JP3028644B2 - 畦草刈機の刈取装置 - Google Patents
畦草刈機の刈取装置Info
- Publication number
- JP3028644B2 JP3028644B2 JP3184215A JP18421591A JP3028644B2 JP 3028644 B2 JP3028644 B2 JP 3028644B2 JP 3184215 A JP3184215 A JP 3184215A JP 18421591 A JP18421591 A JP 18421591A JP 3028644 B2 JP3028644 B2 JP 3028644B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- cutting blade
- scraper
- endless cutting
- grass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、畦草等を刈取る畦草刈
機の刈取装置であって、特に、刈取装置への草の巻き込
みを阻止するスクレ−パの取付構造に関する。
機の刈取装置であって、特に、刈取装置への草の巻き込
みを阻止するスクレ−パの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】前後方向の軸芯周りに回転自在の左右一
対のプ−リと、この左右のプ−リ間に巻回する帯鋸式無
端状刈刃とからなる形態の刈取装置にあっては、プ−リ
と無端状刈刃間への草の巻き込みが多発し、草の詰まり
によって刈刃の離脱を招く問題があった。
対のプ−リと、この左右のプ−リ間に巻回する帯鋸式無
端状刈刃とからなる形態の刈取装置にあっては、プ−リ
と無端状刈刃間への草の巻き込みが多発し、草の詰まり
によって刈刃の離脱を招く問題があった。
【０００３】そこで、従来では、プ−リと無端状刈刃と
の巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部において、
プ−リと無端状刈刃間への草の巻き込みを阻止するため
のスクレ−パを設けることによって解決を図った。とこ
ろが、従来のこの種スクレ−パの取付構造では、これを
支持するための取付ステ−がプ−リ外側の軸受部に支持
されていた為に、刈り取った草がその取付ステ−にひっ
かかり、スクレ−パ部に持ち込まれて詰まりを誘発する
問題があった。
の巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部において、
プ−リと無端状刈刃間への草の巻き込みを阻止するため
のスクレ−パを設けることによって解決を図った。とこ
ろが、従来のこの種スクレ−パの取付構造では、これを
支持するための取付ステ−がプ−リ外側の軸受部に支持
されていた為に、刈り取った草がその取付ステ−にひっ
かかり、スクレ−パ部に持ち込まれて詰まりを誘発する
問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の欠陥を解消することを目的とし、この目的達成の
ため、次のような技術的手段を講じた。
従来の欠陥を解消することを目的とし、この目的達成の
ため、次のような技術的手段を講じた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行車輪２を
備え後方にハンドル３を突設した機体の前方側適所に前
後方向の軸芯周りに回転自在に架設された左右一対のプ
−リ１４，１５と、このプ−リ１４，１５間に巻回され
た帯鋸式無端状刈刃１６とからなる刈取装置３を設けて
ある畦草刈機において、前記プ−リ１４と無端状刈刃１
６との巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部に、該
プ−リ１４と無端状刈刃１６間への草の巻き込みを阻止
するためのスクレ−パ１７を設け、前記プ−リ１４を２
つに分割して半割プ−リ１４ａ，１４ｂを構成すると共
に、この半割プ−リ１４ａ，１４ｂ間に前記スクレ−パ
１７の取付ステ−１８を介装支持してあることを特徴と
する。
備え後方にハンドル３を突設した機体の前方側適所に前
後方向の軸芯周りに回転自在に架設された左右一対のプ
−リ１４，１５と、このプ−リ１４，１５間に巻回され
た帯鋸式無端状刈刃１６とからなる刈取装置３を設けて
ある畦草刈機において、前記プ−リ１４と無端状刈刃１
６との巻回部より回転方向上手側直前の非巻回部に、該
プ−リ１４と無端状刈刃１６間への草の巻き込みを阻止
するためのスクレ−パ１７を設け、前記プ−リ１４を２
つに分割して半割プ−リ１４ａ，１４ｂを構成すると共
に、この半割プ−リ１４ａ，１４ｂ間に前記スクレ−パ
１７の取付ステ−１８を介装支持してあることを特徴と
する。
【０００６】
【発明の作用効果】従って、本発明によれば、草刈作業
