流体圧モータの背圧が上昇しても他
の流体圧モータに悪影響を与えなくて済む。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1及び図2は、本発明の第1実施例を示す図
であり、この実施例は、本発明を車両用の油圧伝動装置
に適用したものである。先ず、構成を説明すると、エン
ジン2を駆動源とする作動流体供給源としての油圧ポン
プ1は、その吸入口はドレン3側に接続され、その吐出
口は油圧配管4に接続されている。従って、油圧ポンプ
1は、その駆動時には、ドレン3側から吸い込んだ作動
油を加圧して油圧配管4側に供給する。
【0011】この油圧伝動装置は、エアコンディショナ
(本体は図示せず)のコンプレッサ6Aを駆動する流体
圧モータとしての油圧モータ5と、オルタネータ9を駆
動する流体圧モータとしての油圧モータ8とを、一つの
油圧ポンプ1で回転駆動させる装置であって、油圧モー
タ5の作動油供給側には油圧配管15Aが接続され、作
動油排出側には油圧配管15Bが接続されるとともに、
油圧モータ8の作動油供給側には油圧配管18Aが接続
され、作動油排出側には油圧配管18Bが接続されてい
る。
【0012】なお、油圧配管15A及び15B間は、バ
イパス配管10を介して通じていて、このバイパス配管
10には、コンプレッサ6Aの作動スイッチ11がオン
状態を選択された場合に遮断状態となる電磁切換弁12
が設けられている。そして、油圧配管4,15A,15
B,18A,18B及びドレン3に通じるドレン配管1
9の各配管の他端側は、コントローラ20から供給され
る制御電流IC に応じて稼働する電磁切換弁21の各ポ
ートに接続されている。
【0013】この電磁切換弁21は、コントローラ20
から制御電流IC が供給されていない状態(図1の状
態)では、油圧配管4の下流側を油圧配管15Aに接続
し、油圧配管15Bと油圧配管18Aとの間を接続し、
油圧配管18Bとドレン配管19との間を接続する一
方、コントローラ20から制御電流IC が供給されてい
る状態(図1とは異なる状態)では、油圧配管4の下流
側を油圧配管18Aに接続し、油圧配管18Bと油圧配
管15Aとの間を接続し、油圧配管15Bとドレン配管
19との間を接続する。
【0014】さらに、油圧モータ5の作動油供給側に接
続された油圧配管15Aと、油圧モータ8の作動油供給
側に接続された油圧配管18Aとのそれぞれには、それ
ら油圧配管15A,18A内の作動油の圧力P1 ,P2
を検出する油圧センサ22,23が取り付けられてい
て、それら油圧センサ22及び23が検出した油圧
1,P2 が、コントローラ20に供給されている。
【0015】また、コントローラ20には、コンプレッ
サ6Aの作動スイッチ11の選択信号S0 も供給されて
いる。そして、コントローラ20は、図示しないマイク
ロコンピュータや必要なインタフェース回路等から構成
されていて、作動スイッチ11から供給される選択信号
0 及び油圧センサ22,23から供給される油圧
1 ,P2 に基づいて、後述する演算処理を実行し、油
圧モータ5及び8の内、作動油供給側及び作動油排出側
間の差圧が大きい油圧モータが油圧回路内で上流側に位
置するように、電磁切換弁21を切り換える。
【0016】図2は、コントローラ20内で実行される
処理の概要を示すフローチャートであり、以下、図2に
従って本実施例の動作を説明する。先ず、ステップ10
1において、電磁切換弁21に対する制御電流IC をオ
フとし、ステップ102で選択信号S0 を読み込み、ス
テップ103に移行してその選択信号S0 に基づいてエ
アコンディショナのコンプレッサ6Aがオン状態である
かオフ状態であるかを判定する。
【0017】ステップ103の判定が「NO」の場合、
即ち、コンプレッサ6Aのオフ状態が選択されている場
合には、ステップ104以降の処理は実行せず、ステッ
プ103の判定が「YES」となるまでステップ10
2,103の処理を繰り返し実行する。そして、制御電
