JPH05292823A - 畦草刈機の刈取装置 - Google Patents

畦草刈機の刈取装置

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JPH05292823A
JPH05292823A JP10686192A JP10686192A JPH05292823A JP H05292823 A JPH05292823 A JP H05292823A JP 10686192 A JP10686192 A JP 10686192A JP 10686192 A JP10686192 A JP 10686192A JP H05292823 A JPH05292823 A JP H05292823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
grass
endless
scraper
preventing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10686192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Kawaguchi
川口  弘道
Koji Suzuki
弘二 鈴木
Isao Takechi
伊佐夫 武智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH05292823A publication Critical patent/JPH05292823A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】刈刃の離脱防止を図りながら、草の詰まりをな
くし、刈取作用を良好に行なわしめることにある。 【構成】前後方向の軸芯周りに回転自在に架設された左
右一対の輪体14,15と、この輪体14,15間に巻
回された帯鋸式無端状刈刃16とからなる刈取装置3で
あって、前記輪体14と無端状刈刃16との巻回部より
回転方向上手側直前の非巻回部には、該輪体14と無端
状刈刃16間への草の巻き込みを阻止するためのスクレ
−パ17を設けてあると共に、該スクレ−パの刈刃回転
方向上手側面部には前記無端状刈刃の前後方向幅よりも
著しく幅広くして、刈り草の絡みを防止しながら後方側
に案内処理すべく構成された絡み防止案内体19と、前
記刈刃を下側から受け止め保持する受止体20とを設
け、該受止体20と前記案内体19とは刈刃の後側に空
間22を残して支持部材21により連結保持すると共
に、該支持部材21には機体進行方向前側部において切
り刃23を設けてあることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畦草等を刈取る畦草刈
機の刈取装置であって、特に、刈取装置への草の巻き込
みを阻止するスクレ−パの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】前後方向の軸芯周りに回転自在の左右一
対の輪体と、この左右の輪体間に巻回する帯鋸式無端状
刈刃とからなる形態の刈取装置にあっては、輪体と無端
状刈刃間への草の巻き込みが多発し、草の詰まりによっ
て刈刃の離脱を頻繁に招いていた。
【0003】そこで、従来では、輪体と無端状刈刃との
巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部において、輪
体と無端状刈刃間への草の巻き込みを阻止するためのス
クレ−パを設けることによって解決を図っている。とこ
ろが、この種のスクレ−パは、幅が非常に狭いものであ
った為、草がU字状に絡み付き、スクレ−パ部下方に引
き込まれることがあった。このような場合は草全体が刈
刃と刈刃駆動輪体との間に入り込み、駆動輪体部での詰
まりや巻き付きの発生要因となっていた。
【0004】そして、これを解消するため、スクレ−パ
の刈刃回転方向上手側面部に、無端状刈刃の前後方向幅
よりも著しく幅広く構成され、刈り草の絡みを防止しな
がら後方側に案内処理する絡み防止案内体を設けること
によって目的を達成することができたが、今度は次ぎの
ような新たな問題が発生した。つまり、スクレ−パ部の
絡み防止案内体付近で刈り草の詰まりが発生し、その詰
った草によって刈刃が下方前方に押し出され離脱を招く
問題が発生した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の問題点を解消することを目的とし、この目的達成