時には、前後方向の軸芯周りに回転する帯鋸式無端状刈
刃１６によって確実に刈取って行くことができる。プ−
リ１４と無端状刈刃１６との巻回部より回転方向上手側
直前の非巻回部に設けたスクレ−パ１７により、草の巻
き込みを確実に阻止できるものでありながら、取付ステ
−が分割した半割プ−リ１４ａ，１４ｂ間に介装支持さ
れているので、従来のように取付ステ−への刈り草のひ
っかかりがなくなり、スクレ−パ機能が有効に作用し、
刈刃の離脱を確実に防止できるものである。
時には、前後方向の軸芯周りに回転する帯鋸式無端状刈
刃１６によって確実に刈取って行くことができる。プ−
リ１４と無端状刈刃１６との巻回部より回転方向上手側
直前の非巻回部に設けたスクレ−パ１７により、草の巻
き込みを確実に阻止できるものでありながら、取付ステ
−が分割した半割プ−リ１４ａ，１４ｂ間に介装支持さ
れているので、従来のように取付ステ−への刈り草のひ
っかかりがなくなり、スクレ−パ機能が有効に作用し、
刈刃の離脱を確実に防止できるものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の１実施例を図面に基づいて説
明する。機体（車体）１には、下部に走行車輪２を軸架
すると共に、後部にエンジン５及び後方に長く突設する
ハンドル支杆６を介してル−プハンドル４を設け、前部
には後述する刈取装置３を設けている。
明する。機体（車体）１には、下部に走行車輪２を軸架
すると共に、後部にエンジン５及び後方に長く突設する
ハンドル支杆６を介してル−プハンドル４を設け、前部
には後述する刈取装置３を設けている。
【０００８】７はミッションケ−スで、このミッション
ケ−ス７内には、前記走行車輪２及び前記刈取装置３へ
の動力伝達機構を内装している。ミッションケ−ス７の
前方には刈取伝動装置を内装する第１伝動ケ−ス８及び
上下方向の第２伝動ケ−ス９と、前後方向に向けて駆動
軸１０を内装軸架する第３伝動ケ−ス１１とを連設して
いる。第３伝動ケ−ス１１の横側方には前記駆動軸１０
と平行な従動軸１２を前記第３伝動ケ−ス１１側から突
設する支持フレーム１３に軸受させて設け、そして、こ
れら駆動軸１０と従動軸１２とには駆動プ−リ１４及び
従動プ−リ１５を軸架すると共に、帯鋸式無端状刈刃１
６を巻回して前記刈取装置３を構成している。
ケ−ス７内には、前記走行車輪２及び前記刈取装置３へ
の動力伝達機構を内装している。ミッションケ−ス７の
前方には刈取伝動装置を内装する第１伝動ケ−ス８及び
上下方向の第２伝動ケ−ス９と、前後方向に向けて駆動
軸１０を内装軸架する第３伝動ケ−ス１１とを連設して
いる。第３伝動ケ−ス１１の横側方には前記駆動軸１０
と平行な従動軸１２を前記第３伝動ケ−ス１１側から突
設する支持フレーム１３に軸受させて設け、そして、こ
れら駆動軸１０と従動軸１２とには駆動プ−リ１４及び
従動プ−リ１５を軸架すると共に、帯鋸式無端状刈刃１
６を巻回して前記刈取装置３を構成している。
【０００９】駆動プ−リ１４は、これを２つに分割して
半割プ−リ１４ａ，１４ｂを構成している。そして、前
記プ−リ１４と無端状刈刃１６との巻回部より回転方向
上手側直前の非巻回部には、該プ−リ１４と無端状刈刃
１６間への草の巻き込みを阻止するためのスクレ−パ１
７を設けるが、このスクレ−パ１７の取付ステ−１８
は、前記半割プ−リ１４ａ，１４ｂ間に介在位置させる
と共に、前記支持フレ−ム１３に装着支持させている。
半割プ−リ１４ａ，１４ｂを構成している。そして、前
記プ−リ１４と無端状刈刃１６との巻回部より回転方向
上手側直前の非巻回部には、該プ−リ１４と無端状刈刃
１６間への草の巻き込みを阻止するためのスクレ−パ１
７を設けるが、このスクレ−パ１７の取付ステ−１８
は、前記半割プ−リ１４ａ，１４ｂ間に介在位置させる
と共に、前記支持フレ−ム１３に装着支持させている。
【００１０】１９は走行車輪２を軸受支持するチエン伝
動ケ−ス、２０は走行車輪２を軸受支持する支持ア−
ム、２１はチエン伝動ケ−ス１９と支持ア−ム２０間に
わたって両者を連結保持する支持パイプ、２２はチエン
伝動ケ−ス１９の前後方向の振れを防止する振れ止めス
テ−で、第２伝動ケ−ス９から突設させて前記支持パイ
プ２１に連結保持させている。
動ケ−ス、２０は走行車輪２を軸受支持する支持ア−
ム、２１はチエン伝動ケ−ス１９と支持ア−ム２０間に
わたって両者を連結保持する支持パイプ、２２はチエン
伝動ケ−ス１９の前後方向の振れを防止する振れ止めス
テ−で、第２伝動ケ−ス９から突設させて前記支持パイ
プ２１に連結保持させている。
【００１１】前記刈取装置３は、この一部を安全カバ−
２３によって被覆構成している。２４は刈取装置３の刈
高さを一定に保持するための接地案内具で、所定の対地
高さを保持させた状態で作業することができる。不要な
ときは、この接地案内具２４を上方に反転させておけば