流IC をオフ状態としていれば、電磁切換弁21は図1
の状態を採るから、油圧ポンプ1から吐出された作動油
は、油圧配管4から油圧配管15Aに供給される。
【0018】しかし、この時はエアコンディショナの作
動スイッチ11はオフ状態が選択されているから、バイ
パス配管10に設けられた電磁切換弁12は連通状態
(図1の状態)を採り、従って、油圧配管15に供給さ
れた作動油は、バイパス配管10を通じて油圧配管15
Bに供給され、油圧モータ5は回転駆動せず、コンプレ
ッサ6Aは停止状態を維持する。
【0019】さらに、油圧配管15Bに供給された作動
油は、電磁切換弁21を介して油圧配管18Aに供給さ
れ、油圧モータ8の上流側に至るから、油圧モータ8が
回転駆動し、オルタネータ9による発電が行われる。そ
して、油圧モータ8から排出された作動油は、油圧配管
18Bから電磁切換弁21を通じてドレン配管19に至
り、ドレン3に戻される。
【0020】つまり、作動スイッチ11がコンプレッサ
6Aのオフ状態を選択している場合には、油圧モータ5
は実質的には図1の油圧回路から切り離され、この油圧
伝動装置は、一つの油圧ポンプ1によって一つの油圧モ
ータ8を回転駆動させる装置として機能する。なお、こ
のときの油圧ポンプ1の吐出圧は、使用状態にある各電
装品で必要な電流をオルタネータ9で発生するのに必要
な油圧モータ8の回転駆動力から一義的に決まる。
【0021】一方、作動スイッチ11によってコンプレ
ッサ6Aのオン状態が選択されると、電磁切換弁12が
図1とは異なった状態となり、バイパス配管10が非連
通状態となって、油圧配管15Aに供給される作動油
は、油圧モータ5を通じて油圧配管15Bに至るように
なる。すると、油圧モータ5が回転駆動状態となるか
ら、コンプレッサ6Aが駆動状態となって、エアコンデ
ィショナが作動する。
【0022】そして、作動スイッチ11がオン状態を選
択されれば、ステップ103の判定が「YES」となる
から、ステップ103からステップ104に移行し、油
圧センサ22から供給される油圧P1 及び油圧センサ2
3から供給される油圧P2 を読み込む。即ち、この状況
では、バイパス配管10が遮断状態となっているから、
油圧ポンプ1とドレン3との間に、二つの油圧モータ5
及び8が直列に配設された状態となっている。
【0023】従って、油圧モータ5の作動油供給側の油
圧P1 と、油圧モータ8の作動油供給側の油圧P2 とが
判れば、油圧モータ5の作動油供給側及び作動油排出側
間の差圧ΔP1 及び油圧モータ8の作動油供給側及び作
動油排出側間の差圧ΔP2 は求めることができる。つま
り、各差圧ΔP1 及びΔP2 は、各油圧配管での圧力降
下を無視できるものとすれば、下記の(1)及び(2)
式で表される。
【0024】 ΔP1 =P1 −P2 ……(1) ΔP2 =P2 ……(2) そこで、ステップ105に移行し、油圧モータ5の作動
油供給側及び作動油排出側間の差圧と、油圧モータ8の
作動油供給側及び作動油排出側間の差圧との大小関係
を、下記の(3)式に基づいて判定する。
【0025】 P1 >2P2 −α ……(3) なお、上記(3)式におけるαは、発散を防止するため
の定数である。このステップ105の判定が「YES」
の場合は、現在上流側に位置する油圧モータ5の作動油
供給側及び作動油排出側間の差圧の方が、現在下流側に
位置する油圧モータ8の作動油供給側及び作動油排出側
間の差圧よりも大きいと判断できるから、特に現状を変
更する必要はない。
【0026】そこで、ステップ106に移行して選択信
号S0 を読み込み、ステップ107でその選択信号S0
に基づいてコンプレッサ6Aがオン状態であるかオフ状
態であるかを判定する。このステップ107の判定が
「YES」の場合は、上記ステップ104に戻って上述
した処理を再び実行する。
【0027】しかし、ステップ107の判定が「NO」
の場合は、エアコンディショナの停止が選択され電磁切
換弁12が図1の状態に戻り、バイパス配管10が連通
