JPH05293329A - 除湿用包装袋 - Google Patents

除湿用包装袋

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Publication number
JPH05293329A
JPH05293329A JP4122912A JP12291292A JPH05293329A JP H05293329 A JPH05293329 A JP H05293329A JP 4122912 A JP4122912 A JP 4122912A JP 12291292 A JP12291292 A JP 12291292A JP H05293329 A JPH05293329 A JP H05293329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
microporous membrane
membrane sheet
compartment
sealing part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4122912A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Suzuki
徹 鈴木
Masahiro Tanpo
雅博 反保
Hiroko Tsukada
博子 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP4122912A priority Critical patent/JPH05293329A/ja
Publication of JPH05293329A publication Critical patent/JPH05293329A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造を簡単として製造も容易とする。 【構成】 上下の隔室5,6をミシン目状シール部4で
区画し、ミシン目状シール部4の非シール部分4aを潮
解液の滴下する通路とする。少なくとも上部隔室5にお
ける側面の一部分を常圧で水を通さない気体透過性の微
多孔膜シート7で構成する。上下の隔室5,6を連通状
態で区画するので、網状物等の別部材を使用する必要が
なく、構造が簡単とな、製造も容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洋服ダンス、押入、下
駄箱等の中に吊り下げて使用するのに好適な除湿用包装
袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の除湿用包装袋としては、
袋体を上下に分け、上半分の袋体を微多孔膜シートで形
成し且つ下半分の袋体をビニール等の透明フィルムで形
成するとともに、上下の袋体の境に潮解性吸湿剤の粒径
よりも小さい網状物を設け、上半分の袋体部分に塩化カ
ルシウム、塩化マグネシウム等の潮解性吸湿剤を包蔵し
た構成とし、下半分の袋体部分が潮解液の貯留槽となる
ようにしたものが知られている(例えば、実開昭58−
86234号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような除湿用包装袋は、微多孔膜シート、透明フィルム
及び網状物から構成されており、構造が複雑であって、
特に網状物を取り付ける工程に手間を要し、このためコ
ストが高いという問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、構造が簡
単で製造も容易な除湿用包装袋を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の除湿用包装袋は、横方向のミシン目状シー
ル部により上下2つの隔室に区画されてなる合成樹脂フ
ィルム製の袋であって、少なくとも上部隔室における側
面の一部分が常圧で水を通さない気体透過性の微多孔膜
シートで構成されているとともに、上部隔室内に潮解性
吸湿剤が充填されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記構成からなる除湿用包装袋では、空気中の
水蒸気が微多孔膜シートを透過して上部隔室内の潮解性
吸湿剤に吸収される。そして、ミシン目状シール部の非
シール部分が潮解液を下部隔室に滴下させる役目を果た
す。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る除湿用包装袋の一実施例
を示す正面図、図2は図1の包装袋を中央縦方向で切断
して示す斜視図である。
【0008】除湿用包装袋は、合成樹脂フィルムを袋状
に製袋したもので、図に示されるように、下辺が折り曲
げられた状態で左右両側辺のシール部1,2及び上辺の
シール部3で接着されており、さらに中央を横断するミ
シン目状シール部4により上下2つの隔室5,6に区画
されている。すなわち、上下の隔室5,6はミシン目状
シール部4の非シール部分4aで形成される連通孔によ
り互いに繋がった状態になっている。そして、上部隔室
5における一側面には微多孔膜シート7が横方向に帯状
に設けられているとともに、上部隔室5内には塩化カル
シウム等の潮解性吸湿剤8が充填されている。また、上
辺のシール部3には吊下げ用の孔9が形成されている。
【0009】上記の微多孔膜シート7は、微細孔を有し
常圧で水を通さない気体透過性のものであり、例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化エチレン樹脂
などで例示される合成樹脂フィルムの冷間延伸、異物を
含有するフィルムの延伸、異物を含有するフィルムから
の異物抽出、異物を含有するフィルムからの異物抽出後
の延伸、不織布の積層、繊維の束の交錯分散後の熱プレ
ス、フィルムへの電子線等の照射などによって得られ
る。例えば、ルクサー(旭化成)、タイベック(米、デ
ュポン社製)、ジェラガード(米、セラニーズ社製)、
FP−2(旭化成製)、NOP(日本石油化学製)、ニ
フトロン NTF(日東電気工業製)、セルポア NW
01(積水化学製)、ゴーアテックス(米、ゴーア社