よい。
２３によって被覆構成している。２４は刈取装置３の刈
高さを一定に保持するための接地案内具で、所定の対地
高さを保持させた状態で作業することができる。不要な
ときは、この接地案内具２４を上方に反転させておけば
よい。
【００１２】
【別実施例】図１１，図１２に示す刈取装置は無端状刈
刃１６の巻回駆動側をプ−リ１４とロ−ラ２５とで構成
している。プ−リ１４は駆動軸１０と共に一体的に回転
し、ロ−ラ２５は固定状態の支持部材２６に３個所にお
いて転動自在に支架させている。かかる構成によれば、
スクレ−パ２７をできるだけ駆動中心側に近づけて設け
ることができるので、草の巻き込みが少なくなる。
刃１６の巻回駆動側をプ−リ１４とロ−ラ２５とで構成
している。プ−リ１４は駆動軸１０と共に一体的に回転
し、ロ−ラ２５は固定状態の支持部材２６に３個所にお
いて転動自在に支架させている。かかる構成によれば、
スクレ−パ２７をできるだけ駆動中心側に近づけて設け
ることができるので、草の巻き込みが少なくなる。
【図１】畦草刈機の斜視図である。
【図２】畦草刈機の要部の側面図である。
【図３】刈取装置の要部の側面図である。
【図４】刈取装置の要部の正面図である。
【図５】畦草刈機の要部の正面図である。
【図６】同要部の側面図である。
【図７】帯鋸式無端状刈刃の要部の平面図である。
【図８】帯鋸式無端状刈刃の要部の平面図である。
【図９】帯鋸式無端状刈刃の側面図である。
【図１０】図７のＳ−Ｓ線断面図である。
【図１１】別実施例の刈取装置要部の側断面図である。
【図１２】同刈取装置の要部の正面図である。
１ 機体（車体） ２ 走行車輪 ３ 刈取装置 ４ ル−プハンドル ５ エンジン ６ ハンドル支杆 ７ ミッションケ−ス ８ 第１伝動ケ−ス ９ 第２伝動ケ−ス １０ 駆動軸 １１ 第３伝動ケ−ス １２ 従動軸 １３ 支持フレーム １４ 駆動プ−リ １４ａ，１４
ｂ 半割プ−リ １５ 従動プ−リ １６ 帯鋸式無端状刈刃 １７ スクレ−パ １８ 取付ステ−
ｂ 半割プ−リ １５ 従動プ−リ １６ 帯鋸式無端状刈刃 １７ スクレ−パ １８ 取付ステ−
Claims (1)
- 【請求項１】 走行車輪２を備え後方にハンドル３を突
設した機体の前方側適所に前後方向の軸芯周りに回転自
在に架設された左右一対のプ−リ１４，１５と、このプ
−リ１４，１５間に巻回された帯鋸式無端状刈刃１６と
からなる刈取装置３を設けてある畦草刈機において、前
記プ−リ１４と無端状刈刃１６との巻回部より回転方向
上手側直前の非巻回部に、該プ−リ１４と無端状刈刃１
６間への草の巻き込みを阻止するためのスクレ−パ１７
を設け、前記プ−リ１４を２つに分割して半割プ−リ１
４ａ，１４ｂを構成すると共に、この半割プ−リ１４
ａ，１４ｂ間に前記スクレ−パ１７の取付ステ−１８を
介装支持してあることを特徴とする畦草刈機の刈取装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184215A JP3028644B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 畦草刈機の刈取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184215A JP3028644B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 畦草刈機の刈取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523032A JPH0523032A (ja) | 1993-02-02 |
| JP3028644B2 true JP3028644B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=16149384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3184215A Expired - Lifetime JP3028644B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 畦草刈機の刈取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3028644B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184215A patent/JP3028644B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0523032A (ja) | 1993-02-02 |
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