状態となり油圧モータ5が停止すると判断できるから、
現状のまま今回の処理を終了する。一方、各種の電装品
等が使用状態となり、オルタネータ9の発電量が増大
し、これを駆動する油圧モータ8の負荷が増大する。
【0028】そして、油圧モータ8の負荷が増大する
と、その油圧モータ8の作動油供給側及び作動油排出側
間の差圧が大きくなるから、この油圧モータ8と直列関
係にあり且つ上流側に位置する油圧モータ5の背圧が上
昇し、その油圧モータ5に含まれるピストン,弁板,斜
板等でのフリクションが増し、モータの効率が悪化する
おそれがある。
【0029】しかし、本実施例では、油圧モータ8の負
荷があるレベルに達し、油圧モータ8の作動油供給側及
び作動油排出側間の差圧が、上流側に位置する油圧モー
タ5の作動油供給側及び作動油排出側間の差圧よりも大
きくなると、ステップ105の判定が「NO」となり、
ステップ108に移行し、電磁切換弁21に対する制御
電流IC をオンとする。
【0030】すると、電磁切換弁21が稼働して図1と
は異なった状態となるから、油圧配管4の下流側は油圧
配管18Aに接続され、油圧ポンプ1から吐出された作
動油は先ず油圧モータ8に供給されるようになる。そし
て、油圧モータ8から排出された作動油が、油圧配管1
8B及び油圧配管15Aを介して油圧モータ5に供給さ
れ、油圧モータ5から排出された作動油は油圧配管15
B及びドレン配管19を介して、ドレン3に戻される。
【0031】つまり、ステップ108の処理を実行した
結果、油圧モータ5及び8の直列配置関係が逆転し、油
圧モータ8の方が油圧モータ5よりも上流側に位置する
ようになる。ステップ108の処理を終えたら、ステッ
プ109に移行し、選択信号S0 を読み込み、ステップ
110でその選択信号S0 に基づいてエアコンディショ
ナのコンプレッサ6Aがオン状態であるかオフ状態であ
るかを判定する。
【0032】このステップ110の判定が「NO」の場
合は、電磁切換弁12が図1の状態となってバイパス配
管10が連通状態となり、油圧モータ5は停止状態であ
ると判断できるから、ステップ111に移行し電磁切換
弁21に対する制御電流ICをオフ状態としてから、今
回のこの処理を終了する。一方、ステップ110の判定
が「YES」の場合は、油圧モータ5及び8の両方が回
転駆動状態であると判断できる。
【0033】そこで、ステップ112に移行し、油圧セ
ンサ22から供給される油圧P1 及び油圧センサ23か
ら供給される油圧P2 を読み込み、次いでステップ11
3に移行し、油圧モータ5の作動油供給側及び作動油排
出側間の差圧と、油圧モータ8の作動油供給側及び作動
油排出側間の差圧との大小関係を、下記の(4)式に基
づいて判定する。
【0034】 P2 >2P1 −β ……(4) なお、上記(4)式におけるβは、上記(3)式におけ
るαと同様に発散を防止するための定数である。即ち、
ステップ108以降の処理は、ステップ105の判定が
「NO」となった場合、つまり油圧モータ8の作動油供
給側及び作動油排出側間の差圧が油圧モータ5のそれよ
りも大きくなった場合に実行されるものであるから、状
況が変化していなければ、ステップ113の判定は「Y
ES」となる。
【0035】ステップ113の判定が「YES」の場合
は、現状を特に変更する必要がないから、ステップ10
9に移行し、上述した処理を繰り返し実行する。しか
し、各種の電装品等の使用状況が変化してオルタネータ
9の発電量が減少すると、これを駆動する油圧モータ8
の負荷が低下する。そして、油圧モータ8の負荷が低下
すると、その油圧モータ8の作動油供給側及び作動油排
出側間の差圧が小さくなるから、相対的に上流側に位置
する油圧モータ8の背圧が上昇し、その油圧モータ8に
含まれるピストン,弁板,斜板等でのフリクションが増
し、モータの効率が悪化するおそれがある。
【0036】そこで、ステップ114に移行し、電磁切
換弁21に対する制御電流IC をオフ状態とする。する
と、電磁切換弁21が図1の状態の戻るから、油圧配管