製)、ポリフロンペーパー(ダイキン工業製)等が挙げ
られる。
【0010】そして、袋を形成する合成樹脂フィルムと
微多孔膜シート7を接着させるので、合成樹脂フィルム
の材質としては、微多孔膜シート7と熱溶着が可能なも
のを使用することが好ましい。例えばポリエチレンとポ
リエチレン、ポリプロピレンとポリプロピレンなどは同
じ材質同士であり同じ条件下で相互に溶着できるので好
適である。もちろん、一般に用いられる接着剤や粘着剤
を用いて両者を接着してもよい。
【0011】上記の除湿用包装袋は、防湿性の外袋に入
れた状態で販売される。そして使用時にこの外袋から取
り出され、吊下げ用の孔9により洋服ダンスや押入に吊
り下げられる。このように吊り下げられると、空気中の
水蒸気が微多孔膜シート7を通過して上部隔室5内の潮
解性吸湿剤8に吸収される。この吸湿作用によって生ず
る潮解液10はミシン目状シール部4の非シール部分4
aから下部隔壁6に滴下し、微多孔膜シート7から表に
流れ出ることがない。
【0012】なお、除湿用包装袋の形状としては、図3
に示すように、片面を合成樹脂フィルム11、他面を微
多孔膜シート12としてミシン目状シール部13により
上部隔室14と下部隔室15を区画してなる4方シール
袋や、図4に示すように、ミシン目状シール部16によ
り区画される上部隔室17と下部隔壁18の両方に跨が
るよう合成樹脂フィルム19に対して縦方向に微多孔膜
シート20を接着してなる3方シール袋のようなものと
してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の除湿用包
装袋は、上下の隔室がミシン目状シール部により区画さ
れており、このミシン目状シール部の非シール部分が潮
解液の滴下する通路となるように構成されているので、
上下の隔室を連通状態で区画するために網状物等の別部
材を使用する必要がなく、構造の簡単なものを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除湿用包装袋の一実施例を示す正
面図である。
【図2】図1の除湿用包装袋を中央縦方向で切断して示
す斜視図である。
【図3】除湿用包装袋の他の実施例を示す図である。
【図4】除湿用包装袋のさらに他の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
4 ミシン目状シール部 5 上部隔室 6 下部隔室 7 微多孔膜シート 8 潮解性吸湿剤 12 微多孔膜シート 13 ミシン目状シール部 14 上部隔室 15 下部隔室 16 ミシン目状シール部 17 上部隔室 18 下部隔室 20 微多孔膜シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向のミシン目状シール部により上下
    2つの隔室に区画されてなる合成樹脂フィルム製の袋で
    あって、少なくとも上部隔室における側面の一部分が常
    圧で水を通さない気体透過性の微多孔膜シートで構成さ
    れているとともに、上部隔室内に潮解性吸湿剤が充填さ
    れていることを特徴とする除湿用包装袋。
JP4122912A 1992-04-17 1992-04-17 除湿用包装袋 Pending JPH05293329A (ja)

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JP4122912A JPH05293329A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 除湿用包装袋

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JP4122912A JPH05293329A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 除湿用包装袋

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JPH05293329A true JPH05293329A (ja) 1993-11-09

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ID=14847685

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JP4122912A Pending JPH05293329A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 除湿用包装袋

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JP (1) JPH05293329A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5676739A (en) * 1994-03-31 1997-10-14 Gustafsson; Bror Moisture-absorbing device
WO2000024648A1 (en) * 1998-10-28 2000-05-04 Donaldson Company, Inc. Pouch assembly for moisture control
US6273942B1 (en) * 1999-10-07 2001-08-14 Auxilium Jersby Aktiebolag Moisture absorption apparatus
WO2003092863A1 (en) * 2002-05-04 2003-11-13 Reckitt Benckiser (Uk) Limited Dehumidifying product
WO2006052199A1 (en) * 2004-11-10 2006-05-18 Bror Gustafsson Moisture-absorbing device
JP2016523700A (ja) * 2013-06-11 2016-08-12 ボラム イ 除湿器

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