のため、次のような技術的手段を講じた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前後方向の軸
芯周りに回転自在に架設された左右一対の輪体14,1
5と、この輪体14,15間に巻回された帯鋸式無端状
刈刃16とからなる刈取装置3であって、前記輪体14
と無端状刈刃16との巻回部より回転方向上手側直前の
非巻回部には、該輪体14と無端状刈刃16間への草の
巻き込みを阻止するためのスクレ−パ17を設けてある
と共に、該スクレ−パの刈刃回転方向上手側面部には前
記無端状刈刃の前後方向幅よりも著しく幅広くして、刈
り草の絡みを防止しながら後方側に案内処理すべく構成
された絡み防止案内体19と、前記刈刃を下側から受け
止め保持する受止体20とを設け、該受止体20と前記
案内体19とは刈刃の後側に空間22を残して支持部材
21により連結保持すると共に、該支持部材21には機
体進行方向前側部において切り刃23を設けてあること
を特徴とする。
【0007】
【発明の作用効果】従って、本発明によれば、草刈作業
時には、前後方向の軸芯周りに回転する帯鋸式無端状刈
刃16によって確実に刈取って行くことができるが、輪
体14と無端状刈刃16との巻回部より回転方向上手側
直前の非巻回部に設けたスクレ−パ17には、該スクレ
−パの刈刃回転方向上手側面部において前記無端状刈刃
の前後方向幅よりも著しく幅広く構成した刈り草の絡み
防止案内体19を設けたので、駆動輪体部での草の詰ま
りや巻き付きを防止することができ、しかも、絡み防止
案内体19にはこれより刈刃回転方向上手側位置におい
て刈刃を下側から受け止め保持する受止体20を設けた
ので、刈刃の離脱を確実に防止することができるもので
ありながら、これを支持する支持部材に草が絡み付いて
も切り刃によって切断し、空間部から下方に落下させる
ことができ、草の詰まりがなくなり、刈取作用を良好に
行なうことができるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて説
明する。機体(車体)1には、下部に走行車輪2を軸架
すると共に、後部にエンジン5及び後方に長く突設する
ハンドル支杆6を介してル−プハンドル4を設け、前部
には後述する刈取装置3を設けている。
【0009】7はミッションケ−スで、このミッション
ケ−ス7内には、前記走行車輪2及び前記刈取装置3へ
の動力伝達機構を内装している。ミッションケ−ス7の
前方には刈取伝動装置を内装する第1伝動ケ−ス8及び
上下方向の第2伝動ケ−ス9と、前後方向に向けて駆動
軸10を内装軸架する第3伝動ケ−ス11とを連設して
いる。第3伝動ケ−ス11の横側方には前記駆動軸10
と平行な従動軸12を前記第3伝動ケ−ス11側から突
設する支持フレーム13に軸受させて設け、そして、こ
れら駆動軸10と従動軸12とには駆動輪体14及び従
動輪体15を軸架すると共に、帯鋸式無端状刈刃16を
巻回して前記刈取装置3を構成している。
【0010】そして、前記輪体14と無端状刈刃16と
の巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部には、該輪
体14と無端状刈刃16間への草の巻き込みを阻止する
ためのスクレ−パ17を設けるが、このスクレ−パ17
には、前記輪体14の外周に沿う位置で、且つ輪体軸芯
の高さ位置近くまで延出するガイド部材18と、該スク
レ−パの刈刃回転方向上手側面部においては前記無端状
刈刃の前後方向幅よりも著しく広幅に構成され、かつ、
刈り草の絡みを防止すべく後方側に長く延出して案内処
理するよう構成された絡み防止案内体19を設けてい
る。
【0011】また、前記絡み防止案内体19には、これ
より刈刃回転方向上手側位置において前記刈刃16を下
側から受け止め保持する受止体20を前記案内体19側
から突設する支持部材21により連結保持させて設け、
そして、該刈刃16と後側の支持部材21との間には空
間部22が構成されるように設けてあると共に、支持部
材21の機体進行方向前側縁部には鋭角状の切り刃23
を構成して設けてある。
【0012】前記受止体20は、図6〜図7に示すよう
に平板体によって構成してもよいが、図3〜図5に示す
ような円形棒状杆によって構成するもよい。この円形棒
状杆によれば、刈刃との接触面が点接触となるため、抵
抗が小さく摩耗などの影響が少なくなる。また、前記支
持部材21は、U字形状とし、ばね材を用いれば、切り
刃の切れ味が低下した場合にこれを研磨して使用するこ
とができる。