4の下流側は油圧配管15Aに接続され、油圧ポンプ1
から吐出された作動油は先ず油圧モータ5に供給される
ようになる。
【0037】そして、油圧モータ5から排出された作動
油が、油圧配管15B及び油圧配管18Aを介して油圧
モータ8に供給され、油圧モータ8から排出された作動
油は油圧配管18B及びドレン配管19を介して、ドレ
ン3に戻される。つまり、ステップ114の処理を実行
した結果、油圧モータ5及び8の直列配置関係が再び逆
転し、油圧モータ5の方が油圧モータ8よりも上流側に
位置するようになる。
【0038】ステップ114の処理を実行したら、ステ
ップ104に移行し上述した処理を繰り返し実行する。
このように、本実施例にあっては、ステップ105及び
ステップ113の判定に基づいて電磁切換弁21のスプ
ール位置を切り換えるため、油圧モータ5及び油圧モー
タ8の内、常に上流側に位置する油圧モータの方が、作
動油供給側及び作動油排出側間の差圧が大きいというこ
とになる。
【0039】つまり、上流側の油圧モータの背圧は、で
きるだけ低い状態で駆動されるようになり、油圧モータ
に含まれるピストン,弁板,斜板等でのフリクションの
増大が抑制され、モータの効率の悪化を避けることがで
きる。しかも、油圧回路としては一系統で済むため、壮
途の大幅な大型化を招かないから、車両のように搭載ス
ペース上の制約が大きい対象に有利であるし、油圧回路
が一系統で済めば、大幅なコストアップを招くこともな
い。
【0040】ここで、本実施例にあっては、油圧センサ
22,23及びステップ105,113の処理によって
負荷状態検出手段が構成され、電磁切換弁21及びステ
ップ108,114の処理によって配置切換手段が構成
される。図3及び図4は、本発明の第2実施例を示す図
であり、これも上記第1実施例と同様に、本発明を車両
用の油圧伝動装置に適用したものである。
【0041】先ず、構成を説明するが、上記第1実施例
と同様の部材等には同じ符号を付し、その重複する説明
は省略する。即ち、図3に示すように、本実施例では、
上記第1実施例で用いていた油圧センサ22,23を用
いることなく、各種電装品スイッチの状態を表す信号S
1 〜Sn をコントローラ20に供給している。
【0042】そして、コントローラ20は、エアコンデ
ィショナの作動スイッチ11から供給される選択信号S
0 と、各種電装品スイッチから供給される信号S1 〜S
n とに基づき、下記の演算処理を実行し、油圧モータ5
及び8の内、作動油供給側及び作動油排出側間の差圧が
大きい油圧モータが油圧回路内で上流側に位置するよう
に、電磁切換弁21を切り換える。
【0043】図4は、コントローラ20内で実行される
処理の概要を示すフローチャートであり、以下、図4に
従って本実施例の動作を説明する。ステップ201〜2
03の処理は、上記第1実施例で説明した図2のステッ
プ101〜103の処理と同様であり、ステップ203
の判定が「YES」となるまで、ステップ202,20
3の処理を繰り返し実行する。
【0044】そして、ステップ203の判定が「YE
S」、つまりエアコンディショナのコンプレッサ6Aが
駆動状態になったと判断されたら、ステップ204に移
行し、このコンプレッサ6Aが駆動状態となった時点か
らの時間を計測するために、タイマをオン状態にする。
即ち、通常の車両にあっては、エアコンディショナを作
動させた直後の車室内の温度は、目標温度との偏差が大
きいため、コンプレッサ6Aの駆動トルクは大きい。
【0045】従って、エアコンディショナを作動させて
から所定時間を経過するまでの間は、コンプレッサ6A
を駆動させる油圧モータ5の作動油供給側及び作動油排
出側間の差圧は、オルタネータ9を駆動させる油圧モー
タ8の作動油供給側及び作動油排出側間の差圧よりも大
きいと考えて構わない。そこで、ステップ204でタイ
マをオン状態とし、ステップ205で所定時間経過した
と判断されるまでの間は、油圧モータ5が上流側に位置
する現状を変更する必要はなく、ステップ205の判定
が「YES」となるまで、現状を維持する。
【0046】しかし、特にコンプレッサ6Aが可変容量
型の場合等には、車室内温度と目標温度との偏差が小さ
くなるに従ってコンプレッサ6Aに必要な駆動トルクは
減少し、油圧モータ5の負荷が低下するため、エアコン
ディショナを作動させてから所定時間経過した後は、油
圧モータ5の負荷の方が、油圧モータ8の負荷よりも小
さくなっている可能性がある。
【0047】そこで、ステップ205の判定が「YE
S」となったら、ステップ206に移行し、各種の電装
品スイッチの状態を表す信号S1 〜Sn を読み込み、ス
テップ207に移行し、その信号S1 〜Sn に基づい
て、オルタネータ9の発電量が大きく油圧モータ8の負
荷が油圧モータ5の負荷よりも大きくなっているか否か
を判定する。
【0048】このステップ207の判定が「NO」の場
合は、特に油圧モータ8の負荷が増大していないと判断
できるから、ステップ208に移行し、電磁切換弁21
に対する制御電流IC をオフ状態とする。すると、電磁
切換弁21は図3の状態を採るから、油圧配管4の下流
側は油圧配管15Aに接続され、従って、油圧モータ5
及び8の内、負荷の大きい油圧モータ5の方が上流側に
位置することになる。
【0049】しかし、ステップ207の判定が「YE
S」の場合は、油圧モータ8の負荷が増大し、その油圧
モータ8の作動油供給側及び作動油排出側間の差圧が、
油圧モータ5の作動油供給側及び作動油排出側間の差圧
よりも大きくなっていると判断できるから、ステップ2
09に移行し、電磁切換弁21に対する制御電流IC
オン状態とする。
【0050】すると、電磁切換弁21が図3とは異なっ
た状態を採るから、油圧配管4の下流側は油圧配管18
Aに接続され、従って、油圧モータ5及び8の内、負荷
の大きい油圧モータ8の方が上流側に位置することにな
る。ステップ208又は209の処理を実行したら、ス
テップ210に移行して選択信号S0 を読み込み、ステ
ップ211に移行してその選択信号S0 に基づいてエア
コンディショナのコンプレッサ6Aがオン状態であるか
オフ状態であるかを判定する。
【0051】ステップ211の判定が「YES」、即
ち、コンプレッサ6Aが駆動状態を維持していると判断
されたら、ステップ206に移行して上述した処理を再
び実行する。一方、ステップ211の判定が「NO」、
即ち、コンプレッサ6Aの停止が選択されたと判断され
たら、ステップ212に移行し、制御電流IC をオフ状
態としてから今回のこの処理を終了する。
【0052】このように、本実施例の構成であっても、
ステップ207〜209の処理を実行する結果、油圧モ
ータ5及び8の内、かかっている負荷の大きい方の油圧
モータが常に上流側に位置するようになるため、上記第
1実施例と同様の作用効果を得ることができる。しか
も、本実施例の構成であれば、油圧センサ等が不要とな
るから、上記第1実施例よりも構成の簡略化及び低価格
化が図られるという利点もある。
【0053】ここで、本実施例では、ステップ206及
び207の処理によって負荷状態検出手段が構成され、
電磁切換弁21及びステップ208,209の処理によ
って配置切換手段が構成される。図5乃至図7は、本発
明の第3実施例を示す図であり、これも上記第1実施例
と同様に、本発明を車両用の油圧伝動装置に適用したも
のである。
【0054】先ず、構成を説明するが、上記第1実施例
と同様の部材等には同じ符号を付し、その重複する説明
は省略する。即ち、本実施例では、図5に示すように、
コントローラ20には、作動スイッチ11から出力され
る選択信号S0 、オルタネータ9における発電電流
A 、車室内温度と目標温度との偏差ΔT、車両への日
射量X、車両の外気温度Yが供給されている。
【0055】そして、コントローラ20は、それら選択
信号S0 ,発電電流IA ,偏差ΔT,日射量X及び外気
温度Yに基づき、下記の演算処理を実行し、油圧モータ