【0013】
【別実施例1】図8〜図9に示す実施例について説明す
ると、刈取装置3の前側には、草刈機の姿勢を安定化す
るために刈高さ調整用の接地ゲ−ジ輪24を設けている
が、大草等を刈取る場合には、草の絡み付きを防止する
ため、この接地ゲ−ジ輪24を刈取装置3の後方側に収
納できるように構成している。
【0014】つまり、接地ゲ−ジ輪24の支持杆25を
支持パイプ26に対しスプリング27に抗して前方に引
っ張ると、係止ピン28が係合凹部29から離脱してX
軸芯周りに回動自在となるため、ゲ−ジ輪24が刈取装
置よりも上方に高く位置するよう上向き状態になるまで
回動させる。そして、次ぎに、縦支軸30を縦支持パイ
プ31に対しスプリング32に抗して下方に押すと、係
止ピン33が係合凹部34から離脱して縦方向のY軸芯
周りに回動自在となるため、ゲ−ジ輪24が刈取装置の
後側に位置する状態まで旋回させて収納することができ
る。
【0015】
【別実施例2】図10〜図12に示す実施例について説
明すると、刈取装置3には図に示すような刈刃カバ−3
5が設けられているが、中割刈り又は大草を刈取る場合
などには刈刃カバ−に未刈り草がひっかかり前進不能と
なるようなことがある。このような時には、刈刃カバ−
35の両外側端側35a,35bをヒンジ36周りに内
側方へ回動折り畳み自在とし、折り畳んだ時には刈刃カ
バ−35本体から前方へはみ出ないように構成すること
によって、未刈り草のひっかかりを防止し、中割刈りや
大草の刈取容易化を図るようにしている。
【0016】図13に示す刈取装置のカバ−35には、
有効刈幅を指定する表示マ−クを付設している。図14
に示すような形状の刈刃16によれば、この刈刃が摩耗
して切れ味が悪くなると、図16に示すように刈刃ピッ
チ間にグラインダ37を介入させて研磨することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】畦草刈機の側面図である。
【図2】畦草刈機の平面図である。
【図3】刈取装置の要部の正面図である。
【図4】スクレ−パ部の側面図である。
【図5】同スクレ−パ部の平面図である。
【図6】別実施例のスクレ−パ部の正面図である。
【図7】同スクレ−パ部の底面図である。
【図8】畦草刈機の要部の平面図である。
【図9】畦草刈機の要部の側面図である。
【図10】畦草刈機の平面図である。
【図11】畦草刈機の要部の平面図である。
【図12】刈取装置の要部の正面図である。
【図13】刈取装置の要部正面図である。
【図14】刈刃の要部の平面図である。
【図15】刈刃の断面図である。
【図16】刈刃の研磨作用斜視図である。
【符号の説明】
1 機体(車体) 2 走行車輪 3 刈取装置 4 ル−プハンドル 5 エンジン 6 ハンドル支杆 7 ミッションケ−ス 8 第1伝動ケ−ス 9 第2伝動ケ−ス 10 駆動軸 11 第3伝動ケ−ス 12 従動軸 13 支持フレーム 14 駆動輪体 15 従動輪体 16 帯鋸式無端状刈刃 17 スクレ−パ 18 ガイド部材 19 絡み防止案内体 20 受止体 21 支持部材 22 空間部 23 切り刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向の軸芯周りに回転自在に架設さ
    れた左右一対の輪体14,15と、この輪体14,15
    間に巻回された帯鋸式無端状刈刃16とからなる刈取装
    置3であって、前記輪体14と無端状刈刃16との巻回
    部より回転方向上手側直前の非巻回部には、該輪体14
    と無端状刈刃16間への草の巻き込みを阻止するための
    スクレ−パ17を設けてあると共に、該スクレ−パの刈
    刃回転方向上手側面部には前記無端状刈刃の前後方向幅
    よりも著しく幅広くして、刈り草の絡みを防止しながら
    後方側に案内処理すべく構成された絡み防止案内体19
    と、前記刈刃を下側から受け止め保持する受止体20と
    を設け、該受止体20と前記案内体19とは刈刃の後側
    に空間22を残して支持部材21により連結保持すると
    共に、該支持部材21には機体進行方向前側部において
    切り刃23を設けてあることを特徴とする畦草刈機の刈
    取装置。
JP10686192A 1992-04-24 1992-04-24 畦草刈機の刈取装置 Pending JPH05292823A (ja)

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