5及び8の内、作動油供給側及び作動油排出側間の差圧
が大きい油圧モータが油圧回路内で上流側に位置するよ
うに、電磁切換弁21を切り換える。図6は、コントロ
ーラ20内で実行される処理の概要を示すフローチャー
トであり、以下、図6に従って本実施例の動作を説明す
る。
【0056】ステップ301〜303の処理は、上記第
1実施例で説明した図2のステップ101〜103の処
理と同様であり、ステップ303の判定が「YES」と
なるまで、ステップ302,303の処理を繰り返し実
行する。そして、ステップ303の判定が「YES」、
つまりエアコンディショナのコンプレッサ6Aが駆動状
態になったと判断されたら、ステップ304に移行し、
発電電流IA ,偏差ΔT,日射量X及び外気温度Yを読
み込む。
【0057】次いで、ステップ305に移行し、ステッ
プ304で読み込んだ偏差ΔT,日射量X及び外気温度
Yに基づき、下記の(5)式に従ってコンプレッサ6A
の駆動トルクを表すパラメータTC を演算する。 TC =f(ΔT,X,Y) ……(5) ここで、コンプレッサ6Aの駆動トルクは、車室内温度
と目標温度との偏差ΔTが大きい程、日射量Xが多い
程、外気温度Yが高い程増大する傾向にあるから、上記
(5)式における関数fは、偏差ΔT,日射量X及び外
気温度Yに比例した大きさのパラメータTC を設定する
関数となる。
【0058】ステップ305でパラメータTC を設定し
たら、ステップ306に移行し、そのパラメータTC
び発電電流IA に基づき、予めコントローラ20内に設
定した例えば図7に示すようなマップを参照して、フラ
グFを設定する。即ち、パラメータTC はコンプレッサ
6Aの駆動トルクを表すから、そのパラメータTC から
油圧モータ5の負荷状態が判り、また、オルタネータ9
の発電電流IA から油圧モータ8の負荷状態が判る。
【0059】従って、図7に示すように、パラメータT
C が大きい程フラグFが“0”となる領域が大きく、且
つ、発電電流IA が多い程フラグFが“1”となる領域
が大きいマップを参照してフラグFを設定すれば、その
フラグFの値から、油圧モータ5及び8の内、いずれの
油圧モータにかかっている負荷の方が大きいかを判断す
ることができる。
【0060】そこで、ステップ308に移行し、フラグ
Fの値を参照し、フラグFが“0”の場合にはステップ
308に移行して制御電流IC をオフ状態とする一方、
フラグFが“1”の場合にはステップ309に移行して
制御電流IC をオン状態とする。この結果、油圧モータ
5の負荷が油圧モータ8の負荷よりも大きい場合には、
電磁切換弁21が図5の状態を採るから、油圧モータ5
が上流側に位置することになり、油圧モータ8の負荷が
油圧モータ5の負荷よりも大きい場合には、電磁切換弁
21が図5とは異なった状態を採るから、油圧モータ8
が上流側に位置することになる。
【0061】ステップ308又は309の処理を実行し
たら、ステップ310に移行して選択信号S0 を読み込
み、ステップ311に移行してその選択信号S0 に基づ
いてエアコンディショナのコンプレッサ6Aがオン状態
であるかオフ状態であるかを判定する。ステップ311
の判定が「YES」、即ち、コンプレッサ6Aが駆動状
態を維持していると判断されたら、ステップ304に移
行して上述した処理を再び実行する。
【0062】一方、ステップ311の判定が「NO」、
即ち、コンプレッサ6Aの停止が選択されたと判断され
たら、ステップ312に移行し、制御電流IC をオフ状
態としてから今回のこの処理を終了する。このように、
本実施例の構成であっても、ステップ304〜309の
処理を実行する結果、油圧モータ5及び8の内、かかっ
ている負荷の大きい方の油圧モータが常に上流側に位置
するようになるため、上記第1実施例と同様の作用効果
を得ることができる。
【0063】しかも、本実施例の構成であれば、上記第
2実施例のようにタイマを用いることなく、発電電流I
A ,偏差ΔT,日射量X及び外気温度Yに基づいて油圧
モータ5及び8の負荷状態を検出しているため、より正
確に負荷状態を把握することができるという利点があ
る。ここで、本実施例では、ステップ304〜306の
処理及び図7に示すマップによって負荷状態検出手段が
構成され、電磁切換弁21及びステップ308,309
の処理によって配置切換手段が構成される。
【0064】図8乃至図10は、本発明の第4実施例を
示す図であり、これも上記第1実施例と同様に、本発明
を車両用の油圧伝動装置に適用したものである。先ず、
構成を説明するが、上記第1実施例と同様の部材等には
同じ符号を付し、その重複する説明は省略する。即ち、
本実施例では、図8に示すように、コントローラ20に
は、作動スイッチ11から出力される選択信号S0 、各
種電装品スイッチの状態を表す信号S1〜Sn 、車室内
温度と目標温度との偏差ΔT、車両への日射量X、車両
の外気温度Yが供給されている。
【0065】そして、コントローラ20は、それら選択
信号S0 ,信号S1 〜Sn ,偏差ΔT,日射量X及び外
気温度Yに基づき、下記の演算処理を実行し、油圧モー
タ5及び8の内、作動油供給側及び作動油排出側間の差
圧が大きい油圧モータが油圧回路内で上流側に位置する
ように、電磁切換弁21を切り換える。図9は、コント
ローラ20内で実行される処理の概要を示すフローチャ
ートであり、以下、図9に従って本実施例の動作を説明
する。
【0066】ステップ401〜403の処理は、上記第
1実施例で説明した図2のステップ101〜103の処
理と同様であり、ステップ403の判定が「YES」と
なるまで、ステップ402,403の処理を繰り返し実
行する。ステップ403の判定が「YES」、つまりエ
アコンディショナのコンプレッサ6Aが駆動状態になっ
たと判断されたら、ステップ404に移行し、信号S1
〜Sn ,偏差ΔT,日射量X及び外気温度Yを読み込
む。
【0067】そして、ステップ405に移行し、例えば
図10に示すような偏差ΔTに対応して構築されたマッ
プの内の一つを選定し、ステップ406に移行してステ
ップ405で選定されたマップに基づき、各電装品の運
転状況を表す信号S1 〜Sn,日射量X及び外気温度Y
をパラメータとしてフラグFを設定する。なお、このフ
ラグFは、上記第3実施例と同様に、油圧モータ5の負
荷の方が大きい場合には“0”に設定され、油圧モータ
8の負荷の方が大きい場合には“1”に設定される。
【0068】ステップ406でフラグFを設定したら、
ステップ407に移行する。なお、ステップ407〜4
12の処理は、上記第3実施例のステップ307〜31
2の処理を同様であるため、その重複する説明は省略す
る。このように、本実施例の構成であっても、ステップ
404〜309の処理を実行する結果、油圧モータ5及
び8の内、かかっている負荷の大きい方の油圧モータが
常に上流側に位置するようになるため、上記第1実施例
と同様の作用効果を得ることができる。
【0069】しかも、本実施例の構成であれば、フラグ
Fを設定するためのマップを、偏差ΔTに対応して構築
しているため、上記第3実施例よりもきめ細かな制御を
行えるという利点がある。ここで、本実施例では、ステ
ップ404〜406の処理及び図10に示すマップによ
って負荷状態検出手段が構成され、電磁切換弁21及び
ステップ408,409の処理によって配置切換手段が
構成される。
【0070】なお、上記各実施例では、本発明を車両用
の油圧伝動装置に適用した場合について説明している
が、本発明の適用対象はこれに限定されるものではな
く、複数の流体圧モータを直列に配置する構成を有する
流体圧回路であればよい。また、上記各実施例では、流
体圧として油圧を用いた場合について説明したが、空気
等の他の流体を利用する流体圧回路であっても構わな
い。
【0071】さらに、上記各実施例では、直列に配設さ
れた複数の流体圧モータとして二つの油圧モータを用い
る場合について説明しているが、三つ以上の流体圧モー
タを用いる回路であっても本発明は適用可能である。そ
して、流体圧モータの負荷状態を検出する手段は、上記
第1乃至第4実施例の構成に限定されるものではない。
例えば、エアコンディショナを駆動させる流体圧回路で
あれば、冷凍サイクル内の温度や圧力等に基づいて流体
圧モータの負荷を検出することも可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
作動流体供給源とドレンとの間に直列に配設された複数
の流体圧モータの負荷状態を検出し、その負荷状態に応
じて流体圧モータの直列配置関係を切り換える構成とし
たため、流体圧回路を複数系統とすることなく、流体圧
モータの効率の悪化を避けることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示す油圧回路図である。
【図2】第1実施例の処理の概要を示すフローチャート
である。
【図3】第2実施例の構成を示す油圧回路図である。
【図4】第2実施例の処理の概要を示すフローチャート
である。
【図5】第3実施例の構成を示す油圧回路図である。
【図6】第3実施例の処理の概要を示すフローチャート
である。
【図7】第3実施例で使用するマップの一例を示す図で
ある。
【図8】第4実施例の構成を示す油圧回路図である。
【図9】第4実施例の処理の概要を示すフローチャート
である。
【図10】第4実施例で使用するマップの一例を示す図
である。
【図11】従来例を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ(作動流体供給源) 3 ドレン 5,8 油圧モータ(流体圧モータ) 6A コンプレッサ 9 オルタネータ 20 コントローラ 21 電磁切換弁(配置切換手段) 22,23 油圧センサ(負荷状態検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動流体供給源とドレンとの間に複数の
    流体圧モータを直列に配設する流体圧回路の制御装置で
    あって、前記流体圧モータの負荷状態を検出する負荷状
    態検出手段と、前記負荷状態検出手段の検出結果に応じ
    て前記複数の流体圧モータの直列配置関係を切り換える
    配置切換手段と、を備えたことを特徴とする流体圧回路
    の制御装置。
JP9284592A 1992-04-13 1992-04-13 流体圧回路の制御装置 Pending JPH05296208A (ja)

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JP9284592A JPH05296208A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 流体圧回路の制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5711322A (en) * 1993-09-06 1998-01-27 Daicel Chemical Industries, Ltd. Tobacco filter material and a method of producing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5711322A (en) * 1993-09-06 1998-01-27 Daicel Chemical Industries, Ltd. Tobacco filter material and a method of producing the same
US5967149A (en) * 1993-09-06 1999-10-19 Daicel Chemical Industries, Ltd Tobacco filter material and a method of producing the same

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